JPH07261713A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH07261713A JPH07261713A JP7941194A JP7941194A JPH07261713A JP H07261713 A JPH07261713 A JP H07261713A JP 7941194 A JP7941194 A JP 7941194A JP 7941194 A JP7941194 A JP 7941194A JP H07261713 A JPH07261713 A JP H07261713A
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- Japan
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- scanning circuit
- horizontal
- selection pulse
- vertical scanning
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単独の垂直走査回路を内蔵する液晶表示パネ
ルのインターレース駆動を可能にする。 【構成】 アクティブマトリクス型の液晶表示パネルは
行列配置した画素LCと、垂直走査回路1と、水平走査
回路2とを備えている。垂直走査回路1は選択パルスを
逐次出力して画素LCを行単位で線順次走査する一方、
水平走査回路2は一水平期間毎選択された行の画素に対
して映像信号(RGB)を書き込み転送する。垂直走査
回路1は一水平期間(1H)毎に一対の画素行を順次選
択し、一方の画素行に対してパルス幅の広い有効な選択
パルスを割り当て映像信号の書き込み転送を可能とし、
他方の画素行に対して水平ブランキング期間にパルス幅
の狭い無効な選択パルスを割り当て空転送を行なう事に
より、インターレース駆動を行なう。
ルのインターレース駆動を可能にする。 【構成】 アクティブマトリクス型の液晶表示パネルは
行列配置した画素LCと、垂直走査回路1と、水平走査
回路2とを備えている。垂直走査回路1は選択パルスを
逐次出力して画素LCを行単位で線順次走査する一方、
水平走査回路2は一水平期間毎選択された行の画素に対
して映像信号(RGB)を書き込み転送する。垂直走査
回路1は一水平期間(1H)毎に一対の画素行を順次選
択し、一方の画素行に対してパルス幅の広い有効な選択
パルスを割り当て映像信号の書き込み転送を可能とし、
他方の画素行に対して水平ブランキング期間にパルス幅
の狭い無効な選択パルスを割り当て空転送を行なう事に
より、インターレース駆動を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブマトリクス型
の表示装置に関する。より詳しくは、そのインターレー
ス駆動方式に関する。
の表示装置に関する。より詳しくは、そのインターレー
ス駆動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の日本国内のTV放送規格であるN
TSC方式では奇偶2フィールドで1画面(1フレー
ム)が構成され、1フレームの走査線数は525本、フ
レーム周波数は30Hzである。しかし、現在商品化され
ている小型液晶TVあるいは投射型LCDの大部分は、
液晶パネルの水平走査線数は220〜240本である。
これはNTSC方式の有効走査線数の約半分に当たる。
従って、これらのLCDでは1フィールドのビデオ信号
のみで1画面を構成するハーフライン駆動を行なってい
る。画質的には垂直解像度が低下するが、ハーフライン
駆動ではノンインターレース走査を行なう為、同一走査
線数の場合インターレース走査よりも30%前後解像度
が向上する。この事を考慮すると、ハーフライン駆動に
よる垂直解像度の低下は35%程度である。
TSC方式では奇偶2フィールドで1画面(1フレー
ム)が構成され、1フレームの走査線数は525本、フ
レーム周波数は30Hzである。しかし、現在商品化され
ている小型液晶TVあるいは投射型LCDの大部分は、
液晶パネルの水平走査線数は220〜240本である。
これはNTSC方式の有効走査線数の約半分に当たる。
従って、これらのLCDでは1フィールドのビデオ信号
のみで1画面を構成するハーフライン駆動を行なってい
る。画質的には垂直解像度が低下するが、ハーフライン
駆動ではノンインターレース走査を行なう為、同一走査
線数の場合インターレース走査よりも30%前後解像度
が向上する。この事を考慮すると、ハーフライン駆動に
よる垂直解像度の低下は35%程度である。
【0003】3〜4インチ程度の小画面ではこの解像度
の低下が画質に与える影響は小さいが、40インチ以上
の大画面表示を行なう投射型LCDにおいては、フルラ
イン駆動が強く望まれており、近年盛んに開発されてい
る。例えば、図8に示す様にフルフレーム構成のアクテ
ィブマトリクス型液晶パネルでは、水平走査線数がハー
フフレーム構成の220〜240本に比べ倍増する。こ
のようなフルフレーム構成の液晶パネルでは、ノンイン
ターレース駆動とインターレース駆動の両者が考えられ
るが、通常ノンインターレース駆動が採用されている。
ノンインターレース駆動を行なう場合、元のビデオ信号
を倍速処理して液晶パネルに供給する為大容量のメモリ
が必要となりシステム構成が大型化するという欠点があ
る。
の低下が画質に与える影響は小さいが、40インチ以上
の大画面表示を行なう投射型LCDにおいては、フルラ
イン駆動が強く望まれており、近年盛んに開発されてい
る。例えば、図8に示す様にフルフレーム構成のアクテ
ィブマトリクス型液晶パネルでは、水平走査線数がハー
フフレーム構成の220〜240本に比べ倍増する。こ
のようなフルフレーム構成の液晶パネルでは、ノンイン
ターレース駆動とインターレース駆動の両者が考えられ
るが、通常ノンインターレース駆動が採用されている。
ノンインターレース駆動を行なう場合、元のビデオ信号
を倍速処理して液晶パネルに供給する為大容量のメモリ
が必要となりシステム構成が大型化するという欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方図9はフルフレー
ム構成の液晶パネルをインターレース駆動する為の構成
を表わしている。この構成は例えばテレビジョン学会誌
Vol.40,No.10(1986)に記載されており、奇
数ライン用の第1Vスキャナと偶数ライン用の第2Vス
キャナを二系統用いている。これら一対のVスキャナを
液晶パネルに内蔵しようとすると、その分パネルサイズ
が大きくなるという欠点がある。
ム構成の液晶パネルをインターレース駆動する為の構成
を表わしている。この構成は例えばテレビジョン学会誌
Vol.40,No.10(1986)に記載されており、奇
数ライン用の第1Vスキャナと偶数ライン用の第2Vス
キャナを二系統用いている。これら一対のVスキャナを
液晶パネルに内蔵しようとすると、その分パネルサイズ
が大きくなるという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明は一系統のVスキャナでアクティブマ
トリクス型液晶パネル等表示装置のインターレース駆動
を可能にする事を目的とする。かかる目的を達成する為
に以下の手段を講じた。即ち本発明にかかる表示装置は
基本的な構成として、行列配置した画素と、垂直走査回
路と、水平走査回路とを備えている。該垂直走査回路は
選択パルスを逐次出力して画素を行単位で線順次走査す
る。該水平走査回路は一水平期間毎選択された行の画素
に対して映像信号を書き込み転送する。本発明の特徴事
項として、前記垂直走査回路は一水平期間毎に一対の画
素行を順次走査し、一方の画素行に対して有効な選択パ
ルスを割り当て映像信号の書き込み転送を可能とし、他
方の画素行に対して帰線時間に無効な選択パルスを割り
当て空転送を行なう事により、インターレース駆動を行
なっている。
題に鑑み、本発明は一系統のVスキャナでアクティブマ
トリクス型液晶パネル等表示装置のインターレース駆動
を可能にする事を目的とする。かかる目的を達成する為
に以下の手段を講じた。即ち本発明にかかる表示装置は
基本的な構成として、行列配置した画素と、垂直走査回
路と、水平走査回路とを備えている。該垂直走査回路は
選択パルスを逐次出力して画素を行単位で線順次走査す
る。該水平走査回路は一水平期間毎選択された行の画素
に対して映像信号を書き込み転送する。本発明の特徴事
項として、前記垂直走査回路は一水平期間毎に一対の画
素行を順次走査し、一方の画素行に対して有効な選択パ
ルスを割り当て映像信号の書き込み転送を可能とし、他
方の画素行に対して帰線時間に無効な選択パルスを割り
当て空転送を行なう事により、インターレース駆動を行
なっている。
【0006】具体的な構成として、前記垂直走査回路は
フリップフロップの多段接続からなり矩形クロック信号
に同期して矩形スタート信号を順次転送する事により選
択パルスを出力する。この場合、矩形クロック信号のデ
ューティ比を一水平期間に占める帰線時間の割合に応じ
て設定する事により有効選択パルスと無効選択パルスと
を交互に出力する事ができる。前記矩形クロック信号の
デューティ比は5〜17%の間で設定される。好ましく
はマスク手段を含んでおり、帰線時間に同期して無効選
択パルスの出力を禁止する。さらに外付けのタイミング
ジェネレータを含んでおり、垂直走査回路に対してデュ
ーティ比切り換え可能に矩形クロック信号を供給してイ
ンターレース駆動とノンインターレース駆動の選択を可
能としている。
フリップフロップの多段接続からなり矩形クロック信号
に同期して矩形スタート信号を順次転送する事により選
択パルスを出力する。この場合、矩形クロック信号のデ
ューティ比を一水平期間に占める帰線時間の割合に応じ
て設定する事により有効選択パルスと無効選択パルスと
を交互に出力する事ができる。前記矩形クロック信号の
デューティ比は5〜17%の間で設定される。好ましく
はマスク手段を含んでおり、帰線時間に同期して無効選
択パルスの出力を禁止する。さらに外付けのタイミング
ジェネレータを含んでおり、垂直走査回路に対してデュ
ーティ比切り換え可能に矩形クロック信号を供給してイ
ンターレース駆動とノンインターレース駆動の選択を可
能としている。
【0007】
【作用】一般に、垂直走査回路は矩形クロック信号に同
期して矩形スタート信号を順次転送する事により、一水
平期間に相当する選択パルスを出力し同一ライン上の画
素駆動用スイッチング素子を導通状態にする。この導通
状態になったスイッチング素子を介して一水平期間分の
映像信号が1ラインに書き込み転送される。本発明で
は、矩形クロック信号のデューティ比を変更する事によ
り、一水平期間内に幅の広い有効選択パルスと幅の狭い
無効選択パルスを発生している。無効選択パルスの幅が
映像信号の帰線時間(水平ブランキング期間)内に収ま
る様に、クロック信号のデューティ比を選ぶ事により、
映像信号の空転送を行なう。又、有効選択パルスで実際
の映像信号の部分を書き込み転送する。この事により、
一水平期間内で、2ラインのうちの1ラインに映像信号
を書き込み転送し、他の1ラインには映像信号の空転送
を行なう事ができる。奇数フィールドでは偶数ラインに
有効選択パルスを割り当て、偶数フィールドでは奇数ラ
インに有効選択パルスを割り当てる事によって、アクテ
ィブマトリクス型の表示装置をインターレース駆動する
事が可能になる。この為、矩形クロック信号のデューテ
ィ比は、短い方の無効選択パルスの幅が映像信号の水平
ブランキング期間内に収まる様に選ばなければならな
い。従って、デューティ比は約17%以下であれば良い
事になる。これよりデューティ比が大きくなると、映像
信号の一部が欠落してしまう。理論上17%以下であれ
ば良いが、5%程度が実際には適当である。
期して矩形スタート信号を順次転送する事により、一水
平期間に相当する選択パルスを出力し同一ライン上の画
素駆動用スイッチング素子を導通状態にする。この導通
状態になったスイッチング素子を介して一水平期間分の
映像信号が1ラインに書き込み転送される。本発明で
は、矩形クロック信号のデューティ比を変更する事によ
り、一水平期間内に幅の広い有効選択パルスと幅の狭い
無効選択パルスを発生している。無効選択パルスの幅が
映像信号の帰線時間(水平ブランキング期間)内に収ま
る様に、クロック信号のデューティ比を選ぶ事により、
映像信号の空転送を行なう。又、有効選択パルスで実際
の映像信号の部分を書き込み転送する。この事により、
一水平期間内で、2ラインのうちの1ラインに映像信号
を書き込み転送し、他の1ラインには映像信号の空転送
を行なう事ができる。奇数フィールドでは偶数ラインに
有効選択パルスを割り当て、偶数フィールドでは奇数ラ
インに有効選択パルスを割り当てる事によって、アクテ
ィブマトリクス型の表示装置をインターレース駆動する
事が可能になる。この為、矩形クロック信号のデューテ
ィ比は、短い方の無効選択パルスの幅が映像信号の水平
ブランキング期間内に収まる様に選ばなければならな
い。従って、デューティ比は約17%以下であれば良い
事になる。これよりデューティ比が大きくなると、映像
信号の一部が欠落してしまう。理論上17%以下であれ
ば良いが、5%程度が実際には適当である。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかる表示装置の一例
として液晶表示パネルの基本的な構成を示すブロック図
である。図示する様に、液晶表示パネルは行列配置した
画素LCを有している。個々の液晶画素LCは主基板側
に設けられた画素電極と対向基板側に設けられた対向電
極との間に液晶を挟持して構成される。対向電極には所
定の対向電圧Vcomが印加される。個々の液晶画素L
Cには付加容量Csが並列して接続される。又、各液晶
画素LCを駆動する為のスイッチング素子として、薄膜
トランジスタTrが集積形成されている。行列配置した
液晶画素LCの行方向に沿って、ゲートラインXが配設
されているとともに、これと直交する列方向に沿って信
号ラインYが配設されている。個々の薄膜トランジスタ
Trのソース電極は対応する信号ラインYに接続され、
ドレイン電極は対応する画素電極に接続され、ゲート電
極は対応するゲートラインXに接続されている。
詳細に説明する。図1は本発明にかかる表示装置の一例
として液晶表示パネルの基本的な構成を示すブロック図
である。図示する様に、液晶表示パネルは行列配置した
画素LCを有している。個々の液晶画素LCは主基板側
に設けられた画素電極と対向基板側に設けられた対向電
極との間に液晶を挟持して構成される。対向電極には所
定の対向電圧Vcomが印加される。個々の液晶画素L
Cには付加容量Csが並列して接続される。又、各液晶
画素LCを駆動する為のスイッチング素子として、薄膜
トランジスタTrが集積形成されている。行列配置した
液晶画素LCの行方向に沿って、ゲートラインXが配設
されているとともに、これと直交する列方向に沿って信
号ラインYが配設されている。個々の薄膜トランジスタ
Trのソース電極は対応する信号ラインYに接続され、
ドレイン電極は対応する画素電極に接続され、ゲート電
極は対応するゲートラインXに接続されている。
【0009】液晶表示パネルはさらに垂直走査回路(V
スキャナ)1と水平走査回路(Hスキャナ)2を内蔵し
ている。垂直走査回路1はゲートラインXに対して選択
パルスを逐次出力し、同一ゲートライン上の薄膜トラン
ジスタTrを導通状態にし行単位で液晶画素LCを線順
次走査する。垂直走査回路1は外部から入力される矩形
の垂直スタート信号VSTを同じく外部から入力される
矩形の垂直クロック信号VCK1,VCK2に同期して
順次転送する事により前述した選択パルスを出力する。
スキャナ)1と水平走査回路(Hスキャナ)2を内蔵し
ている。垂直走査回路1はゲートラインXに対して選択
パルスを逐次出力し、同一ゲートライン上の薄膜トラン
ジスタTrを導通状態にし行単位で液晶画素LCを線順
次走査する。垂直走査回路1は外部から入力される矩形
の垂直スタート信号VSTを同じく外部から入力される
矩形の垂直クロック信号VCK1,VCK2に同期して
順次転送する事により前述した選択パルスを出力する。
【0010】一方、水平走査回路2は、個々の信号ライ
ンYに接続された水平アナログスイッチHSWの開閉制
御を行なう。なお、各信号ラインYにはこのアナログ水
平スイッチHSWを介してR,G,Bの各三原色成分に
分かれた映像信号が供給される。水平走査回路2は外部
から入力される水平クロック信号HCK1,HCK2に
同期して同じく外部から入力される水平スタート信号H
STを一水平期間内で順次転送する事により、水平アナ
ログスイッチHSWを開閉制御する。これにより、一水
平期間毎選択された行の液晶画素LCに対して映像信号
を書き込み転送する。
ンYに接続された水平アナログスイッチHSWの開閉制
御を行なう。なお、各信号ラインYにはこのアナログ水
平スイッチHSWを介してR,G,Bの各三原色成分に
分かれた映像信号が供給される。水平走査回路2は外部
から入力される水平クロック信号HCK1,HCK2に
同期して同じく外部から入力される水平スタート信号H
STを一水平期間内で順次転送する事により、水平アナ
ログスイッチHSWを開閉制御する。これにより、一水
平期間毎選択された行の液晶画素LCに対して映像信号
を書き込み転送する。
【0011】次に、図1の(B)を参照して、図1の
(A)に示した液晶表示パネルの動作を説明する。上述
した垂直走査回路1はフリップフロップの多段接続から
なり、互いに逆相の関係にある一対の矩形クロック信号
VCK1,VCK2に同期して矩形スタート信号VST
を順次転送する事により選択パルスを出力する。本発明
の特徴事項として、矩形クロック信号VCK1のデュー
ティ比は一水平期間(1H)に占める水平ブランキング
期間の割合に応じて設定されており、有効選択パルスと
無効選択パルスとを交互に出力する。図示の例では、第
1ゲートラインX1に対してパルス幅の広い有効選択パ
ルスが供給され、第2ゲートラインX2にはパルス幅の
狭い無効選択パルスが供給される。以下同様に、奇数番
目のゲートラインに対して有効選択パルスが印加され、
偶数番目のゲートラインに対して無効選択パルスが供給
される。なおこの偶奇関係は各フィールド毎に交換され
る。
(A)に示した液晶表示パネルの動作を説明する。上述
した垂直走査回路1はフリップフロップの多段接続から
なり、互いに逆相の関係にある一対の矩形クロック信号
VCK1,VCK2に同期して矩形スタート信号VST
を順次転送する事により選択パルスを出力する。本発明
の特徴事項として、矩形クロック信号VCK1のデュー
ティ比は一水平期間(1H)に占める水平ブランキング
期間の割合に応じて設定されており、有効選択パルスと
無効選択パルスとを交互に出力する。図示の例では、第
1ゲートラインX1に対してパルス幅の広い有効選択パ
ルスが供給され、第2ゲートラインX2にはパルス幅の
狭い無効選択パルスが供給される。以下同様に、奇数番
目のゲートラインに対して有効選択パルスが印加され、
偶数番目のゲートラインに対して無効選択パルスが供給
される。なおこの偶奇関係は各フィールド毎に交換され
る。
【0012】図1の(C)は映像信号の各水平期間と選
択パルスとの位相関係を示している。図1の(A)に示
した垂直走査回路1は映像信号の一水平期間毎に一対の
画素行(2ライン)を順次走査し、一方のラインに対し
て有効な選択パルスを割り当て映像信号の書き込み転送
を可能とし、他方のラインに対して水平ブランキング期
間内に無効な選択パルスを割り当て空転送を行なう事に
より、インターレース駆動を可能としている。図示する
様に一水平期間(1H)は63.5μsであり、この中
に含まれる水平ブランキング期間は10.9μsであ
る。無効選択パルスは水平ブランキング期間に出力さ
れ、且つそのパルス幅は水平ブランキング期間よりも狭
くなっている。図示の例では無効選択パルスは3.2μ
sのパルス幅を有している。これは一水平期間の5%に
相当しており、前述した矩形クロック信号VCK1のデ
ューティ比を5%に設定する事により得られる。計算
上、このデューティ比は17%以下であれば良いが、実
際には5%程度が最適である。
択パルスとの位相関係を示している。図1の(A)に示
した垂直走査回路1は映像信号の一水平期間毎に一対の
画素行(2ライン)を順次走査し、一方のラインに対し
て有効な選択パルスを割り当て映像信号の書き込み転送
を可能とし、他方のラインに対して水平ブランキング期
間内に無効な選択パルスを割り当て空転送を行なう事に
より、インターレース駆動を可能としている。図示する
様に一水平期間(1H)は63.5μsであり、この中
に含まれる水平ブランキング期間は10.9μsであ
る。無効選択パルスは水平ブランキング期間に出力さ
れ、且つそのパルス幅は水平ブランキング期間よりも狭
くなっている。図示の例では無効選択パルスは3.2μ
sのパルス幅を有している。これは一水平期間の5%に
相当しており、前述した矩形クロック信号VCK1のデ
ューティ比を5%に設定する事により得られる。計算
上、このデューティ比は17%以下であれば良いが、実
際には5%程度が最適である。
【0013】図2は、図1に示した垂直走査回路1の具
体的な構成例を示す回路図である。前述した様に、垂直
走査回路(Vスキャナ)1は一水平期間液晶画素駆動用
の薄膜トランジスタTrを導通状態にする為の選択パル
スを出力するものであり、水平走査回路(Hスキャナ)
に対し1フィールド(1/60s)で線順次走査を完了
する。回路構成は液晶画素の列数に相当する段数のD型
フリップフロップ3を多段直列接続したものである。2
相のクロック信号VCK1,VCK2でスタートパルス
VSTを順次転送し選択パルスを出力する。又、次段の
ナンドゲート4に通す事で、実際の液晶画素列の半分の
段数でスタート信号VSTを順次転送する。
体的な構成例を示す回路図である。前述した様に、垂直
走査回路(Vスキャナ)1は一水平期間液晶画素駆動用
の薄膜トランジスタTrを導通状態にする為の選択パル
スを出力するものであり、水平走査回路(Hスキャナ)
に対し1フィールド(1/60s)で線順次走査を完了
する。回路構成は液晶画素の列数に相当する段数のD型
フリップフロップ3を多段直列接続したものである。2
相のクロック信号VCK1,VCK2でスタートパルス
VSTを順次転送し選択パルスを出力する。又、次段の
ナンドゲート4に通す事で、実際の液晶画素列の半分の
段数でスタート信号VSTを順次転送する。
【0014】図3を参照して、図2に示した垂直走査回
路の動作を詳細に説明する。図3のタイミングチャート
はフルフレーム構成のアクティブマトリクス型液晶表示
パネルに対して倍速ノンインターレース駆動を行なった
場合を表わしている。垂直クロック信号VCK1,VC
K2はデューティ比50%に設定されている。又、図2
に示したイネーブル信号ENはアクティブローであり、
倍速ノンインターレース駆動ではハイレベルに固定され
ている。図3のタイミングチャートに示した波形a〜e
は、図2に示したD型フリップフロップ3の各段から出
力された信号を表わしている。図から理解される様に、
垂直スタート信号VSTがクロック信号VCK1,VC
K2の半周期毎に順次転送され、各段のD型フリップフ
ロップから順次出力信号a〜eが得られる。これらの出
力信号はナンドゲート4により処理され、選択パルスA
〜Eが順次出力される。このノンインターレース駆動で
は選択パルスA,B,C,D,E,…が順次液晶表示パ
ネルの1ライン毎に発生し、1ライン相当の映像信号を
書き込み転送する事によりノンインターレース駆動が行
なわれる。
路の動作を詳細に説明する。図3のタイミングチャート
はフルフレーム構成のアクティブマトリクス型液晶表示
パネルに対して倍速ノンインターレース駆動を行なった
場合を表わしている。垂直クロック信号VCK1,VC
K2はデューティ比50%に設定されている。又、図2
に示したイネーブル信号ENはアクティブローであり、
倍速ノンインターレース駆動ではハイレベルに固定され
ている。図3のタイミングチャートに示した波形a〜e
は、図2に示したD型フリップフロップ3の各段から出
力された信号を表わしている。図から理解される様に、
垂直スタート信号VSTがクロック信号VCK1,VC
K2の半周期毎に順次転送され、各段のD型フリップフ
ロップから順次出力信号a〜eが得られる。これらの出
力信号はナンドゲート4により処理され、選択パルスA
〜Eが順次出力される。このノンインターレース駆動で
は選択パルスA,B,C,D,E,…が順次液晶表示パ
ネルの1ライン毎に発生し、1ライン相当の映像信号を
書き込み転送する事によりノンインターレース駆動が行
なわれる。
【0015】図4は、本発明に従ってフルフレーム構成
の液晶表示パネルをインターレース駆動した場合におけ
るタイミングチャートを表わしている。本例ではVCK
1のデューティ比を5%に設定し、VCK2のデューテ
ィ比を95%に設定している。この場合には、1段目の
フリップフロップから出力された信号aに対して、2段
目のフリップフロップら出力された信号bは5%のデュ
ーティ比分だけ遅延して出力される。3段目のフリップ
フロップから出力された信号cは前段の出力信号bに対
し95%のデューティ比に相当する分だけ遅延して出力
される。これらの出力信号a,b,c,d,e,…を各
々ナンドゲート4で処理すると、各段から選択パルス
A,B,C,D,E,…が出力される。但し、これはア
クティブローのイネーブル信号ENをハイレベルに保持
した場合であり、1ラインおきに幅の広い有効選択パル
ス(A,C,E)と幅の狭い無効選択パルス(B,D)
が交互に出力される。ここで、予めVCK1のパルス発
生時間xを水平ブランキング期間内に選んでおけば、B
及びDで示される無効選択パルスは水平ブランキング期
間内に出力される。従って、偶数番目のラインに対して
は何等有効な映像信号が書き込まれない。
の液晶表示パネルをインターレース駆動した場合におけ
るタイミングチャートを表わしている。本例ではVCK
1のデューティ比を5%に設定し、VCK2のデューテ
ィ比を95%に設定している。この場合には、1段目の
フリップフロップから出力された信号aに対して、2段
目のフリップフロップら出力された信号bは5%のデュ
ーティ比分だけ遅延して出力される。3段目のフリップ
フロップから出力された信号cは前段の出力信号bに対
し95%のデューティ比に相当する分だけ遅延して出力
される。これらの出力信号a,b,c,d,e,…を各
々ナンドゲート4で処理すると、各段から選択パルス
A,B,C,D,E,…が出力される。但し、これはア
クティブローのイネーブル信号ENをハイレベルに保持
した場合であり、1ラインおきに幅の広い有効選択パル
ス(A,C,E)と幅の狭い無効選択パルス(B,D)
が交互に出力される。ここで、予めVCK1のパルス発
生時間xを水平ブランキング期間内に選んでおけば、B
及びDで示される無効選択パルスは水平ブランキング期
間内に出力される。従って、偶数番目のラインに対して
は何等有効な映像信号が書き込まれない。
【0016】本発明では、上述したインターレース駆動
を行なう場合実際には各ナンドゲート4に対してアクテ
ィブローのイネーブル信号ENを供給している。このイ
ネーブル信号ENは水平ブランキング期間に同期してお
り、無効選択パルスB,D,…の出力を禁止している。
従って、最終的には図4のタイミングチャートの最下段
に示す様に、有効選択パルスA,C,Eのみが奇数ライ
ンに順次供給され、偶数ラインには無効選択パルスが供
給されない。この1ラインおきの有効選択パルスを偶数
フィールドでは奇数ラインに供給し、奇数フィールドで
は偶数ラインに供給する事によってインターレース駆動
を行なう事ができる。又、図3に示したクロック信号V
CK1,VCK2と図4に示したクロック信号VCK
1,VCK2を外部タイミングジェネレータで切り換え
る様にすると、同一のアクティブマトリクス型液晶表示
パネルでノンインターレース駆動とインターレース駆動
が可能になる。
を行なう場合実際には各ナンドゲート4に対してアクテ
ィブローのイネーブル信号ENを供給している。このイ
ネーブル信号ENは水平ブランキング期間に同期してお
り、無効選択パルスB,D,…の出力を禁止している。
従って、最終的には図4のタイミングチャートの最下段
に示す様に、有効選択パルスA,C,Eのみが奇数ライ
ンに順次供給され、偶数ラインには無効選択パルスが供
給されない。この1ラインおきの有効選択パルスを偶数
フィールドでは奇数ラインに供給し、奇数フィールドで
は偶数ラインに供給する事によってインターレース駆動
を行なう事ができる。又、図3に示したクロック信号V
CK1,VCK2と図4に示したクロック信号VCK
1,VCK2を外部タイミングジェネレータで切り換え
る様にすると、同一のアクティブマトリクス型液晶表示
パネルでノンインターレース駆動とインターレース駆動
が可能になる。
【0017】図6はイネーブル信号ENに含まれるEN
パルスの本来の役割を示す波形図である。図示する様
に、ENパルスは本来ゲートパルス(選択パルス)の立
ち下がり部分に生じる波形のなまりをカットする為のも
のであり、表示画質の改善を図る為に用いられる。本発
明ではこのENパルスを利用して無効選択パルスのマス
ク処理を行なっている。
パルスの本来の役割を示す波形図である。図示する様
に、ENパルスは本来ゲートパルス(選択パルス)の立
ち下がり部分に生じる波形のなまりをカットする為のも
のであり、表示画質の改善を図る為に用いられる。本発
明ではこのENパルスを利用して無効選択パルスのマス
ク処理を行なっている。
【0018】図5は本発明にかかる液晶表示装置の全体
的な構成を示すシステムブロック図である。図示する様
に本システムはフルライン構成の液晶表示パネルと11
と、RGBドライバ12と、デコーダ13と、主タイミ
ングジェネレータ14と、副タイミングジェネレータ1
5とから構成されている。フルライン液晶表示パネル1
1は図1に示した内部構成を有しており、行列配置した
液晶画素や垂直走査回路及び水平走査回路を備えてい
る。デコーダ13は外部入力されるコンポジットビデオ
信号を処理して水平同期信号HSYNC及び垂直同期信
号VSYNCを分離する。さらにコンポジットビデオ信
号を復調してRGB画像データを生成する。RGBドラ
イバ12はS/Hパルスに応じてサンプルアンドホール
ドを行なうとともに交流化信号FRPに従って交流のR
GB映像信号をフルライン液晶表示パネル11に供給す
る。本例では、FRPに従って一水平期間毎の交流反転
駆動(1H駆動)が行なわれる。又、RGBドライバ1
2は対向電圧Vcomも合わせてフルライン液晶表示パ
ネル11に供給する。なおフルライン液晶表示パネル1
1にはVcomに加えて水平走査回路用の電源電圧HV
DDと垂直走査回路用の電源電圧VVDD及び接地電位
GNDが供給されている。
的な構成を示すシステムブロック図である。図示する様
に本システムはフルライン構成の液晶表示パネルと11
と、RGBドライバ12と、デコーダ13と、主タイミ
ングジェネレータ14と、副タイミングジェネレータ1
5とから構成されている。フルライン液晶表示パネル1
1は図1に示した内部構成を有しており、行列配置した
液晶画素や垂直走査回路及び水平走査回路を備えてい
る。デコーダ13は外部入力されるコンポジットビデオ
信号を処理して水平同期信号HSYNC及び垂直同期信
号VSYNCを分離する。さらにコンポジットビデオ信
号を復調してRGB画像データを生成する。RGBドラ
イバ12はS/Hパルスに応じてサンプルアンドホール
ドを行なうとともに交流化信号FRPに従って交流のR
GB映像信号をフルライン液晶表示パネル11に供給す
る。本例では、FRPに従って一水平期間毎の交流反転
駆動(1H駆動)が行なわれる。又、RGBドライバ1
2は対向電圧Vcomも合わせてフルライン液晶表示パ
ネル11に供給する。なおフルライン液晶表示パネル1
1にはVcomに加えて水平走査回路用の電源電圧HV
DDと垂直走査回路用の電源電圧VVDD及び接地電位
GNDが供給されている。
【0019】主タイミングジェネレータ14は基本的に
ノンインターレースを行なう場合に必要な種々のタイミ
ング信号を供給しており、HSYNC及びVSYNCに
同期して、フルライン液晶表示パネル11に対して水平
スタート信号HST、水平クロック信号HCK1,HC
K2、垂直スタート信号VST、イネーブル信号EN、
クリア信号CLR等を供給する。又、上述した様にRG
Bドライバ12に対してS/Hパルスを供給する。さら
に、副タイミングジェネレータ15に対してデューティ
比50%の垂直クロック信号vck1,vck2、1フ
ィールド反転信号1F、クリア信号CLRを供給する。
ノンインターレースを行なう場合に必要な種々のタイミ
ング信号を供給しており、HSYNC及びVSYNCに
同期して、フルライン液晶表示パネル11に対して水平
スタート信号HST、水平クロック信号HCK1,HC
K2、垂直スタート信号VST、イネーブル信号EN、
クリア信号CLR等を供給する。又、上述した様にRG
Bドライバ12に対してS/Hパルスを供給する。さら
に、副タイミングジェネレータ15に対してデューティ
比50%の垂直クロック信号vck1,vck2、1フ
ィールド反転信号1F、クリア信号CLRを供給する。
【0020】副タイミングジェネレータ15は本発明に
従ってインターレース駆動を行なう場合に必要となる、
デューティ比が例えば5%の垂直クロック信号VCK
1,VCK2をフルライン液晶表示パネル11に供給す
る。さらにインターレース駆動に応じた1H交流反転を
行なう為、前述した交流化信号FRPをRGBドライバ
12に供給する。副タイミングジェネレータ15は独立
した3回路2対1のアナログマルチプレクサ/デマルチ
プレクサ(例えば4053B)16,17を2個含んで
いる。さらに、D型フリップフロップ(例えば74HC
74)18を1個含んでいる。一方のアナログマルチプ
レクサ/デマルチプレクサ16は1フィールド反転信号
1F及びクリア信号CLRの入力を受けて、一対のイン
ターレース駆動用垂直クロック信号VCK1,VCK2
を出力する。このVCK1,VCK2は1フィールドお
きにCLRと反転CLRとが入れ替わったものと、その
反転パルスで構成されている。なお、図7を参照してC
LRパルスの本来の役割を説明する。CLRパルスは本
来ゲートパルス(選択パルス)の一部をカットする為の
ものであり、表示画質の改善を目的としている。本実施
例では主タイミングジェネレータ14から入力されるC
LRパルスを処理してインターレース駆動用の垂直クロ
ック信号VCK1,VCK2を得ている。次にD型フリ
ップフロップ18は1/2分周回路として使用されてお
り、1フィールド反転パルス1Fを分周して2フィール
ド反転パルス2Fを出力している。この2フィールド反
転パルス2Fはインターレース用交流化信号FRPの形
成に用いられる。即ち、第2のアナログマルチプレクサ
/デマルチプレクサ17はvck1,vck2と2フィ
ールド反転パルス2Fの入力を受け、交流化信号FRP
を出力している。このFRPは2フィールドおきにvc
k1,vck2が入れ替わったものである。
従ってインターレース駆動を行なう場合に必要となる、
デューティ比が例えば5%の垂直クロック信号VCK
1,VCK2をフルライン液晶表示パネル11に供給す
る。さらにインターレース駆動に応じた1H交流反転を
行なう為、前述した交流化信号FRPをRGBドライバ
12に供給する。副タイミングジェネレータ15は独立
した3回路2対1のアナログマルチプレクサ/デマルチ
プレクサ(例えば4053B)16,17を2個含んで
いる。さらに、D型フリップフロップ(例えば74HC
74)18を1個含んでいる。一方のアナログマルチプ
レクサ/デマルチプレクサ16は1フィールド反転信号
1F及びクリア信号CLRの入力を受けて、一対のイン
ターレース駆動用垂直クロック信号VCK1,VCK2
を出力する。このVCK1,VCK2は1フィールドお
きにCLRと反転CLRとが入れ替わったものと、その
反転パルスで構成されている。なお、図7を参照してC
LRパルスの本来の役割を説明する。CLRパルスは本
来ゲートパルス(選択パルス)の一部をカットする為の
ものであり、表示画質の改善を目的としている。本実施
例では主タイミングジェネレータ14から入力されるC
LRパルスを処理してインターレース駆動用の垂直クロ
ック信号VCK1,VCK2を得ている。次にD型フリ
ップフロップ18は1/2分周回路として使用されてお
り、1フィールド反転パルス1Fを分周して2フィール
ド反転パルス2Fを出力している。この2フィールド反
転パルス2Fはインターレース用交流化信号FRPの形
成に用いられる。即ち、第2のアナログマルチプレクサ
/デマルチプレクサ17はvck1,vck2と2フィ
ールド反転パルス2Fの入力を受け、交流化信号FRP
を出力している。このFRPは2フィールドおきにvc
k1,vck2が入れ替わったものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、垂
直走査回路を1個のみ含んだノンインターレース用の液
晶パネルを用いて、且つ信号系においても基本的に垂直
クロック信号のデューティ比を変更するだけで、インタ
ーレース駆動を行なう事が可能になる。これによりノン
インターレース駆動とインターレース駆動を両立させる
事ができるという効果が得られる。又、インターレース
駆動を行なう際、垂直走査回路が1個のみ内蔵された液
晶表示パネルを使用できる為、パネルサイズを小さくす
る事が可能でありコストも抑える事ができるという効果
がある。
直走査回路を1個のみ含んだノンインターレース用の液
晶パネルを用いて、且つ信号系においても基本的に垂直
クロック信号のデューティ比を変更するだけで、インタ
ーレース駆動を行なう事が可能になる。これによりノン
インターレース駆動とインターレース駆動を両立させる
事ができるという効果が得られる。又、インターレース
駆動を行なう際、垂直走査回路が1個のみ内蔵された液
晶表示パネルを使用できる為、パネルサイズを小さくす
る事が可能でありコストも抑える事ができるという効果
がある。
【図1】本発明にかかる液晶表示パネルの基本的な構成
並びに動作を示す模式図である。
並びに動作を示す模式図である。
【図2】図1に示した液晶表示パネルに内蔵される垂直
走査回路の構成例を示す回路図である。
走査回路の構成例を示す回路図である。
【図3】図2に示した垂直走査回路のノンインターレー
ス駆動を説明するタイミングチャートである。
ス駆動を説明するタイミングチャートである。
【図4】同じく垂直走査回路のインターレース駆動を説
明する為のタイミングチャートである。
明する為のタイミングチャートである。
【図5】本発明にかかる表示装置の全体構成を示すシス
テムブロック図である。
テムブロック図である。
【図6】制御信号として用いられるENパルスの波形図
である。
である。
【図7】同じく制御信号として用いられるCLRパルス
の波形図である。
の波形図である。
【図8】従来のアクティブマトリクス型液晶表示パネル
の一例を示す模式図である。
の一例を示す模式図である。
【図9】従来のインターレース駆動用液晶表示パネルの
一例を示す模式図である。
一例を示す模式図である。
1 垂直走査回路 2 水平走査回路 3 D型フリップフロップ 4 ナンドゲート 11 フルライン液晶表示パネル 12 RGBドライバ 13 デコーダ 14 主タイミングジェネレータ 15 副タイミングジェネレータ
Claims (5)
- 【請求項1】 行列配置した画素と、垂直走査回路と、
水平走査回路とを備えており、該垂直走査回路は選択パ
ルスを逐次出力して画素を行単位で線順次走査し、該水
平走査回路は一水平期間毎選択された行の画素に対して
映像信号を書き込み転送する表示装置であって、 前記垂直走査回路は一水平期間毎に一対の画素行を順次
走査し、一方の画素行に対して有効な選択パルスを割り
当て映像信号の書き込み転送を可能とし、他方の画素行
に対して帰線時間に無効な選択パルスを割り当て空転送
を行なう事により、インターレース駆動を可能とした事
を特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記垂直走査回路はフリップフロップの
多段接続からなり矩形クロック信号に同期して矩形スタ
ート信号を順次転送する事により選択パルスを出力し、
且つ矩形クロック信号のデューティ比を一水平期間に占
める帰線時間の割合に応じて設定する事により有効選択
パルスと無効選択パルスとを交互に出力する事を特徴と
する請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記矩形クロック信号のデューティ比は
5〜17%に設定されている事を特徴とする請求項2記
載の表示装置。 - 【請求項4】 マスク手段を含んでおり帰線時間に同期
して無効選択パルスの出力を禁止する事を特徴とする請
求項1記載の表示装置。 - 【請求項5】 タイミングジェネレータを含んでおり、
該垂直走査回路に対してデューティ比切り換え可能に矩
形クロック信号を供給してインターレース駆動とノンイ
ンターレース駆動の選択を可能とした事を特徴とする請
求項2記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7941194A JPH07261713A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7941194A JPH07261713A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261713A true JPH07261713A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13689129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7941194A Pending JPH07261713A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07261713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275008A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Sony Corp | 表示装置 |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP7941194A patent/JPH07261713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275008A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Sony Corp | 表示装置 |
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