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JPH0727001A - 車両のパワープラント制御装置 - Google Patents

車両のパワープラント制御装置

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JPH0727001A
JPH0727001A JP19319793A JP19319793A JPH0727001A JP H0727001 A JPH0727001 A JP H0727001A JP 19319793 A JP19319793 A JP 19319793A JP 19319793 A JP19319793 A JP 19319793A JP H0727001 A JPH0727001 A JP H0727001A
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JP
Japan
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engine
speed
idle
characteristic
idle speed
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JP19319793A
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Minoru Kuriyama
実 栗山
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Mazda Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイドル回転数制御において、エンジンの暖
機促進の要求と、変速機のオイル吐出量確保の要求とを
合理的に両立させる。 【構成】 エンジンの冷却水温Twをパラメータとする
アイドル回転数特性L1と、自動変速機の油温Toをパ
ラメータとするアイドル回転数特性L2とを予め設定
し、エンジンの暖機完了前には、検出冷却水温Twと検
出エンジン回転数Nと特性L1とに基いて電子制御式ア
イドル回転数調節装置(ISC)によりアイドル回転数
を制御し、また、エンジンの暖機完了後には、検出油温
Toと検出エンジン回転数Nと特性L2とに基いて電子
制御式点火時期調節装置(IG)によりアイドル回転数
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のパワープラント
制御装置に関し、特にエンジン側からの要求と自動変速
機側からの要求とを両立させてアイドル回転数を制御す
る制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両は、エンジンとこれに直結
された自動変速機とからなるパワープラントを有し、ア
イドル運転時、エンジンの暖機完了前には、アイドル回
転数を増し暖機を促進したいという要求があり、そのエ
ンジン側の要求に基づくアイドル回転数の特性は、図5
に示すように、冷却水温の上昇に応じてアイドル回転数
を低下させ、暖機完了以降には、650〜700rpm
位の所定のアイドル回転数に保持する。このアイドル回
転数制御は、電子制御式のアイドル回転数調節システム
(通称、ISC)により行われる。
【0003】一方、自動変速機のオイルポンプは、自動
変速機のタービン軸と一体回転し、図6に示すように、
エンジン回転数の増加に比例してオイル吐出量が増加す
る。自動変速機の油温の上昇に応じて、オイルの粘性が
低下するため、また、バルブやアクチュエータが熱膨張
するため、図7に示すように、バルブや油圧アクチュエ
ータ等におけるオイルのリーク量が油温の上昇に応じて
増加し、最悪の場合には、オイル不足により自動変速機
の摺動部に焼き付きが発生する。そこで、油温の上昇に
応じてエンジン回転数を増加させたいという要求があ
り、その自動変速機側の要求に基づくアイドル回転数特
性は、図5に示すように、暖機完了以降油温の上昇に応
じてアイドル回転数が急増する特性である。このよう
に、エンジンから要求されるアイドル回転数特性と、自
動変速機から要求されるアイドル回転数の特性とは、相
反する特性となっている。
【0004】従来より、油温の上昇によるオイルのリー
ク量の増加に対する対策として、例えば、特開平4−6
6337号公報には、オイルの油温が所定温度以上に上
昇したときに、エンジン回転数を増加させるようにした
車両駆動装置の制御装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの暖機完了前
に、ISCにより、燃料と吸気量の増量補正を介してア
イドル回転数を高めて、暖機促進を図ることは何ら問題
はないが、前記公報に記載のように、暖機完了以降に
も、燃料と吸気量の増量補正を介してアイドル回転数を
高めることは、オイルの油温の上昇を招くこと、燃費が
低下すること、等の面で望ましくない。本発明の目的
は、車両のパワープラントの制御装置において、エンジ
ンの暖機促進の要求とオイル量確保の要求とを、合理的
に両立させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両のパワー
プラント制御装置は、燃料供給量を調節してエンジンの
アイドル回転数を調節する第1回転数調節手段と、点火
時期を調節してエンジンの回転数を調節する第2回転数
調節手段とを備えた車両のパワープラント制御装置にお
いて、前記エンジンの暖機完了前には、第1回転数調節
手段を介してエンジンのアイドル回転数を制御し、ま
た、エンジンの暖機完了後には第2回転数調節手段を介
してエンジンのアイドル回転数を制御する制御手段を設
けたものである。
【0007】請求項2の車両のパワープラント制御装置
は、燃料供給量を調節してエンジンのアイドル回転数を
調節する第1回転数調節手段と、点火時期を調節してエ
ンジンの回転数を調節する第2回転数調節手段とを備え
た車両のパワープラント制御装置において、エンジンの
冷却水温に応じて変化するアイドル回転数の特性である
第1アイドル回転数特性と、自動変速機の油温に応じて
変化するアイドル回転数の特性である第2アイドル回転
数特性とを予め記憶した特性記憶手段と、エンジンの冷
却水温を検出する水温検出手段および自動変速機の油温
を検出する油温検出手段と、前記第1アイドル回転数特
性によるエンジン要求アイドル回転数が、第2アイドル
回転数特性による変速機要求アイドル回転数以上のとき
には、水温検出手段で検出された冷却水温と第1アイド
ル回転数特性とに基いて第1回転数調節手段によりアイ
ドル回転数を制御し、また、変速機要求アイドル回転数
がエンジン要求アイドル回転数より高いときには、油温
検出手段で検出された油温と第2アイドル回転数特性と
に基いて第2回転数調節手段によりアイドル回転数を制
御する制御手段とを備えたものである。
【0008】ここで、前記制御手段は、エンジン回転数
をパラメータとして許容点火進角値を設定した許容点火
進角マップを有し、この許容点火進角マップに設定した
許容点火進角値の範囲内において、第2回転数調節手段
によりアイドル回転数を制御するようにした構成(請求
項2に従属の請求項3)、前記制御手段は、点火進角量
が許容点火進角マップに設定した許容点火進角値の範囲
外になるときには、第1回転数調節手段によりアイドル
回転数を制御するようにした構成(請求項3に従属の請
求項4)、等種々の態様に構成することができる。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1の車両のパワープラン
ト制御装置においては、制御手段により、エンジンの暖
機完了前には、燃料供給量を調節してエンジンのアイド
ル回転数を調節する第1回転数調節手段を介してエンジ
ンのアイドル回転数を制御し、また、エンジンの暖機完
了後には、点火時期を調節してエンジンの回転数を調節
する第2回転数調節手段を介してエンジンのアイドル回
転数を制御する。従って、暖機完了前には、燃料供給量
を増量補正することで、エンジンの暖機を促進できる一
方、暖機完了後には、燃料供給量を増量することなく、
点火時期を速めることで,アイドル回転数を高めてパワ
ープラントの自動変速機のオイルポンプの吐出量を確保
することができる。
【0010】請求項2の車両のパワープラント制御装置
においては、第1回転数調節手段は、燃料供給量を調節
してアイドル回転数を調節し、第2回転数調節手段は、
点火時期を調節してエンジン回転数を調節する。特性記
憶手段に記憶された第1アイドル回転数特性は、エンジ
ンの冷却水温に応じて変化するアイドル回転数の特性で
あり、また、第2アイドル回転数特性は、自動変速機の
油温に応じて変化するアイドル回転数の特性である。
【0011】制御手段は、第1アイドル回転数特性によ
るエンジン要求アイドル回転数が、第2アイドル回転数
特性による変速機要求アイドル回転数以上のときには、
水温検出手段で検出された冷却水温と第1アイドル回転
数特性とに基いて第1回転数調節手段により、燃料供給
量を調節してアイドル回転数を制御し、また、変速機要
求アイドル回転数がエンジン要求アイドル回転数より高
いときには、油温検出手段で検出された油温と第2アイ
ドル回転数特性とに基いて第2回転数調節手段により、
点火時期を調節してアイドル回転数を制御する。従っ
て、両アイドル回転数特性を適切に設定しておけば、エ
ンジンの暖機ほぼ完了前には、燃料増量を介して暖機を
促進でき、暖機ほぼ完了後には、点火時期進角を介して
エンジン回転数を高めて自動変速機のオイル量を確保で
きる。
【0012】ここで、請求項3では、制御手段は、許容
点火進角マップに設定した許容点火進角値の範囲内にお
いて、第2回転数調節手段によりアイドル回転数を制御
するため、過大な点火進角になるのを防止できる。請求
項4では、制御手段は、点火進角量が許容点火進角マッ
プに設定した許容点火進角値の範囲外になるときには、
第1回転数調節手段によりアイドル回転数を制御するた
め、点火時期の進角と燃料増量の併用により、自動変速
機のオイル量を確保できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。図1に示すように、車両MCのパワー
プラント10は、4気筒直列型エンジン11と、このエ
ンジン11に直結された自動変速機12とで構成されて
いる。このエンジン11には、吸気量と燃料供給量を調
節してアイドル回転数を調節する電子制御式のアイドル
回転数調節装置13(以下、ISCという)と、点火時
期を制御する電子制御式のイグナイター14(以下、I
Gという)と、IG14から供給される点火電圧を各気
筒の点火プラグに分配するディストリビュータ15と、
エンジンの冷却水の水温を検出する水温センサ16と、
クランク軸の回転速度を検出するクランク角センサ17
と、スロットル弁の全閉時にONとなるアイドルスイッ
チ信号IDを出力するアイドルスイッチ18と、その他
種々のセンサやスイッチ類が設けられている。
【0014】前記クランク角センサ17で検出したクラ
ンク角信号CAと、アイドルスイッチ18で検出したア
イドルスイッチ信号IDと、水温センサ16で検出した
水温信号Twは、エンジン11を制御する制御装置20
に供給され、ISC13は、制御装置20からの駆動パ
ルス信号で作動するデュティソレノイドバルブを介して
アイドル回転数を調節し、IG14は、制御装置20か
らの駆動パルス信号に基いてエンジン11の点火時期を
制御する。尚、ISC13が、第1アイドル回転数調節
手段に相当し、また、IG14が第2アイドル回転数調
節手段に相当するものである。自動変速機12のオイル
パンのオイルの温度を検出する油温センサ19が設けら
れ、その油温信号Toも制御装置20に供給されてい
る。
【0015】前記制御装置20は、種々の検出信号を必
要に応じてA/D変換するA/D変換器及び必要に応じ
て波形整形する波形整形回路、入出力インターフェイス
と、CPUとROMとRAMとからなるマイクロコンピ
ュータ、ISC13の為の駆動回路、IG14の為の駆
動回路、その他の駆動回路等で構成されている。前記制
御装置20のマイクロコンピュータのROMには、一般
的な種々の制御プログラムに加えて、後述のアイドル回
転数制御の制御プログラムと、その制御プログラムに付
随するマップ(図2に示すマップと図3に示すマップ)
とが、予め入力格納してあり、RAMには、少なくと
も、アイドル回転数制御における演算処理に必要な種々
のメモリ類が設けられている。
【0016】次に、図2のマップについて説明する。こ
のマップは、エンジン11の冷却水温Twをパラメータ
として、エンジン11が必要とするアイドル回転数の特
性L1(第1アイドル回転数特性)と、自動変速機12
の油温Toをパラメータとして、自動変速機12が必要
とするアイドル回転数の特性L2(第2アイドル回転数
特性)とを予め設定してものである。特性L1は、冷却
水温Twの上昇に応じてアイドル回転数が徐々に低下
し、暖機完了(冷却水温Tw=bの時点、例えば、bは
80℃)後には、略一定の回転数a(例えば、aは65
0rpm)に保持する特性である。特性L2は、暖機前
には、特性L1のアイドル回転数よりも低いアイドル回
転数を保持しつつ緩やかに上昇し、暖機完了以降には、
急上昇に転じて特性L1のアイドル回転数よりも高いア
イドル回転数となる特性である。
【0017】次に、図3のマップについて説明する。こ
のマップは、エンジン回転数Nをパラメータとする許容
点火進角マップであり、特性線L3は、ベース進角を設
定したもの、また、特性線L4は、各エンジン回転数に
おける許容点火進角値を設定したものであって、特性線
L3と特性線L4間の領域が、進角許可領域に相当し、
特性線L4よりも上の領域は、進角禁止領域に相当す
る。
【0018】次に、アイドル回転数制御のルーチンにつ
いて、図4のフローチャートに基いて説明する。尚、図
中、符号Si(i=10,11,・・・)は、各ステッ
プを示すものである。このアイドル回転数制御は、エン
ジン11の作動中には、常時実行されるが、制御の開始
後、最初にセンサやスイッチ類で検出された各種信号
(CA,ID,Tw,To,等)が読み込まれ(S1
0)、次に、アイドルスイッチ信号IDがONか否か、
つまり、エンジン11がアイドル状態か否か判定され
(S11)、次に、アイドル状態でないときには、S1
0へリターンするが、アイドル状態のときには、S12
へ移行する。S12においては、検出された冷却水温T
wを、図2のマップの特性L1に適用して、エンジン要
求アイドル回転数Nenが演算され、また、検出された
油温Toを、図2のマップの特性L2に適用して、変速
機要求アイドル回転数Natが演算される。
【0019】次に、S13において、クランク角信号C
Aに基いてエンジン回転数Nが演算され、次に、S14
において、Nen≧Natか否か判定され、その判定結
果がYes のときのときには、S15へ移行し、S15に
おいて、エンジン要求アイドル回転数Nenと、エンジ
ン回転数Nとを用いて、ISC13によるアイドル回転
数制御が実行され、その後リターンし、所定微小時間お
きに、S10以降が繰り返し実行される。このようにし
て、暖機完了前には、特性L1に設定したアイドル回転
数となるように、ISC13によるアイドル回転数制御
が行われることになる。尚、このISC13によるアイ
ドル回転数制御は、エンジン回転数NがNenとなるよ
うにデュティソレノイドバルブを制御して、吸気量と燃
料供給量を調節する一般的な制御である。
【0020】次に、エンジン11の暖機が完了すると、
特性L1のアイドル回転数よりも、特性L2のアイドル
回転数の方が高くなるため、S14の判定結果がNoとな
り、S14からS16へ移行し、S16においてメモリ
から前回の点火進角θigが読み込まれ、次に、S17
において、エンジン回転数Nが変速機要求アイドル回転
数Nat未満か否か判定され、その判定結果がYes のと
きには、点火時期を早めてエンジン回転数を高める為
に、S18において、今回の点火進角θigが、前回の
点火進角θigに小さな所定量Δを加算した値に設定さ
れ、次に、エンジン回転数Nと図3のマップに基いて、
エンジン回転数Nに対応する許容点火進角値θawが演
算される。
【0021】次に、S20において、今回の点火進角θ
igが許容点火進角値θaw以下か否か判定され、その
判定結果がYes のときには、S21において、IG14
に今回の点火進角θigの制御信号(実際には、その制
御信号で発生させた駆動パルス信号)が出力され、その
後リターンする。S20の判定結果が No のときには、
S15へ移行するが、この場合、S15におけるISC
13によるアイドル回転数制御においては、エンジン回
転数NがかNatとなるように吸気量と燃料供給量を調
節する制御が実行される。尚、その為に、S20におい
て No と判定後、NenにNatの値を付与してから、
S15へ移行するステップを設けてもよい。
【0022】また、S17の判定結果が No のときに
は、S22においてN=Natか否か判定され、その判
定結果がYes のときには、S23において今回の点火進
角θigが前回の点火進角θigに等しく設定されてか
らS21へ移行する。S22の判定結果が No のときに
は、N>Natであるので、S24において、今回の点
火進角θigが前回の点火進角θigからΔだけ減算し
た値に設定されてから、S21へ移行する。
【0023】以上説明したように、エンジン11の暖機
完了までは、エンジン要求アイドル回転数特性である特
性L1に、検出された冷却水温Twを適用して、ISC
13により燃料供給量を調節してアイドル回転数を制御
するため、エンジン11の暖機を促進することができる
うえ、エンジン11の暖機完了後には、変速機要求アイ
ドル回転数特性である特性L2に、検出された油温To
を適用して、IG14により点火時期を調節してアイド
ル回転数を制御するため、エンジン11及び変速機12
の昇温を抑制しながらアイドル回転数を高めて自動変速
機12のオイルポンプのオイル吐出量を確保することが
できる。このように、エンジン11側からの要求と変速
機12側からの要求とを合理的に両立させることができ
る。
【0024】しかも、図3に示す許容点火進角マップを
設け、暖機完了以降においては、許容点火進角値の範囲
内で点火時期を早めるため、過大な点火進角になるのを
防止できる。そして、許容点火進角値の範囲外となると
きには、ISC13によりアイドル回転数を制御するた
め、点火時期の進角と燃料増量の併用により、オイルポ
ンプの吐出量を確保できる。
【0025】尚、前記実施例のフローチャートのS14
の代わりに、冷却水温Twが所定値(例えば、80℃)
以下か否か判定し、Yes のときにはS15へ移行し、ま
た、No のときにはS16へ移行するように構成しても
よい。また、前記ISC13としては、吸気量と燃料供
給量をマイクロコンピュータにより調節してアイドル回
転数を調節する既存周知の種々の型式ものを適用可能で
あり、IG14としては、点火時期をマイクロコンピュ
ータにより調節してエンジン回転数を調節する既存周知
の種々の型式ものを適用可能である。前記実施例は、後
輪駆動型車両に本発明を適用した例について説明した
が、前輪駆動型車両、4輪駆動型車両、その他種々の車
両であって、エンジンと自動変速機とからなるパワープ
ラントを有する車両に、同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る車両のパワープラント及び制御系
の構成図である。
【図2】アイドル回転数特性を設定したマップの線図で
ある。
【図3】許容点火進角マップの線図である。
【図4】アイドル回転数制御のフローチャートである。
【図5】先行技術に係る要求アイドル回転数の特性図で
ある。
【図6】先行技術に係るオイルポンプ吐出量の特性図で
ある。
【図7】先行技術に係るオイルリーク量の特性図であ
る。
【符号の説明】
MC 車両 10 パワープラント 11 エンジン 12 自動変速機 13 ISC(アイドル回転数制御装置) 14 IG(イグナイター) 16 水温センサ 17 クランク角センサ 18 アイドルスイッチ 19 油温センサ 20 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給量を調節してエンジンのアイド
    ル回転数を調節する第1回転数調節手段と、点火時期を
    調節してエンジンの回転数を調節する第2回転数調節手
    段とを備えた車両のパワープラント制御装置において、 前記エンジンの暖機完了前には、第1回転数調節手段を
    介してエンジンのアイドル回転数を制御し、また、エン
    ジンの暖機完了後には第2回転数調節手段を介してエン
    ジンのアイドル回転数を制御する制御手段を設けたこと
    を特徴とする車両のパワープラント制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料供給量を調節してエンジンのアイド
    ル回転数を調節する第1回転数調節手段と、点火時期を
    調節してエンジンの回転数を調節する第2回転数調節手
    段とを備えた車両のパワープラント制御装置において、 エンジンの冷却水温に応じて変化するアイドル回転数の
    特性である第1アイドル回転数特性と、自動変速機の油
    温に応じて変化するアイドル回転数の特性である第2ア
    イドル回転数特性とを予め設定して記憶した特性記憶手
    段と、 エンジンの冷却水温を検出する水温検出手段および自動
    変速機の油温を検出する油温検出手段と、 前記第1アイドル回転数特性によるエンジン要求アイド
    ル回転数が、第2アイドル回転数特性による変速機要求
    アイドル回転数以上のときには、水温検出手段で検出さ
    れた冷却水温と第1アイドル回転数特性とに基いて第1
    回転数調節手段によりアイドル回転数を制御し、また、
    変速機要求アイドル回転数がエンジン要求アイドル回転
    数より高いときには、油温検出手段で検出された油温と
    第2アイドル回転数特性とに基いて第2回転数調節手段
    によりアイドル回転数を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両のパワープラント制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、エンジン回転数をパラ
    メータとして許容点火進角値を設定した許容点火進角マ
    ップを有し、この許容点火進角マップに設定した許容点
    火進角値の範囲内において、第2回転数調節手段により
    アイドル回転数を制御するように構成されたことを特徴
    とする請求項2に記載の車両のパワープラント制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、点火進角量が許容点火
    進角マップに設定した許容点火進角値の範囲外になると
    きには、第1回転数調節手段によりアイドル回転数を制
    御するように構成されたことを特徴とする請求項3に記
    載の車両のパワープラント制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010188934A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Toyota Motor Corp ハイブリッド車およびその制御方法
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