JPH07321396A - 半導体レーザーアレイ - Google Patents
半導体レーザーアレイInfo
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- JPH07321396A JPH07321396A JP6111056A JP11105694A JPH07321396A JP H07321396 A JPH07321396 A JP H07321396A JP 6111056 A JP6111056 A JP 6111056A JP 11105694 A JP11105694 A JP 11105694A JP H07321396 A JPH07321396 A JP H07321396A
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- laser array
- reflecting mirror
- semiconductor
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/40—Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
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- H01S5/02—Structural details or components not essential to laser action
- H01S5/022—Mountings; Housings
- H01S5/0225—Out-coupling of light
- H01S5/02255—Out-coupling of light using beam deflecting elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/10—Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
- H01S5/18—Surface-emitting [SE] lasers, e.g. having both horizontal and vertical cavities
- H01S5/185—Surface-emitting [SE] lasers, e.g. having both horizontal and vertical cavities having only horizontal cavities, e.g. horizontal cavity surface-emitting lasers [HCSEL]
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各々のレーザー間における電気的及び熱的ク
ロストークが非常に少ない半導体レーザーアレイを提供
すること。 【構成】 水平方向キャビティーを有する半導体レーザ
ーとこの半導体レーザーから出射されるレーザー光をあ
る特定の方向に反射することが可能な外部傾斜反射鏡
7,8,11,12とを半導体基板上にモノリシックに
集積した半導体レーザーアレイにおいて、外部傾斜反射
鏡7,8,11,12は互いに近接して設置されてお
り、かつ、隣り合った水平方向キャビティー間の距離が
前記外部傾斜反射鏡7,8,11,12より遠ざかるつ
れて大きくなるように配置されていることを特徴とする
半導体レーザーアレイ。
ロストークが非常に少ない半導体レーザーアレイを提供
すること。 【構成】 水平方向キャビティーを有する半導体レーザ
ーとこの半導体レーザーから出射されるレーザー光をあ
る特定の方向に反射することが可能な外部傾斜反射鏡
7,8,11,12とを半導体基板上にモノリシックに
集積した半導体レーザーアレイにおいて、外部傾斜反射
鏡7,8,11,12は互いに近接して設置されてお
り、かつ、隣り合った水平方向キャビティー間の距離が
前記外部傾斜反射鏡7,8,11,12より遠ざかるつ
れて大きくなるように配置されていることを特徴とする
半導体レーザーアレイ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信、光計測、光
コンピューティング、また、光ディスクや感光体に情報
や潜像を書きこむための光源として用いられる外部傾斜
反射鏡を有する面発光型半導体レーザーアレイに関す
る。
コンピューティング、また、光ディスクや感光体に情報
や潜像を書きこむための光源として用いられる外部傾斜
反射鏡を有する面発光型半導体レーザーアレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】面発光型レーザーは、レーザー光を半導
体基板面に対して垂直に取出すことが可能であることか
ら、2次元アレイ化が容易であり、並列光伝送、電子集
積回路間結合、並列情報処理、画像処理等のシステムを
構築する上で非常に有用な素子となる。
体基板面に対して垂直に取出すことが可能であることか
ら、2次元アレイ化が容易であり、並列光伝送、電子集
積回路間結合、並列情報処理、画像処理等のシステムを
構築する上で非常に有用な素子となる。
【0003】現在、研究開発がなされている面発光型半
導体レーザーには、(1)垂直方向キャビティー型のも
の、(2)水平方向キャビティーと45°傾斜反射鏡を
組み合わせた形式のもの、(3)水平方向キャビティー
とブラッグ反射(DBR:DistributedBr
agg Refrector)型の3つが挙げられる。
導体レーザーには、(1)垂直方向キャビティー型のも
の、(2)水平方向キャビティーと45°傾斜反射鏡を
組み合わせた形式のもの、(3)水平方向キャビティー
とブラッグ反射(DBR:DistributedBr
agg Refrector)型の3つが挙げられる。
【0004】このうち、水平方向キャビティーを有する
半導体レーザーと45°外部傾斜反射鏡とを半導体基板
上にモノリシックに集積した面発光型レーザーは、特開
昭61−290788号公報、Applied Phy
sics LettersVol.31,No.8(1
977),p.524、Applied Physic
s Letters Vol.46,No.2(198
5),p.115−117、米国特許第4,718,0
70号、米国特許第4,990,465号、米国特許第
4,784,722号、米国特許第4,935,939
号等に記載されているものが知られている。
半導体レーザーと45°外部傾斜反射鏡とを半導体基板
上にモノリシックに集積した面発光型レーザーは、特開
昭61−290788号公報、Applied Phy
sics LettersVol.31,No.8(1
977),p.524、Applied Physic
s Letters Vol.46,No.2(198
5),p.115−117、米国特許第4,718,0
70号、米国特許第4,990,465号、米国特許第
4,784,722号、米国特許第4,935,939
号等に記載されているものが知られている。
【0005】図10は、上記特開昭61−290788
号公報に記載の、水平方向キャビティーを有する半導体
レーザー35と45°外部傾斜反射鏡36とを半導体基
板上にモノリシックに集積した面発光型レーザーの概略
斜視図である。
号公報に記載の、水平方向キャビティーを有する半導体
レーザー35と45°外部傾斜反射鏡36とを半導体基
板上にモノリシックに集積した面発光型レーザーの概略
斜視図である。
【0006】面発光型半導体レーザーの特徴は、(1)
の垂直方向キャビティー型面発光型半導体レーザー(例
えば、電子通信学会技術研究報告OQE84−9,19
84参照)に比べ高光出力である特徴を有するため、長
距離光通信のみならず光ディスクに情報を書き込む光源
として、また、感光体ドラム等への潜像書き込み用光源
として利用できる。
の垂直方向キャビティー型面発光型半導体レーザー(例
えば、電子通信学会技術研究報告OQE84−9,19
84参照)に比べ高光出力である特徴を有するため、長
距離光通信のみならず光ディスクに情報を書き込む光源
として、また、感光体ドラム等への潜像書き込み用光源
として利用できる。
【0007】この面発光型半導体レーザーを光ディス
ク、または、感光体ドラム等への潜像書き込み用光源と
して利用する場合には、書き込み密度を高めるため、或
いは、書き込み時間を短縮するため、図11(a),
(b)で示すように、共通の基板上に複数のストライプ
電極35を互いに平行に形成し、面発光型半導体レーザ
ーを半導体基板面内に、アレイ状に、かつ、隣り合った
レーザー同士の間隔37が数十ミクロンと狭くなるよう
に配列し、マルチビーム半導体レーザーとして利用する
ことが行われている。
ク、または、感光体ドラム等への潜像書き込み用光源と
して利用する場合には、書き込み密度を高めるため、或
いは、書き込み時間を短縮するため、図11(a),
(b)で示すように、共通の基板上に複数のストライプ
電極35を互いに平行に形成し、面発光型半導体レーザ
ーを半導体基板面内に、アレイ状に、かつ、隣り合った
レーザー同士の間隔37が数十ミクロンと狭くなるよう
に配列し、マルチビーム半導体レーザーとして利用する
ことが行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ストライプ電極35が同一方向になるように集積された
面発光型半導体レーザーで、かつ、隣り合ったストライ
プ電極同士の間隔37が数十ミクロンと狭い面発光型半
導体レーザーでは、以下で示す問題が生じる。
ストライプ電極35が同一方向になるように集積された
面発光型半導体レーザーで、かつ、隣り合ったストライ
プ電極同士の間隔37が数十ミクロンと狭い面発光型半
導体レーザーでは、以下で示す問題が生じる。
【0009】一つは、クロストークの問題である。すな
わち、或る半導体レーザーに注入された電流の一部が隣
りの半導体レーザーに注入され、隣りの半導体レーザー
の光出力を意図せずに上げてしまう電気的クロストーク
が存在し、また、或る半導体レーザーが発振している時
に発生した熱が隣りの半導体レーザーに伝導し、隣りの
半導体レーザーの光出力を意図せずに下げてしまう熱的
クロストークが存在する。これらのクロストークは、マ
ルチビーム半導体レーザーを独立に駆動させるためには
極力抑える必要がある。
わち、或る半導体レーザーに注入された電流の一部が隣
りの半導体レーザーに注入され、隣りの半導体レーザー
の光出力を意図せずに上げてしまう電気的クロストーク
が存在し、また、或る半導体レーザーが発振している時
に発生した熱が隣りの半導体レーザーに伝導し、隣りの
半導体レーザーの光出力を意図せずに下げてしまう熱的
クロストークが存在する。これらのクロストークは、マ
ルチビーム半導体レーザーを独立に駆動させるためには
極力抑える必要がある。
【0010】二つめは、マルチビーム半導体レーザー上
に多数のボンデイングパッドを形成する際の製造上の問
題である。半導体レーザーにおいては、ストライプ電極
からリード線を引き出すために半導体レーザーの表面
に、ストライプ電極に対して電気的に接続されたボンデ
イングパッドを形成する必要がある。このボンデイング
パッドとしては、たとえば、100μm×100μmの
面積を必要とする。通常のシングルビーム半導体レーザ
ーの場合には、図12(a),(b)に示すように、半
導体レーザー38に形成されるストライプ電極40は1
本のみであるので、半導体レーザー38の絶縁膜41上
に100μm×100μm程度のボンデイングパッド3
9を形成することに問題はない。
に多数のボンデイングパッドを形成する際の製造上の問
題である。半導体レーザーにおいては、ストライプ電極
からリード線を引き出すために半導体レーザーの表面
に、ストライプ電極に対して電気的に接続されたボンデ
イングパッドを形成する必要がある。このボンデイング
パッドとしては、たとえば、100μm×100μmの
面積を必要とする。通常のシングルビーム半導体レーザ
ーの場合には、図12(a),(b)に示すように、半
導体レーザー38に形成されるストライプ電極40は1
本のみであるので、半導体レーザー38の絶縁膜41上
に100μm×100μm程度のボンデイングパッド3
9を形成することに問題はない。
【0011】ところが、マルチビーム半導体レーザー上
においては、多数の平行に配置されたストライプ電極が
数十ミクロンという狭い間隔で近接して配置されている
ので、図12に示すような100μm×100μmの大
きさを持つボンデイングパッド39をそれぞれのストラ
イプ電極40に直接作り付けることが不可能であるとい
う問題がある。
においては、多数の平行に配置されたストライプ電極が
数十ミクロンという狭い間隔で近接して配置されている
ので、図12に示すような100μm×100μmの大
きさを持つボンデイングパッド39をそれぞれのストラ
イプ電極40に直接作り付けることが不可能であるとい
う問題がある。
【0012】後者のボンデイングパッドを形成する面積
が確保できないという問題に対する解決手段としては、
図13で示すように、ボンデイングパッド41をストラ
イプ電極42から離れたところに付設し、面発光型半導
体レーザー上での引き回し配線43によりボンデイング
パッド41とストライプ電極42を結線した構造(特開
平2−39583号公報、特開平2−237186号公
報参照)や、図14で示すように、ストライプ電極45
の上にSiO2 等の絶縁膜46を着膜し、この絶縁膜4
6上にストライプ電極47のボンデイングパッド48を
設ける多層配線構造などが知られている。
が確保できないという問題に対する解決手段としては、
図13で示すように、ボンデイングパッド41をストラ
イプ電極42から離れたところに付設し、面発光型半導
体レーザー上での引き回し配線43によりボンデイング
パッド41とストライプ電極42を結線した構造(特開
平2−39583号公報、特開平2−237186号公
報参照)や、図14で示すように、ストライプ電極45
の上にSiO2 等の絶縁膜46を着膜し、この絶縁膜4
6上にストライプ電極47のボンデイングパッド48を
設ける多層配線構造などが知られている。
【0013】しかし、図13で示した構造では、外側の
ストライプの延長上にある活性領域44の上部を引き回
し配線43が横切るため、この引き回し配線43に印加
される電圧によって活性領域44に形成される空乏層領
域が変化するため、活性層に注入された電流プロファイ
ルが変化し、その結果、光出力の変動が生じるという不
都合がある。また、図14で示す構造では、製造プロセ
スが複雑かつ工程数が著しく増えるという欠点を有する
ばかりでなく、SiO2 などの絶縁膜を熱膨張係数の異
なるGaAs上に積層するため、電極の熱処理時にGa
Asを含む半導体レーザー縦構造に応力がかかり転位の
発生を誘起し、デバイスに損傷を与えてしまうという問
題がある。
ストライプの延長上にある活性領域44の上部を引き回
し配線43が横切るため、この引き回し配線43に印加
される電圧によって活性領域44に形成される空乏層領
域が変化するため、活性層に注入された電流プロファイ
ルが変化し、その結果、光出力の変動が生じるという不
都合がある。また、図14で示す構造では、製造プロセ
スが複雑かつ工程数が著しく増えるという欠点を有する
ばかりでなく、SiO2 などの絶縁膜を熱膨張係数の異
なるGaAs上に積層するため、電極の熱処理時にGa
Asを含む半導体レーザー縦構造に応力がかかり転位の
発生を誘起し、デバイスに損傷を与えてしまうという問
題がある。
【0014】一方、外部傾斜反射鏡の反射面の製造方法
には、ウエットエッチングを用いた45°反射面の製造
方法(渋谷他:「化学エッチングによるキャビティ端面
を有するBTRS型GaAlAs半導体レーザの室温連
続発振」,電子通信学会技術研究報告ED84−95,
1984,pp.75−81参照)と、ウエットエッチ
ングとアニールを組み合せたマストランスポート(ma
ss transport)法(Z.L.Liau他:
「Surface−emitting GaInAsP
/InP laser with low thres
hold current and high eff
iciency」,Applied Physics
Letter,Vol.46,No.2,(198
5),pp.115参照)がある。
には、ウエットエッチングを用いた45°反射面の製造
方法(渋谷他:「化学エッチングによるキャビティ端面
を有するBTRS型GaAlAs半導体レーザの室温連
続発振」,電子通信学会技術研究報告ED84−95,
1984,pp.75−81参照)と、ウエットエッチ
ングとアニールを組み合せたマストランスポート(ma
ss transport)法(Z.L.Liau他:
「Surface−emitting GaInAsP
/InP laser with low thres
hold current and high eff
iciency」,Applied Physics
Letter,Vol.46,No.2,(198
5),pp.115参照)がある。
【0015】前者のウエットエッチングを用いた45°
反射面の製造方法には、AlGaAsのエッチングされ
る角度が面方位依存性を有することを利用して45°反
射面を形成するため、面発光型半導体レーザーのストラ
イプの伸びる方向が<011>方向にしかとれない制約
を受ける。また、後者のマストランスポート法によって
反射面を製造する場合、その対面にあるレーザー端面を
半導体基板(100)面に対し垂直に切り立たせるた
め、面発光型半導体レーザーのストライプの伸びる方向
が<011>方向にしかとれないという制約を受ける。
反射面の製造方法には、AlGaAsのエッチングされ
る角度が面方位依存性を有することを利用して45°反
射面を形成するため、面発光型半導体レーザーのストラ
イプの伸びる方向が<011>方向にしかとれない制約
を受ける。また、後者のマストランスポート法によって
反射面を製造する場合、その対面にあるレーザー端面を
半導体基板(100)面に対し垂直に切り立たせるた
め、面発光型半導体レーザーのストライプの伸びる方向
が<011>方向にしかとれないという制約を受ける。
【0016】上述した理由により、上記文献に記載の方
法では、半導体基板上に面発光型半導体レーザーを自由
に配列させることが不可能であるという問題がある。
法では、半導体基板上に面発光型半導体レーザーを自由
に配列させることが不可能であるという問題がある。
【0017】そこで、本発明の目的は、水平方向キャビ
ティーと外部傾斜反射鏡を有する半導体レーザーの半導
体基板上での配列の自由度を容易に広げることの可能な
プロセスを採用し、隣り合った半導体レーザーのストラ
イプ間の距離を広くとりつつ、外部傾斜反射鏡の設置す
る間隔のみを十数μmと狭くすることで各々のレーザー
間における電気的及び熱的クロストークが非常に少ない
半導体レーザーアレイを提供することにある。
ティーと外部傾斜反射鏡を有する半導体レーザーの半導
体基板上での配列の自由度を容易に広げることの可能な
プロセスを採用し、隣り合った半導体レーザーのストラ
イプ間の距離を広くとりつつ、外部傾斜反射鏡の設置す
る間隔のみを十数μmと狭くすることで各々のレーザー
間における電気的及び熱的クロストークが非常に少ない
半導体レーザーアレイを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、水
平方向キャビティー有する半導体レーザーと該半導体レ
ーザーから出射されるレーザー光をある特定の方向に反
射することが可能な外部傾斜反射鏡とを半導体基板上に
モノリシックに集積した半導体レーザーアレイであっ
て、該外部傾斜反射鏡は互いに近接して設置されてお
り、かつ、隣り合った水平方向キャビティー間の距離が
該外部傾斜反射鏡より遠ざかるつれて大きくなるように
配置されていることを特徴とする半導体レーザーアレイ
である。
平方向キャビティー有する半導体レーザーと該半導体レ
ーザーから出射されるレーザー光をある特定の方向に反
射することが可能な外部傾斜反射鏡とを半導体基板上に
モノリシックに集積した半導体レーザーアレイであっ
て、該外部傾斜反射鏡は互いに近接して設置されてお
り、かつ、隣り合った水平方向キャビティー間の距離が
該外部傾斜反射鏡より遠ざかるつれて大きくなるように
配置されていることを特徴とする半導体レーザーアレイ
である。
【0019】このように隣り合ったキャビティーの伸び
る方向が少なくとも1組は単一にならないよう、また、
レーザー光の出射口は近接していてもキャビティーは互
いに近接しないような配置にすることが上記クロストー
クの課題を解決するための手段である。また、上記の水
平方向キャビティーと外部傾斜反射鏡を半導体基板面内
で自由に配置させるためには、半導体基板面内で自由な
方向のエッチングが可能なドライエッチング技術とマス
トランスポートを起こさせるアニーリングの組合せを用
いて作製することである。
る方向が少なくとも1組は単一にならないよう、また、
レーザー光の出射口は近接していてもキャビティーは互
いに近接しないような配置にすることが上記クロストー
クの課題を解決するための手段である。また、上記の水
平方向キャビティーと外部傾斜反射鏡を半導体基板面内
で自由に配置させるためには、半導体基板面内で自由な
方向のエッチングが可能なドライエッチング技術とマス
トランスポートを起こさせるアニーリングの組合せを用
いて作製することである。
【0020】
【作用】本発明によれば、キャビティー、外部傾斜反射
鏡、エッチング端面が半導体基板面内で面方位にとらわ
れず任意の配置で形成できる。その結果、ビーム間隔が
十数μmと狭い半導体レーザーにおいても、外部傾斜反
射鏡を近接させるのみで相隣り合ったキャビティー間の
距離を充分に大きくとれる配置、すなわちキャビティー
の放射状配置が可能となる。したがって、クロストーク
の無い独立駆動可能なマルチビーム半導体レーザーを実
現することが可能となる。また、このキャビティーの放
射状配置は、電極ボンディングパッドを直接ストライプ
電極に付設しうる場所も半導体基板上に確保できる。
鏡、エッチング端面が半導体基板面内で面方位にとらわ
れず任意の配置で形成できる。その結果、ビーム間隔が
十数μmと狭い半導体レーザーにおいても、外部傾斜反
射鏡を近接させるのみで相隣り合ったキャビティー間の
距離を充分に大きくとれる配置、すなわちキャビティー
の放射状配置が可能となる。したがって、クロストーク
の無い独立駆動可能なマルチビーム半導体レーザーを実
現することが可能となる。また、このキャビティーの放
射状配置は、電極ボンディングパッドを直接ストライプ
電極に付設しうる場所も半導体基板上に確保できる。
【0021】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
【0022】〔第1実施例〕図1は、本発明による水平
方向キャビティーと外部傾斜反射鏡とを半導体基板上に
モノリシックに集積した面発光型4本ビーム半導体レー
ザーの斜視図である。なお、ここでは外部傾斜反射鏡部
分の構造を中心にして説明する。
方向キャビティーと外部傾斜反射鏡とを半導体基板上に
モノリシックに集積した面発光型4本ビーム半導体レー
ザーの斜視図である。なお、ここでは外部傾斜反射鏡部
分の構造を中心にして説明する。
【0023】半導体レーザーは、基板20上に、バッフ
ァ層21、クラッド層22、活性層23、クラッド層2
4、コンタクト層25、絶縁層19を順次積層し、コン
タクト層25上にストライプ電極1,2,3,4を形成
し、絶縁層19上にストライプ電極1,2,3,4と電
気的に接続されたボンディングパッド15,16,1
7,18を形成することにより構成されている。
ァ層21、クラッド層22、活性層23、クラッド層2
4、コンタクト層25、絶縁層19を順次積層し、コン
タクト層25上にストライプ電極1,2,3,4を形成
し、絶縁層19上にストライプ電極1,2,3,4と電
気的に接続されたボンディングパッド15,16,1
7,18を形成することにより構成されている。
【0024】基板20の<011>方向のストライプ電
極1,3を同一軸上に2対配置し、その2対のストライ
プ電極の向かい合う端部に反応性イオンエッチング等の
ドライエッチング技術により各々の端面5,6が形成さ
れている。この端面5,6より出射されたレーザービー
ムは、各々<√2 1 1>方向を法線とする面を一部
に有する外部傾斜反射鏡8と、<√2 −1 −1>方
向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射鏡7によ
り、半導体基板に垂直で半導体基板とは反対方向に反射
されレーザービーム9,10が出力される。さらに上記
2対の外部傾斜反射鏡7と反射鏡8の間、かつ、上記2
対の外部傾斜反射鏡7,8が配置されている<011>
と同一軸上に、<√2 1 −1>方向を法線とする面
を一部に有する外部傾斜反射鏡12と、<√2 −1
1>方向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射鏡
11を作製し、<011>方向の2つのストライプ電極
2,4から出射されたレーザービームが、<√2 1
−1>方向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射
鏡12と、<√2 −1 1>方向を法線とする面を一
部に有する外部傾斜反射鏡11により、それぞれ半導体
基板に垂直で半導体基板とは反対方向に反射されてレー
ザービーム13,14を出力する構造をとる。
極1,3を同一軸上に2対配置し、その2対のストライ
プ電極の向かい合う端部に反応性イオンエッチング等の
ドライエッチング技術により各々の端面5,6が形成さ
れている。この端面5,6より出射されたレーザービー
ムは、各々<√2 1 1>方向を法線とする面を一部
に有する外部傾斜反射鏡8と、<√2 −1 −1>方
向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射鏡7によ
り、半導体基板に垂直で半導体基板とは反対方向に反射
されレーザービーム9,10が出力される。さらに上記
2対の外部傾斜反射鏡7と反射鏡8の間、かつ、上記2
対の外部傾斜反射鏡7,8が配置されている<011>
と同一軸上に、<√2 1 −1>方向を法線とする面
を一部に有する外部傾斜反射鏡12と、<√2 −1
1>方向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射鏡
11を作製し、<011>方向の2つのストライプ電極
2,4から出射されたレーザービームが、<√2 1
−1>方向を法線とする面を一部に有する外部傾斜反射
鏡12と、<√2 −1 1>方向を法線とする面を一
部に有する外部傾斜反射鏡11により、それぞれ半導体
基板に垂直で半導体基板とは反対方向に反射されてレー
ザービーム13,14を出力する構造をとる。
【0025】上記方向に反射された4つのレーザービー
ム9,10,13,14は、結果的に<011>方向の
2対のストライプ電極の同一軸上に出射口を4つ有する
4本マルチビーム半導体レーザーとなる。
ム9,10,13,14は、結果的に<011>方向の
2対のストライプ電極の同一軸上に出射口を4つ有する
4本マルチビーム半導体レーザーとなる。
【0026】図2は、図1に示す面発光型4本ビーム半
導体レーザーの外部傾斜反射鏡8部分の拡大斜視図であ
る。外部傾斜反射鏡8は四角形状穴部G内に形成されて
おり、外部傾斜反射鏡8とレーザー光放射端面6を内壁
とし、その両脇は側壁G1,G2で囲まれている。
導体レーザーの外部傾斜反射鏡8部分の拡大斜視図であ
る。外部傾斜反射鏡8は四角形状穴部G内に形成されて
おり、外部傾斜反射鏡8とレーザー光放射端面6を内壁
とし、その両脇は側壁G1,G2で囲まれている。
【0027】上述した構成を有する4本マルチビーム半
導体レーザーにおいては、ビーム間隔を狭めるには、ス
トライプ電極1,2,3,4を互いに近づけることな
く、外部傾斜反射鏡7,8,11,12の位置を近接さ
せるだけでよい。さらに、1つの半導体レーザーの隣り
の半導体レーザーのストライプ電極は、図1に示すよう
に、互いに平行ではなく、且つ、かつ近接した位置にも
ないので、電気的クロストーク及び熱的クロストークは
無視できるほど小さい。
導体レーザーにおいては、ビーム間隔を狭めるには、ス
トライプ電極1,2,3,4を互いに近づけることな
く、外部傾斜反射鏡7,8,11,12の位置を近接さ
せるだけでよい。さらに、1つの半導体レーザーの隣り
の半導体レーザーのストライプ電極は、図1に示すよう
に、互いに平行ではなく、且つ、かつ近接した位置にも
ないので、電気的クロストーク及び熱的クロストークは
無視できるほど小さい。
【0028】なお、上記<011>と<011>のスト
ライプ電極は、互いに逆としても良い。また、100μ
m×100μmのボンディングパッド15,16,1
7,18は、SiO2 などの絶縁膜19を介して直接ス
トライプ電極1,2,3,4に付設できるので、引き回
し配線等は不要である。
ライプ電極は、互いに逆としても良い。また、100μ
m×100μmのボンディングパッド15,16,1
7,18は、SiO2 などの絶縁膜19を介して直接ス
トライプ電極1,2,3,4に付設できるので、引き回
し配線等は不要である。
【0029】次に、上記した半導体レーザーの外部傾斜
反射鏡の製造方法について述べる。図2に本発明の面発
光型半導体レーザーの作製プロセスを簡略化して示す。
レーザーの縦構造は、n−InP基板20に化学ビーム
蒸着法(CBE)、有機金属気相成長法(MOCVD)
や液相成長法(LPE)などで、n−InPバッファ層
21、n−InPクラッド層22、GaInAsP活性
層23、p−InPクラッド層24、p+ −InPコン
タクト層25を順次積層したものである。
反射鏡の製造方法について述べる。図2に本発明の面発
光型半導体レーザーの作製プロセスを簡略化して示す。
レーザーの縦構造は、n−InP基板20に化学ビーム
蒸着法(CBE)、有機金属気相成長法(MOCVD)
や液相成長法(LPE)などで、n−InPバッファ層
21、n−InPクラッド層22、GaInAsP活性
層23、p−InPクラッド層24、p+ −InPコン
タクト層25を順次積層したものである。
【0030】また、各々の半導体レーザーの横方向の構
造は、特開平2−237186号公報に記載のSi不純
物拡散を用いる埋め込み構造であったり、Journa
lof Applied Physics Vol.5
1 No.8 (1980) P.4539に記載のF
IG.1のような再成長を巧みに利用して埋め込んだ狭
ストライプ構造をとっても、あるいは、GaAlInP
系の赤色半導体レーザーの場合、ELECTRONIC
S LETTERS,Vol.28,No.14(19
92),P.1329に記載のリッジストライプ型埋め
こみ構造であっても良い。この場合のリッジストライプ
のエッチングは、エッチング形状に面方位依存性のない
ドライエッチングで行う。次に、通常のフォトリソグラ
フィーで図3(a)及び図4(a)のようにエッチング
マスク26を形成し、Cl2 :O2 、または、CH4 /
H2 /Arをエッチングガスとした反応性イオンエッチ
ング等を用いて図3(b)及び図4(b)のようにエッ
チングする。次に、一旦、エッチングマスク26を剥離
してから、再びフォトリソグラフィーにより図3(c)
及び図4(c)のようにSiNX などのエッチングマス
ク27を付着させ、Cl2 :O2 をエッチングガスとし
た反応性イオンエッチングで図3(c)の網点部分28
をエッチングする。次に、エッチングマスク27を剥離
すると、図3(d)及び図4(d)のように2段階段2
9とレーザー端面30が形成される。次に、上記2段階
段29とレーザー端面30を有する図3(d)及び図4
(d)に示される構造の全体を石英管に燐と共に封入
し、または、MOCVDの反応管に挿入しPH3 (ホス
フィン)雰囲気中で、670°C以上の温度で30分程
度加熱する。すると、図3(d)及び図4(d)で示し
た2段の階段29は、n−InPクラッド層22、p−
InPクラッド層24、p+ −InPコンタクト層25
よりマストランスポートしたInPにより埋めこまれ、
図3(e)及び図4(e)のように外部傾斜反射鏡31
となる。
造は、特開平2−237186号公報に記載のSi不純
物拡散を用いる埋め込み構造であったり、Journa
lof Applied Physics Vol.5
1 No.8 (1980) P.4539に記載のF
IG.1のような再成長を巧みに利用して埋め込んだ狭
ストライプ構造をとっても、あるいは、GaAlInP
系の赤色半導体レーザーの場合、ELECTRONIC
S LETTERS,Vol.28,No.14(19
92),P.1329に記載のリッジストライプ型埋め
こみ構造であっても良い。この場合のリッジストライプ
のエッチングは、エッチング形状に面方位依存性のない
ドライエッチングで行う。次に、通常のフォトリソグラ
フィーで図3(a)及び図4(a)のようにエッチング
マスク26を形成し、Cl2 :O2 、または、CH4 /
H2 /Arをエッチングガスとした反応性イオンエッチ
ング等を用いて図3(b)及び図4(b)のようにエッ
チングする。次に、一旦、エッチングマスク26を剥離
してから、再びフォトリソグラフィーにより図3(c)
及び図4(c)のようにSiNX などのエッチングマス
ク27を付着させ、Cl2 :O2 をエッチングガスとし
た反応性イオンエッチングで図3(c)の網点部分28
をエッチングする。次に、エッチングマスク27を剥離
すると、図3(d)及び図4(d)のように2段階段2
9とレーザー端面30が形成される。次に、上記2段階
段29とレーザー端面30を有する図3(d)及び図4
(d)に示される構造の全体を石英管に燐と共に封入
し、または、MOCVDの反応管に挿入しPH3 (ホス
フィン)雰囲気中で、670°C以上の温度で30分程
度加熱する。すると、図3(d)及び図4(d)で示し
た2段の階段29は、n−InPクラッド層22、p−
InPクラッド層24、p+ −InPコンタクト層25
よりマストランスポートしたInPにより埋めこまれ、
図3(e)及び図4(e)のように外部傾斜反射鏡31
となる。
【0031】上述した外部傾斜反射鏡の製造プロセスに
おいて、反応性イオンエッチング等のドライエッチング
を用いる理由は、ストライプの方位によらず常に同じ形
状の階段を作製するためである。また、ドライエッチン
グは、使用基板の面方位にも依存しないので(100)
丁度の基板でなく、オフ基板にもこの技術が適用でき
る。これに対してウエットエッチングでは、エッチング
された形状が方位に依存するので、方位によって外部傾
斜反射鏡31の反射面の形状が異なり、精度良く複数の
レーザービームを半導体基板垂直上面方向に出射させる
ことが不可能となる。また、この実施例では、2段の階
段状にエッチングを行ったが、所望の反射面を有する反
射鏡を得るために階段の数は2段に限らない。
おいて、反応性イオンエッチング等のドライエッチング
を用いる理由は、ストライプの方位によらず常に同じ形
状の階段を作製するためである。また、ドライエッチン
グは、使用基板の面方位にも依存しないので(100)
丁度の基板でなく、オフ基板にもこの技術が適用でき
る。これに対してウエットエッチングでは、エッチング
された形状が方位に依存するので、方位によって外部傾
斜反射鏡31の反射面の形状が異なり、精度良く複数の
レーザービームを半導体基板垂直上面方向に出射させる
ことが不可能となる。また、この実施例では、2段の階
段状にエッチングを行ったが、所望の反射面を有する反
射鏡を得るために階段の数は2段に限らない。
【0032】次に、SiO2 やSiNx等の絶縁膜32
を、図5(a)のように半導体レーザーのコンタクト層
25全面および外部傾斜反射鏡8の表面にスパッター装
置を用いて堆積させる。指向性の強いスパッタリングを
用いる理由は、SiO2 やSiNx等の絶縁膜がレーザ
ー端面に回り込まないようにするためである。電極パタ
ーンは、図5(b)のように、フォトレジスト33を通
常のフォトリソグラフィーにより付着させ、フォトレジ
ストの無い領域のSiO2 等の絶縁膜32を緩衝フッ酸
(BHF)によりエッチングし除去する。上記エッチン
グされた場所には、コンタクトのためのホール(穴)が
形成される。そこで図5(c)に示すように、AuZn
/Au、Cr/Au、あるいはTi/Pt/Auなどの
Auを主成分とするp側の電極材料34を、半導体レー
ザーの上面方向より抵抗加熱蒸着器で順に全面蒸着す
る。最後にフォトレジスト33を剥離し余分な電極材料
をリフトオフすることによって、図5(d)に示すp側
電極34が形成される。さらに、傾斜反射鏡8の反射率
を高めるために傾斜反射鏡の表面にAuなどの反射率の
高い金属を付着させてもよい。n側電極の形成方法は、
従来法通り、n−InP基板を研磨した後、Sn/Au
などAuを主成分とするn側電極をn−InP基板を研
磨した面に蒸着する。電極を付着させた半導体レーザー
を、ホットウォール型アニール炉に挿入し400°Cで
電極金属をアロイ化しオーミック電極とする。
を、図5(a)のように半導体レーザーのコンタクト層
25全面および外部傾斜反射鏡8の表面にスパッター装
置を用いて堆積させる。指向性の強いスパッタリングを
用いる理由は、SiO2 やSiNx等の絶縁膜がレーザ
ー端面に回り込まないようにするためである。電極パタ
ーンは、図5(b)のように、フォトレジスト33を通
常のフォトリソグラフィーにより付着させ、フォトレジ
ストの無い領域のSiO2 等の絶縁膜32を緩衝フッ酸
(BHF)によりエッチングし除去する。上記エッチン
グされた場所には、コンタクトのためのホール(穴)が
形成される。そこで図5(c)に示すように、AuZn
/Au、Cr/Au、あるいはTi/Pt/Auなどの
Auを主成分とするp側の電極材料34を、半導体レー
ザーの上面方向より抵抗加熱蒸着器で順に全面蒸着す
る。最後にフォトレジスト33を剥離し余分な電極材料
をリフトオフすることによって、図5(d)に示すp側
電極34が形成される。さらに、傾斜反射鏡8の反射率
を高めるために傾斜反射鏡の表面にAuなどの反射率の
高い金属を付着させてもよい。n側電極の形成方法は、
従来法通り、n−InP基板を研磨した後、Sn/Au
などAuを主成分とするn側電極をn−InP基板を研
磨した面に蒸着する。電極を付着させた半導体レーザー
を、ホットウォール型アニール炉に挿入し400°Cで
電極金属をアロイ化しオーミック電極とする。
【0033】〔第2実施例〕図6は、面発光型8本ビー
ム半導体レーザーを上から見た図である。また、図7
は、図6に示す面発光型8本ビーム半導体レーザーのA
−B線切断図である。
ム半導体レーザーを上から見た図である。また、図7
は、図6に示す面発光型8本ビーム半導体レーザーのA
−B線切断図である。
【0034】68は半導体基板上にn−InPバッファ
層、n−InPクラッド層、GaInAsP活性層、p
−InPクラッド層、p+ −InPコンタクト層を順次
積層し、四角に切り出したものである。図1で示した4
本ビーム面発光型半導体レーザーは、キャビティーの伸
びる方向が<011>および<011>のみであり、そ
れぞれのキャビティの伸びる方向が互いに直交か平行の
関係にあった。図6に示す8本ビーム面発光型半導体レ
ーザーでは、キャビティーの伸びる方向を<011>お
よび<011>の二つのベクトルの加減で表記すること
ができる方向に拡大させ、ビーム数を増加させたもので
ある。この場合、<011>および<011>以外にキ
ャビティーの伸びる方向を有するレーザーは、出射端面
でないもうひとつの端面をへき開によって作製すること
ができない。したがって、出射端面53を形成した方法
と同一の方法によりドライエッチングを活用して端面5
0を作製する。ストライプ電極52のそれぞれの先端に
傾斜反射鏡49がある。これら8個の傾斜反射鏡49
は、10数μmの間隔でデバイスの中央部に集積されて
いる。さらに、ボンディングパッド51は、それぞれの
ストライプ電極に付設されている。
層、n−InPクラッド層、GaInAsP活性層、p
−InPクラッド層、p+ −InPコンタクト層を順次
積層し、四角に切り出したものである。図1で示した4
本ビーム面発光型半導体レーザーは、キャビティーの伸
びる方向が<011>および<011>のみであり、そ
れぞれのキャビティの伸びる方向が互いに直交か平行の
関係にあった。図6に示す8本ビーム面発光型半導体レ
ーザーでは、キャビティーの伸びる方向を<011>お
よび<011>の二つのベクトルの加減で表記すること
ができる方向に拡大させ、ビーム数を増加させたもので
ある。この場合、<011>および<011>以外にキ
ャビティーの伸びる方向を有するレーザーは、出射端面
でないもうひとつの端面をへき開によって作製すること
ができない。したがって、出射端面53を形成した方法
と同一の方法によりドライエッチングを活用して端面5
0を作製する。ストライプ電極52のそれぞれの先端に
傾斜反射鏡49がある。これら8個の傾斜反射鏡49
は、10数μmの間隔でデバイスの中央部に集積されて
いる。さらに、ボンディングパッド51は、それぞれの
ストライプ電極に付設されている。
【0035】図7に示される端面53と傾斜反射鏡49
の間にあるエッチング溝54は、溝中をレーザー光が広
がらない程度に端面53と傾斜反射鏡49の距離を短い
ものとする。あるいは、レーザー光が広がらないように
エッチング溝54に相当する位置に屈折率の高い部分
(破線で示すコア70)を持つ誘電体光導波層あるいは
半導体光導波層71を設けることも可能である。その場
合は、水平方向のキャビティーの端面53は、傾斜反射
鏡49からいくらでも遠ざけることができる。水平方向
のキャビティーを傾斜反射鏡より遠ざける程、隣り合っ
た水平方向のキャビティー間の距離を大きくとれるの
で、さらに水平方向のキャビティーの数を増やすことが
でき、レーザー出射口である傾斜反射鏡49の数も格段
に増加させることが可能である。
の間にあるエッチング溝54は、溝中をレーザー光が広
がらない程度に端面53と傾斜反射鏡49の距離を短い
ものとする。あるいは、レーザー光が広がらないように
エッチング溝54に相当する位置に屈折率の高い部分
(破線で示すコア70)を持つ誘電体光導波層あるいは
半導体光導波層71を設けることも可能である。その場
合は、水平方向のキャビティーの端面53は、傾斜反射
鏡49からいくらでも遠ざけることができる。水平方向
のキャビティーを傾斜反射鏡より遠ざける程、隣り合っ
た水平方向のキャビティー間の距離を大きくとれるの
で、さらに水平方向のキャビティーの数を増やすことが
でき、レーザー出射口である傾斜反射鏡49の数も格段
に増加させることが可能である。
【0036】〔第3実施例〕上述した実施例において
は、外部傾斜反射鏡55を半導体基板56の中央部に設
けたが、必ずしも外部傾斜反射鏡が半導体基板の中央部
に無くてもよい。たとえば、図8のように、各外部傾斜
反射鏡55を半導体基板56の側端近傍に形成すること
もできる。なお図中、57はボンディングパッド、58
はストライプ電極、59はエッチングによって形成され
た端面である。水平方向キャビティーは、それぞれのス
トライプ電極58の下層にあり、そのストラプ電極58
の伸びる方向は<011>と<011>であるが、この
他にも<011>と<011>の両ベクトルの和によっ
て表される方向ならいずれでも良い。この場合の外部反
射鏡によって反射されるビームの方向は、図8において
紙面に対して垂直手前方向である。
は、外部傾斜反射鏡55を半導体基板56の中央部に設
けたが、必ずしも外部傾斜反射鏡が半導体基板の中央部
に無くてもよい。たとえば、図8のように、各外部傾斜
反射鏡55を半導体基板56の側端近傍に形成すること
もできる。なお図中、57はボンディングパッド、58
はストライプ電極、59はエッチングによって形成され
た端面である。水平方向キャビティーは、それぞれのス
トライプ電極58の下層にあり、そのストラプ電極58
の伸びる方向は<011>と<011>であるが、この
他にも<011>と<011>の両ベクトルの和によっ
て表される方向ならいずれでも良い。この場合の外部反
射鏡によって反射されるビームの方向は、図8において
紙面に対して垂直手前方向である。
【0037】〔第4実施例〕図9は、外部傾斜反射鏡に
より反射されたレーザー光の出射方向が、半導体基板面
に対し水平方向である端面発光型のマルチビーム半導体
レーザーである。このレーザーの特徴は、外部傾斜反射
鏡の反射面60の法線が<001>と<010>方向で
あり、この反射面60によって反射されたレーザ光は、
同じく<011>方向に出射される。また、ストライプ
電極66の下層にある水平方向キャビティーの端面61
より出射されるレーザー光と合わせて3本ビーム端面発
光型半導体レーザーとなっている。このレーザーの外部
傾斜反射鏡の反射面60および端面61を含むエッチン
グによって作製された端面の作製方法は、半導体基板の
上に順次積層された、n−InPクラッド層、InGa
AsP活性層、p−InPクラッド層、p+ −InPコ
ンタクト層の薄膜積層構造の上にフォトリソグラフィー
とドライエッチングを用いて得ることができる。この場
合、特にアニールによるマストランスポートを施す必要
がない。62は半導体基板、63はボンディングパッ
ド、64,66はストライプ電極である。8図中の65
に示す間隔はできるだけ大きくとり、3本の半導体レー
ザーで個々のレーザー特性が大きく異ならないような距
離であるとする。
より反射されたレーザー光の出射方向が、半導体基板面
に対し水平方向である端面発光型のマルチビーム半導体
レーザーである。このレーザーの特徴は、外部傾斜反射
鏡の反射面60の法線が<001>と<010>方向で
あり、この反射面60によって反射されたレーザ光は、
同じく<011>方向に出射される。また、ストライプ
電極66の下層にある水平方向キャビティーの端面61
より出射されるレーザー光と合わせて3本ビーム端面発
光型半導体レーザーとなっている。このレーザーの外部
傾斜反射鏡の反射面60および端面61を含むエッチン
グによって作製された端面の作製方法は、半導体基板の
上に順次積層された、n−InPクラッド層、InGa
AsP活性層、p−InPクラッド層、p+ −InPコ
ンタクト層の薄膜積層構造の上にフォトリソグラフィー
とドライエッチングを用いて得ることができる。この場
合、特にアニールによるマストランスポートを施す必要
がない。62は半導体基板、63はボンディングパッ
ド、64,66はストライプ電極である。8図中の65
に示す間隔はできるだけ大きくとり、3本の半導体レー
ザーで個々のレーザー特性が大きく異ならないような距
離であるとする。
【0038】この実施例では、GaInAsP活性層を
有する半導体レーザーを取り上げたが、エッチング条件
とアニール温度を変更すれば、他の発振波長を有する材
料、AlGaAs系、AlGaInP系、ZnCdSS
e系、ZnMgSSe系半導体レーザーに適用できる。
有する半導体レーザーを取り上げたが、エッチング条件
とアニール温度を変更すれば、他の発振波長を有する材
料、AlGaAs系、AlGaInP系、ZnCdSS
e系、ZnMgSSe系半導体レーザーに適用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ビーム出射間隔が狭く
クロストークの無い独立駆動可能なマルチビーム半導体
レーザーを提供することができ、レーザープリンターの
プリント速度の向上、光ディスクの書き込み時間の短
縮、その他高速光通信、ニューロ素子間の高速光伝送に
寄与することができる。また、ボンディングパッドを設
置する場所の確保や引き回し配線、多層配線等を顧慮す
る必要がなく半導体基板の有効利用ならびにプロセスを
簡便化することが可能となる。
クロストークの無い独立駆動可能なマルチビーム半導体
レーザーを提供することができ、レーザープリンターの
プリント速度の向上、光ディスクの書き込み時間の短
縮、その他高速光通信、ニューロ素子間の高速光伝送に
寄与することができる。また、ボンディングパッドを設
置する場所の確保や引き回し配線、多層配線等を顧慮す
る必要がなく半導体基板の有効利用ならびにプロセスを
簡便化することが可能となる。
【図1】 本発明の半導体レーザーアレイである面発光
型4本ビーム半導体レーザーの概略斜視図である。
型4本ビーム半導体レーザーの概略斜視図である。
【図2】 図1に示す面発光型4本ビーム半導体レーザ
ーの外部傾斜反射鏡8部分の拡大斜視図である。
ーの外部傾斜反射鏡8部分の拡大斜視図である。
【図3】 45°外部傾斜反射鏡の作製プロセスの前半
を示す断面図図である。
を示す断面図図である。
【図4】 45°外部傾斜反射鏡の作製プロセスの前半
を示す斜視図図である。
を示す斜視図図である。
【図5】 45°外部傾斜反射鏡の作製プロセスの後半
を示す断面図図である。
を示す断面図図である。
【図6】 面発光型8本ビーム半導体レーザーの平面図
である。
である。
【図7】 面発光型8本ビーム半導体レーザーの断面図
である。
である。
【図8】 各外部傾斜反射鏡を半導体基板の側端近傍に
形成した面発光型3本ビーム半導体レーザーアレイの平
面図である。
形成した面発光型3本ビーム半導体レーザーアレイの平
面図である。
【図9】 端面発光型3本ビーム半導体レーザーアレイ
の平面図である。
の平面図である。
【図10】 水平共振器と45°傾斜反射鏡を同一基板
上にモノリシックに有する従来の面発光型シングルビー
ム半導体レーザーの斜視図である。
上にモノリシックに有する従来の面発光型シングルビー
ム半導体レーザーの斜視図である。
【図11】 (a),(b)は45°傾斜反射鏡を有す
る面発光型マルチビーム半導体レーザーアレイの平面図
と断面図である。
る面発光型マルチビーム半導体レーザーアレイの平面図
と断面図である。
【図12】 (a),(b)はシングルビーム半導体レ
ーザーにおけるストライプ電極とボンディングパッドの
平面図と断面図である。
ーザーにおけるストライプ電極とボンディングパッドの
平面図と断面図である。
【図13】 引き回し配線による従来のマルチビーム半
導体レーザーのストライプ電極とボンディングパッドの
結線構造を示す説明図である。
導体レーザーのストライプ電極とボンディングパッドの
結線構造を示す説明図である。
【図14】 積層配線による従来のマルチビーム半導体
レーザーのストライプ電極とボンディングパッドの結線
構造を示す示す説明図である。
レーザーのストライプ電極とボンディングパッドの結線
構造を示す示す説明図である。
1,2,3,4…ストライプ電極、5,6…端面、7,
8,11,12…外部傾斜反射鏡、9,10,13,1
4…レーザービーム、19…絶縁膜、20…基板、21
…バッファ層、22…クラッド層、23…活性層、24
…クラッド層、25…コンタクト層、26,27…エッ
チングマスク、28…網点部分、29…2段階段、30
…レーザー端面、31…外部傾斜反射鏡、32…絶縁
膜、33…フォトレジスト、34…電極材料、35…ス
トライプ電極、37…間隔、38…半導体レーザー、3
9…ボンディングパッド、40…ストライプ電極、41
…絶縁膜、44…活性領域、49…傾斜反射鏡、50…
端面、51…ボンディングパッド、53…出射端面、5
4…エッチング溝、55…外部傾斜反射鏡、56…半導
体基板、68…8本ビーム半導体レーザー、70…コ
ア、G…四角状穴部、G1,G2…側壁
8,11,12…外部傾斜反射鏡、9,10,13,1
4…レーザービーム、19…絶縁膜、20…基板、21
…バッファ層、22…クラッド層、23…活性層、24
…クラッド層、25…コンタクト層、26,27…エッ
チングマスク、28…網点部分、29…2段階段、30
…レーザー端面、31…外部傾斜反射鏡、32…絶縁
膜、33…フォトレジスト、34…電極材料、35…ス
トライプ電極、37…間隔、38…半導体レーザー、3
9…ボンディングパッド、40…ストライプ電極、41
…絶縁膜、44…活性領域、49…傾斜反射鏡、50…
端面、51…ボンディングパッド、53…出射端面、5
4…エッチング溝、55…外部傾斜反射鏡、56…半導
体基板、68…8本ビーム半導体レーザー、70…コ
ア、G…四角状穴部、G1,G2…側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 秀生 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロッ クス株式会社内 (72)発明者 瀬古 保次 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロッ クス株式会社内 (72)発明者 布施 マリオ 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロッ クス株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 水平方向キャビティーを有する半導体レ
ーザーと該半導体レーザーから出射されるレーザー光を
ある特定の方向に反射することが可能な外部傾斜反射鏡
とを半導体基板上にモノリシックに集積した半導体レー
ザーアレイにおいて、 前記外部傾斜反射鏡は互いに近接して設置されており、
かつ、隣り合った水平方向キャビティー間の距離が前記
外部傾斜反射鏡より遠ざかるつれて大きくなるように配
置されていることを特徴とする半導体レーザーアレイ。 - 【請求項2】 レーザー光の反射される前記ある特定の
方向が、前記半導体基板面に対し垂直方向であることを
特徴とする請求項1記載の半導体レーザーアレイ。 - 【請求項3】 レーザー光の反射される前記ある特定の
方向が、前記半導体基板面に対し水平方向であることを
特徴とする請求項1記載の半導体レーザーアレイ。 - 【請求項4】 前記水平方向キャビティー有する半導体
レーザーが、前記半導体基板の(100)面上に作製さ
れていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ
ーアレイ。 - 【請求項5】 前記水平方向キャビティーが、半導体基
板面内において<011>方向にキャビティーが伸びる
位置と<011>方向にキャビティーが伸びる位置に配
置されていることを特徴とする請求項3記載の半導体レ
ーザーアレイ。 - 【請求項6】 前記外部傾斜反射鏡の表面が、Si
O2 、SiNx等の絶縁膜で覆われていることを特徴と
する請求項1記載の半導体レーザーアレイ。 - 【請求項7】 前記外部傾斜反射鏡の表面が、Auなら
びにAuを主成分とする合金およびその他の反射率の高
い金属によって覆われていることを特徴とする請求項1
記載の半導体レーザーアレイ。 - 【請求項8】 前記半導体レーザーアレイにおいて、ボ
ンディングパッドとストライプ電極が引き回し配線で結
線されることなく、絶縁膜を介してボンディングパッド
と一体となったストライプ電極を有することを特徴とす
る請求項1記載の半導体レーザーアレイ。 - 【請求項9】 前記半導体レーザーアレイにおいて、エ
ッチングによって形成された端面と外部傾斜反射鏡の間
に光導波路を挿間することを特徴とする請求項1記載の
半導体レーザーアレイ。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP6111056A JPH07321396A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 半導体レーザーアレイ |
US08/420,822 US5563901A (en) | 1994-05-25 | 1995-04-12 | Semiconductor laser array |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6111056A JPH07321396A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 半導体レーザーアレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07321396A true JPH07321396A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14551292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6111056A Pending JPH07321396A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 半導体レーザーアレイ |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5563901A (ja) |
JP (1) | JPH07321396A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-05-25 JP JP6111056A patent/JPH07321396A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-12 US US08/420,822 patent/US5563901A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002141604A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Sony Corp | 半導体レーザ |
Also Published As
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---|---|
US5563901A (en) | 1996-10-08 |
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