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JPH07268506A - 析出性の、およびまたは応力敏感性の、およびまたは偏析性の銅合金のストリップ鋳造法 - Google Patents

析出性の、およびまたは応力敏感性の、およびまたは偏析性の銅合金のストリップ鋳造法

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Publication number
JPH07268506A
JPH07268506A JP21980592A JP21980592A JPH07268506A JP H07268506 A JPH07268506 A JP H07268506A JP 21980592 A JP21980592 A JP 21980592A JP 21980592 A JP21980592 A JP 21980592A JP H07268506 A JPH07268506 A JP H07268506A
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JP
Japan
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copper
less
strip
casting method
iron
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JP21980592A
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JP3058376B2 (ja
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Wolfgang Dr Duerrschnabel
ドゥレッシュナベル ウォルフグラング
Hilmar R Dr Mueller
アール ミューラー ヒルマー
Georg Dr Kehse
ケヘッセ ジョーグ
Andreas Dr Boegel
ボーゲル アンドラス
Monika Dr Breu
ブレウ モニカ
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Wieland Werke AG
Original Assignee
Wieland Werke AG
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Publication date
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Publication of JPH07268506A publication Critical patent/JPH07268506A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0631Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a travelling straight surface, e.g. through-like moulds, a belt

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 析出物を生ずる銅合金の場合は、析出物の形
成を完全に抑制するか、後処理を行なわずに極めて微細
な分散体を形成し、応力に敏感な銅合金に関しては、固
有応力の形成を防止し、偏析し易い合金の場合は、合金
を直接に冷間加工できる程度に偏析現象を抑制する形式
の、析出性のおよびまたは応力敏感性のおよびまたは偏
析性の銅合金の鋳造法を提供することとする。 [構成] 析出性のおよびまたは応力敏感性のおよびま
たは偏析性の銅合金の湯3からストリップ1を製造する
鋳造法において、固化速度X=0.2−8mm/sを順
守して厚さDが8mm以下のストリップ1を鋳造するこ
ととする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、析出性の、およびまた
は応力敏感性の、およびまたは偏析性の銅合金のストリ
ップ鋳造法に関する。
【0002】
【発明の背景】よく知られているように、一連の銅合金
は、従来のブロック鋳造法、以降の熱間加工および中間
焼きもどしを含む冷間加工によって全くまたは経済的に
は製造できない。何故ならば、(a)粒界析出、偏析ま
たは別の不均一性にもとづき、熱間加工が困難であるか
らであるか、(b)通常の冷却後の鋳造プレートが応力
に敏感であるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題点の一部
は、厚さ約10ー20mmのストリップの従来の慣用の
鋳造によって緩和されるが、上述の欠点(特に、偏析現
象)は、十分には抑制できない。従って、上記のより厚
いストリップは、以降の本来の加工前に、鋳造または僅
かな冷間加工の直後に、例えば、高温における均一化焼
きもどしを必要とする。
【0004】
【発明の目的】従って、本発明は、析出物を生ずる銅合
金の場合は、析出物の形成を完全に抑制するか、後処理
を行なわずに極めて微細な分散体を形成し、応力に敏感
な銅合金に関しては、固有応力の形成を防止し、偏析し
易い合金の場合は、合金を直接に冷間加工できる程度に
偏析現象を抑制する形式の、析出性のおよびまたは応力
敏感性のおよびまたは偏析性の銅合金の鋳造法を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明にも
とづき、固化速度X=0.2−8mm/sを順守して厚
さDが8mm以下のストリップを鋳造することによっ
て、解決される。この場合、固化速度は、結晶フロント
が液相中を進行する平均速度と理解される。
【0006】
【作用】上記条件の順守によって、場合によっては鋳造
表層を機械的に除去した後、切削、冷間圧延等の加工を
直ちに実施できる適切な組織状態がその場で、得られ
る。同時に、鋳造品が薄いことによって、製品の応力も
妥当な程度に小さくなる。
【0007】DE−PS3、803、194には、偏析
を回避するため高い冷却速度を提案したリン青銅のスト
リップ鋳造法が記載されているが、この場合、析出性の
または応力敏感性のまたは強い偏析性の銅合金の上記欠
点を避けるため、融点から鋳造プロセスの最終温度まで
の冷却速度が金属学的に重要でないことは知られない。
湯の固化時の固化フロントの速度と局部的温度勾配との
適切な組み合わせが重要であると思われる。液相/固相
混合物の冷却速度の定義も、上記組み合わせおよびその
永続的な保持を正しく説明するものではない。しかしな
がら、この場合、本発明に係る鋳造法は、目的に合致し
た作業態様を与える。
【0008】本発明に係る鋳造法によって固化速度およ
び局部的温度勾配を制御することによって、特定の固化
プロセスが適切に抑制され、別の固化プロセスが促進さ
れるよう、固化フロントの分布平衡を構成できる。かく
して、例えば、包晶固化プロセス(例えば、銅−鉄系ま
たは銅−スズ系において鉄の望ましくない1次析出(C
uFeの場合)または望ましくない強い偏析(CuSn
の場合)を伴うプロセスを改変して、固化プロセスを共
晶状態で推移させ、望ましくない結果を排除できる。
【0009】本発明に係る鋳造法を適用した際に認めら
れる上記事項は、最新の研究結果(例えば、D、H.S
tJohn、Acta metall mater、3
8(1990)、631ー636)によって支持され
る。
【0010】本発明に係る方法の場合、鋳造品の適切な
厚さを検知することによって、必要な固化速度の調節を
行なう。この場合、熱伝導度のより大きい材料を使用す
れば、本発明に係る上部厚さ範囲のより厚いストリップ
を鋳造でき、熱伝導度がより小さい場合は、ストリップ
厚さの下限において作業するのが好ましい。別の調節パ
ラメータは、冷却作用、即ち、散水量および鋳造速度で
ある。
【0011】中程度の熱伝導度(10ー80W/mK)
の銅合金の場合、厚さ範囲1ー5mmのストリップを鋳
造するのが好ましい。析出性および偏析性の合金の場合
は特に、6ー8mm/sの固化速度Xを順守するのが好
ましい。大きい固化速度は、強力に冷却される循環金属
ベルト上に湯を注ぐことによって達成するのが好まし
い。
【0012】この場合、湯の注入は、方向変更ロールの
9時位置と12時位置との間の位置または双方の移送ロ
ールの間に張られた冷却ベルトに行なう。
【0013】本発明に係る鋳造法にもとづき、特に、析
出性のおよびまたは応力敏感性のまたは偏析性の銅合金
のグループを処理できる。
【0014】下記組成の銅−鉄−亜鉛−リン合金:鉄
1.8ー2.6%、亜鉛0.05ー0.2%、リン0.
015ー0.15%。残部は、銅、通常の不純物および
チタン、ジルコニウム、マグネシウム、スズから成るグ
ループから選択した1つまたは複数の元素の0.5%以
下の添加物である。
【0015】下記組成の銅−鉄−リン合金:鉄0.05
ー1.5%、リン0.01ー0.45%。残部は、銅、
通常の不純物およびマグネシウム、チタン、ジルコニウ
ム、ベリリウム、スズから成るグループから選択した1
つまたは複数の元素の0.4%以下の添加物である。
【0016】下記組成の銅−クロム合金:クロム0.3
ー1.2%。残部は、銅、通常の不純物およびジルコニ
ウム、チタン、鉄、シリコンから成るグループから選択
した1つまたは複数の元素の0.5%以下の添加物であ
る。
【0017】下記組成の銅−クロム−チタン−シリコン
合金:クロム0.1ー0.5%、チタン0.01ー0.
5%、シリコン0.01ー0.25%。残部は、銅、通
常の不純物および亜鉛、鉄、ニッケルから成るフループ
から選択した1つまたは複数の元素の0.4%以下の添
加物である。
【0018】下記組成の銅−ジルコニウム合金:ジルコ
ニウム0.02ー0.3%。残部は、銅、通常の不純物
および鉄、クロム、スズ、リンから成るグループから選
択した1つまたは複数の元素の0.4%以下の添加物で
ある。
【0019】下記組成の銅−ニッケル−スズ合金:ニッ
ケル5.0ー15.5%、スズ2ー8.5%。残部は、
銅と、通常の不純物と、1.5%以下のマンガン、鉄お
よび亜鉛と、0.5%以下のクロム、チタン、マグネシ
ウムおよびジルコニウムと、0.3%以下のリンとから
成るグループから選択した1つまたは複数の元素の添加
物とから成る。
【0020】下記組成の銅−ニッケル−スズ−チタン−
クロム合金:ニッケル0.2ー3.0%、スズ0.2ー
3.0%、チタン0.1ー1.5%、クロム0.5ー1
%。残部は、銅、通常の不純物および鉄、亜鉛から成る
グループから選択した1つまたは複数の元素の1%以下
の添加物である。
【0021】下記組成の銅−ニッケル−スズ−アルミニ
ウム合金:ニッケル4ー10%、スズ1ー3%、アルミ
ニウム1ー3%。残部は、銅と、通常の不純物と、1%
以下のマンガン、鉄、亜鉛およびシリコンと0.5%以
下のジルコニウム、クロムおよびチタンと0.3%以下
のマグネシウムおよびリンとから成るグループから選択
した1つまたは複数の元素の添加物とから成る。
【0022】上記組成の銅−ニッケル−シリコン合金:
ニッケル1ー4%、シリコン0.2ー0.8%。残部
は、銅と、通常の不純物と、1.5%以下の鉄、マンガ
ン、亜鉛およびスズと0.8%以下のクロム、チタンお
よびマグネシウムと0.3%以下のジルコニウムおよび
リンとから成るグループから選択した1つまたは複数の
元素の添加物とから成る。
【0023】下記組成の銅−スズ−リン合金:スズ1ー
11%、リン0.01ー0.35%。残部は、銅と、通
常の不純物と、6%以下の亜鉛と2.5%以下の鉄、マ
ンガンおよびニッケルと0.5%以下のクロム、チタン
およびマグネシウムと0.2%以下のジルコニウムとか
ら成るグループから選択した1つまたは複数の元素の可
能な添加物とから成る。
【0024】下記組成の銅−亜鉛合金:亜鉛2ー5%。
残部は、銅と、通常の不純物と、4%以下の鉛と2%以
下の鉄およびスズと3%以下のニッケルと2%以下のシ
リコンと0.5%以下のクロム、チタンおよびマグネシ
ウムと0.3%以下のジルコニウムと0.2%以下のリ
ンとから成るグループから選択した1つまたは複数の元
素の可能な添加物とから成る。
【0025】
【実施例】以下の実施例を参照して本発明を詳細に説明
する。図1に、厚さDの目標寸法の金属ストリップ1を
連続的に製造する鋳造装置を示した。分配器2内にある
金属湯3は、チャンネル4を介して、上部から、方向変
更ロール6、7を介して循環するエンドレス金属製冷却
ベルト5に供給される。金属ベルト5は、下面から強力
に冷却される(6で示した水ノズル参照)。強力な冷却
によって、急速な放熱が達成され、かくして、別の操作
パラメータと組み合わせて大きい固化速度が達成され
る。
【0026】
【実施例1】上述の装置によって、合金CuNi8Al
1.6Sn1.7から成る厚さD=7mmおよび巾20
0mmのストリップ1を鋳造速度10m/min.で鋳
造した。この場合、固化速度はX=2.2mm/sであ
った。鋳造ストリップの上面および下面からそれぞれ
0.5mmの厚さをフライス盤で切除した後、エッジク
ラックおよび圧延欠陥を生ずることなく材料を90%だ
け冷間圧延できた。寸法820×130×約5、000
mmの熱間圧延プレートの通常の連鋳時、続いて熱間圧
延できず、均一化後も、熱間圧延すると板巾の1/3に
わたって延びる極めて強いエッジクラックを発生する組
織が生じた。
【0027】図2に、本発明にもとづき製造したストリ
ップの鋳造組織を50倍に拡大して示した。なお、微細
なデンドライト構造が認められるが、その枝間隔は、通
常の鋳造品の場合の数値の1/5にすぎず、更に、粒界
に析出物も認められなかった。
【0028】
【実施例2】合金CuNi6Sn6から成る厚さ6.5
mm、巾150mmのストリップ1を鋳造速度12m/
min.で鋳造した。この場合、固化速度はX=2.1
mm/sであった。鋳造ストリップの上面および下面か
らそれぞれ0.5mmの厚さをフライ盤で切除した後、
エッジクラックまたは他の圧延欠陥を生ずることなく、
材料を87%だけ冷間圧延できた。
【0029】図3に、鋳造ストリップの組織を1、00
0倍に拡大して示した。僅かな析出物が認められたが、
加工性が損なわれなかった。
【0030】一方、通常の連鋳法でストリップまたは板
を鋳造した場合、図4に示した組織(倍率:1、00
0)が得られた。これらの暗い縞状組織範囲の平均スズ
含量は、周囲に比して約5重量%だけ大きい。即ち、こ
れは、共晶の形で固化した偏析である。この組織の加工
性は、熱間においても冷間においても極めて制限され
る。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る銅合金のストリップ鋳造法
は上述のように構成される。そのため、析出物を生ずる
場合にはその析出物の形成を抑えるか、後処理を行なわ
ずに極めて微細な分散形態とし、応力に敏感な場合には
固有応力の形成を防止し、偏析し易い場合には、合金を
直接に冷間加工できる程度に偏析現象を抑制することが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】厚さDの目標寸法の金属ストリップを連続的に
製造する鋳造装置を示す概略側面図である。
【図2】本発明により得られたストリップの鋳造組織を
50倍に拡大した拡大図である。
【図3】1、000倍に拡大した拡大図である。
【図4】通常の連鋳法で得たストリップの鋳造組織を
1、000倍に拡大した拡大図である。
【符号の説明】
1 ストリップ 2 分配器 3 金属湯 4 チャンネル 5 冷却ベルト 6 方向変更ロール 7 方向変更ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22F 1/08 A (72)発明者 ヒルマー アール ミューラー ドイツ国、D−7919 ホヘール ベレンベ ルグ グラベン11 (72)発明者 ジョーグ ケヘッセ ドイツ国、D−7958 ローヘイム アホー ンウェグ48 (72)発明者 アンドラス ボーゲル ドイツ国、D−7913 センデン グタシュ トラーセ16 (72)発明者 モニカ ブレウ ドイツ国、D−7900 ウルム ウィンシュ トラーセ69

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 析出性のおよびまたは応力敏感性のおよ
    びまたは偏析性の銅合金の湯3からストリップ1を製造
    する鋳造法において、固化速度X=0.2−8mm/s
    を順守して厚さDが8mm以下のストリップ1を鋳造す
    ることを特徴とする鋳造法。
  2. 【請求項2】 厚さ範囲D=1−5mmのストリップ1
    を鋳造することを特徴とする請求項1の鋳造法。
  3. 【請求項3】 固化速度X=6−8mm/sを順守する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2の鋳造法。
  4. 【請求項4】 強力に冷却される循環金属ベルト5上に
    湯3を注ぐことを特徴とする請求項1ー3の1つまたは
    複数に記載の鋳造法。
  5. 【請求項5】 方向変更ロール6の9時位置と12時位
    置との間の範囲において金属ベルト5上に湯3をチャー
    ジすることを特徴とする請求項4の鋳造法。
  6. 【請求項6】 方向変更ロール6の頂点の後方で金属ベ
    ルト5上に湯3上にチャージすることを特徴とする請求
    項4の鋳造法。
  7. 【請求項7】 下記組成、即ち、鉄1.8ー2.6%と
    亜鉛0.05ー0.2%とリン0.015ー0.15%
    とを含み、残部が、銅と、通常の不純物と、チタン、ジ
    ルコニウム、マグネシウム、スズから成るグループから
    選択した1つまたは複数の元素の0.5%以下の添加物
    とから成る銅−鉄−亜鉛−リン合金から成るストリップ
    1を鋳造することを特徴とする請求項1ー6の1つまた
    は複数に記載の鋳造法。
  8. 【請求項8】 下記組成、即ち、鉄0.05ー1.5%
    とリン0.01ー0.45%とを含み、残部が、銅と、
    通常の不純物と、マグネシウム、チタン、ジルコニウ
    ム、ベリリウム、スズから成るグループから選択した1
    つまたは複数の元素の0.4%以下の添加物とから成る
    銅−鉄−リン合金から成るストリップ1を鋳造すること
    を特徴とする請求項1ー6の1つまたは複数に記載の鋳
    造法。
  9. 【請求項9】 下記組成、即ち、クロム0.3ー1.2
    %を含み、残部が、銅と、通常の不純物と、ジルコニウ
    ム、チタン、鉄、シリコンから成るグループから選択し
    た1つまたは複数の元素の0.5%以下の添加物とから
    成る銅−クロム合金から成るストリップ1を鋳造するこ
    とを特徴とする請求項1ー6の1つまたは複数に記載の
    鋳造法。
  10. 【請求項10】 下記組成、即ち、クロムの0.1ー
    0.5%とチタン0.01ー0.5%とシリコン0.0
    1ー0.25%とを含み、残部が、銅と、通常の不純物
    と、亜鉛、鉄、ニッケルから成るグループから選択した
    1つまたは複数の元素の0.4%以下の添加物とから成
    る銅−クロム−チタン−シリコン合金から成るストリッ
    プ1を鋳造することを特徴とする請求項1ー6の1つま
    たは複数に記載の鋳造法。
  11. 【請求項11】 下記組成、即ち、ジルコニウム0.0
    2ー0.3%を含み、残部が、銅と、通常の不純物と、
    鉄、クロム、スズ、リンから成るグループから選択した
    1つまたは複数の0.4%以下の添加物とから成る銅−
    ジルコニウム合金から成るストリップ1を鋳造すること
    を特徴とする請求項1ー6の1つまたは複数に記載の鋳
    造法。
  12. 【請求項12】 下記組成、即ち、ニッケル5.0ー1
    5.5%と、スズ2ー8.5%とを含み、残部が、銅
    と、通常の不純物と、1.5%以下のマンガン、鉄およ
    び亜鉛と、0.5%以下のクロム、チタン、マグネシウ
    ムおよびジルコニウムと、0.3%以下のリンとから成
    るグループから選択した1つまたは複数の元素の添加物
    とから成る銅−ニッケル−スズ合金から成るストリップ
    1を鋳造することを特徴とする請求項1ー6の1つまた
    は複数に記載の鋳造法。
  13. 【請求項13】 下記組成、即ち、ニッケル0.2ー
    0.3%と、スズ0.2ー3.0%と、チタン0.1ー
    1.5%と、クロム0.5ー1%とを含み、残部が、銅
    と、通常の不純物と、鉄および亜鉛から成るグループか
    ら選択した1つまたは複数の元素の1%以下の添加物と
    から成る銅−ニッケル−スズ−チタン−クロム合金から
    成るストリップ1を鋳造することを特徴とする請求項1
    ー6の1つまたは複数に記載の鋳造法。
  14. 【請求項14】 下記組成、即ち、ニッケル4ー10%
    と、スズ1ー3%と、アルミニウム1ー3%とを含み、
    残部が、銅と、通常の不純物と、1%以下のマンガン、
    鉄、亜鉛およびシリコンと、0.5%以下のジルコニウ
    ム、クロムおよびチタンと、0.3%以下のマグネシウ
    ムおよびリンとから成るグループから選択した1つまた
    は複数の元素の添加物とから成る銅−ニッケル−スズ−
    アルミニウム合金から成るストリップ1を鋳造すること
    を特徴とする請求項1ー6の1つまたは複数に記載の鋳
    造法。
  15. 【請求項15】 下記組成、即ち、ニッケル1ー4%
    と、シリコン0.2ー0.8%とを含み、残部が、銅
    と、通常の不純物と、1.5%以下の鉄、マンガン、亜
    鉛およびスズと、0.8%以下のクロム、チタンおよび
    マグネシウムと、0.3%以下のジルコニウムおよびリ
    ンとから成るグループから選択した1つまたは複数の元
    素の添加物とから成る銅−ニッケル−シリコン合金から
    成るストリップ1を鋳造することを特徴とする請求項1
    ー6の1つまたは複数に記載の鋳造法。
  16. 【請求項16】 下記組成、即ち、スズ1ー11%と、
    リン0.01ー0.35%とを含み、残部が、銅と、通
    常の不純物と、6%以下の亜鉛と、2.5%以下の鉄、
    マンガンおよびニッケルと、0.5%以下のクロム、チ
    タンおよびマグネシウムと、0.2%以下のジルコニウ
    ムとから成るグループから選択した1つまたは複数の元
    素の可能な添加物とから成る銅−スズ合金から成るスト
    リップ1を鋳造することを特徴とする請求項1ー6の1
    つまたは複数に記載の鋳造法。
  17. 【請求項17】 下記組成、即ち、亜鉛2ー51%を含
    み、残部が、銅と、通常の不純物と、4%以下の鉛と、
    2%以下の鉄およびスズと、3%以下のニッケルと、2
    %以下のシリコンと、0.5%以下のクロム、チタンお
    よびマグネシウムと、0.3%以下のジルコニウムと、
    0.2%以下のリンとから成るグループから選択した1
    つまたは複数の元素の添加物とから成る銅−亜鉛合金か
    ら成るストリップ1を鋳造することを特徴とする請求項
    1ー6の1つまたは複数に記載の鋳造法。
JP04219805A 1991-08-03 1992-07-27 析出性の、およびまたは応力敏感性の、およびまたは偏析性の銅合金のストリップ鋳造法 Expired - Lifetime JP3058376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4126079.1-24 1991-08-03
DE19914126079 DE4126079C2 (de) 1991-08-07 1991-08-07 Bandgießverfahren für ausscheidungsbildende und/oder spannungsempfindliche und/oder seigerungsanfällige Kupferlegierungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07268506A true JPH07268506A (ja) 1995-10-17
JP3058376B2 JP3058376B2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=6437828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04219805A Expired - Lifetime JP3058376B2 (ja) 1991-08-03 1992-07-27 析出性の、およびまたは応力敏感性の、およびまたは偏析性の銅合金のストリップ鋳造法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0526755B1 (ja)
JP (1) JP3058376B2 (ja)
AU (1) AU647650B2 (ja)
DE (2) DE4126079C2 (ja)
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