JPH07164212A - 中ぐり盤用カッティングインサート - Google Patents
中ぐり盤用カッティングインサートInfo
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- JPH07164212A JPH07164212A JP6259041A JP25904194A JPH07164212A JP H07164212 A JPH07164212 A JP H07164212A JP 6259041 A JP6259041 A JP 6259041A JP 25904194 A JP25904194 A JP 25904194A JP H07164212 A JPH07164212 A JP H07164212A
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- head
- boring machine
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- cutting
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- B23B—TURNING; BORING
- B23B27/00—Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
- B23B27/14—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
- B23B27/16—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped
- B23B27/1625—Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts of special shape clamped by a clamping member acting almost perpendicularly on the chip-forming plane
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/202—Plate-like cutting inserts with special form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/22—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/2239—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts with cutting inserts clamped by a clamping member acting almost perpendicular on the cutting face
- B23C5/2243—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts with cutting inserts clamped by a clamping member acting almost perpendicular on the cutting face for plate-like cutting inserts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
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- B23C2200/08—Rake or top surfaces
- B23C2200/083—Rake or top surfaces curved
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- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1906—Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
- Y10T407/1934—Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool with separate means to fasten tool to holder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/22—Cutters, for shaping including holder having seat for inserted tool
- Y10T407/2272—Cutters, for shaping including holder having seat for inserted tool with separate means to fasten tool to holder
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 どのような運転状態であっても、中ぐり盤用
カッティングインサートを中ぐり盤のヘッドに安定して
固定させておくこと。 【構成】 中ぐり盤用カッティングインサート10′は
2つのカッティングサイドを備える実質的に柱形の本体
により構成され、かつその正面の中央には長手方向全体
に延びるわずかに凹面の部分12′が設けられている。
このカッティングインサート10′は中ぐり盤のヘッド
18に形成されている中空スペース16内に1本又はそ
れ以上のねじ20によって固定されるが、このねじ20
の実質的に切頭円錐形の下側部分24は前記インサート
10′の中央部分12′の凹面形状と完全に補形し合う
わずかに凸面26の形状をなしている。
カッティングインサートを中ぐり盤のヘッドに安定して
固定させておくこと。 【構成】 中ぐり盤用カッティングインサート10′は
2つのカッティングサイドを備える実質的に柱形の本体
により構成され、かつその正面の中央には長手方向全体
に延びるわずかに凹面の部分12′が設けられている。
このカッティングインサート10′は中ぐり盤のヘッド
18に形成されている中空スペース16内に1本又はそ
れ以上のねじ20によって固定されるが、このねじ20
の実質的に切頭円錐形の下側部分24は前記インサート
10′の中央部分12′の凹面形状と完全に補形し合う
わずかに凸面26の形状をなしている。
Description
【0001】本発明は、互換性のあるブレードによって
構成される改良されたカッティングインサートに関し、
更に詳細には、2つのカッティングサイドを備えている
と共に正面部には長手方向に延びたわずかに凹面の座部
が設けられており、この座部に沿って頭部が位置されて
いる止めねじによって支持ステムに固定されるカッティ
ングインサートに関する。
構成される改良されたカッティングインサートに関し、
更に詳細には、2つのカッティングサイドを備えている
と共に正面部には長手方向に延びたわずかに凹面の座部
が設けられており、この座部に沿って頭部が位置されて
いる止めねじによって支持ステムに固定されるカッティ
ングインサートに関する。
【0002】幾つかの機械精密加工が、通り穴又はデッ
ド穴及び円筒形又は円錐形の中空スペースに行われるこ
とは知られている。そして、単一又は複数のカッティン
グエッジを有する特殊な機械が用いられ、これらの機械
によって、すでに一部分が穴あけされている穴が再び穴
あけされる。少量の材料又は取り代を取り除くことによ
って、穴又は中空スペースの内側表面を非常に正確な公
差でもって所望する直径を有するように機械加工するこ
とができる。中ぐり盤又はボーリングマシンと呼ばれて
いる前記の機械は、慣例的に、一端でカッティングイン
サートを担持するステムを包含しており、該カッティン
グインサートは該ステムの特別の溝又は中空スペース内
に収容されて固定される。また、ステムの反対側の端は
一般に中ぐり盤又は他の工作機械例えばフライス盤、旋
盤などのスピンドルに係合するような構造とされてい
る。そして、カッティングインサートを中ぐり盤のヘッ
ドに固定するための幾つかの手段が、カッティングイン
サートの異なる形状に応じて知られている。
ド穴及び円筒形又は円錐形の中空スペースに行われるこ
とは知られている。そして、単一又は複数のカッティン
グエッジを有する特殊な機械が用いられ、これらの機械
によって、すでに一部分が穴あけされている穴が再び穴
あけされる。少量の材料又は取り代を取り除くことによ
って、穴又は中空スペースの内側表面を非常に正確な公
差でもって所望する直径を有するように機械加工するこ
とができる。中ぐり盤又はボーリングマシンと呼ばれて
いる前記の機械は、慣例的に、一端でカッティングイン
サートを担持するステムを包含しており、該カッティン
グインサートは該ステムの特別の溝又は中空スペース内
に収容されて固定される。また、ステムの反対側の端は
一般に中ぐり盤又は他の工作機械例えばフライス盤、旋
盤などのスピンドルに係合するような構造とされてい
る。そして、カッティングインサートを中ぐり盤のヘッ
ドに固定するための幾つかの手段が、カッティングイン
サートの異なる形状に応じて知られている。
【0003】このようなカッティングインサートの固定
において基本的に要求されることは、カッティングエッ
ジの向き及び/又は角度の調節がすでに行われているカ
ッティングインサートが、加工段階中それらの座部から
出ないことである。
において基本的に要求されることは、カッティングエッ
ジの向き及び/又は角度の調節がすでに行われているカ
ッティングインサートが、加工段階中それらの座部から
出ないことである。
【0004】1983年5月26日に出願されて特許さ
れたイタリア国特許第1163403号において、本出
願人は前述した要求を満す有益な解決手段を提案してい
る。この特許の発明によれば、精密機械加工用機械にお
いて、カッティングインサート又はブレードの固定は1
本又はそれ以上のねじによって行われており、これらね
じの頭部は、カッティングインサートに直接接触して、
該カッティングインサートを中ぐり盤のヘッドに形成さ
れている対応する中空スペース内に固定するのに適当な
切頭円錐形部分を有している。
れたイタリア国特許第1163403号において、本出
願人は前述した要求を満す有益な解決手段を提案してい
る。この特許の発明によれば、精密機械加工用機械にお
いて、カッティングインサート又はブレードの固定は1
本又はそれ以上のねじによって行われており、これらね
じの頭部は、カッティングインサートに直接接触して、
該カッティングインサートを中ぐり盤のヘッドに形成さ
れている対応する中空スペース内に固定するのに適当な
切頭円錐形部分を有している。
【0005】前述した特許は、また、カッティングイン
サートを精密に調節するための手段として、他のねじを
提供しており、このねじは傾斜した平らな頭部を有する
ピンを通して、カッティングインサートの後部に作用す
る。そして、該カッティングインサートは、前述した固
定及び調節手段に応じて、実質的に台形状の区域を有
し、止めねじと組み合う正面は全体が平坦となってい
る。
サートを精密に調節するための手段として、他のねじを
提供しており、このねじは傾斜した平らな頭部を有する
ピンを通して、カッティングインサートの後部に作用す
る。そして、該カッティングインサートは、前述した固
定及び調節手段に応じて、実質的に台形状の区域を有
し、止めねじと組み合う正面は全体が平坦となってい
る。
【0006】このような手段は有益なものであると認め
られる。なぜなら、この手段によれば、まず第一に、複
雑な技術を必要としないでカッティングインサート又は
ブレードの有効な固定が実現できることである。その
上、このようなカッティングインサートを備えた中ぐり
盤は経済的に実現することができる。なぜなら、カッテ
ィングインサートを固定するために複雑な部品例えば他
の具体例で見られるような適当な形状とされたジョーに
より構成される部品を採用することが要求されないから
である。
られる。なぜなら、この手段によれば、まず第一に、複
雑な技術を必要としないでカッティングインサート又は
ブレードの有効な固定が実現できることである。その
上、このようなカッティングインサートを備えた中ぐり
盤は経済的に実現することができる。なぜなら、カッテ
ィングインサートを固定するために複雑な部品例えば他
の具体例で見られるような適当な形状とされたジョーに
より構成される部品を採用することが要求されないから
である。
【0007】しかしながら、この手段にあっては、中ぐ
り盤の加工段階中に、ねじによって固定されているカッ
ティングインサートがその座部への正確な位置決めを変
えさせるような力にさらされることが認められている。
これは、許容される加工公差が極端に減少されるため
に、非常に重要で面倒な欠点であり、多くの場合このよ
うなカッティングインサートにより中ぐりされた加工片
は不合格品として取り扱われる。
り盤の加工段階中に、ねじによって固定されているカッ
ティングインサートがその座部への正確な位置決めを変
えさせるような力にさらされることが認められている。
これは、許容される加工公差が極端に減少されるため
に、非常に重要で面倒な欠点であり、多くの場合このよ
うなカッティングインサートにより中ぐりされた加工片
は不合格品として取り扱われる。
【0008】本発明の目的はこのような従来技術の欠点
を除去することにあり、本発明は中ぐり盤本体の一般的
な構造に関しては前述した特許と概念的には関連する。
を除去することにあり、本発明は中ぐり盤本体の一般的
な構造に関しては前述した特許と概念的には関連する。
【0009】特に、本発明の目的は、どのような運転状
態であっても、カッティングインサートの支持体を構成
するステムのヘッドに安定して固定されるのに適当な、
改良された中ぐり盤用カッティングインサートを提供す
ることにある。
態であっても、カッティングインサートの支持体を構成
するステムのヘッドに安定して固定されるのに適当な、
改良された中ぐり盤用カッティングインサートを提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、長い運転にわたって
高い信頼性を提供することができる前述した如きのカッ
ティングインサートを提供することにある。
高い信頼性を提供することができる前述した如きのカッ
ティングインサートを提供することにある。
【0011】本発明のこれらの目的は、以下に述べる本
発明の改良された中ぐり盤用カッティングインサートに
よって達成される。すなわち、本発明の改良された中ぐ
り盤用カッティングインサートは、実質的に柱形の本体
によって構成され、かつ中ぐり盤のヘッドの中空スペー
ス内に収容されていると共に、正面に直接組み合う1本
又はそれ以上のねじによって前記中空スペース内に固定
されるカッティングインサートであって、基本的には、
長手方向に延びた中央部分に沿って、前記ねじの頭部の
下側部分の凸面形状と補形し合うわずかな凹面を有する
ことを特徴とする。
発明の改良された中ぐり盤用カッティングインサートに
よって達成される。すなわち、本発明の改良された中ぐ
り盤用カッティングインサートは、実質的に柱形の本体
によって構成され、かつ中ぐり盤のヘッドの中空スペー
ス内に収容されていると共に、正面に直接組み合う1本
又はそれ以上のねじによって前記中空スペース内に固定
されるカッティングインサートであって、基本的には、
長手方向に延びた中央部分に沿って、前記ねじの頭部の
下側部分の凸面形状と補形し合うわずかな凹面を有する
ことを特徴とする。
【0012】本発明の改良された中ぐり盤用カッティン
グインサートの機械的及び機能的特徴は、添付図面を参
照して詳述される好適であるが決して本発明を限定する
ものではない下記の実施例についての説明によって一層
明らかになるであろう。
グインサートの機械的及び機能的特徴は、添付図面を参
照して詳述される好適であるが決して本発明を限定する
ものではない下記の実施例についての説明によって一層
明らかになるであろう。
【0013】図1は、本発明の好適な実施例によるカッ
ティングインサート又はブレードの断面を示す。また、
図2は、本発明の他の実施例によるカッティングインサ
ートが止めねじを含む面において対応する中空スペース
内に設置されている状態を示す、中ぐり盤のヘッド部の
断面図である。
ティングインサート又はブレードの断面を示す。また、
図2は、本発明の他の実施例によるカッティングインサ
ートが止めねじを含む面において対応する中空スペース
内に設置されている状態を示す、中ぐり盤のヘッド部の
断面図である。
【0014】最初に図1を参照するに、本発明の改良さ
れた中ぐり盤(ボーリングマシン)用カッティングイン
サートは、硬質合金から作られた実質的に柱形の本体1
0によって構成され、2つのカッティングサイドと、加
工しようとする穴又は中空スペースの深さに依存して変
更しうる長手方向延長部とを備えている。そして、カッ
ティングインサート10の正面はわずかに異なったレベ
ルで長手方向に延びている。すなわち、符号12によっ
て示されている中央部分は、わずかな凹面を有している
と共に、両側の側部分14間を結合している。そして、
これらの側部分14は、中央部分12よりも多少低い面
に沿って延びている。また、これらの側部分14は凹面
の中央部分12の幅よりも明らかに短い幅を有してお
り、好適であるが決して本発明を限定するものではない
実施例によれば、中央部分12の幅の約半分にほぼ等し
い幅を有している。更に、これらの側部分14を形成す
る面は、カッティングインサート10の長手方向軸線に
向ってわずかに傾斜されていると共に、わずかなアール
でもって中央部分12に結合している。中央部分12の
凹面は、その長手方向に延びる各点で表われるものであ
って、例えば半径が好適には3mmと10mmとの間に
含まれる円の弧を具現しており、これは本発明の斬新な
概念を構成しているものであり、図2に概略的に示され
ているように、中央部分12の凹面は、カッティングイ
ンサートを固定するねじの頭部の下側部分と正確に補形
し合うものである。
れた中ぐり盤(ボーリングマシン)用カッティングイン
サートは、硬質合金から作られた実質的に柱形の本体1
0によって構成され、2つのカッティングサイドと、加
工しようとする穴又は中空スペースの深さに依存して変
更しうる長手方向延長部とを備えている。そして、カッ
ティングインサート10の正面はわずかに異なったレベ
ルで長手方向に延びている。すなわち、符号12によっ
て示されている中央部分は、わずかな凹面を有している
と共に、両側の側部分14間を結合している。そして、
これらの側部分14は、中央部分12よりも多少低い面
に沿って延びている。また、これらの側部分14は凹面
の中央部分12の幅よりも明らかに短い幅を有してお
り、好適であるが決して本発明を限定するものではない
実施例によれば、中央部分12の幅の約半分にほぼ等し
い幅を有している。更に、これらの側部分14を形成す
る面は、カッティングインサート10の長手方向軸線に
向ってわずかに傾斜されていると共に、わずかなアール
でもって中央部分12に結合している。中央部分12の
凹面は、その長手方向に延びる各点で表われるものであ
って、例えば半径が好適には3mmと10mmとの間に
含まれる円の弧を具現しており、これは本発明の斬新な
概念を構成しているものであり、図2に概略的に示され
ているように、中央部分12の凹面は、カッティングイ
ンサートを固定するねじの頭部の下側部分と正確に補形
し合うものである。
【0015】すなわち、図2において、カッティングイ
ンサートは符号10′によって示されていると共に、中
ぐり盤本体のヘッド18に形成されている、対応する溝
又は中空スペース16内に配置されている。中ぐり盤本
体のヘッド18の構造は前述した特許に示されている中
ぐり盤本体のヘッドの構造と基本的に同一であるので、
該ヘッド18の全体を図示することは省略してある。ま
た、図2に示されているカッティングインサート10′
は、図1に示した本発明の実施例を多少変形した例によ
るのであって、わずかに凹面の中央部分12′を有して
いると共に、この中央部分12′から両側の側部分1
4′が延びているが、これらの側部分14′は、図1に
示した両側の側部分14がカッティングインサート10
の長手方向軸線に向って正反対にわずかに傾斜されてい
るのに代えて、直線状に延びるように形成されている。
ンサートは符号10′によって示されていると共に、中
ぐり盤本体のヘッド18に形成されている、対応する溝
又は中空スペース16内に配置されている。中ぐり盤本
体のヘッド18の構造は前述した特許に示されている中
ぐり盤本体のヘッドの構造と基本的に同一であるので、
該ヘッド18の全体を図示することは省略してある。ま
た、図2に示されているカッティングインサート10′
は、図1に示した本発明の実施例を多少変形した例によ
るのであって、わずかに凹面の中央部分12′を有して
いると共に、この中央部分12′から両側の側部分1
4′が延びているが、これらの側部分14′は、図1に
示した両側の側部分14がカッティングインサート10
の長手方向軸線に向って正反対にわずかに傾斜されてい
るのに代えて、直線状に延びるように形成されている。
【0016】カッティングインサート10又は10′の
固定を行うねじは、図2に符号20によって総括的に示
されている。このねじ20は、鋭い角の周囲面を備えて
いる頭部22と、この頭部22の下に設けられている実
質的に切頭円錐形の部分24とを有している。この部分
24の周囲面26は、多少凸面とされて、カッティング
インサート10又は10′の中央部分12の凹面と直接
に組み合うのに適当とされている。
固定を行うねじは、図2に符号20によって総括的に示
されている。このねじ20は、鋭い角の周囲面を備えて
いる頭部22と、この頭部22の下に設けられている実
質的に切頭円錐形の部分24とを有している。この部分
24の周囲面26は、多少凸面とされて、カッティング
インサート10又は10′の中央部分12の凹面と直接
に組み合うのに適当とされている。
【0017】前述したように、ねじ20の頭部22の下
側に沿って設けられる部分24の凸面26は、カッティ
ングインサート10又は10′の中央部分12又は1
2′の凹面形状と完全に補形し合う。この特別の構造に
よって、後述するように、加工段階中、たとえカッティ
ングインサート10又は10′が中ぐり盤本体のヘッド
18の中空スペース16の座部から多少動いても、役に
立たなくなる危険が除去される。カッティングインサー
ト10又は10′の固定段階にあたって(このカッティ
ングインサートの固定に先立って該インサートの正確な
向き及び/又は角度の調節が行われる)、1本ではなく
2本又はそれ以上とすることもできる止めねじ20の下
側凸面部分26の少なくとも一部分は、カッティングイ
ンサート10又は10′の正面に沿って中央部分に長手
方向に延びて設けられている凹面部分12又は12′の
対応する部分に、正確に位置決めされる。それから、止
めねじ20は、予め確立された最適な位置決めを変更さ
せるてこ点(レバーポイント)と出会うことなしに、カ
ッティングインサート10又は10′に接近して、該カ
ッティングインサートを中ぐり盤本体のヘッド18に締
付けて固定する。そして、たとえ加工段階中振動又はス
ラスト応力があったとしても、カッティングインサート
は加工しようとする部材の壁に関しての向き又は角度を
変えることはなく、許容できる多少の動きが長手方向に
起り得るだけである。
側に沿って設けられる部分24の凸面26は、カッティ
ングインサート10又は10′の中央部分12又は1
2′の凹面形状と完全に補形し合う。この特別の構造に
よって、後述するように、加工段階中、たとえカッティ
ングインサート10又は10′が中ぐり盤本体のヘッド
18の中空スペース16の座部から多少動いても、役に
立たなくなる危険が除去される。カッティングインサー
ト10又は10′の固定段階にあたって(このカッティ
ングインサートの固定に先立って該インサートの正確な
向き及び/又は角度の調節が行われる)、1本ではなく
2本又はそれ以上とすることもできる止めねじ20の下
側凸面部分26の少なくとも一部分は、カッティングイ
ンサート10又は10′の正面に沿って中央部分に長手
方向に延びて設けられている凹面部分12又は12′の
対応する部分に、正確に位置決めされる。それから、止
めねじ20は、予め確立された最適な位置決めを変更さ
せるてこ点(レバーポイント)と出会うことなしに、カ
ッティングインサート10又は10′に接近して、該カ
ッティングインサートを中ぐり盤本体のヘッド18に締
付けて固定する。そして、たとえ加工段階中振動又はス
ラスト応力があったとしても、カッティングインサート
は加工しようとする部材の壁に関しての向き又は角度を
変えることはなく、許容できる多少の動きが長手方向に
起り得るだけである。
【0018】上述した説明から認めることができるよう
に、本発明の利益は明白である。
に、本発明の利益は明白である。
【0019】本発明の改良された中ぐり盤用カッティン
グインサートは、いかなる運転状態であっても中ぐり盤
のヘッドに沿って形成されている中空スペース内に安定
して位置決めされ、その上、このようなカッティングイ
ンサートの位置決めはその正面に直接作用するねじの締
付けによって悪影響を受けるものではない。
グインサートは、いかなる運転状態であっても中ぐり盤
のヘッドに沿って形成されている中空スペース内に安定
して位置決めされ、その上、このようなカッティングイ
ンサートの位置決めはその正面に直接作用するねじの締
付けによって悪影響を受けるものではない。
【0020】以上本発明を添付図面に示した好適な実施
例について詳述してきたけれども、これら実施例は単に
本発明の一例を示しているにすぎず、本発明の斬新な概
念の範囲内で多くの変化、変形がなし得ることを理解す
べきである。
例について詳述してきたけれども、これら実施例は単に
本発明の一例を示しているにすぎず、本発明の斬新な概
念の範囲内で多くの変化、変形がなし得ることを理解す
べきである。
【0021】例えば、カッティングインサートは、その
中央部分に沿って、前述した実施例の場合よりも多少凹
面の形状をはっきりさせた凹面を有することができ、こ
れに伴ない、カッティングインサートを中ぐり盤のヘッ
ドに固定するねじの下側部分の凸面形状を対応して変化
させられる。
中央部分に沿って、前述した実施例の場合よりも多少凹
面の形状をはっきりさせた凹面を有することができ、こ
れに伴ない、カッティングインサートを中ぐり盤のヘッ
ドに固定するねじの下側部分の凸面形状を対応して変化
させられる。
【0022】また、カッティングインサートの凹面部分
をその正面全体にわたって形成して、該凹面部分がより
長い横延長部を有することもできる。
をその正面全体にわたって形成して、該凹面部分がより
長い横延長部を有することもできる。
【図1】本発明の好適な実施例によるカッティングイン
サートを示す断面図である。
サートを示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例によるカッティングインサ
ートが中ぐり盤のヘッドに取り付けられている状態を示
す断面図である。
ートが中ぐり盤のヘッドに取り付けられている状態を示
す断面図である。
10,10′ カッティングインサート又は本体 12,12′ 中央の凹面部分 14,14′ 側部分 16 中空スペース 18 中ぐり盤のヘッド 20 止めねじ 22 頭部 24 下側部分 26 凸面部分
Claims (4)
- 【請求項1】硬質合金から作られて、2つのカッティン
グサイドを有する実質的に柱形の本体(10)又は(1
0′)によって構成され、かつ中ぐり盤のヘッド(1
8)の中空スペース(16)内に収容されていると共
に、正面に直接組み合う頭部(22)を有する1本又は
それ以上のねじ(20)によって前記中空スペース内に
固定される中ぐり盤用カッティングインサートにおい
て、長手方向に延びた中央部分(12)又は(12′)
に沿って、前記ねじ(20)の頭部(22)の下側部分
(26)の凸面形状と補形し合うわずかな凹面を有する
ことを特徴とするカッティングインサート。 - 【請求項2】請求項1記載のカッティングインサートに
おいて、前記中央部分(12)又は(12′)に形成さ
れている凹面はその長手方向に延びる各点で表われて、
半径が3mmと10mmとの間に含まれている円の弧を
具現することを特徴とするカッティングインサート。 - 【請求項3】請求項1及び2記載のカッティングインサ
ートにおいて、両側の側部分(14)の幅は、隣接する
凹面の中央部分(12)の幅の半分にほぼ等しいと共
に、カッティングインサートの長手方向軸線に向って多
少傾斜した面に沿って延びていることを特徴とするカッ
ティングインサート。 - 【請求項4】請求項1及び2記載のカッティングインサ
ートにおいて、前記凹面の中央部分(12′)に隣接す
る側部分(14′)は水平面に沿って延びていることを
特徴とするカッティングインサート。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
IT93U000761 | 1993-10-01 | ||
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- 1994-09-29 JP JP6259041A patent/JPH07164212A/ja active Pending
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ITMI930761V0 (it) | 1993-10-01 |
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US5597270A (en) | 1997-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981124 |