JPH07319856A

JPH07319856A - 情報処理システムおよび情報処理システムの統合印刷方法

Info

Publication number: JPH07319856A
Application number: JP6106740A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Noda; 明彦野田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1994-05-20
Filing date: 1994-05-20
Publication date: 1995-12-08

Abstract

(57)【要約】【目的】簡単なファイル選択指示操作で、複数のファ
イルを同一の用紙に印刷することができる。【構成】制御部１０１０が各ファイルの印刷出力方向
が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合には、
各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力
するように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、各フ
ァイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致しな
いと判定した場合には、指定された各ファイルの印刷出
力方向を所定の印刷出力方向に変更するとともに、各フ
ァイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力する
ように各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調整
する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複数の異なるファイル
を記憶し、表示画面のウインドウ内で編集されたファイ
ルを印刷装置に出力する情報処理システムおよび情報処
理システムの統合印刷方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般にウィンドウシステムを有する情報
処理システムにおける印刷方式は、以下のようなものが
ある。

【０００３】例えば印刷するファイルを作成したアプリ
ケーションを起動させ印刷する方式や印刷専用アプリケ
ーションを用いる方式などである。これらの方式は印刷
時に用紙サイズ、拡大縮小や印刷方向などを指定するこ
とが可能である。

【０００４】また、従来ある印刷方式では、単一のファ
イルに対して印字属性，出力形態をさまざま変更するこ
とは可能である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のファイ
ルを同一の用紙に印刷することはできないため、複数の
ファイルを同一の用紙にレイアウトしたい場合、レイア
ウトが行えるアプリケーションに必要なファイルを読み
込みレイアウトし直すか、１度使用する全てのファイル
を印刷し必要部分を切り取り別の用紙に張るなどの作業
を行わなければならないという問題点があった。

【０００６】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、第１〜第１０の発明の目的は、異なる
ファイルとして登録された複数のファイルを同時に読み
出して同一出力ページ内にレイアウトしながら順次印刷
することにより、簡単なファイル選択指示操作で、複数
のファイルを同一の用紙に印刷することができる情報処
理システムおよび情報処理システムの統合印刷方法を提
供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１の発明は、複数の異
なるファイルを記憶する記憶手段と、表示手段に所定の
ウインドウの表示を制御するウインドウ制御手段とを備
え、前記所定のウインドウ内で編集されたファイルを印
刷装置に出力する情報処理システムにおいて、前記記憶
手段に記憶された異なるファイル中から同時に印刷する
所望のファイルを指定する指定手段と、この指定手段に
より指定された各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷
出力方向と一致するかを判定する判定手段と、この判定
手段が各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向
と一致すると判定した場合には、各ファイルを指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファイル
の印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致しないと判
定した場合には、指定された各ファイルの印刷出力方向
を所定の印刷出力方向に変更するとともに、各ファイル
を指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように
各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調整するフ
ァイル統合処理手段とを有するものである。

【０００８】第２の発明は、複数の異なるファイルを記
憶する記憶手段と、表示手段に所定のウインドウの表示
を制御するウインドウ制御手段とを備え、前記所定のウ
インドウ内で編集されたファイルを印刷装置に出力する
情報処理システムにおいて、前記記憶手段に記憶された
異なるファイル中から同時に印刷する所望のファイルを
指定する指定手段と、この指定手段により指定された各
ファイルの印刷出力方向が一致するかを判定する判定手
段と、この判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致
すると判定した場合には、各ファイルを指定された用紙
サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷
レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファイルの印刷
出力方向が一致しないと判定した場合には、指定された
いずれかのファイルの印刷出力方向に一致するように残
るファイルの印刷出力方向を変更するとともに、各ファ
イルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよ
うに各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調整す
るファイル統合処理手段とを有するものである。

【０００９】第３の発明は、複数の異なるファイルを記
憶する記憶手段と、表示手段に所定のウインドウの表示
を制御するウインドウ制御手段とを備え、前記所定のウ
インドウ内で編集されたファイルを印刷装置に出力する
情報処理システムにおいて、前記記憶手段に記憶された
異なるファイル中から同時に印刷する所望のファイルを
指定する指定手段と、この指定手段により指定された各
ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致す
るかを判定する判定手段と、この判定手段が各ファイル
の印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定
した場合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用
紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウト
を調整し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が
一致しないと判定した場合には、各ファイルの印刷出力
方向に従って各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトをページ単位に調整するファイ
ル統合処理手段とを有するものである。

【００１０】第４の発明は、ファイル統合処理手段によ
り調整された出力ファイルの印刷イメージ状態を表示手
段に事前表示する事前表示手段を設けたものである。

【００１１】第５の発明は、事前表示手段により出力フ
ァイルの印刷イメージ状態が表示手段に事前表示された
後、出力ファイルの印刷レイアウト条件の変更を指示す
るレイアウト指示手段と、このレイアウト指示手段によ
る印刷レイアウト条件の変更指示状態に基づいて出力フ
ァイルの印刷レイアウトを変更するレイアウト変更手段
とを有するものである。

【００１２】第６の発明は、指定手段により指定された
各ファイルの読出しページ範囲を設定するページ範囲設
定手段と、このページ範囲設定手段により設定された読
出しページ範囲内で記憶手段に記憶された各ファイルの
各ページデータを順次読み出する指定ファイル読出し手
段とを設け、ファイル統合処理手段統合は、指定ファイ
ル読出し手段により読み出される各ファイルを指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトをページ単位に調整するように構成し
たものである。

【００１３】第７の発明は、レイアウト変更手段は、各
ファイルの用紙サイズを指定された出力用紙サイズに従
って変更するように構成したものである。

【００１４】第８の発明は、複数の異なるファイルを記
憶する記憶手段と、表示手段に所定のウインドウの表示
を制御するウインドウ制御手段とを備え、前記所定のウ
インドウ内で編集されたファイルを印刷装置に出力する
情報処理システムの統合印刷方法において、記憶手段に
記憶されたファイル中から異なる複数のファイルの読出
しを指定するファイル指定工程と、該指定された各ファ
イルの印刷出力条件と前記印刷装置に予め登録された登
録印刷出力条件とを比較して、指定された各ファイルの
印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを判定
する判定工程と、各ファイルの印刷出力方向が所定の印
刷出力方向と一致すると判定した場合には、各ファイル
を指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように
各ファイルの印刷レイアウトを調整し、各ファイルの印
刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致しないと判定し
た場合には、指定された各ファイルの印刷出力方向を所
定の印刷出力方向に変更するとともに、各ファイルを指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトをページ単位に調整するファイ
ル統合処理工程とを有するものである。

【００１５】第９の発明は、複数の異なるファイルを記
憶する記憶手段と、表示手段に所定のウインドウの表示
を制御するウインドウ制御手段とを備え、前記所定のウ
インドウ内で編集されたファイルを印刷装置に出力する
情報処理システムの統合印刷方法において、記憶手段に
記憶されたファイル中から異なる複数のファイルの読出
しを指定するファイル指定工程と、該指定された各ファ
イルの印刷出力方向が一致するかを判定する判定工程
と、各ファイルの印刷出力方向が一致すると判定した場
合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、各ファイルの印刷出力方向が一致しないと判定した
場合には、指定されたいずれかのファイルの印刷出力方
向に一致するように残るファイルの印刷出力方向を変更
するとともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用
紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウト
をページ単位に調整するファイル統合処理工程とを有す
るものである。

【００１６】第１０の発明は、複数の異なるファイルを
記憶する記憶手段と、表示手段に所定のウインドウの表
示を制御するウインドウ制御手段とを備え、前記所定の
ウインドウ内で編集されたファイルを印刷装置に出力す
る情報処理システムの統合印刷方法において、記憶手段
に記憶されたファイル中から異なる複数のファイルの読
出しを指定するファイル指定工程と、指定された各ファ
イルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するか
を判定する判定工程と、各ファイルの印刷出力方向が所
定の印刷出力方向と一致すると判定した場合には、各フ
ァイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力する
ように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定
手段が各ファイルの印刷出力方向が一致しないと判定し
た場合には、各ファイルの印刷出力方向に従って各ファ
イルを前記所定の印刷出力方向の指定された用紙サイズ
の用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイア
ウトをページ単位に調整するファイル統合処理工程とを
有するものである。

【００１７】

【作用】第１の発明において、各ファイルの印刷出力方
向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合に
は、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、
前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷
出力方向と一致しないと判定した場合には、指定された
各ファイルの印刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更
するとともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用
紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウト
をページ単位に調整して、複数の異なるファイルから順
次ページ単位に読み出されるファイルデータを所定の印
刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力する。

【００１８】第２の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各フ
ァイルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合に
は、指定されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一
致するように残るファイルの印刷出力方向を変更すると
ともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトをペー
ジ単位に調整して、複数の異なるファイルから順次ペー
ジ単位に読み出されるファイルデータを指定されたいず
れかのファイルの印刷出力方向に一致するように残るフ
ァイルの印刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力
する。

【００１９】第３の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合
には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統
合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致し
ないと判定した場合には、各ファイルの印刷出力方向に
従って各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトをページ単位に調整して、複数の異な
るファイルから順次ページ単位に読み出されるファイル
データを各ファイルの印刷出力方向に従って同一ページ
内に統合出力する。

【００２０】第４の発明において、ファイル統合処理手
段により調整された出力ファイルの印刷イメージ状態を
表示手段に事前表示して、統合ファイル印刷イメージ状
態を画面上で確認可能とする。

【００２１】第５の発明において、出力ファイルの印刷
イメージ状態が表示手段に事前表示された後、出力ファ
イルの印刷レイアウト条件の変更を指示す状態に基づい
て出力ファイルの印刷レイアウトを変更して、操作者の
要求する印刷レイアウト条件に従って複数の異なるファ
イルから順次ページ単位に読み出されるファイルデータ
の統合出力形態を調整する。

【００２２】第６の発明において、読み出される各ファ
イルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよ
うに各ファイルの印刷レイアウトを設定ページ範囲内で
ページ単位に調整して、指定した連続するページ範囲内
で複数の異なるファイルから読み出されるファイルデー
タの統合出力を可能とする。

【００２３】第７の発明において、各ファイルの用紙サ
イズを指定された出力用紙サイズに従ってレイアウト条
件を変更して、複数の異なるファイルからみ出されるフ
ァイルデータを指定された用紙サイズ内に統合出力可能
とする。

【００２４】第８の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合
には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統
合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と
一致しないと判定した場合には、指定された各ファイル
の印刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更するととも
に、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単
位に調整して、複数の異なるファイルから順次ページ単
位に読み出されるファイルデータを所定の印刷出力方向
に従って同一ページ内に統合出力する。

【００２５】第９の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトを調整し、各ファイルの印刷出
力方向が一致しないと判定した場合には、指定されたい
ずれかのファイルの印刷出力方向に一致するように残る
ファイルの印刷出力方向を変更するとともに、各ファイ
ルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよう
に各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調整し
て、複数の異なるファイルから順次ページ単位に読み出
されるファイルデータを各ファイルの印刷出力方向に従
って同一ページ内に統合出力する。

【００２６】第１０の発明において、各ファイルの印刷
出力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場
合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致し
ないと判定した場合には、各ファイルの印刷出力方向に
従って各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトをページ単位に調整して、複数の異な
るファイルから順次ページ単位に読み出されるファイル
データを各ファイルの印刷出力方向に従って同一ページ
内に統合出力する。

【００２７】

【実施例】本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。

【００２８】図１は本発明の一実施例を示す情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。この情報処理シ
ステムは、制御部１０１０，入力装置１０２０，表示装
置１０３０，記憶装置１０４０，印刷装置１０５０等か
ら主要部が構成されている。なお、制御部１０１０は、
ＣＰＵ等のプロセッサを備えており、ＲＯＭ，ＲＡＭ等
を含む記憶装置１０４０に記憶された各種の制御プログ
ラムに基づいて各部の処理を制御している。なお、印刷
装置１０５０に対する印刷データは、図示しないＯＳ
（オペレーティングシステム）がプリンタドライバを制
御することにより、印刷装置１０５０に対する制御コマ
ンド等に変換されて送出されるものとする。

【００２９】以下、本実施例と第１〜第７の発明の各手
段との対応及びその作用について説明する。なお、情報
処理システム構成は各発明とも図１に示す通りである。

【００３０】第１の発明は、複数の異なるファイルを記
憶する記憶手段（記憶装置１０４０）と、表示手段（表
示装置１０３０）に所定のウインドウの表示を制御する
ウインドウ制御手段（制御部１０１０）とを備え、前記
所定のウインドウ内で編集されたファイルを印刷装置に
出力する情報処理システムにおいて、記憶装置１０４０
に記憶された異なるファイル中から同時に印刷する所望
のファイルを指定する指定手段（本実施例は入力装置１
０２０）と、この指定手段により指定された各ファイル
の印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを判
定する判定手段（制御部１０１０の機能処理による）
と、この判定手段が各ファイルの印刷出力方向が所定の
印刷出力方向と一致すると判定した場合には、各ファイ
ルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよう
に各ファイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段
が各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一
致しないと判定した場合には、指定された各ファイルの
印刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更するととも
に、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単
位に調整するファイル統合処理手段（本実施例では、制
御部１０１０の機能処理による）とを有し、各ファイル
の印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定
した場合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用
紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウト
を調整し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が
所定の印刷出力方向と一致しないと判定した場合には、
指定された各ファイルの印刷出力方向を所定の印刷出力
方向に変更するとともに、各ファイルを指定された用紙
サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷
レイアウトをページ単位に調整して、複数の異なるファ
イルから順次ページ単位に読み出されるファイルデータ
を所定の印刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力
する。

【００３１】第２の発明は、第１の発明の判定手段，フ
ァイル統合処理手段とは機能処理が異なる、すなわち、
指定手段により指定された各ファイルの印刷出力方向が
一致するかを判定する判定手段（制御部１０１０の機能
処理による）と、この判定手段が各ファイルの印刷出力
方向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指定
された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファ
イルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファ
イルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合には、
指定されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一致す
るように残るファイルの印刷出力方向を変更するととも
に、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単
位に調整するファイル統合処理手段（制御部１０１０の
機能処理による）と有し、上記各ファイルの印刷出力方
向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指定さ
れた用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイ
ルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファイ
ルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合には、指
定されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一致する
ように残るファイルの印刷出力方向を変更するととも
に、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単
位に調整して、複数の異なるファイルから順次ページ単
位に読み出されるファイルデータを指定されたいずれか
のファイルの印刷出力方向に一致するように残るファイ
ルの印刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力す
る。

【００３２】第３の発明は、第１の発明の判定手段，フ
ァイル統合処理手段とは機能処理が異なる。すなわち、
指定手段により指定された各ファイルの印刷出力方向が
所定の印刷出力方向と一致するかを判定する判定手段
（制御部１０１０の機能処理による）と、この判定手段
が各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一
致すると判定した場合には、各ファイルを指定された用
紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印
刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファイルの印
刷出力方向が一致しないと判定した場合には、各ファイ
ルの印刷出力方向に従って各ファイルを前記所定の印刷
出力方向の指定された用紙サイズの用紙内に統合出力す
るように各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調
整するファイル統合処理手段（制御部１０１０の機能処
理による）とを有し、各ファイルの印刷出力方向が所定
の印刷出力方向と一致すると判定した場合には、各ファ
イルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよ
うに各ファイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手
段が各ファイルの印刷出力方向が一致しないと判定した
場合には、各ファイルの印刷出力方向に従って各ファイ
ルを前記所定の印刷出力方向の指定された用紙サイズの
用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウ
トをページ単位に調整して、複数の異なるファイルから
順次ページ単位に読み出されるファイルデータを各ファ
イルの印刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力す
る。

【００３３】第４の発明は、ファイル統合処理手段（制
御部１０１０の機能処理による）により調整された出力
ファイルの印刷イメージ状態を事前表示手段（制御部１
０１０の機能処理による）が表示装置１０３０に事前表
示して、統合ファイル印刷イメージ状態を画面上で確認
可能とする。

【００３４】第５の発明は、出力ファイルの印刷イメー
ジ状態が表示手段に事前表示された後、レイアウト指示
手段として機能する制御部１０１０が出力ファイルの印
刷レイアウト条件の変更を指示する（レイアウト指示手
段（本実施例では、入力装置１０２０）による）状態に
基づいて出力ファイルの印刷レイアウトを変更して、操
作者の要求する印刷レイアウト条件に従って複数の異な
るファイルから順次ページ単位に読み出されるファイル
データの統合出力形態を調整する。

【００３５】第６の発明は、指定ファイル読出し手段と
して機能する制御部１０１０が読み出される各ファイル
を指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように
各ファイルの印刷レイアウトを設定ページ範囲（ページ
範囲設定手段（本実施例では、入力装置１０２０により
範囲指定される））内でページ単位に調整して、指定し
た連続するページ範囲内で複数の異なるファイルから読
み出されるファイルデータの統合出力を可能とする。

【００３６】第７の発明は、レイアウト変更手段として
機能する制御部１０１０が各ファイルの用紙サイズを指
定された出力用紙サイズに従ってレイアウト条件を変更
して、複数の異なるファイルからみ出されるファイルデ
ータを指定された用紙サイズ内に統合出力可能とする。

【００３７】以下、後述する図２，図３に示すフローチ
ャートに対応する第８〜第１０の発明の各工程との対応
及びその作用について説明する。

【００３８】第８の発明は、図１に示するように、複数
の異なるファイルを記憶する記憶手段（記憶装置１０４
０）と、表示手段（表示装置１０３０）に所定のウイン
ドウの表示を制御するウインドウ制御手段（制御部１０
１０）とを備え、前記所定のウインドウ内で編集された
ファイルを印刷装置に出力する情報処理システムの統合
印刷方法において、記憶手段に記憶されたファイル中か
ら異なる複数のファイルの読出しを指定するファイル指
定工程（図２に示すステップ（１）および図示しない画
面上での各ファイル選択指示工程）と、該指定された各
ファイルの印刷出力条件と前記印刷装置に予め登録され
た登録印刷出力条件とを比較して、指定された各ファイ
ルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを
判定する判定工程（図２のステップ（４）〜（８））
と、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と
一致すると判定した場合には、各ファイルを指定された
用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの
印刷レイアウトを調整し、各ファイルの印刷出力方向が
所定の印刷出力方向と一致しないと判定した場合には、
指定された各ファイルの印刷出力方向を所定の印刷出力
方向に変更するとともに、各ファイルを指定された用紙
サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷
レイアウトをページ単位に調整するファイル統合処理工
程（図２のステップ（９），図３のステップ（１９），
（２０））とを実行して、複数の異なるファイルから順
次ページ単位に読み出されるファイルデータを所定の印
刷出力方向に従って同一ページ内に統合出力する（図９
参照）。

【００３９】第９の発明は、記憶手段に記憶されたファ
イル中から異なる複数のファイルの読出しを指定するフ
ァイル指定工程（図２に示すステップ（１）および図示
しない画面上での各ファイル選択指示工程）と、該指定
された各ファイルの印刷出力方向が一致するかを判定す
る判定工程（図２のステップ（４）〜（８））と、各フ
ァイルの印刷出力方向が一致すると判定した場合には、
各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力
するように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、各フ
ァイルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合に
は、指定されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一
致するように残るファイルの印刷出力方向を変更すると
ともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトをペー
ジ単位に調整するファイル統合処理工程（図２のステッ
プ（９），図３のステップ（１９），（２０））とを実
行して、複数の異なるファイルから順次ページ単位に読
み出されるファイルデータを各ファイルの印刷出力方向
に従って同一ページ内に統合出力する（図７参照）。第
１０の発明は、記憶手段に記憶されたファイル中から異
なる複数のファイルの読出しを指定するファイル指定工
程（図２に示すステップ（１）および図示しない画面上
での各ファイル選択指示工程）と、指定された各ファイ
ルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを
判定する判定工程（図２のステップ（４）〜（８））
と、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と
一致すると判定した場合には、各ファイルを指定された
用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの
印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファイルの
印刷出力方向が一致しないと判定した場合には、各ファ
イルの印刷出力方向に従って各ファイルを前記所定の印
刷出力方向の指定された用紙サイズの用紙内に統合出力
するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に
調整するファイル統合処理工程（図２のステップ
（９），図３のステップ（１９），（２０）および図示
しない調整工程）とを実行して、複数の異なるファイル
から順次ページ単位に読み出されるファイルデータを各
ファイルの印刷出力方向に従って同一ページ内に統合出
力する（図８参照）。

【００４０】図２，図３は本発明に係る情報処理システ
ムの統合印刷方法の一実施例を示すフローチャートであ
る。なお、（１）〜（２３）は各ステップを示す。制御
部１０１０が読み込む指定ファイルがあるか判断する
（１）と、制御部１０１０が指定ファイルの情報を調べ
設定して（２）、ステップ（１）に戻る。

【００４１】一方、ステップ（１）の判定でＮＯの場合
は、制御部１０１０がデフォルトの情報を設定する
（３）。

【００４２】次に、制御部１０１０が各指定ファイルの
印刷オリエンテーションは同一かどうかを判断し
（４）、ＮＯならば制御部１０１０がデフォルトの印刷
オリエンテーションを設定して（５）、ステップ（９）
以降に進む。

【００４３】一方、ステップ（４）の判定でＹＥＳの場
合は、制御部１０１０がファイルオリエンテーションは
ポートレイトかどうかを判断し（６）、ＮＯならば制御
部１０１０が印刷オリエンテーションをポートレイトに
設定して（７）、ステップ（９）以降に進み、ＹＥＳな
らば制御部１０１０が印刷オリエンテーションをランド
スケープに設定する（８）。

【００４４】次いで、制御部１０１０がデフォルトの印
刷用紙サイズ，印刷レイアウトを設定し（９）、制御部
１０１０が各ファイルの印刷に必要な情報を計算し設定
し（１０）、制御部１０１０が印刷イメージを表示する
（１１）。

【００４５】次いで、制御部１０１０が“印刷”の項目
が選択されたかどうかを判断する（１２）、ＹＥＳなら
ば制御部１０１０が印刷の処理をする（１３）。

【００４６】一方、ステップ（１２）の判定でＮＯの場
合は、制御部１０１０が“キャンセル”の項目が選択さ
れたかどうかを判断し（１４）、ＹＥＳならば処理を終
了し、ＮＯならば制御部１０１０が“プレビュー”の項
目が選択されたかどうかを判断し（１５）、ＹＥＳなら
ば制御部１０１０がプレビューイメージを表示して（１
６）、ステップ（１２）へ戻る。

【００４７】一方、ステップ（１５）の判定でＮＯの場
合は、制御部１０１０が“印刷用紙サイズ”の項目が変
更されたかどうかを判断し（１７）、ＹＥＳならば制御
部１０１０が印刷用紙サイズのデータを変更して（１
８）、ステップ（１０）に戻る。

【００４８】一方、ステップ（１７）の判定でＮＯの場
合は、制御部１０１０が“印刷レイアウト”の項目が変
更されたかどうかを判断し（１９）、ＹＥＳならば制御
部１０１０が印刷レイアウトのデータを変更して（２
０）、制御部１０１０が印刷オリエンテーションを最適
なものに変更して（２１）、ステップ（１０）に戻る。

【００４９】一方、ステップ（１９）の判定でＮＯの場
合は、制御部１０１０が“印刷オリエンテーション”の
項目が変更されたかどうかを判断し（２２）、ＮＯなら
ばステップ（１２）に戻り、ＹＥＳならば制御部１０１
０が印刷オリエンテーションのデータを変更して（２
３）、ステップ（１０）に戻る。

【００５０】図４は、図１に示した表示装置１０３０に
表示されるウィンドウ構成を示す図である。

【００５１】図５は、図１に示した記憶装置に記憶され
るデータ構造図である。

【００５２】図６は、図１に示した表示装置に表示され
る操作画面の図である。

【００５３】図７〜図１０は、図１に示した表示装置に
表示される印刷イメージを説明する図である。

【００５４】次に、図４から図１０までを参照しながら
詳細を説明する。

【００５５】まず、ユーザの使用する情報処理システム
において、図４に示すようなウィンドウシステム４０３
０があるとする。このウィンドウシステム４０３０には
ウィンドウ４０１０があり、ウィンドウにはユーザが作
成した複数のファイルがアイコン４０２０−Ａ，４０２
０−Ｂ，４０２０−Ｃ，４０２０−Ｄで、本発明の印刷
方式を実現する制御部１０１０がアイコン４０４０で表
示装置１０３０に表示されているとする。

【００５６】ユーザは入力装置１０２０により単一もし
くは複数のファイルを選択し制御部１０１０を実行す
る。制御部１０１０は読み込む指定ファイルがあるか判
断する（図２に示したステップ（１））。読み込む指定
ファイルがある場合、制御部１０１０は指定されたファ
イルの情報を調べ、図５の（ｃ）に示すようなデータ構
造でファイル名，ファイルオリエンテーション，描画サ
イズなどを記憶装置１０４０に設定する（図２のステッ
プ（２））。そして、制御部１０１０は読み込む指定フ
ァイルがなくなったと判断するまで上記の処理を繰り返
す。

【００５７】次に制御部１０１０は印刷オリエンテーシ
ョン，印刷用紙サイズ，印刷レイアウトなど、印刷に必
要なデフォルトの情報を図５の（ａ）に示すようなデー
タ構造で記憶装置１０４０に設定する（図２のステップ
（３））。次いで、制御部１０１０は読み込んだ指定フ
ァイルのファイルオリエンテーションが全て同一である
か、記憶装置１０４０に保持してある図５（ｃ）のデー
タを参照して判断する（図２のステップ（４））。制御
部１０１０はファイルオリエンテーションが同一でない
と判断した場合、制御部１０１０はデフォルトのファイ
ルオリエンテーションを図５の（ａ）のデータから参照
して図５の（ｂ）に示すようなデータ構造で記憶装置１
０４０に設定し次の処理を行う（図２のステップ
（５））。

【００５８】制御部１０１０はファイルオリエンテーシ
ョンが同一であると判断した場合、そのファイルオリエ
ンテーションがポートレイトであるか、記憶装置１０４
０に保持してある図５の（ｃ）のデータを参照して判断
する（図２のステップ（６））。

【００５９】制御部１０１０はファイルオリエンテーシ
ョンがポートレイトであると判断した場合、制御部１０
１０は印刷オリエンテーションがランドスケープである
ことを図５の（ｂ）に示すようなデータ構造で記憶装置
１０４０に設定する（図２のステップ（８））。

【００６０】また、制御部１０１０はファイルオリエン
テーションがポートレイトでないと判断した場合、制御
部１０１０は印刷オリエンテーションがポートレイトで
あることを図５の（ｂ）に示すようなデータ構造で記憶
装置１０４０に設定する（７）。

【００６１】次に、制御部１０１０は記憶装置１０４０
に保持してある図５の（ａ）のデータを参照してデフォ
ルトの印刷用紙サイズ，印刷レイアウトを図５の（ｂ）
に示すようなデータ構造で記憶装置１０４０に設定する
（図２のステップ（９））。制御部１０１０は記憶装置
１０４０に保持してある図５の（ｂ），（ｃ）のデータ
を参照して印刷に必要な拡大縮小率，印字位置などが最
適になるように計算し、そのデータを図５の（ｃ）に示
すようなデータ構造で記憶装置１０４０に設定する（図
２のステップ（１０））。

【００６２】制御部１０１０は記憶装置１０４０に保持
してある図５（ｂ）および（ｃ）のデータを参照し、図
６に示すような印刷イメージおよび印刷に関する情報を
示す印刷イメージウィンドウ６０００を表示装置１０３
０に表示する（図２のステップ（１１））。

【００６３】例えば図６はユーザが入力装置１０２０に
よりファイルオリエンテーションがポートレイトである
図４のＦｉｌｅ−ＡとＦｉｌｅ−Ｂの２ファイルを指定
し、制御部１０１０を実行した場合の例である。この場
合、制御部１０１０は図２のステップ（１），（２），
（３）を実行する。そして、制御部１０１０はステップ
（４）でファイルオリエンテーションが同一であると判
断し、ステップ（６）でファイルオリエンテーションが
ポートレイトと判断し、ステップ（８）で印刷オリエン
テーションをランドスケープと設定し、ステップ
（９），（１０）を実行する。制御部１０１０は図５の
（ｂ），（ｃ）のデータを参照し、図６に示すような印
刷イメージウィンドウ６０００，印刷用紙枠６０７０，
Ｆｉｌｅ−Ａの描画枠６０８０，Ｆｉｌｅ−Ｂの描画枠
６０９０，ファイル情報などを表示装置１０４０に表示
する。

【００６４】また、図７はユーザが入力装置１０２０に
よりファイルオリエンテーションがランドスケープであ
る図４のＦｉｌｅ−ＣとＦｉｌｅ−Ｄの２ファイルを指
定し、制御部１０１０を実行した場合の例である。この
場合、制御部１０１０は図２のステップ（１），
（２），（３）を実行する。

【００６５】そして、制御部１０１０はステップ（４）
でファイルオリエンテーションが同一であると判断し、
ステップ（６）でファイルオリエンテーションがポート
レイトでないと判断し、ステップ（７）で印刷オリエン
テーションをポートレイトと設定し、ステップ（８），
（９）を実行する。制御部１０１０は図５の（ｂ），
（ｃ）のデータを参照し、図７に示すような印刷イメー
ジを表示装置１０４０に表示する。

【００６６】そして、図８はユーザが入力装置１０２０
により図４のファイルオリエンテーションがポートレイ
トであるＦｉｌｅ−ＡとランドスケープであるＦｉｌｅ
−Ｃの２ファイルを指定し、制御部１０１０を実行した
場合の例である。

【００６７】この場合、制御部１０１０は図２のステッ
プ（１），（２），（３）を実行する。そして、制御部
１０１０はＦｉｌｅ−ＡとＦｉｌｅ−Ｃのファイルオリ
エンテーションをステップ（４）で同一でないと判断
し、ステップ（５）でデフォルトの印刷オリエンテーシ
ョンを設定し、ステップ（８），（９）を実行する。制
御部１０１０は図５の（ｂ），（ｃ）のデータを参照
し、デフォルトのファイルオリエンテーションがポート
レイトであれば図８の（ａ）に示すような印刷イメージ
を表示装置１０３０に表示する。制御部１０１０はデフ
ォルトのファイルオリエンテーションがランドスケープ
であれば、図８の（ｂ）に示すような印刷イメージを表
示装置１０３０に表示する。

【００６８】次にユーザが入力装置１０２０によりファ
イルオリエンテーションがポートレイトである図４にお
けるＦｉｌｅ−ＡとＦｉｌｅ−Ｂの２ファイルを指定
し、図６が表示装置１０３０に表示された以降の処理に
ついて説明する。

【００６９】制御部１０１０はユーザが入力装置１０２
０により“印刷”の項目６０６０を選択したか判断する
（図２のステップ（１））。ユーザが“印刷”の項目６
０６０を選択した場合、制御部１０１０は図５（ｂ）お
よび（ｃ）を参照して印刷の処理を行い（図２のステッ
プ（２））、印刷データを印刷装置１０５０に転送し制
御部１０１０は終了する。ユーザが“印刷”項目６０６
０を選択しなかった場合、制御部１０１０は次の処理を
行う。

【００７０】次に、制御部１０１０はユーザが入力装置
１０２０により“キャンセル”の項目６０５０を選択し
たか判断する（図２のステップ（４））。ユーザが“キ
ャンセル”の項目６０５０を選択した場合、制御部１０
１０は全ての処理を中止し終了する。ユーザが“キャン
セル”の項目６０５０を選択しなかった場合、制御部１
０１０は次の処理を行う。

【００７１】次に、制御部１０１０はユーザが入力装置
１０２０により“プレビュー”の項目６０４０を選択し
たか判断する（図２のステップ（４））。ユーザが“プ
レビュー”の項目６０４０を選択した場合、制御部１０
１０は図５の（ｂ），（ｃ）のデータと印字するデータ
を参照し拡大縮小などの処理を行いプレビューイメージ
を表示装置１０３０に表示する（図２のステップ
（５））。ユーザが“プレビュー”の項目６０４０を選
択しなかった場合、制御部１０１０は次の処理を行う。

【００７２】例えば印刷イメージが図６の状態において
“プレビュー”の項目６０４０をユーザが選択した場
合、制御部１０１０は図１０に示すようなプレビューイ
メージを表示装置１０３０に表示する。

【００７３】次に、制御部１０１０はユーザが入力装置
１０２０により“印刷用紙サイズ”の項目６０１０を変
更したか判断する（図２のステップ（６））。ユーザが
“印刷用紙サイズ”の項目６０１０を変更した場合、制
御部１０１０はユーザが選択した項目を認識して図５の
（ｂ）の印刷用紙サイズのデータを変更する（図２のス
テップ（７））。制御部１０１０はそのデータを反映さ
せるため再度印刷に必要な拡大縮小率，印字位置などが
最適になるよう計算し、その結果を図５の（ｃ）に示す
ようなデータ構造で記憶装置１０４０に設定する（図２
のステップ（１０））。制御部１０１０は記憶装置１０
４０に保持してある図５の（ｂ），（ｃ）のデータを参
照して、印刷イメージを再度表示装置１０３０に表示す
る（図２のステップ（１１））。ユーザが“印刷用紙サ
イズ”の項目６０１０を変更しなかった場合、制御部１
０１０は次の処理を行う。

【００７４】次に、制御部１０１０はユーザが入力装置
１０２０により“印刷レイアウト”の項目６０２０を変
更したか判断する（図２のステップ（８））。ユーザが
“印刷レイアウト”の項目６０２０を変更した場合、制
御部１０１０は選択された項目を認識して図５の（ｂ）
の印刷レイアウトのデータを変更する（図２のステップ
（９））。制御部１０１０は記憶装置１０４０に保持し
てある図５の（ｂ）および（ｃ）のデータを参照して、
最適な印刷オリエンテーションのデータを図５の（ｂ）
に示すようなデータ構造で記憶装置１０４０に再設定す
る（１０）。制御部１０１０は記憶装置１０４０に保持
してある図５の（ｂ），（ｃ）のデータを参照して、印
刷イメージを表示装置１０３０に表示する（図２のステ
ップ（１１））。ユーザが“印刷レイアウト”の項目６
０２０を変更しなかった場合、制御部１０１０は次の処
理を行う。

【００７５】例えば図６の状態においてユーザが印刷レ
イアウトを“２ページを１枚に”から“４ページを１枚
に”へ変更した場合、制御部１０１０は図９の（ａ）の
印刷イメージを表示装置１０３０に表示する。

【００７６】また、印刷イメージが図７の状態において
ユーザが印刷レイアウトを“２ページを１枚に”から
“４ページを１枚に”へ変更した場合、制御部１０１０
は図９の（ｂ）の印刷イメージを表示装置１０３０に表
示する。

【００７７】次に、制御部１０１０はユーザが入力装置
１０２０により“印刷オリエンテーション”の項目６０
３０を変更したか判断する（図２のステップ（１
１））。ユーザが“印刷オリエンテーション”の項目６
０３０を変更した場合、制御部１０１０は選択された項
目を認識して図５の（ｂ）の印刷オリエンテーションの
データを変更する（図３のステップ（１２））。制御部
１０１０はそのデータを反映させるため再度印刷に必要
な拡大縮小率，印字位置などが最適になるよう計算し、
その結果を図５の（ｃ）に示すようなデータ構造で記憶
装置１０４０に設定する（図２のステップ（１１）。制
御部１０１０は記憶装置１０４０に保持してある図５の
（ｂ），（ｃ）のデータを参照して、印刷イメージを表
示装置１０３０に再表示する（図２のステップ（１
１））。ユーザが“印刷オリエンテーション”の項目６
０３０を変更した場合、制御部１０１０は次の処理を行
う。

【００７８】例えば印刷イメージが図８の（ａ）の状態
において、ユーザが印刷レイアウトを“ポートレイト”
から“ランドスケープ”へ変更した場合、制御部１０１
０は図８の（ｂ）の印刷イメージを表示装置１０３０に
表示する。〔他の実施例〕なお、本発明は、情報処理システムとし
てパーソナルコンピュータ，ワークステーション，ミニ
コンピュータ等に適用でき、ウィンドウシステムとして
はWindows ，WindowsNT,OS/2，MacintoshOS ，Xwindow
s，OpenWindows, Motif（商品名を含む）等に適用で
き、制御部はソフトウェアであってもよく、ＲＯＭ等で
構成されていてもよく、入力装置はキーボード，ポイン
ティングデバイス（いわゆるマウス），トラックボー
ル，ソフトウェア等であってもよく、表示装置はＣＲ
Ｔ，液晶ディスプレイ等であってもよく、記憶装置は半
導体メモリ，磁気ディスク装置，光磁気ディスク装置，
磁気テープ装置等であってもよく、印刷装置はプリン
タ，プロッタ等であってもよい。

【００７９】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、１つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。

【００８０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、各ファイルの印刷出力方向が所定の印
刷出力方向と一致すると判定した場合には、各ファイル
を指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように
各ファイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が
各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致
しないと判定した場合には、指定された各ファイルの印
刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更するとともに、
各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力
するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に
調整するので、複数の異なるファイルから順次ページ単
位に読み出されるファイルデータを所定の印刷出力方向
に従って同一ページ内に統合出力することができる。

【００８１】第２の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各フ
ァイルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合に
は、指定されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一
致するように残るファイルの印刷出力方向を変更すると
ともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトをペー
ジ単位に調整するので、複数の異なるファイルから順次
ページ単位に読み出されるファイルデータを指定された
いずれかのファイルの印刷出力方向に一致するように残
るファイルの印刷出力方向に従って同一ページ内に統合
出力することができる。

【００８２】第３の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合
には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統
合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致し
ないと判定した場合には、各ファイルの印刷出力方向に
従って各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトをページ単位に調整するので、複数の
異なるファイルから順次ページ単位に読み出されるファ
イルデータを各ファイルの印刷出力方向に従って同一ペ
ージ内に統合出力することができる。

【００８３】第４の発明において、ファイル統合処理手
段により調整された出力ファイルの印刷イメージ状態を
表示手段に事前表示して、統合ファイル印刷イメージ状
態を画面上で確認することができる。

【００８４】第５の発明において、出力ファイルの印刷
イメージ状態が表示手段に事前表示された後、出力ファ
イルの印刷レイアウト条件の変更を指示す状態に基づい
て出力ファイルの印刷レイアウトを変更して、操作者の
要求する印刷レイアウト条件に従って複数の異なるファ
イルから順次ページ単位に読み出されるファイルデータ
の統合出力形態を調整することができる。

【００８５】第６の発明において、読み出される各ファ
イルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよ
うに各ファイルの印刷レイアウトを設定ページ範囲内で
ページ単位に調整するので、指定した連続するページ範
囲内で複数の異なるファイルから読み出されるファイル
データを統合出力することができる。

【００８６】第７の発明において、各ファイルの用紙サ
イズを指定された出力用紙サイズに従ってレイアウト条
件を変更して、複数の異なるファイルからみ出されるフ
ァイルデータを指定された用紙サイズ内に統合出力する
ことができる。

【００８７】第８の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合
には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統
合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と
一致しないと判定した場合には、指定された各ファイル
の印刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更するととも
に、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単
位に調整するので、複数の異なるファイルから順次ペー
ジ単位に読み出されるファイルデータを所定の印刷出力
方向に従って同一ページ内に統合出力することができ
る。

【００８８】第９の発明において、各ファイルの印刷出
力方向が一致すると判定した場合には、各ファイルを指
定された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各フ
ァイルの印刷レイアウトを調整し、各ファイルの印刷出
力方向が一致しないと判定した場合には、指定されたい
ずれかのファイルの印刷出力方向に一致するように残る
ファイルの印刷出力方向を変更するとともに、各ファイ
ルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよう
に各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に調整する
ので、複数の異なるファイルから順次ページ単位に読み
出されるファイルデータを各ファイルの印刷出力方向に
従って同一ページ内に統合出力することができる。

【００８９】第１０の発明において、各ファイルの印刷
出力方向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場
合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に
統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整
し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致し
ないと判定した場合には、各ファイルの印刷出力方向に
従って各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指定され
た用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイル
の印刷レイアウトをページ単位に調整するので、複数の
異なるファイルから順次ページ単位に読み出されるファ
イルデータを各ファイルの印刷出力方向に従って同一ペ
ージ内に統合出力することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す情報処理システムの構
成を示すブロック図である。

【図２】本発明に係る情報処理システムの統合印刷方法
の一実施例を示すフローチャートである。

【図３】本発明に係る情報処理システムの統合印刷方法
の一実施例を示すフローチャートである。

【図４】図１に示した表示装置に表示されるウィンドウ
構成を示す図である。

【図５】図１に示した記憶装置に記憶されるデータ構造
図である。

【図６】図１に示した表示装置に表示される操作画面の
図である。

【図７】図１に示した表示装置に表示される印刷イメー
ジを説明する図である。

【図８】図１に示した表示装置に表示される印刷イメー
ジを説明する図である。

【図９】図１に示した表示装置に表示される印刷イメー
ジを説明する図である。

【図１０】図１に示した表示装置に表示される印刷イメ
ージを説明する図である。

【符号の説明】

１０１０制御部１０２０入力装置１０３０表示装置１０４０記憶装置１０５０印刷装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の異なるファイルを記憶する記憶手
段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御するウ
インドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内で
編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シス
テムにおいて、前記記憶手段に記憶された異なるファイ
ル中から同時に印刷する所望のファイルを指定する指定
手段と、この指定手段により指定された各ファイルの印
刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを判定す
る判定手段と、この判定手段が各ファイルの印刷出力方
向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合に
は、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、
前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷
出力方向と一致しないと判定した場合には、指定された
各ファイルの印刷出力方向を所定の印刷出力方向に変更
するとともに、各ファイルを指定された用紙サイズの用
紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウト
をページ単位に調整するファイル統合処理手段とを有す
ることを特徴とする情報処理システム。
【請求項２】複数の異なるファイルを記憶する記憶手
段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御するウ
インドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内で
編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シス
テムにおいて、前記記憶手段に記憶された異なるファイ
ル中から同時に印刷する所望のファイルを指定する指定
手段と、この指定手段により指定された各ファイルの印
刷出力方向が一致するかを判定する判定手段と、この判
定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致すると判定し
た場合には、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙
内に統合出力するように各ファイルの印刷レイアウトを
調整し、前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一
致しないと判定した場合には、指定されたいずれかのフ
ァイルの印刷出力方向に一致するように残るファイルの
印刷出力方向を変更するとともに、各ファイルを指定さ
れた用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイ
ルの印刷レイアウトをページ単位に調整するファイル統
合処理手段とを有することを特徴とする情報処理システ
ム。
【請求項３】複数の異なるファイルを記憶する記憶手
段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御するウ
インドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内で
編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シス
テムにおいて、前記記憶手段に記憶された異なるファイ
ル中から同時に印刷する所望のファイルを指定する指定
手段と、この指定手段により指定された各ファイルの印
刷出力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを判定す
る判定手段と、この判定手段が各ファイルの印刷出力方
向が所定の印刷出力方向と一致すると判定した場合に
は、各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合
出力するように各ファイルの印刷レイアウトを調整し、
前記判定手段が各ファイルの印刷出力方向が一致しない
と判定した場合には、各ファイルの印刷出力方向に従っ
て各ファイルを前記所定の印刷出力方向の指定された用
紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印
刷レイアウトをページ単位に調整するファイル統合処理
手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
【請求項４】ファイル統合処理手段により調整された
出力ファイルの印刷イメージ状態を表示手段に事前表示
する事前表示手段を具備したことを特徴とする請求項１
〜３のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項５】事前表示手段により出力ファイルの印刷
イメージ状態が表示手段に事前表示された後、出力ファ
イルの印刷レイアウト条件の変更を指示するレイアウト
指示手段と、このレイアウト指示手段による印刷レイア
ウト条件の変更指示状態に基づいて出力ファイルの印刷
レイアウトを変更するレイアウト変更手段とを具備した
ことを特徴とする請求項４記載の情報処理システム。
【請求項６】指定手段により指定された各ファイルの
読出しページ範囲を設定するページ範囲設定手段と、こ
のページ範囲設定手段により設定された読出しページ範
囲内で記憶手段に記憶された各ファイルの各ページデー
タを順次読み出する指定ファイル読出し手段とを設け、
ファイル統合処理手段統合は、指定ファイル読出し手段
により読み出される各ファイルを指定された用紙サイズ
の用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷レイア
ウトをページ単位に調整するように構成したことを特徴
とする請求項１〜３のいずれかに記載の情報処理システ
ム。
【請求項７】レイアウト変更手段は、各ファイルの用
紙サイズを指定された出力用紙サイズに従って変更する
ことを特徴とする請求項５記載の情報処理システム。
【請求項８】複数の異なるファイルを記憶する記憶手
段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御するウ
インドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内で
編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シス
テムの統合印刷方法において、記憶手段に記憶されたフ
ァイル中から異なる複数のファイルの読出しを指定する
ファイル指定工程と、該指定された各ファイルの印刷出
力条件と前記印刷装置に予め登録された登録印刷出力条
件とを比較して、指定された各ファイルの印刷出力方向
が所定の印刷出力方向と一致するかを判定する判定工程
と、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力方向と
一致すると判定した場合には、各ファイルを指定された
用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの
印刷レイアウトを調整し、各ファイルの印刷出力方向が
所定の印刷出力方向と一致しないと判定した場合には、
指定された各ファイルの印刷出力方向を所定の印刷出力
方向に変更するとともに、各ファイルを指定された用紙
サイズの用紙内に統合出力するように各ファイルの印刷
レイアウトをページ単位に調整するファイル統合処理工
程とを有することを特徴とする情報処理システムの統合
印刷方法。
【請求項９】複数の異なるファイルを記憶する記憶手
段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御するウ
インドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内で
編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シス
テムの統合印刷方法において、記憶手段に記憶されたフ
ァイル中から異なる複数のファイルの読出しを指定する
ファイル指定工程と、該指定された各ファイルの印刷出
力方向が一致するかを判定する判定工程と、各ファイル
の印刷出力方向が一致すると判定した場合には、各ファ
イルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力するよ
うに各ファイルの印刷レイアウトを調整し、各ファイル
の印刷出力方向が一致しないと判定した場合には、指定
されたいずれかのファイルの印刷出力方向に一致するよ
うに残るファイルの印刷出力方向を変更するとともに、
各ファイルを指定された用紙サイズの用紙内に統合出力
するように各ファイルの印刷レイアウトをページ単位に
調整するファイル統合処理工程とを有することを特徴と
する情報処理システムの統合印刷方法。
【請求項１０】複数の異なるファイルを記憶する記憶
手段と、表示手段に所定のウインドウの表示を制御する
ウインドウ制御手段とを備え、前記所定のウインドウ内
で編集されたファイルを印刷装置に出力する情報処理シ
ステムの統合印刷方法において、記憶手段に記憶された
ファイル中から異なる複数のファイルの読出しを指定す
るファイル指定工程と、指定された各ファイルの印刷出
力方向が所定の印刷出力方向と一致するかを判定する判
定工程と、各ファイルの印刷出力方向が所定の印刷出力
方向と一致すると判定した場合には、各ファイルを指定
された用紙サイズの用紙内に統合出力するように各ファ
イルの印刷レイアウトを調整し、前記判定手段が各ファ
イルの印刷出力方向が一致しないと判定した場合には、
各ファイルの印刷出力方向に従って各ファイルを前記所
定の印刷出力方向の指定された用紙サイズの用紙内に統
合出力するように各ファイルの印刷レイアウトをページ
単位に調整するファイル統合処理工程とを有することを
特徴とする情報処理システムの統合印刷方法。