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JPH07222087A - マルチ映像システム - Google Patents

マルチ映像システム

Info

Publication number
JPH07222087A
JPH07222087A JP6028955A JP2895594A JPH07222087A JP H07222087 A JPH07222087 A JP H07222087A JP 6028955 A JP6028955 A JP 6028955A JP 2895594 A JP2895594 A JP 2895594A JP H07222087 A JPH07222087 A JP H07222087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
time
screen
image
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6028955A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Terajima
淳一 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP6028955A priority Critical patent/JPH07222087A/ja
Publication of JPH07222087A publication Critical patent/JPH07222087A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の全く異なる種類の映像を同一画面上に
表示し、これら映像のうち所定の種類の映像を各人が同
一室内等で見ることができるようにしたマルチ映像シス
テムの提供する。 【構成】 マルチ映像システム1は、映像再生装置3と
映像選択装置5とからなる。映像再生装置3は複数の映
像を時分割で再生し各画像に同期させる同期信号Sa,
Sb,Scを形成する。映像選択装置5は、各同期信号
Sa,Sb,Scで同期動作し、複数の映像のうち特定
の映像のみを視聴者に与える。映像再生装置3は、映写
機31a、31b、31cと、これらからの映像を同一
スクリーン32に投射させる光学系33と、映写機31
a、31b、31cの動作を複数の画面が時分割で投射
されるように制御しかつ同期信号Sa〜Sc形成する同
期制御装置35とからなる。映像選択装置5は同期信号
Sa〜Scで開閉する開閉器51a,51b,51cの
メガネ体55a,55b,55cからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の種類の映像(例
えば、複数のタイトルの映画)を時分割で再生し、その
うちの所定の種類の映像を選択して視聴できるようにし
たマルチ映像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映画やテレビジョン受像機等に
適用される映像システムでは、数十分の一〔秒〕単位で
画面(画像)を入れ代えることにより、スクリーンやモ
ニター内における映像が移動して認識できるようにして
いることは周知のとおりである。このような映像システ
ムでは、図13(a)に示すように、一つの単位画面の
ための全時間をT、単位画面を表示する時間(発光時
間)をt、コマ送りや画面の入替えを行なう時間をτと
すると、単位時間Tの内の何割かを画面の入替え時間τ
が占め、残りの時間(t:T−τ)で単位画面を表示し
ている。
【0003】このような映像システムでは、図13
(a)に示す各単位時間Tにおいて、画面表示時間t内
で画面A1 ,A2 ,A3 ,…,AN (ここに、Nは任意
の正の整数であり、以下同様である。)を時間の経過と
ともに表示することにより、これら画面を見る者には、
図13(b)示すように画面A1 ,A2 ,A3 ,…,A
Nを認識でき、表示画面内で画面が移動して見えるよう
になる。このとき、それら画面を見る者には、単位時間
Tは露光時間tR 、残像時間tZ とからなる。人間の目
には、一つの画面の残像によって映像が移動しているよ
うに認識される。
【0004】ところで、複数の映像を表示する従来のマ
ルチ映像システムとしては、例えば立体映像を再現する
テレビジョン装置が知られている。このテレビジョン装
置からなるマルチ映像システムは、上述した原理と、人
間の両目に入る映像の位相差とを利用したものである。
すなわち、このシステムは、右目用の画面と左目用の画
面とを交互にかつ時間に沿って例えばCRTディスプレ
イ上に表示できるようにし、かつ例えば二つの液晶シャ
ッタ等をメガネ状に形成し、各画面に左目用あるいは右
目用の液晶シャッタを同期動作させて、立体映像を得る
ようにしたものである。
【0005】このシステムによれば、右目用の画面がデ
ィスプレイに表示されているときには右目用の液晶シャ
ッタを開くとともに左目用の液晶シャッタを閉じ、逆に
左目用の画面がディスプレイに表示されているときには
右目用の液晶シャッタを閉じるとともに左目用の液晶シ
ャッタを閉じるように同期動作させ、これによって映像
を立体的にかつ移動して見えるようにしているものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマルチ映像システムにあっては、確かに右目
用の映像と左目用の映像が表示されているが、これらは
基本的に同一種類の映像(例えば、同一のタイトルの映
像)であって、複数の全く異なる種類の映像(例えば、
複数のタイトルの映像)を同一ディスプレイ等に表示
し、これら映像の内のそれぞれの種類の映像を各人が同
一劇場や同一の部屋等の空間で同時に見ることができる
ようにした方式とは原理的に全く異なるものである。
【0007】また、一般に複数の全く異なる映像を見る
ようにするためには、映像システムをそれぞれ別々の空
間に設け、かつそれら映像を見る者は各空間に分散する
必要がある。 したがって、上記従来の映像システムで
は、それぞれの種類の種類の画像を個別に再現するため
の大きな空間を要し、かつ映像装置をそれぞれ設置しな
ければならないという問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑み、複数
の全く異なる種類の映像を同一画面の上に表示し、特定
の種類の映像のみを各人が同一室内等で同時に見ること
ができるようにしたマルチ映像システムを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマルチ映像システムは、複数の映像を時分
割で再生する映像再生手段と、所定の映像が再生される
タイミングで動作することにより、前記所定の映像のみ
を選択して視聴者に与えるようにする映像選択手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0010】また、複数の映像を時分割で再生するとと
もに、各映像に同期する同期信号をそれぞれ形成する映
像再生手段と、前記各同期信号の内の所定の映像に対応
する同期信号で同期動作することにより所定の映像のみ
を視聴者に与える映像選択手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】また、前記複数の映像が異なるタイトルの
複数の種類の映像からなり、前記映像再生手段は、これ
らの映像を同一の画面上に同時に時分割再生し、前記映
像選択手段は所定のタイトルの映像のみを選択して視聴
者に与えるようにすることを特徴とする。
【0012】前記映像再生手段は、複数の映像を投射す
る映写機と、前記複数の映写機からの映像を同一スクリ
ーンに投射させる光学系と、前記複数の映写機の動作を
制御して複数の映像が時分割で投射されるように制御す
るとともに、それら映像に同期できる同期信号をそれぞ
れ形成する同期制御装置とを備える。
【0013】また、前記同期制御装置は、前記各映写機
のシャッタのタイミングを検出するセンサーからのタイ
ミング検出信号を基に、前記各映写機のシャッタ用及び
前記各映写機のフィルム送り用のモータを、複数の映像
が時分割で投射されるように同期回転制御するととも
に、前記各映像に同期させる同期信号をそれぞれ形成す
る回路構成としたことを特徴とする。
【0014】また、前記映像再生手段は、複数のチャネ
ルを受信できるチューナーと、前記複数のチューナー及
び外部入力端子からの各映像信号を時分割画像信号に変
換するビデオセレクタと、前記ビデオセレクタからの時
分割映像を表示する表示装置と、前記ビデオセレクタを
時分割制御するとともに、各映像に同期させる同期信号
をそれぞれ形成する処理装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0015】また、前記映像再生手段は、複数のゲーム
用の映像データが記憶されたビデオメモリと、前記ビデ
オメモリに記憶されたゲーム用映像データを切り換えて
出力するビテオチップと、複数のゲーム用映像信号を時
分割で前記ビデオチップから出力させるとともに、各映
像に同期させる同期信号をそれぞれ形成する処理回路
と、前記ビデオチップからの映像信号を表示する表示装
置とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】また、前記映像選択手段は、複数の同期信
号のうち、選択した同期信号によって遮目あるいはこれ
を開放する開閉手段をメガネ状に構成したことを特徴と
するものである。この開閉手段は、液晶シャッタで構成
できる。さらに、この開閉手段は、メガネ状の構造物に
回転円盤を設け、前記回転円盤に透孔を設け、当該透孔
が視線位置を通るように回転円盤の回転角を調製し、か
つ前記回転円盤を回転させるモータを前記同期信号に同
期させて回転させて当該同期信号に同期する映像を視聴
者に与えられるようにも構成できる。
【0017】また、前記映像再生手段は、複数の映像信
号を取込み、時分割の映像信号に変換する映像セレクタ
と、前記映像セレクタからの時分割映像信号を時分割画
面信号に変換する画面コントローラと、前記画面コント
ローラからの時分割画面信号を表示する液晶表示板と、
前記画像セレクタを時分割動作させるとともに、各画面
に同期させる同期信号を形成する同期制御装置とを備え
るように構成しても良い。
【0018】また、前記映像選択手段は、前記液晶表示
板の前面に配置し、入力される偏光電圧により偏光の方
向を可変する偏光板と、前記同期制御装置からの同期信
号に応じて偏光電圧を発生させる偏光電圧発生器とを備
え、前記偏光板の偏光角度に応じて特定の角度にいる視
聴者に前記複数の映像の内の一つを選択して与えるよう
に構成しても良い。なお、本発明において、「タイト
ル」とは、題目、内容、その他映像を特徴づける全ての
事項の一つあるいは複数を意味する。
【0019】
【作用】前記本発明によれば、映像再生手段は、複数の
映像を時分割で再生し、所定の映像が再生されるタイミ
ングでこの映像のみを選択する。例えば、前記映像再生
手段は、複数のタイトルの映像を時分割で再生し、かつ
前記各映像に同期させる同期信号をそれぞれ形成、出力
し、前記各同期信号の内の特定の種類の映像に対応する
同期信号で映像選択手段を同期動作することにより、前
記複数の映像のうちから特定の種類の映像のみを視聴者
に与えるようにする。
【0020】本発明の上記作用を、図12を例にしてさ
らに詳説する。いま、映像再生手段は、図12(d)に
示すように、三つの全く異なる種類の映像の画面A1 ,
B1 ,C1 、A2 ,B2 ,C2 、A3 ,B3 ,C3 ,
…,AN,BN ,CN を時分割で交互に表示しているも
のとする。このとき、A映像を見る人のA映像用のシャ
ッタ(映像選択手段の一例)101と、B映像を見る人
のB映像用のシャッタ102と、C映像を見る人のC映
像用のシャッタ103とを、図12(a),図12
(b),図12(c)に示すように、各映像の画面に同
期させて順次、時間軸に沿って開閉させる。つまり、A
映像用シャッタ101は、ta1,ta2,ta3,…,taN
において開き、τa1,τa2,τa3,…,τaNにおいて閉
じるようにする。また、B映像用シャッタは、tb1,t
b2,tb3,…,tbNにおいて開き、τb1,τb2,τb3,
…,τbNにおいて閉じるようにする。同様に、C映像用
シャッタは、tc1,tc2,tc3,…,tcNにおいて開
き、τc1,τc2,τc3,…,τcNにおいて閉じるように
する。
【0021】これにより、図12(a’)に示すように
映像Aを見る人はA1 ,A2 ,A3,…,AN の各画面
が連続的に見えることになり、図12(b’)に示すよ
うに映像Bを見る人はB1 ,B2 ,B3 ,…,BN の各
画面が連続的に見える。同様に、図12(c’)に示す
ように映像Cを見る人はC1 ,C2 ,C3 ,…,CNの
各画面のみが見える。このように全く異なる映像を同一
の表示画面上に表示し、これらの内の一つに同期させて
シャッタを開閉することにより、複数の映像が表示され
ている連続画面のなかから一つの映像のみを選択して視
聴者に与えることができる。そして、発光量と画像の時
分割時間を調整することにより、二つの映像あるいは四
つ以上の映像についても同様に表示させ、これを選択的
に認識することができる。
【0022】また、前記映像再生手段によれば、複数の
映写機により複数の映像を再生し、これら映像を光学系
を用いて同一スクリーンに投射し、かつ複数の映写機の
動作を同期制御装置で制御することにより前記複数の映
像が時分割で投射されるように制御し、それら複数の映
像に同期できる同期信号を出力できる。
【0023】また、前記同期制御装置によれば、前記各
映写機のシャッタの開閉タイミングをセンサーで検出
し、前記各映写機のシャッタを回転させかつ前記各映写
機のフィルムを送る各映写機のモータを前記各センサー
からのタイミング検出信号で同期動作させて時分割で映
像を再生できるように制御し、かつ必要な同期信号を出
力できる。そして、前記映像再生手段によれば、前記複
数のチューナーからの各映像信号信号をビデオセレクタ
で時分割複合映像信号に変換し、前記ビデオセレクタか
らの時分割映像を映像表示装置で再生でき、かつまた、
処理装置により、前記ビデオセレクタを時分割制御し、
かつ各映像に同期させる同期信号をそれぞれ形成して出
力できる。
【0024】また、前記映像再生手段によれば、ビデオ
チップを所定のタイミングで切り換えることにより、複
数のゲーム用の映像データが記憶されたビデオメモリか
ら複数のゲーム用映像データを時分割で出力できるとと
もに、各画面に同期させる同期信号をそれぞれ出力する
ようにできる。
【0025】また、前記映像選択手段によれば、メガネ
状構造体のレンズ相当部分に開閉手段を設けて、かつ複
数の同期信号のうち選択した同期信号によってこの開閉
手段を遮目、開放することができる。また、前記開閉手
段によれば、、液晶シャッタにより構成することがで
き、透過形の液晶シャッタを同期信号でオンオフ制御可
能である。
【0026】また、前記開閉手段によれば、メガネ状の
構造体に超小型モータを固定し、かつその回転軸に回転
円盤を設け、前記回転円盤が目の直前で回転するととも
に、回転円盤に透明の孔を設けておき、かつ同期信号に
より前記モータを回転制御して、前記孔が目の位置に位
置するタイミングを調整することにより、複数の画像の
うち特定の画像のみを得ることができる。
【0027】また、前記映像再生手段によれば、映像セ
レクタに複数の映像信号を取込み、かつこの映像セレク
タで時分割の映像信号に変換し、それら時分割映像信号
を画面コントローラによって時分割画面信号に変換し、
それら時分割画面信号を液晶表示板に表示し、かつ各画
面用の同期信号を出力できる。
【0028】さらに、前記映像選択手段について説明し
たものであり、前記液晶表示板の前面に偏光板を配置
し、この偏光板の偏光方向を同期信号に応じた偏光電圧
により可変し、前記偏光板の偏光角度に応じて特定の角
度にいる視聴者に前記複数の映像の内の一つを同期させ
選択するようにできる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明に係るマルチ映像システムの第1の
実施例の構成を示すものである。図1に示すマルチ映像
システム1は、大別して、映像再生装置3と、映像選択
装置5とからなる。ここで、前記映像再生装置3は、複
数の種類(例えば、複数のタイトルの映画)を時分割で
再生するとともに、前記各種類の映像に同期させる同期
信号をそれぞれ形成するようになっている。また、前記
映像選択装置5は、複数の映像のうちの一つの映像の同
期信号で同期動作することにより前記複数の映像のうち
特定の種類の映像のみを視聴者に与えるようになってい
る。
【0030】このようなマルチ映像システム1の構成に
ついてさらに詳説する。上記映像再生装置3は、複数の
映写機31a、31b、31cと、前記複数の映写機3
1a、31b、31cからの映像を同一スクリーン32
に投射させる光学系33と、前記複数の映写機31a、
31b、31cの動作を制御して複数の映像のそれぞれ
の画面が時分割で投射されるように制御し、かつそれら
映像に同期させる同期信号Sa,Sb,Scをそれぞれ
形成する同期制御装置35とを備えている。
【0031】そして、上記映写機31aは、光軸34に
対して直角に図示上側に配置されており、次のような構
成となっている。すなわち、映写機31aは、投光機3
11aと、図示しない光学系と、映像用のフィルム31
2aと、このフィルム312aに対するシャッタ313
aと、このシャッタ313aを回転させるとともに前記
フィルム312aを一コマずつ送るモータ314aと、
図示しないがその他の必要な構成要素とからなる。
【0032】前記映写機31bは、光軸34に対して同
一方向に図示右側に配置されており、前記映写機31a
と同様に、投光機311bと、図示しない光学系と、映
像用のフィルム312bと、シャッタ313bと、モー
タ314bと、図示しないその他の構成要素とからな
る。
【0033】また、前記映写機31cは、光軸34に対
して直角に図示下側に配置されており、同様に、投光機
311cと、図示しない光学系と、映像用のフィルム3
12cと、シャッタ313cと、送るモータ314c
と、その他の構成要素とからなる。前記シャッタ313
aにはセンサー36aが近接して設けられている。ま
た、シャッタ313bにはセンサー36bが近接して設
けられている。さらに、シャッタ313cにはセンサー
36cが設けられている。そして、センサー36aは前
記映写機31aのシャッタ313aの開閉のタイミング
を検出し、このタイミング検出信号Daを同期制御装置
35に与えるようになっている。センサー36bは前記
映写機31bのシャッタ313bのタイミングを検出
し、このタイミング検出信号Dbを同期制御装置35に
与えるようになっている。センサー36cは前記映写機
31cのシャッタ313cのタイミングを検出し、この
タイミング検出信号Dcを同期制御装置35に与えるよ
うになっている。
【0034】また、上記同期制御装置35は、前記各セ
ンサー36a,36b,36cからのタイミング検出信
号Da,Db,Dcを基に、上記各モータ314a,3
14b,314cの回転を制御するとともに、ことによ
り、前記各映写機31a、31b、31cのシャッタ3
13a,313b,313cの回転を制御し、複数の映
像の各画面が時分割でスクリーン32に交互に投射され
るようにしている。
【0035】また、光学系33は、映写機31aからの
画像を光軸34側の図面左側に導くプリズム331と、
映写機31cからの画像を光軸34側の図面左側に導く
プリズム332と、所定のレンズ群333とからなる。
【0036】前記映像選択装置5を、この実施例では、
電気信号で開閉する開閉手段51a,51b,51cを
メガネ状構造体52a,52b,52cのレンズ部分に
はめ込み、メガネ体55a,55b,55cによって構
成したものである。これら開閉手段51a,51b,5
1cは、具体的には、透過形の液晶シャッタにより構成
されたものであり、各液晶シャッタは前記映像再生装置
3の同期制御装置35に電気的にそれぞれ接続されてお
り、かつ前記同期制御装置35からの同期信号Sa,S
b,Scに同期してそれぞれが開閉するように制御され
ている。
【0037】本実施例の動作を図1を基に、図2のタイ
ムチャートを参照して説明する。図2では横軸に時刻t
を、(d)にスクリーン上の映像の例を、(a)に開閉
手段51aの動作例を、(b)に開閉手段51bの動作
例を、(c)に開閉手段51cの動作例を、それぞれ示
している。まず、各映写機31a、31b、31cで
は、投影の準備が整った場合、投光機311a,311
b,311cを点灯し、モータ314a,314b,3
14cを回転させる。これらモータ314a,314
b,314cの回転状態は、センサー36a,36b,
36cからのタイミング検出信号により、同期制御装置
35によって検出されている。
【0038】そして、同期制御装置35は、スクリーン
32上に表示される画像が画面A1,B1 ,C1 、A2
,B2 ,C2 、A3 ,B3 ,C3 ,…,AN (A種類
の映像の画面),BN (B種類の映像の画面),CN
(C種類の映像の画面)の如く時分割で表示されるよう
に、前記センサー36a,36b,36cからのタイミ
ング検出信号を基に、モータ314a,314b,31
4cの回転を駆動制御する。これにより、映写機31a
からの画像A1 ,A2 ,A3 ,…,AN は、光学系33
のプリズム331により光軸34の左側に曲げられて、
レンズ群333を通してスクリーン32に投影される。
また、映写機31bからの画像B1 ,B2 ,B3 ,…,
BN は、プリズム332、プリズム331、レンズ群3
33を通ってスクリーン32に投影される。同様に、映
写機31cからの画像C1 ,C2 ,C3 ,…,CN は、
プリズム332で光軸34の左側に曲げられ、プリズム
331、レンズ群333を通してスクリーン32に投影
される。
【0039】そして、上記したようにモータ314a,
314b,314cを同期制御装置35の制御下に回転
させ、そして、各シャッタ313a,313b,313
cを同期させて回転させ、さらに各フィルム312a,
312b,312cを送ることにより、スクリーン32
上には、図2(d)に示すように時分割でかつ時間軸に
沿って画面A1 ,B1 ,C1 ,A2 ,B2 ,C2 、A3
,B3 ,C3 ,…,AN ,BN ,CN がこの順序で交
互に再生されることになる。すなわち、シャッタ313
a,313b,313cはこの順序で交互に開閉され、
一つのシャッタが開の時、他のシャッタは閉にされてい
る。そして、シャッタが閉の間にそのシャッタに対応す
るフィルムが一コマ送られる。このとき、同期制御装置
35は、各画面A1 ,B1 ,C1 、A2 ,B2 ,C2 、
A3 ,B3 ,C3 ,…,AN ,BN ,CN に同期させる
同期信号Sa,Sb,Scを出力している。そこで、映
像選択装置5の開閉手段51a,51b,51cに前記
同期信号Sa,Sb,Scを与え、各同期信号Sa,S
b,Scに応じて開閉手段51a,51b,51cを開
閉させる。
【0040】これにより、前記スクリーン32上に時分
割でかつ時間軸に沿って再生されている各画面A1 ,B
1 ,C1 ,A2 ,B2 ,C2 、A3 ,B3 ,C3 ,…,
AN,BN ,CN の内から、上記メガネ体55aの開閉
手段51aをシャッタ313aの開のタイミングに合わ
せて開状態にすることにより、A1 ,A2 ,A3 ,…,
AN のみを選択的に鑑賞することができる。また同様
に、上記メガネ体55bの開閉手段51bからは画面B
1 ,B2 ,B3 ,…,BN が、あるいは開閉手段51c
からは画面C1 ,C2 ,C3 ,…,CN が、それぞれ得
られることになる。
【0041】なお、A映像用、B映像用あるいはC映像
用の音声は、図示しないが各映像用のヘッドホーンを用
意し、これらのヘッドホーンに対して有線でそれぞれの
映像に対応する音声を供給するようにする。あるいは、
A映像用、B映像用及びC映像用の音声を無線で放送
し、これらをチューナー付きのヘッドホーンでそれぞれ
受信するようにしても良い。
【0042】この第1の実施例によれば、映像再生装置
3により複数の画面A1 ,B1 ,C1 ,A2 ,B2 ,C
2 、A3 ,B3 ,C3 ,…,AN ,BN ,CN を再生
し、かつ映像選択装置5のメガネ体55a,55b,5
5cの開閉手段51a,51b,51cを前記各映像の
同期信号Sa,Sb,Scに同期させて開閉することに
より、メガネ体55aから画面A1 ,A2 ,A3 ,…,
AN を、メガネ体55bから画面B1 ,B2 ,B3 ,
…,BN を、メガネ体55cから画面C1 ,C2 ,C3
,…,CN を得られるので、これら映像を再生するた
めに必要な空間を小さくできる。また、映像の再生のた
めの装置、器具(例えば、光学系)を共通にすることが
できるので、これら装置の占有体積を小さくできるとと
もに、コストを低減することもできる。
【0043】また、上記第1の実施例では、映像選択装
置5は液晶シャッタ53による開閉手段51で説明した
が、これに限られることはなく特定の映像が再生されて
いるときに、当該映像が観察者の目に入力され、他の映
像が再生されているときにこの他の映像が視聴者の目に
入力されないようにすればよい。例えば、図3に示す映
像選択装置5において、メガネ体55は、メガネ状構造
体52に超小型のモータ56を固定し、前記モータ56
の回転軸に回転円盤57を固定し、前記回転円盤57に
透孔58を設け、当該透孔58が視線位置59を通るよ
うに回転円盤57の回転軸を位置させ、かつ前記モータ
56を前記所定の同期信号に同期させて回転させるよう
にしてもよい。
【0044】なお、一つのスクリーン上に複数のタイト
ルの映像を時分割で再生した場合、一つの種類の映像の
ためのシャッタが開状態になっている時間(発光時間)
は、映像の種類が多くなる程短くなるが、この際、発光
量を増大させることによって、各映像の残像時間を長く
することができ、この結果、円滑な動画の再生が可能と
なる。
【0045】次に本発明の第2の実施例を図4ないし図
6に基づいて説明する。図4は同第2の実施例の全体構
成を示すブロック図である。図4に示すマルチ映像シス
テム1も、映像再生装置3と、映像選択装置5からな
る。ここに、映像再生装置3は、大別すると、アンテナ
ANT、バッファ37及びチューナー38a,38b,
38c,38dからなる放送受信系と、外部入力端子3
9及びバッファ40からなる外部映像入力系と、これら
系からの映像信号をり込み、これら映像信号を時分割映
像信号とするビデオセレクタ41と、このビデオセレク
タ41を同期制御する同期制御装置35と、前記ビデオ
セレクタ41からの時分割映像信号を再生して、時分割
映像を再生表示する映像表示装置42とからなる。
【0046】また、映像選択装置5は、上記第1の実施
例と同様の構造を有するメガネ体55a,55b,55
c,55d,55eからなる。これらメガネ体55a,
55b,55c,55d,55eは同期制御装置35に
電気的にそれぞれ接続されており、各メガネ体55a,
55b,55c,55d,55eは同期制御装置35か
らの同期信号Sa,Sb,Sc,Sd,Seにそれぞれ
同期して、液晶シャッタ部分が開閉するようになってい
る。
【0047】図5は、同第2の実施例の具体例を示すブ
ロック図である。図5において、アンテナANTはバッ
ファ37を介して各チューナー38a,38b,38
c,38dに接続されている。これらチューナー38
a,38b,38c,38dの出力端子はビデオセレク
タ41に入力されており、チューナー38a,38b,
38c,38dからの映像信号が入力されるようになっ
ている。また、入力端子39はバッファ40を介してビ
デオセレクタ41に接続されており、入力端子39から
入力された映像信号がバッファ40を介してビデオセレ
クタ41に入力されるようになっている。
【0048】前記ビデオセレクタ41は、アナログデジ
タル変換器(ADC)411a,411b,411c,
411d,411eと、ビデオメモリ412a,412
b,412c,412d,412eと、マルチプレクサ
413と、デジタルアナログ変換器(DAC)414
と、これらの動作を制御するコントローラ415とから
なる。各チューナー38a,38b,38c,38dか
らの各映像信号は、ADC411a,411b,411
c,411d,411eでデジタル化されてビデオメモ
リ412a,412b,412c,412d,412e
の所定領域にそれぞれ格納されるようになっている。ま
た、コントローラ415は、同期制御装置35からのタ
イミング信号を基に、A映像〜E映像の時分割映像を作
成するために、マルチプレクサ413を各映像に割り当
てられた時間だけ、それぞれの映像のチューナーに対応
するビデオメモリ412a,412b,412c,41
2d,412eに順番に接続し、その接続時間内におい
て各ビデオメモリ412a,412b,412c,41
2d,412eから1画面分のデータを取り出し、DA
C414でDA変換して時分割映像信号Voにしてい
る。このDA変換時に、コントローラ415は、A映
像、B映像、C映像、D映像あるいはE映像用の映像同
期信号Stを形成し、映像表示装置42に与えるように
なっている。
【0049】このような第2の実施例の動作を図4及び
図5を基に、図6を参照して説明する。 図6はこの実
施例のタイミングチャートを示す。ここに、図6の横軸
は時刻を示し、(f)には映像表示装置42で再生され
る各映像の時分割再生画面例が、(a)ないし(e)に
は各メガネ体55a,55b,55c,55d,55e
の動作が、(a’)〜(e’)には各メガネ体55a,
55b,55c,55d,55eをかけた人の目に入る
映像をそれぞれ示している。
【0050】アンテナANTで受信された各テレビジョ
ン放送は、バッファ37を介してチューナー38a,3
8b,38c,38dに供給される。これらチューナー
38a,38b,38c,38dで受信された各チャネ
ルのテレビジョン放送は、A映像、B映像、C映像及び
D映像の映像信号として出力される。これらの各映像の
映像信号は、ビデオセレクタ41内のADC411a,
411b,411c,411d,411eにそれぞれ供
給される。
【0051】ADC411a,411b,411c,4
11d,411eは、コントローラ415の制御下に、
各AないしD映像の映像信号をデジタル化し、これらを
各ビデオメモリ412a,412b,412c,412
d,412eに記憶させる。なお、各ビデオメモリ41
2a,412b,412c,412d,412eは、書
込み時間(各チャネルともビデオメモリ412a,41
2b,412c,412d,412eに書き込む時間を
例えば1/30〔秒〕とする。)、読み出し時間(各ビ
デオメモリ412a,412b,412c,412d,
412eから1画面を読み出すのに要する時間を例えば
1/150〔秒〕とする)を考慮して十分な記憶容量を
備えているものとする。
【0052】そして、マルチプレクサ413をビデオメ
モリ412aに期間T1 だけ接続して、この期間T1 内
においてビデオメモリ412aから1画面分のデータを
読み出し、これをDAC414でDA変換してA画面用
の時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のA1 )。このとき、1画面を再現できる
ようにするために、コントローラ415から垂直、水平
の映像同期信号Stが供給される。これにより、期間T
1 の大半の期間、画面A1 が表示されることになる。な
お、上記期間T1 の間に、1画面分のデータを複数回読
み出して、その期間T1 内において同一画面を複数回映
像表示装置42に表示させるようにしてもよい(以下の
動作についても同じ)。
【0053】次に、マルチプレクサ413をビデオメモ
リ412bに期間T2 だけ接続して、この期間T2 内に
おいてビデオメモリ412bから1画面分のデータを読
み出し、これをDAC414でDA変換してB画面用の
時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のB1 )。このときも、映像同期信号St
が与えられている。これにより、期間T2 の大半の期
間、画面B1 が表示されることになる。
【0054】次に、マルチプレクサ413をビデオメモ
リ412cに期間T3 だけ接続して、この期間T3 内に
おいてビデオメモリ412cから1画面分のデータを読
み出し、これをDAC414でDA変換してC画面用の
時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のC1 )。このときも、映像同期信号St
が与えられている。これにより、期間T3 の大半の期
間、画面C1 が表示されることになる。
【0055】次に、マルチプレクサ413をビデオメモ
リ412dに期間T4 だけ接続して、この期間T4 内に
おいてビデオメモリ412dから1画面分のデータを読
み出し、これをDAC414でDA変換してD画面用の
時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のD1 )。このときも、映像同期信号St
が与えられている。これにより、期間T4 の大半の期
間、画面D1 が表示されることになる。さらに、マルチ
プレクサ413をビデオメモリ412eに期間T5 だけ
接続して、この期間T5 内においてビデオメモリ412
eから1画面分のデータを読み出し、これをDAC41
4でDA変換してE画面用の時分割映像信号Voとして
映像表示装置42に与える(図6(f)のE1 )。この
ときも、映像同期信号Stが与えられている。これによ
り、期間T5 の大半の期間、画面E1 が表示されること
になる。
【0056】再び、マルチプレクサ413をビデオメモ
リ412aに期間T6 だけ接続して、この期間T6 内に
おいてビデオメモリ412aから1画面分のデータを読
み出し、これをDAC414でDA変換してA画面用の
時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のA2 )。なお、映像同期信号Stは各画
面とも常に供給されるので、以下省略する。これによ
り、期間T6 の大半の期間、画面A2 が表示されること
になる。
【0057】次に、マルチプレクサ413をビデオメモ
リ412bに期間T7 だけ接続して、この期間T7 内に
おいてビデオメモリ412bから1画面分のデータを読
み出し、これをDAC414でDA変換してB画面用の
時分割映像信号Voとして映像表示装置42に与える
(図6(f)のB2 )。これにより、期間T7 の大半の
期間、画面B2 が表示されることになる。以後この動作
を繰り返すことにより、再生画面上に、A1 ,B1 ,C
1 ,D1 ,E1 ,A2 ,B2 ,C2 ,D2 ,E2・・・
・・AN ,BN ,CN ,DN ,EN のように、Aないし
Eの映像の各画面が順番に再生される。
【0058】このように、映像表示装置42には、チュ
ーナー38a,38b,38c,38dで受信した放送
のA映像の画面、B映像の画面、C映像の画面、D映像
の画面、及び入力端子39から入力された外部映像信号
のE映像の画面が、時分割で繰り返し再生されることに
なる(図6(f)参照)。また、同期制御装置35から
同期信号Sa,Sb,Sc,Sd,Seが出力されてお
り、これら同期信号Sa,Sb,Sc,Sd,Seはメ
ガネ体55a,55b,55c,55d,55eに与え
られている。これにより、メガネ体55aの液晶シャッ
タが図6(a)に示すタイミングで開閉する。メガネ体
55bないし55eも同様である(図6(b)ないし図
6(e)参照。)
【0059】したがって、映像表示装置42の再生画面
A1 ,B1 ,C1 ,D1 ,E1 、A2 ,B2 ,C2 ,D
2 ,E2 、A3 ,B3 ,C3 ,D3 ,E3 ,…,AN ,
BN ,CN ,DN ,EN を見ている観察者のうち、メガ
ネ体55aをかけている観察者の目には画面A1 ,A2
,A3 ,…,AN が(図6(a’)参照)、メガネ体
55bをかけている観察者には画面B1 ,B2 ,B3 ,
…,BN が(図6(b’)参照)、メガネ体55cをか
けている観察者の目には画面C1 ,C2 ,C3 ,…,C
N が(図6(c’)参照)、メガネ体55dをかけてい
る観察者には画面D1 ,D2 ,D3 ,…,DN が(図6
(d’)参照)、メガネ体55eをかけている観察者に
は画面E1 ,E2 ,E3 ,…,EN が(図6(e’)参
照)、がそれぞれ得られることになる。
【0060】なお、音声は、各チャネルの受信している
チューナー38a,38b,38c,38dと、入力端
子39に接続された機器から有線等で各観察者のもとの
ヘッドホーン等に与えられる。このように第2の実施例
によれば、複数の人が同一映像表示装置42上で、全く
別々の映像を見ることができる。
【0061】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図7は、この実施例を示すブロック図であり、ゲー
ム機に応用した例を示したものである。図7に示すマル
チ映像システム1も、映像再生装置3と、映像選択装置
5とからなる。ここに、映像再生装置3は、大別して、
A映像及びB映像を記憶したビデオメモリ45と、ビデ
オメモリ45からの映像データを切り換えるとともに画
像データを映像信号にするビデオチップ46と、ゲーム
プログラム47により動作し、前記ビデオチップ46を
所定のタイミングで切り換えることにより複数のゲーム
用映像を時分割映像信号Voとして出力できるととも
に、各映像に同期させる同期信号Sa,Sbをそれぞれ
形成する処理回路48と、前記ビデオチップ46からの
映像信号Voを映像化する表示装置42とを備えてい
る。
【0062】また、映像選択装置5は、上記第1の実施
例と同様の構造を有するメガネ体55a,55bからな
る。これらメガネ体55a,55bは処理回路48に電
気的にそれぞれ接続されており、各メガネ体55a,5
5bは処理回路48からの同期信号Sa,Sbにそれぞ
れ同期して開閉するようになっている。
【0063】このような第3の実施例の動作を説明す
る。この第3の実施例では、ゲームプログラム47に従
って動作する処理回路48により、ビデオチップ46が
制御されて、A映像の画面及びB映像の画面が交互に入
れ替わる時分割の映像信号Voに変換される。この時分
割映像信号Voは、表示装置42に与えられる。表示装
置42には、ゲーム画面A1 ,B1 ,A2 ,B2 ,A3
,B3 ,…,AN ,BN が表示される。
【0064】このとき、処理回路48から同期信号S
a,Sbが出力されており、これらがメガネ体55a,
55bに与えられている。メガネ体55a,55bは交
互に開閉するので、メガネ体55aをかけている人の目
には、画面A1 ,A2 ,A3 ,…,AN が入力される。
また、メガネ体55bをかけている人の目には、画面B
1 ,B2 ,B3 ,…,BN が入力されることになる。こ
のような第3の実施例によっても、複数のゲームを同一
機器で複数の人でどれぞれ楽しむことができる。
【0065】次に第4の実施例を図8ないし図11に基
づいて説明する。図8は、この実施例の全体構成を示す
ブロック図である。図8に示すマルチ映像システム1
も、映像再生装置3と、映像選択装置5とからなる。こ
こに、映像再生装置3は、映像セレクタ21と、画面コ
ントローラ22と、液晶表示板23と、同期制御装置3
5とを備えている。映像セレクタ21は、A映像信号、
B映像信号及びC映像信号を取り込み、かつ同期制御装
置35からの画面切換信号Sjを基に、これら映像信号
から時分割の映像信号Voに変換するように構成されて
いる。この画面コントローラ22の出力は画面コントロ
ーラ22に電気的に接続されており、画面コントローラ
22からの映像信号Voが画面コントローラ22に供給
されるようになっている。画面コントローラ22は、前
記時分割映像信号Voを液晶表示板用の時分割画面信号
Vpに変換できるように構成されている。前記画面コン
トローラ22には液晶表示板23が電気的に接続されて
おり、その時分割画面信号Vpを液晶表示板23に供給
できるようになっている。同期制御装置35は、映像セ
レクタ21を時分割動作させるとともに、各画面に同期
させる同期信号Sa,Sb,Scを形成している。
【0066】映像選択装置5は、偏光板61と、偏光電
圧発生器62とからなる。偏光板61は、前記液晶表示
板23の前面に配置されており、入力される偏光電圧E
hにより偏光方向を可変できるようになっている。ま
た、偏光電圧発生器62は、同期制御装置35からの同
期信号Sa,Sb,Scに応じた偏光電圧Eha、Eh
b、Ehcを発生できるようになっている。
【0067】このような第4の実施例の動作等について
図8を基に、図9〜図11を参照しながら説明する。図
9は同第4の実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。図9の横軸に時間をとり、(d)に液
晶表示板23の画面を、(e)に偏光板61の偏光角
を、(a)〜(c)にP1 ,P2 ,P3 の各点の映像
を、それぞれ示している。また、図10及び図11は、
本実施例の動作の説明図であり、各点P1ないしP3 の
映像の状態を示しているものである。
【0068】映像Aの映像信号、映像Bの映像信号、及
び映像Cの映像信号は、映像セレクタ21に入力されて
いる。これら映像信号は、映像セレクタ21において、
同期制御装置35からの画面切換信号Sjを基に、時分
割の映像信号Voとされる。この時分割の映像信号Vo
は、画面コントローラ22に与えられる。画面コントロ
ーラ22では、前記映像信号Voから時分割画面信号V
pを形成する。この時分割画面信号Vpが液晶表示板2
3で映像となると、図9(d)に示すように、映像画面
A1 ,B1 ,C1 、A2 ,B2 ,C2 、A3 ,B3 ,C
3 ,…,AN ,BN ,CN が再生されることになる。
【0069】このとき、同期制御装置35から出力され
る同期信号Sa,Sb,Sc(あるいは画面切換信号S
j)が偏光電圧発生器62に入力される。偏光電圧発生
器62では、同期信号Sa,Sb,Scに基づいた偏光
電圧Eha、Ehb、Ehcが形成される。これら偏光
電圧Eha、Ehb、Ehcは、偏光板61に与えられ
る。偏光板61では、偏光電圧Ehaが印加されている
ときには偏光角度をA映像用の角度(θ1 )に変更し、
偏光電圧Ehbが印加されているときには偏光角度をB
映像用の角度(θ2 )に変更し、偏光電圧Ehcが印加
されているときには偏光角度をC映像用の角度(θ3 )
に変更する(図9(e)参照)。
【0070】ここで、液晶表示板23に期間T1 で画面
A1 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光
板61には偏光電圧Ehaが印加されることになり偏光
板61が角度θ1 になる(図9(e)参照)。これによ
り、視点P1 のエリアにいる人には、画面A1 が見える
ことになる(図9(a)及び図10(1)参照)。この
場合、他の視点P2 ,P3 にいる人には画面A1 は見え
ない(図10(1)参照)。なお、図10において、画
面を見ることができない領域に斜線を付した。
【0071】次に、液晶表示板23に期間T2 で画面B
1 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光板
61には偏光電圧Ehbが印加されることになり偏光板
61が角度θ2 になる(図9(e)参照)。これによ
り、視点P2 からでは画面B1が見えることになる(図
9(b)及び図10(2)参照)。この場合、他の視点
P1 ,P3 にいる人には画面B1 は見えない(図10
(2)参照)。
【0072】さらに、液晶表示板23に期間T3 で画面
C1 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光
板61には偏光電圧Ehcが印加されることになり偏光
板61が角度θ3 になる(図9(e)参照)。これによ
り、視点P3 のエリアにいる人には、画面C1 が見える
ことになる(図9(c)及び図10(3)参照)。この
場合、他の視点P1 ,P2 にいる人には画面C1 は見え
ない(図10(3)参照)。
【0073】再び、液晶表示板23に期間T4 で画面A
2 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光板
61には偏光電圧Ehaが印加されることになり、視点
P1 のエリアにいる人には、画面A2 が見えることにな
る(図9(a)及び図10(1)参照)。この場合、他
の視点P2 ,P3 にいる人には画面A2 は見えない(図
10(1)参照)。
【0074】次に、液晶表示板23に期間T5 で画面B
2 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光板
61には偏光電圧Ehbが印加されることになり、視点
P2 のエリアにいる人には、画面B2 が見えることにな
る(図9(b)及び図10(2)参照)。この場合、他
の視点P2 ,P3 にいる人には画面B2 は見えない(図
10(2)参照)。
【0075】さらに、液晶表示板23に期間T6 で画面
C2 が表示されているときに(図9(d)参照)、偏光
板61には偏光電圧Ehcが印加されることになり偏光
板61が角度θ3 になる(図9(e)参照)。これによ
り、視点P3 のエリアにいる人には、画面C2 が見える
ことになる(図9(c)及び図10(3)参照)。この
場合、他の視点P1 ,P2 にいる人には画面C2 は見え
ない(図10(3)参照)。このように三つの映像の画
面A〜Cが繰り返し時分割で表示されることになり、前
記視点P1 からは画面A1 ,A2 ,A3 ,…,AN が見
え、前記視点P2 からは画面B1 ,B2 ,B3 ,…,B
N が見え、かつ前記視点P3 からは画面C1,C2 ,C3
,…,CN が見えることになる。
【0076】なお、この第4の実施例では、図11に示
すように、視点P1 ,P2 ,P3 を含む所定の角度で形
成される所定幅のエリアを可視エリア71a,71b,
71cとしており、これら可視エリア71a,71b,
及び71cおいて、各画面A1 ,A2 ,A3 ,…,AN
、画面B1 ,B2 ,B3 ,…,BN 、及び画面C1 ,
C2 ,C3 ,…,CN をそれぞれ見ることができる。し
たがって、これら可視エリア71a,71b,及び71
c以外のエリア72,73,74,75は鑑賞不適格エ
リアとなる。また、図11からも分かるように、視点P
1 の可視エリア71a以外の可視エリア71b,71c
は映像Aに対する不可視エリアとなり、視点P2 の可視
エリア71b以外の可視エリア71a,71cは映像B
に対する不可視エリアとなり、あるいは視点P3 の可視
エリア71c以外の可視エリア71a,71bは画面C
に対する不可視エリアとなる。また、音声等について
は、前記実施例と同様に、各映像用に設けたイヤホーン
に対して有線等で供給すればよい。
【0077】このような第4の実施例によれば、一つの
液晶表示板23により複数の全く異なる画面を鑑賞する
ことができ、かつ上記第1の実施例〜第3の実施例のよ
うに映像選択装置5等としてメガネ体55を用いる必要
がなく、可視エリア71a,71b,71cにいるだけ
で所望の映像を鑑賞することができる。なお、映像選択
手段が、複数の種類の映像を同時に選択すると(例え
ば、図1の実施例において、シャッタ51aを映像Aと
映像Cの画面の再生のとき開状態とすることにより、同
一人が同時に複数の種類の映像を鑑賞することもでき
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の映像を時分割で再生し、例えば、各映像に同期させ
る同期信号をそれぞれ出力し、この同期信号を用いて複
数の映像のうち特定の映像のみを選択して視聴者に与え
るようにしたので、同一ディスプレイ等に表示された全
く異なる複数の映像を各人が同一劇場や同一の部屋等の
空間、かつ共通の光学系を利用しながら同時に鑑賞する
こととができる。
【0079】また、当該映像システムを同一空間に設置
できることから、設置空間を小さくできる。さらに、同
一劇場等の空間で多数の映像を再生できるので、各人の
趣向の多様化に容易に対応することができる。また、複
数の映写機の動作を同期制御装置で制御し、かつ複数の
映写機からの映像を同一スクリーン上に投射できるよう
にしたので、同一スクリーン上に複数の全く異なった映
像を時分割で得ることができる。
【0080】また、センサーで複数の映写機のシャッタ
のタイミングを検出し、それらタイミング検出信号を基
に同期制御装置で複数の映写機のモーターの回転を制御
するようにしたので、同一スクリーン上の複数の全く異
なった映像の時分割画像が正確に得られる。また、複数
のチューナーからの各映像信号や外部入力端子からの映
像をビデオセレクタで時分割信号に変換し、その時分割
映像を映像表示装置で再生させているので、映像表示装
置上に複数の全く異なった映像の時分割画面が正確に得
られることになって、例えば居間等に集まった状態で各
家族で異なる番組を同時に同一のモニターによって見る
ことができる。
【0081】また、複数のテレビゲーム用映像をビデオ
チップでもって所定のタイミングで切り換えて表示装置
に出力させているので、複数のテレビゲームの映像の時
分割映像が正確に再生され、複数の者で同時に異なるテ
レビゲームを同一のディスプレイを用いて楽しむことが
できる。また、映像選択手段をメガネ状に形成し、レン
ズ部分に開閉手段を設け、同期信号によってこの開閉手
段を開閉しているので、同期信号に同期した映像を確実
に得ることができる。
【0082】また、閉手段を液晶シャッタで構成したも
のであり、同期信号の応答が早く、時分割映像から見た
い映像を確実に得ることができる。また、前記開閉手段
を機械的に構成しても、時分割映像から見たい映像を選
択することができる。
【0083】また、前記映像再生手段を複数の映像の時
分割画面信号を形成する画面コントローラと、液晶表示
板とから構成したので、液晶表示板上に複数の全く異な
った映像の時分割映像が正確に得られることになる。さ
らに、映像選択手段を、前記液晶表示板の前面に配置し
た偏光板と、偏光電圧を発生する偏光電圧発生器とから
構成したので、偏光板の偏光方向を偏光電圧により可変
にでき、前述のようなシャッタを用いなくても、所定の
角度から所望の種類の映像を看取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチ映像システムの第1の実施
例を示す構成図である。
【図2】同第1の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図3】同第1の実施例で用いる映像選択装置の他の例
を示す構成図である。
【図4】同第2の実施例を示すブロック図である。
【図5】同第2の実施例の具体例を示すブロック図であ
る。
【図6】同第2の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図7】同第3の実施例を示すブロック図である。
【図8】同第4の実施例を示すブロック図である。
【図9】同第4の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図10】同第4の実施例の動作の説明図である。
【図11】同第4の実施例の動作の説明図である。
【図12】本発明の作用の説明図である。
【図13】映像システムの動作原理の説明図である。
【符号の説明】 1 マルチ映像システム 3 映像再生装置 5 映像選択装置 21 映像セレクタ 22 画面コントローラ 23 液晶表示板 31a、31b、31c 映写機 32 スクリーン 33 光学系 34 光軸 35、 同期制御装置 36a,36b,36c センサー 38a,38b,38c,38d チューナー 41 ビデオセレクタ 42 映像表示装置 45 ビデオメモリ 46 ビデオチップ 47 ゲームプログラム 48 処理回路 51a,51b,51c 開閉手段 52a,52b,52c メガネ状構造体 53a,53b,53c 液晶シャッタ 55a,55b,55c,55d,55e メガネ体 56 モータ 57 回転円盤 58 透孔 59 視線位置 61 偏光板 62 偏光電圧発生器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像を時分割で再生する映像再生
    手段と、所定の映像が再生されるタイミングで動作する
    ことにより、当該所定の映像のみを選択して視聴者に与
    えるようにする映像選択手段と、を備えるマルチ映像シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記映像再生手段は、前記各映像に同期
    する同期信号をそれぞれ形成し、前記映像選択手段は、
    前記各同期信号の内の所定の映像に対応する同期信号で
    同期動作することにより、当該所定の映像のみを選択し
    て視聴者に与えるようにする請求項1記載のマルチ映像
    システム。
  3. 【請求項3】 前記映像再生手段は、複数の映像を投射
    する映写機と、前記複数の映像を同一スクリーンに投射
    させる光学系と、前記複数の映写機の動作を制御して複
    数の映像が時分割で投射されるように制御するととも
    に、それぞれの映像に同期する同期信号を形成する同期
    制御装置とを備える請求項2記載のマルチ映像システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記同期制御装置は、前記各映写機のシ
    ャッタのタイミングを検出するセンサーからのタイミン
    グ検出信号を基に、前記各映写機のシャッタ用及び各映
    写機のフィルム送り用のモーターを、複数の映像が時分
    割で投射されるように同期回転制御し、かつ前記各映像
    に同期させる同期信号をそれぞれ形成する回路構成とし
    た請求項2または3記載のマルチ映像システム。
  5. 【請求項5】 前記映像再生装置は、複数のチャネルを
    受信できるチューナーと、前記複数のチュナー及び外部
    端子からの各映像信号を時分割映像信号に変換するビデ
    オセレクタと、前記ビデオセレクタからの時分割映像を
    表示する映像表示装置と、前記ビデオセレクタを時分割
    制御するとともに、各映像に同期させる同期信号をそれ
    ぞれ形成する処理装置とを備える請求項2記載のマルチ
    映像システム。
  6. 【請求項6】 前記映像再生手段は、複数のゲーム用の
    映像データが記憶されたビデオメモリと、前記ビデオメ
    モリに記憶されたゲーム用映像データを切り換えて出力
    するビテオチップと、複数のゲーム用映像信号を時分割
    で前記ビデオチップから出力させるとともに、各映像に
    同期させる同期信号をそれぞれ形成する処理回路と、前
    記ビデオチップからの映像信号を表示する表示装置とを
    備える請求項2記載のマルチ映像システム。
  7. 【請求項7】 前記映像選択手段は、複数の同期信号の
    うち、選択された同期信号によって遮目あるいはこれを
    開放する開閉手段をメガネ状に構成する請求項1または
    2記載のマルチ映像システム。
  8. 【請求項8】 前記開閉手段を液晶シャッタで構成する
    請求項7記載のマルチ映像システム。
  9. 【請求項9】 前記開閉手段は、メガネ状の構造物に回
    転円盤を設け、前記回転円盤に透孔を設け、当該透孔が
    視線位置を通るように回転円盤の回転軸を位置させ、か
    つ前記回転円盤を回転させるモータを前記同期信号に同
    期させて回転させて当該同期信号に同期する映像を視聴
    者に与える請求項7記載のマルチ映像システム。
  10. 【請求項10】 前記映像再生手段は、複数の映像信号
    を取り込み、時分割の映像信号に変換する映像セレクタ
    と、前記映像セレクタからの時分割映像信号を時分割画
    面信号に変換する画面コントローラと、前記画面コント
    ローラからの時分割画像信号を表示する液晶表示板と、
    前記映像セレクタを時分割動作させるとともに、各映像
    に同期させる同期信号を形成する同期制御装置とを備え
    る請求項2記載のマルチ映像システム。
  11. 【請求項11】 前記映像選択手段は、前記液晶表示板
    の前面に配置し、入力される偏光電圧により偏光の方向
    を可変にする偏光板と、前記同期制御装置からの同期信
    号に応じて偏光電圧を発生させる偏光電圧発生器とを備
    え、前記偏光板の偏光角度に応じて特定の角度にいる視
    聴者に前記複数の映像の内の一つを選択して与えるよう
    にする請求項10記載のマルチ映像システム。
  12. 【請求項12】 前記複数の映像が異なるタイトルの複
    数の種類の映像からなり、前記映像再生手段は、これら
    の映像を同一の画面上に同時に時分割再生し、前記映像
    選択手段は所定のタイトルの映像のみを選択する請求項
    1または2記載のマルチ映像システム。
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