JPH0723226Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH0723226Y2 JPH0723226Y2 JP6232390U JP6232390U JPH0723226Y2 JP H0723226 Y2 JPH0723226 Y2 JP H0723226Y2 JP 6232390 U JP6232390 U JP 6232390U JP 6232390 U JP6232390 U JP 6232390U JP H0723226 Y2 JPH0723226 Y2 JP H0723226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- pusher pin
- molded product
- mold
- bush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、射出成形に用いられる金型の改良に関するも
のである。
のである。
第6図および第7図に示すような端面(11)に凹部(1
2)を備えた成形品(10)を射出成形する場合、従来
は、第8図に示す金型が用いられている。同図におい
て、(1)はスプルブッシュ、(2)はスプル、(3)
はキャビティ、(4)はコア、(5)はストリッパブッ
シュであって、このストリッパブッシュ(5)に前記凹
部(12)を形成するための突起(6)が突設されてい
る。
2)を備えた成形品(10)を射出成形する場合、従来
は、第8図に示す金型が用いられている。同図におい
て、(1)はスプルブッシュ、(2)はスプル、(3)
はキャビティ、(4)はコア、(5)はストリッパブッ
シュであって、このストリッパブッシュ(5)に前記凹
部(12)を形成するための突起(6)が突設されてい
る。
上記従来の金型に対しては、次の問題が指摘される。す
なわち成形後、成形品(10)が熱収縮によってストリッ
パブッシュ(5)の突起(6)に抱き付くために成形品
(10)を容易に離型することができない。
なわち成形後、成形品(10)が熱収縮によってストリッ
パブッシュ(5)の突起(6)に抱き付くために成形品
(10)を容易に離型することができない。
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題
を解消することを目的とするものであって、この目的を
達成するため、コアの外周にストリッパブッシュを配置
し、前記ストリッパブッシュに突起を設け、前記突起に
より成形品の端面に凹部を形成する射出成形用金型にお
いて、前記コアを中空として該コアに対して相対移動す
るプッシャピンを内挿し、前記プッシャピンをスプリン
グで離型方向に弾性付勢することとした。
を解消することを目的とするものであって、この目的を
達成するため、コアの外周にストリッパブッシュを配置
し、前記ストリッパブッシュに突起を設け、前記突起に
より成形品の端面に凹部を形成する射出成形用金型にお
いて、前記コアを中空として該コアに対して相対移動す
るプッシャピンを内挿し、前記プッシャピンをスプリン
グで離型方向に弾性付勢することとした。
熱収縮によってストリッパブッシュの突起に抱き付いて
いた成形品をスプリングの弾性を利用してプッシャピン
によって押圧し、この押圧によって強制的に離型させ
る。
いた成形品をスプリングの弾性を利用してプッシャピン
によって押圧し、この押圧によって強制的に離型させ
る。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、
第1図ないし第5図に示した金型は上記従来技術に対応
して第6図および第7図に示した成形品(10)を成形す
るものである。しかして、(1)はスプルブッシュ、
(2)はスプル、(3)はキャビティ、(4)はコア、
(5)はストリッパブッシュ、(6)は突起であって、
コア(4)を中空体とし、該コア(4)の内周に軸方向
に移動可能なプッシャピン(7)を内挿し、該プッシャ
ピン(7)をスプリング(8)で離型方向(図上左向
き)に弾性付勢してなり、スプリング(8)の弾性を利
用し成形品(10)をプッシャピン(7)によって押圧し
て強制的に離型させる。スプリング(8)の後端はプレ
ート(9)によって支持され、プッシャピン(7)は射
出時、射出圧力によって後退するようになっている。
第1図ないし第5図に示した金型は上記従来技術に対応
して第6図および第7図に示した成形品(10)を成形す
るものである。しかして、(1)はスプルブッシュ、
(2)はスプル、(3)はキャビティ、(4)はコア、
(5)はストリッパブッシュ、(6)は突起であって、
コア(4)を中空体とし、該コア(4)の内周に軸方向
に移動可能なプッシャピン(7)を内挿し、該プッシャ
ピン(7)をスプリング(8)で離型方向(図上左向
き)に弾性付勢してなり、スプリング(8)の弾性を利
用し成形品(10)をプッシャピン(7)によって押圧し
て強制的に離型させる。スプリング(8)の後端はプレ
ート(9)によって支持され、プッシャピン(7)は射
出時、射出圧力によって後退するようになっている。
本考案の射出成形用金型は以上説明したように、コアの
外周にストリッパブッシュを配置し、前記ストリッパブ
ッシュに突起を設け、前記突起により成形品の端面に凹
部を形成する射出成形用金型において、前記コアを中空
として該コアに対して相対移動するプッシャピンを内挿
し、前記プッシャピンをスプリングで離型方向に弾性付
勢したもので、スプリングの弾性を利用し成形品をプッ
シャピンによって押圧して強制的に離型させることがで
きる。
外周にストリッパブッシュを配置し、前記ストリッパブ
ッシュに突起を設け、前記突起により成形品の端面に凹
部を形成する射出成形用金型において、前記コアを中空
として該コアに対して相対移動するプッシャピンを内挿
し、前記プッシャピンをスプリングで離型方向に弾性付
勢したもので、スプリングの弾性を利用し成形品をプッ
シャピンによって押圧して強制的に離型させることがで
きる。
第1図は本考案の実施例に係る射出成形用金型の型締め
時の断面図、第2図は射出時の断面図、第3図は型開き
時の断面図、第4図および第5図は離型時の断面図、第
6図は成形品の正面図、第7図は第6図のA−O−A断
面図、第8図は従来例に係る射出成形用金型の断面図で
ある。 (1)スプルブッシュ、(2)スプル (3)キャビティ、(4)コア (5)ストリッパブッシュ、(6)突起 (7)プッシャピン、(8)スプリング (9)プレート、(10)成形品、(11)端面 (12)凹部
時の断面図、第2図は射出時の断面図、第3図は型開き
時の断面図、第4図および第5図は離型時の断面図、第
6図は成形品の正面図、第7図は第6図のA−O−A断
面図、第8図は従来例に係る射出成形用金型の断面図で
ある。 (1)スプルブッシュ、(2)スプル (3)キャビティ、(4)コア (5)ストリッパブッシュ、(6)突起 (7)プッシャピン、(8)スプリング (9)プレート、(10)成形品、(11)端面 (12)凹部
Claims (1)
- 【請求項1】コア(4)の外周にストリッパブッシュ
(5)を配置し、前記ストリッパブッシュ(5)に突起
(6)を設け、前記突起(6)により成形品(10)の端
面(11)に凹部(12)を形成する射出成形用金型におい
て、前記コア(4)を中空として該コア(4)に対して
相対移動するプッシャピン(7)を内挿し、前記プッシ
ャピン(7)をスプリング(8)で離型方向に弾性付勢
したことを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232390U JPH0723226Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232390U JPH0723226Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420418U JPH0420418U (ja) | 1992-02-20 |
JPH0723226Y2 true JPH0723226Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31591364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6232390U Expired - Lifetime JPH0723226Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723226Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP6232390U patent/JPH0723226Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420418U (ja) | 1992-02-20 |
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