[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0719159A - 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ - Google Patents

給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ

Info

Publication number
JPH0719159A
JPH0719159A JP21787593A JP21787593A JPH0719159A JP H0719159 A JPH0719159 A JP H0719159A JP 21787593 A JP21787593 A JP 21787593A JP 21787593 A JP21787593 A JP 21787593A JP H0719159 A JPH0719159 A JP H0719159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemicals
water
liquid
liquid chamber
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21787593A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yoshida
透 吉田
Kayoko Yoshida
加代子 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP21787593A priority Critical patent/JPH0719159A/ja
Publication of JPH0719159A publication Critical patent/JPH0719159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】本発明品は商用電源を必要とせず、モーター
駆動や電磁石を用いないで、給水本管圧力の利用により
弁を切り替えるだけでピストンを動かし、簡単に、吐出
量も多く、しかも小電力で高圧の給水本管に薬液を注入
できる薬液注入ポンプの開発を目的とするものである。 【構 成】シリンダー状の本体Cに三方口弁Aおよび
B、薬液タンク4、チャッキ弁5,6を取り付け,三方
口弁A,Bに給水本管のあつりょくを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高濃度の液体を数倍か
ら数千倍に希釈して使用する際に用いられる薬液注入ポ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液注入にはモーターなどの動力
源を用いて回転運動を往復運動に変えてダイヤフラムを
動かし薬液を吸入吐出し薬液の注入を行っていた。 近
年はこのモーターの代わりに電磁石を使った電磁リニヤ
式薬液注入ポンプも市販されてはいるが、それらはすべ
て100ボルトや200ボルトの商用電源を必要とし、
電源の無いところでは使うことができなかった。また、
ダイヤフラムの前後移動により薬液の吸入吐出を繰り返
すためにダイヤフラムの疲労を考えるとストロークを大
きく取れず1回の吐出量も少量となる欠点もあった。電
気を使わないで注入する吸引式の希釈装置もあるにはあ
ったが注入量のコントロールができずに希釈倍率が不安
定となりあまり実用にはなってはいない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術はモーター
や電磁石を利用していたため強力な商用電源を必要とし
ていたが発明者の従事する農業分野では畑に電源の無い
ところが大半であり、スプリンクラーなどで自動的に農
薬や液体肥料を撒きたくてもできず、しかたなくトラッ
クに黄色い薬液タンクを積み、動力噴霧器で農薬を手か
けせねばならず、散布中に農薬を吸い込む危険性にさら
されるという問題を抱えていた。また、前述したように
ダイヤフラムの疲労を少なくするがためにストロークを
短くし1ストロークあたりの吐出量にも限界があるた
め、スプリンクラーなどにより大量の希釈水を撒かなけ
ればならない場合などは特に薬液注入ポンプも大型のも
のを必要としていたため、ますます商用電源の必要性が
増していた。本発明品は商用電源を必要とせず、モータ
ー駆動や電磁石を用いないで、給水本管圧力の利用によ
りピストンを動かし、簡単に、吐出量も多く、しかも小
電力で薬液を注入できるポンプの開発を目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明品はモーターや電
磁石を使わないで吸入吐出のストロークを生み出す。す
なわち給水本管の圧力水を切り替えて、各液室における
ピストン3にかかる水圧の差を利用してピストン3を動
かし薬液注入を行うため、手動操作でも簡単に注入がで
きる。また、三方口弁を切り替えるだけであるからソー
ラー電源などの小さな電源でも自動化することができ、
ダイヤフラムなどを使わないため十分なストロークとと
もに吐出量を確保することもできる。
【0005】
【作 用】上記のように形成された薬液注入ポンプを
第1図のように接続し、第2図のように給水本管の圧力
を液室8にかけると液室9の内圧は大気圧に解放となる
ためピストン3は図中左へと移動する、このとき液室7
にはチャッキ弁5を経由して薬液タンクの薬液が吸い込
まれてくる。
【0006】次に、第3図のように三方口弁AおよびB
を切り替えると給水本管の圧力は今度は液室9にかか
り、液室8の内圧は大気圧に解放となるためピストン3
は図中右へと移動する、このとき液室7にあった薬液は
ピストン3の液室9における水圧をうける面積と液室7
における水圧を受ける面積の大小のによって生じる圧力
の差により圧縮をうけチャッキ弁6を経由して給水本管
へと注入される。以上の行程を連続して繰り返す。
【0007】また、第4図のように三方口弁Aを撤去
し、本体Cの液室8の内部にスプリング14を設けた場
合は、三方口弁Bより液室9の圧力は大気圧に解放とな
り内蔵のスプリング14の圧力により図中左へと移動し
て前述したごとく薬液を吸い込む。このとき、スプリン
グの押し圧は第4図のように無負荷のときにピストン3
を液室9に押しつけられる力を有し、ピストン3の液室
9側の断面積に給水本管の圧力がかかった場合の全圧力
よりも弱く設定する。
【0008】次に、三方口弁Bを第5図のように切り替
えて、給水本管の圧力が液室9にかかると、スプリング
14によりピストン3を液室9に押しつけようとする力
よりもピストン3の断面積にかかる全圧力の方が勝るた
めピストン3は図中右側へと移動し、薬液を給水本管へ
と注入する。以上の行程を繰り返し行うことで連続注入
が行われる。
【0009】
【実施例】本発明品は第1図のように、給水本管の圧力
水の切り替え三方口弁AおよびBと、圧力水により前後
移動するピストン3と、液室7,8,9を備えた本体C
と、液室7の出入り口12,13にチャッキ弁5,6を
備え、該チャッキ弁5には薬液タンク4、チャッキ弁6
には給水本管接続口2と接続した薬液注入ポンプであ
る。第2図のように給水本管の圧力を液室8にかけると
液室9の内圧は大気圧に解放となるためピストン3は図
中左へと移動する、このとき液室7は負圧となりチャッ
キ弁5を経由して薬液タンクの薬液が吸い込まれてく
る。次に、第3図のように三方口弁AおよびBを切り替
えると給水本管の圧力は今度は液室9にかかり、液室8
の内圧は大気圧に解放となり、このときピストン3の液
室7側の断面積は液室9側の断面積よりも小さいためピ
ストン3は図中右へと移動し液室7にあった薬液はチャ
ッキ弁6を経由して給水本管へと注入される。
【0010】次に、第2実施態様について説明すると、
基本的接続方法は変わらないが、三方口弁Aを撤去し、
液室8の中にスプリング14をもうけ、無負荷のときに
液室9側にピストン3を押しつけるようにする。第1実
施態様とほぼ同様に操作するが第4図のように三方口弁
Bを切り替えると液室9は無負荷となるためスプリング
14の力により液室9を圧縮する、このとき液室7には
チャッキ弁5より薬液が注入される、次に、第5図のよ
うに三方口弁Bを切り替えて液室9に水圧をかけるとピ
ストンにかかる圧力によりスプリング14を縮め、同時
に液室7の薬液は圧縮をうけ給水本管接続口2より給水
本管に注入される。
【0011】次に、第3実施態様について説明すると、
第6図のようにシリンダー状の本体Cの内部中央近傍に
自由に回転するピニオンギア17をもうけ、該ピニオン
ギヤ17とかみ合うように連結するラックギアを備えた
2組のピストン15,16を設ける。第7図のように三
方口弁AおよびBを切り替えると、給水本管の水圧は液
室9にかかり、ピストン15を図中右方向に押しつけ
る。このときギアで連結されたピストン16は液室9に
かかる圧力をラック,ピニオンギアで方向転換させられ
ピストン15とは逆に図中左へと同時に移動し始める。
このとき、液室7は負圧となりチャッキ弁5より薬液を
吸い込む。
【0012】次に、第6図のように三方口弁AおよびB
を切り替えると、三方口弁Aより液室8にかかった水圧
はピストン15,16を前述した理由により図中左右に
押しつける、液室7にあった薬液はピストン16に押し
つけられる圧力のみならずラック,ピニオンギヤにより
方向転換されたピストン15の圧力まで受ける結果とな
り高圧の給水本管にも無理なく注入することができる。
【0013】以上の行程を連続して繰り返し薬液注入を
行うが、三方口弁AおよびBの接続口A2とB1の口径
をA1,B2よりも小さくすると薬液の吸い込みは急速
におこなわれ、吐出はゆっくりと吐き出すことができる
ため、比較的脈動を起こすことなく薬液の混合効率を良
くすることができる。
【0014】以上のように給水本管の圧力をつかって薬
液を注入することができるが、バルブを切り替えるだけ
で薬液注入がおこなわれ、従来のように強力なモーター
などを使わずにすむため、三方口弁AおよびBをソーラ
ーなどの小電力で動く三方口自動弁とし、一定の時間間
隔で三方口自動弁を切り替えることで商用電源のないと
ころでも簡単に自動で薬液の希釈注入ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明品は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を発揮す
る。
【0016】従来の技術はモーターや電磁石を利用して
いたため強力な商用電源を必要としていたが本発明品は
商用電源を必要とせず、給水本管圧力の利用により簡単
に薬液を注入することができるようになった。また、小
電力で自動化が可能となったため、ソーラー電源等によ
りどこでも手軽に薬液の希釈注入ができるため、従来の
ように農薬を手かけする必要もなくなり農家の健康被害
を未然に防ぐことが可能となった。
【0017】また、ダイヤフラムなどを使わないため1
ストロークあたりの吐出量も多く、スプリンクラーなど
で大量に散水する場合にも十分なる性能を発揮すること
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の薬液注入ポンプの基本的接続断面図
【図2】本発明品の第1実施態様の薬液を吸入するとき
の断面図
【図3】本発明品の第1実施態様の薬液を吐出するとき
の断面図
【図4】本発明品の第2実施態様の薬液を吸入するとき
の断面図
【図5】本発明品の第2実施態様の薬液を吐出するとき
の断面図
【図6】本発明品の第2実施態様の薬液を吐出するとき
の断面図
【図7】本発明品の第2実施態様の薬液を吸入するとき
の断面図
【符号の説明】
1 給水本管からの圧力水の取り出し口 2 給水本管接続口 3 ピストン 4 薬液タンク 5 チャッキ弁 6 チャッキ弁 7 液 室 8 液 室 9 液 室 10 本体Cの接続口 11 本体Cの接続口 12 液室7の吸入口 13 液室7の吐出口 14 スプリング 15 ラックギアを備えたピストン 16 ラックギアを備えたピストン 17 ピニオンギア A 三方口弁 A1 三方口弁Aの接続口 A2 三方口弁Aの接続口 A3 三方口弁Aの接続口 B 三方口弁 B1 三方口弁Bの接続口 B2 三方口弁Bの接続口 B3 三方口弁Bの接続口 C シリンダー状の本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水本管からの圧力水の取り出し口1を備
    え、該取り出し口を三方口弁AおよびBの接続口A1,
    B1に接続し、該三方口弁Aの接続口A3はシリンダー
    形状の本体Cの10に接続し、三方口弁Bの接続口B3
    は本体Cの11に接続する。接続口A2およびB2は大
    気圧に解放とする。本体Cの内部には慴動可能なピスト
    ン3および液室7,8,9を備える。 液室7の出入り
    口12,13にはチャッキ弁5および6を接続する。
    チャッキ弁5には薬液タンク4を接続し、チャッキ弁6
    は給水本管接続口2に接続することを特長とする薬液注
    入ポンプ。
  2. 【請求項2】前記薬液注入ポンプにおいて、三方口弁A
    を撤去し、本体Cの液室8の内部にスプリング14を設
    け、該スプリングによりピストン3を液室9の方向に押
    しつけるように形成してなる薬液注入ポンプ。
  3. 【請求項3】前記薬液注入ポンプにおいて、シリンダー
    形状の本体Cに内接するピストンを同径の2組のピスト
    ンとし、本体Cの中心部に回転するピニオンギア17を
    設け、該ピニオンギア17にはラックギアと一体になっ
    た2組のピストン15および16を両側から噛み合わ
    せ、シリンダー内に液室7,8,9を作り液室8および
    9の接続口10,11には三方口弁AおよびBをそれぞ
    れ取りつけ、液室7の出入り口12,13にはチャッキ
    弁5および6を接続する。 チャッキ弁5には薬液タン
    ク4を接続し、チャッキ弁6は給水本管接続口2に接続
    することを特長とする第1項記載の薬液注入ポンプ。
  4. 【請求項4】前記薬液注入ポンプの三方口弁AおよびB
    を三方口自動弁としたことを特長とする請求項1、請求
    項2および請求項3記載の薬液注入ポンプ。
JP21787593A 1993-06-30 1993-06-30 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ Pending JPH0719159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21787593A JPH0719159A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21787593A JPH0719159A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719159A true JPH0719159A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16711142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21787593A Pending JPH0719159A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719159A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088129A1 (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Koganei Corporation 薬液供給装置
JP2010531440A (ja) * 2007-06-25 2010-09-24 ジルソン エス.アー.エス. ピストンの前後運動により液体をサンプリングするピペット
US7918753B2 (en) 2004-06-11 2011-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control unit
CN111247340A (zh) * 2017-12-13 2020-06-05 日特有限公司 柱塞泵

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088129A1 (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Koganei Corporation 薬液供給装置
JPWO2005088129A1 (ja) * 2004-03-15 2008-01-31 株式会社コガネイ 薬液供給装置
JP4566989B2 (ja) * 2004-03-15 2010-10-20 株式会社コガネイ 薬液供給装置
US7918753B2 (en) 2004-06-11 2011-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control unit
JP2010531440A (ja) * 2007-06-25 2010-09-24 ジルソン エス.アー.エス. ピストンの前後運動により液体をサンプリングするピペット
CN111247340A (zh) * 2017-12-13 2020-06-05 日特有限公司 柱塞泵
CN111247340B (zh) * 2017-12-13 2023-03-10 日特有限公司 柱塞泵

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7004407B2 (en) Uniform metering system for spray applications
EP0064695B1 (de) Sprühgerät
DE69128091T2 (de) Medizinische waschvorrichtung
KR102091102B1 (ko) 농업용 연무기 및 이를 이용한 비닐하우스 무인 약제 살포장치
CA2256439A1 (en) System and method for administering two liquids
CN116251264B (zh) 加压雾化设备
JPH0719159A (ja) 給水本管の圧力水を取り出して薬液類を加圧し、給水本管中に薬液を注入する薬液注入ポンプ
GB2278891A (en) Flap valve assembly for trigger sprayer
CN210769237U (zh) 一种泵及液体输送设备
CA2156827A1 (en) A pump
WO2001039893A1 (en) Cap with spray pump
US5588808A (en) Pump pressure multiplier
KR102131093B1 (ko) 농약 살포용 펌핑장치
KR200234377Y1 (ko) 혼합수단을 갖는 농약살포장치
KR970009898A (ko) 액체상태의 농약 및 물을 분사할 수 있는 장치 및 방법
WO2021078094A1 (zh) 喷雾器
CN1930960B (zh) 背负式脚拉稳压喷雾器
KR200425847Y1 (ko) 분무기
CN210226683U (zh) 一种用于粉剂生物农药的变量喷雾系统
CN107008172B (zh) 用于喷雾器系统的液压混合设备
KR0133156Y1 (ko) 액화 가스를 이용한 자동 살포기
JP2769771B2 (ja) 往復ポンプ及び往復ポンプ装置
KR200278633Y1 (ko) 동력분무기의 약액 희석장치
JPS63242362A (ja) 薬剤噴霧器
KR200432853Y1 (ko) 고압분무기의 양수장치