[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH07268909A - 作業用走行車におけるチルト型ドーザ - Google Patents

作業用走行車におけるチルト型ドーザ

Info

Publication number
JPH07268909A
JPH07268909A JP8414894A JP8414894A JPH07268909A JP H07268909 A JPH07268909 A JP H07268909A JP 8414894 A JP8414894 A JP 8414894A JP 8414894 A JP8414894 A JP 8414894A JP H07268909 A JPH07268909 A JP H07268909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tilt
dozer
mark
recognizing means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8414894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Soan
規 宗安
Shinji Ishiwada
慎二 石和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP8414894A priority Critical patent/JPH07268909A/ja
Publication of JPH07268909A publication Critical patent/JPH07268909A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントアームの先端部にブレードが左右傾
斜揺動自在に設けられるチルト型ドーザにおいて、ブレ
ードの機体に対する傾斜量を認識できるようにする。 【構成】 ブレード15側に設けられるガイド体22に
目盛23を、フロントアーム11側に設けられる当て板
20にマーク25をそれぞれ印して、ブレード15の機
体に対する傾斜量を認識できるように構成してなる作業
用走行車におけるチルト型ドーザ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ、油圧ショベ
ル等の作業用走行車に装備される作業用走行車における
チルト型ドーザに関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種作業機械においては、作業機アタッチメントとし
て排土板(ブレード)を備えたドーザが設けられるもの
があり、その様なドーザのなかには、該ドーザを強制的
に左右傾斜できるようにした所謂チルト型のものがあ
る。ところが従来、この様なチルト型のものは、単にド
ーザを左右傾斜できるようにしていただけでその傾斜が
具体的にどれ位であるかを知ることができず、この結
果、ドーザが水平状態であるかどうかすらオペレータの
感に頼らざるを得ないという実情にあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる作業用走
行車におけるチルト型ドーザを提供することを目的とし
て創案されたものであつて、機体に上下揺動自在に設け
たフロントアームの先端部に、左右傾斜揺動自在に設け
られる掘削押土作業用のブレードと、該ブレードの左右
傾斜揺動を行うためのアクチュエータを設けてなる作業
用走行車において、前記ブレードとフロントアームとの
あいだに、ブレードの機体に対する傾斜量を認識するた
めの傾斜量認識手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0004】そして本発明は、この構成によつて、ドー
ザの傾斜角度を確実に認識できるようにしたものであ
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は建築用機械である油圧ショ
ベルの走行機体であって、該走行機体1は、クローラ型
走行装置を備えて構成される下部走行体2、該下部走行
体2に旋回自在に設けられる上部旋回体3、上部旋回体
3に設けられる運転席4、ブーム5、アーム6、バケッ
ト7等の各種部材装置を用いて構成されていることは何
れも従来通りである。因みに実施例においては、上部旋
回体3の前部にアーム6、バケット7側の油圧シリンダ
に圧油供給をするための配管3aは、旋回体フレーム3
bに穿設した貫通孔3cを貫通するようにして配される
が、旋回体フレーム3bは、該貫通孔3cが穿設される
部位が肉厚となるように配慮されており、これによっ
て、他の部位まで肉厚にする必要がないので軽量化が計
れると共に、配管3aの貫通孔3cに対する接触面積が
大きくなって接触範囲が拡散され、この結果、圧油供給
時において緊張状態の配管3aが貫通孔3cに接触する
ときの面圧を低くすることができ、配管3aの保護が計
れるように配慮されている。
【0006】8は本発明が実施されるドーザであって、
該ドーザ8は前記下部走行体2の前部にフロントアタッ
チメントとして着脱自在に装着されるようになってい
る。つまり、下部走行体2のフレーム2aの前端部に一
体的に設けられたブラケット9には、取付け軸10を介
してフロントアーム11が上下揺動自在に軸支されてい
るが、該フロントアーム11は、フロントアーム11と
フレーム2aとのあいだに設けた昇降用油圧シリンダ1
2の伸縮作動によって上下揺動するようになっている。
【0007】フロントアーム11の前端部には支持フレ
ーム13が架橋状に設けられているが、該支持フレーム
13の左右方向中央位置下部に支持筒体14が軸芯を前
後方向に向くようにして一体的に設けられている。一
方、15はブレードであって、該ブレード15の左右方
向中央位置に支軸16の前端部が一体的に設けられてお
り、該支軸16のブレード後端から突出する後端部が前
記支持筒体14に軸芯回りに回動自在に軸支されてい
る。
【0008】17はブレード15を揺動させるためのチ
ルト用油圧シリンダであって、該チルト用油圧シリンダ
17は、フロントアーム11の前端部から上方に向けて
一体的に突設した支持ブラケット18とブレード15後
端部の左右方向中央部に一体的に突設した支持ブラケッ
ト19とのあいだに介装されている。そしてブレード1
5は、該チルト用油圧シリンダ17を伸縮させることに
基づき支軸16を支点として左右傾斜揺動するように設
定されている。
【0009】20はフロントアーム11の前端に一体的
に設けた当て板であって、該当て板20にブレード15
の後面板21が摺動自在に当てがわれることになるが、
当て板20の外端縁部が、ブレード15の後面板21に
鉤状に設けたガイド体22に上下揺動ガイドがなされる
よう嵌合係止している。このガイド体22の後面(つま
り運転席4に座するオペレータが目視できる面)には目
盛(角度目盛)23が設けられている。一方、当て板2
0の後面には、前記目盛23に対応してマーク24が設
けられている。そして、マーク24が指す目盛23を読
み取ることでブレード15の機体に対する傾斜角度を知
ることができるようになっている。
【0010】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、ブレード15を用いた掘削押土作業を行う場合
に、チルト用油圧シリンダ17を伸縮せしめることでブ
レード15の左右何れか一方が上昇したチルト姿勢とな
り、このチルト姿勢での掘削押土作業を行うことができ
る。
【0011】このように、本発明が実施されたものにお
いては、チルト姿勢での掘削押土作業を行うことができ
るものであるが、その場合にブレード15の機体に対す
る傾斜角度を、マーク24が指している目盛23を読み
取ることで直ちに認識することができ、この結果、所望
姿勢での掘削押土作業を確実に行うことができる。
【0012】しかもブレード15の傾斜角度の認識を行
うための目盛23およびマーク24が、ブレード15を
ガイドするために必要なガイド体22および当て板20
に設けられていることにより、別途専用部材を用意する
必要がなく部品点数が増加する等の問題が生じることも
ないうえ、ブレード15の後面の状態を見ながら行う掘
削押土作業において極く自然にブレード15の傾斜状態
を認識することができるという利点もある。
【0013】尚、本発明は前記実施例に限定されないも
のであることは勿論であって、目盛を当て板に設け、マ
ークをガイド体に設けるようにすることもできる。ま
た、図7に示す第二実施例のように、平行状態で相対向
するように設定されるマーク(合いマーク)25、25
として簡略化したものでもよい。さらには、傾斜量を電
気的信号に変換するものであってもよい。その様なもの
としては、ブレード支軸16の回動量検知をすべく支軸
部位に検知センサを設けても良いが、さらには、図8に
示す第三実施例のように、ガイド体22と当て板20と
のあいだに、ブレード15の機体に対する傾斜量検知を
する検知センサ(例えばストロークセンサの様なもの)
26を設け、該検知センサ26からの検知信号が、運転
席に設けられるチルト調整器27の調整量と一致するよ
う自動制御する構成にしておけば、自動チルト制御がで
き操作性の向上が図れるが、この場合に、機体側に水平
検知センサ28を設け、該水平検知センサ28の検知値
に基づき演算される機体の水平線に対する傾斜角で補正
してやることで、ブレード15の水平線に対する傾斜角
制御を自動的に行うことができることになって都合が良
い。
【0014】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、チルト姿勢での掘削押土作業を行
う場合に、オペレータは、ブレードの機体に対する傾斜
量を傾斜量認識手段によって認識することができ、この
結果、所望姿勢での掘削押土作業を確実に行うことがで
きる。さらに、前記傾斜量認識手段を、ブレードの揺動
ガイドをすべくフロントフレーム側に設けた当て板と、
該当て板のカイドをするガイド体とに設けた場合には、
傾斜量認識手段用の専用部材を別途用意する必要がない
うえ、ブレードの後面の状態を見ながら行う掘削押土作
業において極く自然にブレードの傾斜状態を認識するこ
とができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】ドーザの平面図である。
【図3】ドーザの正面図である。
【図4】ドーザの背面図である。
【図5】ドーザの一部断面側面図である。
【図6】要部の拡大図である。
【図7】第二実施例を示す要部拡大図である。
【図8】第三実施例を示す要部拡大図である。
【図9】配管状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
8 ドーザ 11 フロントアーム 15 ブレード 17 チルト用油圧シリンダ 20 当て板 22 ガイド体 23 目盛 24 マーク 25 合いマーク 26 傾斜量検知センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に上下揺動自在に設けたフロントア
    ームの先端部に、左右傾斜揺動自在に設けられる掘削押
    土作業用のブレードと、該ブレードの左右傾斜揺動を行
    うためのアクチュエータを設けてなる作業用走行車にお
    いて、前記ブレードとフロントアームとのあいだに、ブ
    レードの機体に対する傾斜量を認識するための傾斜量認
    識手段を設けたことを特徴とする作業用走行車における
    チルト型ドーザ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、傾斜量認識手段は、
    目盛と、該目盛に対向するマークとで構成されているこ
    とを特徴とする作業用走行車におけるチルト型ドーザ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、傾斜量認識手段は、
    ブレードが機体に対して水平姿勢になった状態で互いに
    対向する合いマークで構成されていることを特徴とする
    作業用走行車におけるチルト型ドーザ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、傾斜量認識手段は、
    ブレードの機体に対する傾斜量を電気的信号に変換して
    出力する傾斜検知手段としたことを特徴とする作業用走
    行車におけるチルト型ドーザ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、傾斜量認識手段
    は、ブレードの揺動ガイドをすべくフロントフレーム側
    に設けた当て板と、該当て板のカイドをするガイド体と
    に設けられていることを特徴とする作業用走行車におけ
    るチルト型ドーザ。
JP8414894A 1994-03-30 1994-03-30 作業用走行車におけるチルト型ドーザ Withdrawn JPH07268909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8414894A JPH07268909A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 作業用走行車におけるチルト型ドーザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8414894A JPH07268909A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 作業用走行車におけるチルト型ドーザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07268909A true JPH07268909A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13822423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8414894A Withdrawn JPH07268909A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 作業用走行車におけるチルト型ドーザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07268909A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016292A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 株式会社クボタ ドーザ装置
JP2010037788A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010037786A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010037787A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010138597A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010174448A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排土装置
JP2013068078A (ja) * 2012-12-12 2013-04-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2013238107A (ja) * 2013-08-01 2013-11-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排土装置
JP2020012255A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP2021156049A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016292A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 株式会社クボタ ドーザ装置
JP2010037788A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010037786A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010037787A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kubota Corp ドーザ装置
KR101303527B1 (ko) * 2008-08-04 2013-09-03 가부시끼 가이샤 구보다 도저 장치
US8678103B2 (en) 2008-08-04 2014-03-25 Kubota Corporation Dozer apparatus
JP2010138597A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Kubota Corp ドーザ装置
JP2010174448A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排土装置
JP2013068078A (ja) * 2012-12-12 2013-04-18 Kubota Corp ドーザ装置
JP2013238107A (ja) * 2013-08-01 2013-11-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排土装置
JP2020012255A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP2021156049A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102488448B1 (ko) 쇼벨
AU2007202403B2 (en) Motor grader and control system therefor
US7730646B2 (en) Swivel work machine
US10480160B2 (en) Work vehicle and method of controlling work vehicle
JPH07268909A (ja) 作業用走行車におけるチルト型ドーザ
JP3655429B2 (ja) 建設機械の操作レバー装置
US7430954B2 (en) Work machine
JP4322263B2 (ja) 建設機械の操縦装置
JP3174279B2 (ja) バケット付き建設機械
JP3266803B2 (ja) バケット付き建設機械
JP2907684B2 (ja) バックホウ
JP2696332B2 (ja) バケット作業部の姿勢制御装置
JP2877716B2 (ja) バックホーのアーム角度検出装置
JP3399828B2 (ja) 作業機のブーム角度検出装置
JP2786716B2 (ja) 作業状態表示装置
JPH05202532A (ja) 多関節建設機械の作業機操作装置
JP2023171009A (ja) 作業機械およびスイング角度情報検出装置
JP4782052B2 (ja) 作業機
JP3437279B2 (ja) 作業車のアクセル位置自動変更構造
JPH11269902A (ja) 作業機のオフセット位置検出装置
JP5073330B2 (ja) 作業機
JPS61221424A (ja) フロントロ−ダの作業具水平制御装置
JP3389303B2 (ja) 油圧式パワーショベルの直線掘削制御装置
JPS6124603Y2 (ja)
JPH05255953A (ja) バックホウ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605