JPH07159609A - 回折格子及び干渉露光装置 - Google Patents
回折格子及び干渉露光装置Info
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- JPH07159609A JPH07159609A JP5309101A JP30910193A JPH07159609A JP H07159609 A JPH07159609 A JP H07159609A JP 5309101 A JP5309101 A JP 5309101A JP 30910193 A JP30910193 A JP 30910193A JP H07159609 A JPH07159609 A JP H07159609A
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70325—Resolution enhancement techniques not otherwise provided for, e.g. darkfield imaging, interfering beams, spatial frequency multiplication, nearfield lenses or solid immersion lenses
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- G—PHYSICS
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- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70408—Interferometric lithography; Holographic lithography; Self-imaging lithography, e.g. utilizing the Talbot effect
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハ−フミラ−方式のビームスプリッタによる
干渉ノイズの発生が抑圧され、高コントラストで大面積
にわたって均一な干渉縞をレジスト上に形成できる方法
を提供する。 【構成】 コヒ−レント光源11から出射した光は対物
レンズ12で絞られスペイシャルフィルタ121を通
り、コリメ−トレンズ13により平行光となり、回折格
子14に入射する。透過した0次光は遮光板15によ
り、遮光され、回折した±1次光は2枚のミラ−16,
17により反射されて露光位置Aで重ね合わされて露光
される。回折格子14は、中心から、同心円状に周辺部
に向かって深さが深くなっていて、コヒ−レント光源の
強度分布を補償するごとく回折効率が制御されており、
全露光面にわたって均一で高コントラストの干渉縞を形
成可能ならしめる。
干渉ノイズの発生が抑圧され、高コントラストで大面積
にわたって均一な干渉縞をレジスト上に形成できる方法
を提供する。 【構成】 コヒ−レント光源11から出射した光は対物
レンズ12で絞られスペイシャルフィルタ121を通
り、コリメ−トレンズ13により平行光となり、回折格
子14に入射する。透過した0次光は遮光板15によ
り、遮光され、回折した±1次光は2枚のミラ−16,
17により反射されて露光位置Aで重ね合わされて露光
される。回折格子14は、中心から、同心円状に周辺部
に向かって深さが深くなっていて、コヒ−レント光源の
強度分布を補償するごとく回折効率が制御されており、
全露光面にわたって均一で高コントラストの干渉縞を形
成可能ならしめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光情報処理分野、あるい
は光応用計測分野に使用する回折格子の製造方法及び干
渉露光装置に関するものである。
は光応用計測分野に使用する回折格子の製造方法及び干
渉露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回折格子は結合器、偏光器、分波
器、反射器、波長フィルタ、モ−ド変換器等、種々の受
動素子として広く用いられ、また光波制御用の機能素子
にも応用できることから、光集積回路構成上、最も重要
な要素の一つである。また、干渉露光装置は、操作も簡
単で、かつ大面積露光が可能であることから、回折格子
を作製するのに広く用いられている。
器、反射器、波長フィルタ、モ−ド変換器等、種々の受
動素子として広く用いられ、また光波制御用の機能素子
にも応用できることから、光集積回路構成上、最も重要
な要素の一つである。また、干渉露光装置は、操作も簡
単で、かつ大面積露光が可能であることから、回折格子
を作製するのに広く用いられている。
【0003】以下に従来の回折格子、及び干渉露光装置
について、説明する。図9は従来の位相型回折格子の1
例を示す模式図、図10は従来のフォトリソグラフィに
よる回折格子の製造工程を説明する素子の断面図、図1
1は干渉露光装置の概略構成例、また図12は前記干渉
露光装置を用いた回折格子の製造工程を説明する素子の
断面図を示すものである。
について、説明する。図9は従来の位相型回折格子の1
例を示す模式図、図10は従来のフォトリソグラフィに
よる回折格子の製造工程を説明する素子の断面図、図1
1は干渉露光装置の概略構成例、また図12は前記干渉
露光装置を用いた回折格子の製造工程を説明する素子の
断面図を示すものである。
【0004】従来の位相型回折格子は、図9のように凹
凸部で山と谷の段差はどの部分でも均一となる如く設計
されている。そのような回折格子をフォトリソグラフィ
で製作する従来技術を以下に説明すると、図10(a)
ではまず光学基板101上にフォトレジスト102を約
3μmの厚さにスピンナ−で塗布する。次に(b)で9
0℃で20分間プリベ−クした後、パタ−ニングしたフ
ォトマスク103を密着して、露光する。次に(c)で
は現像液(シプレ−社製MF312:水=1:1)で現
像し、純水で1分間リンスする。次にポストベ−ク後、
ドライエッチングで光学結晶基板上にパタ−ンを転写す
ると出来上がる。
凸部で山と谷の段差はどの部分でも均一となる如く設計
されている。そのような回折格子をフォトリソグラフィ
で製作する従来技術を以下に説明すると、図10(a)
ではまず光学基板101上にフォトレジスト102を約
3μmの厚さにスピンナ−で塗布する。次に(b)で9
0℃で20分間プリベ−クした後、パタ−ニングしたフ
ォトマスク103を密着して、露光する。次に(c)で
は現像液(シプレ−社製MF312:水=1:1)で現
像し、純水で1分間リンスする。次にポストベ−ク後、
ドライエッチングで光学結晶基板上にパタ−ンを転写す
ると出来上がる。
【0005】従来の別の回折格子製作技術としての干渉
露光装置は、1例として図11のようにコヒ−レント光
源111からでた光が、対物レンズで絞られ、スペイシ
ャルフィルタ1121を通り、コリメ−トレンズ113
で平行光とされ、ミラ−114で反射され、ビ−ムスプ
リッタ115により、2光束に分けられる。2つの光
は、ミラ−116,117でそれぞれ反射され、露光位
置Cで干渉する。この装置を用いて作製する回折格子の
製造方法は以下の通りである。
露光装置は、1例として図11のようにコヒ−レント光
源111からでた光が、対物レンズで絞られ、スペイシ
ャルフィルタ1121を通り、コリメ−トレンズ113
で平行光とされ、ミラ−114で反射され、ビ−ムスプ
リッタ115により、2光束に分けられる。2つの光
は、ミラ−116,117でそれぞれ反射され、露光位
置Cで干渉する。この装置を用いて作製する回折格子の
製造方法は以下の通りである。
【0006】図12(a)では光学基板121上にレジ
スト122をスピンナ−で0.2μmの厚さに塗布す
る。ここで用いたレジストはシプレ−社製のAZ140
0である。次に90℃で、20分間プリベ−クした後、
マッチングオイルでサンプル台に固定する。ここで、マ
ッチングオイルは、基板裏面からの反射光を吸収する役
目を果たす。図(b)でHe−Cdレ−ザ(λ=44
1.6nm)を用いた干渉露光法により露光する。(露
光量45mJ/cm2、θ=33.5゜)次に現像液
(MF312:水=1:1)で5秒間現像し、純水で1
分間リンスした後ポストベ−クを90℃で25分間行う
と、図(c)となり、レジスト上に回折格子122aが
できあがる。
スト122をスピンナ−で0.2μmの厚さに塗布す
る。ここで用いたレジストはシプレ−社製のAZ140
0である。次に90℃で、20分間プリベ−クした後、
マッチングオイルでサンプル台に固定する。ここで、マ
ッチングオイルは、基板裏面からの反射光を吸収する役
目を果たす。図(b)でHe−Cdレ−ザ(λ=44
1.6nm)を用いた干渉露光法により露光する。(露
光量45mJ/cm2、θ=33.5゜)次に現像液
(MF312:水=1:1)で5秒間現像し、純水で1
分間リンスした後ポストベ−クを90℃で25分間行う
と、図(c)となり、レジスト上に回折格子122aが
できあがる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の干渉露光装置では、(1)ビ−ムスプリッタの裏面
の反射による、干渉ノイズが発生すること、(2)ビ−ム
スプリッタで分割される2光束の強度比(分割比)が
1:1になり難いこと、(3)レ−ザの強度分布が光軸に
対して非対称性をもつと、光路の非対称性から露光面で
強度の異なる2光束が干渉する結果、干渉縞のコントラ
ストに劣化を生じ、干渉縞に不均一性が生じるなどの問
題点を有していた。さらに(4)光学系が大型化し、空気
のゆらぎ、外部からの振動に対して、干渉縞が揺らぎ易
かった。そこで、スペックルノイズを抑圧し、高コント
ラストの干渉縞を得るために、コンパクトで操作性の良
い干渉光学系をどのように構成するかという課題があっ
た。
従来の干渉露光装置では、(1)ビ−ムスプリッタの裏面
の反射による、干渉ノイズが発生すること、(2)ビ−ム
スプリッタで分割される2光束の強度比(分割比)が
1:1になり難いこと、(3)レ−ザの強度分布が光軸に
対して非対称性をもつと、光路の非対称性から露光面で
強度の異なる2光束が干渉する結果、干渉縞のコントラ
ストに劣化を生じ、干渉縞に不均一性が生じるなどの問
題点を有していた。さらに(4)光学系が大型化し、空気
のゆらぎ、外部からの振動に対して、干渉縞が揺らぎ易
かった。そこで、スペックルノイズを抑圧し、高コント
ラストの干渉縞を得るために、コンパクトで操作性の良
い干渉光学系をどのように構成するかという課題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の課題を解決する新規な回
折格子ならびに、大面積にわたって、均一で高コントラ
ストの干渉縞を安定に感光媒体上に形成するコンパクト
な干渉露光装置を提供することを目的とするものであ
る。
折格子ならびに、大面積にわたって、均一で高コントラ
ストの干渉縞を安定に感光媒体上に形成するコンパクト
な干渉露光装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の干渉露光装置は、コヒ−レント光源がスペ
イシャルフィルタを通過した後、波面分割手段としての
所定回折格子を通過し、回折光がミラ−で反射され、所
定位置で干渉することを特徴としている。
に、本発明の干渉露光装置は、コヒ−レント光源がスペ
イシャルフィルタを通過した後、波面分割手段としての
所定回折格子を通過し、回折光がミラ−で反射され、所
定位置で干渉することを特徴としている。
【0010】また、本発明の回折格子はコヒ−レント光
源の強度分布を相殺するように、部分ごとに深さの違う
回折格子である。
源の強度分布を相殺するように、部分ごとに深さの違う
回折格子である。
【0011】
【作用】本発明は上記の方法により、ビ−ムスプリッタ
の代わりに、回折格子を使うため、ビ−ムスプリッタの
裏面反射による干渉ノイズが抑圧され、また、光路の対
称性から2光束間の光路差がほぼ等しい所定位置で露光
することが可能となり、露光強度が等しく、コントラス
トが良く均一な干渉縞が形成される。また、回折格子の
深さは、以下に述べるようにして決定して全面にわたっ
てほぼ均一なコントラストを実現している。レ−ザ−の
強度分布が例えば図13のような、ガウス分布を持って
いるとする。領域1,2,3でレ−ザ−の強度が100
%、90%、70%と減少するとする。図14は矩形型
グレ−ティングの凹凸によって透過光に与えられる位相
差φと回折効率の関係である。この時ピ−クから90
%、70%と回折効率が減少する時のφ/2の値から、
以下の式によりφの所定値を得るためのdが決まる。
の代わりに、回折格子を使うため、ビ−ムスプリッタの
裏面反射による干渉ノイズが抑圧され、また、光路の対
称性から2光束間の光路差がほぼ等しい所定位置で露光
することが可能となり、露光強度が等しく、コントラス
トが良く均一な干渉縞が形成される。また、回折格子の
深さは、以下に述べるようにして決定して全面にわたっ
てほぼ均一なコントラストを実現している。レ−ザ−の
強度分布が例えば図13のような、ガウス分布を持って
いるとする。領域1,2,3でレ−ザ−の強度が100
%、90%、70%と減少するとする。図14は矩形型
グレ−ティングの凹凸によって透過光に与えられる位相
差φと回折効率の関係である。この時ピ−クから90
%、70%と回折効率が減少する時のφ/2の値から、
以下の式によりφの所定値を得るためのdが決まる。
【0012】φ=2πd(n−1)/λ (1)
φ:位相差 d:回折格子の深さ n:回折格子を構成する材料の屈折率 λ:光源の波長 回折効率が28%、36%、40%の時の凹凸段差をd
1、d2、d3とすると、図5に示すように領域1、2、
3の深さがそれぞれd1、d2、d3とすれば対応するレ
−ザ光の強度と回折効率の積がほぼ一定となって、全面
ほぼ均一な光強度の2光束が得られ、均一な干渉縞をレ
ジスト上に形成することができる。
φ:位相差 d:回折格子の深さ n:回折格子を構成する材料の屈折率 λ:光源の波長 回折効率が28%、36%、40%の時の凹凸段差をd
1、d2、d3とすると、図5に示すように領域1、2、
3の深さがそれぞれd1、d2、d3とすれば対応するレ
−ザ光の強度と回折効率の積がほぼ一定となって、全面
ほぼ均一な光強度の2光束が得られ、均一な干渉縞をレ
ジスト上に形成することができる。
【0013】また、分割領域をもっと細かくすること
で、より均一な干渉縞を形成することが可能となる。
で、より均一な干渉縞を形成することが可能となる。
【0014】
(実施例1)以下本発明の実施例1について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例1を示す干渉
露光装置の概略図である。
しながら説明する。図1は本発明の実施例1を示す干渉
露光装置の概略図である。
【0015】空間フィルタリング光学系の1例として、
コヒ−レント光源11から出射した光は対物レンズ12
で集光され、スペイシャルフィルタ12を通り、コリメ
−トレンズ13により平行光となり、両面に反射防止膜
をコ−ティングした回折格子14を通過する。前記回折
格子14は通常のフォトリソグラフィで製作された均一
な回折効率を有するものでもよいが、望ましくは以下に
実施例4,5で述べる特徴を有する回折効率分布型に構
成する。前記回折格子14を通ると光は以下の式によ
り、角度θで回折する。
コヒ−レント光源11から出射した光は対物レンズ12
で集光され、スペイシャルフィルタ12を通り、コリメ
−トレンズ13により平行光となり、両面に反射防止膜
をコ−ティングした回折格子14を通過する。前記回折
格子14は通常のフォトリソグラフィで製作された均一
な回折効率を有するものでもよいが、望ましくは以下に
実施例4,5で述べる特徴を有する回折効率分布型に構
成する。前記回折格子14を通ると光は以下の式によ
り、角度θで回折する。
【0016】2dsinθ=nλ (2)
d:回折格子のピッチ θ:回折角 n:回折光の次数 λ:入射光の波長 回折格子14を透過した0次光は、遮光板15により遮
光される。回折した1次光はミラ−16、17により反
射され露光位置Aに設けた感光材料18で干渉する。こ
こで露光位置Aは図示しているように位相格子上の1点
P1からの回折光の光路は、ミラ−16,17を各々反
射する両光線について等しい点P2で交わる如く設定可
能である。回折格子は図1(b)に示すようなくさび型
断面形状を有する基板上に形成して、干渉ノイズをより
低く抑えることも可能である。
d:回折格子のピッチ θ:回折角 n:回折光の次数 λ:入射光の波長 回折格子14を透過した0次光は、遮光板15により遮
光される。回折した1次光はミラ−16、17により反
射され露光位置Aに設けた感光材料18で干渉する。こ
こで露光位置Aは図示しているように位相格子上の1点
P1からの回折光の光路は、ミラ−16,17を各々反
射する両光線について等しい点P2で交わる如く設定可
能である。回折格子は図1(b)に示すようなくさび型
断面形状を有する基板上に形成して、干渉ノイズをより
低く抑えることも可能である。
【0017】ビ−ムスプリッタの代わりに両面反射防止
膜を施した回折格子を用いたことで、ビ−ムスプリッタ
による干渉ノイズを防ぎ、コヒ−レント光源の強度分布
をなくし、2光束の強度の非対称性も解消され、この干
渉露光装置を用いて均一な回折格子を作製することがで
きる。従来のビ−ムスプリッタはハ−フミラ−を片面に
使用するので、裏側の片面に反射防止膜をコ−ティング
しても無視できない干渉縞を生じたが、本発明では両面
コ−トが可能なので、裏面反射光の抑圧効果が数百倍以
上改善された。以下に本実施例の干渉露光装置を用いた
回折格子の製造方法について説明する。図2はその製造
方法工程中の素子の断面図である。
膜を施した回折格子を用いたことで、ビ−ムスプリッタ
による干渉ノイズを防ぎ、コヒ−レント光源の強度分布
をなくし、2光束の強度の非対称性も解消され、この干
渉露光装置を用いて均一な回折格子を作製することがで
きる。従来のビ−ムスプリッタはハ−フミラ−を片面に
使用するので、裏側の片面に反射防止膜をコ−ティング
しても無視できない干渉縞を生じたが、本発明では両面
コ−トが可能なので、裏面反射光の抑圧効果が数百倍以
上改善された。以下に本実施例の干渉露光装置を用いた
回折格子の製造方法について説明する。図2はその製造
方法工程中の素子の断面図である。
【0018】光学基板の裏面は、裏面反射を防ぐよう
に、あらかじめ研磨してすりガラス状にしておく。
に、あらかじめ研磨してすりガラス状にしておく。
【0019】図2(a)において基板21上にレジスト
を22を0.2μmの厚さに形成する。次に90℃で2
0分間プリベ−クした後、基板の裏面21aに黒色液体
である活性炭を水で溶いたものを塗布する。(b)で
は、図1の干渉露光装置で露光する。(c)では現像液
(MF312:水=1:1)で現像し、純水で1分間リ
ンスする。その後、90℃で25分間ポストベ−クをす
ると回折格子22aが出来上がる。このようにして得ら
れる回折格子22aは、大きさとして20mm×20m
mの範囲で回折効率30%±1%の均一な効率が得られ
た。
を22を0.2μmの厚さに形成する。次に90℃で2
0分間プリベ−クした後、基板の裏面21aに黒色液体
である活性炭を水で溶いたものを塗布する。(b)で
は、図1の干渉露光装置で露光する。(c)では現像液
(MF312:水=1:1)で現像し、純水で1分間リ
ンスする。その後、90℃で25分間ポストベ−クをす
ると回折格子22aが出来上がる。このようにして得ら
れる回折格子22aは、大きさとして20mm×20m
mの範囲で回折効率30%±1%の均一な効率が得られ
た。
【0020】(実施例2)以下本発明の実施例2につい
て図面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例
2を示す干渉露光装置の概略図である。コヒ−レント光
源から出射した光が対物レンズで絞られ、スペイシャル
フィルタを通り、コリメ−トレンズで平行光となり、回
折格子に入ると角度θで回折し、ミラ−で反射する。こ
こまでは実施例1と同じであるが、違うのは、ミラ−の
角度を変え、干渉縞のピッチを微小に変えることであ
る。
て図面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例
2を示す干渉露光装置の概略図である。コヒ−レント光
源から出射した光が対物レンズで絞られ、スペイシャル
フィルタを通り、コリメ−トレンズで平行光となり、回
折格子に入ると角度θで回折し、ミラ−で反射する。こ
こまでは実施例1と同じであるが、違うのは、ミラ−の
角度を変え、干渉縞のピッチを微小に変えることであ
る。
【0021】このように本実施例によれば干渉縞のピッ
チを微小に変化させることを行うことができる。ここ
で、2つのミラ−を対称型光路となるよう同じだけ動か
したが、片側のミラ−のみ微小回転して干渉縞のピッチ
を変えても良い。
チを微小に変化させることを行うことができる。ここ
で、2つのミラ−を対称型光路となるよう同じだけ動か
したが、片側のミラ−のみ微小回転して干渉縞のピッチ
を変えても良い。
【0022】(実施例3)以下本発明の実施例3につい
て図面を参照しながら、説明する。図4は本発明の実施
例3を示す干渉露光装置の概略図である。
て図面を参照しながら、説明する。図4は本発明の実施
例3を示す干渉露光装置の概略図である。
【0023】コヒ−レント光源41から出射した光は、
対物レンズ42で絞られ、スペイシャルフィルタ421
を通り、発散光のまま回折格子43に入射する。透過し
た0次光は遮光板44により遮光され、回折した±1次
光は、ミラ−45,46により、それぞれ反射され、基
準の露光位置Bに設けた感光材料47に到達し、干渉す
る。ここで、基準の露光位置Bは図4の回折格子43が
照射光学系の光軸と交わる点Q1から回折した±1次光
が再び交わる点Q2を含む如く、ミラ−45、46(各
々、光軸に平行)の位置とともに設定されている。さら
に次のような効果も得られる。前記露光位置Bを前後B
1,あるいはB2に動かすと、干渉縞のピッチが微小に変
わる。基準位置Bよりa1だけ、前側の位置B1でピッチ
がδ1だけ短い干渉縞が、また同じくa2だけ後ろ側の位
置B2でピッチがδ2だけ長い格子パタ−ンが得られる。
対物レンズ42で絞られ、スペイシャルフィルタ421
を通り、発散光のまま回折格子43に入射する。透過し
た0次光は遮光板44により遮光され、回折した±1次
光は、ミラ−45,46により、それぞれ反射され、基
準の露光位置Bに設けた感光材料47に到達し、干渉す
る。ここで、基準の露光位置Bは図4の回折格子43が
照射光学系の光軸と交わる点Q1から回折した±1次光
が再び交わる点Q2を含む如く、ミラ−45、46(各
々、光軸に平行)の位置とともに設定されている。さら
に次のような効果も得られる。前記露光位置Bを前後B
1,あるいはB2に動かすと、干渉縞のピッチが微小に変
わる。基準位置Bよりa1だけ、前側の位置B1でピッチ
がδ1だけ短い干渉縞が、また同じくa2だけ後ろ側の位
置B2でピッチがδ2だけ長い格子パタ−ンが得られる。
【0024】このように、本実施例によれば、露光位置
を前後に変えることで、実施例2よりも精度よく、簡単
に干渉縞のピッチを変えることが出来る。特にミラ−の
回転調整機構は振動に対して安定性を保持するのが困難
であるが、前後動の直線的移動機構は容易に安定性を確
保できる。
を前後に変えることで、実施例2よりも精度よく、簡単
に干渉縞のピッチを変えることが出来る。特にミラ−の
回転調整機構は振動に対して安定性を保持するのが困難
であるが、前後動の直線的移動機構は容易に安定性を確
保できる。
【0025】(実施例4)以下本発明の実施例4につい
て図面を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施
例4として、実施例1に用いた回折格子34の詳細な構
造を説明する概略図、図6はその製造工程における素子
の断面図を示すものである。
て図面を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施
例4として、実施例1に用いた回折格子34の詳細な構
造を説明する概略図、図6はその製造工程における素子
の断面図を示すものである。
【0026】回折格子は図5のように領域1,2,3の
順に同心円状に深さがd1,d2,d3(d1〈d2〈d3)
となっている。d1,d2,d3は回折効率がそれぞれ2
8%、36%、40%となっており、図14のグラフと
式(1)より深さはd1=0.554μm、d2=0.7
31μm、d3=0.906μmとなっている。図6
(a)では光学基板61上にクロ−ム薄膜(Cr)で均
一なパタ−ンを形成する。次に(b)で領域1のみを覆
い、領域2,3のみをドライエッチングできるように、
レジストを塗布し、CF4ガスでドライエッチングす
る。次に(c)では、領域1,2を覆い領域3のみ、再
びエッチングされるようにレジストを塗布し、ドライエ
ッチングする。(d)では、領域2,3を覆い、領域1
のみエッチングされるようにレジストを塗布し、
(b),(c)よりも短い時間でドライエッチングす
る。このようにして領域1,2,3の順に同心円状に深
さが深くなっている、回折格子21aが出来上がる。領
域ごとに異なる段差をつける別の方法も当該業者には明
かであろう。例えば、全面をまず、段差d1で均一にエ
ッチングする。次に領域1のみを遮蔽して、d2−d1だ
けエッチングし、最後に領域1と2を遮蔽してd3−d2
−d1だけエッチングしてもよい。
順に同心円状に深さがd1,d2,d3(d1〈d2〈d3)
となっている。d1,d2,d3は回折効率がそれぞれ2
8%、36%、40%となっており、図14のグラフと
式(1)より深さはd1=0.554μm、d2=0.7
31μm、d3=0.906μmとなっている。図6
(a)では光学基板61上にクロ−ム薄膜(Cr)で均
一なパタ−ンを形成する。次に(b)で領域1のみを覆
い、領域2,3のみをドライエッチングできるように、
レジストを塗布し、CF4ガスでドライエッチングす
る。次に(c)では、領域1,2を覆い領域3のみ、再
びエッチングされるようにレジストを塗布し、ドライエ
ッチングする。(d)では、領域2,3を覆い、領域1
のみエッチングされるようにレジストを塗布し、
(b),(c)よりも短い時間でドライエッチングす
る。このようにして領域1,2,3の順に同心円状に深
さが深くなっている、回折格子21aが出来上がる。領
域ごとに異なる段差をつける別の方法も当該業者には明
かであろう。例えば、全面をまず、段差d1で均一にエ
ッチングする。次に領域1のみを遮蔽して、d2−d1だ
けエッチングし、最後に領域1と2を遮蔽してd3−d2
−d1だけエッチングしてもよい。
【0027】このように本実施例によれば、回折格子の
深さを中心から同心円状に深くすることで、コヒ−レン
ト光源の強度分布を打ち消し、大面積露光を可能とす
る。
深さを中心から同心円状に深くすることで、コヒ−レン
ト光源の強度分布を打ち消し、大面積露光を可能とす
る。
【0028】(実施例5)以下本発明の実施例5につい
て図面を参照しながら説明する。図7は本発明の実施例
5を示す回折格子である。図8はその製造工程における
素子の断面図である。
て図面を参照しながら説明する。図7は本発明の実施例
5を示す回折格子である。図8はその製造工程における
素子の断面図である。
【0029】回折格子は領域1,2,3の順に中心から
左右に向かって深さがd1,d2,d 3(d1<d2<d3)
となっており、深さはそれぞれd1=0.554μm、
d2=0.731μm、d3=0.906μmとなってい
る。この場合は全面均一な大面積露光を必要とせず、例
えば細長い導波路上に回折格子を形成するような、場合
に適する。
左右に向かって深さがd1,d2,d 3(d1<d2<d3)
となっており、深さはそれぞれd1=0.554μm、
d2=0.731μm、d3=0.906μmとなってい
る。この場合は全面均一な大面積露光を必要とせず、例
えば細長い導波路上に回折格子を形成するような、場合
に適する。
【0030】図8(a)では光学基板上81にCrで均
一なパタ−ンを形成する。次に(b)で領域1のみを覆
い、領域2,3のみをパタ−ニングできるようにレジス
トを塗布し、CF4ガスでドライエッチングする。次に
(c)では、領域1,2を覆い領域3のみ、再びエッチ
ングされるようにレジストを塗布し、ドライエッチング
する。(d)では、領域2,3を覆い、領域1のみエッ
チングされるようにレジストを形成し、(b),(c)
よりも短い時間でドライエッチングする。このようにし
て領域1,2,3の順に中心から左右に向かって深さが
深くなっている、回折格子が出来上がる。他の露光方法
についても実施例4で述べたと同様に可能である。
一なパタ−ンを形成する。次に(b)で領域1のみを覆
い、領域2,3のみをパタ−ニングできるようにレジス
トを塗布し、CF4ガスでドライエッチングする。次に
(c)では、領域1,2を覆い領域3のみ、再びエッチ
ングされるようにレジストを塗布し、ドライエッチング
する。(d)では、領域2,3を覆い、領域1のみエッ
チングされるようにレジストを形成し、(b),(c)
よりも短い時間でドライエッチングする。このようにし
て領域1,2,3の順に中心から左右に向かって深さが
深くなっている、回折格子が出来上がる。他の露光方法
についても実施例4で述べたと同様に可能である。
【0031】このように本実施例においても、全面均一
な大面積露光を必要としない場合に、回折格子の深さを
中心から左右に向かって深さを深くすることにより、一
直線方向には光源の強度分布を補償して均一な回折格子
を形成することができる。
な大面積露光を必要としない場合に、回折格子の深さを
中心から左右に向かって深さを深くすることにより、一
直線方向には光源の強度分布を補償して均一な回折格子
を形成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は従来方式のハ−フ
ミラ−を用いたビ−ムスプリッタのかわりに、回折格子
をビ−ム分割手段に用いたことで平板形状のビ−ムスプ
リッタの裏面反射による干渉ノイズを数百分の一以下に
抑圧できる。またレ−ザ−ビ−ム強度分布がガウス分布
となっていてもの回折格子の+1次光と−1次光の回折
効率を領域ごとに制御して回折する光束の光量分布の不
均一性も抑圧できるので、レ−ザ光束の利用効率を大幅
に低下させることなく均一な干渉縞をレジスト上に形成
することができる。さらに従来の干渉露光装置よりも小
型でインライン型の光学系が構成でき、しかも機械的振
動に対して極めて安定な構造を取り得るので、コントラ
ストの高い干渉縞の露光、記録が可能となる。このよう
にしてできる均一な回折格子を導波路上に設けて半導体
レ−ザからの出射光を入射させることによって半導体レ
−ザ発振波長を選択、固定することもでき、さらにその
ような安定なグレ−ティングフィ−ドバックを利用した
光波長変換素子を作製することもできる。
ミラ−を用いたビ−ムスプリッタのかわりに、回折格子
をビ−ム分割手段に用いたことで平板形状のビ−ムスプ
リッタの裏面反射による干渉ノイズを数百分の一以下に
抑圧できる。またレ−ザ−ビ−ム強度分布がガウス分布
となっていてもの回折格子の+1次光と−1次光の回折
効率を領域ごとに制御して回折する光束の光量分布の不
均一性も抑圧できるので、レ−ザ光束の利用効率を大幅
に低下させることなく均一な干渉縞をレジスト上に形成
することができる。さらに従来の干渉露光装置よりも小
型でインライン型の光学系が構成でき、しかも機械的振
動に対して極めて安定な構造を取り得るので、コントラ
ストの高い干渉縞の露光、記録が可能となる。このよう
にしてできる均一な回折格子を導波路上に設けて半導体
レ−ザからの出射光を入射させることによって半導体レ
−ザ発振波長を選択、固定することもでき、さらにその
ような安定なグレ−ティングフィ−ドバックを利用した
光波長変換素子を作製することもできる。
【図1】本発明の実施例1における干渉露光装置の概略
図
図
【図2】本発明の実施例1の干渉露光装置を用いた回折
格子の製造工程における素子の断面図
格子の製造工程における素子の断面図
【図3】本発明の実施例2における干渉露光装置の概略
図
図
【図4】本発明の実施例3における干渉露光装置の概略
図
図
【図5】本発明の実施例4における回折格子の図
【図6】本発明の実施例4における回折格子の製造工程
における素子の断面図
における素子の断面図
【図7】本発明の実施例5における回折格子の図
【図8】本発明の実施例5における回折格子の製造工程
における素子の断面図
における素子の断面図
【図9】従来例の回折格子を示す図
【図10】従来例の回折格子の製造工程における素子の
断面図
断面図
【図11】従来例の干渉露光装置を示す図
【図12】従来例の干渉露光装置を用いた回折格子の製
造工程における素子の断面図
造工程における素子の断面図
【図13】レ−ザのガウス分布を示す図
【図14】矩形型グレ−ティングの位相と回折効率の関
係を示す図
係を示す図
11 コヒ−レント光源 12 対物レンズ 121 スペイシャルフィルタ 13 コリメ−トレンズ 14 回折格子 140 回折格子 141 反射防止膜 15 遮光板 16 ミラ− 17 ミラ− 18 感光材料 21 光学基板 21a 光学基板の裏面 22 レジスト 22a 回折格子 23 活性炭 31 コヒ−レント光源 32 対物レンズ 321 スペイシャルフィルタ 33 コリメ−トレンズ 34 回折格子 35 遮光板 36 ミラ− 37 ミラ− 38 感光材料 39 ミラ−の角度を変える前の光路 40 ミラ−の角度を変えた後の光路 41 コヒ−レント光源 42 対物レンズ 421 スペイシャルフィルタ 43 回折格子 44 遮光板 45 ミラ− 46 ミラ− 47 感光材料 61 光学基板 61a 回折格子 62 Cr 63 レジスト 71 回折格子 81 光学基板 81a 回折格子 82 Cr 83 レジスト 91 回折格子 101 光学基板 101a 回折格子 102 レジスト 103 マスク 111 コヒ−レント光源 112 対物レンズ 1121 スペイシャルフィルタ 113 コリメ−トレンズ 114 ミラ− 115 ビ−ムスプリッタ 116 ミラ− 117 ミラ− 118 感光材料 121 光学基板 122 レジスト 122a 回折格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水内 公典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 真嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】コヒ−レント光源と、空間フィルタリング
光学系と、回折格子とミラ−2つと、遮光板とを少なく
とも含み、前記コヒ−レント光源から出射した光が、前
記空間フィルタリング光学系を通り、前記回折格子に入
射し、前記回折格子を透過した0次光は前記遮光板によ
って遮光され、前記回折格子により回折された±1次光
が前記ミラ−により、反射され、重畳して干渉縞を露光
することを特徴とする干渉露光装置。 - 【請求項2】基板表面に凹凸形状を有する回折格子であ
って、前記凹凸の段差が中心から同心円状に深さが
d1,d2,d3,…di(d1〈d2〈d3…〈di、iは2
より大きい整数)となっていることを特徴とする回折格
子。 - 【請求項3】基板表面に凹凸形状を有する回折格子であ
って前記凹凸の段差中心から左右に向かってd1,d2,
d3,…〈di(d1〈d2〈d3…〈di、iは2より大き
い整数)となっていることを特徴とする回折格子。 - 【請求項4】回折格子に、請求項2または3記載の回折
格子を用いることを特徴とする請求項1記載の干渉露光
装置。 - 【請求項5】ミラ−の角度を変え、露光面の干渉縞のピ
ッチを制御することを特徴とする請求項1記載の干渉露
光装置。 - 【請求項6】干渉露光位置を所定位置から前あるいは後
に設定し、露光面の干渉縞のピッチを制御することを特
徴とする請求項1記載の干渉露光装置。 - 【請求項7】回折格子に入射する球面波の曲率半径を可
変することによって干渉縞のピッチを制御することを特
徴とする請求項1記載の干渉露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309101A JPH07159609A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 回折格子及び干渉露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309101A JPH07159609A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 回折格子及び干渉露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159609A true JPH07159609A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17988905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5309101A Pending JPH07159609A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 回折格子及び干渉露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07159609A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001188115A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Fujitsu Ltd | 回折格子マスク |
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-
1993
- 1993-12-09 JP JP5309101A patent/JPH07159609A/ja active Pending
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