JPH0720933U - 食 器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 発光体２と電池３と配線４とをユニット10化
して、底面部１の凹所９内へ、着脱自在として、組込ん
だ食器。 【効果】 食卓やテーブルの周りの雰囲気やムードを変
化させて楽しく食事できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、家庭、レストラン、パブ等で使用される食器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来から種々のデザインや絵付けの食器が使用されてきた。そして、一般に、 食卓（テーブル）の上にランプ等を置いて雰囲気（ムード）に変化を与えていた 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このように従来の食器自体で、食卓（テーブル）の周りの雰囲気やムードに変 化を与えることは難しかった。

【０００４】 本考案の目的とするところは、食器自体で食卓（テーブル）周りの雰囲気やム ードに変化を与え、楽しみながら飲物や食事ができるようにする点にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、そこで、底面部に発光体を埋設した。

【０００６】 また、底面部に、発光体と電池と配線を埋設すると共に、該発光体を点滅させ る点滅機構を設けた。

【０００７】 また、発光体と電池と配線とをユニット化して、底面部に形成した凹所内へ、 着脱自在として、組込んだ。あるいは、底面部の内面に突隆部を突設して、該突 隆部内に発光体が設けられている。

【０００８】

【作用】

食器の上方向から発光体の光が見えて、楽しく飲んだり食べたりできる。

【０００９】 また、点滅させることで一層食卓（テーブル）周りの雰囲気（ムード）が変化 する。

【００１０】 また、ユニット化すれば、食器内への取付けが簡単となり、製作が簡単となる 。かつ、食器を洗浄するときに、取外すことにより、電気部品の寿命が長くなる 。あるいは、突隆部内に発光体が設けられれば、食器内の飲物や食品が光って、 一層の雰囲気（ムード）に変化を与え得る。

【００１１】

【実施例】

以下、図示の実施例に基づき本考案を説明する。

【００１２】 図１に示す食器はグラス型であって、その底面部１に発光体２，電池３，配線 ４を、埋設して、上方から発光体２の光を見ることができる。

【００１３】 少なくとも上方開口状凹所５の底面に相当する部位６は、透明乃至半透明が良 い。

【００１４】 発光体２としては、ＬＥＤや小豆電球を用い、好ましくは、発光体２自体に点 滅機構を有するものを用いるが、勿論、配線の一部に点滅機構を介装するも自由 である。

【００１５】 次に、図２に示す実施例では、コップ型の場合を示し、下方載置部７の中央か ら、中間柄部８にわたって、縦長状凹所９を形成して、発光体２と（図示省略の ）電池と配線とを、ユニット10化して、凹所９内へ矢印Ｓ方向から、着脱自在に 挿入して、組込む。これによって、発光体２や電池３の交換が可能となり、また 、場合によっては、食器洗浄時に、取外して、洗浄を容易とすると共に、電気部 品を保護できる。

【００１６】 次に、図３は皿型又は鉢型の食器の場合を示し、この場合も、底面部１に凹所 ９を形成し、この凹所９内へ、ユニット10化した発光体２と電池と配線（図示省 略）を、着脱自在として、組込んだものである。

【００１７】 図２では、ネジ結合にて、ユニット10を凹所５に止着しており、図３では、皿 本体下端部の係止部11に、着脱自在にユニット10の外フランジ部を止着している 場合を例示した。

【００１８】 また、図４に示す実施例では、皿型乃至鉢型であって、上述の発光体２…及び 図示省略の電池と配線等を、プラスチック又はガラスに一体状に埋設した場合を 示す。なお、底面部１の一部のみプラスチックとして埋設を容易とするも望まし い。

【００１９】 図５は、フルーツポンチやカクテルグラスやワイングラス等の形状であって、 底面部１及び中間柄部８にわたって、発光体２…を埋設した場合を例示する。

【００２０】 さらに、図６又は図７に示す別の実施例では、フルーツポンチやカクテルグラ スや各種の形状であって、底面部１の内面に突隆部13を突設して、この突隆部13 内に、発光体２…を設けている。

【００２１】 図６に於て、下方載置部７に電池３とスイッチ14を設けた場合を示し、図６と 図７に示すように、発光体２，配線４等を埋設しても良いと共に、図２に示した 如く、ユニットとして、下方から突隆部13にわたって挿入するも好ましい（図示 省略）。

【００２２】 いずれも凹所５の底面部側を半透明又は透明として、発光体２の光を見えるよ うにするのが良い。それ以外の部分は、透明・半透明・不透明でも自由であるが 、電池３や配線４は見えないように不透明とするのが望ましいであろう。

【００２３】 また、発光体２は１個に限らず、図１や図３や図４〜図７のように、複数個と するも好ましく、特に色を相違させるのが良い。

【００２４】 なお、本考案は上述の図示のもの以外に種々の形状の食器に応用自由である。

【００２５】

【考案の効果】

本考案によれば、食器自体が点滅等して光るので、食卓（テーブル）の周りの 雰囲気（ムード）をやわらげて、変化を与えることができて、家庭又はレストラ ン・スナック・パブ等に於て、楽しく飲んだり食べたりすることができる。

【００２６】 また、底面部１に埋設されているので、使用時の邪魔とはならない。

【００２７】 また、ユニット10化して組込めば、組立が簡単となり、かつ、修理や部品交換 も迅速に出来る。そして、食器洗浄時に、電気部品を取外して、洗うことができ るので、電気部品が傷まない。

【００２８】 あるいは、突隆部13内に発光体２を設けると、食品や飲物が減ってゆくとしだ いに光がはっきりと見えて、一層、楽しさを増すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す断面図である。

【図２】他の実施例を示す断面図である。

【図３】別の実施例を示す断面図である。

【図４】他の実施例の断面図である。

【図５】別の実施例の断面図である。

【図６】さらに他の実施例の断面図である。

【図７】さらに別の実施例の断面図である。

【符号の説明】

１ 底面部 ２ 発光体 ３ 電池 ４ 配線 ９ 凹所 10 ユニット 13 突隆部

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面部１に発光体２を埋設した食器。
2. 【請求項２】 底面部１に、発光体２と電池３と配線４
   を埋設すると共に、該発光体２を点滅させる点滅機構を
   設けたことを特徴とする食器。
3. 【請求項３】 発光体２と電池３と配線４とをユニット
   10化して、底面部１に形成した凹所９内へ、着脱自在と
   して、組込んだことを特徴とする食器。
4. 【請求項４】 底面部１の内面に突隆部13を突設して、
   該突隆部13内に発光体２が設けられた請求項１又は２又
   は３記載の食器。