JPH07281971A - 電子会議装置 - Google Patents
電子会議装置Info
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- JPH07281971A JPH07281971A JP6073193A JP7319394A JPH07281971A JP H07281971 A JPH07281971 A JP H07281971A JP 6073193 A JP6073193 A JP 6073193A JP 7319394 A JP7319394 A JP 7319394A JP H07281971 A JPH07281971 A JP H07281971A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一ネットワーク上に接続された複数の電子
会議装置の利用者が、図形や文字等を秩序だてて表示を
行うことができ、かつ、見やすい作業効率に著しく優れ
た電子会議装置の提供を目的とする。 【構成】 文字や数値等を入力する入力部２と、入力さ
れた図形や文字等を表示する共通表示領域を有する表示
部３と、表示画像上の位置座標を指定する座標指定部４
と、図形情報等を記憶する記憶部５と、入力操作等を制
御（書き込みレベルを付加）する入力制御部７ａと、他
の電子会議装置１ａとの間で通信を行うネットワーク制
御部８と、コマンドを解析するコマンド認識部９と、表
示領域全体を制御する表示領域制御部１０と、書き込み
レベルを判定する書き込みレベル判定部１２と、を備え
た構成を有している。
会議装置の利用者が、図形や文字等を秩序だてて表示を
行うことができ、かつ、見やすい作業効率に著しく優れ
た電子会議装置の提供を目的とする。 【構成】 文字や数値等を入力する入力部２と、入力さ
れた図形や文字等を表示する共通表示領域を有する表示
部３と、表示画像上の位置座標を指定する座標指定部４
と、図形情報等を記憶する記憶部５と、入力操作等を制
御（書き込みレベルを付加）する入力制御部７ａと、他
の電子会議装置１ａとの間で通信を行うネットワーク制
御部８と、コマンドを解析するコマンド認識部９と、表
示領域全体を制御する表示領域制御部１０と、書き込み
レベルを判定する書き込みレベル判定部１２と、を備え
た構成を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子会議装置、特に複数
のコンピュータ等をネットワークで結合し、図形や文字
等を送受信する電子会議装置に関するものである。
のコンピュータ等をネットワークで結合し、図形や文字
等を送受信する電子会議装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ネットワークの発達に伴いネット
ワークを通じて、図形や文字等の送受信を行う電子会議
装置が普及してきた。
ワークを通じて、図形や文字等の送受信を行う電子会議
装置が普及してきた。
【０００３】以下に従来の電子会議装置について説明す
る。図１２は従来の電子会議装置の機能ブロック図であ
り、図１３は一般的な電子会議装置の接続形態を示す模
式図である。１はコンピュータ等からなる従来の電子会
議装置、２は文字や数値等を入力する入力部、３は入力
部２から入力された文字や図形等を表示する表示部、４
は表示部３上に表示された表示画像上の任意の位置座標
や要素を選択する座標指定部、５は入力部２，座標指定
部４等から入力された図形等を記憶しておく記憶部、６
は複数の電子会議装置１とを接続するためのネットワー
ク、７は入力部２，座標指定部４等の入力制御を行う入
力制御部、８はネットワーク６で結合された各電子会議
装置１間の通信制御等を行うネットワーク制御部、９は
入力部２や座標指定部４から入力されたコマンドを認識
するコマンド認識部、１０は表示部３の表示領域全体を
制御する表示領域制御部、１１は電子会議装置１の全体
を制御する制御部である。
る。図１２は従来の電子会議装置の機能ブロック図であ
り、図１３は一般的な電子会議装置の接続形態を示す模
式図である。１はコンピュータ等からなる従来の電子会
議装置、２は文字や数値等を入力する入力部、３は入力
部２から入力された文字や図形等を表示する表示部、４
は表示部３上に表示された表示画像上の任意の位置座標
や要素を選択する座標指定部、５は入力部２，座標指定
部４等から入力された図形等を記憶しておく記憶部、６
は複数の電子会議装置１とを接続するためのネットワー
ク、７は入力部２，座標指定部４等の入力制御を行う入
力制御部、８はネットワーク６で結合された各電子会議
装置１間の通信制御等を行うネットワーク制御部、９は
入力部２や座標指定部４から入力されたコマンドを認識
するコマンド認識部、１０は表示部３の表示領域全体を
制御する表示領域制御部、１１は電子会議装置１の全体
を制御する制御部である。
【０００４】以上のように構成された電子会議装置１に
ついて、以下その動作について説明する。今、図１３に
示すように利用者Ａ，Ｂがネットワーク６に結合された
複数の電子会議装置１、例えば電子会議装置Ａ，Ｂを用
いて、各々表示部３の共通表示領域へ文字や図形を書き
込む場合について説明する。利用者Ａが電子会議装置Ａ
の表示部３の共通表示領域へ図形や文字を書き込むと、
電子会議装置Ａの表示部３へ入力した図形や文字が表示
されるとともに、制御部１１によりネットワーク制御部
８及びネットワーク６を介して利用者Ｂが用いている電
子会議装置Ｂの表示部３の共通表示領域にも利用者Ａが
入力した同じ内容の図形や文字が表示される。また、利
用者Ｂが入力した図形や文字等も同様にして、ネットワ
ーク６に結合された他の電子会議装置１、例えば電子会
議装置Ａの表示部３の共通表示領域に表示される。
ついて、以下その動作について説明する。今、図１３に
示すように利用者Ａ，Ｂがネットワーク６に結合された
複数の電子会議装置１、例えば電子会議装置Ａ，Ｂを用
いて、各々表示部３の共通表示領域へ文字や図形を書き
込む場合について説明する。利用者Ａが電子会議装置Ａ
の表示部３の共通表示領域へ図形や文字を書き込むと、
電子会議装置Ａの表示部３へ入力した図形や文字が表示
されるとともに、制御部１１によりネットワーク制御部
８及びネットワーク６を介して利用者Ｂが用いている電
子会議装置Ｂの表示部３の共通表示領域にも利用者Ａが
入力した同じ内容の図形や文字が表示される。また、利
用者Ｂが入力した図形や文字等も同様にして、ネットワ
ーク６に結合された他の電子会議装置１、例えば電子会
議装置Ａの表示部３の共通表示領域に表示される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、同一ネットワーク上に接続されている各電
子会議装置の利用者が互いに共通な共通表示領域に図形
や文字の書き込みを行うと、その都度ネットワーク上の
各電子会議装置の表示部には各利用者が入力した図形や
文字が無秩序に重なり合って表示されるために、各利用
者間に何らかのコミュニケーション手段を有していない
と、乱雑な表示が行われて電子会議装置の利用効率が低
下するという問題点を有していた。
の構成では、同一ネットワーク上に接続されている各電
子会議装置の利用者が互いに共通な共通表示領域に図形
や文字の書き込みを行うと、その都度ネットワーク上の
各電子会議装置の表示部には各利用者が入力した図形や
文字が無秩序に重なり合って表示されるために、各利用
者間に何らかのコミュニケーション手段を有していない
と、乱雑な表示が行われて電子会議装置の利用効率が低
下するという問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、同一ネットワーク上に接続された複数の電子会議装
置の利用者が、各表示装置の共通表示領域に対する図形
や文字等の書き込みを行う場合、特別なコミュニケーシ
ョン手段を用いなくても、図形や文字等を秩序だてて表
示を行うことができ、かつ、見やすい作業効率に著しく
優れた電子会議装置を提供することを目的とする。
で、同一ネットワーク上に接続された複数の電子会議装
置の利用者が、各表示装置の共通表示領域に対する図形
や文字等の書き込みを行う場合、特別なコミュニケーシ
ョン手段を用いなくても、図形や文字等を秩序だてて表
示を行うことができ、かつ、見やすい作業効率に著しく
優れた電子会議装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、次の構成からなる。請求項１に記載の電子
会議装置は、文字や数値等を入力する入力部と、入力部
やネットワークに接続された他の電子会議装置から入力
された図形や文字等を表示する共通表示領域を有する表
示部と、表示部の表示画像上の位置座標を指定する座標
指定部と、入力部と座標指定部からの入力操作等を制御
し入力データの奥行きを表わす書き込みレベルを付加す
る入力制御部と、入力部等から入力された図形情報等を
記憶する記憶部と、ネットワークに接続された他の電子
会議装置等との間で通信を行うネットワーク制御部と、
入力部又は座標指定部からのコマンドを認識するコマン
ド認識部と、表示部の表示領域全体を制御する表示制御
部と、入力制御部で入力データに付加された書き込みレ
ベルを判定する書き込みレベル判定部と、を備えた構成
を有している。
に本発明は、次の構成からなる。請求項１に記載の電子
会議装置は、文字や数値等を入力する入力部と、入力部
やネットワークに接続された他の電子会議装置から入力
された図形や文字等を表示する共通表示領域を有する表
示部と、表示部の表示画像上の位置座標を指定する座標
指定部と、入力部と座標指定部からの入力操作等を制御
し入力データの奥行きを表わす書き込みレベルを付加す
る入力制御部と、入力部等から入力された図形情報等を
記憶する記憶部と、ネットワークに接続された他の電子
会議装置等との間で通信を行うネットワーク制御部と、
入力部又は座標指定部からのコマンドを認識するコマン
ド認識部と、表示部の表示領域全体を制御する表示制御
部と、入力制御部で入力データに付加された書き込みレ
ベルを判定する書き込みレベル判定部と、を備えた構成
を有している。
【０００８】請求項２に記載の電子会議装置は、文字や
数値等を入力する入力部と、入力部やネットワークに接
続された他の電子会議装置から入力された図形や文字等
を表示する共通表示領域を有する表示部と、表示部の表
示画像上の位置座標を指定する座標指定部と、入力部と
座標指定部からの入力操作等を制御し入力データに利用
者を識別する識別符号等を付加する入力制御部と、入力
部等から入力された図形情報等を記憶する記憶部と、ネ
ットワークに接続された他の電子会議装置等との間で通
信を行うネットワーク制御部と、入力部又は座標指定部
からのコマンドを解析するコマンド認識部と、表示部の
表示領域全体を制御する表示制御部と、入力制御部で指
定された利用者の図形や文字を記憶部から検索して表示
部に強調表示させる強調表示手段と、を備えた構成を有
している。
数値等を入力する入力部と、入力部やネットワークに接
続された他の電子会議装置から入力された図形や文字等
を表示する共通表示領域を有する表示部と、表示部の表
示画像上の位置座標を指定する座標指定部と、入力部と
座標指定部からの入力操作等を制御し入力データに利用
者を識別する識別符号等を付加する入力制御部と、入力
部等から入力された図形情報等を記憶する記憶部と、ネ
ットワークに接続された他の電子会議装置等との間で通
信を行うネットワーク制御部と、入力部又は座標指定部
からのコマンドを解析するコマンド認識部と、表示部の
表示領域全体を制御する表示制御部と、入力制御部で指
定された利用者の図形や文字を記憶部から検索して表示
部に強調表示させる強調表示手段と、を備えた構成を有
している。
【０００９】ここで、強調表示手段としては、指定され
た利用者の図形や文字等のアトリビュートを制御して表
示色及び又は輝度を変えたり、ブリンキング表示等を行
うものである。表示色と輝度を組み合わせることにより
多種類の表示データの区別を行うことができる。
た利用者の図形や文字等のアトリビュートを制御して表
示色及び又は輝度を変えたり、ブリンキング表示等を行
うものである。表示色と輝度を組み合わせることにより
多種類の表示データの区別を行うことができる。
【００１０】
【作用】この構成によって、ネットワーク上に接続され
た電子会議装置の各共通表示領域に各利用者が図形や文
字を表示する際に別々なコミュニケーション手段を用い
て、描画秩序を維持することができ、乱雑な表示を防止
することができる。また、必要に応じて指定した利用者
のデータのみを強調表示することができるので、各利用
者のニーズに合った効率のよい表示制御を行うことがで
きる。
た電子会議装置の各共通表示領域に各利用者が図形や文
字を表示する際に別々なコミュニケーション手段を用い
て、描画秩序を維持することができ、乱雑な表示を防止
することができる。また、必要に応じて指定した利用者
のデータのみを強調表示することができるので、各利用
者のニーズに合った効率のよい表示制御を行うことがで
きる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１２】（実施例１）図１は本発明の第１実施例に
おける電子会議装置の機能ブロック図であり、図２は本
発明の第１実施例における電子会議装置の構成図であ
る。２は入力部、３は表示部、４は座標指定部、５は記
憶部、６はネットワーク、８はネットワーク制御部、９
はコマンド認識部であり、これらは従来例と同様なもの
なので同一の符号を付し説明を省略する。１ａは本発明
の第１実施例における電子会議装置、７ａは必要に応じ
て利用者からの指示により入力データの書き込みレベル
を付与する機能を有する入力制御部、１２は表示部３に
図形や文字を書き込む場合に予め利用者毎に定められた
入力レベルに基づいて、優先度を判定する書き込みレベ
ル判定部、１１ａは電子会議装置１ａの全体の制御を行
う制御部である。図２において、１３は入力部２を構成
しキーボード等からなる入力装置、１４は表示部３を構
成しＣＲＴ，ＬＣＤ等からなる表示装置、１５は座標指
定部４を構成し、マウス，デジタイザ等からなるポイン
ティング装置、１６は記憶部５を構成するフロッピィデ
ィスク，ハードディスク，光磁気ディスク等からなる記
憶装置やネットワーク制御部８，制御部１１ａ等を構成
する本発明の第１実施例における電子会議装置１ａの本
体である。
おける電子会議装置の機能ブロック図であり、図２は本
発明の第１実施例における電子会議装置の構成図であ
る。２は入力部、３は表示部、４は座標指定部、５は記
憶部、６はネットワーク、８はネットワーク制御部、９
はコマンド認識部であり、これらは従来例と同様なもの
なので同一の符号を付し説明を省略する。１ａは本発明
の第１実施例における電子会議装置、７ａは必要に応じ
て利用者からの指示により入力データの書き込みレベル
を付与する機能を有する入力制御部、１２は表示部３に
図形や文字を書き込む場合に予め利用者毎に定められた
入力レベルに基づいて、優先度を判定する書き込みレベ
ル判定部、１１ａは電子会議装置１ａの全体の制御を行
う制御部である。図２において、１３は入力部２を構成
しキーボード等からなる入力装置、１４は表示部３を構
成しＣＲＴ，ＬＣＤ等からなる表示装置、１５は座標指
定部４を構成し、マウス，デジタイザ等からなるポイン
ティング装置、１６は記憶部５を構成するフロッピィデ
ィスク，ハードディスク，光磁気ディスク等からなる記
憶装置やネットワーク制御部８，制御部１１ａ等を構成
する本発明の第１実施例における電子会議装置１ａの本
体である。
【００１３】以上のように構成された電子会議装置１ａ
について、図３を用いてその動作を説明する。図３は本
発明の第１実施例における電子会議装置の表示制御動作
を示す概要フローチャートである。
について、図３を用いてその動作を説明する。図３は本
発明の第１実施例における電子会議装置の表示制御動作
を示す概要フローチャートである。
【００１４】まず、制御部１１ａは入力制御部７ａによ
り入力部２又は座標指定部４から図形や文字等の入力デ
ータがあるか調べる。また、ネットワーク制御部８によ
りネットワーク６を介して、他の電子会議装置１ａから
図形や文字等の入力があるか調べる（Ｓ１）。Ｎｏであ
る場合は、再び利用者からの入力を検知するためにＳ１
へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、予め利用者毎に定
められ表示データに付加された入力のレベルを検知する
（Ｓ２）。次に、この入力レベルを書き込みレベル判定
部１２により、そのレベルにあった表示の奥行きを判定
する（Ｓ３）。次に、表示データの奥行きの位置と他の
表示されている内容の奥行きとの比較を行う（Ｓ４）。
次に、Ｓ４で比較した奥行きのレベルに合った表示を行
う（Ｓ５）。
り入力部２又は座標指定部４から図形や文字等の入力デ
ータがあるか調べる。また、ネットワーク制御部８によ
りネットワーク６を介して、他の電子会議装置１ａから
図形や文字等の入力があるか調べる（Ｓ１）。Ｎｏであ
る場合は、再び利用者からの入力を検知するためにＳ１
へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、予め利用者毎に定
められ表示データに付加された入力のレベルを検知する
（Ｓ２）。次に、この入力レベルを書き込みレベル判定
部１２により、そのレベルにあった表示の奥行きを判定
する（Ｓ３）。次に、表示データの奥行きの位置と他の
表示されている内容の奥行きとの比較を行う（Ｓ４）。
次に、Ｓ４で比較した奥行きのレベルに合った表示を行
う（Ｓ５）。
【００１５】次に、書き込みレベル判定部１２の詳細に
ついて説明する。図４は本発明の第１実施例における電
子会議装置の仮想奥行きを示す模式図であり、図５は本
発明の第１実施例における電子会議装置の表示部の共通
表示領域の表示例を示す模式図であり、図６は本発明の
第１実施例における電子会議装置の画像データのピクセ
ルを示す模式図であり、図７は本発明の第１実施例にお
ける電子会議装置の画像データの描画方法を示す模式図
である。利用者が予め設定した入力のレベルについて、
その優先度はレベル１が最も高く、レベル２，レベル３
と優先度が低くなるとすると、共通表示領域に表示され
る各レベルの表示データは、図４に示すようにレベルの
数字が大きくなるに従い、仮想奥行きが深くなる関係に
なる。つまり、共通表示領域にはレベル１の表示データ
が手前に、レベル３の表示データが奥に位置するように
表示される。
ついて説明する。図４は本発明の第１実施例における電
子会議装置の仮想奥行きを示す模式図であり、図５は本
発明の第１実施例における電子会議装置の表示部の共通
表示領域の表示例を示す模式図であり、図６は本発明の
第１実施例における電子会議装置の画像データのピクセ
ルを示す模式図であり、図７は本発明の第１実施例にお
ける電子会議装置の画像データの描画方法を示す模式図
である。利用者が予め設定した入力のレベルについて、
その優先度はレベル１が最も高く、レベル２，レベル３
と優先度が低くなるとすると、共通表示領域に表示され
る各レベルの表示データは、図４に示すようにレベルの
数字が大きくなるに従い、仮想奥行きが深くなる関係に
なる。つまり、共通表示領域にはレベル１の表示データ
が手前に、レベル３の表示データが奥に位置するように
表示される。
【００１６】今、図５に示すように表示部３の共通表示
領域にレベル１とレベル２の入力図形が表示されている
とする。この共通表示領域に図６に示すような図形をレ
ベル３で書き込んだ場合、レベル３で書き込まれた入力
データは書き込みレベル判定部１２により、その表示を
行う仮想の奥行き位置を判定する。次に、その入力デー
タと仮想奥行き位置に基づいて描画を行っていく。この
時、図７に示すように入力データの描画は１ピクセル単
位で、その表示領域に他のピクセルが存在するか調べ
る。他のピクセルが存在しなければそのまま表示を行
い、他のピクセルが存在する場合は、そのピクセル、例
えばピクセルＱ１の仮想奥行き位置を比較し、奥行き位
置がピクセルＱ１より奥であれば表示は行わない。この
ようにして全体を描画していく。
領域にレベル１とレベル２の入力図形が表示されている
とする。この共通表示領域に図６に示すような図形をレ
ベル３で書き込んだ場合、レベル３で書き込まれた入力
データは書き込みレベル判定部１２により、その表示を
行う仮想の奥行き位置を判定する。次に、その入力デー
タと仮想奥行き位置に基づいて描画を行っていく。この
時、図７に示すように入力データの描画は１ピクセル単
位で、その表示領域に他のピクセルが存在するか調べ
る。他のピクセルが存在しなければそのまま表示を行
い、他のピクセルが存在する場合は、そのピクセル、例
えばピクセルＱ１の仮想奥行き位置を比較し、奥行き位
置がピクセルＱ１より奥であれば表示は行わない。この
ようにして全体を描画していく。
【００１７】以上のように本発明の第１実施例によれ
ば、利用者が文字や図形を入力する際に、その表示上の
優先度を決定する書き込みレベルを予め指定することが
できる入力制御部と、この入力データを表示する際に、
この書き込みレベルを判定する書き込みレベル判定を判
定して描画の優先度（仮想奥行）を決定することによ
り、利用者間で特別のコミュニケーション手段を設けな
くても秩序だった表示を行うことができ、電子会議装置
の効率的な利用を図ることができる。
ば、利用者が文字や図形を入力する際に、その表示上の
優先度を決定する書き込みレベルを予め指定することが
できる入力制御部と、この入力データを表示する際に、
この書き込みレベルを判定する書き込みレベル判定を判
定して描画の優先度（仮想奥行）を決定することによ
り、利用者間で特別のコミュニケーション手段を設けな
くても秩序だった表示を行うことができ、電子会議装置
の効率的な利用を図ることができる。
【００１８】（実施例２）図８は本発明の第２実施例に
おける電子会議装置の機能ブロック図である。２は入力
部、３は表示部、４は座標指定部、５は記憶部、６はネ
ットワーク、８はネットワーク制御部、９はコマンド認
識部、１０は表示領域制御部であり、これらは従来例と
同様なものであり同一の符号を付し説明を省略する。１
ｂは本発明の第２実施例における電子会議装置、７ｂは
必要に応じて入力データに利用者を識別する識別符号等
を付加する機能を備えた入力制御部、１１ｂは電子会議
装置１ｂの全体の制御を行う制御部、１７は必要に応じ
て指定された利用者による書き込みデータの表示カラー
や輝度を変えて強調表示する強調表示手段である。
おける電子会議装置の機能ブロック図である。２は入力
部、３は表示部、４は座標指定部、５は記憶部、６はネ
ットワーク、８はネットワーク制御部、９はコマンド認
識部、１０は表示領域制御部であり、これらは従来例と
同様なものであり同一の符号を付し説明を省略する。１
ｂは本発明の第２実施例における電子会議装置、７ｂは
必要に応じて入力データに利用者を識別する識別符号等
を付加する機能を備えた入力制御部、１１ｂは電子会議
装置１ｂの全体の制御を行う制御部、１７は必要に応じ
て指定された利用者による書き込みデータの表示カラー
や輝度を変えて強調表示する強調表示手段である。
【００１９】以上のように構成された電子会議装置１ｂ
について、図９を用いてその動作を説明する。図９は本
発明の第２実施例における電子会議装置の強調表示制御
動作を示す概要フローチャートである。まず、制御部１
１ｂは入力制御部７ｂにより入力部２又は座標指定部４
からの入力データがあるか調べる。また、ネットワーク
制御部８によりネットワーク６を介して、他の電子会議
装置１ｂから図形や文字等が入力されたか調べる（Ｓ
６）。Ｎｏである場合は、再び利用者からの入力を検知
するためにＳ６へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、強
調表示を行う命令が付加されているか調べる（Ｓ７）。
Ｎｏである場合は、Ｓ６へジャンプし、Ｙｅｓである場
合は、記憶部５から指定された利用者の書き込みデータ
を検索する（Ｓ８）。次に、検索した書き込みデータに
基づいて、表示部３の共通表示領域３ｂに図形や文字を
強調表示する（Ｓ９）。次に、強調表示の詳細について
説明する。図１０は本発明の第２実施例における電子会
議装置の強調表示制御と利用者書き込みテーブルとの関
係を示す模式図である。３ａはコマンド表示領域、３ｂ
はネットワーク６上に接続さている各電子会議装置１ｂ
の利用者が入力した図形や文字が表示される共通表示領
域である。図１１において、５ａは利用者毎に入力した
データを記憶する利用者書き込みテーブルである。
について、図９を用いてその動作を説明する。図９は本
発明の第２実施例における電子会議装置の強調表示制御
動作を示す概要フローチャートである。まず、制御部１
１ｂは入力制御部７ｂにより入力部２又は座標指定部４
からの入力データがあるか調べる。また、ネットワーク
制御部８によりネットワーク６を介して、他の電子会議
装置１ｂから図形や文字等が入力されたか調べる（Ｓ
６）。Ｎｏである場合は、再び利用者からの入力を検知
するためにＳ６へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、強
調表示を行う命令が付加されているか調べる（Ｓ７）。
Ｎｏである場合は、Ｓ６へジャンプし、Ｙｅｓである場
合は、記憶部５から指定された利用者の書き込みデータ
を検索する（Ｓ８）。次に、検索した書き込みデータに
基づいて、表示部３の共通表示領域３ｂに図形や文字を
強調表示する（Ｓ９）。次に、強調表示の詳細について
説明する。図１０は本発明の第２実施例における電子会
議装置の強調表示制御と利用者書き込みテーブルとの関
係を示す模式図である。３ａはコマンド表示領域、３ｂ
はネットワーク６上に接続さている各電子会議装置１ｂ
の利用者が入力した図形や文字が表示される共通表示領
域である。図１１において、５ａは利用者毎に入力した
データを記憶する利用者書き込みテーブルである。
【００２０】今、利用者が図形や文字等の書き込みを行
うと、入力データは自己の電子会議装置１ｂの記憶部５
の利用者書き込みテーブル５ａに書き込まれると同時に
ネットワーク制御部８によりネットワーク６に接続され
ている各電子会議装置１ｂに転送され、各電子会議装置
１ｂの記憶部５の利用者書き込みテーブル５ａにも利用
者を区別するデータ、例えば、利用者を識別する利用者
ＩＤ等とそのデータが書き込みを行った順番に登録され
る。次に、利用者が特定の利用者が入力した図形等を強
調して表示したい場合、図１０に示すように表示部３の
コマンド領域３ａの利用者強調表示を選択する。利用者
強調表示が選択されると、入力制御部７ｂは画面上に利
用者リストを表示して、強調表示する利用者の指定を促
す。利用者が、入力部２や座標指定部４により特定の利
用者を指定すると、制御部１１ｂは記憶部５に記憶され
ている利用者書き込みテーブル５ａを検索して、指定さ
れた利用者の書き込みデータを読み出して、図１１に示
すように該当するデータの表示色を変えたり又は輝度を
変えたりして強調表示を行う。
うと、入力データは自己の電子会議装置１ｂの記憶部５
の利用者書き込みテーブル５ａに書き込まれると同時に
ネットワーク制御部８によりネットワーク６に接続され
ている各電子会議装置１ｂに転送され、各電子会議装置
１ｂの記憶部５の利用者書き込みテーブル５ａにも利用
者を区別するデータ、例えば、利用者を識別する利用者
ＩＤ等とそのデータが書き込みを行った順番に登録され
る。次に、利用者が特定の利用者が入力した図形等を強
調して表示したい場合、図１０に示すように表示部３の
コマンド領域３ａの利用者強調表示を選択する。利用者
強調表示が選択されると、入力制御部７ｂは画面上に利
用者リストを表示して、強調表示する利用者の指定を促
す。利用者が、入力部２や座標指定部４により特定の利
用者を指定すると、制御部１１ｂは記憶部５に記憶され
ている利用者書き込みテーブル５ａを検索して、指定さ
れた利用者の書き込みデータを読み出して、図１１に示
すように該当するデータの表示色を変えたり又は輝度を
変えたりして強調表示を行う。
【００２１】以上のように本発明の第２実施例によれ
ば、共通表示領域の特定の利用者の図形や文字の強調表
示を行うことにより共通表示領域を見易くし、電子会議
装置の効率的な利用を図ることができる。
ば、共通表示領域の特定の利用者の図形や文字の強調表
示を行うことにより共通表示領域を見易くし、電子会議
装置の効率的な利用を図ることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明は、利用者の入力デ
ータに予めその書き込みレベルを指定したり、特定の利
用者のデータを強調表示することにより、ネットワーク
で接続された電子会議装置の利用者全員が共通表示領域
のデータを効率良く見ることができ、作業効率を向上さ
せることができる利便性，操作性に優れた電子会議装置
を実現できるものである。
ータに予めその書き込みレベルを指定したり、特定の利
用者のデータを強調表示することにより、ネットワーク
で接続された電子会議装置の利用者全員が共通表示領域
のデータを効率良く見ることができ、作業効率を向上さ
せることができる利便性，操作性に優れた電子会議装置
を実現できるものである。
【図１】本発明の第１実施例における電子会議装置の機
能ブロック図
能ブロック図
【図２】本発明の第１実施例における電子会議装置の構
成図
成図
【図３】本発明の第１実施例における電子会議装置の表
示制御動作を示す概要フローチャート
示制御動作を示す概要フローチャート
【図４】本発明の第１実施例における電子会議装置の仮
想奥行きを示す模式図
想奥行きを示す模式図
【図５】本発明の第１実施例における電子会議装置の表
示部の共通表示領域の表示例を示す模式図
示部の共通表示領域の表示例を示す模式図
【図６】本発明の第１実施例における電子会議装置の画
像データのピクセルを示す模式図
像データのピクセルを示す模式図
【図７】本発明の第１実施例における電子会議装置の画
像データの描画方法を示す模式図
像データの描画方法を示す模式図
【図８】本発明の第２実施例における電子会議装置の機
能ブロック図
能ブロック図
【図９】本発明の第２実施例における電子会議装置の強
調表示制御動作を示す概要フローチャート
調表示制御動作を示す概要フローチャート
【図１０】本発明の第２実施例における電子会議装置の
強調表示制御方法を示す模式図
強調表示制御方法を示す模式図
【図１１】本発明の第２実施例における電子会議装置の
強調表示制御と利用者書き込みテーブルとの関係を示す
模式図
強調表示制御と利用者書き込みテーブルとの関係を示す
模式図
【図１２】従来の電子会議装置の機能ブロック図
【図１３】一般的な電子会議装置の接続形態を示す模式
図
図
１，１ａ，１ｂ 電子会議装置 ２ 入力部 ３ 表示部 ３ａ コマンド領域 ３ｂ 共通表示領域 ４ 座標指定部 ５ 記憶部 ５ａ 利用者書き込みテーブル ６ ネットワーク ７ 入力制御部 ８ ネットワーク制御部 ９ コマンド認識部 １０ 表示領域制御部 １１，１１ａ，１１ｂ 制御部 １２ 書き込みレベル判定部 １３ 入力装置 １４ 表示装置 １５ ポインティング装置 １６ 本体 １７ 強調表示手段
Claims (2)
- 【請求項１】文字や数値等を入力する入力部と、前記入
力部やネットワークに接続された他の電子会議装置から
入力された図形や文字等を表示する共通表示領域を有す
る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
する座標指定部と、前記入力部と前記座標指定部からの
入力操作等を制御し入力データの奥行きを表わす書き込
みレベルを付加する入力制御部と、前記入力部等から入
力された図形情報等を記憶する記憶部と、前記ネットワ
ークに接続された他の電子会議装置等との間で通信を行
うネットワーク制御部と、前記入力部又は前記座標指定
部からのコマンドを認識するコマンド認識部と、前記表
示部の表示領域全体を制御する表示制御部と、前記入力
制御部で入力データに付加された前記書き込みレベルを
判定する書き込みレベル判定部と、を備えたことを特徴
とする電子会議装置。 - 【請求項２】文字や数値等を入力する入力部と、前記入
力部やネットワークに接続された他の電子会議装置から
入力された図形や文字等を表示する共通表示領域を有す
る表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座標を指定
する座標指定部と、前記入力部と前記座標指定部からの
入力操作等を制御し入力データに利用者を識別する識別
符号等を付加する入力制御部と、前記入力部等から入力
された図形情報等を記憶する記憶部と、前記ネットワー
クに接続された他の電子会議装置等との間で通信を行う
ネットワーク制御部と、前記入力部又は前記座標指定部
からのコマンドを認識するコマンド認識部と、前記表示
部の表示領域全体を制御する表示制御部と、前記入力制
御部で指定された利用者の図形や文字を前記記憶部から
検索して前記表示部に強調表示させる強調表示手段と、
を備えたことを特徴とする電子会議装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073193A JPH07281971A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電子会議装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073193A JPH07281971A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電子会議装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07281971A true JPH07281971A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13511067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6073193A Pending JPH07281971A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電子会議装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07281971A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102169482A (zh) * | 2010-01-18 | 2011-08-31 | 夏普株式会社 | 信息处理装置以及通信会议系统 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6073193A patent/JPH07281971A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102169482A (zh) * | 2010-01-18 | 2011-08-31 | 夏普株式会社 | 信息处理装置以及通信会议系统 |
| US8823735B2 (en) | 2010-01-18 | 2014-09-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus and teleconference system |
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