JPH0716751U - 床洗浄機 - Google Patents
床洗浄機Info
- Publication number
- JPH0716751U JPH0716751U JP5493293U JP5493293U JPH0716751U JP H0716751 U JPH0716751 U JP H0716751U JP 5493293 U JP5493293 U JP 5493293U JP 5493293 U JP5493293 U JP 5493293U JP H0716751 U JPH0716751 U JP H0716751U
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- JP
- Japan
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- cleaning
- floor
- waste liquid
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】床磨き円板の回転力を利用し、前後左右に自在
に移動させながら、床面洗浄、洗浄廃液の吸引除去が行
える床洗浄機を提供する。 【構成】操作ハンドル16の取り付いた支持棒17の前
面に、洗浄液タンク6、後面に洗浄廃液回収タンク12
を設ける。洗浄液タンク6に洗浄液供給管9、洗浄液供
給弁8、洗浄液散布口10を取り付ける。洗浄廃液回収
タンク6に、吸引ホース15と洗浄液回収タンク12を
負圧にする真空ポンプ13を取り付ける。支持棒17の
下部に電動機5を設け、床磨き円板3を前記電動機5に
取り付ける。床磨き円板3には床磨き用のブラシ4を取
り付け、床磨き円板3の外周に洗浄廃液吸引口2を設け
た吸引管1を囲むように取り付ける。吸引管1の外側に
はスクイジ14を前記吸引管1を囲むように取り付け
る。吸引管1は吸引ホース15を介して、洗浄廃液回収
タンク6に接続する。
に移動させながら、床面洗浄、洗浄廃液の吸引除去が行
える床洗浄機を提供する。 【構成】操作ハンドル16の取り付いた支持棒17の前
面に、洗浄液タンク6、後面に洗浄廃液回収タンク12
を設ける。洗浄液タンク6に洗浄液供給管9、洗浄液供
給弁8、洗浄液散布口10を取り付ける。洗浄廃液回収
タンク6に、吸引ホース15と洗浄液回収タンク12を
負圧にする真空ポンプ13を取り付ける。支持棒17の
下部に電動機5を設け、床磨き円板3を前記電動機5に
取り付ける。床磨き円板3には床磨き用のブラシ4を取
り付け、床磨き円板3の外周に洗浄廃液吸引口2を設け
た吸引管1を囲むように取り付ける。吸引管1の外側に
はスクイジ14を前記吸引管1を囲むように取り付け
る。吸引管1は吸引ホース15を介して、洗浄廃液回収
タンク6に接続する。
Description
【001】
この考案は床磨き円板の回転を利用し、前後左右自在に移動させながら、床へ洗 浄液散布、床面磨きと洗浄廃液の吸引除去ができる床洗浄機に関するものである 。
【002】
一般に床面を洗浄する作業は、洗浄液を床面に塗布し、次にブラシまたはパッ トで摩擦して、洗浄液の化学的作用と摩擦の物理的作用により、床から汚れを離 脱させ、この汚れた洗浄廃液をスクイジと称されるゴム製へらでかき集めて取り 除くという工程をとる。床洗浄機はこのような作業、すなわち洗浄液を床に散布 、ブラシまたはパット等で床面を摩擦する、汚れた洗浄廃液を集めて吸引除去す るという3工程を1台の機械で行うものである。 従来の床洗浄機の構造と使用動作の一例について図6、図7を用いて説明する 。 ブラシ20などが取り付いている床磨き円板19は電動機21により回転させ られ床を磨くことができる。 電動機21の上方には洗浄液タンク22が配置され、洗浄液はこの洗浄液タン ク22に充填され、洗浄液供給弁23、洗浄液供給管24を通り、床磨き円板1 9の近傍に配置された洗浄液散布口25から洗浄液が散布される。洗浄液の散布 量は洗浄液供給弁23の開閉により制御できる。 洗浄液タンク22の後方には、洗浄廃液回収タンク26が配置され、真空ポン プ27により負圧状態にされる。 洗浄液タンク22から供給された洗浄液による化学的作用と、ブラシ20の床 磨きによる物理的作用により床の汚れが取れる。 汚れは洗浄液に解け、汚れた洗浄廃液は、床磨き円板19の後方にある床に密 着したゴム製スクイジ28で集められ、スクイジ28の直前にある洗浄廃液吸引 口18から吸引ホース29を介して、負圧下の洗浄廃液回収タンク26に吸引さ れる。 洗浄廃液が完全に回収され床は綺麗な状態になる。 スクイジ28は床洗浄機の後方にあるため、洗浄廃液を集めるときは、床洗浄 機を前方に移動させなければいけないので、床洗浄を行いながらの移動は前進移 動となる。 上記動作は操作ハンドル30付近にある制御盤31で制御し、一人で操作でき るので、床洗浄を一人で作業できる。 また、床洗浄機の他例として、床洗浄機は床磨き用電動機、洗浄液等を搭載し ているため、重量が重くなるので、走行用電動機を設けて、電動機の力により前 進移動できる床洗浄機も使用されている。
【003】
これには次の欠点があった。 (イ)従来の床洗浄機は、洗浄時には前進移動しかできないために、壁際まで移 動させると方向変換が必要である。そのため、床洗浄機の幅と同じ幅程度の狭い 箇所、例えば机の下などの狭い箇所では、床洗浄機が進入できて床洗浄を行って も、方向変換ができないため、後方にあるスクイジ28で洗浄廃液を回収できず 、床を綺麗な状態にはできない。 (ロ)床洗浄機を方向変換させるときに、スクイジ28に集まった洗浄廃液が遠 心力で床洗浄機の外側へ飛散することがあり、飛散した洗浄廃液を集めるため床 洗浄機の幅より長いスクイジ28を使用することで防いでいる。しかし、室内の 壁際の床を洗浄するときは、床洗浄機からはみでたスクイジの分だけ壁から離し て使用しなければいけないため、隅々の床まで洗浄できない。 (ハ)従来の床洗浄機は電動機21、洗浄液等を搭載しているため、重量が重く 、前進させるのに大きな力が必要となり、作業者に大きな負担となる。 (ニ)電動走行式床洗浄機は走行用電動機を搭載しているため、装置が大型化し てしまい、さらに狭い箇所の床洗浄ができなくなる。 (ホ)電動走行式床洗浄機は走行用電動機の分、重量がさらに重くなるので持ち 運びが困難である。 本案はこれらの欠点を解決するためになされたものである。
【004】
床面に洗浄液を散布し、床を磨き、洗浄廃液を吸引除去する事のできる床洗浄機 において、床磨き円板3の外周に、洗浄廃液吸引口2を設けた吸引管1を囲むよ うに取り付ける。 以上の構成からなる床洗浄機である。
【005】
本考案は以上のような構成の床洗浄機であるから、洗浄廃液を吸引する吸引口1 が床磨き円板3の外周を取り囲んでいるので、床洗浄機を前後左右に移動させて も、洗浄廃液を吸引できる。また、床磨き円板3を前後左右に傾ける事で、円板 の回転の反発力により床洗浄機が床磨き円板3の傾けた側の回転方向と逆方向に 移動するので、作業者は床磨き円板3を傾けるだけで、床洗浄機を楽に自在に移 動させることができる。
【006】
本考案の床洗浄機の例を図1、図2、図3、図4を用いて説明する。 床磨き円板3には床を磨くためのブラシ4を取り付ける。 床磨き円板3は電動機5で回転でき、支持棒17に取り付ける。 支持棒17には作業者がつかみやすいように操作ハンドル16を取り付ける。 洗浄液を入れる洗浄液タンク6は支持棒17の前方に取り付ける。 洗浄液の洗浄液供給管9、洗浄液供給弁8、を設け、洗浄液散布口10は床磨 き円板3の近傍に設置し、床磨き円板3には、床面に洗浄液が流れるように洗浄 液浸透穴11を開けておく。 支持棒17の後方には洗浄廃液回収タンク12を取り付ける。 洗浄廃液回収タンク12の上部には洗浄廃液回収タンク12内を負圧状態にす るため真空ポンプ13を設置する。 床磨き円板3の外周に吸引管1を囲むように取り付ける。 吸引管1には洗浄廃液吸引口2を複数個設ける。 吸引管1の外周には洗浄廃液を床磨き円板3の外に漏らさないため、スクイジ 14を取り付ける。 吸引管の一部から洗浄廃液回収タンク12へ吸引ホース15でつなぐ。 電動機5、洗浄液供給弁8、真空ポンプ13を動作させるスイッチ35を操作 ハンドル16近傍に取り付ける。 上記構造の床洗浄機を使用し床を洗浄するときは、初めに洗浄液供給弁8のス イッチを入れ、床面に洗浄液を散布する。 次に電動機5のスイッチを入れブラシ4を回転させる。 洗浄液の化学的作用とブラシ4の回転の物理的作用により、床の汚れは離脱さ れ、洗浄液に解け洗浄廃液となる。 次に真空ポンプ13のスイッチを入れる事により、洗浄廃液回収タンク12は 負圧状態になり、洗浄廃液は、床洗浄機を移動させることで、床磨き円板3の外 周にあるスクイジ14により集められ、吸引管1の洗浄廃液吸引口2から負圧下 の洗浄廃液回収タンク12に吸引され回収される。 洗浄廃液が回収され床面は綺麗な状態となる。 床洗浄機を移動させる場合は、操作ハンドル16で床磨き円板3を傾けること で、床に接したブラシ4が傾き、ブラシ4の回転の反発力により、ブラシ4の傾 けた側の回転方向と逆方向へ移動する。ブラシ4が左回転のとき、前方へ傾ける と右へ移動し、後方に傾けると左に移動する。左へ傾けると前へ、右に傾けると 後ろへ移動する。この様に、傾ける方向により自在に移動させることができる。 また、真空ポンプ13の吸引力がとても強い場合は、洗浄廃液が洗浄廃液吸引 口2から離れていても吸引されるので、必ずしも洗浄廃液を集めるスクイジ14 を取り付けなくても良い。 また、床磨き円板3を囲んでいる吸引管1は、必ずしも方形に囲まなくてもよ く、円形に囲んでも同様な働きをする。 また、一般に床洗浄を行う場合は、床の洗浄していく方向を決めて洗浄するの で、図5に示されるように、洗浄機の進行方向側にある吸引管1がなくても、他 の三方向に設置されてる吸引管1で漏れなく吸引できる。そのため、床磨き円板 3を囲んでいる吸引管1は、洗浄機の洗浄していく方向が一定の場合は、前後左 右の方向のうち洗浄機の進行方向以外の三方向だけを囲めば良い。
【007】
したがって、次のような効果がある。 (イ)本考案の床洗浄機は、前後左右自在に移動しながら床洗浄を行えるので、 本考案の床洗浄機が進入できる箇所なら、どんなに狭い箇所でも綺麗に床洗浄を 行える。また、支持棒17の傾きを変える事で、床洗浄機の高さを低くすること ができるので、さらに狭い箇所にも床洗浄機を進入させることができる。 (ロ)床磨き円板3の外周を洗浄廃液を吸引する吸引管1が完全に囲んでいるの で、洗浄廃液が床洗浄機の外側に飛散することがなく、従来の床洗浄機のように 方向変換時におこる洗浄廃液の飛散を、防止するためにスクイジ28を長くする などの考慮を必要とせず、床面の隅々まで洗浄できる。 (ハ)床磨き用電動機5の力で床洗浄機を移動させることができるので、床洗浄 時は、作業者自ら床洗浄機を押す必要がなくなったので、作業がたいへん楽にな る。 (ニ)走行用の電動機が必要でないため、その分軽量で運搬は楽になる。
【図1】本考案の床洗浄機の正面図
【図2】本考案の床洗浄機の右側面図
【図3】本考案の床洗浄機の平面図
【図4】本考案の床洗浄機のA−A線部の断面図
【図5】本考案の吸引管1で三方向を囲んだ床洗浄機の
平面図
平面図
【図6】従来の床洗浄機の立面図
【図7】従来の床洗浄機のB−B線部の断面図
1 … 吸引管 2、18 … 洗浄廃液吸引口 3、19 … 床磨き円板 4、20 … ブラシ 5、21 … 電動機 6、22 … 洗浄液タンク 7 … 回転軸 8、23 … 洗浄液供給弁 9、24 … 洗浄液供給管 10、25 … 洗浄液散布口 11 … 洗浄液浸透穴 12、26 … 洗浄廃液回収タンク 13、27 … 真空ポンプ 14、28 … スクイジ 15、29 … 吸引ホース 16、30 … 操作ハンドル 17、32 … 支持棒 27 … 洗浄廃液排水弁 31 … 制御盤 33 … 車輪 34 … 洗浄液充填口 35 … スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】床面に洗浄液を散布し、床を磨き、洗浄廃
液を吸引除去する事のできる床洗浄機において、洗浄廃
液吸引口2を設けた吸引管1が、床磨き円板3の外周を
取り囲んでいる事を特徴とする床洗浄機。 - 【請求項2】取り囲んでいる吸引管が、床磨き円板3の
外周の4分の1以下を取り囲んでいないことを特徴とす
る請求項1の床洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5493293U JPH0716751U (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 床洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5493293U JPH0716751U (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 床洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716751U true JPH0716751U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=12984409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5493293U Pending JPH0716751U (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 床洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716751U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279750B1 (ko) * | 2011-03-18 | 2013-07-04 | 그린코리아주식회사 | 계단 논슬립 청소기 탑재장치 |
JP2015536175A (ja) * | 2012-10-30 | 2015-12-21 | ベットロック・アー・ゲー | 床清掃装置 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5493293U patent/JPH0716751U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279750B1 (ko) * | 2011-03-18 | 2013-07-04 | 그린코리아주식회사 | 계단 논슬립 청소기 탑재장치 |
JP2015536175A (ja) * | 2012-10-30 | 2015-12-21 | ベットロック・アー・ゲー | 床清掃装置 |
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