JPH07214402A - 回転電機の整流子修正装置 - Google Patents
回転電機の整流子修正装置Info
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- JPH07214402A JPH07214402A JP959094A JP959094A JPH07214402A JP H07214402 A JPH07214402 A JP H07214402A JP 959094 A JP959094 A JP 959094A JP 959094 A JP959094 A JP 959094A JP H07214402 A JPH07214402 A JP H07214402A
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- Japan
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- commutator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付体に装着される工具支持体が容易に芯出
しできるように該支持体の取付構造を工夫し、工具支持
体に支持される切削工具の送り方向を電機子および整流
子の軸線方向と平行に設定するための調整作業が迅速か
つ正確に行える、回転電機の整流子修正装置を提供す
る。 【構成】 切削工具10を移動可能に支持して取付体の
ベース部7に装着される工具支持体9と、該ベース部7
との間に、該支持体9を回動可能に支持する芯棒13を
介設し、該ベース部7に螺着した押しボルト14の先端
を該支持体9に当接させた。
しできるように該支持体の取付構造を工夫し、工具支持
体に支持される切削工具の送り方向を電機子および整流
子の軸線方向と平行に設定するための調整作業が迅速か
つ正確に行える、回転電機の整流子修正装置を提供す
る。 【構成】 切削工具10を移動可能に支持して取付体の
ベース部7に装着される工具支持体9と、該ベース部7
との間に、該支持体9を回動可能に支持する芯棒13を
介設し、該ベース部7に螺着した押しボルト14の先端
を該支持体9に当接させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転発電機などの回転
電機に組み込まれている整流子の表面状態を修正するた
めに用いられる整流子修正装置に関する。
電機に組み込まれている整流子の表面状態を修正するた
めに用いられる整流子修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転発電機などの回転電機に適用される
整流子修正装置としては、従来、例えば特開平2−12
9172号公報に開示されているように、回転電機のケ
ーシングの端部に取り付けられる取付体と、この取付体
に装着される工具支持体と、この工具支持体に所定方向
へ移動可能な状態で支持されて回転電機の整流子のブラ
シ摺接面を切削可能な切削工具とを備えたものが知られ
ている。かかる従来の整流子修正装置は、工具支持体
が、整流子のブラシ摺接面に対して切削工具を垂直に移
動させるための縦送りスライド手段と、電機子および整
流子の軸線方向に沿って該工具を移動させるための横送
りスライド手段と、整流子のブラシ摺接面に対する該工
具の接触角度を調整するための接触角変更手段とを備え
ており、これらの調整手段によって切削工具と整流子と
の相対位置を調整しつつ、該整流子の面荒れ修正を行う
ようになっている。
整流子修正装置としては、従来、例えば特開平2−12
9172号公報に開示されているように、回転電機のケ
ーシングの端部に取り付けられる取付体と、この取付体
に装着される工具支持体と、この工具支持体に所定方向
へ移動可能な状態で支持されて回転電機の整流子のブラ
シ摺接面を切削可能な切削工具とを備えたものが知られ
ている。かかる従来の整流子修正装置は、工具支持体
が、整流子のブラシ摺接面に対して切削工具を垂直に移
動させるための縦送りスライド手段と、電機子および整
流子の軸線方向に沿って該工具を移動させるための横送
りスライド手段と、整流子のブラシ摺接面に対する該工
具の接触角度を調整するための接触角変更手段とを備え
ており、これらの調整手段によって切削工具と整流子と
の相対位置を調整しつつ、該整流子の面荒れ修正を行う
ようになっている。
【0003】すなわち、かかる従来技術は、工具支持体
を固定した取付体を回転電機のケーシングの端部に取り
付けると、該支持体に支持される切削工具の横送りスラ
イド方向が電機子の軸線方向とほぼ合致するように設計
されているので、取付体をケーシングに取り付けた後、
まず上記接触角変更手段により整流子のブラシ摺接面に
対する切削工具の接触角度を調整し、次に上記縦送りス
ライド手段で該工具を適宜移動させることにより整流子
の修正の度合い、例えば切削深さを調整し、こうして切
削工具をブラシ摺接面に対して所望の状態に当接させた
なら、上記横送りスライド手段で該工具を電機子および
整流子の軸線方向に沿って移動させながら該電機子を回
転させることにより、整流子のブラシ摺接面をその全幅
にわたって切削工具で切削研磨できるようになってい
る。
を固定した取付体を回転電機のケーシングの端部に取り
付けると、該支持体に支持される切削工具の横送りスラ
イド方向が電機子の軸線方向とほぼ合致するように設計
されているので、取付体をケーシングに取り付けた後、
まず上記接触角変更手段により整流子のブラシ摺接面に
対する切削工具の接触角度を調整し、次に上記縦送りス
ライド手段で該工具を適宜移動させることにより整流子
の修正の度合い、例えば切削深さを調整し、こうして切
削工具をブラシ摺接面に対して所望の状態に当接させた
なら、上記横送りスライド手段で該工具を電機子および
整流子の軸線方向に沿って移動させながら該電機子を回
転させることにより、整流子のブラシ摺接面をその全幅
にわたって切削工具で切削研磨できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
整流子修正装置を用いて整流子の表面状態を正確に修正
するためには、切削工具の横送りスライド方向が電機子
および整流子の軸線方向と平行でなければならないが、
上述した従来技術では工具支持体をボルト等の締結手段
で取付体に固定するだけなので、該取付体に対する工具
支持体の取付位置を簡単かつ精度良く調整することがで
きず、具体的には工具支持体を芯出しするためにボルト
を何度も締め直す等の煩雑な作業が必要となって、切削
工具の横送りスライド方向を所望の向きに正しくセット
するための調整に多くの時間と労力を要するという不具
合があった。
整流子修正装置を用いて整流子の表面状態を正確に修正
するためには、切削工具の横送りスライド方向が電機子
および整流子の軸線方向と平行でなければならないが、
上述した従来技術では工具支持体をボルト等の締結手段
で取付体に固定するだけなので、該取付体に対する工具
支持体の取付位置を簡単かつ精度良く調整することがで
きず、具体的には工具支持体を芯出しするためにボルト
を何度も締め直す等の煩雑な作業が必要となって、切削
工具の横送りスライド方向を所望の向きに正しくセット
するための調整に多くの時間と労力を要するという不具
合があった。
【0005】したがって本発明の目的は、上述した従来
技術の課題を解消し、工具支持体に支持される切削工具
の送り方向を電機子および整流子の軸線方向と平行に設
定するための調整作業が迅速かつ正確に行える、回転電
機の整流子修正装置を提供することにある。
技術の課題を解消し、工具支持体に支持される切削工具
の送り方向を電機子および整流子の軸線方向と平行に設
定するための調整作業が迅速かつ正確に行える、回転電
機の整流子修正装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電機子と同軸の整流子を備え、軸受に軸
支された該電機子が円筒状のケーシングの内側に回転可
能に配置されている回転電機に対し、必要時に上記整流
子の表面状態を修正するための装置であって、上記ケー
シングの端部に取着される取付体と、該取付体に装着さ
れる工具支持体と、該工具支持体に少なくとも上記電機
子の軸線方向に沿って移動可能に支持されて上記整流子
のブラシ摺接面を切削可能な切削工具とを備えた回転電
機の整流子修正装置において、上記取付体に上記工具支
持体を装着するための平板状のベース部を設けるととも
に、該ベース部と上記工具支持体との間に該支持体を回
動可能に支持する芯棒を介設する構成とした。
に、本発明は、電機子と同軸の整流子を備え、軸受に軸
支された該電機子が円筒状のケーシングの内側に回転可
能に配置されている回転電機に対し、必要時に上記整流
子の表面状態を修正するための装置であって、上記ケー
シングの端部に取着される取付体と、該取付体に装着さ
れる工具支持体と、該工具支持体に少なくとも上記電機
子の軸線方向に沿って移動可能に支持されて上記整流子
のブラシ摺接面を切削可能な切削工具とを備えた回転電
機の整流子修正装置において、上記取付体に上記工具支
持体を装着するための平板状のベース部を設けるととも
に、該ベース部と上記工具支持体との間に該支持体を回
動可能に支持する芯棒を介設する構成とした。
【0007】
【作用】取付体の上記ベース部と工具支持体との間に上
記芯棒を介設し、該支持体が該ベース部に対して容易に
回動できる状態にしてあると、該支持体に支持される切
削工具の送り方向を同一平面内の所望の向きに簡単に設
定できるので、切削工具の横送りスライド方向を電機子
および整流子の軸線方向と平行に設定するための調整作
業が迅速かつ正確に行える。
記芯棒を介設し、該支持体が該ベース部に対して容易に
回動できる状態にしてあると、該支持体に支持される切
削工具の送り方向を同一平面内の所望の向きに簡単に設
定できるので、切削工具の横送りスライド方向を電機子
および整流子の軸線方向と平行に設定するための調整作
業が迅速かつ正確に行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明よる整流子修正装置の一実施例
を図1ないし図3に基づいて説明する。ここで、図1は
実施例に係る取付体のベース部に装着した工具支持体と
該支持体に支持される切削工具と回転発電機の整流子と
の位置関係を示す平面図、図2は該ベース部上における
該工具支持体の取付構造を示す一部断面正面図、図3は
工具支持体を未装着の該取付体を回転発電機に取り付け
た様子を示す斜視図である。
を図1ないし図3に基づいて説明する。ここで、図1は
実施例に係る取付体のベース部に装着した工具支持体と
該支持体に支持される切削工具と回転発電機の整流子と
の位置関係を示す平面図、図2は該ベース部上における
該工具支持体の取付構造を示す一部断面正面図、図3は
工具支持体を未装着の該取付体を回転発電機に取り付け
た様子を示す斜視図である。
【0009】これらの図に示す回転発電機は、円筒状に
形成されたケーシング1の端部1aから所定量突出した
位置に軸受2を配置し、この軸受2に軸支された電機子
3をケーシング1の内側に回転可能に配置するととも
に、この電機子3と同軸の整流子4をケーシング1の端
部1aと軸受2との間に配置した構成になっていて、通
常は該端部1aに図示せぬエンドブラケットが取着され
ている。
形成されたケーシング1の端部1aから所定量突出した
位置に軸受2を配置し、この軸受2に軸支された電機子
3をケーシング1の内側に回転可能に配置するととも
に、この電機子3と同軸の整流子4をケーシング1の端
部1aと軸受2との間に配置した構成になっていて、通
常は該端部1aに図示せぬエンドブラケットが取着され
ている。
【0010】一方、実施例として紹介する整流子修正装
置は、ブラケット6に平板状のベース部7を固設してな
りボルト8を用いてケーシング1の端部1aに取着され
る取付体5と、この取付体5のベース部7に装着される
工具支持体9と、この工具支持体9に所定方向へ移動可
能な状態で支持されて整流子4のブラシ摺接面を切削可
能な切削工具10とによって概略構成されており、図
1,2に明らかなように工具支持体9には、切削工具1
0を電機子3および整流子4の軸線方向に沿って移動さ
せるための横送りスライド手段11と、切削工具10を
整流子4のブラシ摺接面に対して垂直に移動させるため
の縦送りスライド手段12と、該支持体9を芯棒13を
中心にベース部7上で回動させて横送りスライド方向を
調整するための複数の押しボルト14と、調整後の該支
持体9をベース部7に本固定するための複数の固定ボル
ト15とが具備されている。なお、各押しボルト14は
取付体5のベース部7に螺着されて先端を工具支持体9
に当接させており、該押しボルト14を進出方向に回す
と該支持体9が側方から押し込まれるようになってい
る。
置は、ブラケット6に平板状のベース部7を固設してな
りボルト8を用いてケーシング1の端部1aに取着され
る取付体5と、この取付体5のベース部7に装着される
工具支持体9と、この工具支持体9に所定方向へ移動可
能な状態で支持されて整流子4のブラシ摺接面を切削可
能な切削工具10とによって概略構成されており、図
1,2に明らかなように工具支持体9には、切削工具1
0を電機子3および整流子4の軸線方向に沿って移動さ
せるための横送りスライド手段11と、切削工具10を
整流子4のブラシ摺接面に対して垂直に移動させるため
の縦送りスライド手段12と、該支持体9を芯棒13を
中心にベース部7上で回動させて横送りスライド方向を
調整するための複数の押しボルト14と、調整後の該支
持体9をベース部7に本固定するための複数の固定ボル
ト15とが具備されている。なお、各押しボルト14は
取付体5のベース部7に螺着されて先端を工具支持体9
に当接させており、該押しボルト14を進出方向に回す
と該支持体9が側方から押し込まれるようになってい
る。
【0011】さて、上述した整流子修正装置を用いて整
流子4の面荒れ修正を行う際には、まず、回転発電機の
ケーシング1の端部1aから前記エンドブラケットを取
り外し、ボルト8を用いて該端部1aに取付体5(ブラ
ケット6)を取り付ける。こうして取付体5をケーシン
グ1に固定したなら、その平板状のベース部7上に、切
削工具10を保持する工具支持体9を取り付け、横送り
スライド方向の調整や整流子4に対する切削工具10の
当接位置の調整を行う。すなわち、ベース部7に螺着さ
れている複数の押しボルト14を進出方向もしくは後退
方向に回し、工具支持体9を芯棒13を中心にベース部
7上で適宜回動させることにより、横送りスライド方向
が電機子3および整流子4の軸線方向と平行になるよう
に芯出し調整し、芯出しが済んだなら固定ボルト15を
締結して工具支持体9をベース部7に本固定する。ま
た、縦送りスライド手段12を操作して切削工具10を
整流子4のブラシ摺接面に対し垂直に適宜移動させるこ
とにより、整流子4の修正の度合い、例えば切削深さを
調整する。こうして切削工具10を整流子4のブラシ摺
接面に対して所望の状態に当接させたなら、横送りスラ
イド手段11を操作して切削工具10を電機子3および
整流子4の軸線方向に沿って移動させながら、該電機子
3を回転させることにより、整流子4のブラシ摺接面を
全幅にわたって切削工具10により切削研磨することが
でき、もって該整流子4の面荒れ修正が行える。
流子4の面荒れ修正を行う際には、まず、回転発電機の
ケーシング1の端部1aから前記エンドブラケットを取
り外し、ボルト8を用いて該端部1aに取付体5(ブラ
ケット6)を取り付ける。こうして取付体5をケーシン
グ1に固定したなら、その平板状のベース部7上に、切
削工具10を保持する工具支持体9を取り付け、横送り
スライド方向の調整や整流子4に対する切削工具10の
当接位置の調整を行う。すなわち、ベース部7に螺着さ
れている複数の押しボルト14を進出方向もしくは後退
方向に回し、工具支持体9を芯棒13を中心にベース部
7上で適宜回動させることにより、横送りスライド方向
が電機子3および整流子4の軸線方向と平行になるよう
に芯出し調整し、芯出しが済んだなら固定ボルト15を
締結して工具支持体9をベース部7に本固定する。ま
た、縦送りスライド手段12を操作して切削工具10を
整流子4のブラシ摺接面に対し垂直に適宜移動させるこ
とにより、整流子4の修正の度合い、例えば切削深さを
調整する。こうして切削工具10を整流子4のブラシ摺
接面に対して所望の状態に当接させたなら、横送りスラ
イド手段11を操作して切削工具10を電機子3および
整流子4の軸線方向に沿って移動させながら、該電機子
3を回転させることにより、整流子4のブラシ摺接面を
全幅にわたって切削工具10により切削研磨することが
でき、もって該整流子4の面荒れ修正が行える。
【0012】そして、切削工具10による整流子4の面
荒れ修正が終了したなら、まずベース部7から工具支持
体9および切削工具10を取り外し、次いでボルト8を
緩めてケーシング1の端部1aから取付体5を取り外
し、さらに該端部1aに前記エンドブラケットを取り付
けて、修正作業が完了する。
荒れ修正が終了したなら、まずベース部7から工具支持
体9および切削工具10を取り外し、次いでボルト8を
緩めてケーシング1の端部1aから取付体5を取り外
し、さらに該端部1aに前記エンドブラケットを取り付
けて、修正作業が完了する。
【0013】このように上記実施例では、取付体5のベ
ース部7と工具支持体9との間に、該支持体9を回動可
能に支持する芯棒13が介設してあり、ベース部7に螺
着せしめた押しボルト14を回すだけで工具支持体9を
該ベース部7に対して回動させることができるので、工
具支持体9に支持される切削工具10の送り方向を同一
平面内の所望の向きに簡単に設定することができる。そ
のため、ボルトを何度も締め直す等の煩雑な調整作業が
必要であった従来技術に比べて、切削工具10の横送り
スライド方向を電機子3および整流子4の軸線方向と平
行に設定するための調整作業が迅速かつ正確に行え、よ
って整流子4の面荒れ修正作業を短時間に効率良く実施
することができる。
ース部7と工具支持体9との間に、該支持体9を回動可
能に支持する芯棒13が介設してあり、ベース部7に螺
着せしめた押しボルト14を回すだけで工具支持体9を
該ベース部7に対して回動させることができるので、工
具支持体9に支持される切削工具10の送り方向を同一
平面内の所望の向きに簡単に設定することができる。そ
のため、ボルトを何度も締め直す等の煩雑な調整作業が
必要であった従来技術に比べて、切削工具10の横送り
スライド方向を電機子3および整流子4の軸線方向と平
行に設定するための調整作業が迅速かつ正確に行え、よ
って整流子4の面荒れ修正作業を短時間に効率良く実施
することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、取付体のベース部
と工具支持体との間に芯棒を介設し、該支持体を該ベー
ス部に対して容易に回動させることができる本発明によ
れば、工具支持体に支持される切削工具の送り方向を同
一平面内の所望の向きに簡単に設定できるので、該工具
の横送りスライド方向を電機子および整流子の軸線方向
と平行に設定するための調整作業が迅速かつ正確に行え
るという顕著な効果を奏し、よって回転電機の整流子の
面荒れ修正作業が短時間に効率良く行える優れた整流子
修正装置を提供することができる。
と工具支持体との間に芯棒を介設し、該支持体を該ベー
ス部に対して容易に回動させることができる本発明によ
れば、工具支持体に支持される切削工具の送り方向を同
一平面内の所望の向きに簡単に設定できるので、該工具
の横送りスライド方向を電機子および整流子の軸線方向
と平行に設定するための調整作業が迅速かつ正確に行え
るという顕著な効果を奏し、よって回転電機の整流子の
面荒れ修正作業が短時間に効率良く行える優れた整流子
修正装置を提供することができる。
【図1】実施例に係る取付体のベース部に装着した工具
支持体と該支持体に支持される切削工具と回転発電機の
整流子との位置関係を示す平面図である。
支持体と該支持体に支持される切削工具と回転発電機の
整流子との位置関係を示す平面図である。
【図2】該ベース部上における該工具支持体の取付構造
を示す一部断面正面図である。
を示す一部断面正面図である。
【図3】工具支持体を未装着の該取付体を回転発電機に
取り付けた様子を示す斜視図である。
取り付けた様子を示す斜視図である。
1 ケーシング 1a 端部 2 軸受 3 電機子 4 整流子 5 取付体 6 ブラケット 7 ベース部 9 工具支持体 10 切削工具 11 横送りスライド手段 12 縦送りスライド手段 13 芯棒 14 押しボルト 15 固定ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 電機子と同軸の整流子を備え、軸受に軸
支された該電機子が円筒状のケーシングの内側に回転可
能に配置されている回転電機に対し、必要時に上記整流
子の表面状態を修正するための装置であって、上記ケー
シングの端部に取着される取付体と、該取付体に装着さ
れる工具支持体と、該工具支持体に少なくとも上記電機
子の軸線方向に沿って移動可能に支持されて上記整流子
のブラシ摺接面を切削可能な切削工具とを備えた回転電
機の整流子修正装置において、上記取付体に上記工具支
持体を装着するための平板状のベース部を設けるととも
に、該ベース部と上記工具支持体との間に該支持体を回
動可能に支持する芯棒を介設したことを特徴とする回転
電機の整流子修正装置。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、上記工具支持
体を上記芯棒を回動中心として回転駆動するための押し
ボルトを上記ベース部に螺着せしめ、該押しボルトの先
端を上記工具支持体に当接させたことを特徴とする回転
電機の整流子修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP959094A JPH07214402A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 回転電機の整流子修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP959094A JPH07214402A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 回転電機の整流子修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214402A true JPH07214402A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11724549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP959094A Pending JPH07214402A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 回転電機の整流子修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07214402A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2874847A1 (fr) * | 2004-09-07 | 2006-03-10 | Carbone Lorraine Applications Electriques | Procede permettant d'usiner in situ la surface peripherique d'une pice rotative, et dispositif permettant de mettre en oeuvre ledit procede |
US7509896B2 (en) | 2005-10-11 | 2009-03-31 | Carbone Lorraine Applications Electriques | Process for machining in situ the peripheral surface of a rotating part, and apparatus for carrying out said process |
CN109482676A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-19 | 绍兴中轴自动化设备有限公司 | 槽型换向器钩矫正机构 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP959094A patent/JPH07214402A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2874847A1 (fr) * | 2004-09-07 | 2006-03-10 | Carbone Lorraine Applications Electriques | Procede permettant d'usiner in situ la surface peripherique d'une pice rotative, et dispositif permettant de mettre en oeuvre ledit procede |
EP1641091A1 (fr) * | 2004-09-07 | 2006-03-29 | Carbone Lorraine Applications Electriques | Procede permettant d'usiner in situ la surface peripherique d'une piece rotative, et dispositif permettant de mettre en oeuvre ledit procede |
US7509896B2 (en) | 2005-10-11 | 2009-03-31 | Carbone Lorraine Applications Electriques | Process for machining in situ the peripheral surface of a rotating part, and apparatus for carrying out said process |
CN109482676A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-19 | 绍兴中轴自动化设备有限公司 | 槽型换向器钩矫正机构 |
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