JPH071877A - カード記録方法 - Google Patents
カード記録方法Info
- Publication number
- JPH071877A JPH071877A JP5334842A JP33484293A JPH071877A JP H071877 A JPH071877 A JP H071877A JP 5334842 A JP5334842 A JP 5334842A JP 33484293 A JP33484293 A JP 33484293A JP H071877 A JPH071877 A JP H071877A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＩＣカードの信頼性の向上を図ることができ
るカード記録方法を提供する。 【構成】 磁気ストライプとＩＣモジュールを同一基板
に併設したカードの情報記録方法において、記憶させる
べき情報の一部分もくしは全部を磁気ストライプと前記
ＩＣモジュール内のＩＣメモリに重複して記録及び記憶
させることを特徴とする。
るカード記録方法を提供する。 【構成】 磁気ストライプとＩＣモジュールを同一基板
に併設したカードの情報記録方法において、記憶させる
べき情報の一部分もくしは全部を磁気ストライプと前記
ＩＣモジュール内のＩＣメモリに重複して記録及び記憶
させることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ストライプとＩＣモ
ジュールをカードに併設したカードの情報記録方法にお
いて、情報を両者に記録及び記憶させることによって信
頼性を向上させたカード記録方法に関する。
ジュールをカードに併設したカードの情報記録方法にお
いて、情報を両者に記録及び記憶させることによって信
頼性を向上させたカード記録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータ、メモリ等
のＩＣチップを装着もしくは内蔵させたチップカード、
メモリーカード、マイコンカード、電子カード等と呼ば
れるカード（以下ＩＣカードと言う）の研究がなされて
いる。このＩＣカードは従来の磁気ストライプカードに
比べ、その記憶容量が大きいことから、銀行関係では預
金通帳に替わり預貯金の履歴、クレジット関係では買物
等の取引履歴を記録・記憶させようと考えられている。
のＩＣチップを装着もしくは内蔵させたチップカード、
メモリーカード、マイコンカード、電子カード等と呼ば
れるカード（以下ＩＣカードと言う）の研究がなされて
いる。このＩＣカードは従来の磁気ストライプカードに
比べ、その記憶容量が大きいことから、銀行関係では預
金通帳に替わり預貯金の履歴、クレジット関係では買物
等の取引履歴を記録・記憶させようと考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みてなされたもので、ＩＣカードの信頼性の向上を図
ることができるカード記録方法を提供することを目的と
する。
鑑みてなされたもので、ＩＣカードの信頼性の向上を図
ることができるカード記録方法を提供することを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＩＣモジュー
ルと磁気ストライプを同一カードに併せて設けることに
より記憶する情報のうち、一部分もしくは全部、例えば
個人名、銀行口座番号等のＩＤコード、最終残高もしく
はＩＤコードと最終残高をＩＣモジュールのメモリ部と
磁気ストライプの双方に記録・記憶しておくことにより
どちらか一方が破損等の要因により記憶データが消失し
た場合でもどちから一方が補助するようにしたものであ
る。
ルと磁気ストライプを同一カードに併せて設けることに
より記憶する情報のうち、一部分もしくは全部、例えば
個人名、銀行口座番号等のＩＤコード、最終残高もしく
はＩＤコードと最終残高をＩＣモジュールのメモリ部と
磁気ストライプの双方に記録・記憶しておくことにより
どちらか一方が破損等の要因により記憶データが消失し
た場合でもどちから一方が補助するようにしたものであ
る。
【０００５】
【作用】前述の如くＩＣカードはその記憶容量が大きい
ことから、取引履歴（情報）を記憶させることができる
ため、現状のＣＤカードの如きオンライン方式ではな
く、オフライン方式に多大なメリットがあるとされてい
る。
ことから、取引履歴（情報）を記憶させることができる
ため、現状のＣＤカードの如きオンライン方式ではな
く、オフライン方式に多大なメリットがあるとされてい
る。
【０００６】しかしながら、ＩＣモジュールのメモリ部
のみに情報が記憶されていて、もしＩＣモジュールが機
能を停止するようなことが発生したならば記憶情報の消
失となり、カード発行者に限らず、カードユーザにとっ
ても多大なトラブルになってしまうであろう。特にＩＣ
チップの場合、モジュール化されていても外部からの静
電気や水分等に弱点があり、データ破壊等機能停止を起
こすことがある。又、カード曲げ等による外部圧力によ
りＩＣモジュール内のチップボンディング部の断線等が
起こり得る。一方、磁気ストライプカードは外部磁気の
影響に対して、データ消失される弱点を有している。
のみに情報が記憶されていて、もしＩＣモジュールが機
能を停止するようなことが発生したならば記憶情報の消
失となり、カード発行者に限らず、カードユーザにとっ
ても多大なトラブルになってしまうであろう。特にＩＣ
チップの場合、モジュール化されていても外部からの静
電気や水分等に弱点があり、データ破壊等機能停止を起
こすことがある。又、カード曲げ等による外部圧力によ
りＩＣモジュール内のチップボンディング部の断線等が
起こり得る。一方、磁気ストライプカードは外部磁気の
影響に対して、データ消失される弱点を有している。
【０００７】本発明者らは、上記問題点を解決すべく同
一カードにＩＣモジュールと磁気ストライプを併設し、
カード発行者とカードユーザーにとって最も重要なデー
タと言えるＩＤコード、最終残高の如きデータをＩＣモ
ジュールのメモリ部と磁気ストライプとに重複して記録
・記憶せしめることにより、片方のデータの消失のバッ
クアップ機能を重複して記録・記憶せしめることによ
り、片方のデータの消失のバックアップ機能を持たせた
ことを特徴とするものである。重複記録されるデータの
内容はカード発行者が決めるものであるが、概ね本人の
照合のためＩＤコードと最終残高が記録されていれば、
カード発行者とユーザーとのトラブルは避けられるであ
ろう。ＩＤコードの内、暗証番号をも重複記録すべきか
否かはカード発行者に委ねられている。又、磁気ストラ
イプへの記録はその記憶容量から取引履歴全データを記
録する必要はないが、ＩＣモジュールのメモリ部の記録
データが磁気ストライプの記憶容量と一致するならば、
全データの記録は可能であろう。
一カードにＩＣモジュールと磁気ストライプを併設し、
カード発行者とカードユーザーにとって最も重要なデー
タと言えるＩＤコード、最終残高の如きデータをＩＣモ
ジュールのメモリ部と磁気ストライプとに重複して記録
・記憶せしめることにより、片方のデータの消失のバッ
クアップ機能を重複して記録・記憶せしめることによ
り、片方のデータの消失のバックアップ機能を持たせた
ことを特徴とするものである。重複記録されるデータの
内容はカード発行者が決めるものであるが、概ね本人の
照合のためＩＤコードと最終残高が記録されていれば、
カード発行者とユーザーとのトラブルは避けられるであ
ろう。ＩＤコードの内、暗証番号をも重複記録すべきか
否かはカード発行者に委ねられている。又、磁気ストラ
イプへの記録はその記憶容量から取引履歴全データを記
録する必要はないが、ＩＣモジュールのメモリ部の記録
データが磁気ストライプの記憶容量と一致するならば、
全データの記録は可能であろう。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１及び図２に示すように、センタコア１５の一部
にＩＣモジュール３が設けられており、また前記コンタ
コア１５の表面及び裏面にはオーバーシート１４、１４
が施されており、該オーバーシート１４の表面には磁気
ストライプ２が設けられ、さらにセンコタコア１５とオ
ーバーシート１４との間には印刷絵柄４が設けられて、
本発明の磁気ストライプ２とＩＣモジュール３が併設さ
れたカード１が構成されている。また、必要な場合は図
１の如くエンボス文字５を施すこともできる。なお、上
記各部の位置関係については特に限定するものではな
く、例えば図３及びその断面図である図４の如くＩＣモ
ジュール３はカード表面に、一方、磁気ストライプ２は
カード裏面に設けても良い。また、ＩＣモジュールの形
状も特に限定するものではない。
る。図１及び図２に示すように、センタコア１５の一部
にＩＣモジュール３が設けられており、また前記コンタ
コア１５の表面及び裏面にはオーバーシート１４、１４
が施されており、該オーバーシート１４の表面には磁気
ストライプ２が設けられ、さらにセンコタコア１５とオ
ーバーシート１４との間には印刷絵柄４が設けられて、
本発明の磁気ストライプ２とＩＣモジュール３が併設さ
れたカード１が構成されている。また、必要な場合は図
１の如くエンボス文字５を施すこともできる。なお、上
記各部の位置関係については特に限定するものではな
く、例えば図３及びその断面図である図４の如くＩＣモ
ジュール３はカード表面に、一方、磁気ストライプ２は
カード裏面に設けても良い。また、ＩＣモジュールの形
状も特に限定するものではない。
【０００９】ＩＣモジュール３について詳しく述べるな
らば、図５の如くである。即ち、マイクロコンピュー
タ、メモリ等のＩＣチップ９が上面を除いてエポキシ樹
脂１１に取り囲まれており、前記ＩＣチップ９の上面に
は回路７が設けられ、ＩＣチップ９と回路７はリード線
１０によって結ばれており、一方ＩＣモジュール３表面
には外部接続端子が接する電極６が設けられており、該
電極６と回路７はガラスエポキシフィルム等の基板８に
よって保持されて、かつ電極６と回路７はスルーホール
（図示せず）によって導通している。また、ＩＣモジュ
ール３の製造時のエポキシ樹脂１０の流れ止めとしてＩ
Ｃモジュール３の側部にはガラスエポキシフィルムの枠
１２が設けられている。
らば、図５の如くである。即ち、マイクロコンピュー
タ、メモリ等のＩＣチップ９が上面を除いてエポキシ樹
脂１１に取り囲まれており、前記ＩＣチップ９の上面に
は回路７が設けられ、ＩＣチップ９と回路７はリード線
１０によって結ばれており、一方ＩＣモジュール３表面
には外部接続端子が接する電極６が設けられており、該
電極６と回路７はガラスエポキシフィルム等の基板８に
よって保持されて、かつ電極６と回路７はスルーホール
（図示せず）によって導通している。また、ＩＣモジュ
ール３の製造時のエポキシ樹脂１０の流れ止めとしてＩ
Ｃモジュール３の側部にはガラスエポキシフィルムの枠
１２が設けられている。
【００１０】以上のような構成からなるＩＣモジュール
３は接着剤１３によってカード１の凹部に取付けられて
いる。ここに図示したものは硬質塩化ビニールプラスチ
ックカード仕様であり、センタコア１５とオーバーシー
ト１４からカード１が構成されているが、特にこの仕様
に限定するものではない。尚、磁気ストライプとＩＣモ
ジュール内のＩＣメモリへの情報の記録・記憶方式は通
常に用いられている方式で行う。
３は接着剤１３によってカード１の凹部に取付けられて
いる。ここに図示したものは硬質塩化ビニールプラスチ
ックカード仕様であり、センタコア１５とオーバーシー
ト１４からカード１が構成されているが、特にこの仕様
に限定するものではない。尚、磁気ストライプとＩＣモ
ジュール内のＩＣメモリへの情報の記録・記憶方式は通
常に用いられている方式で行う。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明のカードは、磁気ス
トライプとＩＣモジュールを１枚のカード内に併設し、
両者に重複して情報を記録・記憶させたもので、どちか
ら一方の情報が消失しても、もう一方に情報が残ってい
るためカードの信頼性が非常に高まるという効果があ
る。
トライプとＩＣモジュールを１枚のカード内に併設し、
両者に重複して情報を記録・記憶させたもので、どちか
ら一方の情報が消失しても、もう一方に情報が残ってい
るためカードの信頼性が非常に高まるという効果があ
る。
【図１】 本発明のカードの外観を示す平面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】 他の実施例を示すカードの平面図である。
【図４】 図３のＢ−Ｂ断面図である。
【図５】 ＩＣモジュールの構成を示す図である。
１…カード、２…磁気ストライプ、３…ＩＣモジュー
ル、４…印刷絵柄、７…回路、８…基板、８…ＩＣチッ
プ、１０…リード線、１３…接着剤。
ル、４…印刷絵柄、７…回路、８…基板、８…ＩＣチッ
プ、１０…リード線、１３…接着剤。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｋ 19/073 19/06 19/10 Ｇ１１Ｂ 23/00 Ｎ 7177−5Ｄ 23/30 Ｚ 7177−5Ｄ Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｒ
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ストライプとＩＣモジュールを同一
基板に併設したカードの情報記録方法において、記憶さ
せるべき情報の一部分もくしは全部を磁気ストライプと
前記ＩＣモジュール内のＩＣメモリに重複して記録及び
記憶させることを特徴とするカード記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334842A JPH071877A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334842A JPH071877A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード記録方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56191636A Division JPS5894132A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | カ−ド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071877A true JPH071877A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=18281833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5334842A Pending JPH071877A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071877A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0784290A2 (en) * | 1995-12-14 | 1997-07-16 | Ncr International Inc. | An apparatus for issuing data cards |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50147625A (ja) * | 1974-05-16 | 1975-11-26 | ||
| JPS5283132A (en) * | 1975-12-31 | 1977-07-11 | Cii | Portable card for electric signal processor and method of fabricating same |
| JPS567216A (en) * | 1979-06-28 | 1981-01-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Protecting method for card recording content |
| JPS5614369A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-12 | Fujitsu Ltd | Card |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5334842A patent/JPH071877A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50147625A (ja) * | 1974-05-16 | 1975-11-26 | ||
| JPS5283132A (en) * | 1975-12-31 | 1977-07-11 | Cii | Portable card for electric signal processor and method of fabricating same |
| JPS567216A (en) * | 1979-06-28 | 1981-01-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Protecting method for card recording content |
| JPS5614369A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-12 | Fujitsu Ltd | Card |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0784290A2 (en) * | 1995-12-14 | 1997-07-16 | Ncr International Inc. | An apparatus for issuing data cards |
| EP0784290A3 (en) * | 1995-12-14 | 2000-01-12 | Ncr International Inc. | An apparatus for issuing data cards |
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