JPH0719068Y2 - 操作スイッチ - Google Patents
操作スイッチInfo
- Publication number
- JPH0719068Y2 JPH0719068Y2 JP1986075706U JP7570686U JPH0719068Y2 JP H0719068 Y2 JPH0719068 Y2 JP H0719068Y2 JP 1986075706 U JP1986075706 U JP 1986075706U JP 7570686 U JP7570686 U JP 7570686U JP H0719068 Y2 JPH0719068 Y2 JP H0719068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- decorative plate
- elastic support
- switch
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、洗濯機,衣類乾燥機等における時限セット等
の操作を行う操作スイッチに関するものである。
の操作を行う操作スイッチに関するものである。
従来の技術 従来、この種の操作ボタンを第6図〜第11図により説明
する。第6図において、洗濯機の外箱1内に洗濯槽2と
脱水機3が内装されている。本体1の後方上部にはパネ
ル4が設けられ、このパネル4に電源スイッチ5、給水
口6、排水切換ボタン7が配設されている。本体の上部
前面には化粧板8が設けられている。この化粧板8に
は、操作盤が一体に設けてある。操作盤は表示シート9
で表示燈窓9a,操作部9bが形設されている。
する。第6図において、洗濯機の外箱1内に洗濯槽2と
脱水機3が内装されている。本体1の後方上部にはパネ
ル4が設けられ、このパネル4に電源スイッチ5、給水
口6、排水切換ボタン7が配設されている。本体の上部
前面には化粧板8が設けられている。この化粧板8に
は、操作盤が一体に設けてある。操作盤は表示シート9
で表示燈窓9a,操作部9bが形設されている。
この操作盤の詳細を第7図および第8図により説明す
る。
る。
すなわち、表示シート9には操作部9bを略凸状に形成し
ている。化粧板8には、ボタン8aと表示燈穴8bが一体に
成形されている。化粧板8の裏面側にはプリント板11が
固着され、このプリント板11に表示燈12やスイッチ13が
固着されている。ボタン8aは、一端8cをスイッチ13のキ
ャップ13aに当接自在に、他端を表示シート9に接触さ
せている。
ている。化粧板8には、ボタン8aと表示燈穴8bが一体に
成形されている。化粧板8の裏面側にはプリント板11が
固着され、このプリント板11に表示燈12やスイッチ13が
固着されている。ボタン8aは、一端8cをスイッチ13のキ
ャップ13aに当接自在に、他端を表示シート9に接触さ
せている。
次に、化粧板8のボタン部の詳細を第9図〜第11図によ
り説明する。
り説明する。
ボタン8aは、2本の弾性支持部8dにより化粧板8より保
持されている。このボタン8aを上方より下なる力で押圧
すると第10図のように移動する。
持されている。このボタン8aを上方より下なる力で押圧
すると第10図のように移動する。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、洗濯機前面操作盤上の表示
燈12とスイッチ13をプリント板11上に固着するため、ボ
タン8aの大きさと弾性支持部8dの長さは、プリント板11
の大きさにより決まる。表示シート9のボタン凸部9bの
大きさは、人間の指の大きさが適当である。このため操
作部8aは、略指の先(約1cm2)程度が望ましい。この
操作部8aを支える弾性支持部8dの形状は、第10図,第11
図に示すように断面積(巾b×厚さh)で長さ=l=l1
+l2のものを設けている。この場合、厚さhはボタン8a
を安定に支持するために化粧板8の板厚に等しい方が望
ましく、又、巾bは省スペースの点から小さい方が望ま
しい。
燈12とスイッチ13をプリント板11上に固着するため、ボ
タン8aの大きさと弾性支持部8dの長さは、プリント板11
の大きさにより決まる。表示シート9のボタン凸部9bの
大きさは、人間の指の大きさが適当である。このため操
作部8aは、略指の先(約1cm2)程度が望ましい。この
操作部8aを支える弾性支持部8dの形状は、第10図,第11
図に示すように断面積(巾b×厚さh)で長さ=l=l1
+l2のものを設けている。この場合、厚さhはボタン8a
を安定に支持するために化粧板8の板厚に等しい方が望
ましく、又、巾bは省スペースの点から小さい方が望ま
しい。
また、一般にボタン操作力Fは b;(弾性支持部の巾) h;( 〃 厚さ) l;( 〃 長さ) δ;(ストローク) E;(化粧板の縦弾性係数) となる。ボタン操作力Fは小さくし、軽い操作が望まれ
る。そのためには、弾性支持部の厚さhを小さくする
か、lを大きくすれば操作力を小さくできるのである
が、lを大きく、厚さhを小さくすればボタンの操作安
定性が損われるという問題点があった。
る。そのためには、弾性支持部の厚さhを小さくする
か、lを大きくすれば操作力を小さくできるのである
が、lを大きく、厚さhを小さくすればボタンの操作安
定性が損われるという問題点があった。
本考案は、このような問題点を解決すべく、操作安定性
を向上させるとともに軽い操作性を可能とすることを目
的とする。
を向上させるとともに軽い操作性を可能とすることを目
的とする。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、化粧板に一体成
形した弾性支持部をボタンに連結し、弾性支持部とボタ
ンまたは弾性支持部と化粧板の連結部近傍の板厚を化粧
板およびボタン板厚より薄くした構成である。
形した弾性支持部をボタンに連結し、弾性支持部とボタ
ンまたは弾性支持部と化粧板の連結部近傍の板厚を化粧
板およびボタン板厚より薄くした構成である。
作用 この構成により、ボタンと弾性支持部の連結部及び化粧
板との連結部のみ板厚を薄くすることによりヒンジとし
ての効果が得られ、ボタンの移動は安定し、操作力も小
さくできる。
板との連結部のみ板厚を薄くすることによりヒンジとし
ての効果が得られ、ボタンの移動は安定し、操作力も小
さくできる。
この結果、ボタン支持部の曲げ応力も小さくなり、耐久
性も向上し、操作性の良好なボタンが得られる。
性も向上し、操作性の良好なボタンが得られる。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図〜第5図を参照し
て説明する。
て説明する。
図において、8は化粧板、8aはボタン、8dは弾性支持体
で2本ある。化粧板は樹脂でスチロール系やポリプロピ
レンである。
で2本ある。化粧板は樹脂でスチロール系やポリプロピ
レンである。
ボタン8aと弾性支持体の連結部ロ、化粧板8と弾性支持
体連結部イの板厚をそれぞれ薄くし、元も板厚tに対し
hとしh<tとする。また、この板厚の薄くした形状の
巾bは、第3図および第4図のように、弾性支持体の巾
b1ボタン、化粧板の巾b2とすると、b1<b2とし第2図
(B),第3図のように、板厚の薄い部分から厚い部分
へのつながりにはRを設けなめらかに接続させる。
体連結部イの板厚をそれぞれ薄くし、元も板厚tに対し
hとしh<tとする。また、この板厚の薄くした形状の
巾bは、第3図および第4図のように、弾性支持体の巾
b1ボタン、化粧板の巾b2とすると、b1<b2とし第2図
(B),第3図のように、板厚の薄い部分から厚い部分
へのつながりにはRを設けなめらかに接続させる。
第5図には、弾性支持体のボタンと化粧板の両連結部の
板厚を薄くした構成を示す。板厚の薄い部分の長さC
は、C≒2・b2とし、曲げ応力の集中応力をかけるのを
防止するものである。
板厚を薄くした構成を示す。板厚の薄い部分の長さC
は、C≒2・b2とし、曲げ応力の集中応力をかけるのを
防止するものである。
上記構成において、ボタン8aを上下に押し圧すると第2
図のように移動する。ボタン8aのストロークをδボタン
押し圧荷重F(操作力)とすると、弾性支持体の曲げ応
力σは次式により表わされる。
図のように移動する。ボタン8aのストロークをδボタン
押し圧荷重F(操作力)とすると、弾性支持体の曲げ応
力σは次式により表わされる。
よって、板厚を薄くすることにより曲げ応力σは小さく
なり、操作力も軽くなる。繰り返し曲げ耐久寿命も長く
なる。
なり、操作力も軽くなる。繰り返し曲げ耐久寿命も長く
なる。
弾性支持体の巾b1は、ボタン8aのストロークδが大きい
場合、不安定になりやすいので、ボタンの上下の移動を
安定させるためには、大きくとれば良い。
場合、不安定になりやすいので、ボタンの上下の移動を
安定させるためには、大きくとれば良い。
b2の巾は、巾b1よりも大きくする。連結部イ,ロの角部
にはRをつけ集中応力を防止する。これはボタン8aのス
トロークδが大きい場合、上下の移動のとき、ボタンが
ねじれたり、左右,前後に動きやすいため連結部イ,ロ
に曲げ応力以外の応力がかかる。この応力を緩和するた
めRをつけると効果的である。
にはRをつけ集中応力を防止する。これはボタン8aのス
トロークδが大きい場合、上下の移動のとき、ボタンが
ねじれたり、左右,前後に動きやすいため連結部イ,ロ
に曲げ応力以外の応力がかかる。この応力を緩和するた
めRをつけると効果的である。
長さCは、連結部イ,ロの曲げ部の長さであるが、曲げ
の集中応力を防止するためにはヒンジ巾の倍程度が望ま
しい。これは、ボタン8aの上下動に対し、安定に動かす
ために求められる。
の集中応力を防止するためにはヒンジ巾の倍程度が望ま
しい。これは、ボタン8aの上下動に対し、安定に動かす
ために求められる。
第5図は、弾性支持体のボタン側と化粧板側の両ヒンジ
部に板厚を薄くしたもので、ボタン操作力を、さらに軽
くし、大きなストロークδが得られるようにしたもの
で、同様の効果が得られる。
部に板厚を薄くしたもので、ボタン操作力を、さらに軽
くし、大きなストロークδが得られるようにしたもの
で、同様の効果が得られる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、小型の操作スイッチ盤の
ボタン形状を化粧板に一体に成形したもので、ボタンの
操作力を軽く、ストロークを大きくとり、ボタンの移動
方向性も安定させることができるものである。
ボタン形状を化粧板に一体に成形したもので、ボタンの
操作力を軽く、ストロークを大きくとり、ボタンの移動
方向性も安定させることができるものである。
また、弾性支持部のヒンジ部を薄くすることにより繰り
返し曲げ耐久は、著しく向上し、さらに連結部の巾を大
きくとることにより、ボタンの移動方向性を向上させる
ことができるものである。
返し曲げ耐久は、著しく向上し、さらに連結部の巾を大
きくとることにより、ボタンの移動方向性を向上させる
ことができるものである。
第1図は本考案の実施例のボタンの斜視図、第2図ABは
同ボタンの断面図、第3図Aは同ボタンヒンジ部の平面
図、第3図Bは同断面図、第4図は同化粧板ヒンジ部の
平面図、第5図は同ボタン及び化粧板の両ヒンジ部の平
面図、第6図は洗濯機の斜視図、第7図は従来の操作盤
の一部破断斜視図、第8図は同操作盤の断面図、第9図
は従来のボタンの斜視図、第10図ABは同ボタンの断面
図、第11図は同平面図である。 8……化粧板、8a……ボタン、8d……弾性支持部。
同ボタンの断面図、第3図Aは同ボタンヒンジ部の平面
図、第3図Bは同断面図、第4図は同化粧板ヒンジ部の
平面図、第5図は同ボタン及び化粧板の両ヒンジ部の平
面図、第6図は洗濯機の斜視図、第7図は従来の操作盤
の一部破断斜視図、第8図は同操作盤の断面図、第9図
は従来のボタンの斜視図、第10図ABは同ボタンの断面
図、第11図は同平面図である。 8……化粧板、8a……ボタン、8d……弾性支持部。
Claims (1)
- 【請求項1】弾性を有するフィルムに略凸状のスイッチ
操作を形成した表示シートと電気回路を開閉するスイッ
チと、一端をこのスイッチに当接させ、他端を表示シー
トのスイッチ操作部に接触するボタンとを備え前記ボタ
ンは表示シートにより覆設される化粧板に一体に成形さ
れた弾性支持部と連結され、前記弾性支持部とボタン又
は化粧板との連結部の板厚hをボタン又は化粧板の板厚
tより薄くし、かつ巾b2は弾性支持部巾b1より大きくし
さらに連結部の長さcを弾性支持部巾b1より長くし、そ
れぞれのつながりをなめらかに連続して形成した操作ス
イッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986075706U JPH0719068Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 操作スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986075706U JPH0719068Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 操作スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188022U JPS62188022U (ja) | 1987-11-30 |
JPH0719068Y2 true JPH0719068Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=30922100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986075706U Expired - Lifetime JPH0719068Y2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 操作スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719068Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI498932B (zh) * | 2013-07-03 | 2015-09-01 | Zippy Tech Corp | One shot out of the production of the key cap flat plate module |
CN104299825A (zh) * | 2013-07-19 | 2015-01-21 | 新巨企业股份有限公司 | 一体射出制作的键帽平板模块 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811831U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-25 | 河西工業株式会社 | スイツチの押釦 |
JPS5865723U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | 松下電器産業株式会社 | プツシユスイツチ |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP1986075706U patent/JPH0719068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62188022U (ja) | 1987-11-30 |
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