JPH07148781A - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置Info
- Publication number
- JPH07148781A JPH07148781A JP5300145A JP30014593A JPH07148781A JP H07148781 A JPH07148781 A JP H07148781A JP 5300145 A JP5300145 A JP 5300145A JP 30014593 A JP30014593 A JP 30014593A JP H07148781 A JPH07148781 A JP H07148781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colorant
- air
- resin material
- heating cylinder
- coloring agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/18—Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
- B29C45/1816—Feeding auxiliary material, e.g. colouring material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着色剤供給管の樹脂づまりを解消して着色剤
の供給量を安定させ、安定した色彩の成形品を成形す
る。 【構成】 ポンプ28によって着色剤が着色剤注入ノズ
ル27を通して加熱シリンダ2の内部に供給されるよう
になっている。着色剤注入ノズル27は中間部で二股に
分岐し、その一方が出口側へ向けてエアを送出可能なエ
ア送出管34となっている。エア送出管34には、電磁
弁35を介してエアポンプ36が接続され、電磁弁35
が開放されたときにエアポンプ36からエアが送り込ま
れるようになっている。各電磁弁35は、ポンプ28に
連動して開放され、樹脂材の計量時に各エアポンプ36
からエア送出管34を通して各着色剤注入ノズル27に
その出口27a側へ向けてエアを送出させるようになっ
ている。
の供給量を安定させ、安定した色彩の成形品を成形す
る。 【構成】 ポンプ28によって着色剤が着色剤注入ノズ
ル27を通して加熱シリンダ2の内部に供給されるよう
になっている。着色剤注入ノズル27は中間部で二股に
分岐し、その一方が出口側へ向けてエアを送出可能なエ
ア送出管34となっている。エア送出管34には、電磁
弁35を介してエアポンプ36が接続され、電磁弁35
が開放されたときにエアポンプ36からエアが送り込ま
れるようになっている。各電磁弁35は、ポンプ28に
連動して開放され、樹脂材の計量時に各エアポンプ36
からエア送出管34を通して各着色剤注入ノズル27に
その出口27a側へ向けてエアを送出させるようになっ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱シリンダの内部に
樹脂材およびリキッドカラー等の液状の着色剤を供給
し、樹脂材を加熱シリンダの内部で着色剤と混練しつつ
計量して金型に充填することにより、所望の色彩の成形
品を成形する射出成形装置に関する。
樹脂材およびリキッドカラー等の液状の着色剤を供給
し、樹脂材を加熱シリンダの内部で着色剤と混練しつつ
計量して金型に充填することにより、所望の色彩の成形
品を成形する射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の射出成形装置では、一般に、樹
脂材を貯蔵しかつ当該樹脂材を内部に供給するホッパ
と、着色剤を貯蔵する容器と、容器内の着色剤を着色剤
供給管を通して加熱シリンダの内部に供給するポンプ等
と、加熱シリンダの内部に軸方向に沿って位置するスク
リュウとが設けられている。そして、成形時には、樹脂
材がホッパ内から加熱シリンダの内部に供給されるとと
もにポンプ等により容器内の着色剤が着色剤供給管を通
して加熱シリンダの内部に供給され、加熱シリンダの内
部では樹脂材をヒータにより加熱して溶融し、かつスク
リュウの回転により樹脂材を着色剤と混練しつつ計量す
るようになっている。
脂材を貯蔵しかつ当該樹脂材を内部に供給するホッパ
と、着色剤を貯蔵する容器と、容器内の着色剤を着色剤
供給管を通して加熱シリンダの内部に供給するポンプ等
と、加熱シリンダの内部に軸方向に沿って位置するスク
リュウとが設けられている。そして、成形時には、樹脂
材がホッパ内から加熱シリンダの内部に供給されるとと
もにポンプ等により容器内の着色剤が着色剤供給管を通
して加熱シリンダの内部に供給され、加熱シリンダの内
部では樹脂材をヒータにより加熱して溶融し、かつスク
リュウの回転により樹脂材を着色剤と混練しつつ計量す
るようになっている。
【0003】ところで、着色剤供給管の出口をスクリュ
ウの外周から大きく離れた位置に設定すると、着色剤の
供給時に着色剤が飛散して加熱シリンダの内壁に付着
し、容器の交換等により色彩の異なる着色剤を加熱シリ
ンダの内部に供給して成形品の色替えをするときに当該
色替え前の着色剤が混入して色替性が悪くなり、従来で
は着色剤供給管の出口をスクリュウの外周に接近した位
置に設定して着色剤の飛散を防止するようにしていた。
ウの外周から大きく離れた位置に設定すると、着色剤の
供給時に着色剤が飛散して加熱シリンダの内壁に付着
し、容器の交換等により色彩の異なる着色剤を加熱シリ
ンダの内部に供給して成形品の色替えをするときに当該
色替え前の着色剤が混入して色替性が悪くなり、従来で
は着色剤供給管の出口をスクリュウの外周に接近した位
置に設定して着色剤の飛散を防止するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造では、樹脂材の計量時にスクリュウの回転により樹脂
材がスクリュウの外周外側に押されて着色剤供給管につ
まることがあり、このような場合には着色剤の供給量が
安定せず、安定した色彩の成形品を成形できないという
問題があった。
造では、樹脂材の計量時にスクリュウの回転により樹脂
材がスクリュウの外周外側に押されて着色剤供給管につ
まることがあり、このような場合には着色剤の供給量が
安定せず、安定した色彩の成形品を成形できないという
問題があった。
【0005】本発明は、着色剤供給管の樹脂づまりを解
消して着色剤の供給量を安定させることができる射出成
形装置を得ることが目的である。
消して着色剤の供給量を安定させることができる射出成
形装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱シリンダ
の内部に樹脂材および液状の着色剤を供給し、樹脂材を
加熱シリンダの内部で着色剤と混練しつつ計量して金型
に充填する射出成形装置であって、着色剤を貯蔵する容
器と、容器内の着色剤を着色剤供給管を通して加熱シリ
ンダの内部に供給する着色材供給手段と、着色剤供給管
にその出口側へ向けてエアを送出可能に連通するエア送
出管と、樹脂材の計量時に着色剤供給管にエア送出管を
通してエアを送出する送風手段と、を有していることを
特徴としている。
の内部に樹脂材および液状の着色剤を供給し、樹脂材を
加熱シリンダの内部で着色剤と混練しつつ計量して金型
に充填する射出成形装置であって、着色剤を貯蔵する容
器と、容器内の着色剤を着色剤供給管を通して加熱シリ
ンダの内部に供給する着色材供給手段と、着色剤供給管
にその出口側へ向けてエアを送出可能に連通するエア送
出管と、樹脂材の計量時に着色剤供給管にエア送出管を
通してエアを送出する送風手段と、を有していることを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、樹脂材の計量時には、送風手
段によりエア送出管を通して着色剤供給管にその出口側
に向けてエアが送出され、着色剤供給管に樹脂材がつま
ることがない。
段によりエア送出管を通して着色剤供給管にその出口側
に向けてエアが送出され、着色剤供給管に樹脂材がつま
ることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明が適用された射出成形装置を図
面に基づいて説明する。この射出成形装置では、図1に
示されるように金型1と、加熱シリンダ2と、ポリアセ
タール等の樹脂材3を貯蔵するホッパ4と、リキッドカ
ラー等の液状の着色剤5を貯蔵する容器としてのタンク
60とを有し、加熱シリンダ2の内部にホッパ4内の樹
脂材3およびタンク60内の着色剤5を供給し、樹脂材
3を加熱シリンダ2の内部で着色剤5と混練しつつ計量
して金型1に充填するようになっている。
面に基づいて説明する。この射出成形装置では、図1に
示されるように金型1と、加熱シリンダ2と、ポリアセ
タール等の樹脂材3を貯蔵するホッパ4と、リキッドカ
ラー等の液状の着色剤5を貯蔵する容器としてのタンク
60とを有し、加熱シリンダ2の内部にホッパ4内の樹
脂材3およびタンク60内の着色剤5を供給し、樹脂材
3を加熱シリンダ2の内部で着色剤5と混練しつつ計量
して金型1に充填するようになっている。
【0009】金型1は、固定ダイプレート6に取り付け
られた固定側金型7と、この固定側金型6に対向するよ
うに移動ダイプレート8に取り付けられた可動側金型9
と、可動側金型9が固定側金型7に対して接離するよう
に移動ダイプレート8をガイドするタイバー10とを有
している。移動ダイプレート8には、型締シリンダ11
のラム11aが連結され、型締シリンダ11によってタ
イバー10に沿って駆動されるになっている。型締シリ
ンダ11は可動側金型9が固定側金型7に当接して固定
側金型7と可動側金型9とが型締めされる位置および可
動側金型9が固定側金型7から離反して固定側金型7と
可動側金型9とが型開きされる位置に移動ダイプレート
8を駆動できるようになっている。固定側金型7と可動
側金型9とが型締めされた状態では、固定側金型7と可
動側金型9との間に所定形状のキャビティ12が形成さ
れるようになっている。固定側金型7には、キャビティ
12と連通するランナ13が形成されているとともにラ
ンナ13を通してキャビティ12と連通するスプル14
が形成されている。
られた固定側金型7と、この固定側金型6に対向するよ
うに移動ダイプレート8に取り付けられた可動側金型9
と、可動側金型9が固定側金型7に対して接離するよう
に移動ダイプレート8をガイドするタイバー10とを有
している。移動ダイプレート8には、型締シリンダ11
のラム11aが連結され、型締シリンダ11によってタ
イバー10に沿って駆動されるになっている。型締シリ
ンダ11は可動側金型9が固定側金型7に当接して固定
側金型7と可動側金型9とが型締めされる位置および可
動側金型9が固定側金型7から離反して固定側金型7と
可動側金型9とが型開きされる位置に移動ダイプレート
8を駆動できるようになっている。固定側金型7と可動
側金型9とが型締めされた状態では、固定側金型7と可
動側金型9との間に所定形状のキャビティ12が形成さ
れるようになっている。固定側金型7には、キャビティ
12と連通するランナ13が形成されているとともにラ
ンナ13を通してキャビティ12と連通するスプル14
が形成されている。
【0010】加熱シリンダ2には、前端部に固定側金型
7のスプル14と嵌合するノズル15が形成されている
とともに後端部にホッパ4の下部と嵌合してホッパ4内
の樹脂材3が供給される材料供給口16が形成されてい
る。また、加熱シリンダ2には、外周にヒータ17が取
り付けられているとともに内部に軸方向へ沿ってスクリ
ュウ18が設けられ、ホッパ4内から材料供給口16を
通して供給された樹脂材3をヒータ17により加熱して
溶融し、かつスクリュウ18の回転によりノズル15側
に移送して計量するようになっている。スクリュウ18
は歯車19、20を介して駆動モータ21の駆動力で回
転駆動されるようになっている。また、スクリュウ18
は射出シリンダ22と連結され、射出シリンダ22の駆
動力でノズル15側へ向けて進退可能となっており、ノ
ズル15側への前進により樹脂材3をノズル15からラ
ンナ13を通してキャビティ12に射出するようになっ
ている。なお、スクリュウ18はノズル15側に向けて
徐々に太径となっており、回転駆動時に樹脂材3を剪断
しつつ加熱して溶融する作用も有している。
7のスプル14と嵌合するノズル15が形成されている
とともに後端部にホッパ4の下部と嵌合してホッパ4内
の樹脂材3が供給される材料供給口16が形成されてい
る。また、加熱シリンダ2には、外周にヒータ17が取
り付けられているとともに内部に軸方向へ沿ってスクリ
ュウ18が設けられ、ホッパ4内から材料供給口16を
通して供給された樹脂材3をヒータ17により加熱して
溶融し、かつスクリュウ18の回転によりノズル15側
に移送して計量するようになっている。スクリュウ18
は歯車19、20を介して駆動モータ21の駆動力で回
転駆動されるようになっている。また、スクリュウ18
は射出シリンダ22と連結され、射出シリンダ22の駆
動力でノズル15側へ向けて進退可能となっており、ノ
ズル15側への前進により樹脂材3をノズル15からラ
ンナ13を通してキャビティ12に射出するようになっ
ている。なお、スクリュウ18はノズル15側に向けて
徐々に太径となっており、回転駆動時に樹脂材3を剪断
しつつ加熱して溶融する作用も有している。
【0011】タンク60は複数個設けられ、これらには
それぞれ色彩の異なる着色剤5が貯蔵されている。各タ
ンク60と加熱シリンダ2との間には、それぞれ着色剤
供給管23が設けられ、これらの各着色剤供給管23を
通して各タンク60内の着色剤5をそれぞれ加熱シリン
ダ2の内部に供給するようになっている。
それぞれ色彩の異なる着色剤5が貯蔵されている。各タ
ンク60と加熱シリンダ2との間には、それぞれ着色剤
供給管23が設けられ、これらの各着色剤供給管23を
通して各タンク60内の着色剤5をそれぞれ加熱シリン
ダ2の内部に供給するようになっている。
【0012】着色剤供給管23は、タンク60の蓋24
にタンク60内の着色剤5に浸漬するように取り付けら
れているノズル25と、このノズル25に接続されてい
る可撓性チューブ26と、この可撓性チューブ26を介
してノズル25に接続されているとともに加熱シリンダ
2の材料供給口16に差し込まれている着色剤注入ノズ
ル27とを有している。
にタンク60内の着色剤5に浸漬するように取り付けら
れているノズル25と、このノズル25に接続されてい
る可撓性チューブ26と、この可撓性チューブ26を介
してノズル25に接続されているとともに加熱シリンダ
2の材料供給口16に差し込まれている着色剤注入ノズ
ル27とを有している。
【0013】各可撓性チューブ26の中間部には、それ
ぞれポンプ28が対応して設けられ、樹脂材3の計量時
に各ポンプ28を選択的に駆動して所望のタンク60内
の着色剤5を加熱シリンダ2の内部に送出するようにな
っている。ポンプ28には、図2に示されるようにハウ
ジング29が設けられ、このハウジング29の下方から
その内部を経てハウジング29の下方に至るように可撓
性チューブ26の中間部が設置されている。ハウジング
29の内部には、ロータ30が回転可能に取り付けら
れ、このロータ30の外周に可撓性チューブ26の中間
部が掛け回されている。ロータ30の外周には、可撓性
チューブ26をハウジング29の内壁とで部分的に挟圧
する複数個のローラ31が取り付けられ、ロータ30の
回転によりタンク60内の着色剤5を加熱シリンダ2の
内部に送出するようになっている。これらの各ポンプ2
8は、それぞれ独立した支持フレーム32に取り付けら
れ、この支持フレーム32にはロータ30の回転速度な
どの指定を行うスイッチ33が設けられ、このスイッチ
33の操作により所定量の着色剤5をタンク60内から
加熱シリンダ2の内部に送出するようになっている。
ぞれポンプ28が対応して設けられ、樹脂材3の計量時
に各ポンプ28を選択的に駆動して所望のタンク60内
の着色剤5を加熱シリンダ2の内部に送出するようにな
っている。ポンプ28には、図2に示されるようにハウ
ジング29が設けられ、このハウジング29の下方から
その内部を経てハウジング29の下方に至るように可撓
性チューブ26の中間部が設置されている。ハウジング
29の内部には、ロータ30が回転可能に取り付けら
れ、このロータ30の外周に可撓性チューブ26の中間
部が掛け回されている。ロータ30の外周には、可撓性
チューブ26をハウジング29の内壁とで部分的に挟圧
する複数個のローラ31が取り付けられ、ロータ30の
回転によりタンク60内の着色剤5を加熱シリンダ2の
内部に送出するようになっている。これらの各ポンプ2
8は、それぞれ独立した支持フレーム32に取り付けら
れ、この支持フレーム32にはロータ30の回転速度な
どの指定を行うスイッチ33が設けられ、このスイッチ
33の操作により所定量の着色剤5をタンク60内から
加熱シリンダ2の内部に送出するようになっている。
【0014】着色剤注入ノズル27は加熱シリンダ2の
材料供給口16に鉛直に差し込まれて着色剤5を加熱シ
リンダ2の内部に円滑に流入させるようになっている。
着色剤注入ノズル27の出口27aは、着色剤5の供給
時に着色剤5が飛散して加熱シリンダ2の内壁に付着し
ないようにスクリュウ18の外周に接近した位置に設定
されている。この着色剤注入ノズル27は中間部で二股
に分岐し、その一方に可撓性チューブ26が接続され、
他方は出口27a側へ向けてエアを送出可能なエア送出
管34となっている。エア送出管34には、電磁弁35
を介して送風手段としてのエアポンプ36が接続され、
電磁弁35が開放されたときにエアポンプ35からエア
が送り込まれるようになっている。各電磁弁35は、ポ
ンプ28に連動して開放され、樹脂材3の計量時に各エ
アポンプ36からエア送出部34を通して各着色剤注入
ノズル27にその出口27a側へ向けてエアを送出させ
るようになっている。
材料供給口16に鉛直に差し込まれて着色剤5を加熱シ
リンダ2の内部に円滑に流入させるようになっている。
着色剤注入ノズル27の出口27aは、着色剤5の供給
時に着色剤5が飛散して加熱シリンダ2の内壁に付着し
ないようにスクリュウ18の外周に接近した位置に設定
されている。この着色剤注入ノズル27は中間部で二股
に分岐し、その一方に可撓性チューブ26が接続され、
他方は出口27a側へ向けてエアを送出可能なエア送出
管34となっている。エア送出管34には、電磁弁35
を介して送風手段としてのエアポンプ36が接続され、
電磁弁35が開放されたときにエアポンプ35からエア
が送り込まれるようになっている。各電磁弁35は、ポ
ンプ28に連動して開放され、樹脂材3の計量時に各エ
アポンプ36からエア送出部34を通して各着色剤注入
ノズル27にその出口27a側へ向けてエアを送出させ
るようになっている。
【0015】次に、作用を説明する。成形時には、ホッ
パ4内の樹脂材3が材料供給口16を通して加熱シリン
ダ2の内部に供給される。加熱シリンダ2の内部では、
樹脂材3がヒータ17により溶融されつつスクリュウ1
8の回転によりノズル15側に移送されて計量される。
この計量時には、各ポンプ28が選択的に駆動されて所
望のタンク60内の着色剤5が材料供給口16を通して
加熱シリンダ2の内部に供給され、加熱シリンダ2の内
部ではスクリュウ18の回転により樹脂材3が着色剤5
と混練されつつ計量される。
パ4内の樹脂材3が材料供給口16を通して加熱シリン
ダ2の内部に供給される。加熱シリンダ2の内部では、
樹脂材3がヒータ17により溶融されつつスクリュウ1
8の回転によりノズル15側に移送されて計量される。
この計量時には、各ポンプ28が選択的に駆動されて所
望のタンク60内の着色剤5が材料供給口16を通して
加熱シリンダ2の内部に供給され、加熱シリンダ2の内
部ではスクリュウ18の回転により樹脂材3が着色剤5
と混練されつつ計量される。
【0016】そして、型締シリンダ11によって固定側
金型7と可動側金型9とが型締めされると、射出シリン
ダ22の駆動力でスクリュウ18がノズル15側へ向け
て前進して樹脂材3をノズル15からキャビティ12に
射出し、キャビティ12に樹脂材3が充填される。キャ
ビティ12に充填された樹脂材3は、キャビティ12内
で固化し、これによって所望の色彩の成形品が成形され
る。
金型7と可動側金型9とが型締めされると、射出シリン
ダ22の駆動力でスクリュウ18がノズル15側へ向け
て前進して樹脂材3をノズル15からキャビティ12に
射出し、キャビティ12に樹脂材3が充填される。キャ
ビティ12に充填された樹脂材3は、キャビティ12内
で固化し、これによって所望の色彩の成形品が成形され
る。
【0017】ここで、樹脂材3の計量時には、ポンプ2
8に連動して電磁弁35が開放されて各エアポンプ36
からエア送出管34を通して各着色剤注入ノズル27に
その出口27a側へ向けてエアが送出され、各着色剤注
入ノズル27に樹脂材3がつまることがない。
8に連動して電磁弁35が開放されて各エアポンプ36
からエア送出管34を通して各着色剤注入ノズル27に
その出口27a側へ向けてエアが送出され、各着色剤注
入ノズル27に樹脂材3がつまることがない。
【0018】したがって、各着色剤供給管23が樹脂づ
まりを生ずることがなく、着色剤の供給量が安定し、安
定した色彩の成形品を成形できる。
まりを生ずることがなく、着色剤の供給量が安定し、安
定した色彩の成形品を成形できる。
【0019】なお、上記実施例では、各エア送出管34
にそれぞれ電磁弁35を介してエアポンプ36を接続し
たが、電磁弁35を省略し、各エア送出管34にそれぞ
れエアポンプ36を直接接続するようにしてもよく、ま
た各エア送出管34を単一のエア送出管に接続し、この
エア送出管にエアポンプ36を接続して単一のエアポン
プ36により各エア送出管34にエアを送出させるよう
にしてもよい。
にそれぞれ電磁弁35を介してエアポンプ36を接続し
たが、電磁弁35を省略し、各エア送出管34にそれぞ
れエアポンプ36を直接接続するようにしてもよく、ま
た各エア送出管34を単一のエア送出管に接続し、この
エア送出管にエアポンプ36を接続して単一のエアポン
プ36により各エア送出管34にエアを送出させるよう
にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る射出成
形装置では、樹脂材の計量時にエア送出管を通して着色
剤供給管にその出口側へ向けてエアを送出する送風手段
を設けたので、着色剤供給管の樹脂づまりが解消されて
着色剤の供給量が安定し、安定した色彩の成形品を成形
できるという優れた効果を有する。
形装置では、樹脂材の計量時にエア送出管を通して着色
剤供給管にその出口側へ向けてエアを送出する送風手段
を設けたので、着色剤供給管の樹脂づまりが解消されて
着色剤の供給量が安定し、安定した色彩の成形品を成形
できるという優れた効果を有する。
【図1】本発明が適用された射出成形装置の概略構成を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
1 金型 2 加熱シリンダ 3 樹脂材 5 着色剤 23 着色剤供給管 34 エア送出管 36 エアポンプ(送風手段) 60 タンク(容器)
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱シリンダの内部に樹脂材および液状
の着色剤を供給し、上記樹脂材を上記加熱シリンダの内
部で上記着色剤と混練しつつ計量して金型に充填する射
出成形装置であって、 上記着色剤を貯蔵する容器と、 上記容器内の上記着色剤を着色剤供給管を通して上記加
熱シリンダの内部に供給する着色材供給手段と、 上記着色剤供給管にその出口側へ向けてエアを送出可能
に連通するエア送出管と、 上記樹脂材の計量時に上記着色剤供給管に上記エア送出
管を通してエアを送出する送風手段と、 を有していることを特徴とする射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30014593A JP3340823B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30014593A JP3340823B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07148781A true JPH07148781A (ja) | 1995-06-13 |
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JP2017001338A (ja) * | 2015-06-14 | 2017-01-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 液状着色剤対応溶融吐出装置および液状着色剤注入装置並びに液状着色剤対応溶融吐出装置の制御方法 |
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---|---|---|---|---|
JPH04156312A (ja) * | 1990-10-20 | 1992-05-28 | Shisuko:Kk | 着色樹脂成形装置 |
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1993
- 1993-11-30 JP JP30014593A patent/JP3340823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04156312A (ja) * | 1990-10-20 | 1992-05-28 | Shisuko:Kk | 着色樹脂成形装置 |
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JP2017001338A (ja) * | 2015-06-14 | 2017-01-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 液状着色剤対応溶融吐出装置および液状着色剤注入装置並びに液状着色剤対応溶融吐出装置の制御方法 |
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