JPH0715644A - ビデオカメラ - Google Patents
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- JPH0715644A JPH0715644A JP5149462A JP14946293A JPH0715644A JP H0715644 A JPH0715644 A JP H0715644A JP 5149462 A JP5149462 A JP 5149462A JP 14946293 A JP14946293 A JP 14946293A JP H0715644 A JPH0715644 A JP H0715644A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- Signal Processing (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
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- Studio Devices (AREA)
Abstract
データ書き込み命令がきても、有効画面に影響しないビ
デオカメラを提供することにある。 【構成】 インターフェース部(5)に複数の制御レジ
スタ(511〜524)を設け、映像信号の有効期間内
にマイコン(6)から信号処理部へデータ転送命令があ
った場合は、一時的に該レジスタ(511〜524)に
転送データとアドレスを記憶させ、次の映像信号の帰線
期間内に記憶させた信号を信号処理部(4)へ転送させ
る。 【効果】 以上のように構成すると、マイコンから信号
処理部へ書き込み命令がきても、その後の映像信号の帰
線期間に信号処理部のデータ書き込みを行うために、信
号処理部用のデータが書き込まれているレジスタに対し
て、データシフト中等に、新たに、転送されるべきデー
タと異なったデータをマイコンより出力しても有効画面
に影響しない。
Description
算処理するビデオカメラに関するものである。
ビデオカメラ(以下デジタルカメラと称す)における、
論理演算部(以下マイコンと称す)と信号処理部との間
のデータ通信の例を、図1,図2を用いて説明する。
ク図、図2はマイコンとインタフェース間の通信状態を
示すタイミング図である。
により投影された被写体像を電気信号に変換する撮像素
子、3は撮像素子よりの映像信号をデジタル信号に変換
するA/D変換部、4はA/D変換されたデジタル信号
を演算処理する信号処理部、5は信号処理部4の内部の
データレジスタを読み出し、あるいは書き込むインタフ
ェース部、6はインタフェース部5が読み出したデータ
を受けとり、所定の処理を行うか、あるいはインタフェ
ース部に書き込みデータを送るマイコン、7は演算処理
された映像信号をアナログ信号に変換するD/A変換部
である。
インタフェース部5がマイコン6から受けとったデータ
を書き込む書込レジスタであり、これらのレジスタに収
納されるデータは、信号処理部4内において映像信号を
処理する過程で必要なデータ(例えばAGCのゲイン,
ホワイトバランスのR,G,Bの各ゲイン,オートフォ
ーカスの領域設定の値等)である。421〜42nは信
号処理部4の内部の各データを収納しマイコン6に送り
だす読出レジスタ、43は421〜42nの各読み出し
レジスタにデータが収納されたか否かの状態を各レジス
タ毎にホールドするステータスレジスタ、44は各読み
出しレジスタのロード信号L1〜Lnから割り込み信号
を得るOR回路、45はデータセレクタである。以上の
レジスタはクロック入力によりデータをシリアルに入出
力できるシフトレジスタである。46は信号処理を行う
過程において適当なタイミングで各レジスタにロード信
号を発生するタイミングジェネレータである。
子2により電気信号に変換され、A/D変換部3でデジ
タル信号に変換されて信号処理部4へ信号として送られ
る。信号処理部4では、A/D変換部3より入力された
デジタル信号を信号処理する過程において、必要なデー
タをマイコン6からインタフェース部5を介して受けと
る。マイコン6では前記データを算出するために必要な
データをインタフェース部5を介して信号処理部4から
受けとる。
の間のシリアル通信のタイミング図を表わすものであ
る。この間の通信は、図1にCLKで示すクロックライ
ン、DWで示す書込データライン、DRで示す読出デー
タライン、更にMODEで示すデータ読みだしとデータ
書き込みとアドレス指定の各モードを選択するMODE
ラインによって行なわれる。
に、マイコン6からインタフェース部5にMODEライ
ンを通してアドレス指定のモード情報が出力されると、
インタフェース部5ではマイコン6にCLKラインを介
してクロック信号を送る。マイコン5ではこのクロック
に合わせてDWラインを介してアドレス信号(A0〜A
7)を送る。インタフェース部5でこのアドレス信号を
受け取り、インタフェース5内部の不図示のアドレスレ
ジスタにアドレスを設定する。
2のBに示すようにマイコン6からMODEラインを介
してデータ書き込みモード情報が出力されると、インタ
フェース部5ではアドレス指定の場合と同様にマイコン
6にCLKラインを通してクロック信号を送る。マイコ
ン6ではこのクロックに合わせてDWラインを介して書
き込みデータ信号(D0〜D7)を送り、インタフェー
ス部5でこの書き込みデータを受け取る。この時、イン
タフェース部5では先に設定されたアドレスに基づいて
そのアドレスのレジスタに対応する図1のWCLK1…
nに信号を送り、該クロック信号と同期させてWDで示
す書き込みラインを介して書き込みデータを転送する。
号処理部4の内部において、決められたタイミングに基
づき、タイミングジェネレータ46から発生するロード
信号により読みだしレジスタ421〜42nのどれかに
1ロード信号L1〜Lnを介してデータがロードされた
場合、このロード信号は一方でOR回路44を通してマ
イコン6の割り込み信号となり、更にその読出レジスタ
に対応したステータスレジスタ43のビットを立ち上
げ、このビットはその読出レジスタにロードされたデー
タが読みだされるまでホールドされる。さて、OR回路
44を通ったロード信号は図1に示すIRQラインを介
してマイコン6に割り込みをかける。マイコン6は、ど
の読出レジスタにデータがロードされたかの情報を得る
ための通信を開始する。
ドレスを設定するため、図2のAに示すタイミングでス
テータスレジスタアドレスをDWラインを通してインタ
フェース部5へ送る。次に、マイコン6は図2のCに示
すようにインタフェース部5へMODEラインを介して
データへ読み出しモードの情報を送り、インタフェース
部5ではこのモードの情報をうけとると、先に送られた
アドレスに基づきデータセレクタ45をステータスレジ
スタ43の出力が得られるように設定し、更にステータ
スレジスタに対応する図1のRCLK1…nを信号処理
部4へ送る。ステータスレジスタ43はこのクロックに
同期してデータをRDラインを介してインタフェース部
5へ転送する。インタフェース部5では、このデータを
受けとると、図2のCに示すタイミングで、CLKライ
ンを介してマイコン6にクロック信号を送り、これと同
期してステータスレジスタ43から得たデータRDライ
ンを介して送出する。
マイコン6は、該ステータスレジスタ43のデータをう
けとると、ステータスレジスタ43のデータから信号処
理部4のどの読出レジスタがロードされた状態になった
かを判別し、そのレジスタのアドレスを図2のAのタイ
ミングに従ってインタフェース部5へ送る。インタフェ
ース部5では、インタフェース内部のアドレスを設定す
る。この後、マイコン6からMODEラインを通してイ
ンタフェース部5にデータ読み出しの情報を送り、イン
タフェース部5では先に設定されたアドレスに基づき、
データセレクタ45を設定し、そのアドレスに基づいた
読出レジスタに対応するRCLK1…nの信号を送る。
対応する読出レジスタからはクロックと同期してデータ
が出力され、インタフェース部5へRDとして転送され
る。インタフェース部5では、このデータを図5のCに
示すタイミングでCLKラインのクロック信号と同期さ
せてRDラインとしてマイコン6へ送る。
来例では、映像信号の有効映像期間内にマイコン6から
信号処理部4へデータを転送すると、信号処理部4の内
部の転送されるレジスタが例えばシフトレジスタの場
合、データシフト中は転送されるべきデータと全く異っ
たデータを出力してしまうことがある。このレジスタが
例えば映像信号のホワイトバランスやAGC等の信号波
形に直接影響するものであると、これが画面内のノイズ
となって現われてしまう。
出レジスタがロードされてから実際にマイコン6がその
読出レジスタのデータを受けとるまでに、(1)ステー
タスレジスタ43のアドレス指定,(2)ステータスレ
ジスタのデータ転送,(3)読出レジスタのアドレス指
定,(4)読出レジスタのデータ転送,といった4つの
シリアル通信を行う必要があり、マイコンのクロックが
遅い場合等に多くの時間を費やし、映像信号の処理速度
が遅くなってしまう。すなわち、カメラの光学系の焦点
状態を調節するオートフォーカスの場合など、その応答
性が悪くなり、また光学系の入射光量を調節するオート
アイリス等の応答性が悪くなるといった不具合が生じて
しまう。
解決することを目的としてなされたもので、以下の構成
を備える。
において、デジタル化された映像信号を所定の制御デー
タに基づいて処理する信号処理手段と、該制御データを
格納する格納手段と、該制御データ内の少なくとも映像
信号に影響を与えるデータの書き込みを、映像信号の帰
線期間に行うよう制御する制御手段とを備えることを特
徴とする。
像を撮像素子により電気信号に変換し、この映像信号を
A/D変換してデジタル信号処理を行ない、更にD/A
変換して規格化された映像信号を得るビデオカメラにお
いて、マイコンと信号処理部との各内部データレジスタ
の間で、複数のビットのデジタル信号を1ワードのデー
タとして該データを通信するにあたり、マイコンと信号
処理部との間に介在するインタフェース部に複数の制御
レジスタを設定し、映像信号の有効映像期間内に論理演
算部から信号処理部へ送るデータが転送された場合に、
一時的に該制御レジスタに該転送データを転送先のアド
レスと共に記憶させ、次に到来する映像信号の帰線期間
内に該制御レジスタから信号処理部の内部の該転送先の
アドレスに対応したレジスタへ該転送データを転送する
ことを特徴とする。
記憶されている制御レジスタの個数をカウントするカウ
ンタを更に備え、該カウンタの値により、制御レジスタ
の全てに転送データ並びに転送先アドレスが未転送のま
ま収納されている場合は、マイコンよりデータ書き込み
命令が到来しても、次の映像信号の帰線期間になるまで
は通信のためのクロックをマイコンへ供給しないことを
特徴とする。また、前記インタフェース部にアドレス及
びデータを制御レジスタの出力又はマイコンから直接出
力する選択手段を設けることを特徴とする。
デオカメラであって、複数ビットのデジタル信号を1ワ
ードのデータとして、マイコンと信号処理部の内部デー
タレジスタとの間で通信するにあたり、外部読出レジス
タにデータが書き込まれた時に各読み出しレジスタに対
応するビットの状態が変化するステータスレジスタを備
え、マイコンが外部レジスタのアドレスを設定する時、
あるいは外部書込レジスタにデータを転送するために通
信を行う時に、該アドレスまたはデータの転送と同時に
前記ステータスレジスタをマイコンから読み出せるよう
にしたことを特徴とする。ここで、前記ステータスレジ
スタは、ビデオカメラの同期信号のタイミング情報を有
する。
複数の制御レジスタを設け、映像信号の有効期間内にマ
イコンから信号処理部4へデータ転送命令があった場合
は、一時的にインタフェース部の該制御レジスタにその
転送データと転送先アドレスを記憶させておき、次に到
来する映像信号の帰線期間内にそのデータを信号処理部
へ転送させ、更にインタフェース部5において全ての制
御レジスタが未転送のまま前記データ及びアドレスが収
納されている時は、マイコンから信号処理部へのデータ
書き込み命令がインタフェース部5に送られてきても、
インタフェース部は次の映像信号の帰線期間になるまで
通信のためのクロックを供給しないようにする。映像信
号の有効映像期間内に、信号処理部内においてデータが
書き込まれているレジスタのデータシフト中にマイコン
から転送されるべきデータと異なったデータが信号処理
に伴うデータとして出力されても、それは有効画面に影
響しないことになる。
通信において、マイコンからインタフェース部へアドレ
ス信号を転送あるいはデータ信号を転送する場合、常に
上記通信のクロックに同期させたステータスレジスタの
データをインタフェース部からマイコンへ転送させるこ
とにより、マイコンが読出レジスタのデータをうけとる
までの工程として、(1)適切な番地のデータ転送ある
いはアドレス転送,(2)読出レジスタのアドレス指
定,(3)読出レジスタのデータ転送,といった3つの
シリアル通信で済ませ、更に(2)と(3)が連続する
場合、先に行われた(3)の通信により得られたステー
タスレジスタのデータにより次のアドレス指定を行う。
従って、実質的に2つのシリアル通信で済ませることが
でき、マイコンとのシリアル通信を必要最小限の時間で
行うことができる。
4,図5並びに従来例の図1,図2を用いて説明する。
図3は本発明の実施例の構成を示すブロック図、図4及
び図5は図3に示すマイコン6とインタフェース5及び
信号処理部4との間のシリアル通信のタイミングを表わ
す図である。
各要素は図1に示す従来例と同じである。インタフェー
ス5の内部において511〜514はアドレス記憶用制
御レジスタ、521〜524はデータ記憶用制御レジス
タ、53はアドレス記憶用制御レジスタ514の出力に
よりデータを転送すべきレジスタのアドレス設定を行な
い、そのレジスタに対しクロック信号を送るデコーダで
ある。
てインタフェース部5にデータ書き込み命令を与え、イ
ンタフェース部5において図2のBに示す従来例の通信
タイミングと同様にマイコン6にCLKラインを通して
クロック信号を送り、マイコン6ではこのクロック信号
に同期させてデータをインタフェース部5に転送する。
図4はこの通信のタイミングを表わすものである。従来
例と同様、データを書き込むレジスタのアドレスは前も
って図4に(1)で示す通信によりインタフェース部5
へ転送しておく。
イコン6からとりこんだ書き込みデータDa0〜Da7
とその書き込み先のアドレスAa0〜Aa7を、図4に
示すタイミング(1)と(2)の手順に従い、図3に示
すデータ記憶用制御レジスタ521及びアドレス記憶用
制御レジスタ511へ一時的に転送して記憶させてお
く。これらのインタフェース部5にある各制御レジスタ
は、例えば信号処理部4内部の書き込みレジスタと同
様、シリアル入力・パラレル出力のシフトレジスタで構
成されていて、例えばこの状態で更にマイコン6からデ
ータ書き込み命令があると、このデータDa0〜Da7
及びアドレスをAa0〜Aa7を同様に521,511
の各制御レジスタに転送し、同時に以前制御レジスタ5
21,511の各制御レジスタに転送し、同時に以前制
御レジスタ521,511に記憶されていたデータ及び
アドレスは次の制御レジスタ522,521にそれぞれ
シフトとして転送される。これらのデータ転送は、図3
に示すADR_CLK,DATA_CLKのクロックに
より、図4に示すタイミングで行なう。
込みデータ及び転送先アドレスは、映像信号の有効映像
期間においては、上記制御レジスタ521〜524,5
11〜514記憶させておくだけで、信号処理部4への
データ転送は行なわない。インタフェース部5におい
て、HBLK入力から映像信号の帰線期間の情報を得た
とき、アドレス記憶用制御レジスタ511〜514のア
ドレス情報に基づき転送先のレジスタを定め、これに対
してのみクロックラインWCLK1〜nの内の1本を介
してクロック信号を送り、このクロック信号に同期させ
てデータ記憶用制御レジスタ521〜524のデータを
WRラインを通して転送先の書き込みレジスタ411〜
41nの1つに転送する。
いて、図5のアドレス設定に示すタイミングに制御レジ
スタ514のパラレル出力よりアドレス情報を取り込
み、アドレス設定を行なう。更にデコーダ53はこの設
定されたアドレスの書き込みレジスタ411〜41nの
うちのどれかに対してのみ、クロックラインWCLK1
〜nのうちのどれかを選択して通信のためのクロック
を、図5にWCLK1〜nで示すタイミングで発生す
る。同時に制御レジスタ521〜524に対して図5に
DATA_CLKで示すタイミングでクロックを送り、
制御レジスタ524はこのクロックに同期して図5に示
すシリアル出力を出力する。このクロック及びデータ出
力により、データDa0〜Da7及びDb0〜Db7は
それぞれのアドレスであるAa0〜Aa7,Ab0〜A
b7の書き込みレジスタにとり込まれる。
ら送られたデータ及びアドレスはそれぞれ2ワードずつ
なので、帰線期間開始時は、図3に示す制御レジスタ5
11〜514と521〜524のうち、511と512
にアドレスが、521と522にデータが記憶されてい
て、残りの513と514並びに523と524の制御
レジスタは空の状態になっている。従って図5に示すデ
ータ転送のタイミングで最初の2ワード分の転送タイミ
ング(1),(2)では、データとアドレスがともに
“0”として出力されている。
効映像期間内に多くのはデータ書き込み命令がマイコン
6からあった場合、インタフェース部5の制御レジスタ
の記憶し得る許容量を越えてしまうことがある。このと
きは、最初に記憶されたデータ及びアドレスから順に転
送されずにデータシフトして内容が失われてしまう。
から1つもデータ書き込み命令がなかった場合でも、次
の帰線期間には空のままデータ転送を行なってしまうこ
とになり、この動作の分だけ消費電力が増えてしまう。
ン6によるデータ書き込み命令により記憶された制御レ
ジスタの個数をカウントするカウンタを設け、このカウ
ンタのカウント値により全ての制御レジスタに転送デー
タ及び転送先アドレスが未転送のまま収納されている時
は、マイコンに対するクロックを発生するクロック発生
器に禁止命令を与え、マイコンにクロックを与えないよ
うにするとともに、1つの有効映像期間が終了してもそ
の間何もマイコンからデータ書き込み命令がなかった場
合は、カウンタのカウント値によりこれを判別し、帰線
期間になっても制御レジスタから信号処理部4へデータ
転送を行なわないようにすることにより、1つの有効映
像期間にマイコン6から制御レジスタの許容量を越えた
書き込み命令が送られても次の有効映像期間になるまで
マイコン6を待機させて、制御レジスタのデータ消失を
防ぎ、更に制御レジスタが全て空の状態の時は帰線期間
になっても信号処理部へ無駄な転送を防ぎ、消費電力を
低減させるようにしたものである。
のものは、同様の大気を示すブロック図であり、54は
アドレス記憶用制御レジスタ511〜514とデータ記
憶用制御レジスタ521〜524に記憶されているワー
ド数をカウントするカウンタ、55はクロック信号を発
生するクロック発生器である。
にアドレス指定及びデータ書き込み命令が送られると、
制御レジスタ521と511にそれぞれアドレスとデー
タが転送される。このとき、カウンタ54はアドレスク
ロック信号ADR_CLKをカウントし、1つの有効映
像期間に何ワード分のアドレス及びデータが制御レジス
タに転送されたかカウントする。
用、アドレス記憶用ともそれぞれ4ワード分ずつの備え
ているのが、有効映像期間においてマイコン6が5つ以
上のデータ書き込み命令をインタフェース部5へ与えた
場合、カウンタ54が有効映像期間内のマイコン6から
制御レジスタ間の転送回数をADR_CLK信号で数
え、該カウント数が4以上になると図6に示すクロック
発生器55に禁止命令を与える。クロック発生器はこの
禁止命令により、マイコン6が書き込み、あるいはアド
レス指定の命令をインタフェース部5に送っても通信の
ためのクロックは発生しない。この場合、マイコン6は
次の帰線期間において制御レジスタ511〜514,5
21〜524のデータ及びアドレスが信号処理部4へ転
送されるまで待機状態になる。
から1つもデータ書き込み命令がなかったときは、これ
をカウンタ54においてそのカウント値より判断し、A
DR_CLK,DATA_CLKの各クロックの禁止命
令をだし、帰線期間に至ってもクロック発生器55から
制御レジスタに対するクロック信号を発生させないよう
にする。この場合、制御レジスタ511〜514,52
1〜524から信号処理部4へのデータ転送は行なわれ
ない。
は、マイコンからデータを受けとる側からクロックを発
生させるスレーブモードの場合、クロックを停止させる
とマイコン6は全ての演算を中止してクロックが送られ
るまで待機状態になる。本実施例においてはこの待機状
態中が帰線期間になるまで続く、しかしこの間にもマイ
コンに演算させたい場合は、別にマイコン6とインタフ
ェース部5との間に入出力ポートを設け、このポートに
より制御レジスタに空きがあるか否かの情報を与え、マ
イコン6ではこの情報により制御レジスタに空きがない
時は書き込み命令をださないようにするということも考
えられる。この場合は待機中でも他の演算が可能であ
る。
からデータ書き込み命令がくると一旦インタフェース部
5の制御レジスタにデータ及びアドレスを収納してから
その制御レジスタから信号処理部へデータ転送を行なう
ため1つのデータ転送を行なうのに2回の通信を行なう
必要があり、クロックレートの遅いマイコンでは垂直ブ
ランキング期間に必要な数のデータを転送しきれない場
合がある。
レス指定を垂直帰線中は直接マイコンのデータライン出
力により行ない、更に信号処理部4の書き込みレジスタ
に対するデータ出力と制御レジスタ出力との間に切り換
えスイッチを設け、信号処理部4の書き込みレジスタに
対するデータ出力を制御レジスタとマイコン6からのデ
ータラインとの間で垂直帰線期間信号(以下VBLKと
略す)により切り換え、垂直帰線期間中は制御レジスタ
を介さずにデータ通信を行なうようにすることにより、
クロックレートの遅いマイコンでも必要なデータ量を垂
直帰線期間内に転送し得るようにしたものである。
体的に説明する。
ク図、図8は垂直帰線期間におけるマイコン6とインタ
フェース部5及びインタフェース部5と信号処理部4と
の通信のタイミングを示す図である。
4の内部の各要素5の内部の511〜514,521〜
524,53〜55までの各要素は図6に示すものと同
様であり、56は信号処理部4の内部の書き込みレジス
タに対するデータラインを、マイコンからのデータライ
ンと制御レジスタからの出力ラインとで切り換えるため
のスイッチである。
コーダ53は、VBLK信号が映像信号の垂直帰線期間
以外の映像期間である場合は、前記実施例と同様に、制
御レジスタ514のパラレル出力を優先してアドレス指
定を行ない、このときスイッチは制御レジスタ524の
シリアル出力側が選択されている。この状態で垂直帰線
期間以外の映像期間は、マイコン6からのデータ書き込
み命令があると、前記実施例と同様に制御レジスタ51
1〜514,521〜524を介して処理される。
を検知してデコーダ53は直接マイコン6からのシリア
ル入力を優先してアドレス設定を行なう。図8にこの過
程を示す。マイコン6からは図8の(1)に示すよう
に、アドレス指定の命令がMODEラインを介してイン
タフェース部5に送られるとクロック発生器55におい
てCLKを発生し、マイコン6はこのCLKに同期し
て、Aa0〜Aa7に示すアドレス信号をDWラインを
介してインタフェース部5へ送る。インタフェース部5
の内部のデコーダ53においては、図8に示すタイミン
グでアドレス設定を行う。このアドレスAaが設定され
た後、(2)に示すようにマイコン6がデータ書き込み
命令をインタフェース部5へ送ると、クロック発生器5
5は同様にCLKラインを通してマイコン6にクロック
信号を送り、マイコン6からはこれに同期して図8Da
0〜Da7に示すデータ信号をDWラインを介してイン
タフェース側へ送る。
イコンからのDWライン側に選択されていて、このマイ
コンからのデータ信号が直接WDラインを介して信号処
理部4の内部の書き込みレジスタ411〜41nの各シ
リアル入力へ送られる。デコーダ53は先に設定された
アドレスAaに基づき、このアドレスの書き込みレジス
タに対してのみクロックラインCLK1〜nを通して図
8に示すクロックを信号処理部4へ送る。信号処理部4
の内部の選択された書き込みレジスタは図8に示すタイ
ミングでデータDa(Da0〜Da7)が書き込まれ
る。
アドレス信号Ab0〜Ab7及びデータ書き込み命令D
b0〜Db7が送られてきても、垂直帰線期間内ならば
前記と同様にAb(Ab0〜Ab7)に示すアドレス設
定を行ない、これに相当する書き込みレジスタにDb
(Db0〜Db7)に示すデータが書き込まれる。
直接データ転送を行なってもよい期間は何も垂直帰線期
間だけとは限らない。たとえば、オートフォーカスを行
うための映像信号の情報を得る領域指定においては、映
像画面内において指定される領域以外の期間は、この領
域指定のための書き込みレジスタへ直接データ転送して
もかまわない。また、この種のデータは有効映像期間で
あっても転送ノイズは画面に影響しない。
外であっても、デコーダにおいてその設定されたアドレ
スで判断して直接マイコンから信号処理部へデータ転送
させることも考えられる。
用いて説明する。図9において1〜7までの要素及び4
の要素の内部の各要素は図1に示す従来例と同じであ
り、46はデータラインの切換えスイッチである。図1
0は、図9に示すマイコン6とインターフェース5との
間のシリアル通信のタイミングを表わす図である。
読み出しレジスタ421,…42nのうちのどれかがロ
ードされた場合、ロードされたレジスタに対応するステ
ータスレジスタのビットが立ち、そのレジスタが転送さ
れるまでホールドされる。一方、ロード信号はOR回路
44を介してマイコン6に割り込みをかけ、マイコン6
はこの割り込みにより適当なデータ転送を行う。従っ
て、割り込みがかかる以前に、設定されていたアドレス
に何かデータを書き込む必要があればそのデータ転送を
行う。必要がなければ適当なアドレス指定を行うための
通信を行う。
ンの切換えスイッチ46をステータスレジスタの出力側
に切換え、マイコン6からデータ、あるいはアドレスを
インターフェース部5に転送するタイミングと同期して
インターフェース部5はステータスレジスタ43にクロ
ックを送る。ステータスレジスタ43は図10のA,B
に示すように、前記クロックに同期してステータスレジ
スタのデータをDRラインを介してマイコン6に転送す
る。以上の過程で、信号処理部4の内部で読み出しレジ
スタがロードされてからマイコン6がその読み出しレジ
スタのアドレス情報であるステータスレジスタ43のデ
ータを受け取るための通信は、図10のA,Bのうちの
どちらか1つのシリアル通信を行えば済む。
のデータを受け取り、次に前記のロードされた読み出し
レジスタのデータを受け取るには、従来例と同様に、イ
ンターフェース部5に対してアドレス指定とデータ読み
出しの2つのシリアル通信を行えばよい。また、このと
きのアドレス指定の通信を行う前に再び別の読み出しレ
ジスタがロードされ、マイコン6に割り込みがかかった
場合、アドレス指定の通信を行うと同時にステータスレ
ジスタ43のデータが転送されてくるので、この時にマ
イコン6は次の読み出すべき読み出しレジスタのアドレ
ス情報が得られる。
レジスタのロードが連続する場合、マイコン6がインタ
ーフェース部5に対してある読み出しレジスタのアドレ
ス指定を行うと同時にステータスレジスタの情報によ
り、次に読み出すべき読み出しレジスタのアドレス情報
を得ることができるので、1つの読み出しレジスタのデ
ータを読み出すのにアドレス指定とデータ読み出しの2
つの通信で済むことになる。
れるデータは何も読み出しレジスタのアドレス情報だけ
と限る必要はない。例えば、ビデオカメラの映像信号と
同期した水平同期信号と垂直同期信号(以下それぞれH
D,VDと略す)は、その信号処理過程において重要な
働きをするが、マイコン6との通信においても、これら
の同期信号に対してタイミングを考慮して行った方が都
合がよい場合がある。例えば、信号処理する過程で信号
のゲイン、色バランス等の調整のためのデータをマイコ
ン6から信号処理部へ転送する場合、映像信号の有効映
像領域内で転送してしまうと書き込みレジスタのデータ
シフトは中は書き込むべきデータと全く異なったデータ
出力することがあり、レジスタによってはこれが映像画
面内でノイズとなって現われてしまう。
ータ転送を行った方がよいレジスタが存在する。このよ
うなレジスタはマイコン6が判断し、HD,VDのタイ
ミングを考慮してブランキング期間に転送を行う。この
ためのHD,VDの情報は、ステータスレジスタ43内
に専用のビットをもたせ、レジスタのアドレス指定やデ
ータ転送する間に読み込まれるステータス情報により得
ることが考えられる。尚、本発明は、複数の機器から構
成されるシステムに適用しても1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
タによる画面内のノイズを無くすと共に、映像信号の処
理速度を早くして、例えばカメラの光学系の焦点状態を
調節するオートフォーカス等の応答性、あるいは光学系
の入射光量を調節するオートアイリス等の応答性を改善
したビデオカメラを提供できる。
ンターフェース部5の内部に複数の制御レジスタを設
け、映像信号の有効期間内にマイコン6から信号処理部
4へデータ転送命令があった場合は、一時的に該制御レ
ジスタにその転送データを転送先アドレスと共に記憶さ
せておき、次の映像信号の帰線期間内にそのデータを信
号処理部4へ転送させ、更にインターフェース部5にお
いて全ての制御レジスタが未転送のままデータ及びアド
レスが収納されている時はマイコン6からデータ書き込
み命令がきても、次の映像信号の帰線期間になるまで通
信のためのクロックを供給しないようにすることによ
り、映像信号の有効映像期間内にマイコン6から信号処
理部4へデータ書き込み命令がきても、その後の映像信
号の帰線期間に信号処理部のデータ書き込みを行うため
に、信号処理部4内のデータが書き込まれているレジス
タに対して、データシフト中等に新たに転送されるべき
データと異なったデータをマイコン6より出力しても、
それは有効画面に影響しない。
つの有効映像期間にマイコン6からのデータ書き込み命
令により記憶された制御レジスタの個数をカウントする
カウンタを設け、このカウンタのカウント値により全て
の制御レジスタに転送データ及び転送先アドレスが未転
送のまま収納されている時は、マイコン6に対するクロ
ックを発生するクロック発生器に禁止命令を与え、マイ
コンにクロックを与えないようにするとともに、1つの
有効映像期間が終了してもその間何もマイコンからデー
タ書き込み命令がなかった場合は、カウンタのカウント
値によりこれを判別して、帰線期間になっても制御レジ
スタから信号処理部へデータ転送を行わないようにする
ことにより、1つの有効映像期間にマイコンから制御レ
ジスタの許容量を超えた書き込み命令が送られても次の
有効映像期間になるまでマイコンを待機させて、制御レ
ジスタのデータ消失を防ぎ、更に制御レジスタが全て空
の状態の時は帰線期間になっても信号処理部へ無駄な転
送を防ぎ、消費電力を低減させることができる。
部53におけるアドレス指定を垂直帰線期間中は直接マ
イコン6のデータライン出力により行い、更に信号処理
部4の書き込みレジスタに対するデータ出力と制御レジ
スタ出力との間に切り換えスイッチを設け、信号処理部
の書き込みレジスタに対するデータ出力を、制御レジス
タとマイコン6からのデータラインとの間で垂直帰線期
間信号(以下VBLKと略す)により切り換え、垂直帰
線期間中は制御レジスタを介さずにデータ通信を行うよ
うにすることにより、クロックレートの遅いマイコン6
でも必要なデータ量を垂直帰線期間内に転送し得るよう
にした。
インターフェース部5との通信において、DWラインを
通してマイコン6からインターフェース部5へアドレス
信号あるいはデータを転送する時は、常にDRラインを
介してステータスのデータをマイコンに転送させること
により、信号処理部4とマイコン6の間のシリアル通信
の回数を短縮することができ、更にステータス情報にH
D,VDの情報を加えることによりマイコン4から信号
処理部6の内部書き込みレジスタにデータ転送する場合
も適したタイミングでデータ転送することができる。
る。
ク図である。
る。
である。
ク図である。
ク図である。
る。
ク図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 映像信号をデジタル処理するビデオカメ
ラにおいて、 デジタル化された映像信号を所定の制御データに基づい
て処理する信号処理手段と、 該制御データを格納する格納手段と、 該制御データ内の少なくとも映像信号に影響を与えるデ
ータの書き込みを、映像信号の帰線期間に行うよう制御
する制御手段とを備えることを特徴とするビデオカメ
ラ。 - 【請求項2】 撮影レンズにより投影された被写体像を
撮像素子により電気信号に変換し、この映像信号をA/
D変換してデジタル信号処理を行ない、更にD/A変換
して規格化された映像信号を得るビデオカメラにおい
て、 マイコンと信号処理部との各内部データレジスタの間
で、複数のビットのデジタル信号を1ワードのデータと
して該データを通信するにあたり、マイコンと信号処理
部との間に介在するインタフェース部に複数の制御レジ
スタを設定し、 映像信号の有効映像期間内に論理演算部から信号処理部
へ送るデータが転送された場合に、一時的に該制御レジ
スタに該転送データを転送先のアドレスと共に記憶さ
せ、次に到来する映像信号の帰線期間内に該制御レジス
タから信号処理部の内部の該転送先のアドレスに対応し
たレジスタへ該転送データを転送することを特徴とする
ビデオカメラ。 - 【請求項3】 前記インタフェース部にデータが記憶さ
れている制御レジスタの個数をカウントするカウンタを
更に備え、 該カウンタの値により、制御レジスタの全てに転送デー
タ並びに転送先アドレスが未転送のまま収納されている
場合は、マイコンよりデータ書き込み命令が到来して
も、次の映像信号の帰線期間になるまでは通信のための
クロックをマイコンへ供給しないことを特徴とする請求
項2記載のビデオカメラ。 - 【請求項4】 前記インタフェース部にアドレス及びデ
ータを制御レジスタの出力又はマイコンから直接出力す
る選択手段を設けることを特徴とする請求項3記載のビ
デオカメラ。 - 【請求項5】 映像信号をデジタル演算処理するビデオ
カメラであって、 複数ビットのデジタル信号を1ワードのデータとして、
マイコンと信号処理部の内部データレジスタとの間で通
信するにあたり、外部読出レジスタにデータが書き込ま
れた時に各読み出しレジスタに対応するビットの状態が
変化するステータスレジスタを備え、 マイコンが外部レジスタのアドレスを設定する時、ある
いは外部書込レジスタにデータを転送するために通信を
行う時に、該アドレスまたはデータの転送と同時に前記
ステータスレジスタをマイコンから読み出せるようにし
たことを特徴とするビデオカメラ。 - 【請求項6】 前記ステータスレジスタは、ビデオカメ
ラの同期信号のタイミング情報を有することを特徴とす
る請求項5記載のビデオカメラ。
Priority Applications (7)
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