JPH07222219A - 構内型インテリジェントネットワーク装置と方法 - Google Patents
構内型インテリジェントネットワーク装置と方法Info
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- JPH07222219A JPH07222219A JP6014178A JP1417894A JPH07222219A JP H07222219 A JPH07222219 A JP H07222219A JP 6014178 A JP6014178 A JP 6014178A JP 1417894 A JP1417894 A JP 1417894A JP H07222219 A JPH07222219 A JP H07222219A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 如何なる種類の構内交換装置に対しても、イ
ンテリジェントネットワークサービスISを追加しよう
とするとき、一律に適用できて汎用性に富む構造を備え
たIS機能を備えた構内交換装置を提供する。 【構成】 構内交換装置25において、信号制御装置2
4と高機能処理装置26を外付けで接続する。24は発
呼信号がISを要求するものか否かを判別し、イエスの
とき26に転送する。26は手順とデータを検索して2
4に返す。24はそれによりISを実現する。構内交換
装置の中身には一切改造を加えず、外付けで信号制御装
置と高機能処理装置を接続するだけであるから、構内交
換装置の種類は問わないことになり汎用性に富む。
ンテリジェントネットワークサービスISを追加しよう
とするとき、一律に適用できて汎用性に富む構造を備え
たIS機能を備えた構内交換装置を提供する。 【構成】 構内交換装置25において、信号制御装置2
4と高機能処理装置26を外付けで接続する。24は発
呼信号がISを要求するものか否かを判別し、イエスの
とき26に転送する。26は手順とデータを検索して2
4に返す。24はそれによりISを実現する。構内交換
装置の中身には一切改造を加えず、外付けで信号制御装
置と高機能処理装置を接続するだけであるから、構内交
換装置の種類は問わないことになり汎用性に富む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内型インテリジェン
トネットワーク装置と方法に関するものである。事業所
などの構内にある複数の端末相互間を接続し、また前記
複数の端末と公衆網との間を接続することのできる構内
交換装置において、端末側からインテリジェントネット
ワークサービスを要求する発呼があったとき、そのこと
を識別してインテリジェントネットワークサービスを提
供することのできる装置と方法をここでは構内型インテ
リジェントネットワーク装置と方法と呼んでいる。
トネットワーク装置と方法に関するものである。事業所
などの構内にある複数の端末相互間を接続し、また前記
複数の端末と公衆網との間を接続することのできる構内
交換装置において、端末側からインテリジェントネット
ワークサービスを要求する発呼があったとき、そのこと
を識別してインテリジェントネットワークサービスを提
供することのできる装置と方法をここでは構内型インテ
リジェントネットワーク装置と方法と呼んでいる。
【0002】ここでインテリジェントネットワークサー
ビスについて簡単に説明する。電話網の制御や運用にコ
ンピュータを使うことによって、エンドユーザへの多様
なサービスに迅速に応えようとするインテリジェントネ
ットワークと呼ばれる技術が進展している。このように
インテリジェントネットワークは、ユーザの要求に合致
した多様なネットワークサービスを合理的に提供しよう
とするものであり、ネットワークが提供する「基本サー
ビス」及び「付加サービス」のうち後者に対して呼制御
処理の高度化を図るものである。
ビスについて簡単に説明する。電話網の制御や運用にコ
ンピュータを使うことによって、エンドユーザへの多様
なサービスに迅速に応えようとするインテリジェントネ
ットワークと呼ばれる技術が進展している。このように
インテリジェントネットワークは、ユーザの要求に合致
した多様なネットワークサービスを合理的に提供しよう
とするものであり、ネットワークが提供する「基本サー
ビス」及び「付加サービス」のうち後者に対して呼制御
処理の高度化を図るものである。
【0003】さてインテリジェントネットワークサービ
スとは、ユーザの意思により、時刻単位に発信者により
通信の受付方法を自由に選択できるサービスを中心にメ
ディア変換サービス、グループ通信サービス、一斉同報
サービスや仮想専用網サービスを対象とする。通信の受
付方法は、発信者単位の追跡接続、伝言受付、発信者氏
名表示、受信拒否や音声キャラクタ変換受信等を対象と
する。
スとは、ユーザの意思により、時刻単位に発信者により
通信の受付方法を自由に選択できるサービスを中心にメ
ディア変換サービス、グループ通信サービス、一斉同報
サービスや仮想専用網サービスを対象とする。通信の受
付方法は、発信者単位の追跡接続、伝言受付、発信者氏
名表示、受信拒否や音声キャラクタ変換受信等を対象と
する。
【0004】構内型インテリジェントネットワークサー
ビスには、構内用交換装置において、構内(例えば事業
所全体をカバーするような広いエリアを想定する)に散
在する移動端末間の通信を実現するサービスとか、特別
な手順の通信端末(着呼したときの状況により留守番機
能を呈したり、転送機能を呈したりするような端末)に
接続するサービスとか、色々ある。本発明は、かかる意
味の構内型インテリジェントネットワーク装置と方法に
関するものである。
ビスには、構内用交換装置において、構内(例えば事業
所全体をカバーするような広いエリアを想定する)に散
在する移動端末間の通信を実現するサービスとか、特別
な手順の通信端末(着呼したときの状況により留守番機
能を呈したり、転送機能を呈したりするような端末)に
接続するサービスとか、色々ある。本発明は、かかる意
味の構内型インテリジェントネットワーク装置と方法に
関するものである。
【0005】
【従来の技術】図6は、従来の構内用交換装置にインテ
リジェントネットワークサービスを追加しようとすると
きに必要となるハードウェアとソフトウェアの追加改造
例を示す説明図である。
リジェントネットワークサービスを追加しようとすると
きに必要となるハードウェアとソフトウェアの追加改造
例を示す説明図である。
【0006】同図において、1は通話路スイッチ、2は
制御装置、3は加入者回路、4は位置登録メモリ、5は
接続インタフェース装置、6はサービス制御装置、10
は構内交換装置、11は移動する通信端末、12は基地
局装置、13は通信端末、14は公衆網、である。
制御装置、3は加入者回路、4は位置登録メモリ、5は
接続インタフェース装置、6はサービス制御装置、10
は構内交換装置、11は移動する通信端末、12は基地
局装置、13は通信端末、14は公衆網、である。
【0007】従来の構内用交換装置に、インテリジェン
トネットワークサービスとして、移動する通信端末との
接続も可能とするサービスを追加しようとすると、基地
局を介して移動端末と通信しなければならないので、そ
のための加入者回路3とか、移動端末の所在を調べたら
それを記憶しておく位置登録メモリ4とか、或いは位置
登録メモリを内蔵しているサービス制御装置6を用いる
場合には、それとの接続インタフェース装置5とか、を
設ける必要があり、それに伴って制御装置2内のソフト
ウエア7も改造する必要があった。
トネットワークサービスとして、移動する通信端末との
接続も可能とするサービスを追加しようとすると、基地
局を介して移動端末と通信しなければならないので、そ
のための加入者回路3とか、移動端末の所在を調べたら
それを記憶しておく位置登録メモリ4とか、或いは位置
登録メモリを内蔵しているサービス制御装置6を用いる
場合には、それとの接続インタフェース装置5とか、を
設ける必要があり、それに伴って制御装置2内のソフト
ウエア7も改造する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】構内用の交換装置は、
一般に交換機としての基本機能しか有していないため、
インテリジェントネットワークサービスを追加しようと
すると、図6を参照して既に述べたように、ハードウェ
アとソフトウェアの追加改造を行う必要がある。さら
に、その追加改造は、行ったとしても、その技術は同一
種類の構内用交換装置に適用できるだけで、他の種類の
交換装置には適用できず汎用性に欠けるものであった。
一般に交換機としての基本機能しか有していないため、
インテリジェントネットワークサービスを追加しようと
すると、図6を参照して既に述べたように、ハードウェ
アとソフトウェアの追加改造を行う必要がある。さら
に、その追加改造は、行ったとしても、その技術は同一
種類の構内用交換装置に適用できるだけで、他の種類の
交換装置には適用できず汎用性に欠けるものであった。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
し、如何なる種類の構内交換装置に対しても、インテリ
ジェントネットワークサービスを追加しようとすると
き、一律に適用できて汎用性に富む構造を備えた構内型
インテリジェントネットワーク装置(インテリジェント
ネットワークサービス機能を備えた構内交換装置)とそ
の方法を提供することを目的とする。
し、如何なる種類の構内交換装置に対しても、インテリ
ジェントネットワークサービスを追加しようとすると
き、一律に適用できて汎用性に富む構造を備えた構内型
インテリジェントネットワーク装置(インテリジェント
ネットワークサービス機能を備えた構内交換装置)とそ
の方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、事業所などの構内にある複数の端末相互間を
接続し、また前記複数の端末と公衆網との間を接続する
ことのできる構内交換装置において、信号制御装置と高
機能処理装置を外付けで接続することにした。構内交換
装置の中身には一切改造を加えず、外付けで信号制御装
置と高機能処理装置を接続するだけであるから、構内交
換装置の種類は問わないことになり汎用性に富む。
発明では、事業所などの構内にある複数の端末相互間を
接続し、また前記複数の端末と公衆網との間を接続する
ことのできる構内交換装置において、信号制御装置と高
機能処理装置を外付けで接続することにした。構内交換
装置の中身には一切改造を加えず、外付けで信号制御装
置と高機能処理装置を接続するだけであるから、構内交
換装置の種類は問わないことになり汎用性に富む。
【0011】
【作用】信号制御装置は、端末と構内交換装置との間の
接続路中に配置され、端末からの発呼信号がインテリジ
ェントネットワークサービスを要求するものか否かを判
別し、要求するものであれば高機能処理装置へバスを介
して転送し、要求しないものであれば接続路を介して構
内交換装置へ転送する。高機能処理装置は、インテリジ
ェントネットワークサービスを要求する発呼信号がバス
を介して信号制御装置から転送されてくると、これを取
込み、そのインテリジェントネットワークサービス実現
に必要な手順とデータを求め、次にバスを介して、また
信号制御装置に返送してやる。
接続路中に配置され、端末からの発呼信号がインテリジ
ェントネットワークサービスを要求するものか否かを判
別し、要求するものであれば高機能処理装置へバスを介
して転送し、要求しないものであれば接続路を介して構
内交換装置へ転送する。高機能処理装置は、インテリジ
ェントネットワークサービスを要求する発呼信号がバス
を介して信号制御装置から転送されてくると、これを取
込み、そのインテリジェントネットワークサービス実現
に必要な手順とデータを求め、次にバスを介して、また
信号制御装置に返送してやる。
【0012】信号制御装置では、バスを介して高機能処
理装置から返送された手順とデータを用い、当該発呼に
ついて要求されたインテリジェントネットワークサービ
スを実現する。信号制御装置と高機能処理装置が、構内
交換装置に対して外付け形式で設けられた点に特徴があ
る。
理装置から返送された手順とデータを用い、当該発呼に
ついて要求されたインテリジェントネットワークサービ
スを実現する。信号制御装置と高機能処理装置が、構内
交換装置に対して外付け形式で設けられた点に特徴があ
る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の基本実施例を示すブロック
図である。同図において、21は移動する通信端末(移
動端末)、22は無線基地局装置、23は通信端末、2
4は信号制御装置、25は構内交換装置、26は高機能
処理装置、27は公衆網、28は高速バス、である。
図である。同図において、21は移動する通信端末(移
動端末)、22は無線基地局装置、23は通信端末、2
4は信号制御装置、25は構内交換装置、26は高機能
処理装置、27は公衆網、28は高速バス、である。
【0014】図1に見られるように、本発明では、構内
交換装置25と通信端末23との間、及び移動端末21
を収容する無線基地局装置22と構内交換装置25との
間に信号制御装置24を配置する。信号制御装置24は
高速バス28を介して高機能処理装置26に接続され
る。高機能処理装置26にはインテリジェントネットワ
ークサービス用の信号処理手順とインテリジェントネッ
トワークサービス用データベースを蓄積する。高速バス
28は、構内用交換装置間の信号伝送速度の数百倍の速
度を有する。
交換装置25と通信端末23との間、及び移動端末21
を収容する無線基地局装置22と構内交換装置25との
間に信号制御装置24を配置する。信号制御装置24は
高速バス28を介して高機能処理装置26に接続され
る。高機能処理装置26にはインテリジェントネットワ
ークサービス用の信号処理手順とインテリジェントネッ
トワークサービス用データベースを蓄積する。高速バス
28は、構内用交換装置間の信号伝送速度の数百倍の速
度を有する。
【0015】移動端末21から送信される位置登録情報
は、無線基地局装置22を介して信号制御装置24に送
信される。信号制御装置24は、無線基地局装置の識別
符号を付け高機能処理装置26に信号を転送する。高機
能処理装置26は、移動端末21の位置情報を送られて
きた信号に基づき書き換える。このように移動先を追跡
するための機能を信号処理装置24と高機能処理装置2
6の中に限定して配備する。
は、無線基地局装置22を介して信号制御装置24に送
信される。信号制御装置24は、無線基地局装置の識別
符号を付け高機能処理装置26に信号を転送する。高機
能処理装置26は、移動端末21の位置情報を送られて
きた信号に基づき書き換える。このように移動先を追跡
するための機能を信号処理装置24と高機能処理装置2
6の中に限定して配備する。
【0016】通信端末23を用いてインテリジェントネ
ットワークサービスを受けようとするとき、通信端末2
3から送信される信号は最初に信号制御装置24で受信
され、インテリジェントネットワークサービスを受けよ
うとする信号であると判断されるときは、高機能処理装
置26に信号を送る。インテリジェントネットワークサ
ービスを受けようとするものでなければ、構内交換装置
25に信号を転送する。
ットワークサービスを受けようとするとき、通信端末2
3から送信される信号は最初に信号制御装置24で受信
され、インテリジェントネットワークサービスを受けよ
うとする信号であると判断されるときは、高機能処理装
置26に信号を送る。インテリジェントネットワークサ
ービスを受けようとするものでなければ、構内交換装置
25に信号を転送する。
【0017】高機能処理装置26では送られた信号を基
に必要なデータベースと信号処理手順を求めた後、その
データベースと信号処理手順を信号処理装置24に戻
す。信号処理装置24は、送信された信号処理手順に従
い必要な信号処理を行う。つぎに信号処理装置24は構
内交換装置25にサービス処理した接続用信号を送信す
る。構内交換装置25は接続処理の機能のみの処理を行
う。インテリジェントネットワークサービスの中で通信
中に信号監視の必要なものや通信終了の情報を用いて通
信の処理を行うものについては信号制御装置24で信号
処理手順に基づいて信号監視を行う。
に必要なデータベースと信号処理手順を求めた後、その
データベースと信号処理手順を信号処理装置24に戻
す。信号処理装置24は、送信された信号処理手順に従
い必要な信号処理を行う。つぎに信号処理装置24は構
内交換装置25にサービス処理した接続用信号を送信す
る。構内交換装置25は接続処理の機能のみの処理を行
う。インテリジェントネットワークサービスの中で通信
中に信号監視の必要なものや通信終了の情報を用いて通
信の処理を行うものについては信号制御装置24で信号
処理手順に基づいて信号監視を行う。
【0018】このように移動する信端末の位置管理やイ
ンテリジェントネットワークサービス提供のための機能
を信号制御装置24と高機能処理装置26に配備し、さ
らに、高機能処理装置26に信号処理手順を追加するこ
とにより、容易にサービスの追加や変更が可能なように
なっている。
ンテリジェントネットワークサービス提供のための機能
を信号制御装置24と高機能処理装置26に配備し、さ
らに、高機能処理装置26に信号処理手順を追加するこ
とにより、容易にサービスの追加や変更が可能なように
なっている。
【0019】このように、本発明によれば、インテリジ
ェントネットワークサービスを実現するための信号処理
を信号制御装置24と高機能処理装置26のみで完結す
るため、ローカルなエリアでのインテリジェントネット
ワークサービスを行うときに構内交換装置の改良は一切
不要である。さらに、構内交換装置特有のサービス機能
を用いないため、基本接続機能を持つどのような種類の
構内交換装置に対しても、装置類(信号制御装置24と
高機能処理装置26)を付加することにより移動する端
末の位置管理やインテリジェントネットワークサービス
の提供が可能である。
ェントネットワークサービスを実現するための信号処理
を信号制御装置24と高機能処理装置26のみで完結す
るため、ローカルなエリアでのインテリジェントネット
ワークサービスを行うときに構内交換装置の改良は一切
不要である。さらに、構内交換装置特有のサービス機能
を用いないため、基本接続機能を持つどのような種類の
構内交換装置に対しても、装置類(信号制御装置24と
高機能処理装置26)を付加することにより移動する端
末の位置管理やインテリジェントネットワークサービス
の提供が可能である。
【0020】信号制御装置24に基本的な信号処理機能
部品を蓄積しているため、高機能処理装置26に信号処
理手順とデータベースエリアを機能追加するだけで、イ
ンテリジェントネットワークサービスを追加・変更する
ことができる。
部品を蓄積しているため、高機能処理装置26に信号処
理手順とデータベースエリアを機能追加するだけで、イ
ンテリジェントネットワークサービスを追加・変更する
ことができる。
【0021】図2は、図1における信号制御装置24と
高機能処理装置26の、信号処理フローを示すフローチ
ャートである。以下、説明する。インテリジェントサー
ビスを受けようとする通信端末から該サービスを受ける
ための信号が送信され、信号制御装置は常に信号を監視
する状態にあり、信号を受けるとその信号を翻訳し、信
号制御装置と高機能処理装置で処理すべきものを調べて
判断する。
高機能処理装置26の、信号処理フローを示すフローチ
ャートである。以下、説明する。インテリジェントサー
ビスを受けようとする通信端末から該サービスを受ける
ための信号が送信され、信号制御装置は常に信号を監視
する状態にあり、信号を受けるとその信号を翻訳し、信
号制御装置と高機能処理装置で処理すべきものを調べて
判断する。
【0022】即ち、インテリジェントネットワークサー
ビスを受けようという信号でなければ信号を復元し、構
内交換装置に転送する。インテリジェントネットワーク
サービスを受けようという信号であれば、信号制御装置
において受信した信号と信号を受けた端子番号を高機能
処理装置へ高速バスを介して転送する。高機能処理装置
は信号の種類から、信号処理手順を引き出し、さらに、
信号情報から必要なデータを検索や登録する。
ビスを受けようという信号でなければ信号を復元し、構
内交換装置に転送する。インテリジェントネットワーク
サービスを受けようという信号であれば、信号制御装置
において受信した信号と信号を受けた端子番号を高機能
処理装置へ高速バスを介して転送する。高機能処理装置
は信号の種類から、信号処理手順を引き出し、さらに、
信号情報から必要なデータを検索や登録する。
【0023】例えば論理番号(個人通信番号、フリーダ
イヤル番号、仮想専用網の番号)を物理番号に変換す
る。高機能処理装置は、信号処理手順と変換データを求
めたら、それらを信号制御装置に高速バスを介してに転
送する。信号制御装置はあらかじめ、接続番号の送信、
通信終了報告、通信開始&終了時刻報告など基本機能を
蓄積している。転送されてきた信号処理手順に従ってこ
れらの基本機能が配列される。一方、転送されてきたデ
ータはこの手順に従って処理される。
イヤル番号、仮想専用網の番号)を物理番号に変換す
る。高機能処理装置は、信号処理手順と変換データを求
めたら、それらを信号制御装置に高速バスを介してに転
送する。信号制御装置はあらかじめ、接続番号の送信、
通信終了報告、通信開始&終了時刻報告など基本機能を
蓄積している。転送されてきた信号処理手順に従ってこ
れらの基本機能が配列される。一方、転送されてきたデ
ータはこの手順に従って処理される。
【0024】構内交換装置を介して通信端末に接続する
場合は、信号制御装置から接続信号が構内交換装置に送
信される。構内交換装置では送信された信号によって所
定の通信端末に接続する。このように移動通信サービス
を含むインテリジェントネットワークサービスの処理に
おいて、構内交換装置としては、その基本接続機能のみ
を利用しており、それ以外の所要機能は信号制御装置と
高機能処理装置に持たせているので、構内交換装置の改
造は必要がないわけである。
場合は、信号制御装置から接続信号が構内交換装置に送
信される。構内交換装置では送信された信号によって所
定の通信端末に接続する。このように移動通信サービス
を含むインテリジェントネットワークサービスの処理に
おいて、構内交換装置としては、その基本接続機能のみ
を利用しており、それ以外の所要機能は信号制御装置と
高機能処理装置に持たせているので、構内交換装置の改
造は必要がないわけである。
【0025】図3は、図1における信号制御装置24と
高機能処理装置26の詳細を示す説明図である。図3の
信号制御装置24において、241は信号監視部、24
2は信号合成部、243は制御部、244は送信部、で
ある。図3の高機能処理装置26において、261はデ
ータベース、262は制御部、である。
高機能処理装置26の詳細を示す説明図である。図3の
信号制御装置24において、241は信号監視部、24
2は信号合成部、243は制御部、244は送信部、で
ある。図3の高機能処理装置26において、261はデ
ータベース、262は制御部、である。
【0026】先ず信号制御装置24について説明する。
移動する通信端末から発信することにより、通信線にサ
ービスを受けるための信号がのる(通話では主に相手の
電話番号)。信号監視部241では通信線から信号を分
離し、制御部243に送信する。制御部243ではソフ
ト処理により、高機能制御装置26に転送して処理すべ
きサービス種別(インテリジェントネットワークサービ
スを表わす種別)か否かを判断する。
移動する通信端末から発信することにより、通信線にサ
ービスを受けるための信号がのる(通話では主に相手の
電話番号)。信号監視部241では通信線から信号を分
離し、制御部243に送信する。制御部243ではソフ
ト処理により、高機能制御装置26に転送して処理すべ
きサービス種別(インテリジェントネットワークサービ
スを表わす種別)か否かを判断する。
【0027】イエスのときは受信した信号を送信部24
4から高速バス28を介して高機能処理装置26に送信
する。否のときは受信した信号は信号合成部242に送
信され、通信線を介して構内交換装置25に伝えられ
る。
4から高速バス28を介して高機能処理装置26に送信
する。否のときは受信した信号は信号合成部242に送
信され、通信線を介して構内交換装置25に伝えられ
る。
【0028】次に高機能処理装置26について説明す
る。本装置はメモリと制御部から構成されるワークステ
ーションや高速CPUを持つパソコン等で構成され、信
号制御装置24で取り出した信号を高速バス28を介し
て受信し、受信した信号をもとにサービス用信号処理手
順をデータベース26を検索して選択する。(サービス
信号処理手順例としては、接続番号の送信、付加番号送
信、通信中の信号監視、通信終了時の処理−明細記録な
どがある)
る。本装置はメモリと制御部から構成されるワークステ
ーションや高速CPUを持つパソコン等で構成され、信
号制御装置24で取り出した信号を高速バス28を介し
て受信し、受信した信号をもとにサービス用信号処理手
順をデータベース26を検索して選択する。(サービス
信号処理手順例としては、接続番号の送信、付加番号送
信、通信中の信号監視、通信終了時の処理−明細記録な
どがある)
【0029】高機能処理装置26では更に、受信した関
連データから通信に必要な接続情報に変換する。(例え
ば、移動する通信端末への接続の場合は今移動する通信
端末が属している基地局へ接続番号など)。このように
して得たサービス用信号処理手順と関連データを信号制
御装置24に高速バス28を介して転送する。
連データから通信に必要な接続情報に変換する。(例え
ば、移動する通信端末への接続の場合は今移動する通信
端末が属している基地局へ接続番号など)。このように
して得たサービス用信号処理手順と関連データを信号制
御装置24に高速バス28を介して転送する。
【0030】次に信号制御装置24では、高機能処理装
置26で必要データとサービス用信号処理手順が高速バ
ス28を介して返信されてくるので制御部243はソフ
ト処理により、サービス用信号処理手順に従ってデータ
を処理し、信号合成部242に送信する。(例えば、個
人番号の信号を送信するとその個人が移動先の電話番号
に変換する。)
置26で必要データとサービス用信号処理手順が高速バ
ス28を介して返信されてくるので制御部243はソフ
ト処理により、サービス用信号処理手順に従ってデータ
を処理し、信号合成部242に送信する。(例えば、個
人番号の信号を送信するとその個人が移動先の電話番号
に変換する。)
【0031】図4は、信号制御装置における信号監視部
と信号合成部の機能を説明するためのブロック図であ
る。同図を参照する。信号制御装置24の信号監視部2
41では通信線に伝わる通信情報と信号の情報の中から
信号のみを復号化して、制御部243に転送する。信号
合成部242は信号を符号化して通信線にのせる。
と信号合成部の機能を説明するためのブロック図であ
る。同図を参照する。信号制御装置24の信号監視部2
41では通信線に伝わる通信情報と信号の情報の中から
信号のみを復号化して、制御部243に転送する。信号
合成部242は信号を符号化して通信線にのせる。
【0032】図5は、本発明の具体的実施例を示す説明
図である。即ち移動する通信端末間の通信処理例を示す
説明図である。同図を参照し、以下箇条書きで端的に説
明する。 A:移動する通信端末から相手番号ダイヤル B:相手番号と端末番号送信 C:制御部で高機能処理装置へ転送して処理すべきサー
ビスか否かを判断(相手電話番号が移動する端末番号で
あるところからインテリジェントネットワークサービス
を受けんとするものであることが分かり、高機能処理装
置に転送を決定)
図である。即ち移動する通信端末間の通信処理例を示す
説明図である。同図を参照し、以下箇条書きで端的に説
明する。 A:移動する通信端末から相手番号ダイヤル B:相手番号と端末番号送信 C:制御部で高機能処理装置へ転送して処理すべきサー
ビスか否かを判断(相手電話番号が移動する端末番号で
あるところからインテリジェントネットワークサービス
を受けんとするものであることが分かり、高機能処理装
置に転送を決定)
【0033】D:発信端末番号より認証を行う。相手番
号より相手の属する基地局の番号と相手端末番号を検索
する。移動する端末間の通信サービス用信号処理手順を
検索する。手順(通信相手の基地局への相手端末番号に
よる呼出し、相手端末と基地局間のチャンネル確保後、
構内交換装置に向け基地局番号を信号合成部により送
信、相手基地局との接続)これらのデータと手順を信号
制御装置に返送する。
号より相手の属する基地局の番号と相手端末番号を検索
する。移動する端末間の通信サービス用信号処理手順を
検索する。手順(通信相手の基地局への相手端末番号に
よる呼出し、相手端末と基地局間のチャンネル確保後、
構内交換装置に向け基地局番号を信号合成部により送
信、相手基地局との接続)これらのデータと手順を信号
制御装置に返送する。
【0034】E:相手基地局へ相手端末番号呼出し信号
を信号監視部より相手基地局に送信 F:基地局に対応する電話番号を信号合成部より送信 G:相手応答によりバス接続
を信号監視部より相手基地局に送信 F:基地局に対応する電話番号を信号合成部より送信 G:相手応答によりバス接続
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、構内交換装置の通信端
末インタフェースの部分に信号制御装置を接続する構成
を取っているため、通信端末からの信号はすべて信号制
御装置で監視できる。このことにより、信号制御装置と
高機能処理装置にインテリジェントネットワークサービ
スの処理機能をすべて持たせることが可能となった。イ
ンテリジェントネットワークサービスを実現する場合に
構内交換装置の改造やソフトウェアの追加は一切不要で
ある。
末インタフェースの部分に信号制御装置を接続する構成
を取っているため、通信端末からの信号はすべて信号制
御装置で監視できる。このことにより、信号制御装置と
高機能処理装置にインテリジェントネットワークサービ
スの処理機能をすべて持たせることが可能となった。イ
ンテリジェントネットワークサービスを実現する場合に
構内交換装置の改造やソフトウェアの追加は一切不要で
ある。
【図1】本発明の基本実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における信号制御装置24と高機能処理装
置26の、信号処理フローを示すフローチャートであ
る。
置26の、信号処理フローを示すフローチャートであ
る。
【図3】図1における信号制御装置24と高機能処理装
置26の詳細を示す説明図である。
置26の詳細を示す説明図である。
【図4】信号制御装置における信号監視部と信号合成部
の機能を説明するためのブロック図である。
の機能を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の具体的実施例を示す説明図である。
【図6】従来の構内用交換装置にインテリジェントネッ
トワークサービスを追加しようとするときに必要となる
ハードウェアとソフトウェアの追加改造例を示す説明図
である。
トワークサービスを追加しようとするときに必要となる
ハードウェアとソフトウェアの追加改造例を示す説明図
である。
21…移動する通信端末(移動端末)、22…無線基地
局装置、23…通信端末、24…信号制御装置、25…
構内交換装置、26…高機能処理装置、27…公衆網、
28…高速バス、241…信号監視部、242…信号合
成部、243…制御部、244…送信部、261…デー
タベース、260…制御部
局装置、23…通信端末、24…信号制御装置、25…
構内交換装置、26…高機能処理装置、27…公衆網、
28…高速バス、241…信号監視部、242…信号合
成部、243…制御部、244…送信部、261…デー
タベース、260…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/38 7/22 7/28 (72)発明者 松江 英明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 栗田 修 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 俊雄 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 事業所などの構内にある複数の端末相互
間を接続し、また前記複数の端末と公衆網との間を接続
することのできる構内交換装置において、 前記端末と前記構内交換装置との間の接続路中に配置さ
れた信号制御装置であって、前記端末からの発呼信号が
インテリジェントネットワークサービスを要求するもの
か否かを判別し、要求するものであれば後記高機能処理
装置へバスを介して転送し、要求しないものであれば前
記接続路を介して構内交換装置へ転送する前記信号制御
装置と、 インテリジェントネットワークサービスを要求する発呼
信号がバスを介して前記信号制御装置から転送されてく
ると、これを取込み、そのインテリジェントネットワー
クサービス実現に必要な手順とデータを求め、前記バス
を介して前記信号制御装置に返送する前記高機能処理装
置と、 バスを介して前記高機能処理装置から返送された手順と
データを用い、当該発呼について要求されたインテリジ
ェントネットワークサービスを実現する前記信号制御装
置と、 を具備して成ることを特徴とする構内型インテリジェン
トネットワーク装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の構内型インテリジェン
トネットワーク装置において、前記信号制御装置と前記
高機能処理装置が、前記構内交換装置に対して外付け形
式で設けられたことを特徴とする構内型インテリジェン
トネットワーク装置。 - 【請求項3】 事業所などの構内にある複数の端末相互
間を接続し、また前記複数の端末と公衆網との間を接続
することのできる構内交換装置と、前記端末と前記構内
交換装置との間の接続路中に配置された信号制御装置
と、バスを介して前記信号制御装置に接続された高機能
処理装置と、から成る構内型インテリジェントネットワ
ーク装置において、前記端末からの発呼時に、 前記信号制御装置で該端末からの発呼信号を検出し該信
号がインテリジェントネットワークサービスを要求する
信号であることを確認する工程と、インテリジェントネ
ットワークサービスを要求する信号であることが確認さ
れた場合には該信号を信号制御装置から前記高機能処理
装置へ前記バスを介して転送する工程と、前記高機能処
理装置で転送された信号に基づいてその要求するインテ
リジェントネットワークサービスの実現に必要な手順と
データを得るための処理を行なう工程と、その結果得ら
れた手順とデータを高機能処理装置から前記信号制御装
置に転送する工程と、該信号制御装置で前記処理手順及
びデータを用いて、要求されたインテリジェントネット
ワークサービスを実現する工程と、 を含んで成ることを特徴とする構内型インテリジェント
ネットワーク方法。 - 【請求項4】 事業所などの構内にある複数の端末相互
間を接続し、また前記複数の端末と公衆網との間を接続
することのできる構内交換装置と、前記端末と前記構内
交換装置との間の接続路中に配置された信号制御装置
と、バスを介して前記信号制御装置に接続された高機能
処理装置と、から成る構内型インテリジェントネットワ
ーク装置において、発呼端末が移動端末であって、その
発呼先もまた移動端末であるとき、 前記信号制御装置で、前記発呼側移動端末からの発呼信
号を検出し、該信号が、移動端末を相手とする信号であ
ることからインテリジェントネットワークサービスを要
求する信号であることを確認する第1の工程と、 かかるインテリジェントネットワークサービスを要求す
る信号であることが確認された場合に、前記発呼側移動
端末の端末識別情報と発呼先端末の識別情報を信号制御
装置から前記高機能処理装置へバスを介して転送する第
2の工程と、 前記高機能処理装置で、転送された発呼側移動端末の端
末識別情報により認証を行い、転送された発呼先端末の
識別情報より、発呼先端末の属する基地局と発呼先端末
番号を検索すると共に、移動端末間の通信のサービス用
信号処理手順を検索する第3の工程と、 得られた発呼先端末の属する基地局と発呼先端末番号、
及び移動端末間の通信のサービス用信号処理手順を高機
能処理装置から前記信号制御装置に転送する第4の工程
と、 該信号制御装置で前記処理手順により、発呼先端末の属
する基地局を相手基地局として発呼先端末番号呼出し信
号を送信する一方、相手基地局を識別する番号情報を前
記構内交換装置に送信し、相手基地局応答によりパス接
続を行う第5の工程と、 から成ることを特徴とする構内型インテリジェントネッ
トワーク方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014178A JPH07222219A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 構内型インテリジェントネットワーク装置と方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014178A JPH07222219A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 構内型インテリジェントネットワーク装置と方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07222219A true JPH07222219A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11853896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6014178A Pending JPH07222219A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 構内型インテリジェントネットワーク装置と方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07222219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6922413B1 (en) | 1999-05-17 | 2005-07-26 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to enable enhanced services of an intelligent telephone network in a wireless environment |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP6014178A patent/JPH07222219A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6922413B1 (en) | 1999-05-17 | 2005-07-26 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to enable enhanced services of an intelligent telephone network in a wireless environment |
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