JPH0723976U - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH0723976U JPH0723976U JP5790593U JP5790593U JPH0723976U JP H0723976 U JPH0723976 U JP H0723976U JP 5790593 U JP5790593 U JP 5790593U JP 5790593 U JP5790593 U JP 5790593U JP H0723976 U JPH0723976 U JP H0723976U
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を増やすことなく、締結部付近の被
膜部と非被膜部との高さ方向の段差を解消し、固定板に
対する回転部の高さ方向の寸法不良やロータ内周面への
コイルの接触の発生を防止する。 【構成】 ロータと一体回転する駆動マグネットと、こ
の駆動マグネットに対向配置されコイル50の巻回され
たステ−タコア48と、このステ−タコア48を載置す
る固定板10と、この固定板10に係合する軸受ホルダ
ー20と、を具備してなるブラシレスモータにおいて、
ステ−タコアの一部52の内周方向端部の固定板10側
に凸部52aを設け、このステ−タコアの一部52を、
固定板10と固定プレート14との間に挟み込むと共
に、固定プレート14を軸受ホルダー20に係合させた
状態で、固定板10と固定プレート14とを、ステ−タ
コアの一部52を挟み込んだ位置において、締結部材1
8により締結してなるもの。
膜部と非被膜部との高さ方向の段差を解消し、固定板に
対する回転部の高さ方向の寸法不良やロータ内周面への
コイルの接触の発生を防止する。 【構成】 ロータと一体回転する駆動マグネットと、こ
の駆動マグネットに対向配置されコイル50の巻回され
たステ−タコア48と、このステ−タコア48を載置す
る固定板10と、この固定板10に係合する軸受ホルダ
ー20と、を具備してなるブラシレスモータにおいて、
ステ−タコアの一部52の内周方向端部の固定板10側
に凸部52aを設け、このステ−タコアの一部52を、
固定板10と固定プレート14との間に挟み込むと共
に、固定プレート14を軸受ホルダー20に係合させた
状態で、固定板10と固定プレート14とを、ステ−タ
コアの一部52を挟み込んだ位置において、締結部材1
8により締結してなるもの。
Description
【0001】
本考案は、ブラシレスモータに関する。
【0002】
ステータコアを有する周対向型のブラシレスモータの従来例としては、図4に 示される構成のものが知られている。 同図において、例えば鉄製の基板等からなる基板10の中心部(図では左端部 )には、軸受ホルダー20の下端部が、例えば圧入またはかしめにより固定され ている。基板10上には軸受ホルダー20を囲んでスペーサ12が載置され、ス ペーサ12の上にはステータコア48が載せられている。このステータコア48 は複数枚のコア板を積層してなり、一番下のコア板14は内周側が中心に向かっ て延びている。基板10とスペーサ12を貫いたねじ18が上記コア板14に螺 入されることにより、ステータコア48が基板10上に固定されている。ステー タコア48は外周側において多数の突極を放射状に有している。この各突極は先 端に突極傘部49を有し、各突極には駆動コイル50が巻回されている。
【0003】 上記軸受ホルダー20は筒部24を有し、この筒部24の内周側にはボールベ アリング30の外輪32が圧入されている。ボールベアリング30の内輪31に はスピンドル26が挿入(すきま嵌め)されている。ボールベアリング30の上 側に突出したスピンドル26の端部にはハブ台28が一体に取付けられ、ハブ台 28の下面側には扁平なカップ状のロータ42が取付けられている。ロータ42 の上には板状のチャッキングマグネット40が取付けられている。ロータ42の 下面側には板ばね36が取付けられ、板ばね36によって支持された駆動ピン3 8が、ロータ42の孔34を通してハブ台28の上面よりも上側に突出している 。
【0004】 ロータ42の周壁内周面には駆動マグネット44が固着され、この駆動マグネ ット44はロータ42と一体回転するようになっている。駆動マグネット44の 内周面はステータコア48の各突極傘部49と適宜の間隙をおいて対向している 。 そして、駆動マグネット44の回転位置を検出し、この検出信号に応じて駆動 コイル50への通電を切り換えることにより、ロータ42が回転駆動するように なっている。
【0005】 しかしながら、上記従来のブラシレスモータにおいては、軸受ホルダー20を 鉄板基板10にかしめ、圧入等により固定しているので、軸受ホルダー20の内 径及び高さ寸法が変動したり、傾いたり、または鉄板基板10が反ったりする等 し、結果的に駆動マグネット44の内周面とステータコア48の各突極傘部49 との間隙が所定値とならず、性能が低下するという問題がある。また、かしめ等 の作業は作業性が悪いので、組立作業性が低下するといった問題もある。
【0006】 そこで、本出願人は先に出願した『ブラシレスモータ』において、上記問題点 を解決した。 このブラシレスモータを示したのが、図5であり、図4で説明したのと同一な ものに対しては同一符号を付し、ここでの説明は省略する。 この図5に示されるブラシレスモータが図4に示される従来のブラシレスモー タと違う点は、スペーサ12を、鉄板基板10と固定プレート14との間に挟み 込み、固定プレート14を軸受ホルダー20に係合した状態で、固定プレート1 4と固定板たる鉄板基板10とを締結部材18で締結した点である。
【0007】 ここで、上記スペーサ12は、軸受ホルダー20を囲んでステータコア48と 一体でステータコア48の一部をなしており、また固定プレート14は、1枚の コア板を内周方向に延設したもので、内周側の3カ所から中心に向かって延びた 軸受ホルダー20との係合部16が形成されている。この係合部16は、斜め上 方に向かって立ち上がったあと水平に曲げられた折曲部からなり、この係合部1 6は軸受ホルダー20のフランジ部22の上に係合している。鉄板基板10とス ペーサ12には下側から締結部材としての螺子18が挿入され、この螺子18が 上記コア板14に螺入され締め付けられることにより、軸受ホルダー20のフラ ンジ部22が鉄板基板10とコア板14の係合部16とで挟み込まれ、軸受ホル ダー20が鉄板基板10に固定されている。
【0008】 このように、軸受ホルダー20を固定プレート14により鉄製基板10に押し 付けて固定するようにしており、該軸受ホルダー20は鉄製基板10の中心部に 形成された孔に対しては、緩く嵌合した状態となっている。従って、軸受ホルダ ー20を鉄製基板10に圧入やかしめにより固定する必要がなくなっており、軸 受ホルダー20の内径及び高さ寸法が変動したり、傾いたり、または鉄板基板1 0が反ったりする等し、結果的に駆動マグネット44の内周面とステータコア4 8の各突極傘部49との間隙が所定値とならず、性能が低下するという問題や、 かしめ等の作業による組立作業性の低下という問題の解消がなされている。
【0009】
しかしながら、上記図5に示されるブラシレスモータにおいては、以下の問題 点があった。 すなわち、ステ−タコア48にはコイル50に対しての絶縁塗装(セラミック 系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂等)が必要であり、図6に示 されるように、螺子18より外周側のステ−タコア48の表面には、約60μm 程度の絶縁塗装膜60が一様に施されているが、図より明らかなように、螺子1 8を凡そ境目とした被膜部と非被膜部、すなわち塗装の施された部分(螺子18 より図における右側)とされてない部分(螺子18より図における左側)とにお いて高さ方向(図6における上下方向)にこの被膜厚さ分Aの段差が生じている ので、螺子18を締め付けると、鉄製基板10が例えば比較的剛性が低い場合に は、この締め付け力により鉄製基板10の中心部付近がスペーサ12及び固定プ レート14に倣って上方(矢示Xで示される方向)に反り返ってしまい、ロータ 42上面と鉄製基板10上面との間の積上げ寸法Bや、ハブ台28上面と鉄製基 板10上面との間の積上げ寸法C等の鉄製基板10に対する回転部の高さ方向の 寸法が所定値とならず変化して、製品不良となってしまうという問題がある。
【0010】 また、鉄製基板10が、例えば比較的剛性が高い場合には、螺子18の締め付 け力によりスペーサ12及び固定プレート14が鉄製基板10に倣って反り返り 、その結果ステ−タコア48の外周側が上方(矢示Yで示される方向)に反り返 ってしまい、コイル50がロータ42の内周面に接触するという問題がある。
【0011】 上記段差は、絶縁塗装だけではなく、同場所に形成される樹脂成形物により生 じる場合があるが、何れにしても上述の如く不良となるので問題である。
【0012】 ここで、上記段差を解消すべく、軸受ホルダー20外周近傍の鉄製基板10と スペーサ12との間に、絶縁塗装膜60と同程度の厚さのスペーサを挿入配置す ることも考えられるが、部品点数が多くなり、コスト増となるので好ましくない 。
【0013】 そこで本考案は、部品点数を増やすことなく、締結部付近の被膜部と非被膜部 との高さ方向の段差が解消され、固定板に対する回転部の高さ方向の寸法不良や ロータ内周面へのコイルの接触の発生が防止されるブラシレスモータを提供する ことを目的とする。
【0014】
第1手段のブラシレスモータは上記目的を達成するために、ロータと一体回転 する駆動マグネットと、この駆動マグネットに対向配置されコイルの巻回された ステ−タコアと、このステ−タコアを載置する固定板と、この固定板に係合する 軸受ホルダーと、を具備してなるブラシレスモータにおいて、前記ステ−タコア の一部の内周方向端部の固定板側に凸部を設け、このステ−タコアの一部を、前 記固定板と固定プレートとの間に挟み込むと共に、前記固定プレートを前記軸受 ホルダーに係合させた状態で、前記固定板と前記固定プレートとを、前記ステ− タコアの一部を挟み込んだ位置において、締結部材により締結したことを特徴と している。
【0015】 第2手段のブラシレスモータは上記目的を達成するために、上記第1手段に加 えて、固定プレートは、ステ−タコアの一枚を内周方向に延設したものであるこ とを特徴としている。
【0016】 第3手段のブラシレスモータは上記目的を達成するために、上記第1手段に加 えて、締結部材は、螺子であることを特徴としている。
【0017】 第4手段のブラシレスモータは上記目的を達成するために、上記第1手段に加 えて、固定板は、鉄製の基板であることを特徴としている。
【0018】 第5手段のブラシレスモータは上記目的を達成するために、上記第1手段に加 えて、固定プレートの軸受ホルダーに対する係合部は、折曲部であることを特徴 としている。
【0019】
このような第1〜第5手段におけるブラシレスモータによれば、固定プレート を軸受ホルダーに係合させ、この状態で締結部材を締結すると、該固定プレート により軸受ホルダーが固定板に固定されると共に、ステータコアの一部が固定板 と固定プレートとの間に挟み込まれてステータコアが固定板に固定される。この 時、ステ−タコアの一部の内周方向端部の固定板側に設けられた、すなわち非被 膜部に設けられた凸部が、被膜部との段差を解消するよう働く。
【0020】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例を示すブラシレスモータの要部の横断面図、図2はス テ−タ部分の平面図であり、本実施例のブラシレスモータはフロッピーディスク 駆動用モータとして適用されている。 図1、図2において、ステータヨークを兼ねた、例えば鉄製の固定板(以下鉄 製基板と記す)10の中心部の孔には軸受ホルダー20の基部が緩く嵌められ、 軸受ホルダー20のフランジ部22が基板10の上記孔の周縁部上に載せられて いる。鉄板基板10の上には軸受ホルダー20を囲んでステータコア48と一体 でステータコア48の一部をなすスペーサ52が配置されており、このスペーサ 52には、図2に示されるように、内周側の3カ所から中心に向かって延在し、 その内周方向端部において鉄製基板10側に向かう凸部52aが形成されている 。この凸部52aは、スペーサ52を、例えばプレス等を用いて折曲したり、型 により一体成形したものであり、スペーサ52平面より突出する高さAは約60 μmとなっていて、後述の絶縁塗装膜60の膜厚と略同じとなっている。
【0021】 上記ステータコア48は複数枚のコア板を積層してなり、後述の螺子18より 外周側のステ−タコア48の外表面には、約60μm程度の例えば、セラミック 系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂等の絶縁塗装膜60が一様に 施されている。
【0022】 スペーサ52に固定されている1枚のコア板14は固定プレートとしての機能 を有していて、図2に示されるように、上記スペーサ52と凡そ同じ位置の内周 側の3カ所から中心に向かって延在する軸受ホルダー20との係合部16が形成 されている。この係合部16は斜め上方に向かって立ち上がったあと水平に曲げ られた折曲部からなり、この係合部16は軸受ホルダー20のフランジ部22の 上に係合している。
【0023】 鉄板基板10とスペーサ52には下側から締結部材として、例えば螺子18が 挿入され、この螺子18が上記コア板14に螺入され締め付けられることにより 、軸受ホルダー20のフランジ部22が鉄板基板10とコア板14の係合部16 とで挟み込まれ、軸受ホルダー20が鉄板基板10に固定されると共に、ステー タコア48が鉄板基板10に固定されている(詳しくは後述)。
【0024】 上記ステータコア48は、図2に示されるように、18個の突極を放射状に有 し、各突極には駆動コイル50が巻回され、各突極の先端部は周方向に広がった 突極傘部49となっている。 なお、他の構成については従来技術の図5において既に説明した通りであり、 また本考案の要旨と直接関係ないために、ここでの説明は省略する。
【0025】 従って、上記配置状態、すなわちステータコア48の一部をなすスペーサ52 を鉄板基板10と固定プレートとしてのコア板14との間に挟み込み、固定プレ ートとしてのコア板14の係合部16を軸受ホルダー20のフランジ部22に係 合させた状態で締結部材としての螺子18を締結すると、コア板14により軸受 ホルダー20が鉄製基板10に固定されると共に、スペーサ52が鉄製基板10 とコア板14との間に挟み込まれてステータコア48が鉄製基板10に固定され る。この時、スペーサ52の内周方向端部の鉄製基板10側に設けられた凸部5 2aが、その高さAが絶縁塗装膜60の膜厚と略同じであることから、絶縁塗装 膜60との段差を解消するよう働いており、従って締結部付近の被膜部と非被膜 部との高さ方向の段差が解消されるようになっている。 この結果、鉄製基板10に対する回転部の高さ方向の寸法不良やロータ内周面 へのコイル50の接触の発生を防止することが可能となっている。 また、上記凸部52aはスペーサ52に一体的に形成されており、新規な別部 材としてのスペーサ等を必要としていないので、部品点数を増やすことはなく、 従って低コストにて段差を解消し得るようになっている。
【0026】 また、軸受ホルダー20をコア板14により鉄製基板10に押し付けて固定す るようにしており、該軸受ホルダー20は鉄製基板10の中心部に形成された孔 に対しては、緩く嵌合した状態となっているので、軸受ホルダー20を鉄製基板 10に圧入やかしめにより固定する必要がなくなっており、従って軸受ホルダー 20の内径及び高さ寸法が変動したり、傾いたり、または鉄板基板10が反った りする等し、結果的に駆動マグネット44の内周面とステータコア48の各突極 傘部49との間隙が所定値とならず、性能が低下するという問題や、かしめ等の 作業による組立作業性の低下という問題の解消も勿論なされている。
【0027】 図3は本考案の他の実施例を示すブラシレスモータの要部の拡大横断面図であ り、先の実施例で説明したのと同一なものに対しては同一符号を付し、ここでの 説明は省略する。 この実施例のブラシレスモータが先の実施例のそれと違う点は、ステータコア 48の一部をなすスペーサ52の凸部をバーリングにより形成した点である。
【0028】 このバーリングにより形成された凸部52bも先の実施例と同様に、スペーサ 52平面より突出する高さAは約60μmとなっており、絶縁塗装膜60の膜厚 と略同じとなっている。 このように構成しても、先の実施例と同様な効果を得ることができるというの はいうまでもない。
【0029】 以上本考案者によってなされた考案を各実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で 種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例えば、上記各実施例において は、コア板14と鉄板基板10との締結部材として螺子18を用いるようにして いるが、ねじに代えてリベットを用いることも可能である。
【0030】 また、上記各実施例においては、フロッピーディスク駆動用モータに適用した 例が述べられているが、これに限らず各種用途のモータに適用することが可能で ある。
【0031】
以上述べたように本考案のブラシレスモータによれば、ステ−タコアの一部の 内周方向端部の固定板側に凸部を設け、このステ−タコアの一部を、固定板と固 定プレートとの間に挟み込むと共に、固定プレートを軸受ホルダーに係合させた 状態で、固定板と固定プレートとを、ステ−タコアの一部を挟み込んだ位置にお いて、締結部材により締結するようにしたので、固定プレートを軸受ホルダーに 係合させ、この状態で締結部材を締結すると、該固定プレートにより軸受ホルダ ーが固定板に固定されると共に、ステータコアの一部が固定板と固定プレートと の間に挟み込まれてステータコアが固定板に固定されるが、この時、ステ−タコ アの一部の内周方向端部の固定板側に設けられた凸部が、被膜部との段差を解消 するよう働き、従って締結部付近の被膜部と非被膜部との高さ方向の段差が解消 されて、固定板に対する回転部の高さ方向の寸法不良やロータ内周面へのコイル の接触の発生を防止することが可能となる。 また、上記凸部はステータコアの一部に設けられており、新規な別部材として のスペーサ等を必要としていないので、部品点数を増やすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブラシレスモータの要
部の横断面図である。
部の横断面図である。
【図2】図1に示されるブラシレスモータのステ−タ部
分の平面図である。
分の平面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示すブラシレスモータの
要部の拡大横断面図である。
要部の拡大横断面図である。
【図4】従来技術を示すブラシレスモータの横断面図で
ある。
ある。
【図5】図4に示されるブラシレスモータの問題点を解
決したブラシレスモータの横断面図である。
決したブラシレスモータの横断面図である。
【図6】図5に示されるブラシレスモータの問題点を説
明するためのブラシレスモータの横断面図である。
明するためのブラシレスモータの横断面図である。
10 固定板 14 固定プレート 16 固定プレートの係合部 18 締結部材 20 軸受ホルダー 42 ロータ 44 駆動マグネット 48 ステ−タコア 50 コイル 52 ステ−タコアの一部 52a,52b 凸部
Claims (5)
- 【請求項1】 ロータと一体回転する駆動マグネット
と、この駆動マグネットに対向配置されコイルの巻回さ
れたステ−タコアと、このステ−タコアを載置する固定
板と、この固定板に係合する軸受ホルダーと、を具備し
てなるブラシレスモータにおいて、 前記ステ−タコアの一部の内周方向端部の固定板側に凸
部を設け、 このステ−タコアの一部を、前記固定板と固定プレート
との間に挟み込むと共に、 前記固定プレートを前記軸受ホルダーに係合させた状態
で、前記固定板と前記固定プレートとを、前記ステ−タ
コアの一部を挟み込んだ位置において、締結部材により
締結してなるブラシレスモータ。 - 【請求項2】 前記固定プレートは、ステ−タコアの一
枚を内周方向に延設したものであることを特徴とする請
求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項3】 前記締結部材は、螺子であることを特徴
とする請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項4】 前記固定板は、鉄製の基板であることを
特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。 - 【請求項5】 前記固定プレートの前記軸受ホルダーに
対する係合部は、折曲部であることを特徴とする請求項
1記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5790593U JPH0723976U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5790593U JPH0723976U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723976U true JPH0723976U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=13069011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5790593U Pending JPH0723976U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723976U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1094212A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-10 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | モータ |
JP2007043784A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータおよびこのスピンドルモータを搭載した記録ディスク装置 |
JP4742418B2 (ja) * | 2000-12-15 | 2011-08-10 | パナソニック株式会社 | 電機子およびその電機子を用いたモータ |
KR101354699B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-01-28 | 주식회사 아모텍 | 싱글 로터 타입 모터 및 그 제조방법 |
WO2014046443A1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | 주식회사 아모텍 | 싱글 로터 타입 모터 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5790593U patent/JPH0723976U/ja active Pending
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