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JPH07112184B2 - デジタル・データ転送回路 - Google Patents

デジタル・データ転送回路

Info

Publication number
JPH07112184B2
JPH07112184B2 JP2165482A JP16548290A JPH07112184B2 JP H07112184 B2 JPH07112184 B2 JP H07112184B2 JP 2165482 A JP2165482 A JP 2165482A JP 16548290 A JP16548290 A JP 16548290A JP H07112184 B2 JPH07112184 B2 JP H07112184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
system clock
clock signal
circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2165482A
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English (en)
Other versions
JPH0329438A (ja
Inventor
ロナルド・エム・ジャクソン
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Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Tektronix Inc filed Critical Tektronix Inc
Publication of JPH0329438A publication Critical patent/JPH0329438A/ja
Publication of JPH07112184B2 publication Critical patent/JPH07112184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • H04L7/0012Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines by comparing receiver clock with transmitter clock
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/0045Correction by a latch cascade

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデジタル・データ転送回路、特に、ロジック・
アナライザ又はオシロスコープにより被測定システムか
ら有効なデータを取り込むデジタル・データ転送回路に
関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] デジタル・オシロスコープ及びロジック・アナライザの
様な多くのデジタル装置は、データをサンプルし、処理
するために、内部周期クロック信号を使用している。有
効性が外部クロックの発生に関係しているデータをサン
プルし、処理するために、この様な装置は、内部クロッ
ク信号の発生源として外部クロック信号を使用するか、
又は外部データをその内部クロック信号に再同期させる
必要がある。内部クロック信号として、外部クロック信
号を使用することは、高速又は複雑なシステムで問題が
ある。例えば、ローカル時間を到来データの到着時点に
関連付けることにより、その到着時点の動きを追う必要
がある場合、外部クロック信号が内部クロック信号とし
て使用されていると、データのタイムスタンプと呼ばれ
る方法で、データの到着時点の動きを追うことは非常に
難しい。
到来データを内部クロック信号に再同期する方法は、費
用が安く、信頼性があるが、この方法では、外部クロッ
ク周波数が内部クロック周波数の半分以下であるという
条件が要求される。
したがって、本発明の目的は、取り込みシステムとほと
んど同じ速度で動作する外部同期システムから信頼性良
くデータを取り出し、その到来データを効率良く内部ク
ロック信号に再同期させるデジタル・データ転送回路の
提供にある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は、内部クロックの速度に近い速度の外部クロッ
クに関係して、データの同期取り込みを行うことができ
るデジタル・データ転送回路である。
データは、データを送出する送り側システム即ちソース
・システムのクロックに同期して、第1組のデータ・フ
リップ・フロップ回路(以下“フリップ・フロップ回
路”を“FF回路”という)に供給される。ソース・シス
テム・クロック信号は、トグルFF回路の出力状態を変化
させるためにも使用される。トルグFF回路の出力状態
は、ソース・システムからデータを受け取る受け側シス
テムをクロック動作させる受け側システム・クロックを
使用して、第1クロック・ビットFF回路で検出及び蓄積
される。受け側システム・クロックを遅延した信号は、
第1組のデータFF回路の出力信号を第2組のデータFF回
路に送るために使用される。遅延されていない即ち正規
の受け側システム・クロック信号は、第2組のデータFF
回路を第3組のデータFF回路に送るために使用される。
第1クロック・ビットFF回路の出力状態は、第2及び第
3クロック・ビットFF回路に順次送られ、これらのFF回
路の出力は、共に排他的OR(以下“XOR"という)ゲート
回路により調べられる。トグルFF回路の状態が変化する
受け側システム・クロック・サイクルの間に、第3組の
FF回路が受け取ったデータが、その出力端に現れると
き、XORゲート回路は、データ有効信号を発生する。特
定の受け側システム・クロック・サイクルの間に、トグ
ルの出力状態が変化しなければ、このデータは、セット
アップ時間の保証が不充分であるために、冗長又は誤り
であるので、データ有効信号は発生されない。
データ有効信号を発生するための回路の他の構成では、
XORゲート回路は第1及び第2クロック・ビット回路を
調べる。第3FF回路は、XORゲート回路の出力信号に追従
し、データ有効信号を発生するための第3FF回路として
使用される。
本発明は、第1システム・クロック信号に同期して第1
システム・データが変化する第1システムから、第2シ
ステム・クロック信号に同期して動作する第2システム
にデジタル・データを転送するデジタル・データ転送回
路であり、第1システム・クロック信号に同期して動作
し、第1システム・データが入力される第1データ蓄積
素子と、第1システム・クロック信号が入力され、第1
システム・クロック信号の特定エッジの発生毎に、出力
信号の状態が変化する第2データ蓄積素子と、第2シス
テム・クロック信号に同期して動作し、第2データ蓄積
素子の出力信号の状態を検出する第3データ蓄積素子
と、第2システム・クロックを所定時間だけ遅延させ
て、遅延済第2システム・クロック信号を生成する遅延
素子と、遅延済第2システム・クロック信号に同期して
動作し、第1データ蓄積素子の出力信号が入力され、第
2システムに送られる出力信号を生成する第4データ蓄
積素子と、第2システム・クロック信号に同期して動作
し、第3データ蓄積素子の出力信号が入力され、第2シ
ステム・クロック信号の特定の周期の上記第3データ蓄
積素子の出力信号の状態が、第2システム・クロック信
号の特定の周期の直前の周期の出力信号の状態から変化
したときのみ、第2システム・クロック信号の特定周期
の次の周期の間、所定レベルのデータ有効信号を発生す
るデータ有効信号発生回路とを具えることを特報とす
る。
[実施例] 第1A図は、本発明のデジタル・データ転送回路を示す。
第1組のデータ・フリップ・フロップ回路(10)〜(1
2)は、ソース・システム・データ・バス(14)からソ
ース・システム・データを受け取り、ソース・システム
・クロック信号によりクロック動作する。ソース・シス
テム・クロック信号は、トグルFF回路(16)の出力状態
を変化させるためにも使用される。このトグルFF回路
(16)の/Q(“/"は、反転を意味する)出力端は、その
入力端に接続されているので、この回路(16)はソース
・システム・クロック信号の発生毎に出力状態が変化す
る。トグルFF回路(16)の出力は、第1クロック・ビッ
トFF回路(18)に、クロックに同期して入力される。
第1クロック・ビットFF回路(18)の出力信号は、共に
受け側システム・クロック信号によりクロック動作する
第2クロック・ビットFF回路(20)及び第3クロック・
ビットFF回路(22)に順次送られる。XORゲート回路(2
4)の2入力端は、夫々第2及び第3クロック・ビットF
F回路(20)及び(22)の出力端に接続され、これらのF
F回路の内容が等しくない間、高レベルの有効データ出
力信号VALID-Dを発生する。
第1B図に示す他の実施例では、XORゲート回路(24′)
は、第1及び第2クロック・ビットFF回路(18′)及び
(20′)の出力信号を直接に調べ、これら2個のFF回路
の内容が等しくない間、高レベル出力信号を生成する。
XORゲート回路(24′)の出力信号は、1つの受け側シ
ステム・クロック信号後に、データ有効FF回路(22′)
の出力端に現れる。
遅延素子(26)は、受け側システム・クロック信号を遅
延するために使用される。この遅延された受け側システ
ム・クロック信号は、このクロック信号に同期して、第
1組のデータFF回路(10)〜(12)の出力信号を第2組
のデータFF回路(28)〜(30)に入力するために使用さ
れる。受け側システム・クロックの遅延のない正規のク
ロック信号は、このクロック信号に同期して、第2組の
データFF回路(28)〜(30)から第3組のデータFF回路
(32)〜(34)にデータを送るために使用される。第3
組のデータFF回路(32)〜(34)からのデータは、受け
側システムのデータ・バス(36)上で更に同期動作のた
めに使用できる。
第1A図の回路を説明するためのタイミング図である第2
図を第1A図と共に参照する。この例では、第1ラインに
示すソース・システム・クロック信号SOURCE CLKの周波
数は、第5ラインに示す受け側システム・クロック信号
の約3/4の周波数である。遅延した受け側システム・ク
ロック信号DELAYED-R-CLKは、第2A図の第3ラインに示
す。第2ラインのS-DATAは、ソース・システムからのデ
ータ、即ち第1組のデータFF(10)〜(12)内のデータ
である。このデータは、第1ラインに示すソース・シス
テム・クロックSOURCE CLS信号の立ち上がりエッジで変
化していることが分かる。
第4ラインのR-DATA-Dは、第2組のデータFF回路(28)
〜(30)内のデータである。このデータは、受け側シス
テム・クロック信号を遅延した第3ラインに示す信号DE
LAYED-R-CLKの立ち上がりエッジで変化する。第1組の
データFF回路(10)〜(12)内のデータであるS-DATAの
“DATA0"は、DELAYED-R-CLKの次の立ち上がりエッジ発
生時に、第2組のデータFF回路(28)〜(30)に転送さ
れ、“DATA0"は、このエッジの直後にR-DATA-Dとして現
れる。(ここでは、R-DATA-D内の“不確定”は無視し、
その意味については後述する。) R-DATAは、第1図の第3組のデータFF回路(32)〜(3
4)内のデータである。このデータは、遅延されていな
い正規の受け側システム・クロック信号RECEIVE CLKに
同期して変化する。“DATA0"は、RECEIVE CLKの3番目
の立ち上がりエッジの直後に、R-DATA内に現れる。デー
タFF回路(32)〜(34)内のR-DATAは、受け側システム
・クロック信号に同期しているので、準安定状態となる
虞れがない。このデータは、この同期した形式で、受け
側システム内で更に分配するために使用できる。ただ
し、このデータのいずれが有効であるか、いずれが冗長
又は不安定な品質であるかを確認する必要がある。
第2A図に示す例では、ソース・システム・クロック信号
の周波数及び受け側システム・クロック信号の周波数
は、約3:4の比である。したがって、受け側システム・
クロックのアクティブ・エッジの4回目の発生毎に、ソ
ース・データが前回から変わっていないことになる。更
に、この例に示す様に、このデータをクロック動作させ
ている受け側システム・クロック信号を遅延した信号の
アクティブ・エッジが、ソース・システム・クロックの
有効エッジと時間的に極めて接近して発生することがあ
る。この様にエッジが接近して発生する場合、第1組の
FF回路(10)〜(12)内のデータは、遅延した受け側シ
ステム・クロック信号のアクティブ・エッジが発生する
時点で、不安定であり、第2の組のFF回路(28)〜(3
0)にクロック入力されるデータは、“不確定”データ
になる。いずれにしろ、受け側システムは、どのデータ
が不安定又は冗長であるか、どれが有効であるかを知る
ための方法を必要とする。そこで、第2A図の一番下のVA
LID-DATAから、この情報が与えられる。
信号TOGGLEは、トグルFF回路(16)の出力信号である。
信号C-BIT-1は、第1クロック・ビットFF回路(18)の
出力信号である。遅延されていない正規な受け側システ
ム・クロック信号RECEIVE CLKのアクティブ・エッジ
で、信号TOGGLEがサンプルされて信号C-BIT-1が生成さ
れる。信号RECEIVE CLKの5番目の立ち上がりエッジの
時点では、信号C-BIT-1は、その状態が変化しない。こ
れは、信号号RECEIVE CLKの直前のアクティブ・エッジ
の時点から信号TOGGLEの状態が変化しないからである。
信号RECEIVE CLKの以前3回の各々の時点では、信号TOG
GLEは、その前の状態から変化している。
受け側システム・クロックの特定のサイクルの間に、信
号TOGGLEの状態が変化しなかったことを表す情報は、第
1クロック・ビットFF回路(18)により検出される。こ
のFF回路(18)の出力信号C-BIT-1は、第2及び第3ク
ロック・ビットFF回路(20)及び(22)から成る短いシ
フト・レジスタに送られる。第2及び第3クロック・ビ
ットFF回路(20)及び(22)の出力信号は、夫々C-BIT-
2及びC-BIT-3である。これらの信号の両方は、共にXOR
ゲート回路(24)に入力される。第3組のデータFF回路
(32)〜(34)からのデータ出力信号R-DATAが不安定で
ある場合に、XORゲート回路(32)〜(34)は、低レベ
ル出力信号を生成する。信号TOGGLEが状態を変化させな
かったことを示す信号C-BIT-1上の延長した高レベル信
号が、C2-BIT-2及びC2-BIT-3をどのように伝播し、XOR
ゲート回路(24)によりどのように検出されて、VALID-
D上に低レベル・パルスを生成するかに注目されたい。
短いシフト・レジスタを通過することにより、信号VALI
D-Dの低レベル部分は、R-DATAの不安定データ部分と時
間的に一致する。ただし、R-DATA及びVALID-Dの間に
は、XORゲート(24)の余分なゲート遅延時間から生じ
る遅延がある。この時間は短いので、第2A図では正確に
表せない。
第2クロック・ビットFF回路(20)は、第1クロック・
ビットFF回路(18)内で起こる準安定状態が更に伝播す
るのを防止する。その入力端のTOGGLEデータの変化時
と、このTOGGLEデータがFF回路(18)から出力される受
け側システム・クロック信号の到達時との時間関係は非
同期であるので、第1クロック・ビットFF(18)には、
電位の準安定性の問題がある。しかし、第1クロック・
ビットFF回路(18)の出力信号が、第2クロック・ビッ
トFF回路(20)により調べられる前に、十分な受け側シ
ステム・クロック信号期間があるので、調べられる時ま
でに、どの様な準安定状態であっても、その状態を決定
するために十分な時間がある。したがって、第3クロッ
ク・ビットFF回路(22)が除去され、第2及び第3クロ
ック・ビットFF回路ではなく、第1及び第2クロック・
ビットFF回路の内容を調べるように、XORゲート回路(2
4)が接続されると、第1クロック・ビットFF回路の出
力信号の準安定性は、信号VALID-Dの質に悪影響を与え
る。これは、システムによっては許容範囲にはいるが、
この構成においては、第3クロック・ビットFF回路(2
2)を使用することにより、良好に防止できる。
第1B図に示すVALID-Dに関する回路の他の実施例では、
第1A図及び第2A図で説明したXORゲート回路(24)のゲ
ート遅延時間を排除できる。この構成では、XORゲート
回路(24′)は、信号C-BIT-1及びC-BIT-2を直接に調べ
る。第2B図にXORで示すXORゲート回路(24′)の出力信
号は、有効データFF回路(22′)に供給され、不安定又
は冗長データがR-DATA内のデータになる時点とほとんど
一致して、信号VALID-Dは低レベルとなる。再び、信号T
OGGLEの状態が変化しなかったことを表すC-BIT-1上の延
長した高レベル信号がどの様にC-BIT-2を伝播し、XORゲ
ート(24′)により検出されるかに注目されたい。XOR
出力信号上に生じた低レベル・パルスは、1つの受け側
システム・クロック・パルス後に、有効データFF回路
(22′)の出力信号VALID-Dとして現れる。この回路構
成は、XORゲート回路(24′)のゲート遅延時間を除去
しているが、これは、準安定性に対する抵抗力に対して
弱点があり、第1図に示す構成の方が好適である。
遅延素子(26)は、第2組のデータFF回路(28)〜(3
0)が転送されるデータの受け取る時点と、第1クロッ
ク・ビットFF回路(18)がソース・システム・クロック
の発生に関する情報即ち信号TOGGLEを受け取る時点とを
時間的に分離する働きをする。2つの時点を、短いが十
分な一定間隔により分離した状態で、受け側システム・
クロック信号の直前の発生以後、ソース・クロック信号
が発生する場合、トグルFF回路(16)の出力状態が変化
し、受け側FF回路(28)〜(30)への新しいデータは、
セット・アップ時間条件を満足するために十分な時間を
有する。反対に、受け側システムが、信号TOGGLEの変化
を検出しない場合、ソース・システム・クロック信号
は、受け側システム・クロックの1サイクルの間に変化
しておらず、関係するデータは、古くて冗長であるか、
又は全く新しいかのいずれかであり、有効性を確実にす
るための特定の適当なセット・アップ時間が無い。これ
らのいずれかの場合においても、このデータは無効であ
るとして、捨てられる。
遅延素子(26)をどの様に構成するかは重要ではなく、
この時間を適切に計算することが重要である。この回路
が適切に機能するためには、遅延素子(26)が生成する
遅延時間量は、少なくとも次の2つの量の合計の長さだ
けなければならない。その1つは、第1組のデータFF回
路(10)〜(12)のいずれかの出力信号及びトグルFF回
路(16)の出力信号間の予想最大ずれ時間であり、もう
1つは、第2組のデータFF回路(28)〜(30)及び第1
クロック・ビットFF回路(18)の実際のセットアップ及
びホールド・ウィンドウの累積幅である。まとめて考え
ると、これらの2つの量により、状態の変化がクロック
・パス上で検出された場合、関連データが、データ・パ
スのセットアップ時間条件を実際に確実に満足するため
に必要な最小時間が決まる。この時間を最小にするため
に、これらのFF回路(28)〜(30)、(18)を通過する
セットアップ及びホールド時間ウィンドウをできるだけ
小さくすることが望ましい。このウィンドウの実際の時
間的位置は重要ではなく、個々のFF回路のウィンドウが
互いに良好に一致し、それらの合計が最小になることが
重要である。このことは、同じ工程で一緒に製造された
FF回路を使用することにより達成できる。
遅延素子が適当に選択された状態で、受け側システムが
第1クロック・ビットFF回路(18)で、ソース・システ
ム・クロックの変化を検出すると、次に、第2組のFF回
路(28)〜(30)への入力データは、これらのFF回路の
少なくとも実際のセットアップ時間の間、安定してい
る。一方、第1クロック・ビットFF回路(18)で、ソー
ス・システム・クロックのレベル変化を検出しなけれ
ば、次に、第2組のFF回路(28)〜(30)の入力データ
は、冗長、不安定又はこれらのFF回路のセットアップ条
件を十分満足するだけ安定していないことがあり、いず
れの場合においても、有効な新しいデータではないと正
しく認識される。この場合、データは、次の受け側シス
テム・クロック信号のアクティブ・エッジで有効になる
ときに、取り込まれる。
遅延時間は、上述の基準を満足するように十分長くなけ
ればならないが、必要以上であってはならない。それ
は、この遅延時間が長くなる程、受け側システム・クロ
ックに対して、ソース・システム・クロックを遅くする
必要がある。例えば、受け側システム・クロック速度が
200MHz即ち周期が5nsであると、FF回路(10)〜(12)
及び(16)の出力信号のずれ時間を許容し、FF回路(2
8)〜(30)に対し適当な実際のセットアップ及びホー
ルド時間ウィンドウを供給するために、遅延値は1nsで
ある必要がある。そのとき、ソース・システム・クロッ
クの周期は、少なくとも6.0nsである必要がある。使用
可能な最大ソース・システム・クロック周波数は、6ns
の逆数、即ち約167MHzである。この周波数を超えて動作
させようとすると、有効又は無効データの判別をすぐに
誤ることになる。この条件の違反を検出するために、付
加回路を使用してもよい。
動作に関する特定の制限が許されるのであれば、上述の
構成をある程度簡略化できる。特に、第2組のFF回路の
出力信号の準安定状態が受け側システムに対して問題を
引き起こさなければ、第3組のデータFF回路(32)〜
(34)は、除去してもよい。同様に、第1B図に示す構成
の有効データFF回路(22′)を除去し、XORゲート回路
(24′)の出力信号を直接に使用してもよい。これによ
り、第1クロック・ビットFF回路(18)の出力信号の準
安定状態が、信号VALID-Dにより伝播する。当然、これ
らのFF回路のいずれかを除去し、他方を除去しなけれ
ば、VALID-D信号は、データに対して1サイクル分ずれ
る。この受け側システムのすぐ後段の特定の回路が、こ
れらの制限を十分に許容できるのであれば、これらの制
限は問題にならない。
以上の説明では、FF回路のみがデータ蓄積素子として述
べられている。しかし、FF回路と同様の機能、即ちシス
テム・クロック・エッジの発生と同時にデジタル・デー
タの1ビットを蓄積できる回路又はデバイスであれば、
FF回路に代わって使用してもよい。
[効果] 上述の様に、本発明によれば、互いに非同期の関係で動
作する2つの同期動作システム間で、データを転送する
場合、2つのシステムの動作速度を近づけることがで
き、周波数がソース・システム・クロック信号の2倍以
上の受け側システム・クロック信号を使用する必要がな
い。また、ソース・システムから受け側システムへ、有
効データのみを選択して転送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明によるデータ転送回路を示すブロック回
路図、第1B図は第1A図の一部の他の実施例を示すブロッ
ク回路図、第2A図は第1A図の回路の動作を説明するため
のタイミング図、第2B図は第1B図の動作を説明するため
のタイミング図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1システム・クロック信号に同期して第
    1システム・データが変化する第1システムから、第2
    システム・クロック信号に同期して動作する第2システ
    ムにデジタル・データを転送するデジタル・データ転送
    回路において、 上記第1システム・クロック信号に同期して動作し、上
    記第1システム・データが入力される第1データ蓄積素
    子と、 上記第1システム・クロック信号が入力され、該第1シ
    ステム・クロック信号の特定エッジの発生毎に、出力信
    号の状態が変化する第2データ蓄積素子と、 上記第2システム・クロック信号に同期して動作し、上
    記第2データ蓄積素子の出力信号の状態を検出する第3
    データ蓄積素子と、 上記第2システム・クロックを所定時間だけ遅延させ
    て、遅延済第2システム・クロック信号を生成する遅延
    素子と、 上記遅延済第2システム・クロック信号に同期して動作
    し、上記第1データ蓄積素子の出力信号が入力され、上
    記第2システムに送られる出力信号を生成する第4デー
    タ蓄積素子と、 上記第2システム・クロック信号に同期して動作し、上
    記第3データ蓄積素子の出力信号が入力され、上記第2
    システム・クロック信号の特定の周期に対応する上記第
    3データ蓄積素子の出力信号の状態が、上記第2システ
    ム・クロック信号の上記特定の周期の直前の周期に対応
    する出力信号の状態から変化したときのみ、上記第2シ
    ステム・クロック信号の上記特定周期の次の周期の間、
    所定レベルのデータ有効信号を発生するデータ有効信号
    発生回路と を具えることを特報とするデータ転送回路。
JP2165482A 1989-06-26 1990-06-22 デジタル・データ転送回路 Expired - Lifetime JPH07112184B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/371,147 US4949361A (en) 1989-06-26 1989-06-26 Digital data transfer synchronization circuit and method
US371147 1999-08-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0329438A JPH0329438A (ja) 1991-02-07
JPH07112184B2 true JPH07112184B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=23462681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2165482A Expired - Lifetime JPH07112184B2 (ja) 1989-06-26 1990-06-22 デジタル・データ転送回路

Country Status (2)

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US (1) US4949361A (ja)
JP (1) JPH07112184B2 (ja)

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