JPH07305758A - 自動車用チェンジレバー - Google Patents
自動車用チェンジレバーInfo
- Publication number
- JPH07305758A JPH07305758A JP9752094A JP9752094A JPH07305758A JP H07305758 A JPH07305758 A JP H07305758A JP 9752094 A JP9752094 A JP 9752094A JP 9752094 A JP9752094 A JP 9752094A JP H07305758 A JPH07305758 A JP H07305758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- shift
- protrusion
- lever body
- large spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/24—Providing feel, e.g. to enable selection
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シフト操作の際に確実な節度感を得ることが
できる自動車用チェンジレバーを提供する。 【構成】 レバー本体1をシフト方向及びセレクト方向
に揺動自在に支持する大球部4からシフト方向に突起6
を突出させ、その先端を表面を凹凸状とした板ばね7に
係合させてシフト操作の節度感を与える。
できる自動車用チェンジレバーを提供する。 【構成】 レバー本体1をシフト方向及びセレクト方向
に揺動自在に支持する大球部4からシフト方向に突起6
を突出させ、その先端を表面を凹凸状とした板ばね7に
係合させてシフト操作の節度感を与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本のレバーによりシ
フト操作とセレクト操作とを行わせる自動車用チェンジ
レバーに関するものである。
フト操作とセレクト操作とを行わせる自動車用チェンジ
レバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1本のレバーによりシフト操作とセレク
ト操作とを行わせる自動車用チェンジレバーにおいて
は、シフト操作時にレバーが確実に所定のポジションに
入ったことが確認できるように節度感を与えることが望
ましい。
ト操作とを行わせる自動車用チェンジレバーにおいて
は、シフト操作時にレバーが確実に所定のポジションに
入ったことが確認できるように節度感を与えることが望
ましい。
【0003】このため、従来は図4〜図5に示されるよ
うな自動車用チェンジレバーが使用されていた。この自
動車用チェンジレバーは、レバー本体51の途中に大球部
52を設け、この大球部52をリテーナ53に嵌合させること
によりレバー本体51をシフト方向及びセレクト方向に揺
動自在に支持させたものである。そしてシフト操作時の
節度感を与えるために、レバー本体51の大球部52よりや
や上方位置から下方位置まで延びる樹脂製のディテント
56を取付け、その内面に図5に示すような複数の凹部54
を形成し、リテーナ53の一部に埋設したスプリング付き
ボール55をこの凹部54に嵌合させることにより節度感を
与えていた。
うな自動車用チェンジレバーが使用されていた。この自
動車用チェンジレバーは、レバー本体51の途中に大球部
52を設け、この大球部52をリテーナ53に嵌合させること
によりレバー本体51をシフト方向及びセレクト方向に揺
動自在に支持させたものである。そしてシフト操作時の
節度感を与えるために、レバー本体51の大球部52よりや
や上方位置から下方位置まで延びる樹脂製のディテント
56を取付け、その内面に図5に示すような複数の凹部54
を形成し、リテーナ53の一部に埋設したスプリング付き
ボール55をこの凹部54に嵌合させることにより節度感を
与えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した樹
脂製の半円状体56を利用して節度感を与える機構は、構
成部品が多くコスト高となるうえ、各構成部品の寸法精
度のばらつきにより一定した節度感の確保が困難であ
り、安定した節度感を得るためには各構成部品の寸法管
理を厳しくしなければならないという欠点があった。更
に上記の機構は凸部を乗り越えたボール55が凹部54に落
ち込むときにディテント56に当り、たたき音が発生する
という欠点があった。本発明は上記した従来の問題点を
解決して、たたき音の発生がなく、安定した節度感を得
ることができ、しかも構成部品数を削減して低コスト化
を図ることができる自動車用チェンジレバーを提供する
ために完成されたものである。
脂製の半円状体56を利用して節度感を与える機構は、構
成部品が多くコスト高となるうえ、各構成部品の寸法精
度のばらつきにより一定した節度感の確保が困難であ
り、安定した節度感を得るためには各構成部品の寸法管
理を厳しくしなければならないという欠点があった。更
に上記の機構は凸部を乗り越えたボール55が凹部54に落
ち込むときにディテント56に当り、たたき音が発生する
という欠点があった。本発明は上記した従来の問題点を
解決して、たたき音の発生がなく、安定した節度感を得
ることができ、しかも構成部品数を削減して低コスト化
を図ることができる自動車用チェンジレバーを提供する
ために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の自動車用チェンジレバーは、レバ
ー本体をその途中に設けた大球部をリテーナに嵌合させ
ることによりシフト方向及びセレクト方向に揺動自在に
支持させた自動車用チェンジレバーにおいて、この大球
部からシフト方向に突出させた突起を表面を凹凸状とし
た板ばねに係合させてシフト操作の節度感を与えたこと
を特徴とするものである。
めになされた本発明の自動車用チェンジレバーは、レバ
ー本体をその途中に設けた大球部をリテーナに嵌合させ
ることによりシフト方向及びセレクト方向に揺動自在に
支持させた自動車用チェンジレバーにおいて、この大球
部からシフト方向に突出させた突起を表面を凹凸状とし
た板ばねに係合させてシフト操作の節度感を与えたこと
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の自動車用チェンジレバーは、レバー本
体の大球部からシフト方向に突出させた突起を表面を凹
凸状とした板ばねに係合させてシフト操作の節度感を与
える構造を採用したので、従来品に比較して構成部品数
を減少させることができ、コストを低減できるうえ、安
定した節度感を得ることができる。しかも従来のような
ボールスプリング機構を使用していないので、たたき音
が発生することもない。
体の大球部からシフト方向に突出させた突起を表面を凹
凸状とした板ばねに係合させてシフト操作の節度感を与
える構造を採用したので、従来品に比較して構成部品数
を減少させることができ、コストを低減できるうえ、安
定した節度感を得ることができる。しかも従来のような
ボールスプリング機構を使用していないので、たたき音
が発生することもない。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1において、1はチェンジレバーのベ
ース、2はこのベース1の上部に取り付けられたリテー
ナである。また3はレバー本体であり、その途中位置に
設けた大球部4をリテーナ2に嵌合させることにより、
図1に矢印で示すシフト方向とこれに直角なセレクト方
向への揺動ができるようになっている。
細に説明する。図1において、1はチェンジレバーのベ
ース、2はこのベース1の上部に取り付けられたリテー
ナである。また3はレバー本体であり、その途中位置に
設けた大球部4をリテーナ2に嵌合させることにより、
図1に矢印で示すシフト方向とこれに直角なセレクト方
向への揺動ができるようになっている。
【0008】図2はこのリテーナ2の部分の断面図であ
り、レバー本体3を図示のようにシフト方向に揺動させ
ると、レバー本体3の大球部4よりも下方のシフトアー
ム5が揺動し、図示を略したシフトケーブルを駆動する
ようになっている。またこの大球部4の外側に、短い突
起6がシフト方向に突出されており、その球状とされた
先端部はリテーナ2に基部を埋設した板ばね7と係合し
ている。なお、実施例では大球部4と突起6を製作が容
易な樹脂製としてあるが、金属その他の材質からなるも
のとしてもよい。
り、レバー本体3を図示のようにシフト方向に揺動させ
ると、レバー本体3の大球部4よりも下方のシフトアー
ム5が揺動し、図示を略したシフトケーブルを駆動する
ようになっている。またこの大球部4の外側に、短い突
起6がシフト方向に突出されており、その球状とされた
先端部はリテーナ2に基部を埋設した板ばね7と係合し
ている。なお、実施例では大球部4と突起6を製作が容
易な樹脂製としてあるが、金属その他の材質からなるも
のとしてもよい。
【0009】前記板ばね7はジグザグ状に屈曲させてあ
り、その屈曲位置はレバー本体3のシフト位置に対応さ
せてあるので、レバー本体3のシフト操作を行ったとき
に突起6が板ばね7の突起を乗り越えて次の凹部に入
り、節度感を与えることができる。また、板ばね7はそ
の弾性によって常に適度な力で突起6の先端部に接触す
ることができ、常に安定した節度感を得ることができる
利点がある。上記の例ではジグザグ状に屈曲させた板ば
ね7を使用したが、図3に示すように平板状の板ばね7
に表面が凹凸状となって樹脂成形体7aを被せたものを使
用してもよい。
り、その屈曲位置はレバー本体3のシフト位置に対応さ
せてあるので、レバー本体3のシフト操作を行ったとき
に突起6が板ばね7の突起を乗り越えて次の凹部に入
り、節度感を与えることができる。また、板ばね7はそ
の弾性によって常に適度な力で突起6の先端部に接触す
ることができ、常に安定した節度感を得ることができる
利点がある。上記の例ではジグザグ状に屈曲させた板ば
ね7を使用したが、図3に示すように平板状の板ばね7
に表面が凹凸状となって樹脂成形体7aを被せたものを使
用してもよい。
【0010】なお図1に示すように、大球部4の側方に
はセレクトアーム8が突設されており、レバー本体3を
セレクト方向に操作することによりセレクトアーム8を
傾斜させ、軸10に枢着されたセレクトレバー9を揺動さ
せることができる。しかしこのようなセレクト操作を行
っても、突起6はセレクト回転軸中心上に位置するた
め、突起6の先端部と板ばね7との係合位置は変化せ
ず、シフト操作の節度間に影響を与えることがない。
はセレクトアーム8が突設されており、レバー本体3を
セレクト方向に操作することによりセレクトアーム8を
傾斜させ、軸10に枢着されたセレクトレバー9を揺動さ
せることができる。しかしこのようなセレクト操作を行
っても、突起6はセレクト回転軸中心上に位置するた
め、突起6の先端部と板ばね7との係合位置は変化せ
ず、シフト操作の節度間に影響を与えることがない。
【0011】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
自動車用チェンジレバーは大球部からシフト方向に突出
させた突起を表面を凹凸状に屈曲させた板ばねに係合さ
せた構造を採用することにより、構成部品数を削減する
ことができる。このため、コストを低減できるうえ、常
に安定した節度感を得ることができる。更に従来のよう
なボールスプリング機構を使用していないため、たたき
音の発生もない利点がある。
自動車用チェンジレバーは大球部からシフト方向に突出
させた突起を表面を凹凸状に屈曲させた板ばねに係合さ
せた構造を採用することにより、構成部品数を削減する
ことができる。このため、コストを低減できるうえ、常
に安定した節度感を得ることができる。更に従来のよう
なボールスプリング機構を使用していないため、たたき
音の発生もない利点がある。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例のリテーナ部分の断面図でる。
【図3】板ばね部分の変形例を示す断面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】従来例のリテーナ部分の断面図でる。
1 ベース 2 リテーナ 3 レバー本体 4 大球部 5 シフトアーム 6 突起 7 板ばね 7a 樹脂成形体 8 セレクトアーム 9 セレクトレバー 10 軸
Claims (1)
- 【請求項1】 レバー本体をその途中に設けた大球部を
リテーナに嵌合させることによりシフト方向及びセレク
ト方向に揺動自在に支持させた自動車用チェンジレバー
において、この大球部からシフト方向に突出させた突起
を表面を凹凸状とした板ばねに係合させてシフト操作の
節度感を与えたことを特徴とする自動車用チェンジレバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9752094A JPH07305758A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動車用チェンジレバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9752094A JPH07305758A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動車用チェンジレバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305758A true JPH07305758A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14194541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9752094A Withdrawn JPH07305758A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動車用チェンジレバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07305758A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106594259A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-04-26 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种换挡器组件 |
CN106812928A (zh) * | 2015-11-25 | 2017-06-09 | 长城汽车股份有限公司 | 一种排挡座 |
CN107975591A (zh) * | 2016-10-21 | 2018-05-01 | 现代自动车株式会社 | 用于手动变速器的换挡杆壳体 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP9752094A patent/JPH07305758A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106812928A (zh) * | 2015-11-25 | 2017-06-09 | 长城汽车股份有限公司 | 一种排挡座 |
CN107975591A (zh) * | 2016-10-21 | 2018-05-01 | 现代自动车株式会社 | 用于手动变速器的换挡杆壳体 |
CN106594259A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-04-26 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种换挡器组件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |