JPH07160928A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
- Publication number
- JPH07160928A JPH07160928A JP5302818A JP30281893A JPH07160928A JP H07160928 A JPH07160928 A JP H07160928A JP 5302818 A JP5302818 A JP 5302818A JP 30281893 A JP30281893 A JP 30281893A JP H07160928 A JPH07160928 A JP H07160928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknotes
- processing
- banknote
- longitudinal direction
- bills
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】装置幅を大きくすることなく、紙幣の1枚投入
および多枚数投入にも対応して操作性を向上させる。 【構成】紙幣を小枚数(1〜2枚)投入する際は1枚ず
つ投入する少枚数投入口1を使用し、多枚数の紙幣を投
入する際は開閉蓋付一括投入口2を使用し、少枚数投入
口1または開閉蓋付一括投入口2からの紙幣の投入およ
び処理が長手方向(縦方向)で行なわれる。少枚数投入
口1への紙幣投入から取引き終了までの間、開閉蓋付一
括投入口2は一括投入口用ロック5により蓋が開けない
ように係止される。開閉蓋付一括投入口2からの紙幣投
入から取引き終了までの間、少枚数投入口1は少枚数投
入口用シャッタ4により紙幣の投入が阻止される。
および多枚数投入にも対応して操作性を向上させる。 【構成】紙幣を小枚数(1〜2枚)投入する際は1枚ず
つ投入する少枚数投入口1を使用し、多枚数の紙幣を投
入する際は開閉蓋付一括投入口2を使用し、少枚数投入
口1または開閉蓋付一括投入口2からの紙幣の投入およ
び処理が長手方向(縦方向)で行なわれる。少枚数投入
口1への紙幣投入から取引き終了までの間、開閉蓋付一
括投入口2は一括投入口用ロック5により蓋が開けない
ように係止される。開閉蓋付一括投入口2からの紙幣投
入から取引き終了までの間、少枚数投入口1は少枚数投
入口用シャッタ4により紙幣の投入が阻止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば駅に設置され
る券売機に組込まれ、1枚ずつまたは一括して投入され
た紙幣を処理する紙幣処理装置に関する。
る券売機に組込まれ、1枚ずつまたは一括して投入され
た紙幣を処理する紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一括投入のできる紙幣処理装置と
しては、蓋を開いて紙幣を横向き(横方向、短手方向)
に投入し、蓋を閉めた後に処理をする、銀行の自動入出
金機(ATM)等に使用されている型式の装置が知られ
ている。
しては、蓋を開いて紙幣を横向き(横方向、短手方向)
に投入し、蓋を閉めた後に処理をする、銀行の自動入出
金機(ATM)等に使用されている型式の装置が知られ
ている。
【0003】また、駅に設置される券売機等の駅務機器
に組込まれて処理する紙幣処理装置は、1つの投入口か
ら1枚ずつ紙幣を長手方向(縦方向)に投入する型式の
装置である。
に組込まれて処理する紙幣処理装置は、1つの投入口か
ら1枚ずつ紙幣を長手方向(縦方向)に投入する型式の
装置である。
【0004】上記、蓋を開いて紙幣を横向きに投入する
型式の紙幣処理装置は、紙幣を1枚だけ投入する時にも
いちいち蓋を開閉しなければならないので操作性が悪
く、さらに紙幣を横向き(横方向、短手方向)に処理す
るので装置の幅が大きくなるという欠点がある。券売機
等の駅務機器の場合は、現状の機器の幅は決まっている
ので幅が大きくなる装置はそのままでは設置できず、無
理して使用する場合は拡張工事費と大きくなった幅の分
だけのスペースを確保しなければならない。また、1つ
の投入口から1枚ずつ投入する型式の紙幣処理装置で
は、多枚数投入時の操作性が悪いという欠点がある。
型式の紙幣処理装置は、紙幣を1枚だけ投入する時にも
いちいち蓋を開閉しなければならないので操作性が悪
く、さらに紙幣を横向き(横方向、短手方向)に処理す
るので装置の幅が大きくなるという欠点がある。券売機
等の駅務機器の場合は、現状の機器の幅は決まっている
ので幅が大きくなる装置はそのままでは設置できず、無
理して使用する場合は拡張工事費と大きくなった幅の分
だけのスペースを確保しなければならない。また、1つ
の投入口から1枚ずつ投入する型式の紙幣処理装置で
は、多枚数投入時の操作性が悪いという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、紙幣
処理装置において、一括投入型は1枚の投入の際に操作
性が悪く、また紙幣を横向きに処理するので装置の幅が
大きくなり、1枚投入型は多枚数投入時の操作性が悪い
という問題があった。
処理装置において、一括投入型は1枚の投入の際に操作
性が悪く、また紙幣を横向きに処理するので装置の幅が
大きくなり、1枚投入型は多枚数投入時の操作性が悪い
という問題があった。
【0006】そこで、この発明は、装置幅を大きくする
ことなく、紙幣の1枚投入および多枚数投入にも対応し
て操作性を向上させた紙幣処理装置を提供することを目
的とする。
ことなく、紙幣の1枚投入および多枚数投入にも対応し
て操作性を向上させた紙幣処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の紙幣処理装置
は、紙幣が1枚ずつ投入される第1の投入口と、この第
1の投入口に投入される上記紙幣を搬送する第1の搬送
手段と、この第1の搬送手段で搬送される紙幣の種類を
判別する処理手段と、複数枚の紙幣が一括して投入され
る第2の投入口と、この第2の投入口に投入される複数
枚の紙幣を1枚ずつ搬送し、上記処理手段の前段の上記
第1の搬送手段に導く第2の搬送手段とから構成されて
いる。
は、紙幣が1枚ずつ投入される第1の投入口と、この第
1の投入口に投入される上記紙幣を搬送する第1の搬送
手段と、この第1の搬送手段で搬送される紙幣の種類を
判別する処理手段と、複数枚の紙幣が一括して投入され
る第2の投入口と、この第2の投入口に投入される複数
枚の紙幣を1枚ずつ搬送し、上記処理手段の前段の上記
第1の搬送手段に導く第2の搬送手段とから構成されて
いる。
【0008】この発明の紙幣処理装置は、長手方向に紙
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、この第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理する処理手段とから構成されている。
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、この第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理する処理手段とから構成されている。
【0009】この発明の紙幣処理装置は、長手方向に紙
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、上記第1
の投入手段に紙幣が投入された際、上記第2の投入手段
への紙幣の投入を阻止する第1の阻止手段と、上記第2
の投入手段に紙幣が投入される際、上記第1の投入手段
への紙幣の投入を阻止する第2の阻止手段と、上記第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理する処理手段と、この処理手段で紙幣が処理
された後、上記第1の阻止手段または上記第2の阻止手
段を解除する解除手段とから構成されている。
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、上記第1
の投入手段に紙幣が投入された際、上記第2の投入手段
への紙幣の投入を阻止する第1の阻止手段と、上記第2
の投入手段に紙幣が投入される際、上記第1の投入手段
への紙幣の投入を阻止する第2の阻止手段と、上記第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理する処理手段と、この処理手段で紙幣が処理
された後、上記第1の阻止手段または上記第2の阻止手
段を解除する解除手段とから構成されている。
【0010】この発明の紙幣処理装置は、長手方向に紙
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、この第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段で1枚ずつ
搬送される紙幣、または上記第1の投入手段から1枚ず
つ投入される紙幣を搬送する第2の搬送手段と、この第
2の搬送手段で搬送される紙幣を処理する処理手段とか
ら構成されている。
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、長手方向に
紙幣が一括して投入される第2の投入手段と、この第2
の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚ずつ搬送
する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段で1枚ずつ
搬送される紙幣、または上記第1の投入手段から1枚ず
つ投入される紙幣を搬送する第2の搬送手段と、この第
2の搬送手段で搬送される紙幣を処理する処理手段とか
ら構成されている。
【0011】この発明の紙幣処理装置は、長手方向に紙
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、この第1の
投入手段の下部に設けられ、長手方向に紙幣が一括して
投入される第2の投入手段と、この第2の投入手段から
一括して投入された紙幣を1枚ずつ上部方向へ搬送する
搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、
または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣
を処理する処理手段とから構成されている。
幣が1枚ずつ投入される第1の投入手段と、この第1の
投入手段の下部に設けられ、長手方向に紙幣が一括して
投入される第2の投入手段と、この第2の投入手段から
一括して投入された紙幣を1枚ずつ上部方向へ搬送する
搬送手段と、この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、
または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣
を処理する処理手段とから構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、紙幣が1枚ずつ第1の投入口に投
入され、投入される上記紙幣を第1の搬送手段で搬送
し、または、複数枚の紙幣が一括して第2の投入口に投
入され、投入される複数枚の紙幣を1枚ずつ搬送し、上
記第1の搬送手段に導いて、上記第1の搬送手段で搬送
される紙幣の種類を判別するようにしたものである。
入され、投入される上記紙幣を第1の搬送手段で搬送
し、または、複数枚の紙幣が一括して第2の投入口に投
入され、投入される複数枚の紙幣を1枚ずつ搬送し、上
記第1の搬送手段に導いて、上記第1の搬送手段で搬送
される紙幣の種類を判別するようにしたものである。
【0013】この発明は、長手方向に紙幣を第1の投入
手段で1枚ずつ投入し、長手方向に紙幣を第2の投入手
段で一括して投入し、一括して投入された紙幣を1枚ず
つ搬送し、1枚ずつ搬送される紙幣、または上記第1の
投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を処理するように
したものである。
手段で1枚ずつ投入し、長手方向に紙幣を第2の投入手
段で一括して投入し、一括して投入された紙幣を1枚ず
つ搬送し、1枚ずつ搬送される紙幣、または上記第1の
投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を処理するように
したものである。
【0014】この発明は、長手方向に紙幣を第1の投入
手段で1枚ずつ投入し、長手方向に紙幣を第2の投入手
段で一括して投入し、上記第1の投入手段に紙幣が投入
された際、上記第2の投入手段への紙幣の投入を第1の
阻止手段で阻止し、上記第2の投入手段に紙幣が投入さ
れる際、上記第1の投入手段への紙幣の投入を第2の阻
止手段で阻止し、上記第2の投入手段から一括して投入
された紙幣を1枚ずつ搬送し、1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理し、紙幣が処理された後、上記第1の阻止手
段または上記第2の阻止手段を解除するようにしたもの
である。
手段で1枚ずつ投入し、長手方向に紙幣を第2の投入手
段で一括して投入し、上記第1の投入手段に紙幣が投入
された際、上記第2の投入手段への紙幣の投入を第1の
阻止手段で阻止し、上記第2の投入手段に紙幣が投入さ
れる際、上記第1の投入手段への紙幣の投入を第2の阻
止手段で阻止し、上記第2の投入手段から一括して投入
された紙幣を1枚ずつ搬送し、1枚ずつ搬送される紙
幣、または上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される
紙幣を処理し、紙幣が処理された後、上記第1の阻止手
段または上記第2の阻止手段を解除するようにしたもの
である。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、この発明の紙幣処理装置が組
込まれた券売機の外観構成を示すものである。すなわ
ち、券売機31は、少枚数(1〜2枚)の紙幣が投入さ
れる少枚数投入口1、多枚数の紙幣を一括して投入する
開閉蓋付一括投入口2、硬貨を投入する硬貨投入口3
2、料金釦等で構成される操作部33、金額および「発
売中止」等を表示する表示部34、連絡券、カード、回
数券、切符等の案内を表示する案内表示部35、カード
等の排出口36、切符の排出口37、および釣り銭口3
8とから構成されている。
照して説明する。図2は、この発明の紙幣処理装置が組
込まれた券売機の外観構成を示すものである。すなわ
ち、券売機31は、少枚数(1〜2枚)の紙幣が投入さ
れる少枚数投入口1、多枚数の紙幣を一括して投入する
開閉蓋付一括投入口2、硬貨を投入する硬貨投入口3
2、料金釦等で構成される操作部33、金額および「発
売中止」等を表示する表示部34、連絡券、カード、回
数券、切符等の案内を表示する案内表示部35、カード
等の排出口36、切符の排出口37、および釣り銭口3
8とから構成されている。
【0016】少枚数投入口1は、紙幣を少枚数(1〜2
枚程度)投入する時に使用し、開閉蓋付一括投入口2
は、紙幣を多枚数投入する時に使用する。図3は、この
実施例の券売機の制御部とその周辺の構成を概略的に示
すもので、全体を制御する制御部41、切符を発行する
切符発行部42、カードの処理、発行を行うカード処理
/発行部43、表示部34および案内表示部35を制御
する表示制御部44、硬貨投入口32から投入された硬
貨を処理する硬貨処理部45、少枚数投入口1または開
閉蓋付一括投入口2から投入された紙幣を処理する紙幣
処理部46とから構成されている。また、制御部41は
センタ装置50と接続されている。
枚程度)投入する時に使用し、開閉蓋付一括投入口2
は、紙幣を多枚数投入する時に使用する。図3は、この
実施例の券売機の制御部とその周辺の構成を概略的に示
すもので、全体を制御する制御部41、切符を発行する
切符発行部42、カードの処理、発行を行うカード処理
/発行部43、表示部34および案内表示部35を制御
する表示制御部44、硬貨投入口32から投入された硬
貨を処理する硬貨処理部45、少枚数投入口1または開
閉蓋付一括投入口2から投入された紙幣を処理する紙幣
処理部46とから構成されている。また、制御部41は
センタ装置50と接続されている。
【0017】図1は、本発明に係る紙幣処理装置の外観
構成を示すものである。紙幣処理装置3は、上記少枚数
投入口1と開閉蓋付一括投入口2とが一体化して構成さ
れ、紙幣は少枚数投入口1と開閉蓋付一括投入口2とも
に長手方向に投入され、また、搬送処理される。
構成を示すものである。紙幣処理装置3は、上記少枚数
投入口1と開閉蓋付一括投入口2とが一体化して構成さ
れ、紙幣は少枚数投入口1と開閉蓋付一括投入口2とも
に長手方向に投入され、また、搬送処理される。
【0018】紙幣を長手方向(縦方向)に搬送するので
紙幣処理装置3の幅は、銀行のATM等に使用されてい
る紙幣を短手方向(横方向)に搬送する紙幣処理装置に
比して狭くすることができる。従って、従来の駅務機器
等に組込まれている紙幣を長手方向に1枚ずつ投入する
型式の紙幣処理装置の幅と同一とすることができる。
紙幣処理装置3の幅は、銀行のATM等に使用されてい
る紙幣を短手方向(横方向)に搬送する紙幣処理装置に
比して狭くすることができる。従って、従来の駅務機器
等に組込まれている紙幣を長手方向に1枚ずつ投入する
型式の紙幣処理装置の幅と同一とすることができる。
【0019】図4は、図1の紙幣を長手方向に投入され
て搬送する紙幣処理装置3の機構部の構成を示すもの
で、少枚数投入口1に設けられた少枚数投入口用シャッ
タ4、開閉蓋付一括投入口2の蓋をロックする一括投入
口用ロック5、開閉蓋付一括投入口2から紙幣が投入さ
れる紙幣一括投入部6、紙幣一括投入部6に投入された
紙幣を1枚ずつ搬送する搬送機構7a、少枚数投入口1
から投入された紙幣及び紙幣一括投入部6に投入され搬
送機構7aにより搬送され導かれる紙幣を搬送する搬送
機構7b、少枚数投入口1から投入される紙幣、または
搬送機構7aで1枚ずつ搬送される紙幣の各種情報がセ
ンサによって光学的あるいは磁気的に検出され、その金
種や真偽などが判別される紙幣鑑別部8とから構成され
ている。
て搬送する紙幣処理装置3の機構部の構成を示すもの
で、少枚数投入口1に設けられた少枚数投入口用シャッ
タ4、開閉蓋付一括投入口2の蓋をロックする一括投入
口用ロック5、開閉蓋付一括投入口2から紙幣が投入さ
れる紙幣一括投入部6、紙幣一括投入部6に投入された
紙幣を1枚ずつ搬送する搬送機構7a、少枚数投入口1
から投入された紙幣及び紙幣一括投入部6に投入され搬
送機構7aにより搬送され導かれる紙幣を搬送する搬送
機構7b、少枚数投入口1から投入される紙幣、または
搬送機構7aで1枚ずつ搬送される紙幣の各種情報がセ
ンサによって光学的あるいは磁気的に検出され、その金
種や真偽などが判別される紙幣鑑別部8とから構成され
ている。
【0020】少枚数投入口用シャッタ4は、開閉蓋付一
括投入口2の蓋が開いている時や紙幣一括投入部6に紙
幣が有る時に、少枚数投入口1からの紙幣投入を阻止す
るものである。
括投入口2の蓋が開いている時や紙幣一括投入部6に紙
幣が有る時に、少枚数投入口1からの紙幣投入を阻止す
るものである。
【0021】一括投入口用ロック5は、少枚数投入口1
に紙幣が投入、処理されている間、開閉蓋付一括投入口
2の蓋が開けないように蓋を係止するものである。次
に、このような構成において紙幣処理装置3の動作につ
いて、図5のフローチャートを参照して説明する。
に紙幣が投入、処理されている間、開閉蓋付一括投入口
2の蓋が開けないように蓋を係止するものである。次
に、このような構成において紙幣処理装置3の動作につ
いて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0022】まず、投入する紙幣が少ない(1〜2枚)
場合は、少枚数投入口1より1枚ずつ紙幣が投入され
る。少枚数投入口1に投入された紙幣は、搬送機構7b
で搬送され、紙幣鑑別部8で投入紙幣の金種や真偽など
が判別されて図示しない保留部に一時保留されると共
に、制御部41によって投入金額が表示部34に表示さ
れる。取引き終了後、次客の紙幣投入により、図示しな
い金庫に収納される。この少枚数投入口1への紙幣投入
から取引き終了までの間、開閉蓋付一括投入口2は、一
括投入口用ロック5により蓋が開けないように係止され
ていて、少枚数投入口1から投入された紙幣の処理中に
開閉蓋付一括投入口2からの紙幣投入を不可として誤計
数を防止している。
場合は、少枚数投入口1より1枚ずつ紙幣が投入され
る。少枚数投入口1に投入された紙幣は、搬送機構7b
で搬送され、紙幣鑑別部8で投入紙幣の金種や真偽など
が判別されて図示しない保留部に一時保留されると共
に、制御部41によって投入金額が表示部34に表示さ
れる。取引き終了後、次客の紙幣投入により、図示しな
い金庫に収納される。この少枚数投入口1への紙幣投入
から取引き終了までの間、開閉蓋付一括投入口2は、一
括投入口用ロック5により蓋が開けないように係止され
ていて、少枚数投入口1から投入された紙幣の処理中に
開閉蓋付一括投入口2からの紙幣投入を不可として誤計
数を防止している。
【0023】多枚数の紙幣を一括投入する場合は、開閉
蓋付一括投入口2の蓋を開いて多枚数の紙幣が紙幣一括
投入部6に投入される。開閉蓋付一括投入口2の蓋が閉
じられた時点で搬送機構7aにより、紙幣一括投入部6
内の紙幣が1枚ずつ搬送機構7bに導かれ、搬送機構7
bにより紙幣鑑別部8に搬送される。搬送された紙幣
は、紙幣鑑別部8で投入紙幣の金種や真偽などが判別さ
れて図示しない保留部に一時保留されると共に、制御部
41によって投入金額が表示部34に表示される。
蓋付一括投入口2の蓋を開いて多枚数の紙幣が紙幣一括
投入部6に投入される。開閉蓋付一括投入口2の蓋が閉
じられた時点で搬送機構7aにより、紙幣一括投入部6
内の紙幣が1枚ずつ搬送機構7bに導かれ、搬送機構7
bにより紙幣鑑別部8に搬送される。搬送された紙幣
は、紙幣鑑別部8で投入紙幣の金種や真偽などが判別さ
れて図示しない保留部に一時保留されると共に、制御部
41によって投入金額が表示部34に表示される。
【0024】ここで、投入した紙幣の金額と表示された
金額とが一致しなければ、利用客からの操作部33の取
消操作により、図示しない保留部から図示しない経路を
通って返却される。この開閉蓋付一括投入口2からの紙
幣投入から取引き終了までの間、少枚数投入口1は少枚
数投入口用シャッタ4により紙幣の投入が阻止されてい
て、紙幣一括投入部6内の紙幣が搬送処理中に少枚数投
入口1から紙幣が投入されることを阻止して誤計数を防
止している。
金額とが一致しなければ、利用客からの操作部33の取
消操作により、図示しない保留部から図示しない経路を
通って返却される。この開閉蓋付一括投入口2からの紙
幣投入から取引き終了までの間、少枚数投入口1は少枚
数投入口用シャッタ4により紙幣の投入が阻止されてい
て、紙幣一括投入部6内の紙幣が搬送処理中に少枚数投
入口1から紙幣が投入されることを阻止して誤計数を防
止している。
【0025】次に、紙幣処理装置3が組込まれた券売機
31の動作について図6のフローチャートを参照して説
明する。利用客は、少枚数(1〜2枚)の紙幣を投入す
る場合、券売機31に組込まれた紙幣処理装置3の少枚
数投入口1に紙幣を投入する。制御部41は、少枚数投
入口1から紙幣が投入されると、紙幣鑑別部8を介して
投入紙幣の金種や真偽などを判別して紙幣処理部46で
投入金額を計数し、表示制御部44を介して表示部34
に金額を表示させると共に、上記金額にて購入可能な切
符の操作部33の料金釦を点灯させる。
31の動作について図6のフローチャートを参照して説
明する。利用客は、少枚数(1〜2枚)の紙幣を投入す
る場合、券売機31に組込まれた紙幣処理装置3の少枚
数投入口1に紙幣を投入する。制御部41は、少枚数投
入口1から紙幣が投入されると、紙幣鑑別部8を介して
投入紙幣の金種や真偽などを判別して紙幣処理部46で
投入金額を計数し、表示制御部44を介して表示部34
に金額を表示させると共に、上記金額にて購入可能な切
符の操作部33の料金釦を点灯させる。
【0026】利用客が所望する切符の操作部33の料金
釦が押下されることにより、制御部41は、切符発行部
45から切符を発行して排出口37から切符を排出する
と共に、硬貨処理部45と紙幣処理部46から購入金額
に応じた釣り銭を釣り銭口38から放出する。
釦が押下されることにより、制御部41は、切符発行部
45から切符を発行して排出口37から切符を排出する
と共に、硬貨処理部45と紙幣処理部46から購入金額
に応じた釣り銭を釣り銭口38から放出する。
【0027】また、利用客が高額な切符、回数券等を購
入するために紙幣を多枚数投入する場合は、開閉蓋付一
括投入口2から紙幣一括投入部6に紙幣が一括して投入
される。制御部41は、紙幣一括投入部6に投入された
紙幣を搬送機構7aにより1枚ずつ搬送機構7bに導
き、搬送機構7bで紙幣鑑別部8に搬送し、紙幣鑑別部
8を介して投入紙幣の金種や真偽などを判別して紙幣処
理部46で投入金額を計数し、表示制御部44を介して
表示部34に金額を表示させると共に、上記金額にて購
入可能な切符、回数券等の操作部33の料金釦を点灯さ
せる。
入するために紙幣を多枚数投入する場合は、開閉蓋付一
括投入口2から紙幣一括投入部6に紙幣が一括して投入
される。制御部41は、紙幣一括投入部6に投入された
紙幣を搬送機構7aにより1枚ずつ搬送機構7bに導
き、搬送機構7bで紙幣鑑別部8に搬送し、紙幣鑑別部
8を介して投入紙幣の金種や真偽などを判別して紙幣処
理部46で投入金額を計数し、表示制御部44を介して
表示部34に金額を表示させると共に、上記金額にて購
入可能な切符、回数券等の操作部33の料金釦を点灯さ
せる。
【0028】利用客から所望する切符、回数券等の操作
部33の料金釦が押下されることにより、制御部41
は、切符発行部45から切符、回数券等を発行して排出
口37から切符、回数券等を排出すると共に、硬貨処理
部45と紙幣処理部46とから購入金額に応じた釣り銭
を釣り銭口38から放出する。
部33の料金釦が押下されることにより、制御部41
は、切符発行部45から切符、回数券等を発行して排出
口37から切符、回数券等を排出すると共に、硬貨処理
部45と紙幣処理部46とから購入金額に応じた釣り銭
を釣り銭口38から放出する。
【0029】このように、紙幣処理装置3が組込まれた
券売機31は、紙幣の投入枚数が少数の場合でも、多数
の場合でも利用客の操作性を損なうことなく切符、回数
券等の発行を行うことができる。
券売機31は、紙幣の投入枚数が少数の場合でも、多数
の場合でも利用客の操作性を損なうことなく切符、回数
券等の発行を行うことができる。
【0030】以上説明したように上記実施例によれば、
紙幣を小枚数(1〜2枚)投入する際は1枚ずつ投入す
る投入口を使用し、多枚数の紙幣を投入する際は一括投
入口を使用することによって操作性を向上させることが
できる。また、1枚ずつ投入する投入口からの紙幣投入
処理と同様に、一括投入口からの紙幣投入処理も長手方
向(縦方向)で行うので、紙幣処理装置の幅を従来と同
じにすることができる。従って、本実施例の紙幣処理装
置を組込んで新たに設計された駅務機器(券売機等)の
筐体の幅も従来と同じにすることができ、本実施例の紙
幣処理装置を組込んで新たに設計された駅務機器への置
換時に、駅舎における機器取付けのための拡張工事等を
不要とすることができる。
紙幣を小枚数(1〜2枚)投入する際は1枚ずつ投入す
る投入口を使用し、多枚数の紙幣を投入する際は一括投
入口を使用することによって操作性を向上させることが
できる。また、1枚ずつ投入する投入口からの紙幣投入
処理と同様に、一括投入口からの紙幣投入処理も長手方
向(縦方向)で行うので、紙幣処理装置の幅を従来と同
じにすることができる。従って、本実施例の紙幣処理装
置を組込んで新たに設計された駅務機器(券売機等)の
筐体の幅も従来と同じにすることができ、本実施例の紙
幣処理装置を組込んで新たに設計された駅務機器への置
換時に、駅舎における機器取付けのための拡張工事等を
不要とすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
装置幅を大きくすることなく、紙幣の1枚投入および多
枚数投入にも対応して操作性を向上させた紙幣処理装置
を提供することができる。
装置幅を大きくすることなく、紙幣の1枚投入および多
枚数投入にも対応して操作性を向上させた紙幣処理装置
を提供することができる。
【図1】この発明に係る紙幣処理装置の外観構成を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】この発明の紙幣処理装置が組込まれた券売機の
外観構成の例を示す斜視図。
外観構成の例を示す斜視図。
【図3】券売機の制御部とその周辺の構成を概略的に示
す図。
す図。
【図4】図1の紙幣処理装置における機構部の概略構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図5】紙幣処理装置の動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
【図6】券売機の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
1…少枚数投入口 2…開閉蓋付一括投入口 3…紙幣処理装置 4…少枚数投入口用シャッタ 5…一括投入口用ロック 6…紙幣一括投入部 7a,7b…搬送機構 8…紙幣鑑別部 41…制御部 46…紙幣処理部
Claims (5)
- 【請求項1】 紙幣が1枚ずつ投入される第1の投入口
と、 この第1の投入口に投入される上記紙幣を搬送する第1
の搬送手段と、 この第1の搬送手段で搬送される紙幣の種類を判別する
処理手段と、 複数枚の紙幣が一括して投入される第2の投入口と、 この第2の投入口に投入される複数枚の紙幣を1枚ずつ
搬送し、上記処理手段の前段の上記第1の搬送手段に導
く第2の搬送手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】 長手方向に紙幣が1枚ずつ投入される第
1の投入手段と、 長手方向に紙幣が一括して投入される第2の投入手段
と、 この第2の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚
ずつ搬送する搬送手段と、 この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、または上記第
1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を処理する処
理手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項3】 長手方向に紙幣が1枚ずつ投入される第
1の投入手段と、 長手方向に紙幣が一括して投入される第2の投入手段
と、 上記第1の投入手段に紙幣が投入された際、上記第2の
投入手段への紙幣の投入を阻止する第1の阻止手段と、 上記第2の投入手段に紙幣が投入される際、上記第1の
投入手段への紙幣の投入を阻止する第2の阻止手段と、 上記第2の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚
ずつ搬送する搬送手段と、 この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、または上記第
1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を処理する処
理手段と、 この処理手段で紙幣が処理された後、上記第1の阻止手
段または上記第2の阻止手段を解除する解除手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項4】 長手方向に紙幣が1枚ずつ投入される第
1の投入手段と、 長手方向に紙幣が一括して投入される第2の投入手段
と、 この第2の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚
ずつ搬送する第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、または
上記第1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を搬送
する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段で搬送される紙幣を処理する処理手
段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項5】 長手方向に紙幣が1枚ずつ投入される第
1の投入手段と、 この第1の投入手段の下部に設けられ、長手方向に紙幣
が一括して投入される第2の投入手段と、 この第2の投入手段から一括して投入された紙幣を1枚
ずつ上部方向へ搬送する搬送手段と、 この搬送手段で1枚ずつ搬送される紙幣、または上記第
1の投入手段から1枚ずつ投入される紙幣を処理する処
理手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302818A JPH07160928A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 紙幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302818A JPH07160928A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 紙幣処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160928A true JPH07160928A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17913471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5302818A Pending JPH07160928A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 紙幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160928A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107222A1 (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-03 | ビルコン株式会社 | 硬貨識別計数機 |
WO2012098889A1 (en) * | 2011-01-21 | 2012-07-26 | Lecip Corporation | Fare box |
JP2015181066A (ja) * | 2011-01-21 | 2015-10-15 | レシップ株式会社 | 金銭収受装置 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP5302818A patent/JPH07160928A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107222A1 (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-03 | ビルコン株式会社 | 硬貨識別計数機 |
WO2012098889A1 (en) * | 2011-01-21 | 2012-07-26 | Lecip Corporation | Fare box |
JP2012164299A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-30 | Lecip Corp | 運賃箱 |
US8668134B2 (en) | 2011-01-21 | 2014-03-11 | Lecip Corporation | Fare box |
JP2015181066A (ja) * | 2011-01-21 | 2015-10-15 | レシップ株式会社 | 金銭収受装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6540136B1 (en) | Replenishment arrangements for automated teller machines | |
JP2004355448A (ja) | 紙幣及び有価証券の自動取扱装置 | |
US20110130867A1 (en) | Money handling machine and money deposit/dispense system | |
JP4475884B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JPH07160928A (ja) | 紙幣処理装置 | |
JPH04205088A (ja) | 自動入出金取引装置 | |
JP3190884B2 (ja) | 自動取引システム | |
JPH08180232A (ja) | 通貨両替機 | |
JP3120397B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2974532B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP3215373B2 (ja) | 自動取引システム | |
JP2854756B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP3923706B2 (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
JP2002056426A (ja) | 紙幣出金ユニット | |
JP2718808B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2002183803A (ja) | 現金自動取引装置 | |
JPH0927060A (ja) | 自動取引装置及び該装置における取り忘れ紙幣の保管方法 | |
JP3044664B2 (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JP2614312B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JPH10261141A (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2968322B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JP3119937B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP2512722B2 (ja) | 自動入出金装置 | |
JPH05324981A (ja) | 現金取引装置の入金処理方法 | |
JP3114267B2 (ja) | 自動取引機の初期セット制御装置 |