JPH07308484A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH07308484A JPH07308484A JP6106564A JP10656494A JPH07308484A JP H07308484 A JPH07308484 A JP H07308484A JP 6106564 A JP6106564 A JP 6106564A JP 10656494 A JP10656494 A JP 10656494A JP H07308484 A JPH07308484 A JP H07308484A
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- Japan
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- washing
- water
- washing water
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- tub
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 144
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 34
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯兼脱水槽を回転させながら、洗濯水を循
環して洗濯物に供給することにより大幅に節水し、少量
の洗濯水を加熱して洗浄効果を高め、洗濯物を傷めずに
汚れを除去する。 【構成】 水受け槽1の内部に洗濯兼脱水槽2を配設
し、この洗濯兼脱水槽2をモータ4により回転させ、水
受け槽1内の洗濯水を循環して洗濯水供給手段9により
洗濯兼脱水槽2内に供給し、加熱手段10により洗濯水
を加熱する。モータ4、洗濯水供給手段9、加熱手段1
0などの動作を制御する制御手段は、モータ4によって
洗濯兼脱水槽2を回転させながら洗濯水供給手段9によ
り洗濯兼脱水槽2内の洗濯物に洗濯水を供給するように
構成した。
環して洗濯物に供給することにより大幅に節水し、少量
の洗濯水を加熱して洗浄効果を高め、洗濯物を傷めずに
汚れを除去する。 【構成】 水受け槽1の内部に洗濯兼脱水槽2を配設
し、この洗濯兼脱水槽2をモータ4により回転させ、水
受け槽1内の洗濯水を循環して洗濯水供給手段9により
洗濯兼脱水槽2内に供給し、加熱手段10により洗濯水
を加熱する。モータ4、洗濯水供給手段9、加熱手段1
0などの動作を制御する制御手段は、モータ4によって
洗濯兼脱水槽2を回転させながら洗濯水供給手段9によ
り洗濯兼脱水槽2内の洗濯物に洗濯水を供給するように
構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯兼脱水槽を回転さ
せながら洗濯水を洗濯物に供給して洗濯する洗濯機に関
する。
せながら洗濯水を洗濯物に供給して洗濯する洗濯機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機は撹拌式の洗濯機が主流と
なっている。この種の洗濯機は、洗濯兼脱水槽に洗濯物
と所定量の水と洗剤を投入し、洗濯兼脱水槽の底部の撹
拌翼をモータによって回転させ、洗濯物と水を撹拌して
洗剤を溶解して汚れに作用させるとともに、洗濯物相互
間の摩擦や洗濯物と洗濯兼脱水槽の内壁および撹拌翼と
の摩擦によって汚れの除去を行っていた。
なっている。この種の洗濯機は、洗濯兼脱水槽に洗濯物
と所定量の水と洗剤を投入し、洗濯兼脱水槽の底部の撹
拌翼をモータによって回転させ、洗濯物と水を撹拌して
洗剤を溶解して汚れに作用させるとともに、洗濯物相互
間の摩擦や洗濯物と洗濯兼脱水槽の内壁および撹拌翼と
の摩擦によって汚れの除去を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の洗濯機では、洗濯物の種類によっては摩擦で
布表面が毛羽立ったり、ほつれたり、または絡んで伸び
が発生するなど、洗濯物を損傷させてしまうといった問
題があり、洗濯物の摩擦力を低減させるために撹拌力を
弱くした場合には、充分な洗浄性能が確保できないとい
った問題を有していた。また、節水、節洗剤などの省資
源、省エネルギー的な観点では、撹拌方式の洗濯機は一
度に大量の水と洗剤が必要であるといった問題を有して
いた。
うな従来の洗濯機では、洗濯物の種類によっては摩擦で
布表面が毛羽立ったり、ほつれたり、または絡んで伸び
が発生するなど、洗濯物を損傷させてしまうといった問
題があり、洗濯物の摩擦力を低減させるために撹拌力を
弱くした場合には、充分な洗浄性能が確保できないとい
った問題を有していた。また、節水、節洗剤などの省資
源、省エネルギー的な観点では、撹拌方式の洗濯機は一
度に大量の水と洗剤が必要であるといった問題を有して
いた。
【0004】また、洗剤はその種類によってある温度付
近で最も効力を発揮するが、大量の使用水の温度調整は
容易ではなく、水温が低い場合は大量に投入された洗剤
がほとんど活かされず、洗剤が効率よく働く状態で洗濯
できないといった問題を有していた。
近で最も効力を発揮するが、大量の使用水の温度調整は
容易ではなく、水温が低い場合は大量に投入された洗剤
がほとんど活かされず、洗剤が効率よく働く状態で洗濯
できないといった問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
水を循環して洗濯物に供給することにより大幅に節水
し、少量の洗濯水を加熱して洗浄効果を高め、洗濯物を
傷めずに汚れの除去を行うことを第1の目的としてい
る。
水を循環して洗濯物に供給することにより大幅に節水
し、少量の洗濯水を加熱して洗浄効果を高め、洗濯物を
傷めずに汚れの除去を行うことを第1の目的としてい
る。
【0006】また、洗濯水を洗剤が最も効力を発揮する
温度に保ち、効率よく洗濯を行うことを第2の目的とし
ている。
温度に保ち、効率よく洗濯を行うことを第2の目的とし
ている。
【0007】また、洗濯水を循環しながら均一に加熱
し、徐々に所定温度に調節して洗濯を行うことを第3の
目的としている。
し、徐々に所定温度に調節して洗濯を行うことを第3の
目的としている。
【0008】また、熱ロスを防ぎ、短時間で洗濯水を加
熱して洗濯効率を高めることを第4の目的としている。
熱して洗濯効率を高めることを第4の目的としている。
【0009】さらに、洗濯水が洗濯物を通過する際、洗
濯物や外気に熱が奪われ洗濯水の加熱の効率を低下させ
ないことを第5の目的としている。
濯物や外気に熱が奪われ洗濯水の加熱の効率を低下させ
ないことを第5の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、内部に洗濯兼脱水槽を配設した水受
け槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前
記水受け槽内の洗濯水を循環して前記洗濯兼脱水槽内に
供給する洗濯水供給手段と、洗濯水を加熱する加熱手段
と、前記駆動手段、洗濯水供給手段、加熱手段などの動
作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記
駆動手段によって洗濯兼脱水槽を回転させながら前記洗
濯水供給手段により前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物に洗濯
水を供給するように構成したことを第1の課題解決手段
としている。
を達成するために、内部に洗濯兼脱水槽を配設した水受
け槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前
記水受け槽内の洗濯水を循環して前記洗濯兼脱水槽内に
供給する洗濯水供給手段と、洗濯水を加熱する加熱手段
と、前記駆動手段、洗濯水供給手段、加熱手段などの動
作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記
駆動手段によって洗濯兼脱水槽を回転させながら前記洗
濯水供給手段により前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物に洗濯
水を供給するように構成したことを第1の課題解決手段
としている。
【0011】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、洗濯水の温度を検知する
水温検知手段を備え、制御手段は、洗濯水の温度が所定
温度に達するとその温度を所定時間維持するように構成
したことを第2の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段に加えて、洗濯水の温度を検知する
水温検知手段を備え、制御手段は、洗濯水の温度が所定
温度に達するとその温度を所定時間維持するように構成
したことを第2の課題解決手段としている。
【0012】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の洗濯水供給手段は、水受け槽底部
と洗濯兼脱水槽上部とをつなぐ循環経路を有し、前記循
環経路の途中に加熱手段を備えたことを第3の課題解決
手段としている。
第1の課題解決手段の洗濯水供給手段は、水受け槽底部
と洗濯兼脱水槽上部とをつなぐ循環経路を有し、前記循
環経路の途中に加熱手段を備えたことを第3の課題解決
手段としている。
【0013】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の加熱手段を水受け槽の底部に設け
たことを第4の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段の加熱手段を水受け槽の底部に設け
たことを第4の課題解決手段としている。
【0014】さらに、第5の目的を達成するために、上
記第4の課題解決手段に加えて、洗濯水の温度を検知す
る水温検知手段を備え、制御手段は、洗濯水が所定温度
に達すると洗濯水供給手段により洗濯水の循環を開始す
るように構成したことを第5の課題解決手段としてい
る。
記第4の課題解決手段に加えて、洗濯水の温度を検知す
る水温検知手段を備え、制御手段は、洗濯水が所定温度
に達すると洗濯水供給手段により洗濯水の循環を開始す
るように構成したことを第5の課題解決手段としてい
る。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
少量の洗濯水を加熱し、回転している洗濯兼脱水槽内の
洗濯物に循環しながら供給しつづけるので、少量の水で
洗濯物を傷めず、洗剤の効力を充分に活かして汚れを除
去することができる。
少量の洗濯水を加熱し、回転している洗濯兼脱水槽内の
洗濯物に循環しながら供給しつづけるので、少量の水で
洗濯物を傷めず、洗剤の効力を充分に活かして汚れを除
去することができる。
【0016】また、第2の課題解決手段により、洗濯水
の温度を洗剤が最も効力を発揮する温度に保つことがで
きる。
の温度を洗剤が最も効力を発揮する温度に保つことがで
きる。
【0017】また、第3の課題解決手段により、洗濯水
を循環しながら均一に加熱し、徐々に所定温度に調節す
ることができる。
を循環しながら均一に加熱し、徐々に所定温度に調節す
ることができる。
【0018】また、第4の課題解決手段により、熱ロス
を防ぎ、短時間で洗濯水を加熱することができる。
を防ぎ、短時間で洗濯水を加熱することができる。
【0019】さらに、第5の課題解決手段により、加熱
途中で洗濯物や外気に熱が奪われる心配がなく、効率よ
く温水を洗濯物に供給して洗濯を行うことができる。
途中で洗濯物や外気に熱が奪われる心配がなく、効率よ
く温水を洗濯物に供給して洗濯を行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
2を参照しながら説明する。
【0021】図1に示すように、水受け槽1は、内部に
洗濯兼脱水槽2を回転自在に配設しており、洗濯兼脱水
槽2の底部には回転翼3を回転自在に設けている。モー
タ4は、減速装置5を介して撹拌翼3および洗濯兼脱水
槽2を駆動する。洗濯水供給ノズル6は、洗濯兼脱水槽
2の内壁に向けて洗濯水を供給する。循環水路7は、水
受け槽1内の洗濯水を循環するもので、経路途中に循環
ポンプ8を設け、洗濯水供給ノズル6と循環経路7と循
環ポンプ8とで洗濯水供給手段9を構成している。
洗濯兼脱水槽2を回転自在に配設しており、洗濯兼脱水
槽2の底部には回転翼3を回転自在に設けている。モー
タ4は、減速装置5を介して撹拌翼3および洗濯兼脱水
槽2を駆動する。洗濯水供給ノズル6は、洗濯兼脱水槽
2の内壁に向けて洗濯水を供給する。循環水路7は、水
受け槽1内の洗濯水を循環するもので、経路途中に循環
ポンプ8を設け、洗濯水供給ノズル6と循環経路7と循
環ポンプ8とで洗濯水供給手段9を構成している。
【0022】加熱手段10は、洗濯水を加熱するもの
で、循環経路7の途中に設置している。水温検知手段1
1は、洗濯水の温度を検知するものである。給水弁12
は、給水水栓から直接洗濯兼脱水槽2に給水し、排水弁
13は、水受け槽1内の水を排水する。制御装置14は
洗濯機本体15の上面に設けている。
で、循環経路7の途中に設置している。水温検知手段1
1は、洗濯水の温度を検知するものである。給水弁12
は、給水水栓から直接洗濯兼脱水槽2に給水し、排水弁
13は、水受け槽1内の水を排水する。制御装置14は
洗濯機本体15の上面に設けている。
【0023】制御装置14は図2に示すように構成して
おり、制御手段16は操作表示手段17より入力された
設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次
制御するもので、パワースイッチング手段18を介して
モータ4、循環ポンプ8、加熱手段10、給水弁12、
排水弁13などを逐次制御する。記憶手段19は、制御
手段16による逐次制御に必要なデータを記憶してい
る。水位検知手段20は洗濯兼脱水槽2内の水位を検知
し、その出力を制御手段16に入力している。なお、2
1はモータ4の進相用コンデンサ、22は電源スイッ
チ、23は商用電源である。
おり、制御手段16は操作表示手段17より入力された
設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次
制御するもので、パワースイッチング手段18を介して
モータ4、循環ポンプ8、加熱手段10、給水弁12、
排水弁13などを逐次制御する。記憶手段19は、制御
手段16による逐次制御に必要なデータを記憶してい
る。水位検知手段20は洗濯兼脱水槽2内の水位を検知
し、その出力を制御手段16に入力している。なお、2
1はモータ4の進相用コンデンサ、22は電源スイッ
チ、23は商用電源である。
【0024】制御手段16は、モータ4によって洗濯兼
脱水槽2を所定の回転数(たとえば、150〜250r
pm)で回転させながら洗濯水供給手段9により洗濯兼
脱水槽2内の洗濯物に洗濯水を供給するようにし、ま
た、洗濯水の温度が所定温度に達するとその温度を所定
時間維持するようにしている。
脱水槽2を所定の回転数(たとえば、150〜250r
pm)で回転させながら洗濯水供給手段9により洗濯兼
脱水槽2内の洗濯物に洗濯水を供給するようにし、ま
た、洗濯水の温度が所定温度に達するとその温度を所定
時間維持するようにしている。
【0025】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物と洗剤が投入された洗濯兼脱水槽2に給水弁12より
所定量の給水を行った後、制御手段16によってモータ
4が作動し、減速装置5を介して洗濯兼脱水槽2が回転
する。引きつづいて循環ポンプ8が作動し循環経路7に
洗濯水を循環させ、洗濯水供給ノズル6より洗濯兼脱水
槽2内に散水して洗濯を行う。この動作と同時に加熱手
段10が洗濯水の加熱を開始する。水温検知手段11に
よって検知した水温が所定温度に達すると、加熱手段1
0への通電を小刻みにオン、オフ制御して所定温度を維
持する。したがって、洗濯水の温度を洗剤が最も効力を
発揮する温度に保つことができ、洗濯効率を向上でき
る。
物と洗剤が投入された洗濯兼脱水槽2に給水弁12より
所定量の給水を行った後、制御手段16によってモータ
4が作動し、減速装置5を介して洗濯兼脱水槽2が回転
する。引きつづいて循環ポンプ8が作動し循環経路7に
洗濯水を循環させ、洗濯水供給ノズル6より洗濯兼脱水
槽2内に散水して洗濯を行う。この動作と同時に加熱手
段10が洗濯水の加熱を開始する。水温検知手段11に
よって検知した水温が所定温度に達すると、加熱手段1
0への通電を小刻みにオン、オフ制御して所定温度を維
持する。したがって、洗濯水の温度を洗剤が最も効力を
発揮する温度に保つことができ、洗濯効率を向上でき
る。
【0026】本実施例での水温と時間の関係を図3に示
しているが、洗濯水を循環させながら加熱するので、洗
濯水全体に均一に熱が伝わり、温度むらが殆どなく徐々
に所定温度Tに調節することができる。
しているが、洗濯水を循環させながら加熱するので、洗
濯水全体に均一に熱が伝わり、温度むらが殆どなく徐々
に所定温度Tに調節することができる。
【0027】つぎに、本発明の第2の実施例を図4を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0028】図に示すように、加熱手段24は、水受け
槽1の底部に設置している。また、図2における制御手
段16は、洗濯水の温度が所定温度に達すると洗濯水供
給手段9により洗濯水の循環を開始するようにしてい
る。
槽1の底部に設置している。また、図2における制御手
段16は、洗濯水の温度が所定温度に達すると洗濯水供
給手段9により洗濯水の循環を開始するようにしてい
る。
【0029】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物と洗剤が投入された洗濯兼脱水槽2に給水弁12より
所定量の給水を行った後、制御手段16によって加熱手
段24が作動する。水温検知手段11によって検知した
水温が所定温度に達した時点で、制御手段16はモータ
4を作動し、減速装置5を介して洗濯兼脱水槽2を回転
する。引きつづいて、循環ポンプ8を作動して循環経路
7に洗濯水を循環させ、洗濯水供給ノズル6より洗濯兼
脱水槽2内に散水して洗濯を行う。さらに、加熱手段2
4の通電を小刻みにオン、オフ制御して所定温度を維持
する。
物と洗剤が投入された洗濯兼脱水槽2に給水弁12より
所定量の給水を行った後、制御手段16によって加熱手
段24が作動する。水温検知手段11によって検知した
水温が所定温度に達した時点で、制御手段16はモータ
4を作動し、減速装置5を介して洗濯兼脱水槽2を回転
する。引きつづいて、循環ポンプ8を作動して循環経路
7に洗濯水を循環させ、洗濯水供給ノズル6より洗濯兼
脱水槽2内に散水して洗濯を行う。さらに、加熱手段2
4の通電を小刻みにオン、オフ制御して所定温度を維持
する。
【0030】本実施例での水温と時間の関係を図5に示
しているが、加熱手段24から直接洗濯水に熱が伝わ
り、熱ロスが小さく短時間で所定温度に達する。循環し
ながら加熱する第1の実施例と比べて時間(t1−t2)
の短縮が可能となる。
しているが、加熱手段24から直接洗濯水に熱が伝わ
り、熱ロスが小さく短時間で所定温度に達する。循環し
ながら加熱する第1の実施例と比べて時間(t1−t2)
の短縮が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、内部に洗濯兼脱
水槽を配設した水受け槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転さ
せる駆動手段と、前記水受け槽内の洗濯水を循環して前
記洗濯兼脱水槽内に供給する洗濯水供給手段と、洗濯水
を加熱する加熱手段と、前記駆動手段、洗濯水供給手
段、加熱手段などの動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記駆動手段によって洗濯兼脱水槽を
回転させながら前記洗濯水供給手段により前記洗濯兼脱
水槽内の洗濯物に洗濯水を供給するように構成したか
ら、従来の洗濯機に比べて大幅に節水でき、少量の洗濯
水を洗剤の効力が最も発揮される温度まで加熱して、洗
濯物を傷めずに効果的に汚れの除去を行うことができ
る。
水槽を配設した水受け槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転さ
せる駆動手段と、前記水受け槽内の洗濯水を循環して前
記洗濯兼脱水槽内に供給する洗濯水供給手段と、洗濯水
を加熱する加熱手段と、前記駆動手段、洗濯水供給手
段、加熱手段などの動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記駆動手段によって洗濯兼脱水槽を
回転させながら前記洗濯水供給手段により前記洗濯兼脱
水槽内の洗濯物に洗濯水を供給するように構成したか
ら、従来の洗濯機に比べて大幅に節水でき、少量の洗濯
水を洗剤の効力が最も発揮される温度まで加熱して、洗
濯物を傷めずに効果的に汚れの除去を行うことができ
る。
【0032】また、洗濯水の温度を検知する水温検知手
段を備え、制御手段は、洗濯水の温度が所定温度に達す
るとその温度を所定時間維持するように構成したから、
洗剤にとって最適温度下で洗濯を行うことができる。
段を備え、制御手段は、洗濯水の温度が所定温度に達す
るとその温度を所定時間維持するように構成したから、
洗剤にとって最適温度下で洗濯を行うことができる。
【0033】また、洗濯水供給手段は、水受け槽底部と
洗濯兼脱水槽上部とをつなぐ循環経路を有し、前記循環
経路の途中に加熱手段を備えたから、洗濯水を循環しな
がら均一に加熱することができ、徐々に所定温度に調節
して洗濯を行うことができる。
洗濯兼脱水槽上部とをつなぐ循環経路を有し、前記循環
経路の途中に加熱手段を備えたから、洗濯水を循環しな
がら均一に加熱することができ、徐々に所定温度に調節
して洗濯を行うことができる。
【0034】また、加熱手段を水受け槽の底部に設けた
から、熱ロスを防止でき、短時間で洗濯水を加熱して洗
濯効率を高めることができる。
から、熱ロスを防止でき、短時間で洗濯水を加熱して洗
濯効率を高めることができる。
【0035】さらに、洗濯水の温度を検知する水温検知
手段を備え、制御手段は、洗濯水が所定温度に達すると
洗濯水供給手段により洗濯水の循環を開始するように構
成したから、加熱途中で洗濯物や外気に熱が奪われる心
配がなく、効率よく温水を洗濯物に供給して洗濯を行う
ことができる。
手段を備え、制御手段は、洗濯水が所定温度に達すると
洗濯水供給手段により洗濯水の循環を開始するように構
成したから、加熱途中で洗濯物や外気に熱が奪われる心
配がなく、効率よく温水を洗濯物に供給して洗濯を行う
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機のブロック回路図
【図3】同洗濯機における洗濯水の温度と加熱時間の関
係を示す図
係を示す図
【図4】本発明の第2の実施例の洗濯機の縦断面図
【図5】同洗濯機における洗濯水の温度と加熱時間の関
係を示す図
係を示す図
1 水受け槽 2 洗濯兼脱水槽 4 モータ(駆動手段) 9 洗濯水供給手段 10 加熱手段 16 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06F 39/08 331 7504−3B (72)発明者 太田 文夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に洗濯兼脱水槽を配設した水受け槽
と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記水
受け槽内の洗濯水を循環して前記洗濯兼脱水槽内に供給
する洗濯水供給手段と、洗濯水を加熱する加熱手段と、
前記駆動手段、洗濯水供給手段、加熱手段などの動作を
制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動
手段によって洗濯兼脱水槽を回転させながら前記洗濯水
供給手段により前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物に洗濯水を
供給するように構成した洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯水の温度を検知する水温検知手段を
備え、制御手段は、洗濯水の温度が所定温度に達すると
その温度を所定時間維持するように構成した請求項1記
載の洗濯機。 - 【請求項3】 洗濯水供給手段は、水受け槽底部と洗濯
兼脱水槽上部とをつなぐ循環経路を有し、前記循環経路
の途中に加熱手段を備えた請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項4】 加熱手段を水受け槽の底部に設けた請求
項1記載の洗濯機。 - 【請求項5】 洗濯水の温度を検知する水温検知手段を
備え、制御手段は、洗濯水が所定温度に達すると洗濯水
供給手段により洗濯水の循環を開始するように構成した
請求項4記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6106564A JPH07308484A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6106564A JPH07308484A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07308484A true JPH07308484A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14436794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6106564A Pending JPH07308484A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07308484A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008073308A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
KR101154972B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2012-06-18 | 엘지전자 주식회사 | 증기 분사식 세탁기의 행정 제어방법 |
US8387189B2 (en) | 2005-03-25 | 2013-03-05 | Lg Electronics Inc. | Method for washing of washer |
JP2019146716A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6106564A patent/JPH07308484A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
US8387189B2 (en) | 2005-03-25 | 2013-03-05 | Lg Electronics Inc. | Method for washing of washer |
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