JPH07271973A - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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- JPH07271973A JPH07271973A JP6061649A JP6164994A JPH07271973A JP H07271973 A JPH07271973 A JP H07271973A JP 6061649 A JP6061649 A JP 6061649A JP 6164994 A JP6164994 A JP 6164994A JP H07271973 A JPH07271973 A JP H07271973A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】モニタの画像色とプリントの画像色を全体的に
合わせ、かつ、画像中の特定な部分の色に対しては補正
のかかったプリント出力ができるようにする。 【構成】カラー画像データの色を補正し、複数の異なる
出力装置に出力するカラー画像処理装置において、各出
力装置に対応して設けられ、各出力装置からの出力色が
同一になるように、入力カラー画像データを補正する色
補正部102、103と、色補正部102からの出力を
受けて、所定の出力装置に出力すべき入力カラー画像の
所定の色領域に所定の変換を施す特定色変換部104
と、特定色変換部104と色補正部103からの出力を
所定の出力装置に出力する画像出力部105、108と
を具備する。
合わせ、かつ、画像中の特定な部分の色に対しては補正
のかかったプリント出力ができるようにする。 【構成】カラー画像データの色を補正し、複数の異なる
出力装置に出力するカラー画像処理装置において、各出
力装置に対応して設けられ、各出力装置からの出力色が
同一になるように、入力カラー画像データを補正する色
補正部102、103と、色補正部102からの出力を
受けて、所定の出力装置に出力すべき入力カラー画像の
所定の色領域に所定の変換を施す特定色変換部104
と、特定色変換部104と色補正部103からの出力を
所定の出力装置に出力する画像出力部105、108と
を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像データをディ
スプレイやプリンタに出力するためのカラー画像処理装
置に関するものである。
スプレイやプリンタに出力するためのカラー画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モニタで表示されたカラー画像を
記録紙に残すとき画像データをビデオ信号にしたり、ま
た、専用バスを経由してプリンタにデータを転送しプリ
ントしていた。しかしながら、各装置の間で再現色に違
いがあるので両装置間での色合わせを行うためにさまざ
まな適応技術が考えられている。
記録紙に残すとき画像データをビデオ信号にしたり、ま
た、専用バスを経由してプリンタにデータを転送しプリ
ントしていた。しかしながら、各装置の間で再現色に違
いがあるので両装置間での色合わせを行うためにさまざ
まな適応技術が考えられている。
【0003】例えば、特公昭54−38521号公報
は、印刷機にかける前にモニタによって色確認を行うた
めに、印刷色をモニタに表示して色確認のシミュレーシ
ョンを行う技術を開示している。
は、印刷機にかける前にモニタによって色確認を行うた
めに、印刷色をモニタに表示して色確認のシミュレーシ
ョンを行う技術を開示している。
【0004】また、特開昭61−277267号公報
は、モニタ付の情報処理装置が一般にも普及してきて、
モニタに表示されている画像そのものを紙に残す要求が
増えたことに対応して、例えば、ハードコピーの色を映
像表示の色に合わせる色変換アルゴリズムを開示してい
る。
は、モニタ付の情報処理装置が一般にも普及してきて、
モニタに表示されている画像そのものを紙に残す要求が
増えたことに対応して、例えば、ハードコピーの色を映
像表示の色に合わせる色変換アルゴリズムを開示してい
る。
【0005】また、表示出力の色再現範囲がそれぞれの
装置で異なり必ずしもモニタの色が再現できない問題が
ある。この問題を解決すべく、特開昭63−13259
2号公報は、モニタの再現色空間とプリンタ等の記録装
置の再現色空間の大きさが異なる場合に、色空間での圧
縮を行って記録装置が再現できるように画像信号を生成
する技術を開示している。
装置で異なり必ずしもモニタの色が再現できない問題が
ある。この問題を解決すべく、特開昭63−13259
2号公報は、モニタの再現色空間とプリンタ等の記録装
置の再現色空間の大きさが異なる場合に、色空間での圧
縮を行って記録装置が再現できるように画像信号を生成
する技術を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は、
モニタの再現色とプリンタの再現色を合わせる色変換手
段を備えるものではあるが、一般にはモニタのCRTの
白色はプリントの色よりも青みがかっているので例えば
肌色などに対しても影響を与え、これをそのままプリン
トで再現すると不自然な肌色になってしまう問題があ
る。また、記憶色の色再現においては、モニタそのまま
の色をプリントしても必ずしも満足する結果が得られな
かった。
モニタの再現色とプリンタの再現色を合わせる色変換手
段を備えるものではあるが、一般にはモニタのCRTの
白色はプリントの色よりも青みがかっているので例えば
肌色などに対しても影響を与え、これをそのままプリン
トで再現すると不自然な肌色になってしまう問題があ
る。また、記憶色の色再現においては、モニタそのまま
の色をプリントしても必ずしも満足する結果が得られな
かった。
【0007】本発明のカラー画像処理装置はこのような
課題に着目してなされたものであり、その目的とすると
ころは、モニタの画像色とプリントの画像色を全体的に
合わせるとともに、画像中の特定な部分の色に対しては
補正したプリント出力が可能なカラー画像処理装置を提
供することにある。
課題に着目してなされたものであり、その目的とすると
ころは、モニタの画像色とプリントの画像色を全体的に
合わせるとともに、画像中の特定な部分の色に対しては
補正したプリント出力が可能なカラー画像処理装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、第1の発明は、カラー画像データの色を
補正し、複数の異なる出力装置に出力するカラー画像処
理装置において、各出力装置に対応して設けられ、前記
各出力装置からの出力色が同一になるように、入力カラ
ー画像データを補正する複数の色補正手段と、この複数
の色補正手段の少なくとも一部の出力を受けて、所定の
出力装置に出力すべき前記入力カラー画像の所定の色領
域に所定の変換を施す特定色変換手段と、少なくとも前
記特定色変換手段の出力を前記所定の出力装置に出力す
る出力手段とを具備する。
成するために、第1の発明は、カラー画像データの色を
補正し、複数の異なる出力装置に出力するカラー画像処
理装置において、各出力装置に対応して設けられ、前記
各出力装置からの出力色が同一になるように、入力カラ
ー画像データを補正する複数の色補正手段と、この複数
の色補正手段の少なくとも一部の出力を受けて、所定の
出力装置に出力すべき前記入力カラー画像の所定の色領
域に所定の変換を施す特定色変換手段と、少なくとも前
記特定色変換手段の出力を前記所定の出力装置に出力す
る出力手段とを具備する。
【0009】また、第2の発明は、第1の発明の構成に
加えて、前記特定色変換手段からの出力と前記色補正手
段からの出力を所定の信号に従って切り換える切り換え
手段を具備する。
加えて、前記特定色変換手段からの出力と前記色補正手
段からの出力を所定の信号に従って切り換える切り換え
手段を具備する。
【0010】また、第3の発明は、第1の構成に加え
て、前記特定色変換手段が、色空間内の複数小領域の特
定色を指定する特定色指定手段と、色変換領域範囲を指
定する色変換領域指定手段とを具備する。
て、前記特定色変換手段が、色空間内の複数小領域の特
定色を指定する特定色指定手段と、色変換領域範囲を指
定する色変換領域指定手段とを具備する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例の構成を示す図
である。同図において、画像データ入力部101は入力
カラー画像データを標準均等色空間データに変換し、変
換されたデータは色補正部1(102)と色補正部2
(103)へ転送される。
である。同図において、画像データ入力部101は入力
カラー画像データを標準均等色空間データに変換し、変
換されたデータは色補正部1(102)と色補正部2
(103)へ転送される。
【0013】色補正部1(102)は出力デバイスによ
る印刷物の色とその他の出力デバイスで表出される色を
合わせるためにルックアップテーブル参照方式などを用
いて色データを変換するカラープリンタ用の色補正部で
あり、色補正部2(103)は出力デバイスであるモニ
タの表示の色と他の出力デバイスで表出される色を合わ
せるために先述の色データを変換するカラーモニタ用の
色補正部である。
る印刷物の色とその他の出力デバイスで表出される色を
合わせるためにルックアップテーブル参照方式などを用
いて色データを変換するカラープリンタ用の色補正部で
あり、色補正部2(103)は出力デバイスであるモニ
タの表示の色と他の出力デバイスで表出される色を合わ
せるために先述の色データを変換するカラーモニタ用の
色補正部である。
【0014】特定色変換部104は再現色空間内の小領
域色データを任意指定の色データに変換する。また、画
像出力部1(105)は標準均等色空間データからプリ
ンタ用のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、K(ブラック)の色データに変換して、昇華熱転
写方式やインクジェット方式などのカラープリンタ10
6に出力する。107は106から出力された画像を有
するプリントである。
域色データを任意指定の色データに変換する。また、画
像出力部1(105)は標準均等色空間データからプリ
ンタ用のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、K(ブラック)の色データに変換して、昇華熱転
写方式やインクジェット方式などのカラープリンタ10
6に出力する。107は106から出力された画像を有
するプリントである。
【0015】また、画像出力部2(108)は、標準均
等色空間データからモニタ用のR(赤)、G(緑)、B
(青)の色データに変換し、CRT表示や液晶表示など
のカラーモニタ109に出力する。また、制御部112
は上記した各機能部の制御を行うものである。各動作は
この制御部112によって制御されるがこの制御に関す
る詳細な説明は省略する。
等色空間データからモニタ用のR(赤)、G(緑)、B
(青)の色データに変換し、CRT表示や液晶表示など
のカラーモニタ109に出力する。また、制御部112
は上記した各機能部の制御を行うものである。各動作は
この制御部112によって制御されるがこの制御に関す
る詳細な説明は省略する。
【0016】観察者は自身の目111で、照明光110
を当てたプリント107の画像とカラーモニタ109で
表示される画像とを見る。図中の「仮想視」線は、装置
内の画像をあたかも見ているように想定したものであ
る。例えば、第1実施例では本装置とは独立に作成され
たカラー画像データをこのシステムの外部から入力して
いるので、観察者は外部のカメラやスキャナーなどで撮
影した時の被写体の色を画像データ入力部101で見て
いることを想定している。
を当てたプリント107の画像とカラーモニタ109で
表示される画像とを見る。図中の「仮想視」線は、装置
内の画像をあたかも見ているように想定したものであ
る。例えば、第1実施例では本装置とは独立に作成され
たカラー画像データをこのシステムの外部から入力して
いるので、観察者は外部のカメラやスキャナーなどで撮
影した時の被写体の色を画像データ入力部101で見て
いることを想定している。
【0017】この実施例の動作を次に説明する。先ず、
例えば、NTSC等のRGBのカラー画像データが画像
データ入力部101に入力されると、CIE(国際照明
委員会)が推奨する均等色空間であるL* a* b* デー
タ信号に変換される。この空間は人間の視覚特性を反映
した色空間であり、空間内での距離が色差に対応してい
るため、この空間で計算処理すると誤差などに偏りを持
たせず均等に処理できる。変換されたL* a* b* デー
タは色補正部1(102)と色補正部2(103)に入
力される。色補正部1(102)と色補正部2(10
3)の中の機能の特性は図2に示すようにルックアップ
テーブル201によって実現される。ただし、図2の画
像出力部1(105)とカラープリンタ(106)は図
1と同じもので構成されている。
例えば、NTSC等のRGBのカラー画像データが画像
データ入力部101に入力されると、CIE(国際照明
委員会)が推奨する均等色空間であるL* a* b* デー
タ信号に変換される。この空間は人間の視覚特性を反映
した色空間であり、空間内での距離が色差に対応してい
るため、この空間で計算処理すると誤差などに偏りを持
たせず均等に処理できる。変換されたL* a* b* デー
タは色補正部1(102)と色補正部2(103)に入
力される。色補正部1(102)と色補正部2(10
3)の中の機能の特性は図2に示すようにルックアップ
テーブル201によって実現される。ただし、図2の画
像出力部1(105)とカラープリンタ(106)は図
1と同じもので構成されている。
【0018】先ず、ルックアップテーブル201の特性
の入力信号対出力信号が1:1になるように、つまり信
号スルーと等価になるようにしておいて、画像のL1*
a1* b1* データをルックアップテーブル201に入
力する。この信号は画像出力部1(105)にて標準均
等色空間データからプリンタ用のCMYKの色データに
変換され、カラープリンタ106で画像が出力される。
そのプリント画像を照明光110にあて、図示していな
い測色計によって測色し、そのデータL2* a2* b2
* を得る。そのデータをもとに出力色データがL1* a
1* b1* データの値と同一値になるようにその逆伝達
特性をもった色変換テーブルを作成する。 そして、求
めたデータをルックアップテーブル201のデータに置
き換えてプリントすると、照明光110で照らされた出
力画像の色のL2* a2* b2*データは入力画像のL
1* a1* b1* データと同じとなり、画像の入力色と
出力色を同一にできることになる。
の入力信号対出力信号が1:1になるように、つまり信
号スルーと等価になるようにしておいて、画像のL1*
a1* b1* データをルックアップテーブル201に入
力する。この信号は画像出力部1(105)にて標準均
等色空間データからプリンタ用のCMYKの色データに
変換され、カラープリンタ106で画像が出力される。
そのプリント画像を照明光110にあて、図示していな
い測色計によって測色し、そのデータL2* a2* b2
* を得る。そのデータをもとに出力色データがL1* a
1* b1* データの値と同一値になるようにその逆伝達
特性をもった色変換テーブルを作成する。 そして、求
めたデータをルックアップテーブル201のデータに置
き換えてプリントすると、照明光110で照らされた出
力画像の色のL2* a2* b2*データは入力画像のL
1* a1* b1* データと同じとなり、画像の入力色と
出力色を同一にできることになる。
【0019】このルックアップテーブル201の特性デ
ータを色補正部1(102)に予め入力して置く。同様
に、色補正部2(103)の色補正データも、図2の装
置を次のように変更して求める。すなわち、図2のカラ
ープリンタ106をカラーモニタ109と同様な装置に
変え、画像出力部1(105)も画像出力部2(10
8)と同様なものに変えて、プリンタと同じようにモニ
タ用の色変換テーブルを作成し、色補正部2(103)
のルックアップテーブルデータとして予め入力してお
く。
ータを色補正部1(102)に予め入力して置く。同様
に、色補正部2(103)の色補正データも、図2の装
置を次のように変更して求める。すなわち、図2のカラ
ープリンタ106をカラーモニタ109と同様な装置に
変え、画像出力部1(105)も画像出力部2(10
8)と同様なものに変えて、プリンタと同じようにモニ
タ用の色変換テーブルを作成し、色補正部2(103)
のルックアップテーブルデータとして予め入力してお
く。
【0020】もとの説明に戻ると、画像データ入力部1
01からの出力色データは、このようにして作成された
特性を持ったルックアップテーブル102で色変換さ
れ、つぎの特定色変換部104へ伝えられる。特定色変
換部104は、カラープリンタ106で色再現できる色
空間内で、人の記憶色や好ましい色などに、特にカラー
モニタ109等の表示装置に表れている色とは異なるよ
うな色に変換する機能を持っている。
01からの出力色データは、このようにして作成された
特性を持ったルックアップテーブル102で色変換さ
れ、つぎの特定色変換部104へ伝えられる。特定色変
換部104は、カラープリンタ106で色再現できる色
空間内で、人の記憶色や好ましい色などに、特にカラー
モニタ109等の表示装置に表れている色とは異なるよ
うな色に変換する機能を持っている。
【0021】例えば、肌色に近い色をそれとは別のある
指定した肌色に変換するものである。その細部構成の一
例を図3に示す。また、色変換する色再現空間の説明図
を図4に示す。
指定した肌色に変換するものである。その細部構成の一
例を図3に示す。また、色変換する色再現空間の説明図
を図4に示す。
【0022】図4では、色空間内のプリント色再現空間
領域をAとし、特定色の変換対象の小領域を小円Bと
し、さらに、指定する1点の特定色データをここでは円
内のC点とする。本実施例では、小円B内のデータは全
て特定色Cに変換されるものとする。この場合、例え
ば、簡単のために、データをa* だけの一次元にして、 条件:変換対象色領域 10<a* <20 のとき a
* =15 にするような変換を行う例を説明する。
領域をAとし、特定色の変換対象の小領域を小円Bと
し、さらに、指定する1点の特定色データをここでは円
内のC点とする。本実施例では、小円B内のデータは全
て特定色Cに変換されるものとする。この場合、例え
ば、簡単のために、データをa* だけの一次元にして、 条件:変換対象色領域 10<a* <20 のとき a
* =15 にするような変換を行う例を説明する。
【0023】その装置の構成を図3に示す。入力色領域
データ部301は入力色の変換対象の色領域データを記
憶しておくものであり、そのデータは色補正部1(10
2)からの画像信号が入力される前に比較器302へ転
送される。比較器302は入力された画像信号データと
入力色領域データ部301からのデータを比較する。特
定色データ部303は特定色の色データを記憶する。記
憶されたデータは、比較器302の出力が一時メモリ付
データ選択器1(304)に入力される前にこの一時メ
モリ付データ選択器1(304)へ転送される。一時メ
モリ付データ選択器1(304)は特定色データと画像
データ入力部102からの画像データとを一時記憶し、
比較器302からの比較結果に従ってそのデータの選択
の切換えをする。
データ部301は入力色の変換対象の色領域データを記
憶しておくものであり、そのデータは色補正部1(10
2)からの画像信号が入力される前に比較器302へ転
送される。比較器302は入力された画像信号データと
入力色領域データ部301からのデータを比較する。特
定色データ部303は特定色の色データを記憶する。記
憶されたデータは、比較器302の出力が一時メモリ付
データ選択器1(304)に入力される前にこの一時メ
モリ付データ選択器1(304)へ転送される。一時メ
モリ付データ選択器1(304)は特定色データと画像
データ入力部102からの画像データとを一時記憶し、
比較器302からの比較結果に従ってそのデータの選択
の切換えをする。
【0024】以下にこの動作について説明する。まず、
予め、入力色領域データ部301に領域条件データ10
<a* <20を入力しておき、特定色データ部303に
も出力データa* =15の値を入力しておく。そこで、
画像データ入力部102から画像データが入力される
と、a* の値がその条件にあるか否かの値比較を比較器
302で行い、もし、条件の領域内であればそこからY
ESのフラグ信号を一時メモリ付データ選択器1(30
4)に転送する。もし、条件を満たさなければNOのフ
ラグ信号を一時メモリ付データ選択器1(304)に転
送する。一時メモリ付データ選択器1(304)はこの
フラグを受けて、YESならば特定色データ部303の
特定色データa* =15を画像出力部1(105)へ、
NOならば比較器302の入力データと同じ画像データ
を画像出力部1(105)へそれぞれ切り換えて転送す
る。このような動作の機能が特定色変換部104にあ
る。
予め、入力色領域データ部301に領域条件データ10
<a* <20を入力しておき、特定色データ部303に
も出力データa* =15の値を入力しておく。そこで、
画像データ入力部102から画像データが入力される
と、a* の値がその条件にあるか否かの値比較を比較器
302で行い、もし、条件の領域内であればそこからY
ESのフラグ信号を一時メモリ付データ選択器1(30
4)に転送する。もし、条件を満たさなければNOのフ
ラグ信号を一時メモリ付データ選択器1(304)に転
送する。一時メモリ付データ選択器1(304)はこの
フラグを受けて、YESならば特定色データ部303の
特定色データa* =15を画像出力部1(105)へ、
NOならば比較器302の入力データと同じ画像データ
を画像出力部1(105)へそれぞれ切り換えて転送す
る。このような動作の機能が特定色変換部104にあ
る。
【0025】画像出力部1(105)ではそのデータを
受けて標準均等色空間データからプリンタ用のCMYK
のプリント色データに変換し、カラープリンタ106に
転送する。その後、カラープリンタ106によってカラ
ーの画像がプリント107上に出力される。
受けて標準均等色空間データからプリンタ用のCMYK
のプリント色データに変換し、カラープリンタ106に
転送する。その後、カラープリンタ106によってカラ
ーの画像がプリント107上に出力される。
【0026】一方、色補正部2(103)に入力された
カラー画像データもプリンタ部での動作と同様に処理さ
れる。こちらではカラーモニタ109に表示される画像
の色が画像データ入力部101に入力された色と同一に
なるように色補正処理され、そのデータが画像出力部2
(108)に転送されると、標準均等色空間データから
モニタ用のRGBの色データに変換され、カラーモニタ
109へ転送され入力された画像データが表示される
上記説明上、変換色は1次元にして説明したが、条件と
して、3次元上では、 例えば、 条件:変換対象色領域 10<a* <20 かつ 15<b* <25 かつ 60<L* <70 のとき a* =1
5、b* =20、L* =65のように出力することもで
きる。
カラー画像データもプリンタ部での動作と同様に処理さ
れる。こちらではカラーモニタ109に表示される画像
の色が画像データ入力部101に入力された色と同一に
なるように色補正処理され、そのデータが画像出力部2
(108)に転送されると、標準均等色空間データから
モニタ用のRGBの色データに変換され、カラーモニタ
109へ転送され入力された画像データが表示される
上記説明上、変換色は1次元にして説明したが、条件と
して、3次元上では、 例えば、 条件:変換対象色領域 10<a* <20 かつ 15<b* <25 かつ 60<L* <70 のとき a* =1
5、b* =20、L* =65のように出力することもで
きる。
【0027】また、上記説明では色補正部1(10
2),色補正部2(103)の内部構成としてルックア
ップテーブル変換方式を用いた例を上げたが、例えば、
カラープリンタで用いられているマスキング処理と呼ば
れている一般的な3×3などのマトリクス演算処理でも
その処理機能の代替とすることができる。
2),色補正部2(103)の内部構成としてルックア
ップテーブル変換方式を用いた例を上げたが、例えば、
カラープリンタで用いられているマスキング処理と呼ば
れている一般的な3×3などのマトリクス演算処理でも
その処理機能の代替とすることができる。
【0028】この実施例によって、画像全体にわたっ
て、カラーモニタの表示色とカラープリンタから出力さ
れたプリントの色とが同一色で得られる効果だけでな
く、設定されたある色の画像に対しては指定の特定色に
変換され、特に人目に敏感な肌色や木々の緑や空の青色
などの記憶色の画像などを指定することによって、従来
のグラビアなどの印刷物に見られるような好ましい色が
得られる効果がある。
て、カラーモニタの表示色とカラープリンタから出力さ
れたプリントの色とが同一色で得られる効果だけでな
く、設定されたある色の画像に対しては指定の特定色に
変換され、特に人目に敏感な肌色や木々の緑や空の青色
などの記憶色の画像などを指定することによって、従来
のグラビアなどの印刷物に見られるような好ましい色が
得られる効果がある。
【0029】図5に本発明の第2実施例を示す。第2実
施例は、画像によっては特定色変換をしないようにして
プリント画像を出力する場合の実施例であり、ユーザー
がマニュアルによって使い分けの切り換えを行ったり、
外部信号によってその切り換えのON/OFFをした
り、外部からの細かな制御信号によってプリント画像の
画素単位を特定色変換の有無の制御を行う例である。
施例は、画像によっては特定色変換をしないようにして
プリント画像を出力する場合の実施例であり、ユーザー
がマニュアルによって使い分けの切り換えを行ったり、
外部信号によってその切り換えのON/OFFをした
り、外部からの細かな制御信号によってプリント画像の
画素単位を特定色変換の有無の制御を行う例である。
【0030】その構成としては、以下に説明する構成を
第1実施例に加えて変更している。すなわち、図5にお
いて、一時メモリ付データ選択器2(501)は、特定
色変換部104の特定色変換後の出力色データと、特定
色変換部104へ入力される特定色変換前の画像データ
とを一時記憶し、そのどちらか一方を選択する。特定色
変換ON/OFF指示入力部(以下指示入力部と呼ぶ)
502は、ユーザーが任意に特定色変換の切り換え指令
を指示する部分である。選択制御部503は一時メモリ
付データ選択器2(501)にデータの選択の制御信号
を出力する。特定色変換ON/OFF外部制御信号I/
F(以下、外部制御信号I/Fと呼ぶ)504はシステ
ムの外から特定色変換のON/OFFを制御するための
信号入力口であり、選択制御部503に入力されるよう
に接続されている。
第1実施例に加えて変更している。すなわち、図5にお
いて、一時メモリ付データ選択器2(501)は、特定
色変換部104の特定色変換後の出力色データと、特定
色変換部104へ入力される特定色変換前の画像データ
とを一時記憶し、そのどちらか一方を選択する。特定色
変換ON/OFF指示入力部(以下指示入力部と呼ぶ)
502は、ユーザーが任意に特定色変換の切り換え指令
を指示する部分である。選択制御部503は一時メモリ
付データ選択器2(501)にデータの選択の制御信号
を出力する。特定色変換ON/OFF外部制御信号I/
F(以下、外部制御信号I/Fと呼ぶ)504はシステ
ムの外から特定色変換のON/OFFを制御するための
信号入力口であり、選択制御部503に入力されるよう
に接続されている。
【0031】次に上記した構成の動作を説明する。先
ず、色補正部1(102)から画像データが一時メモリ
付データ選択器2(501)に入力されると一時データ
記録され保持される。一方、特定色変換部104に入力
された信号も上記のように特定色データに変換されて一
時メモリ付データ選択器2(501)に転送され、一時
データ記録され保持される。このどちらかのデータをユ
ーザーが選択するために指示入力部502へマニュアル
で指示を与える。そこで、例えば、特定色変換を無しに
してプリントしたいとすると、指示入力部502は特定
色変換をNOのフラグ信号として選択制御部503に出
力し、選択制御部503はその信号を受けて一時メモリ
付データ選択器2(501)へ制御信号を出す。一時メ
モリ付データ選択器2(501)はこれを受けてその内
部にある切り換えスイッチを色補正部1(102)の信
号の側にしてデータを選択し、画像出力部1(105)
に転送する。その後は、上記と同様にその信号を受けて
カラープリンタ106で特定色変換無しの画像がプリン
トされる。ここで、特定色変換ありの場合は特定色変換
部104からのデータが選択され、画像出力部1(10
5)に転送して特定色変換ありの画像がカラープリンタ
106でプリントされる。
ず、色補正部1(102)から画像データが一時メモリ
付データ選択器2(501)に入力されると一時データ
記録され保持される。一方、特定色変換部104に入力
された信号も上記のように特定色データに変換されて一
時メモリ付データ選択器2(501)に転送され、一時
データ記録され保持される。このどちらかのデータをユ
ーザーが選択するために指示入力部502へマニュアル
で指示を与える。そこで、例えば、特定色変換を無しに
してプリントしたいとすると、指示入力部502は特定
色変換をNOのフラグ信号として選択制御部503に出
力し、選択制御部503はその信号を受けて一時メモリ
付データ選択器2(501)へ制御信号を出す。一時メ
モリ付データ選択器2(501)はこれを受けてその内
部にある切り換えスイッチを色補正部1(102)の信
号の側にしてデータを選択し、画像出力部1(105)
に転送する。その後は、上記と同様にその信号を受けて
カラープリンタ106で特定色変換無しの画像がプリン
トされる。ここで、特定色変換ありの場合は特定色変換
部104からのデータが選択され、画像出力部1(10
5)に転送して特定色変換ありの画像がカラープリンタ
106でプリントされる。
【0032】また、それと同様なことが外部制御信号I
/F504を通して制御されるが説明を省き、ここでは
更に細かい処理を説明する。例えば、図6に示すような
画像データが装置に入力されたとして、その画像内には
ある部分Dで微妙な階調色変化があり簡単な特定色変換
をかけるとその細かな色のニュアンスが崩れてしまいそ
うなのでその部分は無変換にし、その部分の他の画像部
Eは特定色変換したい場合に、細かな制御をかける。こ
の場合、図示していない外部の装置から、データ転送
時、画素データが領域Dにあるときは変換OFFの制御
信号が外部制御信号I/F504に入力され、選択制御
部503に伝えられてここから一時メモリ付データ選択
器2(501)へ選択制御信号として転送される。次
に、色補正部1(102)の信号の側のデータが選択さ
れ画像出力部1(105)に出力される。画素データが
領域Eにあるときは変換ONの制御信号が外部制御信号
I/F504に入力されて選択制御部503に伝えられ
ここから一時メモリ付データ選択器2(501)へ選択
制御信号として転送される。次に、特定色変換後の色デ
ータが選択され画像出力部1(105)に出力される。
その結果、画像中の領域Dでは特定色変換されず、領域
Eでは特定色変換された、画像の部分の違いで特定色変
換の有無の混在されたプリント画像が得られる。これに
よって、特定色変換の処理の有無の任意切り換えや、画
像中の任意部分で特定色変換処理の有無を選択すること
ができる。
/F504を通して制御されるが説明を省き、ここでは
更に細かい処理を説明する。例えば、図6に示すような
画像データが装置に入力されたとして、その画像内には
ある部分Dで微妙な階調色変化があり簡単な特定色変換
をかけるとその細かな色のニュアンスが崩れてしまいそ
うなのでその部分は無変換にし、その部分の他の画像部
Eは特定色変換したい場合に、細かな制御をかける。こ
の場合、図示していない外部の装置から、データ転送
時、画素データが領域Dにあるときは変換OFFの制御
信号が外部制御信号I/F504に入力され、選択制御
部503に伝えられてここから一時メモリ付データ選択
器2(501)へ選択制御信号として転送される。次
に、色補正部1(102)の信号の側のデータが選択さ
れ画像出力部1(105)に出力される。画素データが
領域Eにあるときは変換ONの制御信号が外部制御信号
I/F504に入力されて選択制御部503に伝えられ
ここから一時メモリ付データ選択器2(501)へ選択
制御信号として転送される。次に、特定色変換後の色デ
ータが選択され画像出力部1(105)に出力される。
その結果、画像中の領域Dでは特定色変換されず、領域
Eでは特定色変換された、画像の部分の違いで特定色変
換の有無の混在されたプリント画像が得られる。これに
よって、特定色変換の処理の有無の任意切り換えや、画
像中の任意部分で特定色変換処理の有無を選択すること
ができる。
【0033】図7に本発明の第3実施例を示す。第3実
施例は画像中の色において複数の特定色を適応させたい
場合の実施例であり、特定色変換部を複数箇所設けた構
成となる。
施例は画像中の色において複数の特定色を適応させたい
場合の実施例であり、特定色変換部を複数箇所設けた構
成となる。
【0034】その構成として、第1実施例の構成に以下
の構成を加えて変更している。すなわち、701は特定
色変換部1であり、第1実施例の特定色変換部104と
同じである。ただし、この詳細構成での図3の比較器3
02の出力は選択制御部704へも転送できるように接
続されている。702、703はそれぞれ特定色変換部
2および特定色変換部nである。ここで、特定色変換部
3から特定色変換部(n−1)まで(n−3)個の特定
色変換部は図としては省略しているが存在しているもの
としている。各々の特定色変換部からの複数の出力が一
時メモリ付データ選択器3(705)に転送されるよう
に接続されている。また、特定色変換しない色領域の信
号を伝えるために色補正部1(102)からの直接のカ
ラー画像データは一時メモリ付データ選択器3(70
5)に接続されている。選択制御部704は各々の特定
色変換部の比較器の出力を複数受けて変換対象になった
データを選択し、その制御信号を一時メモリ付データ選
択器3(705)に転送する。一時メモリ付データ選択
器3(705)は、特定色変換部からの出力色データを
一時的に記録し、選択制御部704からの選択制御信号
によってそのデータを選択して画像出力部1(105)
へ出力する。また、各々の特定色変換部は、図3と同様
の構成を持ち、入力色領域データ部301と特定色デー
タ部303が各々に設けられている。
の構成を加えて変更している。すなわち、701は特定
色変換部1であり、第1実施例の特定色変換部104と
同じである。ただし、この詳細構成での図3の比較器3
02の出力は選択制御部704へも転送できるように接
続されている。702、703はそれぞれ特定色変換部
2および特定色変換部nである。ここで、特定色変換部
3から特定色変換部(n−1)まで(n−3)個の特定
色変換部は図としては省略しているが存在しているもの
としている。各々の特定色変換部からの複数の出力が一
時メモリ付データ選択器3(705)に転送されるよう
に接続されている。また、特定色変換しない色領域の信
号を伝えるために色補正部1(102)からの直接のカ
ラー画像データは一時メモリ付データ選択器3(70
5)に接続されている。選択制御部704は各々の特定
色変換部の比較器の出力を複数受けて変換対象になった
データを選択し、その制御信号を一時メモリ付データ選
択器3(705)に転送する。一時メモリ付データ選択
器3(705)は、特定色変換部からの出力色データを
一時的に記録し、選択制御部704からの選択制御信号
によってそのデータを選択して画像出力部1(105)
へ出力する。また、各々の特定色変換部は、図3と同様
の構成を持ち、入力色領域データ部301と特定色デー
タ部303が各々に設けられている。
【0035】この実施例では、特定色変換条件を、第1
実施例と同様にして、 条件1:変換対象色領域 10<a* <20 のとき a* =15 条件2:変換対象色領域 30<a* <40 のとき a* =35 : : 条件n:変換対象色領域 −10<a* <−05 のとき a* =−8 のようなn個の条件とする。これらの値を、予め、複数
の特定色変換部(701乃至703)の各々の入力色領
域データ部と特定色データ部に入力設定しておく。この
ようにすることによって、例えば、色補正部1(10
2)からの画像色データがa* =32であった場合、条
件2のみが該当している事になり、特定色変換部702
から選択制御部704に比較器の出力信号YESのフラ
グが伝えられ、一時メモリ付データ選択器3(705)
には特定色変換部2(702)から特定色のa* =35
のデータが転送される。しかし、特定色変換部1(70
1)や特定色変換部n(703)などは条件2を満たし
ていないことになるので、それらの比較器の信号はNO
のフラグ信号を選択制御部704に伝えている。選択制
御部704は、この信号を受けてYESの場合だけ、一
時メモリ付データ選択器3(705)に一時記憶されて
いる特定色変換部2(702)からの色データを画像出
力部1(105)へ出力できるように一時メモリ付デー
タ選択器3(705)への制御信号を出力する。これに
よって、一時メモリ付データ選択器3(705)からa
* =35のデータが画像出力部1(105)へ転送され
る。この動作が画像の画素毎に行われる。画像出力部1
(105)以降の動作は上記実施例と同様なのでここで
は省略する。
実施例と同様にして、 条件1:変換対象色領域 10<a* <20 のとき a* =15 条件2:変換対象色領域 30<a* <40 のとき a* =35 : : 条件n:変換対象色領域 −10<a* <−05 のとき a* =−8 のようなn個の条件とする。これらの値を、予め、複数
の特定色変換部(701乃至703)の各々の入力色領
域データ部と特定色データ部に入力設定しておく。この
ようにすることによって、例えば、色補正部1(10
2)からの画像色データがa* =32であった場合、条
件2のみが該当している事になり、特定色変換部702
から選択制御部704に比較器の出力信号YESのフラ
グが伝えられ、一時メモリ付データ選択器3(705)
には特定色変換部2(702)から特定色のa* =35
のデータが転送される。しかし、特定色変換部1(70
1)や特定色変換部n(703)などは条件2を満たし
ていないことになるので、それらの比較器の信号はNO
のフラグ信号を選択制御部704に伝えている。選択制
御部704は、この信号を受けてYESの場合だけ、一
時メモリ付データ選択器3(705)に一時記憶されて
いる特定色変換部2(702)からの色データを画像出
力部1(105)へ出力できるように一時メモリ付デー
タ選択器3(705)への制御信号を出力する。これに
よって、一時メモリ付データ選択器3(705)からa
* =35のデータが画像出力部1(105)へ転送され
る。この動作が画像の画素毎に行われる。画像出力部1
(105)以降の動作は上記実施例と同様なのでここで
は省略する。
【0036】また、全ての条件に当てはまらないときは
各々の特定色変換部からの比較器の出力信号はNOのフ
ラグとして選択制御部704に伝えられる。このとき、
色補正部1(102)の画像色データが一時メモリ付デ
ータ選択器3(705)に転送され一時記憶されている
ので、その色データが選択され出力されるように、選択
制御部704は全ての入力フラグ信号がNOのときは、
その制御信号を一時メモリ付データ選択器3(705)
に伝えるようにしておく。
各々の特定色変換部からの比較器の出力信号はNOのフ
ラグとして選択制御部704に伝えられる。このとき、
色補正部1(102)の画像色データが一時メモリ付デ
ータ選択器3(705)に転送され一時記憶されている
ので、その色データが選択され出力されるように、選択
制御部704は全ての入力フラグ信号がNOのときは、
その制御信号を一時メモリ付データ選択器3(705)
に伝えるようにしておく。
【0037】これによって、複数での特定色の変換が行
え、数多くの特定色変換を行うことができる。
え、数多くの特定色変換を行うことができる。
【0038】図8に本発明の第4実施例を示す。第4実
施例は変換前の対象色領域の指定と特定色変換の色領域
の指定をユーザーが任意に指定できる機能をもった構成
である。第4実施例の構成は、第1実施例の構成を以下
の構成に変更したものである。すなわち、特定色変換部
104の内部の構成として図3を図8のように変更して
いる。同図に示すように、入力色領域データ部301の
メモリと特定色データ部303のメモリの値をそれぞれ
に任意に変更できるように領域設定部1(802)と領
域設定部2(804)を加え、さらにそれらの領域の値
をユーザーが指定できるようにそれぞれキーボードなど
の入力部1(801),入力部2(803)を設けて数
値入力などができるようにしている。また、変換演算部
805は入力色空間と出力色空間のデータ値を変換す
る。この図の比較器302や一時メモリ付データ選択器
1(304)は図3の構成と同じである。
施例は変換前の対象色領域の指定と特定色変換の色領域
の指定をユーザーが任意に指定できる機能をもった構成
である。第4実施例の構成は、第1実施例の構成を以下
の構成に変更したものである。すなわち、特定色変換部
104の内部の構成として図3を図8のように変更して
いる。同図に示すように、入力色領域データ部301の
メモリと特定色データ部303のメモリの値をそれぞれ
に任意に変更できるように領域設定部1(802)と領
域設定部2(804)を加え、さらにそれらの領域の値
をユーザーが指定できるようにそれぞれキーボードなど
の入力部1(801),入力部2(803)を設けて数
値入力などができるようにしている。また、変換演算部
805は入力色空間と出力色空間のデータ値を変換す
る。この図の比較器302や一時メモリ付データ選択器
1(304)は図3の構成と同じである。
【0039】以下にその動作について説明する。色変換
する変換演算部805は、図9に2例示すように、1次
元の色データ(図9(a))であれば先述の実施例に述
べたような或る範囲の色データをそれとは別の範囲のデ
ータに変換し、また3次元(図9(b))の色データで
は入力色空間のデータ値を出力色空間のデータ値に変換
する演算を行う。これは、1次元での変換としては線型
演算を変換演算部805に持たせていることを想定して
いるが、特定点に重心を置いた非線型変換も可能であ
る。この場合、重心点ありの処理演算を行うには入力部
2(803),領域設定部2(804),特定色データ
部(303)にその重心点色値入力機能を加えた機能を
持たせる。また、変換演算部805の演算機能として
は、色距離の逆数またはそのn乗値に絡めた関数演算式
を線型変換の式に変えて演算処理するようにしておく。
また、2次元の色データや3次元の色データの変換では
単純な線型変換ができない場合が一般的に多いため、例
えば、アフィン変換処理機能を持たせて演算処理する。
する変換演算部805は、図9に2例示すように、1次
元の色データ(図9(a))であれば先述の実施例に述
べたような或る範囲の色データをそれとは別の範囲のデ
ータに変換し、また3次元(図9(b))の色データで
は入力色空間のデータ値を出力色空間のデータ値に変換
する演算を行う。これは、1次元での変換としては線型
演算を変換演算部805に持たせていることを想定して
いるが、特定点に重心を置いた非線型変換も可能であ
る。この場合、重心点ありの処理演算を行うには入力部
2(803),領域設定部2(804),特定色データ
部(303)にその重心点色値入力機能を加えた機能を
持たせる。また、変換演算部805の演算機能として
は、色距離の逆数またはそのn乗値に絡めた関数演算式
を線型変換の式に変えて演算処理するようにしておく。
また、2次元の色データや3次元の色データの変換では
単純な線型変換ができない場合が一般的に多いため、例
えば、アフィン変換処理機能を持たせて演算処理する。
【0040】指定された対象色範囲外の色データについ
ては特定色変換を行わないので、比較器302の出力フ
ラグはNOとして一時メモリ付データ選択器1(30
4)に伝えられ、色補正部1(102)からの画像色デ
ータが一時メモリ付データ選択器1(304)で選択さ
れ画像出力部1(105)へ転送される。特定色変換な
どのその他の機能の動作については先述の実施例と同様
なのでここでは省略する。
ては特定色変換を行わないので、比較器302の出力フ
ラグはNOとして一時メモリ付データ選択器1(30
4)に伝えられ、色補正部1(102)からの画像色デ
ータが一時メモリ付データ選択器1(304)で選択さ
れ画像出力部1(105)へ転送される。特定色変換な
どのその他の機能の動作については先述の実施例と同様
なのでここでは省略する。
【0041】これにより、ユーザーが任意に特定色や対
象色領域を指定することができ、照明光などのプリント
を見るときの環境が様々に変わった場合でもそれに対応
した変換ができ、また、画像中の或る画像部分をその場
で好ましい色に変換してプリントを得たいなどのユーザ
ーの大まかな好みの要求に答えられる。また、肌色など
の色変換の場合、変換前の細かな色ニュアンスを残す場
合の変換では、少々入力色領域を狭めて試行しながら行
うこともできる。
象色領域を指定することができ、照明光などのプリント
を見るときの環境が様々に変わった場合でもそれに対応
した変換ができ、また、画像中の或る画像部分をその場
で好ましい色に変換してプリントを得たいなどのユーザ
ーの大まかな好みの要求に答えられる。また、肌色など
の色変換の場合、変換前の細かな色ニュアンスを残す場
合の変換では、少々入力色領域を狭めて試行しながら行
うこともできる。
【0042】図10に本発明の第5実施例を示す。第5
実施例は、複数の特定色変換処理するにあたり、第3実
施例であげた複数の特定色変換部の構成に対し、1つの
特定色変換部で切り替えながら行う例である。
実施例は、複数の特定色変換処理するにあたり、第3実
施例であげた複数の特定色変換部の構成に対し、1つの
特定色変換部で切り替えながら行う例である。
【0043】第5実施例の構成は図3の構成に対し次の
構成を付加して変更したものである。すなわち、100
1は複数の入力色領域データを記憶しておく入力色領域
データ群メモリ部であり、1002は複数の特定色デー
タを記憶しておく特定色データ群メモリ部である。ま
た、カウンタ制御部1003は、n個の組になった入力
色領域データと特定色データを入力色領域データ群メモ
リ部1001,特定色データ群メモリ部1002から入
力色領域データ部301,特定色データ部303へそれ
ぞれ画像の画素毎に転送させるためにアドレス制御部1
004の制御を行う。また、このカウンタ制御部100
3は、画素1つの入力される色データにつきn組の入力
色領域データに対してその条件に該当しているか否かの
判別を比較器302からの出力フラグ信号の入出力にて
行う。また、アドレス制御部1004は1からnまでの
それぞれの入力色領域データ群メモリ部1001と特定
色データ群メモリ部1002のデータ群のデータを読み
出すために用いるメモリアドレスの制御を行う。また、
1からnまでのアドレスカウンタを回すためクロック部
1005を設けアドレス制御部1004に接続してい
る。
構成を付加して変更したものである。すなわち、100
1は複数の入力色領域データを記憶しておく入力色領域
データ群メモリ部であり、1002は複数の特定色デー
タを記憶しておく特定色データ群メモリ部である。ま
た、カウンタ制御部1003は、n個の組になった入力
色領域データと特定色データを入力色領域データ群メモ
リ部1001,特定色データ群メモリ部1002から入
力色領域データ部301,特定色データ部303へそれ
ぞれ画像の画素毎に転送させるためにアドレス制御部1
004の制御を行う。また、このカウンタ制御部100
3は、画素1つの入力される色データにつきn組の入力
色領域データに対してその条件に該当しているか否かの
判別を比較器302からの出力フラグ信号の入出力にて
行う。また、アドレス制御部1004は1からnまでの
それぞれの入力色領域データ群メモリ部1001と特定
色データ群メモリ部1002のデータ群のデータを読み
出すために用いるメモリアドレスの制御を行う。また、
1からnまでのアドレスカウンタを回すためクロック部
1005を設けアドレス制御部1004に接続してい
る。
【0044】以下に上記した構成の動作を述べる。色補
正部1(102)から比較器302へ画像データが入力
されるとそれと同期してカウンタ制御部1003に画素
トリガ信号が入力される。これを受けて、カウンタ制御
部1003はアドレス制御部1004に1からnへとア
ドレスを回すように指示を出す。アドレス制御部100
4は順にアドレス値を入力色領域データ群メモリ部10
01,特定色データ群メモリ部1002へ出力し、入力
色領域データ群メモリ部1001と特定色データ群メモ
リ部1002はそれぞれ順に組になった特定色変換に使
うデータを入力色領域データ部301と特定色データ部
303に出力していく。比較器302は先述と同様にそ
の条件にあるかどうかの比較をする。これを、1からn
まで繰り返すが途中の条件で比較器302がYESのフ
ラグ信号をカウンタ制御部1003に出力すれば、カウ
ンタ制御部1003は即その動作を停止し、一時メモリ
付データ選択器1(304)へ先述のYESの信号と同
じように出力する。この信号を一時メモリ付データ選択
器1(304)が受けるとその時の組の特定色データ部
303にある特定色データが選択され画像出力部105
へ転送される。しかし、n個まで条件を比較しても該当
しなくて比較器302からYESのフラグ信号がカウン
タ制御部1003へ転送されないときは、カウンタ制御
部1003からNOのフラグ信号として一時メモリ付デ
ータ選択器1(304)へ転送され、一時メモリ付デー
タ選択器1(304)にて色補正部1(102)からの
画像色データそのままが画像出力部1(105)へ転送
される。それ以降のデータ処理は先述と同様なのでここ
では省略する。このようにすることによって、第3実施
例に比べ、機能を落とさずに小規模な回路構成で組むこ
とができ、システムの低コスト化や簡易な回路で実現が
容易になる。
正部1(102)から比較器302へ画像データが入力
されるとそれと同期してカウンタ制御部1003に画素
トリガ信号が入力される。これを受けて、カウンタ制御
部1003はアドレス制御部1004に1からnへとア
ドレスを回すように指示を出す。アドレス制御部100
4は順にアドレス値を入力色領域データ群メモリ部10
01,特定色データ群メモリ部1002へ出力し、入力
色領域データ群メモリ部1001と特定色データ群メモ
リ部1002はそれぞれ順に組になった特定色変換に使
うデータを入力色領域データ部301と特定色データ部
303に出力していく。比較器302は先述と同様にそ
の条件にあるかどうかの比較をする。これを、1からn
まで繰り返すが途中の条件で比較器302がYESのフ
ラグ信号をカウンタ制御部1003に出力すれば、カウ
ンタ制御部1003は即その動作を停止し、一時メモリ
付データ選択器1(304)へ先述のYESの信号と同
じように出力する。この信号を一時メモリ付データ選択
器1(304)が受けるとその時の組の特定色データ部
303にある特定色データが選択され画像出力部105
へ転送される。しかし、n個まで条件を比較しても該当
しなくて比較器302からYESのフラグ信号がカウン
タ制御部1003へ転送されないときは、カウンタ制御
部1003からNOのフラグ信号として一時メモリ付デ
ータ選択器1(304)へ転送され、一時メモリ付デー
タ選択器1(304)にて色補正部1(102)からの
画像色データそのままが画像出力部1(105)へ転送
される。それ以降のデータ処理は先述と同様なのでここ
では省略する。このようにすることによって、第3実施
例に比べ、機能を落とさずに小規模な回路構成で組むこ
とができ、システムの低コスト化や簡易な回路で実現が
容易になる。
【0045】図11に本発明の第6実施例を示す。第6
実施例は、特定色変換の色を色空間での2軸のみにし、
他の1軸の色データはそのままにしておいた色変換をす
る構成である。すなわち、第1実施例の図3の構成に対
し、入力色領域データ部301を入力色領域データ部1
101の2軸の色データの入力色領域データ部に変え、
特定色データ部303も特定色データ部1102の2軸
の特定色データ部に変え、また、残りの1軸の色データ
は色補正部1(102)からの画像色データとして出力
されるように一時メモリ付データ選択器1(304)に
接続した構成にする。
実施例は、特定色変換の色を色空間での2軸のみにし、
他の1軸の色データはそのままにしておいた色変換をす
る構成である。すなわち、第1実施例の図3の構成に対
し、入力色領域データ部301を入力色領域データ部1
101の2軸の色データの入力色領域データ部に変え、
特定色データ部303も特定色データ部1102の2軸
の特定色データ部に変え、また、残りの1軸の色データ
は色補正部1(102)からの画像色データとして出力
されるように一時メモリ付データ選択器1(304)に
接続した構成にする。
【0046】この動作としては、入力色領域データ部1
101にある2軸の条件が合えば、比較器302から一
時メモリ付データ選択器1(304)へYESのフラグ
を出力し、一時メモリ付データ選択器1(304)にて
特定色データ部1102の特定色データと残り1軸の色
補正部1(102)からの入力画像色データが画像出力
部1(105)へ転送される。それ以外の動作は上記実
施例と同じなので説明を省略する。ここで、残りの1軸
の色データは色補正部1(102)からの画像色データ
として出力されるように一時メモリ付データ選択器1
(304)に接続した画像出力部1(105)への出力
信号同期がとれるようにしておけば、画像出力部1(1
05)へ直接出力するように接続した構成でもよくこれ
に限定はしない。 このようにすることによって、例え
ば、画像の輝度データはそのまま特定色変換しないで出
力し、他の2軸の色のみ変換することで、画像全体の明
るさを変えないで色調を好ましい色に印刷出力すること
ができ画像雰囲気を残せる効果がある。
101にある2軸の条件が合えば、比較器302から一
時メモリ付データ選択器1(304)へYESのフラグ
を出力し、一時メモリ付データ選択器1(304)にて
特定色データ部1102の特定色データと残り1軸の色
補正部1(102)からの入力画像色データが画像出力
部1(105)へ転送される。それ以外の動作は上記実
施例と同じなので説明を省略する。ここで、残りの1軸
の色データは色補正部1(102)からの画像色データ
として出力されるように一時メモリ付データ選択器1
(304)に接続した画像出力部1(105)への出力
信号同期がとれるようにしておけば、画像出力部1(1
05)へ直接出力するように接続した構成でもよくこれ
に限定はしない。 このようにすることによって、例え
ば、画像の輝度データはそのまま特定色変換しないで出
力し、他の2軸の色のみ変換することで、画像全体の明
るさを変えないで色調を好ましい色に印刷出力すること
ができ画像雰囲気を残せる効果がある。
【0047】図12に本発明の第7実施例を示す。第7
実施例は、特定色変換の色を色空間での1軸のみにし、
他の2軸の色データはそのままにしておいた色変換をす
る構成である。すなわち、先の第1実施例の図3の構成
に対し、第6実施例のような構成の変更を行う。入力色
領域データ部301を1軸の色データの入力色領域デー
タ部1201に変え、303も1軸の特定色データ部1
202に変え、また、残りの2軸の色データは色補正部
1(102)からの画像色データとして出力されるよう
に一時メモリ付データ選択器1(304)に接続した構
成にする。
実施例は、特定色変換の色を色空間での1軸のみにし、
他の2軸の色データはそのままにしておいた色変換をす
る構成である。すなわち、先の第1実施例の図3の構成
に対し、第6実施例のような構成の変更を行う。入力色
領域データ部301を1軸の色データの入力色領域デー
タ部1201に変え、303も1軸の特定色データ部1
202に変え、また、残りの2軸の色データは色補正部
1(102)からの画像色データとして出力されるよう
に一時メモリ付データ選択器1(304)に接続した構
成にする。
【0048】この動作としては、入力色領域データ部1
201にある1軸のみの条件が合えば、比較器302か
ら一時メモリ付データ選択器1(304)へYESのフ
ラグを出力し、一時メモリ付データ選択器1(304)
にて特定色データ部1202の特定色データと残り2軸
の色補正部1(102)からの入力画像色データが画像
出力部105へ転送される。それ以外の動作は上記実施
例と同じなので説明を省略する。第6実施例のようにこ
こでも、残りの2軸の色データは色補正部1(102)
からの画像色データとして出力されるように一時メモリ
付データ選択器1(304)に接続したが画像出力部1
(105)への出力信号同期がとれるようにしておけ
ば、画像出力部1(105)へ直接出力するように接続
した構成でもよくこれに限定はしない。
201にある1軸のみの条件が合えば、比較器302か
ら一時メモリ付データ選択器1(304)へYESのフ
ラグを出力し、一時メモリ付データ選択器1(304)
にて特定色データ部1202の特定色データと残り2軸
の色補正部1(102)からの入力画像色データが画像
出力部105へ転送される。それ以外の動作は上記実施
例と同じなので説明を省略する。第6実施例のようにこ
こでも、残りの2軸の色データは色補正部1(102)
からの画像色データとして出力されるように一時メモリ
付データ選択器1(304)に接続したが画像出力部1
(105)への出力信号同期がとれるようにしておけ
ば、画像出力部1(105)へ直接出力するように接続
した構成でもよくこれに限定はしない。
【0049】このようにすることによって、例えば、画
像の色空間を輝度、色相、彩度として行った場合のデー
タでは、輝度、彩度は特定色変換しないでそのまま出力
し、色相のみを変換することで、画像全体の明るさや色
の濃さを変えないで色合いを好ましい色にして出力する
ことができ、画像のコントラストは変えないで印刷でき
る効果がある。
像の色空間を輝度、色相、彩度として行った場合のデー
タでは、輝度、彩度は特定色変換しないでそのまま出力
し、色相のみを変換することで、画像全体の明るさや色
の濃さを変えないで色合いを好ましい色にして出力する
ことができ、画像のコントラストは変えないで印刷でき
る効果がある。
【0050】図13に本発明の第8実施例を示す。第8
実施例は、色空間内の特定色が複数あり、それぞれの特
定色変換領域の範囲が重複するとき、その領域内での特
定色の選択を色空間距離の長短により決定されるように
構成している実施例である。図14(a)は色空間での
特定色対象入力空間の領域の重なりを表したものであ
り、領域Fと領域Gの一部が重なっている。これらの領
域の中心をそれぞれfとgで表している。この実施例で
は、処理中の画像色データの色空間での位置が変換対象
領域の先の中心fとgのどちらの位置から近くにあるか
によって、その近い方の領域で特定色変換を選択するよ
うにしている。
実施例は、色空間内の特定色が複数あり、それぞれの特
定色変換領域の範囲が重複するとき、その領域内での特
定色の選択を色空間距離の長短により決定されるように
構成している実施例である。図14(a)は色空間での
特定色対象入力空間の領域の重なりを表したものであ
り、領域Fと領域Gの一部が重なっている。これらの領
域の中心をそれぞれfとgで表している。この実施例で
は、処理中の画像色データの色空間での位置が変換対象
領域の先の中心fとgのどちらの位置から近くにあるか
によって、その近い方の領域で特定色変換を選択するよ
うにしている。
【0051】第8実施例は、第3実施例の図7の構成で
は特定色変換部1(701)から特定色変換部n(70
3)の内部にあるそれぞれの比較器からのフラグ信号の
出力が選択制御部704に入力されているのに対し、図
13のようにフラグ変換出力部1304の出力が選択制
御部704に供給されるような構成にしている。色距離
演算部1301は、色補正部1(102)からの画像色
データの色空間の位置とそれぞれ複数の特定色に対応し
た入力色領域のデータの中心位置との色空間上の色距離
を演算する。入力色領域データ群メモリ部1302はそ
の入力色領域のデータの中心位置データを予め入力設定
して記憶している。色距離判別部1303は色距離演算
部1301からのそれぞれの距離データを受け、該当す
る色領域の中心からどちらに近いかをその距離データ値
の大小で判別する。また、その結果に応じてどの領域を
選択したかの信号データがフラグ変換出力部1304に
伝えられる。フラグ変換出力部1304はその信号から
図7でどの各特定色変換部のフラグ信号に相当した選択
制御部704への入力信号として用いられる信号に変換
するものであり、選択制御部704に伝えている。
は特定色変換部1(701)から特定色変換部n(70
3)の内部にあるそれぞれの比較器からのフラグ信号の
出力が選択制御部704に入力されているのに対し、図
13のようにフラグ変換出力部1304の出力が選択制
御部704に供給されるような構成にしている。色距離
演算部1301は、色補正部1(102)からの画像色
データの色空間の位置とそれぞれ複数の特定色に対応し
た入力色領域のデータの中心位置との色空間上の色距離
を演算する。入力色領域データ群メモリ部1302はそ
の入力色領域のデータの中心位置データを予め入力設定
して記憶している。色距離判別部1303は色距離演算
部1301からのそれぞれの距離データを受け、該当す
る色領域の中心からどちらに近いかをその距離データ値
の大小で判別する。また、その結果に応じてどの領域を
選択したかの信号データがフラグ変換出力部1304に
伝えられる。フラグ変換出力部1304はその信号から
図7でどの各特定色変換部のフラグ信号に相当した選択
制御部704への入力信号として用いられる信号に変換
するものであり、選択制御部704に伝えている。
【0052】次に動作について説明する。各特定色変換
の動作は第3実施例と同様に色補正部1(102)から
画像色データが入力されると同時に処理される。このと
き、色距離演算部1301では各部に入力されているデ
ータと同じ画像色データの色空間での位置と各領域の中
心位置との距離が演算される。その直後、色距離判別部
1303へ、それぞれの間の距離データが転送され、そ
こで最短の距離を判別し該当する領域の情報をフラグ変
換出力部1304へ伝える。そこで、フラグ変換出力部
1304と選択制御部704によって、一時メモリ付デ
ータ選択器3(705)へ選択信号が転送され、一時メ
モリ付データ選択器3(705)に一時記憶されている
特定色変換後の色データが選択され、画像出力部1(1
05)へデータ転送される。このとき、もし、色補正部
1(102)からの入力された画像色データがどの領域
にも該当しなければ、先述した実施例と同様にそのまま
特定色変換されないで一時メモリ付データ選択器3(7
05)から画像出力部1(105)へ転送される。それ
以外の動作は第3実施例と同様なのでここでは省略す
る。
の動作は第3実施例と同様に色補正部1(102)から
画像色データが入力されると同時に処理される。このと
き、色距離演算部1301では各部に入力されているデ
ータと同じ画像色データの色空間での位置と各領域の中
心位置との距離が演算される。その直後、色距離判別部
1303へ、それぞれの間の距離データが転送され、そ
こで最短の距離を判別し該当する領域の情報をフラグ変
換出力部1304へ伝える。そこで、フラグ変換出力部
1304と選択制御部704によって、一時メモリ付デ
ータ選択器3(705)へ選択信号が転送され、一時メ
モリ付データ選択器3(705)に一時記憶されている
特定色変換後の色データが選択され、画像出力部1(1
05)へデータ転送される。このとき、もし、色補正部
1(102)からの入力された画像色データがどの領域
にも該当しなければ、先述した実施例と同様にそのまま
特定色変換されないで一時メモリ付データ選択器3(7
05)から画像出力部1(105)へ転送される。それ
以外の動作は第3実施例と同様なのでここでは省略す
る。
【0053】ここでの説明は、特定色に対応した入力色
領域が2領域ありその選択について述べたが、領域が3
以上にわたる場合もあり、色距離判別部1303でその
色距離を判別することも同様に行えこれに限定はしな
い。
領域が2領域ありその選択について述べたが、領域が3
以上にわたる場合もあり、色距離判別部1303でその
色距離を判別することも同様に行えこれに限定はしな
い。
【0054】このようにすることによって、複数の特定
色が重なるように数多く設定されていても、色空間での
近い方の特定色に変換されることになり、画像各部の色
が数多くの所定の色に近い色でプリントされる。
色が重なるように数多く設定されていても、色空間での
近い方の特定色に変換されることになり、画像各部の色
が数多くの所定の色に近い色でプリントされる。
【0055】図15に本発明の第9実施例を示す。第8
実施例は、色空間内の特定色が複数あり、それぞれの特
定色変換領域の範囲が重複するとき、その領域内での特
定色の選択を、特定色の優先順位をつけて、その順位に
より決定されるように構成している実施例である。図1
4(b)は色空間での特定色対象入力空間の領域の重な
りを表したものであり、領域Hと領域Iの一部が重なっ
ている。この実施例では、処理中の画像色データの色空
間での位置が変換対象領域の中で優先順位の高い方の領
域の特定色変換を選択するようにしているので、入力さ
れた画像色データがその重なった領域にあるとき、その
優先順位H>Iとすれば、領域Hの特定色変換が選ばれ
る。
実施例は、色空間内の特定色が複数あり、それぞれの特
定色変換領域の範囲が重複するとき、その領域内での特
定色の選択を、特定色の優先順位をつけて、その順位に
より決定されるように構成している実施例である。図1
4(b)は色空間での特定色対象入力空間の領域の重な
りを表したものであり、領域Hと領域Iの一部が重なっ
ている。この実施例では、処理中の画像色データの色空
間での位置が変換対象領域の中で優先順位の高い方の領
域の特定色変換を選択するようにしているので、入力さ
れた画像色データがその重なった領域にあるとき、その
優先順位H>Iとすれば、領域Hの特定色変換が選ばれ
る。
【0056】第9実施例は、図7に示す第3実施例の構
成と比較して以下の点が異なる。すなわち、図15のよ
うに特定色変換部1(701)から特定色変換部n(7
03)の内部にあるそれぞれの比較器からのフラグ信号
の出力が選択制御部704に入力されているところを、
フラグ選択部1501に入力されるように接続を変え
て、フラグ選択部1501からのフラグ出力信号を一時
メモリ付データ選択器3(705)に入力されるように
接続を変えた構成にしている。フラグ選択部1501
は、それぞれ複数の特定色変換部からのフラグ信号を受
け、優先順位データ部1502の優先順位データ情報に
基づいてYESのフラグ信号の1つを選択して選択制御
部704へフラグ信号を出力する。優先順位データ部1
502には、予め複数の特定色変換に優先順位をつけた
データが記憶設定されている。それ以外の構成は第3実
施例と同様である。
成と比較して以下の点が異なる。すなわち、図15のよ
うに特定色変換部1(701)から特定色変換部n(7
03)の内部にあるそれぞれの比較器からのフラグ信号
の出力が選択制御部704に入力されているところを、
フラグ選択部1501に入力されるように接続を変え
て、フラグ選択部1501からのフラグ出力信号を一時
メモリ付データ選択器3(705)に入力されるように
接続を変えた構成にしている。フラグ選択部1501
は、それぞれ複数の特定色変換部からのフラグ信号を受
け、優先順位データ部1502の優先順位データ情報に
基づいてYESのフラグ信号の1つを選択して選択制御
部704へフラグ信号を出力する。優先順位データ部1
502には、予め複数の特定色変換に優先順位をつけた
データが記憶設定されている。それ以外の構成は第3実
施例と同様である。
【0057】次に、その動作について説明する。各特定
色変換の動作は第3実施例と同様に色補正部1(10
2)から画像色データが入力されると同時に処理され
る。そのとき、それぞれ入力色領域の条件に合った複数
の特定色変換部から一時メモリ付データ選択器3(70
5)へ、それぞれ特定色変換後の色データが転送され、
同時に全ての特定色変換部の中の比較器からフラグ信号
がフラグ選択部1501へ転送される。そこで、フラグ
選択部1501は、複数のYESのフラグ信号について
のみ優先順位データ部1502からの優先順位データの
情報と照らし、その中の一番優先順位が高いフラグのみ
を選択し選択制御部704へ転送する。選択制御部70
4はこの信号を受けて、一時メモリ付データ選択器3
(705)に入力されているそれと対応した優先順位の
高い特定色変換後の色データが選択できるように制御信
号を一時メモリ付データ選択器3(705)へ伝え、一
時メモリ付データ選択器3(705)ではその選択され
た色データが画像出力部1(105)へ転送される。こ
のとき、もし、色補正部1(102)からの入力された
画像色データがどの領域にも該当しなければ、先述した
実施例と同様にそのまま特定色変換されないで一時メモ
リ付データ選択器3(705)から画像出力部1(10
5)へ転送される。それ以外の動作は第3実施例と同様
なのでここでは省略する。
色変換の動作は第3実施例と同様に色補正部1(10
2)から画像色データが入力されると同時に処理され
る。そのとき、それぞれ入力色領域の条件に合った複数
の特定色変換部から一時メモリ付データ選択器3(70
5)へ、それぞれ特定色変換後の色データが転送され、
同時に全ての特定色変換部の中の比較器からフラグ信号
がフラグ選択部1501へ転送される。そこで、フラグ
選択部1501は、複数のYESのフラグ信号について
のみ優先順位データ部1502からの優先順位データの
情報と照らし、その中の一番優先順位が高いフラグのみ
を選択し選択制御部704へ転送する。選択制御部70
4はこの信号を受けて、一時メモリ付データ選択器3
(705)に入力されているそれと対応した優先順位の
高い特定色変換後の色データが選択できるように制御信
号を一時メモリ付データ選択器3(705)へ伝え、一
時メモリ付データ選択器3(705)ではその選択され
た色データが画像出力部1(105)へ転送される。こ
のとき、もし、色補正部1(102)からの入力された
画像色データがどの領域にも該当しなければ、先述した
実施例と同様にそのまま特定色変換されないで一時メモ
リ付データ選択器3(705)から画像出力部1(10
5)へ転送される。それ以外の動作は第3実施例と同様
なのでここでは省略する。
【0058】ここでの説明は、特定色に対応した入力色
領域が2領域ありその選択について述べたが、領域が3
以上にわたる場合もあり、フラグ選択部1501で優先
順位情報に基づきその内1領域が選択される。
領域が2領域ありその選択について述べたが、領域が3
以上にわたる場合もあり、フラグ選択部1501で優先
順位情報に基づきその内1領域が選択される。
【0059】このようにすることによって、複数の特定
色が重なるように数多く設定されていても、特に指定し
ておいた特定色に重点的に変換されることになり、特別
に傾向強く偏った色に設定することもでき、所定の色の
部分の多い画像の色でプリントすることができる。
色が重なるように数多く設定されていても、特に指定し
ておいた特定色に重点的に変換されることになり、特別
に傾向強く偏った色に設定することもでき、所定の色の
部分の多い画像の色でプリントすることができる。
【0060】上記具体的な実施例から次のような構成の
技術的思想が導き出される。
技術的思想が導き出される。
【0061】(1) カラー画像データの色を補正し、
複数の異なる出力装置に出力するカラー画像処理装置に
おいて、各出力装置に対応して設けられ、前記各出力装
置からの出力色が同一になるように、入力カラー画像デ
ータを補正する複数の色補正手段と、この複数の色補正
手段の少なくとも一部の出力を受けて、所定の出力装置
に出力すべき前記入力カラー画像の所定の色領域に所定
の変換を施す特定色変換手段と、少なくとも前記特定色
変換手段の出力を前記所定の出力装置に出力する出力手
段と、を具備するカラー画像処理装置。
複数の異なる出力装置に出力するカラー画像処理装置に
おいて、各出力装置に対応して設けられ、前記各出力装
置からの出力色が同一になるように、入力カラー画像デ
ータを補正する複数の色補正手段と、この複数の色補正
手段の少なくとも一部の出力を受けて、所定の出力装置
に出力すべき前記入力カラー画像の所定の色領域に所定
の変換を施す特定色変換手段と、少なくとも前記特定色
変換手段の出力を前記所定の出力装置に出力する出力手
段と、を具備するカラー画像処理装置。
【0062】(2) 前記特定色変換手段からの出力と
前記色補正手段からの出力を所定の信号に従って切り換
える切り換え手段を具備する構成(1)記載のカラー画
像処理装置。
前記色補正手段からの出力を所定の信号に従って切り換
える切り換え手段を具備する構成(1)記載のカラー画
像処理装置。
【0063】(3) 前記特定色変換手段は、前記所定
の色領域を指定する特定色指定手段と、前記特定色変換
手段による変換後の色領域を指定する色変換領域指定手
段とを具備する構成(1)または(2)のいずれか1つ
に記載のカラー画像処理装置。
の色領域を指定する特定色指定手段と、前記特定色変換
手段による変換後の色領域を指定する色変換領域指定手
段とを具備する構成(1)または(2)のいずれか1つ
に記載のカラー画像処理装置。
【0064】(4) 前記色変換領域指定手段は、前記
所定の色領域の変換後の色領域として所定の一点を指定
する指定手段を有する構成(3)に記載のカラー画像処
理装置。
所定の色領域の変換後の色領域として所定の一点を指定
する指定手段を有する構成(3)に記載のカラー画像処
理装置。
【0065】(5) 前記色変換領域指定手段は、前記
所定の色領域の変換後の色領域として所定の領域を指定
する指定手段を有する構成(3)に記載のカラー画像処
理装置。
所定の色領域の変換後の色領域として所定の領域を指定
する指定手段を有する構成(3)に記載のカラー画像処
理装置。
【0066】(6) 前記特定色変換手段は、前記所定
の色領域の色データを1点の指定色データに変換する構
成(1)または(2)のいずれか1つに記載のカラー画
像処理装置。
の色領域の色データを1点の指定色データに変換する構
成(1)または(2)のいずれか1つに記載のカラー画
像処理装置。
【0067】(7) 前記特定色変換手段は、前記所定
の色領域の色データを所定の色領域の色データに変換す
る構成(1)または(2)のいずれか1つに記載のカラ
ー画像処理装置。
の色領域の色データを所定の色領域の色データに変換す
る構成(1)または(2)のいずれか1つに記載のカラ
ー画像処理装置。
【0068】(8) 前記特定色変換手段は、複数の前
記所定の色領域に対応した前記所定の変換後の色領域を
格納する変換後色データ記憶手段を有し、変換すべき色
データの色領域に応じて、該変換すべき色データが前記
変換後色データ記憶手段に格納された色領域に変換され
るように変換を施す構成(1)乃至(7)のいずれか1
つに記載のカラー画像処理装置。
記所定の色領域に対応した前記所定の変換後の色領域を
格納する変換後色データ記憶手段を有し、変換すべき色
データの色領域に応じて、該変換すべき色データが前記
変換後色データ記憶手段に格納された色領域に変換され
るように変換を施す構成(1)乃至(7)のいずれか1
つに記載のカラー画像処理装置。
【0069】(9) 複数の前記所定の色領域のそれぞ
れに対応する前記特定色変換手段を有する構成(1)乃
至(7)のいずれか1つに記載のカラー画像処理装置。
れに対応する前記特定色変換手段を有する構成(1)乃
至(7)のいずれか1つに記載のカラー画像処理装置。
【0070】(10) 前記特定色変換手段は色空間の
3軸データ全てに変換する手段を有する構成(1)乃至
(9)のいずれか1つに記載のカラー画像処理装置。
3軸データ全てに変換する手段を有する構成(1)乃至
(9)のいずれか1つに記載のカラー画像処理装置。
【0071】(11) 前記特定色変換手段は色空間の
内1軸データは無変換にして他の2軸データ内で変換す
る手段を有する構成(1)乃至(9)のいずれか1つに
記載のカラー画像処理装置。
内1軸データは無変換にして他の2軸データ内で変換す
る手段を有する構成(1)乃至(9)のいずれか1つに
記載のカラー画像処理装置。
【0072】(12) 前記特定色変換手段は色空間の
内2軸データは無変換にして他の1軸データ内で変換す
る手段を有する構成(1)乃至(9)のいずれか1つに
記載のカラー画像処理装置。
内2軸データは無変換にして他の1軸データ内で変換す
る手段を有する構成(1)乃至(9)のいずれか1つに
記載のカラー画像処理装置。
【0073】(13) 前記特定色変換手段は、複数の
前記所定の色領域が重複するとき、変換すべき色データ
と複数の前記所定の色領域の距離を演算する手段と、変
換後の色領域の選択を前記距離に応じて決定する手段に
よって構成される構成(8)または(9)に記載のカラ
ー画像処理装置。
前記所定の色領域が重複するとき、変換すべき色データ
と複数の前記所定の色領域の距離を演算する手段と、変
換後の色領域の選択を前記距離に応じて決定する手段に
よって構成される構成(8)または(9)に記載のカラ
ー画像処理装置。
【0074】(14) 前記特定色変換手段は、複数の
前記所定の色領域が重複するとき、複数の前記所定の色
領域の優先順位を記憶している手段と、変換後の色領域
の選択を前記記憶手段に格納された優先順位に基づいて
決定する手段とによって構成される構成(8)または
(9)に記載のカラー画像処理装置。
前記所定の色領域が重複するとき、複数の前記所定の色
領域の優先順位を記憶している手段と、変換後の色領域
の選択を前記記憶手段に格納された優先順位に基づいて
決定する手段とによって構成される構成(8)または
(9)に記載のカラー画像処理装置。
【0075】上記した構成(1)乃至(13)の作用お
よび効果は以下の通りである。
よび効果は以下の通りである。
【0076】構成(1) 作用:カラー画像データのそれぞれの出力装置による出
力色を同一にするために、それぞれの装置毎に逆特性を
持った色補正手段にて色変換を行う。その後段で所定の
出力装置に特定色変換手段にて特定色の変換を施し、そ
れらの処理後の信号を出力装置に出力する。
力色を同一にするために、それぞれの装置毎に逆特性を
持った色補正手段にて色変換を行う。その後段で所定の
出力装置に特定色変換手段にて特定色の変換を施し、そ
れらの処理後の信号を出力装置に出力する。
【0077】効果:上記したように色補正手段と特定色
手段とを設け、各出力装置による出力色が同一になるよ
うに変換した後に、所定の色領域の色に対して色変換を
施すようにしたので複数の各出力装置への出力画像の色
の同一性を保ちつつ、カラー画像の少なくとも一部の領
域の色を指定した色に変換できる。
手段とを設け、各出力装置による出力色が同一になるよ
うに変換した後に、所定の色領域の色に対して色変換を
施すようにしたので複数の各出力装置への出力画像の色
の同一性を保ちつつ、カラー画像の少なくとも一部の領
域の色を指定した色に変換できる。
【0078】構成(2) 作用:各装置毎の色補正手段とその出力手段の間に、特
定色手段の挿入の有無を選択するような機能を持たせ
て、その切り換えを内部の指示手段と外部からの制御手
段によって行う。
定色手段の挿入の有無を選択するような機能を持たせ
て、その切り換えを内部の指示手段と外部からの制御手
段によって行う。
【0079】効果:特定色変換の処理の有無の任意切り
換えや、画像中の任意画像部分で特定色変換処理の有無
を選択することができる。
換えや、画像中の任意画像部分で特定色変換処理の有無
を選択することができる。
【0080】構成(3) 作用:特定色指定手段によって所定の色領域を指定する
とともに、色変換領域指定手段によって変換後の色領域
を所定する。
とともに、色変換領域指定手段によって変換後の色領域
を所定する。
【0081】効果:所定の色領域及び変換後の色領域を
任意に指定することができる。
任意に指定することができる。
【0082】構成(4) 作用:色変換領域指定手段によって、変換後の色データ
を一点に変換する。
を一点に変換する。
【0083】効果:変換後の色データを任意に設定した
一定値にできるため、任意の色調に統一して出力でき
る。
一定値にできるため、任意の色調に統一して出力でき
る。
【0084】構成(5) 作用:色変換領域指定手段によって、所定の色領域のデ
ータを別の指定した領域に変換する。
ータを別の指定した領域に変換する。
【0085】効果:変換後の色データの領域を任意に設
定できるため、変換後の色データに対して任意の徐々に
可変した表現を与えることができる。
定できるため、変換後の色データに対して任意の徐々に
可変した表現を与えることができる。
【0086】構成(6) 作用:特定色領域の出力色領域を特定色1点のみの色変
換をする特定色変換手段によって処理して出力する。
換をする特定色変換手段によって処理して出力する。
【0087】効果:特定色変換後の色データを一定にで
きるため、画像を定められた色調に統一して出力でき
る。
きるため、画像を定められた色調に統一して出力でき
る。
【0088】構成(7) 作用:特定色領域の入力色領域の位置関係を線型または
非線型にとりながら特定色の出力色領域の色データに色
変換をする特定色変換手段によって処理して出力する。
非線型にとりながら特定色の出力色領域の色データに色
変換をする特定色変換手段によって処理して出力する。
【0089】効果:特定色変換後の色データに徐々に可
変した表現を与えることができるため、写真画像などで
は自然な画質で出力できる。
変した表現を与えることができるため、写真画像などで
は自然な画質で出力できる。
【0090】構成(8) 作用:複数の特定色を変換処理するにあたり、複数の特
定色変換の替わりに、1つの特定色変換部で切り替えな
がら行う。複数の特定色領域情報を記憶し、画像の画素
毎に一つ一つその情報を取り出しながら特定色領域の領
域判別を行う。その判別情報によって、特定色変換のデ
ータを選択し出力する。
定色変換の替わりに、1つの特定色変換部で切り替えな
がら行う。複数の特定色領域情報を記憶し、画像の画素
毎に一つ一つその情報を取り出しながら特定色領域の領
域判別を行う。その判別情報によって、特定色変換のデ
ータを選択し出力する。
【0091】効果:小規模な回路で構成することがで
き、システムの低コスト化や簡易な回路で実現が容易に
なる。
き、システムの低コスト化や簡易な回路で実現が容易に
なる。
【0092】構成(9) 作用:複数の特定色を変換処理するにあたり、複数の特
定色変換手段を同時に処理動作させて行う。複数の特定
色領域判別を同時に行う。その判別情報によって特定色
変換のデータを選択し出力する。
定色変換手段を同時に処理動作させて行う。複数の特定
色領域判別を同時に行う。その判別情報によって特定色
変換のデータを選択し出力する。
【0093】効果:個々に専用の特定色変換を同時に並
列的にかけることができるので、処理を高速に行うこと
ができる。
列的にかけることができるので、処理を高速に行うこと
ができる。
【0094】構成(10) 作用:特定色変換の処理対象を色空間の3軸で行うよう
な構成手段にて、3軸全てでの特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の3軸の色データに特定色変換し
て出力する。
な構成手段にて、3軸全てでの特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の3軸の色データに特定色変換し
て出力する。
【0095】効果:特定色変換を3軸上全てで行うこと
で、出力装置の色再現範囲内全てにおいて変換でき、輝
度データ、色データとも細かな変換が行え、出力装置の
色再現域最大で変換できる。
で、出力装置の色再現範囲内全てにおいて変換でき、輝
度データ、色データとも細かな変換が行え、出力装置の
色再現域最大で変換できる。
【0096】構成(11) 作用:特定色変換の処理対象を色空間の2軸のみで行う
ような構成手段にて、2軸での特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の2軸のみの色データに特定色変
換して出力し、残り1軸データはそのまま出力する。
ような構成手段にて、2軸での特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の2軸のみの色データに特定色変
換して出力し、残り1軸データはそのまま出力する。
【0097】効果:画像の輝度データはそのまま特定色
変換しないで出力し、他の2軸の色のみ変換すること
で、画像全体の明るさを変えないで色調を好ましい色に
出力することができ原画の画像雰囲気を残せる効果があ
る。
変換しないで出力し、他の2軸の色のみ変換すること
で、画像全体の明るさを変えないで色調を好ましい色に
出力することができ原画の画像雰囲気を残せる効果があ
る。
【0098】構成(12) 作用:特定色変換の処理対象を色空間の1軸のみで行う
ような構成手段にて、1軸での特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の1軸のみの色データに特定色変
換して出力し、残り2軸の色データはそのまま出力す
る。
ような構成手段にて、1軸での特定色領域判別を行って
その処理結果にて所定の1軸のみの色データに特定色変
換して出力し、残り2軸の色データはそのまま出力す
る。
【0099】効果:画像の色空間を輝度、色相、彩度と
して行った場合の色データでは、2軸の輝度、彩度では
特定色変換しないでそのまま出力し、1軸の色相のみを
特定色変換することで、画像全体の明るさや色の濃さを
変えないで所定の色合いにして出力することができ、画
像のコントラストを変えないで出力できる効果がある。
して行った場合の色データでは、2軸の輝度、彩度では
特定色変換しないでそのまま出力し、1軸の色相のみを
特定色変換することで、画像全体の明るさや色の濃さを
変えないで所定の色合いにして出力することができ、画
像のコントラストを変えないで出力できる効果がある。
【0100】構成(13) 作用:色空間内で特定色指定が複数あり、特定色変換領
域の範囲が重複するとき、画像色データの色空間位置と
複数の特定色領域の中心位置の距離を演算する手段によ
って求め、その領域内での特定色の選択を色空間距離の
長短により決定する手段によって、特定色変換のデータ
を選択して出力する。
域の範囲が重複するとき、画像色データの色空間位置と
複数の特定色領域の中心位置の距離を演算する手段によ
って求め、その領域内での特定色の選択を色空間距離の
長短により決定する手段によって、特定色変換のデータ
を選択して出力する。
【0101】効果:複数の特定色が重なるように数多く
設定されている場合、重なった色空間で領域の近い方の
特定色に変換されることになり、画像各部の色を所定の
特定色に偏りなく出力することができる。
設定されている場合、重なった色空間で領域の近い方の
特定色に変換されることになり、画像各部の色を所定の
特定色に偏りなく出力することができる。
【0102】構成(14) 作用:色空間内の特定色指定が複数あり、特定色変換領
域の範囲が重複するとき、複数の特定色領域に予め優先
順位が設定され記憶している手段からの情報によって、
その領域内での特定色の選択をその情報から判別決定す
る手段により、特定色変換された色データを選択し出力
する。
域の範囲が重複するとき、複数の特定色領域に予め優先
順位が設定され記憶している手段からの情報によって、
その領域内での特定色の選択をその情報から判別決定す
る手段により、特定色変換された色データを選択し出力
する。
【0103】効果:複数の特定色が重なるように数多く
設定されている場合、特定色に優先順位をつけているの
で、優先順位の高い特定色に重点的に変換されることに
なり故意に偏った特定色を設定することができる。
設定されている場合、特定色に優先順位をつけているの
で、優先順位の高い特定色に重点的に変換されることに
なり故意に偏った特定色を設定することができる。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、モニタの画像色とプリ
ントの画像色を全体的に合わせることができ、かつ、画
像中の特定な部分の色に対しては補正のかかったプリン
ト出力ができるようになる。
ントの画像色を全体的に合わせることができ、かつ、画
像中の特定な部分の色に対しては補正のかかったプリン
ト出力ができるようになる。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】色補正部の実際の構成を示す図である。
【図3】特定色変換部の構成を示す図である。
【図4】色変換する色再現空間の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図6】入力される画像データの一例を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明の第4実施例の構成を示す図である。
【図9】色データの例を示す図である。
【図10】本発明の第5実施例の構成を示す図である。
【図11】本発明の第6実施例の構成を示す図である。
【図12】本発明の第7実施例の構成を示す図である。
【図13】本発明の第8実施例の構成を示す図である。
【図14】色空間での特定色対象入力空間の領域の重な
りを表す図である。
りを表す図である。
【図15】本発明の第9実施例の構成を示す図である。
101…画像データ入力部、102…色補正部1、10
3…色補正部2、104…特定色変換部、105…画像
出力部1、106…カラープリンタ、107…プリン
ト、108…画像出力部2、109…カラーモニタ、1
10…照明光、111…目。
3…色補正部2、104…特定色変換部、105…画像
出力部1、106…カラープリンタ、107…プリン
ト、108…画像出力部2、109…カラーモニタ、1
10…照明光、111…目。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 510 W 9471−5G 5/02 C 9471−5G H04N 1/60 1/46 H04N 1/40 D 1/46 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 カラー画像データの色を補正し、複数の
異なる出力装置に出力するカラー画像処理装置におい
て、 各出力装置に対応して設けられ、前記各出力装置からの
出力色が同一になるように、入力カラー画像データを補
正する複数の色補正手段と、 この複数の色補正手段の少なくとも一部の出力を受け
て、所定の出力装置に出力すべき前記入力カラー画像の
所定の色領域に所定の変換を施す特定色変換手段と、 少なくとも前記特定色変換手段の出力を前記所定の出力
装置に出力する出力手段と、を具備することを特徴とす
るカラー画像処理装置。 - 【請求項2】 前記特定色変換手段からの出力と前記色
補正手段からの出力を所定の信号に従って切り換える切
り換え手段を具備することを特徴とする請求項1記載の
カラー画像処理装置。 - 【請求項3】 前記特定色変換手段は、 色空間内の複数小領域の特定色を指定する特定色指定手
段と、 色変換領域範囲を指定する色変換領域指定手段と、を具
備することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061649A JPH07271973A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | カラー画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061649A JPH07271973A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | カラー画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271973A true JPH07271973A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13177291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6061649A Withdrawn JPH07271973A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07271973A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09284576A (ja) * | 1996-04-11 | 1997-10-31 | Toppan Printing Co Ltd | ルックアップテーブルの作成方法及び装置 |
JP2005051749A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-02-24 | Benq Corp | カラー補正デバイスおよび方法 |
JP2006238416A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-09-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像補正装置および方法,ならびに画像補正プログラム |
JP2008099240A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-04-24 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2009302872A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Canon Inc | 画像処理方法、画像処理装置、及びそれらを実現するためのコンピュータプログラム及び記憶媒体 |
US7684063B2 (en) | 2001-10-01 | 2010-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method and apparatus, storage medium and program for achieving concordance between print colors and display colors |
US7936919B2 (en) | 2005-01-18 | 2011-05-03 | Fujifilm Corporation | Correction of color balance of face images depending upon whether image is color or monochrome |
WO2023189726A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、その制御方法、コンピュータプログラム及び印刷システム |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6061649A patent/JPH07271973A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09284576A (ja) * | 1996-04-11 | 1997-10-31 | Toppan Printing Co Ltd | ルックアップテーブルの作成方法及び装置 |
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US8135215B2 (en) | 2005-01-18 | 2012-03-13 | Fujifilm Corporation | Correction of color balance of face images |
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JP4578398B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-11-10 | 富士フイルム株式会社 | 画像補正装置および方法,ならびに画像補正プログラム |
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WO2023189726A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、その制御方法、コンピュータプログラム及び印刷システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |