JPH07127317A - キーレスエントリー装置 - Google Patents
キーレスエントリー装置Info
- Publication number
- JPH07127317A JPH07127317A JP29411593A JP29411593A JPH07127317A JP H07127317 A JPH07127317 A JP H07127317A JP 29411593 A JP29411593 A JP 29411593A JP 29411593 A JP29411593 A JP 29411593A JP H07127317 A JPH07127317 A JP H07127317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- transmission
- reception
- codes
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信ごとに送信コードが変更されるようにし
た装置の信頼性を向上する。 【構成】 受信コードより進んだ送信コードが送信器1
から送信された場合に、その送信コードに対応して次回
に送信コードと受信コードが一致するコードまで受信器
2の受信コードを進めるようにした。 【効果】 応答動作が可能なキーコード信号が1個に限
定されるので、異なる送信器からの送信やラーニングリ
モコン等による不正使用者の操作によって応答動作がな
される可能性は極めて低くなる。また送信コードと受信
コードにずれが生じても、正規の送信器と受信器の間で
は容易にずれを修正できるので、信頼性が高く、使用し
やすい装置を得ることができる。
た装置の信頼性を向上する。 【構成】 受信コードより進んだ送信コードが送信器1
から送信された場合に、その送信コードに対応して次回
に送信コードと受信コードが一致するコードまで受信器
2の受信コードを進めるようにした。 【効果】 応答動作が可能なキーコード信号が1個に限
定されるので、異なる送信器からの送信やラーニングリ
モコン等による不正使用者の操作によって応答動作がな
される可能性は極めて低くなる。また送信コードと受信
コードにずれが生じても、正規の送信器と受信器の間で
は容易にずれを修正できるので、信頼性が高く、使用し
やすい装置を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送信器から所定のキ
ーコード信号を送信して解錠などの応答動作を行わせる
ようにしたキーレスエントリー装置に関するものであ
る。
ーコード信号を送信して解錠などの応答動作を行わせる
ようにしたキーレスエントリー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のキーレスエントリー装置は、送
信器から送られた送信コードと受信器側の受信コードと
が一致した場合に解錠等の応答動作が行われるようにな
っており、ラーニングリモコン等による不正使用の対策
として、送信ごとに送信コードを変更し、これに対応し
て受信側の受信コードを順次切り替えるようにした装置
もある。この装置は受信側から送信側への送信機能を持
たない単方向通信方式となっており、キーコード信号の
切り替えは例えば一定の計算式によって行われ、計算式
を装置ごとに異ならせておくことによって、同一の計算
式を持つ送信器と受信器の特定の組合せが得られるので
ある。
信器から送られた送信コードと受信器側の受信コードと
が一致した場合に解錠等の応答動作が行われるようにな
っており、ラーニングリモコン等による不正使用の対策
として、送信ごとに送信コードを変更し、これに対応し
て受信側の受信コードを順次切り替えるようにした装置
もある。この装置は受信側から送信側への送信機能を持
たない単方向通信方式となっており、キーコード信号の
切り替えは例えば一定の計算式によって行われ、計算式
を装置ごとに異ならせておくことによって、同一の計算
式を持つ送信器と受信器の特定の組合せが得られるので
ある。
【0003】このような装置では、例えば受信器が送信
コードを受信しできない状態で送信器を単独で操作する
と送信器の送信コードのみが次のキーコード信号に進
み、送信コードと受信コードとがずれてしまうことがあ
る。このため、受信器側は一定範囲内の複数個のキーコ
ード信号に対して応答できるように備えておく必要があ
り、それだけ不正使用等に対しても応答する可能性が高
くなって信頼性が低下するという問題があった。
コードを受信しできない状態で送信器を単独で操作する
と送信器の送信コードのみが次のキーコード信号に進
み、送信コードと受信コードとがずれてしまうことがあ
る。このため、受信器側は一定範囲内の複数個のキーコ
ード信号に対して応答できるように備えておく必要があ
り、それだけ不正使用等に対しても応答する可能性が高
くなって信頼性が低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
問題点に着目し、応答動作が可能となるキーコード信号
を1個に限定することによって装置の信頼性を高めるこ
とを課題としてなされたものである。
問題点に着目し、応答動作が可能となるキーコード信号
を1個に限定することによって装置の信頼性を高めるこ
とを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明では、受信コードより進んだ送信コード
が送信された場合に、その送信コードに対応して次回に
送信コードと受信コードが一致するコードまで受信器の
受信コードを進めるようにしている。
めに、この発明では、受信コードより進んだ送信コード
が送信された場合に、その送信コードに対応して次回に
送信コードと受信コードが一致するコードまで受信器の
受信コードを進めるようにしている。
【0006】この場合、受信器に送信コードが入力され
た時に、前回の受信コードを基準として今回の受信コー
ドを求め、この今回の受信コードを送信コードと対比す
ると共に今回の受信コードを次回の基準用として記録す
るようにし、且つ、入力された送信コードと今回の受信
コードが一致しない場合には、今回入力された送信コー
ドと一致するコードを次回の基準用の受信コードとして
記録するように受信器を構成することができる。
た時に、前回の受信コードを基準として今回の受信コー
ドを求め、この今回の受信コードを送信コードと対比す
ると共に今回の受信コードを次回の基準用として記録す
るようにし、且つ、入力された送信コードと今回の受信
コードが一致しない場合には、今回入力された送信コー
ドと一致するコードを次回の基準用の受信コードとして
記録するように受信器を構成することができる。
【0007】また、受信器に送信コードが入力された時
に、基準用として記録されている受信コードを送信コー
ドと対比すると共に基準用として記録されていた受信コ
ードより1つ進んだ受信コードを次回の基準用として記
録するようにし、且つ、入力された送信コードと基準用
の受信コードが一致しない場合には、今回入力された送
信コードより1つ進んだコードを次回の基準用の受信コ
ードとして記録するように受信器を構成することができ
る。
に、基準用として記録されている受信コードを送信コー
ドと対比すると共に基準用として記録されていた受信コ
ードより1つ進んだ受信コードを次回の基準用として記
録するようにし、且つ、入力された送信コードと基準用
の受信コードが一致しない場合には、今回入力された送
信コードより1つ進んだコードを次回の基準用の受信コ
ードとして記録するように受信器を構成することができ
る。
【0008】
【作用】受信器の受信コードを次回に送信コードと一致
するコードまで進めておくことにより、送信コードと受
信コードのずれが修正され、次回には正常な動作が可能
となる。
するコードまで進めておくことにより、送信コードと受
信コードのずれが修正され、次回には正常な動作が可能
となる。
【0009】
【実施例】次に、図示の一実施例について説明する。図
1は概略ブロック図、図2はキーコード信号の構成図で
ある。
1は概略ブロック図、図2はキーコード信号の構成図で
ある。
【0010】図1において、1は送信器、2は受信器、
3は例えば自動車ドアのロック装置など、この装置によ
る制御の対象となる受信側機器のアクチュエータであ
る。送信器1にはマイクロコンピュータ11、メモリ1
2、信号出力回路13、送信部14、送信スイッチ15
等が設けられており、また受信器2にはマイクロコンピ
ュータ21、メモリ22、受信部23、信号入力回路2
4、駆動回路25等が設けられている。
3は例えば自動車ドアのロック装置など、この装置によ
る制御の対象となる受信側機器のアクチュエータであ
る。送信器1にはマイクロコンピュータ11、メモリ1
2、信号出力回路13、送信部14、送信スイッチ15
等が設けられており、また受信器2にはマイクロコンピ
ュータ21、メモリ22、受信部23、信号入力回路2
4、駆動回路25等が設けられている。
【0011】メモリ12及び22は不揮発性のものであ
って、キーコード信号の切り替えに用いる同じ計算式を
それぞれ記憶させてあり、送信器1は送信スイッチ15
を操作するごとに計算式に従って新しいローリングコー
ドを算出し、これを含むキーコード信号を送信コードと
して送信部14から発信する。受信器2では、この送信
コードを受信部23で受信すると上記計算式によって送
信コードのローリングコードと対比されるローリングコ
ードを算出し、送信コードと受信コードが一致した時に
はマイクロコンピュータ21から駆動信号が出力され、
駆動回路25によりアクチュエータ3が駆動されて解錠
等の応答動作が行われる。送信部14と受信部23と
は、例えば赤外線や超音波によって信号の送受信を行う
ように構成されている。
って、キーコード信号の切り替えに用いる同じ計算式を
それぞれ記憶させてあり、送信器1は送信スイッチ15
を操作するごとに計算式に従って新しいローリングコー
ドを算出し、これを含むキーコード信号を送信コードと
して送信部14から発信する。受信器2では、この送信
コードを受信部23で受信すると上記計算式によって送
信コードのローリングコードと対比されるローリングコ
ードを算出し、送信コードと受信コードが一致した時に
はマイクロコンピュータ21から駆動信号が出力され、
駆動回路25によりアクチュエータ3が駆動されて解錠
等の応答動作が行われる。送信部14と受信部23と
は、例えば赤外線や超音波によって信号の送受信を行う
ように構成されている。
【0012】この装置で用いられるキーコード信号は図
2のように固定コードAと送信ごとに変化するローリン
グコードBとで構成されている。固定コードAは送信器
と受信器の特定の組合せごとに固定されたコードであっ
て、例えばこのキーレスエントリー装置が自動車ドアの
施解錠用であれば各自動車ごとに設定され、別の自動車
の信号に応動しないようにされている。なおこの明細書
においては、送信器1から送信される信号を送信コー
ド、受信器2で送信コードとの対比などに用いられる信
号を受信コードと称しており、これらの総称としてキー
コード信号または単にコードの用語を使用している。
2のように固定コードAと送信ごとに変化するローリン
グコードBとで構成されている。固定コードAは送信器
と受信器の特定の組合せごとに固定されたコードであっ
て、例えばこのキーレスエントリー装置が自動車ドアの
施解錠用であれば各自動車ごとに設定され、別の自動車
の信号に応動しないようにされている。なおこの明細書
においては、送信器1から送信される信号を送信コー
ド、受信器2で送信コードとの対比などに用いられる信
号を受信コードと称しており、これらの総称としてキー
コード信号または単にコードの用語を使用している。
【0013】次に図3により動作を説明する。この図3
のフローチャートは請求項2に対応する実施例における
受信器側の手順を示したものである。
のフローチャートは請求項2に対応する実施例における
受信器側の手順を示したものである。
【0014】まず送信器1から発信された送信コードが
受信器2に入力されると、ステップS1からステップS
2に進んで固定コードが一致するか否かが判定され、一
致しない場合はステップS1に戻り、一致すればステッ
プS3に進む。このステップS3では送信コードに含ま
れるローリングコードが未使用のものであるか否かが判
定され、既に使用されたものであればステップS1に戻
り、未使用であればステップS4に進む。
受信器2に入力されると、ステップS1からステップS
2に進んで固定コードが一致するか否かが判定され、一
致しない場合はステップS1に戻り、一致すればステッ
プS3に進む。このステップS3では送信コードに含ま
れるローリングコードが未使用のものであるか否かが判
定され、既に使用されたものであればステップS1に戻
り、未使用であればステップS4に進む。
【0015】ステップS4は送信コードとの対比に使用
される受信コードを前記の計算式を利用して算出するス
テップである。この実施例では前回の対比に用いられた
ローリングコードが基準用としてワークエリアに記録さ
れており、この前回のローリングコードから次の順番の
ローリングコード、すなわち今回使用されるローリング
コードが求められる。そして求められたローリングコー
ドと入力された送信コードのローリングコードとをステ
ップS5で対比し、一致すればステップS6に進んでア
クチュエータ3を駆動して所定の応答動作が行われる。
される受信コードを前記の計算式を利用して算出するス
テップである。この実施例では前回の対比に用いられた
ローリングコードが基準用としてワークエリアに記録さ
れており、この前回のローリングコードから次の順番の
ローリングコード、すなわち今回使用されるローリング
コードが求められる。そして求められたローリングコー
ドと入力された送信コードのローリングコードとをステ
ップS5で対比し、一致すればステップS6に進んでア
クチュエータ3を駆動して所定の応答動作が行われる。
【0016】ここで、今回入力された送信コードのロー
リングコードは次回の動作の際に基準とされるものであ
るから、次回の動作に備えるためにステップS7でこの
コードがワークエリアに移された後、ステップS1に戻
る。これで次の送信コードが入力されるまでステップS
1が繰り返される待機状態となり、入力があるとステッ
プS2以下の動作が再開される。
リングコードは次回の動作の際に基準とされるものであ
るから、次回の動作に備えるためにステップS7でこの
コードがワークエリアに移された後、ステップS1に戻
る。これで次の送信コードが入力されるまでステップS
1が繰り返される待機状態となり、入力があるとステッ
プS2以下の動作が再開される。
【0017】以上は送信コードと受信コードが一致する
正常な場合の動作であるが、送信コードと受信コードの
間にずれがあった場合にはステップS5からステップS
8に進む。ここでは、前回使用されたローリングコード
を一旦メモリエリアに記録すると共に、ステップS7と
同様に今回入力された送信コードのローリングコードが
ワークエリアに移され、これで送信コードと受信コード
の間のずれが修正される。同時にマイクロコンピュータ
21に内蔵されたタイマがスタートされてステップS9
に進む。
正常な場合の動作であるが、送信コードと受信コードの
間にずれがあった場合にはステップS5からステップS
8に進む。ここでは、前回使用されたローリングコード
を一旦メモリエリアに記録すると共に、ステップS7と
同様に今回入力された送信コードのローリングコードが
ワークエリアに移され、これで送信コードと受信コード
の間のずれが修正される。同時にマイクロコンピュータ
21に内蔵されたタイマがスタートされてステップS9
に進む。
【0018】上記のタイマは例えば3秒程度の比較的短
い値に設定されており、この時間内に送信コードが受信
器2に入力されるとステップS2に進む。この場合に送
信器1から送られた送信コードのローリングコードは、
前回に使用されてステップS8でワークエリアに移され
たローリングコードよりも1つ進んだものとなってお
り、今度はステップS4で求められたコードと一致す
る。このため手順はステップS5からS6へと進むこと
ができ、送信コードと受信コードの間のずれのために最
初の送信には応答できなかった場合でも、タイマの設定
時間内にもう一度送信することにより応答動作が支障な
く行われることになる。
い値に設定されており、この時間内に送信コードが受信
器2に入力されるとステップS2に進む。この場合に送
信器1から送られた送信コードのローリングコードは、
前回に使用されてステップS8でワークエリアに移され
たローリングコードよりも1つ進んだものとなってお
り、今度はステップS4で求められたコードと一致す
る。このため手順はステップS5からS6へと進むこと
ができ、送信コードと受信コードの間のずれのために最
初の送信には応答できなかった場合でも、タイマの設定
時間内にもう一度送信することにより応答動作が支障な
く行われることになる。
【0019】ここで、送信器1が正規のものでないのに
偶然固定コードが一致し、あるいはラーニングリモコン
等による不正使用で固定コードが一致した場合にはステ
ップS4までは進むことができる。しかし送信コードの
ローリングコードが異なるためにステップS5からS6
には進むことができず、応答動作は行われない。
偶然固定コードが一致し、あるいはラーニングリモコン
等による不正使用で固定コードが一致した場合にはステ
ップS4までは進むことができる。しかし送信コードの
ローリングコードが異なるためにステップS5からS6
には進むことができず、応答動作は行われない。
【0020】また、ステップS5からステップS8に進
んで設定時間内に送信されない場合には、タイマがタイ
ムアップしてステップS10に進み、ステップS8でメ
モリエリアに記録されていた前回のローリングコードが
基準用として再びワークエリアに移される。このため送
信コードと受信コードがずれたままの最初の状態に戻っ
てしまうので、正規の送信器1の場合には再度上述のよ
うな2回連続の送信操作をすれば応答動作が可能である
が、それ以外の場合にはやはり応答動作を行わせること
はできない。
んで設定時間内に送信されない場合には、タイマがタイ
ムアップしてステップS10に進み、ステップS8でメ
モリエリアに記録されていた前回のローリングコードが
基準用として再びワークエリアに移される。このため送
信コードと受信コードがずれたままの最初の状態に戻っ
てしまうので、正規の送信器1の場合には再度上述のよ
うな2回連続の送信操作をすれば応答動作が可能である
が、それ以外の場合にはやはり応答動作を行わせること
はできない。
【0021】以上のように、応答動作が可能なキーコー
ド信号が1個に限定されるので、送信器1の正規の所有
者以外の操作によって応答動作が可能となる可能性は極
めて低くなる。しかもこの実施例によれば、送信コード
と受信コードのずれが原因で応答が無い場合には所定の
時間内に再度送信する必要があり、これを知らない者の
送信操作によって応答動作が可能となる可能性は更に低
いものとなり、高い信頼性が得られるのである。
ド信号が1個に限定されるので、送信器1の正規の所有
者以外の操作によって応答動作が可能となる可能性は極
めて低くなる。しかもこの実施例によれば、送信コード
と受信コードのずれが原因で応答が無い場合には所定の
時間内に再度送信する必要があり、これを知らない者の
送信操作によって応答動作が可能となる可能性は更に低
いものとなり、高い信頼性が得られるのである。
【0022】なお、上記の実施例は送信コードとの対比
に用いられる受信コードへの切り替えを送信コードを受
信してから行うようにしたものであるが、一連の応答動
作が終了した時に受信コードを次のコードに進めてお
き、送信コードの入力時に直接受信コードと対比するよ
うにすることも可能である。これは請求項3に対応する
ものであって、図4はその実施例における受信器側の手
順を示したものである。この場合は基準用のコードの扱
いが若干異なるのみで基本的には図3の手順と変わら
ず、やはり正規の送信器の場合にのみ応答し、それ以外
では応答しない装置が得られるのである。
に用いられる受信コードへの切り替えを送信コードを受
信してから行うようにしたものであるが、一連の応答動
作が終了した時に受信コードを次のコードに進めてお
き、送信コードの入力時に直接受信コードと対比するよ
うにすることも可能である。これは請求項3に対応する
ものであって、図4はその実施例における受信器側の手
順を示したものである。この場合は基準用のコードの扱
いが若干異なるのみで基本的には図3の手順と変わら
ず、やはり正規の送信器の場合にのみ応答し、それ以外
では応答しない装置が得られるのである。
【0023】以下図3と異なる部分について説明すれ
ば、ステップS15は図3のステップS5に相当するも
のであり、ここでは基準用として記録されていたローリ
ングコードが入力された送信コードのローリングコード
と直接対比される。またステップS14はステップS4
に相当するものでステップS6の次に挿入されており、
入力された送信コードより1つ進んだローリングコード
を算出し、これをステップS7に相当するステップS1
7で基準用としてワークエリアに入れる。またステップ
S18はステップS8に相当するものであり、ステップ
S15で用いた基準用コードを一旦メモリエリアに記録
すると共に、ステップS17と同様に今回入力された送
信コードより1つ進んだローリングコードがワークエリ
アに移されて、送信コードと受信コードの間のずれが修
正されるのである。
ば、ステップS15は図3のステップS5に相当するも
のであり、ここでは基準用として記録されていたローリ
ングコードが入力された送信コードのローリングコード
と直接対比される。またステップS14はステップS4
に相当するものでステップS6の次に挿入されており、
入力された送信コードより1つ進んだローリングコード
を算出し、これをステップS7に相当するステップS1
7で基準用としてワークエリアに入れる。またステップ
S18はステップS8に相当するものであり、ステップ
S15で用いた基準用コードを一旦メモリエリアに記録
すると共に、ステップS17と同様に今回入力された送
信コードより1つ進んだローリングコードがワークエリ
アに移されて、送信コードと受信コードの間のずれが修
正されるのである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、送信ごとに送信コードが変更され、しかも送信コ
ードと受信コードが一致した時に受信器側で所定の応答
動作がなされるようにしたキーレスエントリー装置にお
いて、受信コードより進んだ送信コードが送信された場
合に、その送信コードに対応して次回に送信コードと受
信コードが一致するコードまで受信器の受信コードを進
めるようにしたものである。
明は、送信ごとに送信コードが変更され、しかも送信コ
ードと受信コードが一致した時に受信器側で所定の応答
動作がなされるようにしたキーレスエントリー装置にお
いて、受信コードより進んだ送信コードが送信された場
合に、その送信コードに対応して次回に送信コードと受
信コードが一致するコードまで受信器の受信コードを進
めるようにしたものである。
【0025】従って、応答動作が可能なキーコード信号
が1個に限定され、組合せの異なる送信器と受信器の
間、あるいはラーニングリモコン等による不正使用者の
操作によって応答動作がなされる可能性は極めて低く、
しかも送信器を単独で操作したりして送信コードと受信
コードがずれてしまうことがあっても、正規の送信器と
受信器の間では容易にずれを修正して支障なく応答動作
を行わせることができるのであり、信頼性が高く、使用
しやすい装置を得ることができるのである。
が1個に限定され、組合せの異なる送信器と受信器の
間、あるいはラーニングリモコン等による不正使用者の
操作によって応答動作がなされる可能性は極めて低く、
しかも送信器を単独で操作したりして送信コードと受信
コードがずれてしまうことがあっても、正規の送信器と
受信器の間では容易にずれを修正して支障なく応答動作
を行わせることができるのであり、信頼性が高く、使用
しやすい装置を得ることができるのである。
【図1】この発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】同実施例におけるキーコード信号の構成図であ
る。
る。
【図3】同実施例の制御手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】他の実施例の制御手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
1 送信器 2 受信器 3 アクチュエータ 11,21 マイクロコンピュータ 12,22 メモリ 14 送信部 15 送信スイッチ 23 受信部 25 駆動回路
Claims (3)
- 【請求項1】 送信ごとに異なる送信コードを発信する
送信器と、この送信器における送信コードの変更に対応
して所定の順序で受信ごとに受信コードを切り替える受
信器を備え、送信コードと受信コードを対比して両者が
一致した時に受信器側で所定の応答動作がなされるよう
にしたキーレスエントリー装置において、受信コードよ
り進んだ送信コードが送信された場合に、その送信コー
ドに対応して次回に送信コードと受信コードが一致する
コードまで受信器の受信コードを進めるように構成した
ことを特徴とするキーレスエントリー装置。 - 【請求項2】 受信器に送信コードが入力された時に、
前回の受信コードを基準として今回の受信コードを求
め、この今回の受信コードを送信コードと対比すると共
に今回の受信コードを次回の基準用として記録するよう
にし、且つ、入力された送信コードと今回の受信コード
が一致しない場合には今回入力された送信コードと一致
するコードを次回の基準用の受信コードとして記録する
ようにした請求項1記載のキーレスエントリー装置。 - 【請求項3】 受信器に送信コードが入力された時に、
基準用として記録されている受信コードを送信コードと
対比すると共に記録されていた基準用の受信コードより
1つ進んだ受信コードを次回の基準用として記録するよ
うにし、且つ、入力された送信コードと基準用の受信コ
ードが一致しない場合には今回入力された送信コードよ
り1つ進んだコードを次回の基準用の受信コードとして
記録するようにした請求項1記載のキーレスエントリー
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29411593A JPH07127317A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | キーレスエントリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29411593A JPH07127317A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | キーレスエントリー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07127317A true JPH07127317A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17803488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29411593A Pending JPH07127317A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | キーレスエントリー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07127317A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033016A1 (en) * | 1999-10-29 | 2001-05-10 | Lear Corporation | Remote keyless entry rolling code storage method |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP29411593A patent/JPH07127317A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033016A1 (en) * | 1999-10-29 | 2001-05-10 | Lear Corporation | Remote keyless entry rolling code storage method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991214 |