JPH07319637A - ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法 - Google Patents
ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法Info
- Publication number
- JPH07319637A JPH07319637A JP6113088A JP11308894A JPH07319637A JP H07319637 A JPH07319637 A JP H07319637A JP 6113088 A JP6113088 A JP 6113088A JP 11308894 A JP11308894 A JP 11308894A JP H07319637 A JPH07319637 A JP H07319637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk device
- disk
- information
- file
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミラーディスク装置において、計算機システ
ム故障時等に起こり得るディスク装置間のイメージの不
一致を迅速に復旧する手段を提供する。 【構成】 各ディスク装置3a,3bへのデータ書き込
み時には、そのブロックに関する情報を、書き込み中ブ
ロック情報群6a,6bとしてバックアップメモリ5に
保存しておき、書き込み完了と共にクリアする。計算機
システムの故障復旧後の立ち上げ時に、お互いのディス
ク書き込み中ブロック情報群6a,6bをチェックしあ
い、どちらかが、ディスク書き込み途中で故障したこと
が判明した場合、そのブロック情報群のデータをコピー
してディスク装置のイメージを合わせる。
ム故障時等に起こり得るディスク装置間のイメージの不
一致を迅速に復旧する手段を提供する。 【構成】 各ディスク装置3a,3bへのデータ書き込
み時には、そのブロックに関する情報を、書き込み中ブ
ロック情報群6a,6bとしてバックアップメモリ5に
保存しておき、書き込み完了と共にクリアする。計算機
システムの故障復旧後の立ち上げ時に、お互いのディス
ク書き込み中ブロック情報群6a,6bをチェックしあ
い、どちらかが、ディスク書き込み途中で故障したこと
が判明した場合、そのブロック情報群のデータをコピー
してディスク装置のイメージを合わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一対のディスク装置
を用いてミラーディスクを構成する計算機システムにお
けるディスク装置の制御装置及び制御方法に関するもの
である。また、ファイルシステムを備えた計算機システ
ムにおけるディスク装置の制御装置及び制御方法に関す
るものである。
を用いてミラーディスクを構成する計算機システムにお
けるディスク装置の制御装置及び制御方法に関するもの
である。また、ファイルシステムを備えた計算機システ
ムにおけるディスク装置の制御装置及び制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開昭63−63173
号公報に示された従来の2重化ディスク制御装置の構成
図であり、図において、1aはCPU、24a,24b
はチャネル装置、3a,3bはディスク装置、2a,2
bはディスク制御装置、25a,25bはインタフェー
ス手段、26a,26bは動作制御手段、27a,27
bはディスク制御手段、28a,28bは通信手段であ
る。
号公報に示された従来の2重化ディスク制御装置の構成
図であり、図において、1aはCPU、24a,24b
はチャネル装置、3a,3bはディスク装置、2a,2
bはディスク制御装置、25a,25bはインタフェー
ス手段、26a,26bは動作制御手段、27a,27
bはディスク制御手段、28a,28bは通信手段であ
る。
【0003】次に動作について説明する。2重化された
ディスク装置3a及び3bは各々ディスク制御装置2a
及び2bとチャネル装置24a及び24bを経由してC
PU1aに接続される。ディスク制御装置2a及び2b
は、インタフェース手段25a及び25bと、動作制御
手段26a及び26bと、ディスク制御手段27a及び
27bと、ディスク装置3a,3bに対してデータをど
こまで書き込んだかの制御情報を互いに通信する通信手
段28a及び28bとから構成される。
ディスク装置3a及び3bは各々ディスク制御装置2a
及び2bとチャネル装置24a及び24bを経由してC
PU1aに接続される。ディスク制御装置2a及び2b
は、インタフェース手段25a及び25bと、動作制御
手段26a及び26bと、ディスク制御手段27a及び
27bと、ディスク装置3a,3bに対してデータをど
こまで書き込んだかの制御情報を互いに通信する通信手
段28a及び28bとから構成される。
【0004】CPU1aは、チャネル装置24aとディ
スク制御装置2bとを経由してディスク装置3aに情報
を書き込み、また、チャネル装置24bとディスク制御
装置2bとを経由して同一情報をディスク装置3bに書
き込みを試みる。かかる場合に、ディスク装置3aへの
情報書き込み中に障害となりディスク制御装置2aがC
PU1aに報告出来なくなると、CPU1aはディスク
装置3bへの書き込みが終了するとチャネル装置24b
に接続替えを指示して、障害が発生した方のチャネル装
置24aを切り離し、さらに、チャネル装置24bを経
由してディスク制御装置2bに対して、ディスク制御装
置2aがどこまでディスク装置3aに対してデータを書
き込んだかの制御情報を読みとる命令を出す。そして、
ディスク制御装置2bは通信手段28b及び28aを経
由してディスク制御装置2と通信を行い、どこまで書き
込んだかの制御情報を受け取り、CPU1aはチャネル
装置24bを経由して送られてくる制御情報を受け取る
と、ディスク装置3a及び3bにデータが正常に書き込
まれた領域に対してはデータの再書き込みは行わず、書
き込みが正常に終了していない領域に対してデータの書
き込みを行う。
スク制御装置2bとを経由してディスク装置3aに情報
を書き込み、また、チャネル装置24bとディスク制御
装置2bとを経由して同一情報をディスク装置3bに書
き込みを試みる。かかる場合に、ディスク装置3aへの
情報書き込み中に障害となりディスク制御装置2aがC
PU1aに報告出来なくなると、CPU1aはディスク
装置3bへの書き込みが終了するとチャネル装置24b
に接続替えを指示して、障害が発生した方のチャネル装
置24aを切り離し、さらに、チャネル装置24bを経
由してディスク制御装置2bに対して、ディスク制御装
置2aがどこまでディスク装置3aに対してデータを書
き込んだかの制御情報を読みとる命令を出す。そして、
ディスク制御装置2bは通信手段28b及び28aを経
由してディスク制御装置2と通信を行い、どこまで書き
込んだかの制御情報を受け取り、CPU1aはチャネル
装置24bを経由して送られてくる制御情報を受け取る
と、ディスク装置3a及び3bにデータが正常に書き込
まれた領域に対してはデータの再書き込みは行わず、書
き込みが正常に終了していない領域に対してデータの書
き込みを行う。
【0005】また、図12は例えば特開平3−9811
2公報に示された従来のミラードディスクシステムの構
成図であり、図に於いて、1bはシステム全体を制御す
るCPU、3a(A)は第一のディスク装置、3b
(B)は第二のディスク装置である。これら2つのディ
スク装置がミラードディスクシステムの一部を成してい
る。2はCPU1bからの指示によりディスク装置3
a,3bにアクセスするディスク制御装置である。29
はCPU1bからのディスクアクセス要求を受け、アク
セスするアドレスと、READ/WRITEを区別する
信号W/R(バー,負アクティブの意)を生成する制御
部、30は制御部29からのアドレスを受けて、アクセ
スする部分がディスク装置の内周側か外周側かを示す信
号A/B(バー)を生成するアドレス比較部、31はデ
ィスク装置3a,3bが正常か否かを示す信号AOK、
BOKを出力する故障検出部、32はA/B(バー),
W/R(バー),AOK,BOK信号を受け、後述する
ドライバ/レシーバのアクセスを制御するアクセス制御
部、33aはディスク装置3aとCPU1bとのデータ
交換を行うドライバ/レシーバ、33bはディスク装置
3bとCPU1bとのデータ交換を行うドライバ/レシ
ーバである。
2公報に示された従来のミラードディスクシステムの構
成図であり、図に於いて、1bはシステム全体を制御す
るCPU、3a(A)は第一のディスク装置、3b
(B)は第二のディスク装置である。これら2つのディ
スク装置がミラードディスクシステムの一部を成してい
る。2はCPU1bからの指示によりディスク装置3
a,3bにアクセスするディスク制御装置である。29
はCPU1bからのディスクアクセス要求を受け、アク
セスするアドレスと、READ/WRITEを区別する
信号W/R(バー,負アクティブの意)を生成する制御
部、30は制御部29からのアドレスを受けて、アクセ
スする部分がディスク装置の内周側か外周側かを示す信
号A/B(バー)を生成するアドレス比較部、31はデ
ィスク装置3a,3bが正常か否かを示す信号AOK、
BOKを出力する故障検出部、32はA/B(バー),
W/R(バー),AOK,BOK信号を受け、後述する
ドライバ/レシーバのアクセスを制御するアクセス制御
部、33aはディスク装置3aとCPU1bとのデータ
交換を行うドライバ/レシーバ、33bはディスク装置
3bとCPU1bとのデータ交換を行うドライバ/レシ
ーバである。
【0006】次に動作について説明する。CPU1bよ
り書き込み要求が発生すると、制御部29からのW/R
信号がハイレベルになり、オアゲート32a,32bの
出力もハイレベルになる。一方、故障検出部31はディ
スク装置3a,ディスク装置3bの故障検出を行ってお
り、ディスク装置3aが正常であればAOKが、ディス
ク装置3bが正常であればBOKが発生する。この検出
結果はアンドゲート32c,32dの一方の入力に供給
されている。正常である側のアンドゲートの出力がハイ
レベルになり、ドライバ/レシーバ33a,33bの制
御端子33sに印加される。従って、ディスク装置が双
方とも正常であれば、ドライバ/レシーバ33a及びド
ライバ/レシーバ33bが書き込み状態になり、データ
がディスク装置3a及び3bの双方に書き込まれる。
り書き込み要求が発生すると、制御部29からのW/R
信号がハイレベルになり、オアゲート32a,32bの
出力もハイレベルになる。一方、故障検出部31はディ
スク装置3a,ディスク装置3bの故障検出を行ってお
り、ディスク装置3aが正常であればAOKが、ディス
ク装置3bが正常であればBOKが発生する。この検出
結果はアンドゲート32c,32dの一方の入力に供給
されている。正常である側のアンドゲートの出力がハイ
レベルになり、ドライバ/レシーバ33a,33bの制
御端子33sに印加される。従って、ディスク装置が双
方とも正常であれば、ドライバ/レシーバ33a及びド
ライバ/レシーバ33bが書き込み状態になり、データ
がディスク装置3a及び3bの双方に書き込まれる。
【0007】また、一方のディスク装置が故障している
場合は、AOK(故障時はローレベル)を反転して受け
るオア回路32b、BOK(故障時はローレベル)を反
転して受けるオア回路32aの出力がハイレベルにな
り、正常な側が書き込み状態になる。
場合は、AOK(故障時はローレベル)を反転して受け
るオア回路32b、BOK(故障時はローレベル)を反
転して受けるオア回路32aの出力がハイレベルにな
り、正常な側が書き込み状態になる。
【0008】次に読み出しについて説明する。CPU1
bより読み出し要求が発生すると、制御部29からのW
/R(バー)はローレベルになる。このとき、アドレス
比較部30は制御部29からのアドレスを識別し、アク
セスすべき箇所がディスク装置の内周側か外周側かを判
断する。そして、内周側と判断されれば、ディスク3a
をアクセスするようにA/B(バー)信号をハイレベル
にする。このA/B(バー)信号を受けたオアゲート3
2aの出力はハイレベルになり、オアゲート32bの出
力はローレベルになる。また、アクセスすべき箇所がデ
ィスク装置の外周側であれば、オアゲートの出力が逆に
なる。一方、故障検出部31はディスク装置3a,ディ
スク装置3bの故障検出を行っており、ディスク装置3
aが正常であればAOKが、ディスク装置3bが正常で
あればBOKが発生する。この検出結果はアンドゲート
32c,32dの一方の入力に供給されている。正常で
ある側のアンドゲートの出力がハイレベルになり、ドラ
イバ/レシーバ33a,33bの制御端子33sに印加
される。従って、ディスクが双方とも正常であれば、ド
ライバ/レシーバ33a若しくはドライバ/レシーバ3
3bのうちいづれか一方が読み出し状態になり、データ
がディスク装置3a若しくはディスク装置3bから読み
出される。この場合、シークする範囲が全領域の1/2
になるので、シーク時間が短縮される。
bより読み出し要求が発生すると、制御部29からのW
/R(バー)はローレベルになる。このとき、アドレス
比較部30は制御部29からのアドレスを識別し、アク
セスすべき箇所がディスク装置の内周側か外周側かを判
断する。そして、内周側と判断されれば、ディスク3a
をアクセスするようにA/B(バー)信号をハイレベル
にする。このA/B(バー)信号を受けたオアゲート3
2aの出力はハイレベルになり、オアゲート32bの出
力はローレベルになる。また、アクセスすべき箇所がデ
ィスク装置の外周側であれば、オアゲートの出力が逆に
なる。一方、故障検出部31はディスク装置3a,ディ
スク装置3bの故障検出を行っており、ディスク装置3
aが正常であればAOKが、ディスク装置3bが正常で
あればBOKが発生する。この検出結果はアンドゲート
32c,32dの一方の入力に供給されている。正常で
ある側のアンドゲートの出力がハイレベルになり、ドラ
イバ/レシーバ33a,33bの制御端子33sに印加
される。従って、ディスクが双方とも正常であれば、ド
ライバ/レシーバ33a若しくはドライバ/レシーバ3
3bのうちいづれか一方が読み出し状態になり、データ
がディスク装置3a若しくはディスク装置3bから読み
出される。この場合、シークする範囲が全領域の1/2
になるので、シーク時間が短縮される。
【0009】ただし、一方のディスクが故障している場
合は、正常なディスクより読み出しが行われる。すなわ
ち、一方のディスクが故障している場合、AOK(故障
時はローレベル)を反転して受けるオアゲート32b,
若しくはBOK(故障時はローレベル)を反転して受け
るオアゲート32aの出力がハイレベルになり、正常な
側が読み出し状態になる。
合は、正常なディスクより読み出しが行われる。すなわ
ち、一方のディスクが故障している場合、AOK(故障
時はローレベル)を反転して受けるオアゲート32b,
若しくはBOK(故障時はローレベル)を反転して受け
るオアゲート32aの出力がハイレベルになり、正常な
側が読み出し状態になる。
【0010】なお、ディスク装置3a,3bが共に故障
している時は、ローレベルのAOK,BOKにより、ア
ンドゲート32c,32dの出力がローレベルになるの
で、書き込みも読み出しも行われない。
している時は、ローレベルのAOK,BOKにより、ア
ンドゲート32c,32dの出力がローレベルになるの
で、書き込みも読み出しも行われない。
【0011】以上の書き込みと読み出しのアクセスの様
子を図13に示す。
子を図13に示す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のミラードディス
クシステムに係るディスク制御装置(ディスク装置の制
御装置)は、以上の様に構成されており、オンライン動
作中のディスク制御装置の故障に対しては短い時間で各
々のディスク装置の内容を一致させることが出来るが、
ディスク制御装置ではなく、計算機システム全体の故障
等が発生した場合は、故障復旧後には各々のディスク装
置の内容は不一致のままになり、2重化(ミラー化)デ
ィスク装置としての運用が出来なくなるという問題点が
あった。
クシステムに係るディスク制御装置(ディスク装置の制
御装置)は、以上の様に構成されており、オンライン動
作中のディスク制御装置の故障に対しては短い時間で各
々のディスク装置の内容を一致させることが出来るが、
ディスク制御装置ではなく、計算機システム全体の故障
等が発生した場合は、故障復旧後には各々のディスク装
置の内容は不一致のままになり、2重化(ミラー化)デ
ィスク装置としての運用が出来なくなるという問題点が
あった。
【0013】また、予期せぬ計算機システムの故障等に
より、中途半端なディスク装置への書き込みが行われる
為に、故障復旧後にもCPUのファイルシステムが破壊
されたままとなり、システムとして正常動作しなくなる
可能性があるという問題点があった。
より、中途半端なディスク装置への書き込みが行われる
為に、故障復旧後にもCPUのファイルシステムが破壊
されたままとなり、システムとして正常動作しなくなる
可能性があるという問題点があった。
【0014】また、ディスク装置に対するデータ読み込
み時間に関しては、単一ファイルがディスク上に分散さ
れて置かれるシステム(UNIX等)に対してはシーク
時間の短縮に繋がらないという問題点があった。
み時間に関しては、単一ファイルがディスク上に分散さ
れて置かれるシステム(UNIX等)に対してはシーク
時間の短縮に繋がらないという問題点があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ミラーディスクシステムを持
つ計算機システムの予期せぬ故障時にも、復旧したとき
には、速やかにミラー化を復旧させることができ、ま
た、CPUのファイルシステムの破壊によるファイルの
読み出し不能を最小限に抑えることができ、加えて、デ
ィスク装置に対するファイルのアクセス高速化を実現で
きる、ディスク装置の制御装置及び制御方法を得ること
を目的とする。
めになされたものであり、ミラーディスクシステムを持
つ計算機システムの予期せぬ故障時にも、復旧したとき
には、速やかにミラー化を復旧させることができ、ま
た、CPUのファイルシステムの破壊によるファイルの
読み出し不能を最小限に抑えることができ、加えて、デ
ィスク装置に対するファイルのアクセス高速化を実現で
きる、ディスク装置の制御装置及び制御方法を得ること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
るディスク装置の制御装置は、ミラー化を実現している
各ディスク装置3a,3bに対するデータの書き込み時
に、各ディスク装置の各書き込み論理ブロックに関する
情報が格納されるとともに、データの書き込み完了時
に、上記情報が抹消されるバッテリバックアップされた
バックアップメモリと、計算機システムの故障発生時
に、上記バックアップメモリに保持されている情報の
有,無に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させ
るように各ディスク装置を制御するディスク内容一致手
段とを備えたものである。
るディスク装置の制御装置は、ミラー化を実現している
各ディスク装置3a,3bに対するデータの書き込み時
に、各ディスク装置の各書き込み論理ブロックに関する
情報が格納されるとともに、データの書き込み完了時
に、上記情報が抹消されるバッテリバックアップされた
バックアップメモリと、計算機システムの故障発生時
に、上記バックアップメモリに保持されている情報の
有,無に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させ
るように各ディスク装置を制御するディスク内容一致手
段とを備えたものである。
【0017】請求項2にかかる制御装置は、ミラー化を
実現している各ディスク装置3a,3b毎に、上記バッ
クアップメモリ5a,5bと、このバックアップメモリ
に保持された情報を通信するための通信手段7a,7b
とを備えて成るディスク制御装置モジュール(ディスク
制御装置20a,20b)を設け、かつ計算機システム
の故障時に、各ディスク制御装置モジュールを起動させ
て、各ディスク装置のデータを一致させるように各ディ
スク装置を制御するディスク内容一致手段を備えて成る
ものである。
実現している各ディスク装置3a,3b毎に、上記バッ
クアップメモリ5a,5bと、このバックアップメモリ
に保持された情報を通信するための通信手段7a,7b
とを備えて成るディスク制御装置モジュール(ディスク
制御装置20a,20b)を設け、かつ計算機システム
の故障時に、各ディスク制御装置モジュールを起動させ
て、各ディスク装置のデータを一致させるように各ディ
スク装置を制御するディスク内容一致手段を備えて成る
ものである。
【0018】請求項3にかかる制御装置は、請求項1ま
たは2のディスク内容一致手段を、上記バックアップメ
モリに残っている情報(ブロック情報群6a,6b)を
チェックして、当該情報の示す一方のディスク装置上の
論理ブロックに対してこの論理ブロックに相当する他方
のディスク装置の論理ブロックからのデータを書き込む
ことを実施する初期化処理ルーチンにより構成したもの
である。
たは2のディスク内容一致手段を、上記バックアップメ
モリに残っている情報(ブロック情報群6a,6b)を
チェックして、当該情報の示す一方のディスク装置上の
論理ブロックに対してこの論理ブロックに相当する他方
のディスク装置の論理ブロックからのデータを書き込む
ことを実施する初期化処理ルーチンにより構成したもの
である。
【0019】請求項4にかかるディスク装置の制御方法
は、上記バックアップメモリ5a,5bと通信手段7
a,7bとを備えたディスク制御装置20a,20b
を、ミラー化を実現している各ディスク装置3a,3b
毎に対応させて設けるようにして、計算機システムの故
障発生時に、各ディスク制御装置の各バックアップメモ
リに保持された情報を、各通信手段を介して各ディスク
制御装置間で互いに送受させるようにし、この送受され
る情報に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させ
るものである。
は、上記バックアップメモリ5a,5bと通信手段7
a,7bとを備えたディスク制御装置20a,20b
を、ミラー化を実現している各ディスク装置3a,3b
毎に対応させて設けるようにして、計算機システムの故
障発生時に、各ディスク制御装置の各バックアップメモ
リに保持された情報を、各通信手段を介して各ディスク
制御装置間で互いに送受させるようにし、この送受され
る情報に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させ
るものである。
【0020】請求項5にかかるディスク装置の制御方法
は、ファイルシステム8からディスク装置3a,3bに
対して書き込み要求を行う場合にディスク装置のデータ
の入出力を高速にするためのバッファキャッシュ10
を、バッテリバックアップされたバックアップメモリ9
上に置き、バッファキャッシュ上に設定される各ディス
ク装置の論理ブロックに関する情報(ブロック情報群6
a,6b)が示すディスク装置上の論理ブロックへの実
際のデータ書き込み状況を管理するためのフラグ11を
設定し、計算機システムの故障時に、上記フラグの有,
無に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させるよ
うにしたものである。
は、ファイルシステム8からディスク装置3a,3bに
対して書き込み要求を行う場合にディスク装置のデータ
の入出力を高速にするためのバッファキャッシュ10
を、バッテリバックアップされたバックアップメモリ9
上に置き、バッファキャッシュ上に設定される各ディス
ク装置の論理ブロックに関する情報(ブロック情報群6
a,6b)が示すディスク装置上の論理ブロックへの実
際のデータ書き込み状況を管理するためのフラグ11を
設定し、計算機システムの故障時に、上記フラグの有,
無に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させるよ
うにしたものである。
【0021】請求項6にかかるディスク装置の制御方法
は、ディスク装置上に存在する連続ファイルの先頭ブロ
ックとファイルのサイズ等のファイル管理情報(ロケー
ション管理情報15,16)をディスク装置上のファイ
ルシステム13の管理エリア18以外の領域(固定エリ
ア14)に保存しておくようにして、計算機システムの
破壊が発生したときに、上記保存しておいたファイル管
理情報に基づいて、上記ディスク装置上のファイルをア
クセスするようにしたものである。
は、ディスク装置上に存在する連続ファイルの先頭ブロ
ックとファイルのサイズ等のファイル管理情報(ロケー
ション管理情報15,16)をディスク装置上のファイ
ルシステム13の管理エリア18以外の領域(固定エリ
ア14)に保存しておくようにして、計算機システムの
破壊が発生したときに、上記保存しておいたファイル管
理情報に基づいて、上記ディスク装置上のファイルをア
クセスするようにしたものである。
【0022】請求項7にかかる制御装置は、管理ブロッ
ク情報を、磁気ディスク装置上の上記管理エリア18以
外の別領域(固定エリア14)に一定周期でバックアッ
プコピーするとともに、計算機システムの破壊が発生し
たときには、この破壊発生直前にコピーされた最新の管
理ブロック情報をディスク装置上の管理エリア18にラ
イトバックをする復旧手段(ファイルシステム管理手段
19)を備えたものである。
ク情報を、磁気ディスク装置上の上記管理エリア18以
外の別領域(固定エリア14)に一定周期でバックアッ
プコピーするとともに、計算機システムの破壊が発生し
たときには、この破壊発生直前にコピーされた最新の管
理ブロック情報をディスク装置上の管理エリア18にラ
イトバックをする復旧手段(ファイルシステム管理手段
19)を備えたものである。
【0023】請求項8にかかる制御装置は、ディスク装
置上のシリンダ毎の書き込まれていない論理ブロック数
を管理し、書き込み要求のある新規のファイルをディス
ク装置に格納するときは、そのファイルのサイズとシリ
ンダ毎の残論理ブロック数とを比較していき、ファイル
のサイズより大きなエリアを残すシリンダに新規のファ
イルを格納するようにディスク装置を制御する制御手段
(ファイルシステム21)を備えているものである。
置上のシリンダ毎の書き込まれていない論理ブロック数
を管理し、書き込み要求のある新規のファイルをディス
ク装置に格納するときは、そのファイルのサイズとシリ
ンダ毎の残論理ブロック数とを比較していき、ファイル
のサイズより大きなエリアを残すシリンダに新規のファ
イルを格納するようにディスク装置を制御する制御手段
(ファイルシステム21)を備えているものである。
【0024】請求項9の制御装置は、請求項8に加え、
制御手段(ファイルシステム21)は、新規のファイル
の書き込み要求があった場合、シリンダ管理情報22
a,22bに基づいて、現在のディスクヘッドの位置情
報よりディスクヘッドの位置しているシリンダを算出し
て、このシリンダを新規のファイルの最初の書き込み対
象場所として選択するものである。
制御手段(ファイルシステム21)は、新規のファイル
の書き込み要求があった場合、シリンダ管理情報22
a,22bに基づいて、現在のディスクヘッドの位置情
報よりディスクヘッドの位置しているシリンダを算出し
て、このシリンダを新規のファイルの最初の書き込み対
象場所として選択するものである。
【0025】請求項10の制御装置は、請求項8に加
え、制御手段は、新規のファイルの書き込み要求があっ
た場合、空きシリンダ情報に基づいて、空きシリンダが
存在していれば、1つの空きシリンダに、新規のファイ
ル1つを書き込むものである。
え、制御手段は、新規のファイルの書き込み要求があっ
た場合、空きシリンダ情報に基づいて、空きシリンダが
存在していれば、1つの空きシリンダに、新規のファイ
ル1つを書き込むものである。
【0026】請求項11の制御装置は、請求項8に加
え、制御手段(ファイルシステム21)は、さらに、新
規のファイルを格納する場合に、単一のシリンダに新規
のファイルを書き込むことができない時には、複数のシ
リンダに分割して書き込むものである。
え、制御手段(ファイルシステム21)は、さらに、新
規のファイルを格納する場合に、単一のシリンダに新規
のファイルを書き込むことができない時には、複数のシ
リンダに分割して書き込むものである。
【0027】
【作用】請求項1の制御装置は、ディスク装置に対する
書き込み時には、バックアップメモリに、書き込む論理
ブロックに関する情報を格納し、書き込み完了と共にこ
れをクリアすることにより、予期せぬ計算機システムの
故障発生時には、ディスク内容一致手段は、復旧時にバ
ックアップメモリ上に残っている論理ブロックに関する
情報をチェックし、ディスク装置間でのコピーをその部
分に限り行い、各々のディスク装置のデータを一致させ
る。
書き込み時には、バックアップメモリに、書き込む論理
ブロックに関する情報を格納し、書き込み完了と共にこ
れをクリアすることにより、予期せぬ計算機システムの
故障発生時には、ディスク内容一致手段は、復旧時にバ
ックアップメモリ上に残っている論理ブロックに関する
情報をチェックし、ディスク装置間でのコピーをその部
分に限り行い、各々のディスク装置のデータを一致させ
る。
【0028】請求項2の装置では、計算機システムの故
障発生時に、ディスク内容一致手段は、各ディスク制御
装置モジュールを起動させるようにして、各モジュール
間で、情報を送受するようにし、送受された情報に基づ
いて、各ディスク装置のデータを一致させる。
障発生時に、ディスク内容一致手段は、各ディスク制御
装置モジュールを起動させるようにして、各モジュール
間で、情報を送受するようにし、送受された情報に基づ
いて、各ディスク装置のデータを一致させる。
【0029】請求項3では、システムの再起動時に、デ
ィスク内容一致手段としての初期化処理ルーチンが起動
し、これにより、バックアップメモリに残っている情報
をチェックして、各ディスク装置間のデータのやりとり
を実施し、各ディスク装置のデータを一致させる。
ィスク内容一致手段としての初期化処理ルーチンが起動
し、これにより、バックアップメモリに残っている情報
をチェックして、各ディスク装置間のデータのやりとり
を実施し、各ディスク装置のデータを一致させる。
【0030】請求項4では、各ディスク制御装置のバッ
クアップメモリに保持された情報を、各通信手段を介し
て制御装置間でやりとりさせ、各制御装置は、この情報
に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させる。
クアップメモリに保持された情報を、各通信手段を介し
て制御装置間でやりとりさせ、各制御装置は、この情報
に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させる。
【0031】請求項5では、バックアップメモリ上のバ
ッファキャッシュに設定されたフラグを参照して、各デ
ィスク装置のデータを一致させる。
ッファキャッシュに設定されたフラグを参照して、各デ
ィスク装置のデータを一致させる。
【0032】請求項6では、ディスク装置上の管理ブロ
ック情報が格納されている管理エリア以外の領域に、フ
ァイル管理情報を常に保存しておくようにして、管理ブ
ロック情報が壊れた場合に、ファイル管理情報である連
続ファイルの先頭ブロック番号と連続ファイルのサイズ
とに基づいて、ファイルアクセスを行なう。
ック情報が格納されている管理エリア以外の領域に、フ
ァイル管理情報を常に保存しておくようにして、管理ブ
ロック情報が壊れた場合に、ファイル管理情報である連
続ファイルの先頭ブロック番号と連続ファイルのサイズ
とに基づいて、ファイルアクセスを行なう。
【0033】請求項7では、復旧手段は、一定周期で、
管理ブロック情報をディスク装置上にバックアップコピ
ーしており、管理ブロック情報が破壊されたときに、破
壊時直前にコピーされた管理ブロック情報を管理エリア
にライトバックする。
管理ブロック情報をディスク装置上にバックアップコピ
ーしており、管理ブロック情報が破壊されたときに、破
壊時直前にコピーされた管理ブロック情報を管理エリア
にライトバックする。
【0034】請求項8では、制御手段は、シリンダ毎の
残論理ブロック数の管理と、新規ファイルの書き込み時
に、ファイルのサイズとシリンダ毎の残論理ブロック数
を比べて、ファイルを書き込むシリンダを決定する。
残論理ブロック数の管理と、新規ファイルの書き込み時
に、ファイルのサイズとシリンダ毎の残論理ブロック数
を比べて、ファイルを書き込むシリンダを決定する。
【0035】請求項9では、制御手段は、シリンダ管理
情報を参照して、現在、ディスクヘッドが位置している
シリンダを求めて、優先してこのシリンダに新規のファ
イルを書き込むようにする。
情報を参照して、現在、ディスクヘッドが位置している
シリンダを求めて、優先してこのシリンダに新規のファ
イルを書き込むようにする。
【0036】請求項10では、制御手段は、空きシリン
ダ情報を参照して空きシリンダを探査し、1つの空きシ
リンダに1つの新規ファイルを書き込む。
ダ情報を参照して空きシリンダを探査し、1つの空きシ
リンダに1つの新規ファイルを書き込む。
【0037】請求項11では、制御手段は、新規のファ
イル1つを単一のシリンダに書き込めない場合には、複
数のシリンダに分割して書き込む。
イル1つを単一のシリンダに書き込めない場合には、複
数のシリンダに分割して書き込む。
【0038】
実施例1(請求項1〜4に対応).以下、実施例1を図
1〜3に基づいて説明する。図1において、1Aは計算
機システムのCPU、20a,20bはディスク制御装
置、3a,3bはディスク装置、4a,4bはディスク
入出力手段、5a,5bはバッテリバックアップされた
バックアップメモリ、6a,6bはディスク書き込み中
ブロック情報群、7a,7bは通信手段である。上記デ
ィスク装置3a,3bはミラー化されており、データの
読み出し/書き込みは論理ブロック単位で行われる。ま
た、4a〜7aによりディスク制御装置20aを4b〜
7bによりディスク制御装置20bを構成している。
1〜3に基づいて説明する。図1において、1Aは計算
機システムのCPU、20a,20bはディスク制御装
置、3a,3bはディスク装置、4a,4bはディスク
入出力手段、5a,5bはバッテリバックアップされた
バックアップメモリ、6a,6bはディスク書き込み中
ブロック情報群、7a,7bは通信手段である。上記デ
ィスク装置3a,3bはミラー化されており、データの
読み出し/書き込みは論理ブロック単位で行われる。ま
た、4a〜7aによりディスク制御装置20aを4b〜
7bによりディスク制御装置20bを構成している。
【0039】次に動作について説明する。CPU1Aか
らディスク装置に対して書き込み要求があった場合、C
PU1Aはディスク制御装置20a,20bに対してこ
の順番(20aの次に20b)で並列してディスク書き
込み要求を出す。ディスク入出力手段4a,4bはディ
スク装置3a,3bに対する入出力を管理する手段であ
り、ディスク装置3a,3bに対する書き込み時には、
その書き込み(論理)ブロックに関する情報を、バック
アップメモリ5a,5b上にディスク書き込み中ブロッ
ク情報群6a,6bとして格納し、書き込み完了と共に
ディスク書き込み中ブロック情報群6a,6bをクリア
している。
らディスク装置に対して書き込み要求があった場合、C
PU1Aはディスク制御装置20a,20bに対してこ
の順番(20aの次に20b)で並列してディスク書き
込み要求を出す。ディスク入出力手段4a,4bはディ
スク装置3a,3bに対する入出力を管理する手段であ
り、ディスク装置3a,3bに対する書き込み時には、
その書き込み(論理)ブロックに関する情報を、バック
アップメモリ5a,5b上にディスク書き込み中ブロッ
ク情報群6a,6bとして格納し、書き込み完了と共に
ディスク書き込み中ブロック情報群6a,6bをクリア
している。
【0040】尚、上記ディスク装置3a,3bは、必ず
論理ブロック単位でのリード/ライトが行われる。すな
わち、CPU1Aからのリード/ライト要求は「あるブ
ロックから何ブロック分」という形で要求される。従っ
て、ディスク書き込み中ブロック情報群6a,6bには
「書き込み先頭ブロックNO.と書き込みブロック数」
という形で、書き込みブロックに関する情報が格納され
る。また、6a,6bの情報をクリアするタイミング
は、各ディスク入出力手段4a,4bが対応する各ディ
スク装置3a,3bへの書き込みを完了したタイミング
である。
論理ブロック単位でのリード/ライトが行われる。すな
わち、CPU1Aからのリード/ライト要求は「あるブ
ロックから何ブロック分」という形で要求される。従っ
て、ディスク書き込み中ブロック情報群6a,6bには
「書き込み先頭ブロックNO.と書き込みブロック数」
という形で、書き込みブロックに関する情報が格納され
る。また、6a,6bの情報をクリアするタイミング
は、各ディスク入出力手段4a,4bが対応する各ディ
スク装置3a,3bへの書き込みを完了したタイミング
である。
【0041】今、ディスク装置3a,3bに対する書き
込み中に計算機システムがダウンした場合、計算機シス
テムをリセットし再立ち上げする。立ちあげ時(初期化
時)には図2,図3に示す処理ルーチンに基づいて、各
ディスク装置3a,3bの内容一致化処理を行う。すな
わち、ディスク制御装置20a,20b上の通信手段7
a,7bを介してディスク書き込み中ブロック情報群6
a,6bを互いに送受信し合い(ステップS1,S
2)、そのあとディスク制御手段20aは図2に示すス
テップS3〜S6の処理を、ディスク制御装置20bは
図3に示すステップS7〜S10の処理を行う。次にそ
れぞれの処理を説明する。
込み中に計算機システムがダウンした場合、計算機シス
テムをリセットし再立ち上げする。立ちあげ時(初期化
時)には図2,図3に示す処理ルーチンに基づいて、各
ディスク装置3a,3bの内容一致化処理を行う。すな
わち、ディスク制御装置20a,20b上の通信手段7
a,7bを介してディスク書き込み中ブロック情報群6
a,6bを互いに送受信し合い(ステップS1,S
2)、そのあとディスク制御手段20aは図2に示すス
テップS3〜S6の処理を、ディスク制御装置20bは
図3に示すステップS7〜S10の処理を行う。次にそ
れぞれの処理を説明する。
【0042】ディスク制御装置20aは、通信手段7b
から受け取ったディスク書き込み中ブロック情報群6b
の内容をチェックし(ステップS3)、クリアされてい
なければ(ステップS3でYESの場合)、そのブロッ
ク情報群6bのディスク装置3a上のデータを通信手段
7bに送信する(ステップS5)。すなわち、情報群6
bの内容がクリアされていないということは、残ってい
る論理ブロックへのデータ書き込みがまだディスク装置
3bに対して行われていないということであり、その論
理ブロックへ書き込むべきデータをディスク装置3aの
論理ブロックからディスク制御装置20bに送信するわ
けである。
から受け取ったディスク書き込み中ブロック情報群6b
の内容をチェックし(ステップS3)、クリアされてい
なければ(ステップS3でYESの場合)、そのブロッ
ク情報群6bのディスク装置3a上のデータを通信手段
7bに送信する(ステップS5)。すなわち、情報群6
bの内容がクリアされていないということは、残ってい
る論理ブロックへのデータ書き込みがまだディスク装置
3bに対して行われていないということであり、その論
理ブロックへ書き込むべきデータをディスク装置3aの
論理ブロックからディスク制御装置20bに送信するわ
けである。
【0043】また、情報群6bの内容がクリアされてい
れば(ステップS3でNOの場合)、自制御装置20a
のディスク書き込み中ブロック情報群6aをチェックし
(ステップS4)、クリアされていなければ(ステップ
S4でYESの場合)、通信手段7bを介してそのブロ
ック情報群6aのディスク装置3b上のデータを受け取
ってディスク装置3aに書き込む(ステップS6)。ク
リアされていれば(ステップS4でNOの場合)、何も
行わず終了する。すなわち、情報群6aの内容がクリア
されていないということは、残っている論理ブロックへ
のデータ書き込みがまだディスク装置3aに対して行わ
れていないということであり、その論理ブロックへ書き
込むべきデータをディスク装置3bの論理ブロックから
コピーするわけである。
れば(ステップS3でNOの場合)、自制御装置20a
のディスク書き込み中ブロック情報群6aをチェックし
(ステップS4)、クリアされていなければ(ステップ
S4でYESの場合)、通信手段7bを介してそのブロ
ック情報群6aのディスク装置3b上のデータを受け取
ってディスク装置3aに書き込む(ステップS6)。ク
リアされていれば(ステップS4でNOの場合)、何も
行わず終了する。すなわち、情報群6aの内容がクリア
されていないということは、残っている論理ブロックへ
のデータ書き込みがまだディスク装置3aに対して行わ
れていないということであり、その論理ブロックへ書き
込むべきデータをディスク装置3bの論理ブロックから
コピーするわけである。
【0044】次に、ディスク制御装置20bでは、自制
御装置20bのディスク書き込み中ブロック情報群6b
の内容をチェックし(ステップS7)、クリアされてい
なければ(ステップS7でYESの場合)、そのブロッ
ク情報群6bのディスク装置3a上のデータを通信手段
7aを介して受け取り、ディスク装置3bに書き込む
(ステップS9)。
御装置20bのディスク書き込み中ブロック情報群6b
の内容をチェックし(ステップS7)、クリアされてい
なければ(ステップS7でYESの場合)、そのブロッ
ク情報群6bのディスク装置3a上のデータを通信手段
7aを介して受け取り、ディスク装置3bに書き込む
(ステップS9)。
【0045】クリアされていれば(ステップS7でNO
の場合)、通信手段7aから受け取ったディスク書き込
み中ブロック情報群6aの内容をチェックし(ステップ
S8)、クリアされていなければ(ステップS8でYE
Sの場合)、そのブロック情報群6aのディスク装置3
b上のデータを通信手段7aに送信する(ステップS1
0)。クリアされていれば(ステップS8でNOの場
合)、何も行わず終了する。
の場合)、通信手段7aから受け取ったディスク書き込
み中ブロック情報群6aの内容をチェックし(ステップ
S8)、クリアされていなければ(ステップS8でYE
Sの場合)、そのブロック情報群6aのディスク装置3
b上のデータを通信手段7aに送信する(ステップS1
0)。クリアされていれば(ステップS8でNOの場
合)、何も行わず終了する。
【0046】CPU1Aがダウンした場合、ディスク制
御装置20a,20bが全く同一のタイミングで書き込
みを行っていることはありえない。またCPUからのデ
ィスク制御装置20a,20bに対する起動は順番にし
か行えないし、たとえ行えたとしても各ディスク装置3
a,3bが全く同じ速度で書き込みを完了することはあ
りえない。そこで上記実施例1では、各ディスク制御装
置20a,20bがお互いがどこまでディスク装置に対
してデータを書き込めたかをチェックしあうわけである
が、目的は、ディスク装置3a,3bの内容を一致させ
ることにあるので、どちらのディスク制御装置も、情報
群6a,6bがクリアされていなければマスターディス
ク装置をディスク装置3aと決め、その内容に合わせ
る。
御装置20a,20bが全く同一のタイミングで書き込
みを行っていることはありえない。またCPUからのデ
ィスク制御装置20a,20bに対する起動は順番にし
か行えないし、たとえ行えたとしても各ディスク装置3
a,3bが全く同じ速度で書き込みを完了することはあ
りえない。そこで上記実施例1では、各ディスク制御装
置20a,20bがお互いがどこまでディスク装置に対
してデータを書き込めたかをチェックしあうわけである
が、目的は、ディスク装置3a,3bの内容を一致させ
ることにあるので、どちらのディスク制御装置も、情報
群6a,6bがクリアされていなければマスターディス
ク装置をディスク装置3aと決め、その内容に合わせ
る。
【0047】要約すると、上記実施例1においては、論
理ブロックに関する情報群6a,6bをバックアップメ
モリ5a,5bに格納しておいて、この情報をシステム
のダウン時にも利用できるようにしておいて、ディスク
制御装置20aは、まず相手方の情報群6bをチェック
した後、自分方の情報群6aをチェックし、またディス
ク制御装置20bは、まず自分方の情報群6bをチェッ
クした後、相手方の情報群6bをチェックしているが、
重要なことは、各ディスク制御装置20a,20bがお
互いの情報群6a,6bをチェックしあって、各ディス
ク装置3a,3bの内容を一致させる処理を、ディスク
内容一致手段としての処理ルーチンに基づいて行なうと
いう事である。
理ブロックに関する情報群6a,6bをバックアップメ
モリ5a,5bに格納しておいて、この情報をシステム
のダウン時にも利用できるようにしておいて、ディスク
制御装置20aは、まず相手方の情報群6bをチェック
した後、自分方の情報群6aをチェックし、またディス
ク制御装置20bは、まず自分方の情報群6bをチェッ
クした後、相手方の情報群6bをチェックしているが、
重要なことは、各ディスク制御装置20a,20bがお
互いの情報群6a,6bをチェックしあって、各ディス
ク装置3a,3bの内容を一致させる処理を、ディスク
内容一致手段としての処理ルーチンに基づいて行なうと
いう事である。
【0048】実施例2(請求項5に対応).次に、実施
例2を図4に基づいて説明する。図4において、1Bは
計算機システムのCPU、2a,2bは図11の従来例
と同様なディスク制御装置、3a,3bはディスク装
置、8はCPU1上のファイルシステム、9はバックア
ップメモリ、10はバックアップメモリ上に置かれたフ
ァイルシステム8のバッファキャッシュ、11はバッフ
ァキャッシュ上論理ブロック毎の書き込み完了フラグ、
12a,12bはそれぞれディスク装置3a,3bに対
応するディスク入出力手段である。ディスク装置3a,
3bは実施例1と同様にミラー化されている。
例2を図4に基づいて説明する。図4において、1Bは
計算機システムのCPU、2a,2bは図11の従来例
と同様なディスク制御装置、3a,3bはディスク装
置、8はCPU1上のファイルシステム、9はバックア
ップメモリ、10はバックアップメモリ上に置かれたフ
ァイルシステム8のバッファキャッシュ、11はバッフ
ァキャッシュ上論理ブロック毎の書き込み完了フラグ、
12a,12bはそれぞれディスク装置3a,3bに対
応するディスク入出力手段である。ディスク装置3a,
3bは実施例1と同様にミラー化されている。
【0049】次に動作について説明する。CPU1B上
のファイルシステム8からディスク装置に対して書き込
み要求を行う場合、通常、ディスク入出力を高速にする
ためにバッファキャッシュをメモリ上に置き、バッファ
キャッシュに対してアクセスする。この場合、ユーザか
らの要求とディスクに対する入出力は非同期となる。
のファイルシステム8からディスク装置に対して書き込
み要求を行う場合、通常、ディスク入出力を高速にする
ためにバッファキャッシュをメモリ上に置き、バッファ
キャッシュに対してアクセスする。この場合、ユーザか
らの要求とディスクに対する入出力は非同期となる。
【0050】今、CPU1Bのファイルシステム8がデ
ィスク装置3a,3bに対して書き込みを行う場合、バ
ックアップメモリ9上のバッファキャッシュ10に対し
て情報(実施例1で説明した書き込みブロックに関する
情報)の書き込みを行う。この時ファイルシステム8は
書き込みと同時に書き込み完了フラグ11を各書き込み
ブロック毎にセットする。ディスク入出力手段12a,
12bは、実際にディスク装置3a,3bにデータを書
き込み完了した時点で書き込み完了フラグをリセットし
ている。
ィスク装置3a,3bに対して書き込みを行う場合、バ
ックアップメモリ9上のバッファキャッシュ10に対し
て情報(実施例1で説明した書き込みブロックに関する
情報)の書き込みを行う。この時ファイルシステム8は
書き込みと同時に書き込み完了フラグ11を各書き込み
ブロック毎にセットする。ディスク入出力手段12a,
12bは、実際にディスク装置3a,3bにデータを書
き込み完了した時点で書き込み完了フラグをリセットし
ている。
【0051】今、ディスク装置3a,3bに対する書き
込み中に計算機システムがダウンした場合、計算機シス
テムをリセットし再立ち上げする。立ちあげ時に、ディ
スク入出力手段12a,12bは、初期化処理の中でバ
ッファキャッシュ10に残っている書き込み完了フラグ
11をチェックし、書き込まれていないブロックについ
ては、それぞれディスク装置3a,3bに対して書き込
みを行い、完了したら書き込み完了フラグ11をリセッ
トする。
込み中に計算機システムがダウンした場合、計算機シス
テムをリセットし再立ち上げする。立ちあげ時に、ディ
スク入出力手段12a,12bは、初期化処理の中でバ
ッファキャッシュ10に残っている書き込み完了フラグ
11をチェックし、書き込まれていないブロックについ
ては、それぞれディスク装置3a,3bに対して書き込
みを行い、完了したら書き込み完了フラグ11をリセッ
トする。
【0052】すなわち、本実施例においては、バッファ
キャッシュ10には、上記実施例1で説明したブロック
に関する情報が設定されており、ディスク装置上の論理
ブロックへの実際の書き込み状態をフラグを設定するこ
とで管理している。フラグは上記ブロックに関する情報
毎に設定され、フラグがセットされているかリセットさ
れているかにより、ディスク装置へのデータの書き込み
の状況をチェックして、データの書き込みが完了してい
ない場合は、書き込みを行なって、フラグをリセットす
る。つまり、計算機システムの故障時に、上記書き込み
完了フラグ11の有,無に基づいて、各ディスク装置3
a,3bのデータを一致させるわけである。
キャッシュ10には、上記実施例1で説明したブロック
に関する情報が設定されており、ディスク装置上の論理
ブロックへの実際の書き込み状態をフラグを設定するこ
とで管理している。フラグは上記ブロックに関する情報
毎に設定され、フラグがセットされているかリセットさ
れているかにより、ディスク装置へのデータの書き込み
の状況をチェックして、データの書き込みが完了してい
ない場合は、書き込みを行なって、フラグをリセットす
る。つまり、計算機システムの故障時に、上記書き込み
完了フラグ11の有,無に基づいて、各ディスク装置3
a,3bのデータを一致させるわけである。
【0053】実施例3(請求項6に対応).次に、実施
例3を図5に基づいて説明する。図5において、1Cは
計算機システムのCPU、2はディスク制御装置、3は
ディスク装置、13はファイルシステム、14はディス
ク装置3上の固定エリア、15,16はそれぞれ、ディ
スク装置3上に書き込まれる連続ファイル(1),
(2)のロケーション管理情報、17はファイル復旧手
段、18はファイルシステムの管理エリアである。尚、
連続ファイルとは、ディスク装置3上のエリアが連続エ
リアで、サイズが固定であるファイルである。
例3を図5に基づいて説明する。図5において、1Cは
計算機システムのCPU、2はディスク制御装置、3は
ディスク装置、13はファイルシステム、14はディス
ク装置3上の固定エリア、15,16はそれぞれ、ディ
スク装置3上に書き込まれる連続ファイル(1),
(2)のロケーション管理情報、17はファイル復旧手
段、18はファイルシステムの管理エリアである。尚、
連続ファイルとは、ディスク装置3上のエリアが連続エ
リアで、サイズが固定であるファイルである。
【0054】次に動作について説明する。CPU1C上
のファイルシステム13が、ディスク装置3に対して新
規の連続ファイル(1),(2)の書き込みを行う場
合、ファイルシステム13は、ディスク装置3上の固定
エリア14に対して、それぞれのファイルのファイル管
理情報としてのロケーション管理情報15,16(ファ
イル名、先頭ブロック番号、サイズ)を格納している。
のファイルシステム13が、ディスク装置3に対して新
規の連続ファイル(1),(2)の書き込みを行う場
合、ファイルシステム13は、ディスク装置3上の固定
エリア14に対して、それぞれのファイルのファイル管
理情報としてのロケーション管理情報15,16(ファ
イル名、先頭ブロック番号、サイズ)を格納している。
【0055】尚、ファイルはディスク装置3上のばらば
らの領域に配置されており、それをつなげて一個のファ
イルとして管理しているのが、前出の管理エリア18で
ある。またファイルシステム13は、連続ファイル
(1),(2)についても管理エリア18上で管理して
いるので、管理エリア18が壊れたときにはファイルに
対してアクセスできなくなる。また、ファイルシステム
13は必ずその管理ブロックをディスク装置3上の固定
エリアに持っており、これが管理エリア18である。こ
の管理エリア18の内容は様々で一概に定義できず、フ
ァイルシステム特有のエリアである。また、管理情報1
5,16中のファイル名、先頭ブロック番号、サイズは
あくまで連続ファイルを対象とした管理情報であり、そ
の連続ファイルが存在するディスク上の先頭ブロック番
号とファイルを構成するブロック数(サイズ)がわかれ
ば、管理エリア18が壊れても正常ファイルとしてディ
スク装置3より復活できる。
らの領域に配置されており、それをつなげて一個のファ
イルとして管理しているのが、前出の管理エリア18で
ある。またファイルシステム13は、連続ファイル
(1),(2)についても管理エリア18上で管理して
いるので、管理エリア18が壊れたときにはファイルに
対してアクセスできなくなる。また、ファイルシステム
13は必ずその管理ブロックをディスク装置3上の固定
エリアに持っており、これが管理エリア18である。こ
の管理エリア18の内容は様々で一概に定義できず、フ
ァイルシステム特有のエリアである。また、管理情報1
5,16中のファイル名、先頭ブロック番号、サイズは
あくまで連続ファイルを対象とした管理情報であり、そ
の連続ファイルが存在するディスク上の先頭ブロック番
号とファイルを構成するブロック数(サイズ)がわかれ
ば、管理エリア18が壊れても正常ファイルとしてディ
スク装置3より復活できる。
【0056】今、CPU1C上のファイルシステム13
がディスク装置3に対して書き込みを行っている最中に
計算機システムがダウンして、ファイルシステム13の
管理エリア18が破壊された場合、ファイル(1),
(2)はディスク装置3上に存在するが、ファイルシス
テム13からアクセスできなくなる。この時、ファイル
復旧手段17は、ディスク装置3の固定エリア14にあ
る各々のファイルロケーション管理情報15,16より
判断し、ディスク装置3からファイル(1),(2)を
読み出して、他の記憶装置(例えば主記憶装置等)に保
存する。
がディスク装置3に対して書き込みを行っている最中に
計算機システムがダウンして、ファイルシステム13の
管理エリア18が破壊された場合、ファイル(1),
(2)はディスク装置3上に存在するが、ファイルシス
テム13からアクセスできなくなる。この時、ファイル
復旧手段17は、ディスク装置3の固定エリア14にあ
る各々のファイルロケーション管理情報15,16より
判断し、ディスク装置3からファイル(1),(2)を
読み出して、他の記憶装置(例えば主記憶装置等)に保
存する。
【0057】すなわち、本実施例では、ファイルシステ
ム13がディスク装置3上に持っている管理エリア(管
理ブロック情報が格納されている)以外の領域にファイ
ルシステム13によりロケーション管理情報を保存して
おき、システムのダウン時に、ディスク装置3上に保存
しておいたロケーション管理情報に基づいて復旧手段1
7でファイル(1),(2)をアクセスできるようにし
たものである。
ム13がディスク装置3上に持っている管理エリア(管
理ブロック情報が格納されている)以外の領域にファイ
ルシステム13によりロケーション管理情報を保存して
おき、システムのダウン時に、ディスク装置3上に保存
しておいたロケーション管理情報に基づいて復旧手段1
7でファイル(1),(2)をアクセスできるようにし
たものである。
【0058】実施例4(請求項7に対応).次に、実施
例4を図6に基づいて説明する。図6において、1Dは
計算機システムのCPU、2はディスク制御装置、3は
ディスク装置、13はファイルシステム、14はディス
ク装置3上の固定エリア、18はファイルシステムの管
理エリア、19はファイルシステム管理手段、20はフ
ァイルシステムの管理エリアのコピーである。
例4を図6に基づいて説明する。図6において、1Dは
計算機システムのCPU、2はディスク制御装置、3は
ディスク装置、13はファイルシステム、14はディス
ク装置3上の固定エリア、18はファイルシステムの管
理エリア、19はファイルシステム管理手段、20はフ
ァイルシステムの管理エリアのコピーである。
【0059】次に動作について説明する。CPU上のフ
ァイルシステム13は、ディスク装置3に対してファイ
ル(1),(2)の読み書きを行う場合、ファイルシス
テム13の管理エリア18を更新しながらディスク装置
3に対して入出力を行う。ディスク制御装置2のファイ
ルシステム管理手段19(復旧手段)は、一定周期にて
ディスク装置3上のファイルシステム13の管理エリア
18を、ディスク装置13の固定エリア14にファイル
システムの管理エリアのコピー20としてバックアップ
している。
ァイルシステム13は、ディスク装置3に対してファイ
ル(1),(2)の読み書きを行う場合、ファイルシス
テム13の管理エリア18を更新しながらディスク装置
3に対して入出力を行う。ディスク制御装置2のファイ
ルシステム管理手段19(復旧手段)は、一定周期にて
ディスク装置3上のファイルシステム13の管理エリア
18を、ディスク装置13の固定エリア14にファイル
システムの管理エリアのコピー20としてバックアップ
している。
【0060】今、CPU1D上のファイルシステム13
がディスク装置3に対して書き込みを行っている最中に
計算機システムがダウンして、ファイルシステム13の
管理エリア18が破壊された場合、ファイル(1),
(2)はディスク装置3上に存在するが、ファイルシス
テム13からアクセスできなくなる。この時、ファイル
システム管理手段19は、一定周期で固定エリア14に
バックアップしておいたファイルシステム13の管理エ
リアのコピー20を、ファイルシステム13の管理エリ
ア18にライトバックし、正常なファイルシステム13
の管理エリア18を復活させる。
がディスク装置3に対して書き込みを行っている最中に
計算機システムがダウンして、ファイルシステム13の
管理エリア18が破壊された場合、ファイル(1),
(2)はディスク装置3上に存在するが、ファイルシス
テム13からアクセスできなくなる。この時、ファイル
システム管理手段19は、一定周期で固定エリア14に
バックアップしておいたファイルシステム13の管理エ
リアのコピー20を、ファイルシステム13の管理エリ
ア18にライトバックし、正常なファイルシステム13
の管理エリア18を復活させる。
【0061】すなわち、本実施例では、ファイルシステ
ム13が持つディスク装置3上の管理エリアの管理ブロ
ック情報を、復旧手段としてのファイルシステム管理手
段19により管理エリア以外の領域に一定周期でバック
アップコピーしておく。そして、ファイルシステム管理
手段19は、システムのダウン時に、ダウン時直前にコ
ピーされた管理ブロック情報を管理エリア18にライト
バックすることにより、ファイルシステム13はファイ
ルをアクセスできるようになる。
ム13が持つディスク装置3上の管理エリアの管理ブロ
ック情報を、復旧手段としてのファイルシステム管理手
段19により管理エリア以外の領域に一定周期でバック
アップコピーしておく。そして、ファイルシステム管理
手段19は、システムのダウン時に、ダウン時直前にコ
ピーされた管理ブロック情報を管理エリア18にライト
バックすることにより、ファイルシステム13はファイ
ルをアクセスできるようになる。
【0062】実施例5(請求項8,9,11に対応).
次に、実施例5を図7,8に基づいて説明する。図7に
おいて、1Eは計算機システムのCPU、2はディスク
制御装置、3はディスク装置、5はバッテリバックアッ
プされたバックアップメモリ、21はファイルシステ
ム、22a,22bはシリンダ管理情報欄である。
次に、実施例5を図7,8に基づいて説明する。図7に
おいて、1Eは計算機システムのCPU、2はディスク
制御装置、3はディスク装置、5はバッテリバックアッ
プされたバックアップメモリ、21はファイルシステ
ム、22a,22bはシリンダ管理情報欄である。
【0063】尚、ディスク装置3上は、シリンダ、トラ
ック、ブロックと階層的に管理されており、シリンダ管
理情報欄22a,22bにはこのシリンダ毎に割り当て
られたブロック数を管理するための情報,すなわち、シ
リンダ毎の既使用ブロック数及び残ブロック数を管理す
るための情報が格納される。
ック、ブロックと階層的に管理されており、シリンダ管
理情報欄22a,22bにはこのシリンダ毎に割り当て
られたブロック数を管理するための情報,すなわち、シ
リンダ毎の既使用ブロック数及び残ブロック数を管理す
るための情報が格納される。
【0064】次に動作について説明する。ファイルシス
テム21は、ファイルシステムが最初に構築される時か
ら、ディスク装置3のシリンダ毎の残ブロックを管理す
るシリンダ管理情報欄22a,22bを作りディスク装
置3上のシリンダを管理している。シリンダ管理情報欄
22bは、計算機システムが停止されているときに、デ
ィスク装置3上に存在するもの、シリンダ管理情報欄2
2aは計算機システムが運転中にバックアップメモリ5
上に存在するものである。すなわち、計算機システムの
起動時に、ディスク装置3上のシリンダ管理情報欄22
bの内容がバックアップメモリ5上のシリンダ管理情報
欄22aに転送され、ファイルシステム21は計算機シ
ステム運転中,またはシステムダウン時に、バックアッ
プメモリ5上のシリンダ管理情報欄22aをアクセスす
るものである。
テム21は、ファイルシステムが最初に構築される時か
ら、ディスク装置3のシリンダ毎の残ブロックを管理す
るシリンダ管理情報欄22a,22bを作りディスク装
置3上のシリンダを管理している。シリンダ管理情報欄
22bは、計算機システムが停止されているときに、デ
ィスク装置3上に存在するもの、シリンダ管理情報欄2
2aは計算機システムが運転中にバックアップメモリ5
上に存在するものである。すなわち、計算機システムの
起動時に、ディスク装置3上のシリンダ管理情報欄22
bの内容がバックアップメモリ5上のシリンダ管理情報
欄22aに転送され、ファイルシステム21は計算機シ
ステム運転中,またはシステムダウン時に、バックアッ
プメモリ5上のシリンダ管理情報欄22aをアクセスす
るものである。
【0065】今、ファイルシステム21がディスク装置
2に対して新規のファイルを書き込んでいく処理を図8
に従って説明する。ディスク装置3に対して入出力要求
が発生した場合、その要求が新規のファイルの書き込み
かどうかを判断する(ステップS11)。新規の書き込
みでない場合は(ステップS11でNOの場合)、通常
通り、ディスク装置3に対してREAD/WRITEを
行い(ステップS12)、ディスクヘッドの位置をバッ
クアップメモリ5上のシリンダ管理情報欄22aに格納
する(ステップS13)。
2に対して新規のファイルを書き込んでいく処理を図8
に従って説明する。ディスク装置3に対して入出力要求
が発生した場合、その要求が新規のファイルの書き込み
かどうかを判断する(ステップS11)。新規の書き込
みでない場合は(ステップS11でNOの場合)、通常
通り、ディスク装置3に対してREAD/WRITEを
行い(ステップS12)、ディスクヘッドの位置をバッ
クアップメモリ5上のシリンダ管理情報欄22aに格納
する(ステップS13)。
【0066】要求が新規のファイルの書き込みの場合
(ステップS11でYESの場合)、要求のあった書き
込みファイルのサイズを確認し(ステップS14)、現
在のディスクヘッド位置より、現在ディスクヘッドのあ
るシリンダ番号を算出して、シリンダ管理情報22aか
らそのシリンダの残ブロック数を引き出し、残ブロック
数のサイズと書き込みファイルのサイズとを比較する
(ステップS15)。比較の結果、残ブロック数の方が
大きかった場合は(ステップS15でYESの場合)、
そのシリンダの残ブロックに要求のあった新規のファイ
ルを書き込み(ステップS19)、ディスク装置3上の
シリンダ管理情報欄22bの該当シリンダの残ブロック
数と新規のディスクヘッド位置とを更新する(ステップ
S20)。
(ステップS11でYESの場合)、要求のあった書き
込みファイルのサイズを確認し(ステップS14)、現
在のディスクヘッド位置より、現在ディスクヘッドのあ
るシリンダ番号を算出して、シリンダ管理情報22aか
らそのシリンダの残ブロック数を引き出し、残ブロック
数のサイズと書き込みファイルのサイズとを比較する
(ステップS15)。比較の結果、残ブロック数の方が
大きかった場合は(ステップS15でYESの場合)、
そのシリンダの残ブロックに要求のあった新規のファイ
ルを書き込み(ステップS19)、ディスク装置3上の
シリンダ管理情報欄22bの該当シリンダの残ブロック
数と新規のディスクヘッド位置とを更新する(ステップ
S20)。
【0067】比較の結果、残ブロック数より書き込みフ
ァイルサイズの方が大きかった場合は(ステップS15
でNOの場合)、シリンダ管理情報欄22aのシリンダ
番号を1インクリメントして(ステップS16)、再度
ファイルサイズと比較する(ステップS15)。すなわ
ち、前のシリンダより番号が1つ大きいシリンダとファ
イルサイズとを比較する。このように比較するシリンダ
を変えていって、情報欄すべてのシリンダを比較しても
ファイルサイズより大きな残ブロック数を持つシリンダ
が存在しなかった場合(ステップS17でYESの場
合)、その時点、すなわち情報欄のテーブルを1周した
時点で、要求のあった新規のファイルを複数シリンダに
分割して書き込みを行う(ステップS18)。その後、
各シリンダの残ブロック更新と、ディスクヘッド位置の
更新を行なう(ステップS20)。
ァイルサイズの方が大きかった場合は(ステップS15
でNOの場合)、シリンダ管理情報欄22aのシリンダ
番号を1インクリメントして(ステップS16)、再度
ファイルサイズと比較する(ステップS15)。すなわ
ち、前のシリンダより番号が1つ大きいシリンダとファ
イルサイズとを比較する。このように比較するシリンダ
を変えていって、情報欄すべてのシリンダを比較しても
ファイルサイズより大きな残ブロック数を持つシリンダ
が存在しなかった場合(ステップS17でYESの場
合)、その時点、すなわち情報欄のテーブルを1周した
時点で、要求のあった新規のファイルを複数シリンダに
分割して書き込みを行う(ステップS18)。その後、
各シリンダの残ブロック更新と、ディスクヘッド位置の
更新を行なう(ステップS20)。
【0068】実施例6(請求項8,10,11に対
応).次に、実施例を6を図に基づいて説明する。図9
において、1Fは計算機システムのCPU、2はディス
ク制御装置、3はディスク装置、5はバックアップメモ
リ、21はファイルシステム、22a,22bはシリン
ダ管理情報欄、23a,23bは空きシリンダリストで
ある。
応).次に、実施例を6を図に基づいて説明する。図9
において、1Fは計算機システムのCPU、2はディス
ク制御装置、3はディスク装置、5はバックアップメモ
リ、21はファイルシステム、22a,22bはシリン
ダ管理情報欄、23a,23bは空きシリンダリストで
ある。
【0069】次に動作について説明する。ファイルシス
テム21は、ファイルシステムが最初に構築される時か
ら、ディスク装置3のシリンダ毎の残ブロックを管理す
るシリンダ管理情報欄22a,22bと、何も書き込み
が行われていないシリンダのリストである空きシリンダ
リスト23a,23bを作り、ディスク装置3上のファ
イル配置を管理している。シリンダ管理情報22bと空
きシリンダリスト23bは、計算機システムが停止され
ているときに、ディスク装置3上に存在するもの、シリ
ンダ管理情報22aと空きシリンダリスト23aは計算
機システムが運転中にバックアップメモリ5上に存在す
るものである。すなわち、計算機システムの起動時に、
ディスク装置3上のシリンダ管理情報欄22bと空きシ
リンダリスト23bの内容がバックアップメモリ上のシ
リンダ管理情報欄22aと空きシリンダリスト23aに
転送され、ファイルシステム21は計算機システム運転
中,またはシステムダウン時に、バックアップメモリ5
上のシリンダ管理情報欄22aと空きシリンダリスト2
3aをアクセスするものである。
テム21は、ファイルシステムが最初に構築される時か
ら、ディスク装置3のシリンダ毎の残ブロックを管理す
るシリンダ管理情報欄22a,22bと、何も書き込み
が行われていないシリンダのリストである空きシリンダ
リスト23a,23bを作り、ディスク装置3上のファ
イル配置を管理している。シリンダ管理情報22bと空
きシリンダリスト23bは、計算機システムが停止され
ているときに、ディスク装置3上に存在するもの、シリ
ンダ管理情報22aと空きシリンダリスト23aは計算
機システムが運転中にバックアップメモリ5上に存在す
るものである。すなわち、計算機システムの起動時に、
ディスク装置3上のシリンダ管理情報欄22bと空きシ
リンダリスト23bの内容がバックアップメモリ上のシ
リンダ管理情報欄22aと空きシリンダリスト23aに
転送され、ファイルシステム21は計算機システム運転
中,またはシステムダウン時に、バックアップメモリ5
上のシリンダ管理情報欄22aと空きシリンダリスト2
3aをアクセスするものである。
【0070】今、ファイルシステム21がディスク装置
3に対して新規のファイルを書き込んでいく処理を図1
0に従って説明する。図10は、図8に於けるX1の部
位に挿入される処理フローである。ディスク装置3に対
して入出力要求が発生した場合、その要求が新規のファ
イルの書き込みの場合、空きシリンダリスト23aをチ
ェックし、空きシリンダが存在すれば(ステップS21
でYESの場合)、そのシリンダにファイルを書き込む
(ステップS22)。単一シリンダに入らないファイル
は複数のシリンダを使用してファイルを書き込む。使用
したシリンダは空きシリンダリスト23aからはずし、
そのシリンダのシリンダ管理情報欄22aの残ブロック
数とディスクヘッド位置を更新する(ステップS2
3)。そのあと、図8のX2部位に戻る。
3に対して新規のファイルを書き込んでいく処理を図1
0に従って説明する。図10は、図8に於けるX1の部
位に挿入される処理フローである。ディスク装置3に対
して入出力要求が発生した場合、その要求が新規のファ
イルの書き込みの場合、空きシリンダリスト23aをチ
ェックし、空きシリンダが存在すれば(ステップS21
でYESの場合)、そのシリンダにファイルを書き込む
(ステップS22)。単一シリンダに入らないファイル
は複数のシリンダを使用してファイルを書き込む。使用
したシリンダは空きシリンダリスト23aからはずし、
そのシリンダのシリンダ管理情報欄22aの残ブロック
数とディスクヘッド位置を更新する(ステップS2
3)。そのあと、図8のX2部位に戻る。
【0071】つまり、ファイルをディスク装置上に書き
込む場合そのファイルが単一シリンダに収まるのが理想
である。(ヘッドの移動がいらないため)。そこで、新
規ファイルをディスク装置上に格納する場合、まずは空
きシリンダリスト23aをチェックし、空きシリンダが
あれば、そのシリンダにファイルを書き込み、そのシリ
ンダ番号はリスト23aからはずす。同時に、そのシリ
ンダの未使用ブロック数をメンテナンスする(シリンダ
管理情報欄22aを更新)。その後のファイルサイズの
増加にもある程度対応させるため、空きシリンダリスト
23aが無くなるまでは1シリンダ1ファイルの法則に
則って書き込む。空きシリンダが無くなった後の書き込
みの法則は実施例5と同じであり、そのため、シリンダ
管理情報22aも逐次メンテナンスする。すなわち、本
実施例では、新規のファイルの書き込みを行なう場合、
まず空きシリンダに書き込むことが効率的であるので、
空きシリンダリスト参照して空きシリンダからまず書き
込みを実施しようとする技術思想である。すなわち、実
施例5が、ディスクヘッド位置が近いシリンダだけに注
目しているのに対し、本実施例6では実施例5の処理の
前にまず空きシリンダに注目しているわけである。
込む場合そのファイルが単一シリンダに収まるのが理想
である。(ヘッドの移動がいらないため)。そこで、新
規ファイルをディスク装置上に格納する場合、まずは空
きシリンダリスト23aをチェックし、空きシリンダが
あれば、そのシリンダにファイルを書き込み、そのシリ
ンダ番号はリスト23aからはずす。同時に、そのシリ
ンダの未使用ブロック数をメンテナンスする(シリンダ
管理情報欄22aを更新)。その後のファイルサイズの
増加にもある程度対応させるため、空きシリンダリスト
23aが無くなるまでは1シリンダ1ファイルの法則に
則って書き込む。空きシリンダが無くなった後の書き込
みの法則は実施例5と同じであり、そのため、シリンダ
管理情報22aも逐次メンテナンスする。すなわち、本
実施例では、新規のファイルの書き込みを行なう場合、
まず空きシリンダに書き込むことが効率的であるので、
空きシリンダリスト参照して空きシリンダからまず書き
込みを実施しようとする技術思想である。すなわち、実
施例5が、ディスクヘッド位置が近いシリンダだけに注
目しているのに対し、本実施例6では実施例5の処理の
前にまず空きシリンダに注目しているわけである。
【0072】空きシリンダリスト23のチェックで空き
シリンダが存在しない場合は(ステップS21でNOの
場合)、[実施例5.]に説明した処理フローに戻る。
シリンダが存在しない場合は(ステップS21でNOの
場合)、[実施例5.]に説明した処理フローに戻る。
【0073】
【発明の効果】以上説明した様に請求項1の発明によれ
ば、ミラー化を実現している各ディスク装置に対する書
き込み論理ブロックに関する情報をバックアップメモリ
に保持しておくことにより、計算機システムの故障時に
発生する各ディスク装置の内容不一致を、保持されてい
た情報に基づいてデータのコピーを行うことで復旧で
き、計算機システム全体の故障復旧時間を短縮できると
いう効果がある。
ば、ミラー化を実現している各ディスク装置に対する書
き込み論理ブロックに関する情報をバックアップメモリ
に保持しておくことにより、計算機システムの故障時に
発生する各ディスク装置の内容不一致を、保持されてい
た情報に基づいてデータのコピーを行うことで復旧で
き、計算機システム全体の故障復旧時間を短縮できると
いう効果がある。
【0074】請求項2によれば、各ディスク制御モジュ
ールを各ディスク装置毎に備えており、これら各モジュ
ールを起動させて互いのディスク装置の内容一致を図る
ディスク内容一致手段により、計算機システム全体の故
障復旧時間を短縮できる。
ールを各ディスク装置毎に備えており、これら各モジュ
ールを起動させて互いのディスク装置の内容一致を図る
ディスク内容一致手段により、計算機システム全体の故
障復旧時間を短縮できる。
【0075】請求項3によれば、請求項1あるいは請求
項2の構成において、計算機システムの初期化処理ルー
チンにより、ミラー化を実現する各ディスク装置の内容
を一致させることができる。
項2の構成において、計算機システムの初期化処理ルー
チンにより、ミラー化を実現する各ディスク装置の内容
を一致させることができる。
【0076】請求項4によれば、各ディスク制御装置の
各バックアップメモリに保持させた情報を通信手段を介
して互いに送受させるようにして、この情報に基づいて
各ディスク装置のデータを一致させるので、計算機シス
テムが故障しても、ただちに各ディスク装置の内容を一
致させることができ、故障復旧時間を短縮できる。
各バックアップメモリに保持させた情報を通信手段を介
して互いに送受させるようにして、この情報に基づいて
各ディスク装置のデータを一致させるので、計算機シス
テムが故障しても、ただちに各ディスク装置の内容を一
致させることができ、故障復旧時間を短縮できる。
【0077】また、請求項5の発明によれば、ファイル
システムで使用するバッファキャッシュをバックアップ
メモリ上に設置し、さらにその上にあるブロック毎に、
ミラーディスクを構成する個々のディスク装置の書き込
み完了フラグを設けることにより、計算機システムの故
障時に発生する各ディスク装置の内容不一致を、バッフ
ァキャッシュ上の書き込み完了フラグがリセットされて
いないブロックのみをディスクに書き込むことにより復
旧でき、計算機システム全体の故障復旧時間を短縮でき
るという効果がある。
システムで使用するバッファキャッシュをバックアップ
メモリ上に設置し、さらにその上にあるブロック毎に、
ミラーディスクを構成する個々のディスク装置の書き込
み完了フラグを設けることにより、計算機システムの故
障時に発生する各ディスク装置の内容不一致を、バッフ
ァキャッシュ上の書き込み完了フラグがリセットされて
いないブロックのみをディスクに書き込むことにより復
旧でき、計算機システム全体の故障復旧時間を短縮でき
るという効果がある。
【0078】また、請求項6の発明によれば、ディスク
装置上に新規の連続ファイルを書き込む時に、そのファ
イルのファイル管理情報をディスク装置上の管理エリア
以外の固定エリアに保存することによって、計算機シス
テムのファイルシステムの故障によりアクセスできなく
なったファイルを、速やかに復旧できるという効果があ
る。
装置上に新規の連続ファイルを書き込む時に、そのファ
イルのファイル管理情報をディスク装置上の管理エリア
以外の固定エリアに保存することによって、計算機シス
テムのファイルシステムの故障によりアクセスできなく
なったファイルを、速やかに復旧できるという効果があ
る。
【0079】また、請求項7の発明によれば、計算機シ
ステムのファイルシステムの管理ブロック情報を、一定
周期でディスク装置上の管理エリア以外の固定エリアに
保存しておき、計算機システムのファイルシステムの故
障によりディスク装置にアクセスできなくなった場合
に、保存したおいた故障時直前の管理ブロック情報を管
理エリアに復活させることで、アクセスできなくなった
データ等を速やかに復旧できるという効果がある。
ステムのファイルシステムの管理ブロック情報を、一定
周期でディスク装置上の管理エリア以外の固定エリアに
保存しておき、計算機システムのファイルシステムの故
障によりディスク装置にアクセスできなくなった場合
に、保存したおいた故障時直前の管理ブロック情報を管
理エリアに復活させることで、アクセスできなくなった
データ等を速やかに復旧できるという効果がある。
【0080】また、請求項8の発明によれば、ディスク
装置上のシリンダ毎の残ブロック数を管理しておき、デ
ィスク装置に対してファイルを格納するとき、そのファ
イルのサイズが収まるシリンダに格納するという原則を
持たせることにより、ディスクの入出力時に無駄なシー
クが発生しないようにできる効果がある。
装置上のシリンダ毎の残ブロック数を管理しておき、デ
ィスク装置に対してファイルを格納するとき、そのファ
イルのサイズが収まるシリンダに格納するという原則を
持たせることにより、ディスクの入出力時に無駄なシー
クが発生しないようにできる効果がある。
【0081】請求項9によれば、請求項8に加え、まず
現存のディスクヘッド検出するようにして、このディス
クヘッドが位置しているシリンダからファイルの書き込
み対象シリンダとしてチェックしていくので、シークの
効率化が計れる。
現存のディスクヘッド検出するようにして、このディス
クヘッドが位置しているシリンダからファイルの書き込
み対象シリンダとしてチェックしていくので、シークの
効率化が計れる。
【0082】また、請求項10の発明によれば、上記請
求項8の発明に加えて、さらに空きシリンダをチェック
して、1つの空きシリンダに対して、1ファイルを書き
込むという原則を加えることにより、よりディスク入出
力時の無駄なシークの発生を抑えることができる効果が
ある。
求項8の発明に加えて、さらに空きシリンダをチェック
して、1つの空きシリンダに対して、1ファイルを書き
込むという原則を加えることにより、よりディスク入出
力時の無駄なシークの発生を抑えることができる効果が
ある。
【0083】請求項11によれば、請求項8に加え、単
一シリンダに書き込めないファイルは分割して複数のシ
リンダに書き込むので、ファイル書き込みをすみやかに
実行できる。
一シリンダに書き込めないファイルは分割して複数のシ
リンダに書き込むので、ファイル書き込みをすみやかに
実行できる。
【図1】 本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】 実施例1の処理内容を説明する流れ図であ
る。
る。
【図3】 実施例1の処理内容を説明する流れ図であ
る。
る。
【図4】 実施例2を示す構成図である。
【図5】 実施例3を示す構成図である。
【図6】 実施例4を示す構成図である。
【図7】 実施例5を示す構成図である。
【図8】 実施例5の処理内容を説明する流れ図であ
る。
る。
【図9】 実施例6を示す構成図である。
【図10】 同発明の実施例6の処理内容を説明する流
れ図である。
れ図である。
【図11】 従来の磁気ディスク制御装置の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図12】 従来の磁気ディスク制御装置の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図13】 図12の装置のアクセス状態を示す図表で
ある。
ある。
1A〜1F CPU、3,3a,3b ディスク装置、
5a,5b バックアップメモリ、6a,6b ディス
ク書き込み中ブロック情報群、7a,7b 通信手段、
8 ファイルシステム、9 バックアップメモリ、10
バッファキャッシュ、11 書き込み完了フラグ、1
3 ファイルシステム、14 固定エリア、15,16
ロケーション管理情報(ファイル管理情報)、18
ファイルシステムの管理エリア、19 ファイルシステ
ム管理手段(復旧手段)、20 ファイルシステム管理
エリアのコピー、20a,20b ディスク制御装置、
21ファイルシステム、22a,22b シリンダ管理
情報欄、23a,23b 空きシリンダリスト。
5a,5b バックアップメモリ、6a,6b ディス
ク書き込み中ブロック情報群、7a,7b 通信手段、
8 ファイルシステム、9 バックアップメモリ、10
バッファキャッシュ、11 書き込み完了フラグ、1
3 ファイルシステム、14 固定エリア、15,16
ロケーション管理情報(ファイル管理情報)、18
ファイルシステムの管理エリア、19 ファイルシステ
ム管理手段(復旧手段)、20 ファイルシステム管理
エリアのコピー、20a,20b ディスク制御装置、
21ファイルシステム、22a,22b シリンダ管理
情報欄、23a,23b 空きシリンダリスト。
Claims (11)
- 【請求項1】 論理ブロック単位でデータの書き込みが
行われる一対の同一なディスク装置を装備し、CPUは
各ディスク装置に対して同一内容のデータの書き込みを
行うことによりディスク装置のミラー化を実現している
計算機システムにおけるディスク装置の制御装置に於い
て、上記各ディスク装置に対するデータの書き込み時
に、各ディスク装置の各書き込み論理ブロックに関する
情報が格納されるとともに、データの書き込み完了時
に、上記情報が抹消されるバッテリバックアップされた
バックアップメモリと、上記計算機システムの故障発生
時に、上記バックアップメモリに保持されている情報の
有,無に基づいて、各ディスク装置のデータを一致させ
るように各ディスク装置を制御するディスク内容一致手
段とを備えたことを特徴とするディスク装置の制御装
置。 - 【請求項2】 論理ブロック単位でデータの書き込みが
行われる一対の同一なディスク装置を装備し、CPUは
各ディスク装置に対して同一内容のデータの書き込みを
行うことによりディスク装置のミラー化を実現している
計算機システムにおけるディスク装置の制御方法に於い
て、各ディスク装置毎に、ディスク装置に対するデータ
の書き込み時に、ディスク装置の各書き込み論理ブロッ
クに関する情報が格納されるとともに、データの書き込
み完了時に、上記情報が抹消されるバッテリバックアッ
プされたバックアップメモリと、このバックアップメモ
リに保持された情報を通信するための通信手段とを備え
て成るディスク制御装置モジュールを設け、かつ計算機
システムの故障時に、各ディスク制御装置モジュールを
起動させて、各ディスク装置のデータを一致させるよう
に各ディスク装置を制御するディスク内容一致手段を備
えて成ることを特徴とするディスク装置の制御装置。 - 【請求項3】 上記ディスク内容一致手段は、上記バッ
クアップメモリに残っている情報をチェックして、当該
情報の示す一方のディスク装置上の論理ブロックに対し
て、この論理ブロックに相当する他方のディスク装置の
論理ブロックからのデータを書き込むことを実施する初
期化処理ルーチンにより構成されることを特徴とする請
求項第1項又は第2項記載のディスク装置の制御装置。 - 【請求項4】 論理ブロック単位でデータの書き込みが
行われる一対の同一なディスク装置を装備し、CPUは
各ディスク装置に対して同一内容のデータの書き込みを
行うことによりディスク装置のミラー化を実現している
計算機システムにおけるディスク装置の制御方法に於い
て、上記ディスク装置に対するデータの書き込み時に、
ディスク装置の各書き込み論理ブロックに関する情報が
格納されるとともに、データの書き込み完了時に、上記
情報が抹消されるバッテリバックアップされたバックア
ップメモリと、このバックアップメモリに保持された情
報を通信するための通信手段とを備えたディスク制御装
置を、各ディスク装置毎に対応させて設けるようにし、
計算機システムの故障発生時に、各ディスク制御装置の
各バックアップメモリに保持された情報を、各通信手段
を介して各ディスク制御装置間で互いに送受させるよう
にし、この送受される情報に基づいて、各ディスク装置
のデータを一致させるようにしたことを特徴とするディ
スク装置の制御方法。 - 【請求項5】 論理ブロック単位でデータの書き込みが
行われる一対の同一なディスク装置を装備し、CPUは
ファイルシステムにより各ディスク装置に対して同一内
容のデータ書き込みを行うことによりディスク装置のミ
ラー化を実現している計算機システムにおけるディスク
装置の制御方法に於いて、上記ファイルシステムからデ
ィスク装置に対して書き込み要求を行う場合にディスク
装置のデータの入出力を高速にするためのバッファキャ
ッシュを、バッテリバックアップされたバックアップメ
モリ上に置き、バッファキャッシュ上に設定される各デ
ィスク装置の論理ブロックに関する情報が示すディスク
装置上の論理ブロックへの実際のデータ書き込み状況を
管理するためのフラグを設定し、計算機システムの故障
時に、上記フラグの有,無に基づいて、各ディスク装置
のデータを一致させるようにしたことを特徴とするディ
スク装置の制御方法。 - 【請求項6】 ファイルサイズが固定で、ディスク装置
上には連続的に格納されている連続ファイルの管理を、
ディスク装置上の管理エリアに格納された管理ブロック
情報に基づいて実施している計算機システムにおけるデ
ィスク装置の制御方法に於いて、ディスク装置上に存在
する連続ファイルの先頭ブロックとファイルのサイズ等
のファイル管理情報をディスク装置上の上記管理エリア
以外の領域に保存しておくようにして、計算機システム
の破壊が発生したときに、上記保存しておいたファイル
管理情報に基づいて、上記ディスク装置上のファイルを
アクセスするようにしたことを特徴とするディスク装置
の制御方法。 - 【請求項7】 ファイルサイズが固定で、ディスク装置
上には連続的に格納されている連続ファイルの管理を、
ディスク装置上の管理エリアに格納された管理ブロック
情報に基づいて実施している計算機システムにおけるデ
ィスク装置の制御装置に於いて、上記管理ブロック情報
を、磁気ディスク装置上の上記管理エリア以外の別領域
に一定周期でバックアップコピーするとともに、計算機
システムの破壊が発生したときには、この破壊発生直前
にコピーされた最新の管理ブロック情報を磁気ディスク
装置上の管理エリアにライトバックする復旧手段を備え
たことを特徴とするディスク装置の制御装置。 - 【請求項8】 ディスク装置上のシリンダ毎の書き込ま
れていない論理ブロック数を管理し、書き込み要求のあ
る新規のファイルをディスク装置に格納するときは、そ
のファイルのサイズとシリンダ毎の残論理ブロック数と
を比較していき、ファイルのサイズより大きなエリアを
残すシリンダに新規のファイルを格納するようにディス
ク装置を制御する制御手段を備えたことを特徴とするデ
ィスク装置の制御装置。 - 【請求項9】 制御手段は、新規のファイルの書き込み
要求があった場合、シリンダ管理情報に基づいて、現在
のディスクヘッドの位置情報よりディスクヘッドの位置
しているシリンダを算出して、このシリンダを新規のフ
ァイルの最初の書き込み対象場所として選択することを
特徴とする請求項8項記載のディスク装置の制御装置。 - 【請求項10】 制御手段は、新規のファイルの書き込
み要求があった場合、空きシリンダ情報に基づいて、空
きシリンダが存在していれば、1つの空きシリンダに新
規のファイル1つを書き込むことを特徴とする請求項8
項記載のディスク装置の制御装置。 - 【請求項11】 制御手段は、さらに、新規のファイル
を格納する場合に、単一のシリンダに新規のファイルを
書き込むことができない時には、複数のシリンダに分割
して書き込むことを特徴とする請求項第8項記載のディ
スク装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113088A JPH07319637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113088A JPH07319637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319637A true JPH07319637A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14603183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113088A Pending JPH07319637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07319637A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11327803A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Hitachi Ltd | データ多重化制御方法 |
JP2003515841A (ja) * | 1999-12-06 | 2003-05-07 | レガート・システムズ・インコーポレーテッド | 完全な再ミラーリングのないクラッシュリカバリ |
JP2009163310A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Nec Corp | ディスクアレイ装置、物理ディスク復帰方法、および物理ディスク復帰プログラム |
JP2021114164A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | 富士通株式会社 | ストレージ装置及びストレージ制御方法 |
JP2023055998A (ja) * | 2021-03-29 | 2023-04-18 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59180765A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-13 | Fujitsu Ltd | 二重化ボリウム管理方式 |
JPH01266640A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Fujitsu Ltd | 二重化ボリュームの等価性保証処理方式 |
JPH0415726A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-21 | Ricoh Co Ltd | デイスク制御装置の書込みバックアツプ方式 |
JPH0424823A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-28 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置及び制御方式 |
JPH0442462A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-13 | Nec Corp | 磁気ディスクサブシステム |
JPH04239355A (ja) * | 1991-01-14 | 1992-08-27 | Nec Corp | 電子ディスク装置 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6113088A patent/JPH07319637A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59180765A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-13 | Fujitsu Ltd | 二重化ボリウム管理方式 |
JPH01266640A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Fujitsu Ltd | 二重化ボリュームの等価性保証処理方式 |
JPH0415726A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-21 | Ricoh Co Ltd | デイスク制御装置の書込みバックアツプ方式 |
JPH0424823A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-28 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置及び制御方式 |
JPH0442462A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-13 | Nec Corp | 磁気ディスクサブシステム |
JPH04239355A (ja) * | 1991-01-14 | 1992-08-27 | Nec Corp | 電子ディスク装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11327803A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Hitachi Ltd | データ多重化制御方法 |
JP2003515841A (ja) * | 1999-12-06 | 2003-05-07 | レガート・システムズ・インコーポレーテッド | 完全な再ミラーリングのないクラッシュリカバリ |
JP2009163310A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Nec Corp | ディスクアレイ装置、物理ディスク復帰方法、および物理ディスク復帰プログラム |
JP2021114164A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | 富士通株式会社 | ストレージ装置及びストレージ制御方法 |
JP2023055998A (ja) * | 2021-03-29 | 2023-04-18 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6658434B1 (en) | Method of and a system for recovering data in an information processing system | |
US5089958A (en) | Fault tolerant computer backup system | |
JP3058743B2 (ja) | ディスクアレイ制御装置 | |
US7152184B2 (en) | Storage device, backup method and computer program code of this storage device | |
US6766491B2 (en) | Parity mirroring between controllers in an active-active controller pair | |
US6701455B1 (en) | Remote copy system with data integrity | |
JP3268555B2 (ja) | 記憶システム故障に続き、ミラー論理データ・ボリュームの動的再同期化を有するデータ・プロセッサ記憶システム | |
JP2001518210A (ja) | 共通データセットに対する独立及び同時のアクセスに関する方法及び装置 | |
JP2000508456A (ja) | 移動されたデータの完全性を維持しながらraidセットにおけるドライブ数の拡張 | |
US6073221A (en) | Synchronization of shared data stores through use of non-empty track copy procedure | |
JP2002259062A (ja) | 記憶装置システム及び記憶装置システムにおけるデータの複写方法 | |
JP2004005358A (ja) | 複製ボリューム間でのバックアップ・リストア管理方法およびこの方法に用いる記憶制御装置 | |
JPH07311661A (ja) | 半導体ディスク装置 | |
JP4908481B2 (ja) | データ記憶装置及び筐体内レプリケーション方法 | |
JP7472341B2 (ja) | ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法 | |
US20030088592A1 (en) | Method for backup and storage system | |
JPH07319637A (ja) | ディスク装置の制御装置およびディスク装置の制御方 法 | |
JP4741976B2 (ja) | ディスクアレイ装置およびデータ管理方法 | |
KR19980047273A (ko) | 레이드 레벨 5 시스템에서 캐쉬 관리 방법 | |
JPH1124849A (ja) | 障害回復方法および装置 | |
JPH10133926A (ja) | ミラー化ディスク復旧方法と復旧システム | |
JP2006260141A (ja) | 記憶システムの制御方法、記憶システム、記憶制御装置、記憶システムの制御プログラム、情報処理システム | |
JPH11154058A (ja) | ディスクアレイ装置及びデータ保守方法 | |
JP2005316697A (ja) | ディスクアレイシステムおよびデータバックアップ方法 | |
JPH06131123A (ja) | 計算機の外部記憶装置 |