JPH0716518Y2 - グローブボックスヒンジの取付構造 - Google Patents
グローブボックスヒンジの取付構造Info
- Publication number
- JPH0716518Y2 JPH0716518Y2 JP3896989U JP3896989U JPH0716518Y2 JP H0716518 Y2 JPH0716518 Y2 JP H0716518Y2 JP 3896989 U JP3896989 U JP 3896989U JP 3896989 U JP3896989 U JP 3896989U JP H0716518 Y2 JPH0716518 Y2 JP H0716518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- hinge
- knee protector
- mounting structure
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の車両において用いられるグローブボ
ックスヒンジの取付構造に関するものである。
ックスヒンジの取付構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車において、グローブボックスをニープロテクタと
して用いたものは知られている(例えば実開昭59-23454
号公報参照)。
して用いたものは知られている(例えば実開昭59-23454
号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) ところが、そのようなものでは、グローブボックスのヒ
ンジ部の支持剛性がそのままニープロテクタの支持剛性
となるので、ニープロテクタの支持剛性が低い。また、
グローブボックスのヒンジ部の支持剛性を高めようとす
ると、部品点数を増加させる必要が生じる。
ンジ部の支持剛性がそのままニープロテクタの支持剛性
となるので、ニープロテクタの支持剛性が低い。また、
グローブボックスのヒンジ部の支持剛性を高めようとす
ると、部品点数を増加させる必要が生じる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、部品点数を
増加させることなく、グローブボックスのヒンジ部の支
持剛性を向上させたグローブボックスヒンジの取付構造
を提供することを目的とする。
増加させることなく、グローブボックスのヒンジ部の支
持剛性を向上させたグローブボックスヒンジの取付構造
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、インストルメン
トパネルにヒンジ手段を介してグローブボックスが回動
可能に取付けられ、該グローブボックスの表皮部材裏側
にプレート状のニープロテクタが取付けられ、該ニープ
ロテクタの上記ヒンジ手段付近に挿通孔が形成され、該
挿通孔に上記ヒンジ手段のヒンジピンの延長部が挿通さ
れていていることを特徴とする。
トパネルにヒンジ手段を介してグローブボックスが回動
可能に取付けられ、該グローブボックスの表皮部材裏側
にプレート状のニープロテクタが取付けられ、該ニープ
ロテクタの上記ヒンジ手段付近に挿通孔が形成され、該
挿通孔に上記ヒンジ手段のヒンジピンの延長部が挿通さ
れていていることを特徴とする。
(作用) グローブボックスのヒンジ手段付近に設けられたニープ
ロテクタの挿通孔に、上記グローブボックスのヒンジ手
段のヒンジピンが挿通され、上記ヒンジ手段によるグロ
ーブボックスの支持剛性が高まっている。
ロテクタの挿通孔に、上記グローブボックスのヒンジ手
段のヒンジピンが挿通され、上記ヒンジ手段によるグロ
ーブボックスの支持剛性が高まっている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
インストルメントパネルを省略して示す第1図におい
て、1はグローブボックスで、ボックス本体2と、表皮
部材3とからなり、該表皮部材3の両側部の下端部にヒ
ンジ部3aが立設されている。この表皮部材3の裏側にす
なわちボックス本体2と表皮部材3との間に、上部に切
欠き4aを有する剛性の高い金属製のニープロテクタ4が
介設されている。
て、1はグローブボックスで、ボックス本体2と、表皮
部材3とからなり、該表皮部材3の両側部の下端部にヒ
ンジ部3aが立設されている。この表皮部材3の裏側にす
なわちボックス本体2と表皮部材3との間に、上部に切
欠き4aを有する剛性の高い金属製のニープロテクタ4が
介設されている。
11は車体左右方向に延びるパイプ状のステアリング支持
メンバで、左右が図示しない側壁に取付固定され、その
左右方向中央部分が上下方向に延びる支持部材12,13に
て支持されている。また、上記ステアリング支持メンバ
11の左右端付近には車室内側に突出する突出部材14,15
が固設され、該突出部材14,15に下方に延びる縦部材16,
17の上端が固着されている。
メンバで、左右が図示しない側壁に取付固定され、その
左右方向中央部分が上下方向に延びる支持部材12,13に
て支持されている。また、上記ステアリング支持メンバ
11の左右端付近には車室内側に突出する突出部材14,15
が固設され、該突出部材14,15に下方に延びる縦部材16,
17の上端が固着されている。
上記支持部材13と縦部材16との間には、上下方向におい
て一定間隔を存して、屈曲したパイプ状の上側部材18
と、ストレートパイプ状の下側部材19とが設けられてい
る。また、上側部材18は、取付部材20を介して、ステア
リング支持メンバ11にも連結されている。
て一定間隔を存して、屈曲したパイプ状の上側部材18
と、ストレートパイプ状の下側部材19とが設けられてい
る。また、上側部材18は、取付部材20を介して、ステア
リング支持メンバ11にも連結されている。
さらに、上記車室中央部側の上側部材18と下側部材19と
の間にはスチール製のプレート部材21が架設され、ま
た、車室側部側の下側部材19と突出部材15との間には別
のスチール製のプレート部材22が架設されている。23は
プレート部材22を下側部材19に取付ける支持具、24はプ
レート部材22を突出部材15に取付けるための取付部材で
ある。また、プレート部材22は、縦部材17の取付部17a
にも連結されている。
の間にはスチール製のプレート部材21が架設され、ま
た、車室側部側の下側部材19と突出部材15との間には別
のスチール製のプレート部材22が架設されている。23は
プレート部材22を下側部材19に取付ける支持具、24はプ
レート部材22を突出部材15に取付けるための取付部材で
ある。また、プレート部材22は、縦部材17の取付部17a
にも連結されている。
上記プレート部材21,22の前側に位置するインストルメ
ントパネル25の取付部25aにヒンジ金具26,27がビス28,2
8にて取付けられ、該ヒンジ金具26、27に対して、上記
表皮部材3のヒンジ部3aがヒンジピン29を介して取付け
られ、それによってヒンジ手段30が構成されている。
ントパネル25の取付部25aにヒンジ金具26,27がビス28,2
8にて取付けられ、該ヒンジ金具26、27に対して、上記
表皮部材3のヒンジ部3aがヒンジピン29を介して取付け
られ、それによってヒンジ手段30が構成されている。
上記ヒンジピン29は、ヒンジ金具26、27より内方に突出
した延長部29aを有し、該延長部29aが、ニープロテクタ
4の側部下端部において折り曲げられて形成された折曲
げ部4bの挿通孔4cに回動可能に係合している。
した延長部29aを有し、該延長部29aが、ニープロテクタ
4の側部下端部において折り曲げられて形成された折曲
げ部4bの挿通孔4cに回動可能に係合している。
31はボックス本体2に一体に形成されグローブボックス
1の開閉を案内する案内ピン部、32はストッパラバー、
33はロック装置である。
1の開閉を案内する案内ピン部、32はストッパラバー、
33はロック装置である。
上記のように構成すれば、グローブボックス1の表皮部
材3のヒンジ部3aに取付けられるヒンジピン29に延長部
29aを形成し、該延長部29aにニープロテクタ4の折曲げ
部4bの挿通孔4cを係合させているので、このニープロテ
クタ4の折曲げ部4bによってグローブボックス1のヒン
ジ部(表皮部材3のヒンジ部3a)の剛性が高められる。
この場合、剛性を高めるために新たに部材を設けている
のではないので、部品点数が増加することもない。
材3のヒンジ部3aに取付けられるヒンジピン29に延長部
29aを形成し、該延長部29aにニープロテクタ4の折曲げ
部4bの挿通孔4cを係合させているので、このニープロテ
クタ4の折曲げ部4bによってグローブボックス1のヒン
ジ部(表皮部材3のヒンジ部3a)の剛性が高められる。
この場合、剛性を高めるために新たに部材を設けている
のではないので、部品点数が増加することもない。
また、グローブボックス1のヒンジ部のヒンジピン29の
延長部29aにニープロテクタ4の折曲げ部4bの挿通孔4c
を回動可能に係合させているので、衝突時においてその
部分においても衝撃が吸収されることとなり、ニープロ
テクタ4を単にグローブボックス1の表皮部材3に設け
ている場合に比して、ニープロテクタ4の衝撃吸収性が
高まる。なお、衝突時には、ニープロテクタ4の前側に
位置する上側及び下側部材18,19、並びに両プレート部
材21,22に衝突して乗員の膝部に加わる荷重が吸収緩和
される。
延長部29aにニープロテクタ4の折曲げ部4bの挿通孔4c
を回動可能に係合させているので、衝突時においてその
部分においても衝撃が吸収されることとなり、ニープロ
テクタ4を単にグローブボックス1の表皮部材3に設け
ている場合に比して、ニープロテクタ4の衝撃吸収性が
高まる。なお、衝突時には、ニープロテクタ4の前側に
位置する上側及び下側部材18,19、並びに両プレート部
材21,22に衝突して乗員の膝部に加わる荷重が吸収緩和
される。
(考案の効果) 本考案は、上記のように、ニープロテクタの挿通孔にグ
ローブボックスのヒンジ手段のヒンジピンを係合させる
ようにしたので、ヒンジ手段によるグローブボックスの
支持剛性を、部品点数を増やすことなく、向上させるこ
とができ、また、ニープロテクタの衝撃吸収性の向上も
図れる。
ローブボックスのヒンジ手段のヒンジピンを係合させる
ようにしたので、ヒンジ手段によるグローブボックスの
支持剛性を、部品点数を増やすことなく、向上させるこ
とができ、また、ニープロテクタの衝撃吸収性の向上も
図れる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はグローブボック
スの取付構造を示す分解斜視図、第2図はグローブボッ
クスの取付状態を示す断面図、第3図はグローブボック
スヒンジの斜視図である。 1……グローブボックス 3……表皮部材 4……ニープロテクタ 4c……挿通孔 25……インストルメントパネル 29……ヒンジピン 29a……延長部 30……ヒンジ手段
スの取付構造を示す分解斜視図、第2図はグローブボッ
クスの取付状態を示す断面図、第3図はグローブボック
スヒンジの斜視図である。 1……グローブボックス 3……表皮部材 4……ニープロテクタ 4c……挿通孔 25……インストルメントパネル 29……ヒンジピン 29a……延長部 30……ヒンジ手段
Claims (1)
- 【請求項1】インストルメントパネルにヒンジ手段を介
してグローブボックスが回動可能に取付けられ、該グロ
ーブボックスの表皮部材裏側にプレート状のニープロテ
クタが取付けられ、該ニープロテクタの上記ヒンジ手段
付近に挿通孔が形成され、該挿通孔に上記ヒンジ手段の
ヒンジピンの延長部が挿通されていていることを特徴と
するグローブボックスヒンジの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3896989U JPH0716518Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | グローブボックスヒンジの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3896989U JPH0716518Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | グローブボックスヒンジの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127562U JPH02127562U (ja) | 1990-10-22 |
JPH0716518Y2 true JPH0716518Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31547448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3896989U Expired - Lifetime JPH0716518Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | グローブボックスヒンジの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716518Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5128227B2 (ja) * | 2007-10-02 | 2013-01-23 | マツダ株式会社 | 自動車のインストルメントパネル周辺構造 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP3896989U patent/JPH0716518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127562U (ja) | 1990-10-22 |
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