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JPH0732025U - 可動間仕切壁 - Google Patents

可動間仕切壁

Info

Publication number
JPH0732025U
JPH0732025U JP6267893U JP6267893U JPH0732025U JP H0732025 U JPH0732025 U JP H0732025U JP 6267893 U JP6267893 U JP 6267893U JP 6267893 U JP6267893 U JP 6267893U JP H0732025 U JPH0732025 U JP H0732025U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
partition wall
movable partition
upper rail
skirting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6267893U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2595692Y2 (ja
Inventor
浩 樹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1993062678U priority Critical patent/JP2595692Y2/ja
Publication of JPH0732025U publication Critical patent/JPH0732025U/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工時間・施工人数を削減できる。 【構成】 上面に溝部を形成した幅木レール13と、こ
の幅木レール13の上方において幅木レール13と平行
に設けた断面下向溝形の上部レール25と、この上部レ
ール25と幅木レール13との間に立設した支柱17
と、この支柱17の両面に沿わせて上端を上部レール2
5のフランジ外面に対接して幅木レール13に立設した
表裏パネル18,19と、表裏パネル18,19の各上
端外面から上部レール25のウェブに渡って設けた断面
略L字形の一対の笠木30,31とを備えたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、可動間仕切壁(パーティション)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15に、部屋の天井高に合わせてパネル上部を切断し、施工する方式の従来 の可動間仕切壁の構造を示す。 可動間仕切壁の構造を施工順序に従って説明する。まず、図16に示すように 、固定用穴22にねじ(図示せず)を挿通して天井面へ上部レール10を固定し 、床面へ下部レール11を固定した後、下部レール11内にアジャスタ12を設 置し、レベル出し(水平出し)を行った後、下部レール11に幅木レール13を 被せ、アジャスタ12のねじ14にナット15にて固定する。つぎに、上部レー ル10と幅木レール13の間に、振れ止め金具16を取付けた支柱17を仮固定 する。
【0003】 つぎに、図17に示すように、支柱17の両側にそれぞれパネル18,19を 嵌め込む。パネル18,19の嵌め込み作業は、上部レール10の内部へパネル 18,19の上端を差し込むようにパネル18,19を持ち上げ、さらに落とし 込みながらパネル18,19の下端を幅木レール13に乗せかける(襖方式)。 そして、図18に示すように、隣接するパネル間の溝23を利用してパネル18 ,19と支柱17を連結金具20で固定する。連結金具20を隠すために、隣接 するパネル18,19間の溝23に、長尺の目地部材21を上部レール10内に 差込みながら圧入する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の可動間仕切壁の場合、パネル18,19の上端を上部レール1 0の隙間に差込もうとしても、隙間が細くて差込み難く、しかも、重いパネル1 8,19を持っての持ち上げ、幅木レール13への落とし込み作業は、作業者が 2人以上必要になり、施工が困難であった。
【0005】 また、長尺の目地部材21を溝に圧入するには、最初に上部レール10に差込 み、つぎに溝23に沿って上から下へ圧入していく必要があり、下端で位置が合 うまで、繰り返し試行錯誤しなければならなかった。 この考案の目的は、施工時間・施工人数を削減できる可動間仕切壁を提供する ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の可動間仕切壁は、上面に溝部を形成した幅木レールと、この幅木レ ールの上方において幅木レールと平行に設けた断面下向溝形の上部レールと、こ の上部レールと幅木レールとの間に立設した支柱と、この支柱の両面に沿わせて 上端を上部レールのフランジ外面に対接して幅木レールに立設した表裏パネルと 、表裏パネルの各上端外面から上部レールのウェブに渡って設けた断面略L字形 の一対の笠木とを備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、断面略L字形の笠木をパネルの上端外面から上部レ ールのウェブに渡って設けることで、表裏パネル上端の目隠しをすることができ 、パネルは幅木レールに載置し上端を上部レールのフランジ外面に対接させて設 置することができる。
【0008】
【実施例】
第1の実施例 この考案の第1の実施例を図1ないし図6に示す。 図1において、25は断面形状下向溝形の上部レールであり、ウェブ26の幅 寸法は表裏パネル18,19の間隔と略等しく、かつ固定用穴27が規定間隔毎 に設けられている。30,31は笠木であり、断面略L字形をしており、水平部 34,35の端縁には、上部レール25の取付用穴27を避けるように、切り欠 き32,33が設けられている。
【0009】 つぎに、図2ないし図6を用いて、施工手順を説明する。まず、図2に示すよ うに、天井面36(図6)へ上部レール25を、取付用穴27を利用してねじ3 7(図6)にて固定する。つぎに、上部レール25と平行の位置関係になるよう に、下部レール11を床面へ固定し、下部レール11内にアジャスタ12を設置 し、レベル出し(水平出し)を行った後、幅木レール13を被せる。つぎに、支 柱17を、上部レール25の溝に差込み、幅木レール13の上面溝部38に乗せ 、立て掛ける。
【0010】 つぎに、図3に示すように、部屋の天井高に応じて上部を切断した表裏のパネ ル18,19の下部の折り返し部を、幅木レール13に載せて倒し込む。 そして、図4に示すように、パネル18,19側面の端部を利用し、隣接パネ ル18,19と支柱17を連結金具20で固定し、パネル18,19間の溝23 に目地部材21を嵌合する。パネル18,19の取付後、天井面36と上部レー ル25の固定されていない部分の隙間を利用し、笠木30,31の水平部34, 35を挿入し挟み込むことにより、パネル18,19上部の切断面を覆い隠すよ うに固定する。
【0011】 このように構成された可動間仕切壁によると、パネル18,19は幅木レール 13に載せて倒し込むように設置でき、施工時間・施工人数を削減できる。また 、目地部材21も幅木レール13に載置しておいてパネル18,19間の溝23 に嵌合すればよく、施工性が向上する。 第2の実施例 この考案の第2の実施例を図7および図8に示す。40は、断面形状下向溝形 の上部レールであり、ウェブ41には固定用穴42が設けられており、かつウェ ブ41の上面の両側縁には笠木挿入用凹所43,44が形成されており、笠木挿 入用凹所43,44には長手方向に沿って凸条部45,46が設けられている。 笠木47,48は、断面略L字形をしており、水平部51,52の下面には上部 レール40の凸条部45,46に対応する凹条部49,50が設けられている。
【0012】 その他の構成は第1の実施例と同様である。笠木47,48は水平部51,5 2を笠木挿入用凹所43,44に差込み、凹条部49,50に凸条部45,46 を嵌合して固定する。 このように構成された可動間仕切壁においても、第1の実施例と同様の効果が 得られる。また、笠木47,48に切欠きが不要となり、上部レール40と共に 笠木47,48も押し出し成形で製造できる。
【0013】 第3の実施例 この考案の第3の実施例を図9および図10に示す。55は、断面形状下向溝 形の上部レールであり、ウェブ56には固定用穴57が設けられており、かつウ ェブ56の上面の両側に規定間隔毎にダボ58,59が突設されている。笠木6 0,61は断面略L字形をしており、水平部66,67には、上部レール55の 固定用穴57を避けるように切り欠き62,63が設けられており、かつダボ5 8,59に対応する位置に穴64,65が設けられている。
【0014】 その他の構成は第1の実施例と同様である。笠木60,61は、穴64,65 にダボ58,59を嵌合して差込み固定する。 このように構成された可動間仕切壁においても、第1の実施例と同様の効果が 得られる。また、上部レール55ならびに笠木60,61は、鋼板のプレス加工 で製造できる。
【0015】 第4の実施例 この考案の第4の実施例を図11および図12に示す。70は、断面形状下向 溝形の上部レールであり、ウェブ71の上面は固定時に天井面36へ密着する。 また、ウェブ71には固定用穴72が設けられており、かつウェブ71の両側縁 には笠木挿入用溝73,74が設けられている。笠木挿入用溝73,74内には 、上部レール70の長手方向に沿って凸条部75,76が設けられている。笠木 77,78は、断面略L字形をしており、水平部81,82の端縁の下面には、 上部レール70の凸条部75,76に係合する凸条部79,80が設けてある。
【0016】 その他の構成は第1の実施例と同様である。笠木77,78は、水平部81, 82を笠木挿入用溝73,74に差込み、凸条部79,80を凸条部75,76 に係合して固定する。 このように構成された可動間仕切壁においても、第1の実施例と同様の効果が 得られる。また、天井面36の上端(硬軟度、凹凸度)に関係なく、笠木77, 78を安定良く取付けることができ、かつ上部レール70および笠木77,78 を押し出し成形で製造できる。
【0017】 第5の実施例 この考案の第5の実施例を図13および図14に示す。85は、断面形状下向 溝形の上部レールであり、ウェブ86には固定用穴87が設けられている。また 、ウェブ86の両側縁には、規定間隔毎にスリット88,89が設けられており 、スリット88,89部分のウェブ86の裏面にはばね部材90が設けられてい る。笠木91,92は、断面略L字形をしており、水平部95,96の端縁には 、上部レール86のスリット88,89に対応する位置に、係止部93,94が 突設してある。
【0018】 その他の構成は第1の実施例と同様である。笠木91,92は、係止部93, 94をスリット88,89に差込んで固定する。 このように構成された可動間仕切壁においても、第1の実施例と同様の効果が 得られる。また、天井面36の上端(硬軟度、凹凸度)に関係なく、笠木91, 92を安定良く取付けることができ、かつ上部レール85および笠木91,92 は鋼板のプレス加工で製造できる。
【0019】
【考案の効果】
この考案の構成によれば、断面略L字形の笠木をパネルの上端外面から上部レ ールのウェブに渡って設けることで、表裏パネル上端の目隠しをすることができ 、パネルは幅木レールに載置し上端を上部レールのフランジ外面に対接させて設 置することができ、施工時間・施工人数を削減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の斜視
図である。
【図2】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の施工
手順を示す斜視図である。
【図3】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の施工
手順を示す斜視図である。
【図4】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の施工
手順を示す斜視図である。
【図5】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の上部
の分解斜視図である。
【図6】この考案の第1の実施例の可動間仕切壁の上部
の固定状態の断面図である。
【図7】この考案の第2の実施例の可動間仕切壁の上部
の分解斜視図である。
【図8】この考案の第2の実施例の可動間仕切壁の上部
の固定状態の断面図である。
【図9】この考案の第3の実施例の可動間仕切壁の上部
の分解斜視図である。
【図10】この考案の第3の実施例の可動間仕切壁の上
部の固定状態の断面図である。
【図11】この考案の第4の実施例の可動間仕切壁の上
部の分解斜視図である。
【図12】この考案の第4の実施例の可動間仕切壁の上
部の固定状態の断面図である。
【図13】この考案の第5の実施例の可動間仕切壁の上
部の分解斜視図である。
【図14】この考案の第5の実施例の可動間仕切壁の上
部の固定状態の断面図である。
【図15】従来例の可動間仕切壁の斜視図である。
【図16】従来例の可動間仕切壁の施工手順を示す斜視
図である。
【図17】従来例の可動間仕切壁の施工手順を示す斜視
図である。
【図18】従来例の可動間仕切壁の施工手順を示す斜視
図である。
【符号の説明】
13 幅木レール 17 支柱 18,19 パネル 25 上部レール 30,31 笠木

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に溝部を形成した幅木レールと、こ
    の幅木レールの上方において前記幅木レールと平行に設
    けた断面下向溝形の上部レールと、この上部レールと前
    記幅木レールとの間に立設した支柱と、この支柱の両面
    に沿わせて上端を前記上部レールのフランジ外面に対接
    して前記幅木レールに立設した表裏パネルと、前記表裏
    パネルの各上端外面から前記上部レールのウェブに渡っ
    て設けた断面略L字形の一対の笠木とを備えた可動間仕
    切壁。
JP1993062678U 1993-11-22 1993-11-22 可動間仕切壁 Expired - Lifetime JP2595692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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