JPH07215975A - イミダゾピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents
イミダゾピリジン誘導体の製造方法Info
- Publication number
- JPH07215975A JPH07215975A JP6297550A JP29755094A JPH07215975A JP H07215975 A JPH07215975 A JP H07215975A JP 6297550 A JP6297550 A JP 6297550A JP 29755094 A JP29755094 A JP 29755094A JP H07215975 A JPH07215975 A JP H07215975A
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- Japan
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- general formula
- amino
- acid
- formula
- nitropyridine
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記式I
〔式中、R1は水素またはアルキル基であり、R2,R
3およびR4は同一または異なるものであって、水素で
あるか、アルキル、シクロアルキル、アリールもしくは
アラルキル基であるか、またはハロゲン原子である。〕
のイミダゾピリジン誘導体を製造する方法において、下
記式II の2−アミノ−3−ニトロピリジンをカルボン酸と水素
化触媒の存在下に水素化し、水素化生成物を、反応混合
物中に同時に存在するカルボン酸と縮合し、最終生成物
を得る方法。 【効果】 上記のイミダゾピリジン誘導体は、アンギオ
テンシンII拮抗剤を製造する中間体である。
3およびR4は同一または異なるものであって、水素で
あるか、アルキル、シクロアルキル、アリールもしくは
アラルキル基であるか、またはハロゲン原子である。〕
のイミダゾピリジン誘導体を製造する方法において、下
記式II の2−アミノ−3−ニトロピリジンをカルボン酸と水素
化触媒の存在下に水素化し、水素化生成物を、反応混合
物中に同時に存在するカルボン酸と縮合し、最終生成物
を得る方法。 【効果】 上記のイミダゾピリジン誘導体は、アンギオ
テンシンII拮抗剤を製造する中間体である。
Description
【0001】本発明は、一般式
【0002】
【化3】
【0003】〔式中、R1は水素またはアルキル基であ
り、R2,R3およびR4は同一または異なるものであっ
て、水素であるか、アルキル、シクロアルキル、アリー
ルもしくはアラルキル基であるか、またはハロゲン原子
である。〕のイミダゾピリジン誘導体を製造する新規な
方法に関する。
り、R2,R3およびR4は同一または異なるものであっ
て、水素であるか、アルキル、シクロアルキル、アリー
ルもしくはアラルキル基であるか、またはハロゲン原子
である。〕のイミダゾピリジン誘導体を製造する新規な
方法に関する。
【0004】これらの化合物は、アンギオテンシンII拮
抗剤〔EP−A 0456510〕を製造する中間体と
して使用される。
抗剤〔EP−A 0456510〕を製造する中間体と
して使用される。
【0005】EP−A 0456510によれば、5,
7−ジメチル−2−エチルイミダゾ[4,5b]ピリジ
ンを、2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリ
ジンおよび2−アミノ−5−ニトロ−4,6−ジメチル
ピリジンの、パラジウム触媒および水素を利用した水素
化、それに続く、生成した2,3−ジアミノおよび2,
5−ジアミノ異性体の混合物の単離、およびこの異性体
混合物とプロピオン酸との、ポリリン酸の存在における
縮合によって4,6−ジメチル−2,5−ビス(プロピ
オンアミド)ピリジンとの混合物として得ることができ
る。 所望するイミダゾピリジンの精製は、カラムクロ
マトグラフィーによって行なう。 EP−A 0456
510の工程で使用するアミノニトロピリジンの異性体
混合物は、対応するアミノピリジンのニトロ化によって
得られる。
7−ジメチル−2−エチルイミダゾ[4,5b]ピリジ
ンを、2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリ
ジンおよび2−アミノ−5−ニトロ−4,6−ジメチル
ピリジンの、パラジウム触媒および水素を利用した水素
化、それに続く、生成した2,3−ジアミノおよび2,
5−ジアミノ異性体の混合物の単離、およびこの異性体
混合物とプロピオン酸との、ポリリン酸の存在における
縮合によって4,6−ジメチル−2,5−ビス(プロピ
オンアミド)ピリジンとの混合物として得ることができ
る。 所望するイミダゾピリジンの精製は、カラムクロ
マトグラフィーによって行なう。 EP−A 0456
510の工程で使用するアミノニトロピリジンの異性体
混合物は、対応するアミノピリジンのニトロ化によって
得られる。
【0006】この既知の合成法の重大な不利益は、全工
程にわたって所望しない異性体も反応にかかわることで
あり、その異性体は最終的に、分離しにくい副産物を含
む最終生成物となる。 反応条件、とくに18時間とい
う長時間の水素化は、上記とともにこの合成法を工業的
スケールで実施する魅力のないものにする。
程にわたって所望しない異性体も反応にかかわることで
あり、その異性体は最終的に、分離しにくい副産物を含
む最終生成物となる。 反応条件、とくに18時間とい
う長時間の水素化は、上記とともにこの合成法を工業的
スケールで実施する魅力のないものにする。
【0007】従って、一般式Iのイミダゾピリジンを単
純な方法で大規模に得るプロセスを開発することが本発
明の目的である。
純な方法で大規模に得るプロセスを開発することが本発
明の目的である。
【0008】この目的は、請求項1に記載の新規な方法
によって達成される。
によって達成される。
【0009】個々の基、R1〜R4に使われる用語は、以
下の意味をもつ。
下の意味をもつ。
【0010】「アルキル基」の語は、直鎖または分枝鎖
のアルキル基で、有利には1〜6の炭素原子をもち、好
ましくは1〜4の炭素原子をもつものを意味する。 例
として挙げられるものは、メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチルおよびt−ブチル基であ
る。
のアルキル基で、有利には1〜6の炭素原子をもち、好
ましくは1〜4の炭素原子をもつものを意味する。 例
として挙げられるものは、メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチルおよびt−ブチル基であ
る。
【0011】「シクロアルキル基」の語は、有利にはC
3〜C6−シクロアルキル基、たとえば、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシ
ル基を意味する。
3〜C6−シクロアルキル基、たとえば、シクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシ
ル基を意味する。
【0012】「アリール基」の語は、炭素環芳香族を含
み、有利にはフェニルまたはナフチルである。
み、有利にはフェニルまたはナフチルである。
【0013】「アラルキル基」の語は、アリール置換ア
ルキル基を表し、有利にはフェニル置換(C1〜C6)−
アルキル基、とくにベンジルを表す。
ルキル基を表し、有利にはフェニル置換(C1〜C6)−
アルキル基、とくにベンジルを表す。
【0014】「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素また
はヨウ素であり、好ましいハロゲンは塩素である。
はヨウ素であり、好ましいハロゲンは塩素である。
【0015】特定の基とくに環状の基は、それぞれの場
合、モノ置換体またはポリ置換体であってもよい。 適
切な基は、たとえば、ハロゲン、ニトロ、アミノ、アル
キルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシ、アルコキ
シ、アルキルまたはアルカノイルである。
合、モノ置換体またはポリ置換体であってもよい。 適
切な基は、たとえば、ハロゲン、ニトロ、アミノ、アル
キルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシ、アルコキ
シ、アルキルまたはアルカノイルである。
【0016】一般式
【0017】
【化4】
【0018】〔式中、R2,R3およびR4は上に定義し
たとおりである。〕の2−アミノ−3−ニトロピリジン
は、好ましくは、一般式
たとおりである。〕の2−アミノ−3−ニトロピリジン
は、好ましくは、一般式
【0019】
【化5】
【0020】の1,1−ジアミノ−2−ニトロエテン
と、一般式
と、一般式
【0021】
【化6】
【0022】〔式中、R2,R3およびR4は上記で定義
したとおりである。〕の1,3−ジカルボニル化合物と
の反応によって得る。
したとおりである。〕の1,3−ジカルボニル化合物と
の反応によって得る。
【0023】1,1−ジアミノ−2−ニトロエテンとア
セチルアセトンとを反応させて、2−アミノ−3−ニト
ロ−4,6−ジメチルピリジンを得る例は、Troschuetz
etal.,による、Arch. Pharm.325(1992),78
5−789に記述されている。 収率は52%と記載さ
れている。
セチルアセトンとを反応させて、2−アミノ−3−ニト
ロ−4,6−ジメチルピリジンを得る例は、Troschuetz
etal.,による、Arch. Pharm.325(1992),78
5−789に記述されている。 収率は52%と記載さ
れている。
【0024】適切な溶媒の選択によって、収率を90%
以上に高めることができる。 従って反応は、2−メト
キシエタノールの中で還流温度で実施することが好まし
い。対応する2−アミノ−3−ニトロピリジンを、この
工程により純粋な異性体として得て、本発明の反応に、
精製工程を加えることなく使用することができる。
以上に高めることができる。 従って反応は、2−メト
キシエタノールの中で還流温度で実施することが好まし
い。対応する2−アミノ−3−ニトロピリジンを、この
工程により純粋な異性体として得て、本発明の反応に、
精製工程を加えることなく使用することができる。
【0025】本発明に従って、一般式IIの2−アミノ−
3−ニトロピリジンを、一般式 R1COOH III 〔式中、R1は上に定義したとおりである。〕のカルボ
ン酸および水素化触媒の存在下に水素で水素化し、生成
した水素化生成物を一般式IIIのカルボン酸と縮合し
て、最終生成物を得る。 2−アミノ−3−ニトロ−
4,6−ジメチルピリジンから出発することが好まし
い。
3−ニトロピリジンを、一般式 R1COOH III 〔式中、R1は上に定義したとおりである。〕のカルボ
ン酸および水素化触媒の存在下に水素で水素化し、生成
した水素化生成物を一般式IIIのカルボン酸と縮合し
て、最終生成物を得る。 2−アミノ−3−ニトロ−
4,6−ジメチルピリジンから出発することが好まし
い。
【0026】反応は、添加した触媒量の酸の存在におい
て実施することが有利である。 それにより、速やかな
反応と高い収率が得られる。
て実施することが有利である。 それにより、速やかな
反応と高い収率が得られる。
【0027】適当な酸は、たとえば、硫酸、リン酸また
はp−トルエンスルホン酸である。硫酸を、使用するア
ミノニトロピリジンに基づいて重量で1%から20%ま
での量で、とくに好ましくは重量で5%の量で、使用す
ることが好ましい。
はp−トルエンスルホン酸である。硫酸を、使用するア
ミノニトロピリジンに基づいて重量で1%から20%ま
での量で、とくに好ましくは重量で5%の量で、使用す
ることが好ましい。
【0028】適当な水素化触媒は、不活性担体上の酸化
白金またはパラジウムである。 パラジウムを重量で2
%から10%までの量で使用することが好ましく、炭素
に担持させる場合は5%から10%までの量で用いるこ
とが好ましい。
白金またはパラジウムである。 パラジウムを重量で2
%から10%までの量で使用することが好ましく、炭素
に担持させる場合は5%から10%までの量で用いるこ
とが好ましい。
【0029】使用する一般式IIのカルボン酸は、ギ酸、
酢酸、プロピオン酸または酪酸が有利であり、好ましい
のはプロピオン酸である。
酢酸、プロピオン酸または酪酸が有利であり、好ましい
のはプロピオン酸である。
【0030】概して、一般式IIIのカルボン酸は、同時
に溶媒としても作用する。 しかしながら、不活性溶
媒、たとえば、低級脂肪族アルコールまたは低級脂肪族
ニトリルを添加することが可能である。
に溶媒としても作用する。 しかしながら、不活性溶
媒、たとえば、低級脂肪族アルコールまたは低級脂肪族
ニトリルを添加することが可能である。
【0031】反応は、H2圧1バールから30バール
で、反応温度100℃から150℃で実施することが有
利である。 一般には、おおよそ2〜10時間の反応時
間、触媒の分離、過剰カルボン酸の循環利用および適切
な溶媒を用いての抽出からなる通常の作業の後、所望の
イミダゾピリジン誘導体を、高い収率および高品質で得
ることができる。
で、反応温度100℃から150℃で実施することが有
利である。 一般には、おおよそ2〜10時間の反応時
間、触媒の分離、過剰カルボン酸の循環利用および適切
な溶媒を用いての抽出からなる通常の作業の後、所望の
イミダゾピリジン誘導体を、高い収率および高品質で得
ることができる。
【0032】〔実施例1〕 2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリジンの
製造 1,1−ジアミノ−2−ニトロエテン3g(29.1ミ
リモル)およびアセチルアセトン11.6g(17.4
ミリモル)を、還流下に、2−メトキシエタノール40
mlの中で、6時間維持した。 溶媒を真空下に除去
し、残渣を氷水20mlの中でスラリーにし、濾過し
た。 濾過ケーキを乾燥して、標題生成物4.52g
(93%)を得た。
製造 1,1−ジアミノ−2−ニトロエテン3g(29.1ミ
リモル)およびアセチルアセトン11.6g(17.4
ミリモル)を、還流下に、2−メトキシエタノール40
mlの中で、6時間維持した。 溶媒を真空下に除去
し、残渣を氷水20mlの中でスラリーにし、濾過し
た。 濾過ケーキを乾燥して、標題生成物4.52g
(93%)を得た。
【0033】融点:165℃1 H−NMR(CDCl3,400MHz)δ in ppm:2.37
(s,3H) 2.54(s,3H) 6.38(bs,2H) 6.44(s,1H)。
(s,3H) 2.54(s,3H) 6.38(bs,2H) 6.44(s,1H)。
【0034】〔実施例2〕 5,7−ジメチル−2−エチルイミダゾ[4,5b]ピ
リジンの製造 2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリジンの
4g(23.9ミリモル)、10%Pd/Cの0.2g
(重量の5%)およびプロピオン酸の50mlをオート
クレーブ中に入れた。 それに20バールのH2圧をか
け、水素化を、7.5時間、130℃で実施した。 オ
ートクレーブを開放して、プロピオン酸/水15mlを
共沸蒸留により除去した。 オートクレーブに再び20
バールのH2で圧力をかけ、反応をさらに5時間、13
0℃で実施した。 20℃まで冷却した後、オートクレ
ーブを開放し、触媒を濾過して除去した。 濾過液を蒸
発濃縮し、残渣を水25mlと混合し、水酸化ナトリウ
ム溶液を用いてpHを9に調整した。 水相からメチレ
ンクロライドで抽出をした後、標題生成物を、有機抽出
相から粗生成物収率4.17g(84.3%)、GC純
度84.8%で得ることができた。 アセトン中で結晶
化し、淡黄色の結晶の形で純粋な生成物を得た。
リジンの製造 2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリジンの
4g(23.9ミリモル)、10%Pd/Cの0.2g
(重量の5%)およびプロピオン酸の50mlをオート
クレーブ中に入れた。 それに20バールのH2圧をか
け、水素化を、7.5時間、130℃で実施した。 オ
ートクレーブを開放して、プロピオン酸/水15mlを
共沸蒸留により除去した。 オートクレーブに再び20
バールのH2で圧力をかけ、反応をさらに5時間、13
0℃で実施した。 20℃まで冷却した後、オートクレ
ーブを開放し、触媒を濾過して除去した。 濾過液を蒸
発濃縮し、残渣を水25mlと混合し、水酸化ナトリウ
ム溶液を用いてpHを9に調整した。 水相からメチレ
ンクロライドで抽出をした後、標題生成物を、有機抽出
相から粗生成物収率4.17g(84.3%)、GC純
度84.8%で得ることができた。 アセトン中で結晶
化し、淡黄色の結晶の形で純粋な生成物を得た。
【0035】融点:148℃−150℃1 H−NMR(DMSO−d6,400MHz)δ in ppm:1.32
(t,3H) 2.46(s,6H) 2.83(q,2H) 6.84(s,1H) 12.44(bs,1H)。
(t,3H) 2.46(s,6H) 2.83(q,2H) 6.84(s,1H) 12.44(bs,1H)。
【0036】〔実施例3〕工程は実施例2と同様であっ
た。 実施例2の原料に加えて、硫酸0.2g(5重量
%)を最初に入れた。 水素化(7.5時間、20バー
ル、130℃)の後、触媒を濾過により除去し、反応混
合物を3.5時間にわたって、140℃で撹拌した。
その結果できた水を共沸蒸留により除去した。 実施例
2において述べたとおり処理した後、標題生成物を、粗
生成物収量4.21g(90%)、GC純度89.6%
で得た。 アセトンから再結晶して、純度97%の純粋
な生成物を得た。 融点:148℃−150℃
た。 実施例2の原料に加えて、硫酸0.2g(5重量
%)を最初に入れた。 水素化(7.5時間、20バー
ル、130℃)の後、触媒を濾過により除去し、反応混
合物を3.5時間にわたって、140℃で撹拌した。
その結果できた水を共沸蒸留により除去した。 実施例
2において述べたとおり処理した後、標題生成物を、粗
生成物収量4.21g(90%)、GC純度89.6%
で得た。 アセトンから再結晶して、純度97%の純粋
な生成物を得た。 融点:148℃−150℃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ポール ロデュイ スイス国 カントン・ヴァリス グローヌ ポジール (番地なし) (72)発明者 アラン ヴェリッヒ スイス国 カントン・ヴァリス リート・ バイ・メレルヴィル(番地なし)
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1は水素またはアルキル基であり、R2,R3
およびR4は同一または異なるものであって、水素であ
るか、アルキル、シクロアルキル、アリールもしくはア
ラルキル基であるか、またはハロゲン原子である。〕の
イミダゾピリジン誘導体を製造する方法において、一般
式 【化2】 〔式中、R2,R3およびR4は上に定義したとおりであ
る。〕の2−アミノ−3−ニトロピリジンを、一般式 R1COOH III 〔式中、R1は上に定義したとおりである。〕のカルボ
ン酸および水素化触媒の存在下に水素で水素化し、生成
した水素化生成物を一般式IIIのカルボン酸と縮合し
て、最終生成物を得ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 反応を、添加した触媒量の酸の存在下に
実施することを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 硫酸を、一般式IIの2−アミノ−3−ニ
トロピリジンに基づき、重量で1%から20%までの量
で、使用することを特徴とする請求項2の方法。 - 【請求項4】 使用する水素化触媒がパラジウム触媒で
あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの方
法。 - 【請求項5】 反応を、1バールから30バールまでの
H2圧で、100℃と150℃の間の温度で実施するこ
とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの方法。 - 【請求項6】 使用するカルボン酸がプロピオン酸であ
ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの方
法。 - 【請求項7】 使用する一般式IIの2−アミノ−3−ニ
トロピリジンが、2−アミノ−4,6−ジメチル−3−
ニトロピリジンであることを特徴とする請求項1ないし
6のいずれかの方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH3580/93-0 | 1993-12-01 | ||
CH358093 | 1993-12-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07215975A true JPH07215975A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=4259062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6297550A Pending JPH07215975A (ja) | 1993-12-01 | 1994-11-30 | イミダゾピリジン誘導体の製造方法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5498715A (ja) |
EP (1) | EP0656358A1 (ja) |
JP (1) | JPH07215975A (ja) |
KR (1) | KR950018005A (ja) |
CN (1) | CN1107848A (ja) |
AU (1) | AU682412B2 (ja) |
BR (1) | BR9404794A (ja) |
CA (1) | CA2136885A1 (ja) |
CZ (1) | CZ298794A3 (ja) |
HU (1) | HUT70168A (ja) |
IL (1) | IL111829A (ja) |
PL (1) | PL306062A1 (ja) |
RU (1) | RU94042227A (ja) |
SK (1) | SK147494A3 (ja) |
TR (1) | TR28699A (ja) |
ZA (1) | ZA949573B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2172750A1 (en) * | 1995-03-28 | 1996-09-29 | Shinzo Seko | Process for producing aminonitropyridines |
PL337888A1 (en) | 1997-07-03 | 2000-09-11 | Du Pont Pharm Co | Imidazoprimidines and imidazopyridines for use in treating neurological disorders |
US6124463A (en) * | 1998-07-02 | 2000-09-26 | Dupont Pharmaceuticals | Benzimidazoles as corticotropin release factor antagonists |
US6365589B1 (en) | 1998-07-02 | 2002-04-02 | Bristol-Myers Squibb Pharma Company | Imidazo-pyridines, -pyridazines, and -triazines as corticotropin releasing factor antagonists |
KR100566194B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2006-03-29 | 동화약품공업주식회사 | 신규의 3-니트로피리딘 유도체 및 그를 포함하는 약학적조성물 |
KR100566193B1 (ko) * | 1999-11-27 | 2006-03-29 | 동화약품공업주식회사 | 신규의 3-니트로피리딘 유도체 및 그를 포함하는 약학적조성물 |
US20080139608A1 (en) * | 2006-12-06 | 2008-06-12 | Universiteit Leiden | 2,6,8, Trisubstituted 1-deazapurines and their different uses |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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