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JPH0724821U - 複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置 - Google Patents

複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置

Info

Publication number
JPH0724821U
JPH0724821U JP6038893U JP6038893U JPH0724821U JP H0724821 U JPH0724821 U JP H0724821U JP 6038893 U JP6038893 U JP 6038893U JP 6038893 U JP6038893 U JP 6038893U JP H0724821 U JPH0724821 U JP H0724821U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
transfer
article
chain
conveyor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6038893U
Other languages
English (en)
Inventor
安彦 山路
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社椿本チエイン filed Critical 株式会社椿本チエイン
Priority to JP6038893U priority Critical patent/JPH0724821U/ja
Publication of JPH0724821U publication Critical patent/JPH0724821U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直方向に離間した複数段のコンベヤライン
間で且つコンベヤラインの中間部分で物品の移載を行な
うことができる移載装置の提供。 【構成】 移載装置20は、隙間を設けて物品を搬送す
る方向に配列された3基の搬送コンベヤを具えた複数段
のコンベヤユニット21と、このコンベヤユニット21
と直交し且つ垂直面において循環移動する複数のチェー
ン58を具えた移載コンベヤ22と、この移載コンベヤ
を昇降させて上記隙間にチェーンを進入させるリフタ2
3とを有している。チェーンはコンベヤユニットの幅の
2倍以上の水平長さを有している。チェーンは、リフタ
によって上昇し、隙間に進入し、上段のコンベヤライン
31上を搬送されてくる物品Wをコンベヤユニットから
浮き上がらせ、コンベヤユニットの脇に移動させる。そ
の後、チェーンは、下降し、下段のコンベヤユニットの
隙間に進入し、物品を下段のコンベヤユニットの真上に
搬送し、さらに、下降して、その物品をコンベヤユニッ
ト上に降ろす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、垂直方向に離間した複数段のコンベヤライン間で且つコンベヤライ ンの中間において物品の移載を行なうための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数段のコンベヤライン間で物品の移載を行なう移載装置として、特開 平3−98830号公報に記載の装置がある。 この移載装置は、図5に示すように、トレー(物品、図示省略)と、トレーに 載せられている搬送物(図示省略)とを分離する装置であり、間隔をおいて長手 方向に配列された2基のコンベヤ11,12間の空間13と下段の受取コンベヤ 14との間で昇降し、トレーによって運ばれてきた搬送物を引継コンベヤ15上 に置き去りにしてトレーを上段のコンベヤ11から受取コンベヤ14を介して下 段のコンベヤ18に移載するようになっている。
【0003】 搬送物は、トレーと分離されてから、引継コンベヤ15によって他方のコンベ ヤ12に送られ、上段のコンベヤライン16を搬送されていく。 なお、トレーは、移載装置10によって下降させられるとき、引継コンベヤ1 5を通り抜けることができるように、引継コンベヤ15に対応する部分が刳り貫 かれた形状に形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような移載装置10は、次の問題点を有している。 (1) トレーを上段のコンベヤライン16から下段のコンベヤライン17に移載 している間に、上段の2基のコンベヤ11,12間に空間13が生じ、次に搬送 されてくるトレーがその空間13から落下する恐れがある。このため、上段のコ ンベヤライン16のトレーの搬送効率が悪い。 (2) 受取コンベヤ14を必要とし、3段以上のコンベヤライン間での移載を行 なうことができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、物品を搬送する方向に整列して互いに隙間を有して配列された3基 以上の搬送コンベヤを具えた複数段のコンベヤユニットと、前記コンベヤユニッ トと直交し且つ垂直面において同期循環移動する複数のチェーン又はベルトを具 えた移載コンベヤと、前記移載コンベヤを昇降させて前記チェーン又はベルトを 前記隙間に進入させるリフタとを有してなる移載装置により、前記の課題を解決 した。
【0006】
【作用】
上段のコンベヤラインから下段のコンベヤラインへ物品を移載する場合につい て説明する。 移載コンベヤは、チェーンを具えているものとする。 移載コンベヤは、上段のコンベヤラインのコンベヤユニットの下面近くに待機 している。 物品は、上段のコンベヤライン上を搬送されてくる。 所望の物品が移載コンベヤの真上まで搬送されてくると、リフタは、移載コン ベヤを上昇させ、移載コンベヤのチェーンをコンベヤユニットの隙間に進入させ る。リフタは、チェーンによって所望の物品を上段のコンベヤユニットから浮か せた状態で停止する。チェーンは、その所望の物品をコンベヤユニットの脇に搬 送する。
【0007】 その後、リフタは移載コンベヤを下降させる。移載コンベヤはチェーンに所望 の物品を載せたま下降させられる。 チェーンは、下降中に、複数段のコンベヤユニットの隙間を通過させられる。 リフタは、チェーンを所望のコンベヤラインのコンベヤユニットの隙間に進入 させた時点で、移載コンベヤの下降を停止させる。 移載コンベヤは、チェーンが所望のコンベヤユニットの上面からやや突出した 状態で下降を停止させられる。このとき、所望の物品は、所望のコンベヤライン のコンベヤユニットの脇に待機した状態になる。
【0008】 その後、チェーンは、物品をコンベヤユニットの脇からコンベヤユニットの真 上に搬送する。 最後に、リフタは、移載コンベヤを下降させ、チェーンを隙間から抜き出す。 この結果、物品は、所望のコンベヤユニット上に降ろされ、所望のコンベヤラ イン上を搬送されていく。 下段のコンベヤラインから上段のコンベヤラインへの物品の移載は、逆の動作 によって行なわれる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 移載装置20は、垂直方向に離間した複数段のコンベヤライン間で物品の移載 を行なう装置である。 移載装置20は、コンベヤユニット21、移載コンベヤ22、リフタ23等で 構成され、これらはユニット化されている。 移載装置20は、コンベヤライン31,32の長手方向の中間に組み込まれて いる。
【0010】 コンベヤユニット21は、各段のコンベヤライン31,32(図1参照)の長 手方向の中間に組み込まれ、3基のローラコンベヤ(搬送コンベヤ)33,34 ,35(図2参照)、2つのストッパ36,37等で構成されている。 3基のローラコンベヤ33,34,35は、各々駆動源を有しており、物品の 搬送方向に整列し隙間S,Sを設けて並べられている。 3基のローラコンベヤの内、両端のローラコンベヤ33,35はコンベヤライ ン31,32のコンベヤと兼用されている。又、両端のローラコンベヤ33,3 5には、出没可能なストッパ36,37が設けられている。 なお、ローラコンベヤの替わりにベルトコンベヤを使用してもよい。
【0011】 移載コンベヤ22は、コンベヤユニット21上の物品をコンベヤユニット21 の脇へ運んだり、コンベヤユニット21の脇からコンベヤユニット21の真上へ 運んだりするコンベヤである。 移載コンベヤ22は、2本のチェーン58,58、ガイドプレート58’,5 8’、スプロケット59,59,60,60,61、モータ39等で構成されて いる。
【0012】 2本のチェーン58,58(図2参照)は、後述するリフタ23の昇降フレー ム38上に平行に設けられている。チェーン58は、コンベヤユニット21に対 して直交している。 2本のチェーン58,58は、コンベヤユニット21の幅の2倍以上の水平長 さを有しており、昇降フレーム38上のモータ39によって垂直面において同期 循環移動するようになっている。 チェーン58,58は、通常、ローラチェーンであり、そのローラ又は別に設 けたガイドローラ(いずれも図示せず。)がガイドプレート58’,58’上を 転動し、搬送物の重量を支えるようになっている。
【0013】 なお、移載コンベヤは、物品の形状、大きさ、重量等によっては3本以上のチ ェーンを具えていてもよい。この場合、コンベヤユニットは、チェーンの本数に 合わせた数の隙間を具えていなければならない。 又、チェーンの替わりにベルト(図示省略)を使用することもできる。
【0014】 リフタ23(図1参照)は、移載コンベヤ22を昇降させる装置であり、支柱 40、昇降フレーム38、チェーン41、モータ42等で構成され、ユニット化 されている。 支柱40は床Fに立設されている。 昇降フレーム38は、ガイドローラ43,44によって水平状態を維持され、 支柱40を昇降するようになっている。 チェーン41は、昇降フレーム38の上下端に接続されている。 チェーン41は、スプロケット46,45,46に案内され、モータ42によ って移動するようになっている。
【0015】 昇降フレーム38は、センサー(図示省略)の検知によって、図1に示す、A 、B、C、Dの4箇所に停止するようになっている。 なお、チェーン41、モータ42の替わりにシリンダ(図示省略)によって昇 降フレーム38を昇降させてもよい。
【0016】 次に動作を説明する。 上段のコンベヤライン31から下段のコンベヤライン32へ物品を移載する場 合について説明する。 移載コンベヤ22は、上段のコンベヤライン31のコンベヤユニット21の下 面近くに待機している。 物品W(その搬送方向長さは、チェーン58,58の間隔より大きい。)は、 上段のコンベヤライン31上を搬送されてくる。
【0017】 所望の物品が移載コンベヤ22の真上まで搬送されてくると、上段のコンベヤ ライン31のストッパ36,37がローラコンベヤ33,35から突出し、所望 の物品を移載コンベヤ22上に停止させるとともに、後続の物品が移載コンベヤ 22上に送り込まれないようにする。
【0018】 リフタ23は、移載コンベヤ22を上昇させ、2本のチェーン58,58をロ ーラコンベヤ33,34,35間の隙間S、Sに進入させる。 リフタ23は、移載コンベヤ22を図1のBの位置まで上昇させ、チェーン5 8によって、物品を上段のコンベヤユニット21から浮かせた状態で停止する。 次に、チェーン58は、物品をコンベヤユニット21の脇に搬送する。 その後、リフタ23は移載コンベヤ22を下降させる。移載コンベヤ22はチ ェーン58に物品を載せたまま下降させられる。
【0019】 移載コンベヤ22の下降中に、上段のコンベヤライン31のストッパ36,3 7は、ローラコンベヤ33,35に没入し、上段のコンベヤライン31において 物品が流れるようにする。 又、下段のコンベヤライン32のストッパ(図示省略)がローラコンベヤ33 ,35上に突出し、下段のコンベヤユニット21上に物品が送り込まれてこない ようにする。
【0020】 リフタ23は、2本のチェーン58,58を下段のコンベヤユニット21の隙 間S、Sに進入させ、図1のCの位置で停止する。 このとき、チェーン58の上面は、コンベヤユニット21の上面からやや突出 している。又、所望の物品は、移載コンベヤ22の脇に待機した状態になってい る。 チェーン58は、所望の物品を下段のコンベヤユニット21の脇からコンベヤ ユニット21の真上へ搬送する。 その後、リフタ23は、図1のDの位置まで下降し、所望の物品を下段のコン ベヤユニット21上に降ろす。
【0021】 物品がコンベヤユニット21上に降ろされると、下段のコンベヤユニット21 のストッパはローラコンベヤ33,35に没入し、物品の流れを再開させる。 所望の物品は、下段のコンベヤライン32上を搬送されていく。 これによって、移載装置20は、物品の移載動作を完了する。 ちなみに、移載装置20が上段のコンベヤラインから直ぐ下のコンベヤライン に物品を移載する時間は、約5秒である。 なお、下段のコンベヤライン32から上段のコンベヤライン31への物品の移 載は、逆の動作によって行なわれるので、その動作の説明は省略することとする 。
【0022】 このように、図1乃至図4に示したの移載装置20によって物品の移載を行な うと、移載コンベヤ22のチェーン58がローラコンベヤ33,34,35間の 隙間S、Sに進入しているコンベヤユニット21のみ物品の搬送が遮断され、他 のコンベヤユニット21上の物品の搬送が遮断されるようなことがない。 しかも、物品の搬送の遮断は、チェーン58が物品を持ち上げ始めてからコン ベヤユニット21の脇に退かし終わるまでの間、或いは、物品をコンベヤユニッ ト21の脇からコンベヤユニット21の真上に搬送し、降ろし終わるまでの間で ある。 従って、物品の搬送の遮断時間が従来よりも短縮され、コンベヤライン31, 32上の物品の搬送効率を高めることができる。
【0023】 移載装置の使用例として、図4に示すように、回転棚50の各棚段51からプ ッシャ(図示省略)によってコンベヤライン31,32,52,53,54,5 5上に押し出された物品を品種別に仕分けしたり、何れか1つコンベヤライン上 の搬入された物品を品種別に仕分けして各棚段51に入庫できるようにしたりす る使用方法がある。 図4において、符号56で示す移載装置は、上下方向で隣合うコンベヤライン 間での移載が行なえるようになっている。又、符号57で示す移載装置は、全て のコンベヤライン間で物品の移載が行なえるようになっている。
【0024】
【考案の効果】
本考案の移載装置は次の効果を奏する。 (1) 物品の移載中において、移載コンベヤが搬送コンベヤ間の隙間に進入して いるコンベヤユニットのみ物品の搬送を遮断し、他のコンベヤユニット上の物品 の搬送を遮断する必要が無いため、従来よりも、コンベヤラインの物品の搬送効 率を高めることができる。 (2) 物品の移載中、物品は、コンベヤユニットの脇に移動させられるため、3 段以上のコンベヤライン間での移載を行なうことができる。 (3) 移載装置全体がユニット化されているので、既在のコンベヤラインに組み 込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の移載装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】移載装置の概略斜視図である。
【図4】コンベヤラインにおける本考案の移載装置の配
置例を示す概略平面図である。
【図5】従来の移載装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
W 物品 S 隙間 20 移載装置 21 コンベヤユニット 22 移載コンベヤ 23 リフタ 33,34,35 ローラコンベヤ(搬送コンベヤ) 58 チェーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する方向に整列して互いに隙
    間を有して配列された3基以上の搬送コンベヤを具えた
    複数段のコンベヤユニットと、前記コンベヤユニットと
    直交し且つ垂直面において同期循環移動する複数のチェ
    ーン又はベルトを具えた移載コンベヤと、前記移載コン
    ベヤを昇降させて前記チェーン又はベルトを前記隙間に
    進入させるリフタとを有してなる、移載装置。
JP6038893U 1993-10-15 1993-10-15 複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置 Pending JPH0724821U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6038893U JPH0724821U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6038893U JPH0724821U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置

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JPH0724821U true JPH0724821U (ja) 1995-05-12

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ID=13140719

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JP6038893U Pending JPH0724821U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 複数段のコンベヤライン間で移載を行なう移載装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010106659A1 (ja) * 2009-03-19 2010-09-23 平田機工株式会社 昇降移載装置及び搬送処理システム

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WO2010106659A1 (ja) * 2009-03-19 2010-09-23 平田機工株式会社 昇降移載装置及び搬送処理システム

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