JPH07275640A - 空気除湿装置 - Google Patents
空気除湿装置Info
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- JPH07275640A JPH07275640A JP5131023A JP13102393A JPH07275640A JP H07275640 A JPH07275640 A JP H07275640A JP 5131023 A JP5131023 A JP 5131023A JP 13102393 A JP13102393 A JP 13102393A JP H07275640 A JPH07275640 A JP H07275640A
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- dehumidifying
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- air flow
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、互いに隣接して配置されかつ互い
に独立している幾つかの空気流ダクトから成る新鮮空気
供給も兼ねた空気除湿装置に関し、構造が簡単で効率の
良い空気除湿装置を提供する。 【構成】 前記ダクトの少なくとも一部は共通の仕切り
壁を有するものであり、前記空気流ダクトにおいて、固
定式空気除湿マトリックス、ファン、空気加熱手段およ
び空気流逆転手段が個別に配置され、また各端部に軸方
向に互いに離れて配置される空気流ダクトの入口端部と
出口端部において、弁、特に対向する方向に自動的に作
動する2つの逆止弁が設けられ、一方の空気流方向によ
り作動される弁には外気に接続される空気の閉循環部が
設けられ、他方の空気流方向により作動される弁にはエ
ンクロージャに接続される別の空気の閉循環部が設けら
れ、循環部の空気が除湿され、また全ての空気流ダクト
を互いに最適に作動させるようにプログラム制御を行う
制御ユニットが設けられる。
に独立している幾つかの空気流ダクトから成る新鮮空気
供給も兼ねた空気除湿装置に関し、構造が簡単で効率の
良い空気除湿装置を提供する。 【構成】 前記ダクトの少なくとも一部は共通の仕切り
壁を有するものであり、前記空気流ダクトにおいて、固
定式空気除湿マトリックス、ファン、空気加熱手段およ
び空気流逆転手段が個別に配置され、また各端部に軸方
向に互いに離れて配置される空気流ダクトの入口端部と
出口端部において、弁、特に対向する方向に自動的に作
動する2つの逆止弁が設けられ、一方の空気流方向によ
り作動される弁には外気に接続される空気の閉循環部が
設けられ、他方の空気流方向により作動される弁にはエ
ンクロージャに接続される別の空気の閉循環部が設けら
れ、循環部の空気が除湿され、また全ての空気流ダクト
を互いに最適に作動させるようにプログラム制御を行う
制御ユニットが設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】ファン、固定式空気除湿マトリッ
クス、空気加熱手段、および空気除湿マトリックスを通
して空気流を逆流させる制御手段から成る新鮮空気供給
も組合わせた空気除湿装置に関し、1方向への空気流
は、除湿されるエンクロージャの外から空気除湿マトリ
ックスを通してエンクロージャへ戻り、逆方向への空気
流では乾燥されるエンクロージャの外側から空気加熱手
段を通して外側空間部へ戻る空気流回路が設けられる。
クス、空気加熱手段、および空気除湿マトリックスを通
して空気流を逆流させる制御手段から成る新鮮空気供給
も組合わせた空気除湿装置に関し、1方向への空気流
は、除湿されるエンクロージャの外から空気除湿マトリ
ックスを通してエンクロージャへ戻り、逆方向への空気
流では乾燥されるエンクロージャの外側から空気加熱手
段を通して外側空間部へ戻る空気流回路が設けられる。
【0002】
【従来の技術】所謂空調システムと比較すると、空気除
湿装置は、人々が快適に感じるように、もしくはエンク
ロージャ内における、またはそこに貯蔵される物品の腐
食またはカビの発生が抑制されるように室内空気の湿度
を調節する省エネルギー装置として知られている。さら
に具体的には、電子式データの処理と制御装置(例えば
コンピュータ)とその部品(例えばチップやマイクロプ
ロセッサ)が設けられるエンクロージャ内、またはその
ような装置と部品を製造する設備内、食品、薬味や薬
草、乾燥キノコなどの腐りやすい物品の貯蔵場所と製造
設備内、および他の乾燥物品用のエンクロージャ内で
は、薄い湿気膜でも避ける必要がある。
湿装置は、人々が快適に感じるように、もしくはエンク
ロージャ内における、またはそこに貯蔵される物品の腐
食またはカビの発生が抑制されるように室内空気の湿度
を調節する省エネルギー装置として知られている。さら
に具体的には、電子式データの処理と制御装置(例えば
コンピュータ)とその部品(例えばチップやマイクロプ
ロセッサ)が設けられるエンクロージャ内、またはその
ような装置と部品を製造する設備内、食品、薬味や薬
草、乾燥キノコなどの腐りやすい物品の貯蔵場所と製造
設備内、および他の乾燥物品用のエンクロージャ内で
は、薄い湿気膜でも避ける必要がある。
【0003】またエアロックの機能は、単純かつ省エネ
ルギー方式の空気除湿装置により改善される。空気除湿
装置の手段による省エネルギーは、具体的には、個別に
除湿される乾燥したエンクロージャ内において、室温を
一層低く調整できるという事実によるものである。
ルギー方式の空気除湿装置により改善される。空気除湿
装置の手段による省エネルギーは、具体的には、個別に
除湿される乾燥したエンクロージャ内において、室温を
一層低く調整できるという事実によるものである。
【0004】既知の従来式空気除湿装置には、空気除湿
マトリックスの円筒形構造部が設けられ、空気流が軸方
法に通過する円筒部の回転中、常に1つ以上のセグメン
トに乾燥される空気流が通過し、一方空気除湿マトリッ
クスを再生する個別の他の空気流は、他の円筒部セグメ
ントを通過する。
マトリックスの円筒形構造部が設けられ、空気流が軸方
法に通過する円筒部の回転中、常に1つ以上のセグメン
トに乾燥される空気流が通過し、一方空気除湿マトリッ
クスを再生する個別の他の空気流は、他の円筒部セグメ
ントを通過する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、円筒
形空気除湿マトリックスを通過する2つの対向する方向
に流れる空気流は、円筒部の範囲において互いにシール
されるので、運転と整備が容易でなく、かつその費用が
かかることになる。しかしながら、とりわけエネルギー
損失は、加熱された円筒部セグメントから加熱されない
セグメントへの熱が常に流れるという事実に由来する。
間欠的に作動する空気除湿装置も知られており、そこで
は、一定の時間間隔、例えば2〜6分の期間、乾燥され
るべきエンクロージャからの空気は、空気除湿マトリッ
クスを通過して引き出され(およびそれより除湿さ
れ)、ついでエンクロージャへ戻り、引き続いて、除湿
されるエンクロージャの外側からの空気は、その再生の
ために、1〜2分の別の期間中、引き入れられて空気除
湿マトリックスを通過し、ついで除去した湿気を排出す
るためにエンクロージャの外側へ排出される。これらの
空気除湿装置は、必要動力が低いが、除湿される空気流
の間欠的な切替え操作により、騒音への適応に関する限
り、使用者にとり好ましくない問題が生じるという欠点
がある。使用者は、空気流の切替え操作により絶えず邪
魔されかつ落ち着かないようにされる。再生の段階で
は、全体工程サイクル時間の約1/4を必要とするだけ
である。すなわち装置は、再生の段階で 1.5分間作動
し、また空気除湿装置として 4.5分間作動する。短い逆
流サイクルでは、逆流を、例えば3秒おきに行う必要が
あろう。本発明の目的は、一定の連続した空気流を保証
し、簡単な方法で製造でき、しかもエネルギー消費量が
少ない、新鮮空気供給も組合わせた空気除湿装置を提供
することにある。
形空気除湿マトリックスを通過する2つの対向する方向
に流れる空気流は、円筒部の範囲において互いにシール
されるので、運転と整備が容易でなく、かつその費用が
かかることになる。しかしながら、とりわけエネルギー
損失は、加熱された円筒部セグメントから加熱されない
セグメントへの熱が常に流れるという事実に由来する。
間欠的に作動する空気除湿装置も知られており、そこで
は、一定の時間間隔、例えば2〜6分の期間、乾燥され
るべきエンクロージャからの空気は、空気除湿マトリッ
クスを通過して引き出され(およびそれより除湿さ
れ)、ついでエンクロージャへ戻り、引き続いて、除湿
されるエンクロージャの外側からの空気は、その再生の
ために、1〜2分の別の期間中、引き入れられて空気除
湿マトリックスを通過し、ついで除去した湿気を排出す
るためにエンクロージャの外側へ排出される。これらの
空気除湿装置は、必要動力が低いが、除湿される空気流
の間欠的な切替え操作により、騒音への適応に関する限
り、使用者にとり好ましくない問題が生じるという欠点
がある。使用者は、空気流の切替え操作により絶えず邪
魔されかつ落ち着かないようにされる。再生の段階で
は、全体工程サイクル時間の約1/4を必要とするだけ
である。すなわち装置は、再生の段階で 1.5分間作動
し、また空気除湿装置として 4.5分間作動する。短い逆
流サイクルでは、逆流を、例えば3秒おきに行う必要が
あろう。本発明の目的は、一定の連続した空気流を保証
し、簡単な方法で製造でき、しかもエネルギー消費量が
少ない、新鮮空気供給も組合わせた空気除湿装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気除湿装置
は、そのサイクルに関して種々の空気除湿媒体に順応で
き、またその内部構造は、バクテリアおよびウィルスの
生成を防止し、またはそれらを最小限に抑制するため
に、できるだけ簡単に構成し、すなわち平滑な層流ダク
トを設けている。したがって本発明の空気除湿装置は、
分散用途にも適切である。
は、そのサイクルに関して種々の空気除湿媒体に順応で
き、またその内部構造は、バクテリアおよびウィルスの
生成を防止し、またはそれらを最小限に抑制するため
に、できるだけ簡単に構成し、すなわち平滑な層流ダク
トを設けている。したがって本発明の空気除湿装置は、
分散用途にも適切である。
【0007】本発明は、互いに隣接して配置されかつ互
いに独立している幾つかの空気流ダクトから成る新鮮空
気供給も兼ねた空気除湿装置から構成され、前記ダクト
の少なくとも一部は共通の仕切り壁を有するものであ
り、前記空気流ダクトにおいて、固定式空気除湿マトリ
ックス、ファン、空気加熱手段および空気流逆転手段が
個別に配置され、また各端部に軸方向に互いに離れて配
置される空気流ダクトの入口端部と出口端部において、
弁、特に対向する方向に自動的に作動する2つの逆止弁
が設けられ、一方の空気流方向により作動される弁には
外気に接続される空気の閉循環部が設けられ、他方の空
気流方向により作動される弁にはエンクロージャに接続
される別の空気の閉循環部が設けられ、循環部の空気が
除湿され、また全ての空気流ダクトを互いに最適に作動
させるようにプログラム制御を行う制御ユニットが設け
られる。
いに独立している幾つかの空気流ダクトから成る新鮮空
気供給も兼ねた空気除湿装置から構成され、前記ダクト
の少なくとも一部は共通の仕切り壁を有するものであ
り、前記空気流ダクトにおいて、固定式空気除湿マトリ
ックス、ファン、空気加熱手段および空気流逆転手段が
個別に配置され、また各端部に軸方向に互いに離れて配
置される空気流ダクトの入口端部と出口端部において、
弁、特に対向する方向に自動的に作動する2つの逆止弁
が設けられ、一方の空気流方向により作動される弁には
外気に接続される空気の閉循環部が設けられ、他方の空
気流方向により作動される弁にはエンクロージャに接続
される別の空気の閉循環部が設けられ、循環部の空気が
除湿され、また全ての空気流ダクトを互いに最適に作動
させるようにプログラム制御を行う制御ユニットが設け
られる。
【0008】比較的大きい空気流断面を有する空気除湿
装置は、並んで互いにまたは周囲に互いに位置決めでき
る幾つかの小さい空気流ダクトに細別できることによ
り、その運転の変更範囲は大きい。このようにして制御
ユニットは、新鮮空気を連続的に供給するようにプログ
ラム制御を行うことができるが、プログラム制御により
作動できる別の開口部を設けることができ、その開口部
は、再生空気流としてエンクロージャの温空気を逆流さ
せるフラップおよび/または予め決められた時間間隔と
流量で新鮮空気を供給するフラップを有する。この細別
された配置により、例えば、気候的に必要な除湿機能に
応じて除湿ゲルの種類を変えることができる。
装置は、並んで互いにまたは周囲に互いに位置決めでき
る幾つかの小さい空気流ダクトに細別できることによ
り、その運転の変更範囲は大きい。このようにして制御
ユニットは、新鮮空気を連続的に供給するようにプログ
ラム制御を行うことができるが、プログラム制御により
作動できる別の開口部を設けることができ、その開口部
は、再生空気流としてエンクロージャの温空気を逆流さ
せるフラップおよび/または予め決められた時間間隔と
流量で新鮮空気を供給するフラップを有する。この細別
された配置により、例えば、気候的に必要な除湿機能に
応じて除湿ゲルの種類を変えることができる。
【0009】さらに温度に関して、個別の空気流ダクト
は、より好ましい方法で、例えば適切なサイクル間隔に
より(例えば特許の請求項4に従い)連続する工程段階
へ適応できる。本発明は、さらに改良された空気除湿マ
トリックスから成り、その有効本体には、空気が通過可
能な壁、特に多孔壁すなわちスクリーン壁の間に収納さ
れる、好ましくはシリカゲルを含む粒状物質が設けられ
る。空気除湿マトリックスの有効粒状本体は、支持表面
部間で通過する空気に対して移動されないように、その
所定位置が維持され、表面部の1つにはそれぞれ、粒状
物質を保持する型出しされた表面構造体、例えば波形構
造体が設けられる。あるいは、空気除湿マトリックスの
有効粒状本体は、耐高温性接着剤の手段により支持表面
部へ接着することができる。本発明を明確に理解するた
めに、添付図面を参照して、好ましい実施例がここで詳
細に説明される。
は、より好ましい方法で、例えば適切なサイクル間隔に
より(例えば特許の請求項4に従い)連続する工程段階
へ適応できる。本発明は、さらに改良された空気除湿マ
トリックスから成り、その有効本体には、空気が通過可
能な壁、特に多孔壁すなわちスクリーン壁の間に収納さ
れる、好ましくはシリカゲルを含む粒状物質が設けられ
る。空気除湿マトリックスの有効粒状本体は、支持表面
部間で通過する空気に対して移動されないように、その
所定位置が維持され、表面部の1つにはそれぞれ、粒状
物質を保持する型出しされた表面構造体、例えば波形構
造体が設けられる。あるいは、空気除湿マトリックスの
有効粒状本体は、耐高温性接着剤の手段により支持表面
部へ接着することができる。本発明を明確に理解するた
めに、添付図面を参照して、好ましい実施例がここで詳
細に説明される。
【0010】
【実施例】図1および2において仕切り壁7は、空気を
除湿するエンクロージャ24から外気19を隔離し、そ
れにより外気19へ接続される空気の閉循環部30が、
空気流ダクトA〜Dのそれぞれを通る空気導管29を経
て形成される。空気除湿装置10の、隔壁13により互
いに隔離される空気流ダクトA〜D内で、ファン4は電
気モーター28により駆動されるように配置されてい
る。前記ファンの回転方向または羽根調節は、空気流ダ
クトA〜Dそれぞれにおける空気流の方向を空気流逆転
手段5により調節でき、任意の時間にかつ最適の時間間
隔で空気流を反対方向へ逆にすることができる。空気流
の逆流は、ファンの回転の逆転または可逆羽根の使用の
代わりに、ファンの向きを変えることによっても達成で
きる。
除湿するエンクロージャ24から外気19を隔離し、そ
れにより外気19へ接続される空気の閉循環部30が、
空気流ダクトA〜Dのそれぞれを通る空気導管29を経
て形成される。空気除湿装置10の、隔壁13により互
いに隔離される空気流ダクトA〜D内で、ファン4は電
気モーター28により駆動されるように配置されてい
る。前記ファンの回転方向または羽根調節は、空気流ダ
クトA〜Dそれぞれにおける空気流の方向を空気流逆転
手段5により調節でき、任意の時間にかつ最適の時間間
隔で空気流を反対方向へ逆にすることができる。空気流
の逆流は、ファンの回転の逆転または可逆羽根の使用の
代わりに、ファンの向きを変えることによっても達成で
きる。
【0011】図1において空気流は、空気加熱手段6を
通過し、引き続いて空気除湿マトリックス3を通るよう
に流される。空気除湿装置の個々のプロセス段階、すな
わちその空気流ダクトにおける、図1に示される再生段
階において、外気19は、ファンの作動により、入口端
部14より空気循環部30中へ引き入れられ、ついで空
気流の方向に自動的に開く逆止弁22の開口部20を通
して引き入れられ、引き続いて出口端部15へ向けて空
気除湿マトリックス3を通り、ついで外側に向けて開く
逆止弁23により制御される開口部21を通して、外側
に向けて押し流される。その間空気加熱手段6のスイッ
チがオンになっている。互いに合流してエネルギーが損
失するのを避けるために、出口端部15と入口端部14
は、互いに十分離して設けられる。
通過し、引き続いて空気除湿マトリックス3を通るよう
に流される。空気除湿装置の個々のプロセス段階、すな
わちその空気流ダクトにおける、図1に示される再生段
階において、外気19は、ファンの作動により、入口端
部14より空気循環部30中へ引き入れられ、ついで空
気流の方向に自動的に開く逆止弁22の開口部20を通
して引き入れられ、引き続いて出口端部15へ向けて空
気除湿マトリックス3を通り、ついで外側に向けて開く
逆止弁23により制御される開口部21を通して、外側
に向けて押し流される。その間空気加熱手段6のスイッ
チがオンになっている。互いに合流してエネルギーが損
失するのを避けるために、出口端部15と入口端部14
は、互いに十分離して設けられる。
【0012】逆方向ファン4(図2)の場合、エンクロ
ージャ24からの空気は、内側に向けて自動的に開く逆
止弁25により作動する開口部26を通して、空気流ダ
クトの内部11へ引き入れられ、空気除湿マトリックス
3を通り、ついで外側に向けて自動的に開く逆止弁31
により制御される開口部12を通して、空気を乾燥状態
に保つエンクロージャへ戻る。その際空気加熱手段6の
スイッチはオフになっている。
ージャ24からの空気は、内側に向けて自動的に開く逆
止弁25により作動する開口部26を通して、空気流ダ
クトの内部11へ引き入れられ、空気除湿マトリックス
3を通り、ついで外側に向けて自動的に開く逆止弁31
により制御される開口部12を通して、空気を乾燥状態
に保つエンクロージャへ戻る。その際空気加熱手段6の
スイッチはオフになっている。
【0013】エンクロージャ24へ接続される空気循環
部17に関して、空気除湿マトリックス3内の空気の湿
分は、マトリックスの表面に設けられるシリカゲル物質
の手段により吸収される。このシリカゲルは、有効性が
異なり、有効性の高いものは値段が高い。このようにし
て乾燥された空気は、エンクロージャ24へ戻る。
部17に関して、空気除湿マトリックス3内の空気の湿
分は、マトリックスの表面に設けられるシリカゲル物質
の手段により吸収される。このシリカゲルは、有効性が
異なり、有効性の高いものは値段が高い。このようにし
て乾燥された空気は、エンクロージャ24へ戻る。
【0014】空気除湿マトリックス3は、有効除湿剤と
して、例えば95℃までの耐熱性を有するシリカゲル
を、セラミック系などの他の空気乾燥剤を、または塩化
リチウムなどの他の吸収剤を収納する。マトリックス3
は、分子こし器としても配置できるし、または耐熱性接
着剤により金属表面へ接着される吸収剤を設けたものと
することができる。粒状物質または他の粒状除湿剤が使
用される場合、その粒状物質は、通過する空気に対して
移動されないように、例えば波形材間の摩擦接触によ
り、および円滑な表面を有する対向板との組合わせによ
り、その所定位置に維持させる。もしくは網ふるいやオ
リフィス板を有する区画室内の除湿床として配置しても
よい。粒状物質の粒度は、例えば 0.6mm未満である。粒
状物質または粒子を、例えばそれらを互いに接着する手
段により、脱脂綿または糸状のウエブ、網状構造やフリ
ーズ内の所定位置に維持するのも都合がよい。
して、例えば95℃までの耐熱性を有するシリカゲル
を、セラミック系などの他の空気乾燥剤を、または塩化
リチウムなどの他の吸収剤を収納する。マトリックス3
は、分子こし器としても配置できるし、または耐熱性接
着剤により金属表面へ接着される吸収剤を設けたものと
することができる。粒状物質または他の粒状除湿剤が使
用される場合、その粒状物質は、通過する空気に対して
移動されないように、例えば波形材間の摩擦接触によ
り、および円滑な表面を有する対向板との組合わせによ
り、その所定位置に維持させる。もしくは網ふるいやオ
リフィス板を有する区画室内の除湿床として配置しても
よい。粒状物質の粒度は、例えば 0.6mm未満である。粒
状物質または粒子を、例えばそれらを互いに接着する手
段により、脱脂綿または糸状のウエブ、網状構造やフリ
ーズ内の所定位置に維持するのも都合がよい。
【0015】ファン4を逆転、すなわち空気流30の逆
方向にした図1による再生段階において、内側に向けて
自動的に開く逆止弁22により制御される開口部20を
通る外気19は、例えば電気的に加熱される空気加熱手
段により加熱される。加熱された暖空気によりマトリッ
クスに吸収された水分が追い出される。このようにして
空気除湿マトリックス3は、湿分の次の吸収のために再
生される。
方向にした図1による再生段階において、内側に向けて
自動的に開く逆止弁22により制御される開口部20を
通る外気19は、例えば電気的に加熱される空気加熱手
段により加熱される。加熱された暖空気によりマトリッ
クスに吸収された水分が追い出される。このようにして
空気除湿マトリックス3は、湿分の次の吸収のために再
生される。
【0016】新鮮空気を間欠的に供給するために選択的
に切り換えられる新鮮空気フラップ16を設けている。
このフラップは、例えば再生段階の終了時にまたは再生
段階と乾燥段階の間に、別のプログラムにより開かれ、
エンクロージャ24へ新鮮空気を供給することもでき
る。同時に再生段階の終了時の潜熱含量が新鮮空気の予
備昇温に使用され、したがって新鮮空気も予備乾燥され
る。
に切り換えられる新鮮空気フラップ16を設けている。
このフラップは、例えば再生段階の終了時にまたは再生
段階と乾燥段階の間に、別のプログラムにより開かれ、
エンクロージャ24へ新鮮空気を供給することもでき
る。同時に再生段階の終了時の潜熱含量が新鮮空気の予
備昇温に使用され、したがって新鮮空気も予備乾燥され
る。
【0017】制御ユニット9は、個別の空気流ダクトA
〜Dのそれぞれの空気流プロセス段階の交互プログラム
及びそれらの最適条件を制御する。除湿装置の有効性の
要求条件と除湿ゲルの効率に応じて、個別の再生段階
は、ある組合わせの仕方で実施できる。除湿段階での空
気流速度は、再生段階と異なる仕方で制御または調節で
きるので、種々の最適化は、エンクロージャ24内の湿
分とシリカゲルの特性に応じて達成できる。
〜Dのそれぞれの空気流プロセス段階の交互プログラム
及びそれらの最適条件を制御する。除湿装置の有効性の
要求条件と除湿ゲルの効率に応じて、個別の再生段階
は、ある組合わせの仕方で実施できる。除湿段階での空
気流速度は、再生段階と異なる仕方で制御または調節で
きるので、種々の最適化は、エンクロージャ24内の湿
分とシリカゲルの特性に応じて達成できる。
【0018】例えば図3は、(時間線tより上のもの)
は、制御ユニット9のプログラムの手段により空気除湿
装置として作動する3つの空気流ダクト(実線で示され
る)を示し、一方4番目の個別空気流ダクト(時間線t
より下で、後方を指す点線矢印で示される)は再生段階
にある。図4および5においては、他の工程プログラム
がアナログ的に示される。
は、制御ユニット9のプログラムの手段により空気除湿
装置として作動する3つの空気流ダクト(実線で示され
る)を示し、一方4番目の個別空気流ダクト(時間線t
より下で、後方を指す点線矢印で示される)は再生段階
にある。図4および5においては、他の工程プログラム
がアナログ的に示される。
【図1】本発明の空気除湿装置であり、4つの空気流ダ
クトおよび縦方向断面の前部における空気流ダクトを示
す。
クトおよび縦方向断面の前部における空気流ダクトを示
す。
【図2】縦方向断面で示される図1による空気流ダクト
であるが、空気流が反対方向に流れるように逆流されて
いるのを示す。
であるが、空気流が反対方向に流れるように逆流されて
いるのを示す。
【図3】4つの空気流ダクトを互いに組合わせた、考え
られる空気流逆流プログラムである。
られる空気流逆流プログラムである。
【図4】3つの空気流ダクトを互いに組合わせた、考え
られる空気流逆流プログラムである。
られる空気流逆流プログラムである。
【図5】2つの空気流ダクトを互いに組合わせた、考え
られる空気流逆流プログラムである。
られる空気流逆流プログラムである。
3 空気除湿マトリックス、4 ファン、5 空気流逆
転手段 6 空気加熱手段、 A〜D 空気流ダクト。
転手段 6 空気加熱手段、 A〜D 空気流ダクト。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
Claims (8)
- 【請求項1】 互いに隣接して配置されかつ互いに独立
している幾つかの空気流ダクトから成る新鮮空気供給も
兼ねた空気除湿装置において、前記ダクトの少なくとも
一部は共通の隔壁(13)を有するものであり、前記空
気流ダクトにおいて、固定式空気除湿マトリックス
(3)、ファン(4)、空気加熱手段(6)および空気
流逆転手段(5)が個別に配置され、また各端部に軸方
向に互いに離れて配置される空気流ダクトの入口端部と
出口端部(14、15)において、弁、特に対向する方
向に自動的に作動する2つの逆止弁が設けられ、一方の
空気流方向により作動される弁には外気に接続される空
気の閉循環部(30)が設けられ、他方の空気流方向に
より作動される弁にはエンクロージャに接続される別の
空気の閉循環部(17)が設けられ、循環部の空気が除
湿され、また全ての空気流ダクトを互いに最適に作動さ
せるようにプログラム制御を行う制御ユニット(9)が
設けられていることを特徴とする空気除湿装置。 - 【請求項2】 制御ユニット(9)は、空気がエンクロ
ージャすなわち空気除湿循環部へ連続的に供給されるよ
うにプログラム制御を行うことを特徴とする請求項1の
空気除湿装置。 - 【請求項3】 予め決められた時間間隔と流量で再生空
気流としてエンクロージャの温空気を逆流させるフラッ
プおよび/または外気を供給するフラップを有する、プ
ログラム制御により作動できる別の開口部が設けられる
ことを特徴とする請求項1の新鮮空気供給も兼ねた空気
除湿装置。 - 【請求項4】 制御ユニット(9)は、空気加熱手段
(6)のスイッチが、ファンの空気流を個別に逆方向に
する前に予め決められた時間間隔で切られるようにプロ
グラム制御を行うことを特徴とする請求項1〜3項のい
ずれかの空気除湿装置。 - 【請求項5】 空気流ダクト(A、B、CまたはD)
は、その隣接する側部において、特に空気除湿マトリッ
クス(3)と空気加熱手段の範囲において、互いに断熱
されることを特徴とする上述の請求項の1項の空気除湿
装置。 - 【請求項6】 空気除湿マトリックス(3)の有効本体
には、空気が通過可能な壁、特に多孔壁すなわちスクリ
ーン壁の間に封入される、好ましくはシリカゲルを含む
粒状物質が設けられることを特徴とする上述の請求項1
〜5項のいずれかの空気除湿装置。 - 【請求項7】 空気除湿マトリックス(3)の有効粒状
本体は、支持表面部間で通過する空気に対して移動され
ないように、その所定位置に維持され、表面部の1つに
は、粒状物質を保持する型出しされた表面構造体、例え
ば波形構造体が設けられる上述の請求項1〜5項のいず
れかの空気除湿装置。 - 【請求項8】 空気除湿マトリックス(3)の有効粒状
本体は、耐高温性接着剤の手段により支持表面部へ接着
される上述の請求項1〜5項のいずれかの空気除湿装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131023A JPH07275640A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 空気除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131023A JPH07275640A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 空気除湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275640A true JPH07275640A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=15048203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5131023A Pending JPH07275640A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 空気除湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07275640A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0875227A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加湿装置および加湿機能付空気調和機 |
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WO2020250629A1 (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | ダイキン工業株式会社 | 調湿ユニット、及び調湿システム |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5131023A patent/JPH07275640A/ja active Pending
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