JPH07103240B2 - 室温で固体の高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法 - Google Patents
室温で固体の高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法Info
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- JPH07103240B2 JPH07103240B2 JP1280019A JP28001989A JPH07103240B2 JP H07103240 B2 JPH07103240 B2 JP H07103240B2 JP 1280019 A JP1280019 A JP 1280019A JP 28001989 A JP28001989 A JP 28001989A JP H07103240 B2 JPH07103240 B2 JP H07103240B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
- C08J3/03—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2383/00—Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
- C08J2383/04—Polysiloxanes
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機溶剤を使用せずに室温で固体の高分子量
オルガノポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法に
関する。
オルガノポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法に
関する。
環境保護対策は化学調合剤中の有機溶剤の回避をますま
す強制する。従つてさらにいつそう水性系が使用されて
きている。特に有機溶剤はその毒物的性質および燃焼の
危険性のゆえにしばしば望ましくない。
す強制する。従つてさらにいつそう水性系が使用されて
きている。特に有機溶剤はその毒物的性質および燃焼の
危険性のゆえにしばしば望ましくない。
オルガノポリシロキサンの水性乳濁液の製造は、自体種
々多様に公知である。欧州特許出願公開第157323号明細
書(公開日1985年10月9日、W.Grape等、Bayer AG)、
米国特許第4582874号明細書(発行日1986年4月15日、
W.Grape等、Bayer AG)、英国改訂特許第2085903号明細
書(発行日1985年6月19日、F.Traver、General Electr
ic Co.)および米国特許第4552910号明細書(発行日198
5年11月12日、B.Deubzer等、Wacker-chemie GmbH.)中
にオルガノポリシロキサンの水性乳濁液が記載されてお
り、そこでは液体の状態にある、もしくは有機溶剤に溶
解して存在するオルガノポリシロキサンを適当な乳化剤
の添加下で水中に乳化させている。しかしながらこのよ
うな乳濁液の製造は、しばしば結晶でまたは少なくとも
ガラス状で生ずる高分子量オルガノポリシロキサンを有
機溶剤の補助なしで水中に乳化させるべきである場合、
困難にぶつかる。この場合乳化工程は常用の公知技術に
相応する機器、例えばスタンド−デイソルバー(Stativ
-Dissolver)、トュアラクス(Turrax)等を用いても実
施不可能である。カナダ特許第1205937号明細書(発行
日1986年6月10日、F.Traver、General Electric Co.)
中には、オルガノポリシロキサン樹脂の水性乳濁液の製
造が記載されている。その乳化工程はコロイドミル中で
粉砕することによつて実施され、従つて得られた水性系
をオルガノポリシロキサン樹脂−懸濁液と見なし強力に
採取しなければならない。
々多様に公知である。欧州特許出願公開第157323号明細
書(公開日1985年10月9日、W.Grape等、Bayer AG)、
米国特許第4582874号明細書(発行日1986年4月15日、
W.Grape等、Bayer AG)、英国改訂特許第2085903号明細
書(発行日1985年6月19日、F.Traver、General Electr
ic Co.)および米国特許第4552910号明細書(発行日198
5年11月12日、B.Deubzer等、Wacker-chemie GmbH.)中
にオルガノポリシロキサンの水性乳濁液が記載されてお
り、そこでは液体の状態にある、もしくは有機溶剤に溶
解して存在するオルガノポリシロキサンを適当な乳化剤
の添加下で水中に乳化させている。しかしながらこのよ
うな乳濁液の製造は、しばしば結晶でまたは少なくとも
ガラス状で生ずる高分子量オルガノポリシロキサンを有
機溶剤の補助なしで水中に乳化させるべきである場合、
困難にぶつかる。この場合乳化工程は常用の公知技術に
相応する機器、例えばスタンド−デイソルバー(Stativ
-Dissolver)、トュアラクス(Turrax)等を用いても実
施不可能である。カナダ特許第1205937号明細書(発行
日1986年6月10日、F.Traver、General Electric Co.)
中には、オルガノポリシロキサン樹脂の水性乳濁液の製
造が記載されている。その乳化工程はコロイドミル中で
粉砕することによつて実施され、従つて得られた水性系
をオルガノポリシロキサン樹脂−懸濁液と見なし強力に
採取しなければならない。
有機溶剤を使用せずに、室温で固体の高分子量オルガノ
ポリシロキサンの保存安定性水性乳濁液を製造可能に
し、この際個々の成分もしくは添加剤の化学的性質なら
びにそれらの乳濁液中での重量部が広範囲に変えられて
よい方法を提供しようとする課題が生じる。
ポリシロキサンの保存安定性水性乳濁液を製造可能に
し、この際個々の成分もしくは添加剤の化学的性質なら
びにそれらの乳濁液中での重量部が広範囲に変えられて
よい方法を提供しようとする課題が生じる。
この課題は本発明によつて解決される。
本発明の目的は、室温で固体の高分子量オルガノポリシ
ロキサンの水性乳濁液を製造する方法であり、この方法
は、 式: 〔式中、Rはそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R1は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、aは0、1、2または
3、平均で0.75〜1.5、有利に平均で0.9〜1.1でありか
つbは0、1、2および3、平均で0.0〜1.1、有利に平
均で0.01〜0.07である〕の単位からなる室温で固体の高
分子量オルガノポリシロキサン(但し、このオルガノポ
リシロキサンは少なくとも4000g/モルの分子量を有する
ものとする)を式: 〔式中、R2はそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、cは0、1、2または
3、平均で0.0〜3.9、有利に平均で0.9〜1.1でありかつ
dは0、1、2または3、平均で0.2〜3.9、有利に平均
で0.8〜1.5である〕の単位からなる室温で液体の低分子
量オルガノ(ポリ)シロキサン(但し、このオルガノ
(ポリ)シロキサンは1分子当たり1〜20個のSi原子お
よび25℃で0.5〜100mPa・sの粘度を有するものとす
る)に溶解し、この溶液を水と一緒にして乳化剤および
場合によっては常用の添加剤を添加しながら乳化させる
ことを特徴とする 本発明方法で使用する高分子量オルガノポリシロキサン
は、一種類の高分子量オルガノポリシロキサンである。
しかし少なくとも2つの異なつた種類のこのような高分
子量オルガノポリシロキサンから成る混合物であつても
よい。
ロキサンの水性乳濁液を製造する方法であり、この方法
は、 式: 〔式中、Rはそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R1は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、aは0、1、2または
3、平均で0.75〜1.5、有利に平均で0.9〜1.1でありか
つbは0、1、2および3、平均で0.0〜1.1、有利に平
均で0.01〜0.07である〕の単位からなる室温で固体の高
分子量オルガノポリシロキサン(但し、このオルガノポ
リシロキサンは少なくとも4000g/モルの分子量を有する
ものとする)を式: 〔式中、R2はそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、cは0、1、2または
3、平均で0.0〜3.9、有利に平均で0.9〜1.1でありかつ
dは0、1、2または3、平均で0.2〜3.9、有利に平均
で0.8〜1.5である〕の単位からなる室温で液体の低分子
量オルガノ(ポリ)シロキサン(但し、このオルガノ
(ポリ)シロキサンは1分子当たり1〜20個のSi原子お
よび25℃で0.5〜100mPa・sの粘度を有するものとす
る)に溶解し、この溶液を水と一緒にして乳化剤および
場合によっては常用の添加剤を添加しながら乳化させる
ことを特徴とする 本発明方法で使用する高分子量オルガノポリシロキサン
は、一種類の高分子量オルガノポリシロキサンである。
しかし少なくとも2つの異なつた種類のこのような高分
子量オルガノポリシロキサンから成る混合物であつても
よい。
基Rの例はアルキル基、例えばメチル基、エチル基およ
びプロピル基、アルケニル基例えばビニル基ならびにア
リール基例えばフエニル基である。
びプロピル基、アルケニル基例えばビニル基ならびにア
リール基例えばフエニル基である。
置換炭化水素基Rの例は3,3,3−トリフルオルプロピル
基である。
基である。
有利な基Rはメチル基、フエニル基およびプロピル基で
ある。
ある。
基R1の例はメチル基、エチル基およびプロピル基であ
り、この際エチル基が有利である。
り、この際エチル基が有利である。
本発明により使用する室温で固体の高分子量オルガノポ
リシロキサンの製造は公知であり、かつ例えば英国特許
第685173号明細書(発行日1951年12月31日、Dow Cornin
g Limited)、米国特許第2842521号明細書(発行日1958
年7月8日、S.Nietsche等、Wacker-Chemie GmbH)、フ
ランス特許第1475709号明細書(公開日1967年4月7
日、General Electric Company)、米国特許第3668180
号明細書(発行日1972年6月6日、J.L.Brennen等、Sta
uffer-Wacker-Silicone Corporation等)、米国特許第3
792071号明細書(発行日1974年2月12日、S.Nietsche等
Wacker-Chemie GmbH等)、米国特許第3846358号明細書
(発行日1974年11月5日、G.F.Roedel.General Electri
c Company)および米国特許第4298753号明細書(発行日
1981年11月3日、A.Schinabeck等、Wacker-Chemie Gmb
H)に記載されている。
リシロキサンの製造は公知であり、かつ例えば英国特許
第685173号明細書(発行日1951年12月31日、Dow Cornin
g Limited)、米国特許第2842521号明細書(発行日1958
年7月8日、S.Nietsche等、Wacker-Chemie GmbH)、フ
ランス特許第1475709号明細書(公開日1967年4月7
日、General Electric Company)、米国特許第3668180
号明細書(発行日1972年6月6日、J.L.Brennen等、Sta
uffer-Wacker-Silicone Corporation等)、米国特許第3
792071号明細書(発行日1974年2月12日、S.Nietsche等
Wacker-Chemie GmbH等)、米国特許第3846358号明細書
(発行日1974年11月5日、G.F.Roedel.General Electri
c Company)および米国特許第4298753号明細書(発行日
1981年11月3日、A.Schinabeck等、Wacker-Chemie Gmb
H)に記載されている。
本発明方法では有利に、高分子量オルガノポリシロキサ
ンとして式CH3SiO1.97(OC2H5)0.06で表わされかつ分子
量が少なくとも4000g/モルであるものを使用する。
ンとして式CH3SiO1.97(OC2H5)0.06で表わされかつ分子
量が少なくとも4000g/モルであるものを使用する。
基R2の例はアルキル基、例えばメチル基およびエチル基
であり、この際メチル基が有利である。
であり、この際メチル基が有利である。
置換炭化水素基R2の例は3,3,3−トリフルオルプロピル
基である。
基である。
基R3の例はメチル基およびエチル基であり、この際エチ
ル基が有利である。
ル基が有利である。
本発明により使用する低分子量オルガノ(ポリ)シロキ
サンは、前記の高分子量オルガノポリシロキサンと同じ
方法で製造することができる。
サンは、前記の高分子量オルガノポリシロキサンと同じ
方法で製造することができる。
有利に本発明方法では、式CH3SiO1.1(OC2H5)0.8の25°
における粘度が20mPa.sである低分子量オルガノ(ポ
リ)シロキサンを使用する。
における粘度が20mPa.sである低分子量オルガノ(ポ
リ)シロキサンを使用する。
本発明方法により製造される高分子量オルガノポリシロ
キサンの水性乳濁液は、そのつど使用された高分子量オ
ルガノポリシロキサンの全量に対し低分子量オルガノ
(ポリ)シロキサンを有利に1〜200重量%、殊に20〜5
0重量%、特に有利に35〜45重量%の量で含有する。
キサンの水性乳濁液は、そのつど使用された高分子量オ
ルガノポリシロキサンの全量に対し低分子量オルガノ
(ポリ)シロキサンを有利に1〜200重量%、殊に20〜5
0重量%、特に有利に35〜45重量%の量で含有する。
本方法による方法では、乳化剤として従来周知のすべて
のイオン性乳化剤および非イオン性乳化剤を、単独でも
種々の乳化剤の混合物でも(従来もそれらを用いてオル
ガノポリシロキサンの安定な水性乳濁液が製造された)
使用可能である。例えば西ドイツ国特許第3613384号明
細書もしくは相応する米国特許出願U.S.S.N.第19988号
明細書に記載されている乳化剤も使用可能である。有利
に非イオン性乳化剤を使用する。この際特に有利にはポ
リエチレングリコール、例えばエチレンオキシド単位を
平均16有するイソトリデシルアルコールポリエチレンオ
キシド−エーテルを基礎とする乳化剤を使用する。
のイオン性乳化剤および非イオン性乳化剤を、単独でも
種々の乳化剤の混合物でも(従来もそれらを用いてオル
ガノポリシロキサンの安定な水性乳濁液が製造された)
使用可能である。例えば西ドイツ国特許第3613384号明
細書もしくは相応する米国特許出願U.S.S.N.第19988号
明細書に記載されている乳化剤も使用可能である。有利
に非イオン性乳化剤を使用する。この際特に有利にはポ
リエチレングリコール、例えばエチレンオキシド単位を
平均16有するイソトリデシルアルコールポリエチレンオ
キシド−エーテルを基礎とする乳化剤を使用する。
本発明方法により製造された高分子量オルガノポリシロ
キサンの水性乳濁液は、そのつど使用した高分子量オル
ガノポリシロキサンおよび低分子量オルガノ(ポリ)シ
ロキサンの全量に対し乳化剤を0.1〜50重量%で含有す
る。
キサンの水性乳濁液は、そのつど使用した高分子量オル
ガノポリシロキサンおよび低分子量オルガノ(ポリ)シ
ロキサンの全量に対し乳化剤を0.1〜50重量%で含有す
る。
本発明による室温で固体の高分子量オルガノポリシロキ
サンの水性乳濁液は、室温で固体の高分子量オルガノポ
リシロキサンをまず液体の低分子量オルガノ(ポリ)シ
ロキサンに溶かし、かつこの溶液を水で乳化剤を添加し
ながら乳化することによつて製造する。この際乳化剤
は、その化学的性質に相応して水相中にも油相中にも存
在してよい。低分子量オルガノ(ポリ)シロキサン中で
の高分子量オルガノポリシロキサンの溶解、例えば乳化
工程は、常用の乳濁液の製造に適する混合機、例えば登
録商標“Ultra-Turrax"で公知のProf.P.Willemsによる
高速固定−回転−攪拌機中で実施してよい。乳化工程の
後、乳濁液を所望の方法で水で希釈する。
サンの水性乳濁液は、室温で固体の高分子量オルガノポ
リシロキサンをまず液体の低分子量オルガノ(ポリ)シ
ロキサンに溶かし、かつこの溶液を水で乳化剤を添加し
ながら乳化することによつて製造する。この際乳化剤
は、その化学的性質に相応して水相中にも油相中にも存
在してよい。低分子量オルガノ(ポリ)シロキサン中で
の高分子量オルガノポリシロキサンの溶解、例えば乳化
工程は、常用の乳濁液の製造に適する混合機、例えば登
録商標“Ultra-Turrax"で公知のProf.P.Willemsによる
高速固定−回転−攪拌機中で実施してよい。乳化工程の
後、乳濁液を所望の方法で水で希釈する。
本発明方法により製造された高分子量オルガノポリシロ
キサンの水性乳濁液は、そのつど乳濁液全量に対し固体
含量を有利に1〜80重量%、殊に30〜60重量%、特に有
利に45〜55重量%含有する。
キサンの水性乳濁液は、そのつど乳濁液全量に対し固体
含量を有利に1〜80重量%、殊に30〜60重量%、特に有
利に45〜55重量%含有する。
さらに場合によつては,触媒例えば有利に金属塩、チキ
ソトロープ剤、顔料、酸もしくは塩基および保存料の群
から選択された常用の添加剤を添加してもよい。添加量
は乳濁液のそれぞれの使用目的ならびに必要となる性質
に従う。添加剤の添加法は変えることができ、かつその
化学的性質に従う。従つて例えば水溶性物質は水相に、
かつ非水溶性物質は油相に添加することができる。特に
添加剤はすでに製造された乳濁液に加えられてもよく、
この際添加剤は製造された乳濁液を分解してはならな
い。
ソトロープ剤、顔料、酸もしくは塩基および保存料の群
から選択された常用の添加剤を添加してもよい。添加量
は乳濁液のそれぞれの使用目的ならびに必要となる性質
に従う。添加剤の添加法は変えることができ、かつその
化学的性質に従う。従つて例えば水溶性物質は水相に、
かつ非水溶性物質は油相に添加することができる。特に
添加剤はすでに製造された乳濁液に加えられてもよく、
この際添加剤は製造された乳濁液を分解してはならな
い。
当業者には公知であるように、低分子量オルガノ(ポ
リ)シロキサンの水性乳濁液が著しく低い保存安定性を
示す、すなわち数日間で沈殿傾向を示すとしても、本発
明方法により製造された、室温で固体の高分子量オルガ
ノポリシロキサンの乳濁液は、室温で6カ月より長期
間、驚くほど高い保存安定性を示す。
リ)シロキサンの水性乳濁液が著しく低い保存安定性を
示す、すなわち数日間で沈殿傾向を示すとしても、本発
明方法により製造された、室温で固体の高分子量オルガ
ノポリシロキサンの乳濁液は、室温で6カ月より長期
間、驚くほど高い保存安定性を示す。
本発明による方法は、種々の目的に使用できる室温で固
体の高分子量オルガノポリシロキサンの任意の溶剤不含
乳濁液を、特に有機溶剤が存在してはならない場合に製
造する際に適する。このような水性乳濁液は例えば水性
塗料用の結合剤として、無機質の支持体上の下塗剤とし
て、有機分散液の添加剤として、繊維材料中の疎水剤お
よび結合剤等として適し、この際それぞれ使用目的に従
つて種々の添加剤の添加は可能でありもしくは必要であ
る。
体の高分子量オルガノポリシロキサンの任意の溶剤不含
乳濁液を、特に有機溶剤が存在してはならない場合に製
造する際に適する。このような水性乳濁液は例えば水性
塗料用の結合剤として、無機質の支持体上の下塗剤とし
て、有機分散液の添加剤として、繊維材料中の疎水剤お
よび結合剤等として適し、この際それぞれ使用目的に従
つて種々の添加剤の添加は可能でありもしくは必要であ
る。
本発明を以下の例につき詳述するが、「部」および
「%」についてのすべての記載は、別記しない限り重量
に対するものである。
「%」についてのすべての記載は、別記しない限り重量
に対するものである。
化学式中で以下の略字を使用する: Me : −CH3 Et : −C2H5 例1 総和式MeSiO1.48(OEt)0.04(シロキサンA)の室温で固
体のオルガノポリシロキサン(Wacker-Chemie GmbH(M
nchen在)製の“Festharz MK"の商品名で購入され
る)70部を、総和式MeSiO1.1(OEt)0.8(シロキサンB)
の25℃における粘度が25mPa.sであるオルガノ(ポリ)
シロキサン(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の
商品名“Trasil"で購入される)30部に、超音波−照射
によつて溶かす。生成された混合物は25℃において約18
0Pa.sの粘度を有する。
体のオルガノポリシロキサン(Wacker-Chemie GmbH(M
nchen在)製の“Festharz MK"の商品名で購入され
る)70部を、総和式MeSiO1.1(OEt)0.8(シロキサンB)
の25℃における粘度が25mPa.sであるオルガノ(ポリ)
シロキサン(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の
商品名“Trasil"で購入される)30部に、超音波−照射
によつて溶かす。生成された混合物は25℃において約18
0Pa.sの粘度を有する。
このオルガノポリシロキサン溶液150gに、グリューナウ
(Grnau)社(Illertissen在)製の商品名“Arlypon
IT16"で入手されるポリエチレングリコール(平均16の
ポリエチレンオキシド−単位を有するイソトリデシルア
ルコール−ポリエチレンオキシド−エーテル)を基礎と
する非イオン性乳化剤9gを加え、かつ攪拌する。次にこ
の混合物を、乳化装置例えば“Ultra-Turrax"で絶えず
攪拌しながら脱イオン水141gを添加することによつて乳
化する。乳濁液の全量に対し51重量%の固体含量を有す
る高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得ら
れる。
(Grnau)社(Illertissen在)製の商品名“Arlypon
IT16"で入手されるポリエチレングリコール(平均16の
ポリエチレンオキシド−単位を有するイソトリデシルア
ルコール−ポリエチレンオキシド−エーテル)を基礎と
する非イオン性乳化剤9gを加え、かつ攪拌する。次にこ
の混合物を、乳化装置例えば“Ultra-Turrax"で絶えず
攪拌しながら脱イオン水141gを添加することによつて乳
化する。乳濁液の全量に対し51重量%の固体含量を有す
る高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得ら
れる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
例2 例1に記載の操作法をくりかえすが、乳化剤としてヴア
ツカー−ヒエミー社(Wacher-Chemie GmbH、Mnchen
在)製の商品名“Polyviol W25/140"のポリビニルアル
コール10%水溶液60gを使用し、かつ脱イオン水90gと共
に乳化する。乳濁液全量に対し52重量%の固体含量を有
する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得
られる。
ツカー−ヒエミー社(Wacher-Chemie GmbH、Mnchen
在)製の商品名“Polyviol W25/140"のポリビニルアル
コール10%水溶液60gを使用し、かつ脱イオン水90gと共
に乳化する。乳濁液全量に対し52重量%の固体含量を有
する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得
られる。
製造された乳濁液は遠心分離(回転数:4000U.min-1)を
1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は室
温で6カ月より長期間安定である。
1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は室
温で6カ月より長期間安定である。
例3 例1に記載の操作法をくり返すが、室温で固体の高分子
量オルガノポリシロキサン(シロキサンA)および室温
で液体のオルガノ(ポリ)シロキサン(シロキサンB)
を重量比1:1で使用する。乳濁液全量に対し52重量%の
固体含量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水
性乳濁液が得られる。
量オルガノポリシロキサン(シロキサンA)および室温
で液体のオルガノ(ポリ)シロキサン(シロキサンB)
を重量比1:1で使用する。乳濁液全量に対し52重量%の
固体含量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水
性乳濁液が得られる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
例4 乳化剤として以下のように製造されるイオン性乳化剤を
使用する: 攪拌機、滴下ろうとおよび還流冷却器を備えた1の三
口フラスコ中で、攪拌しながらメタノール4g中のKOH0.2
gおよび例1に記載のシロキサンB500gから成る混合物
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(Wacker-Chemie GmbH、(Mnchen
在)製の商品名“Silan GF91"で入手できる)150gを加
える。混合物を6時間還流させながら沸騰するまで加熱
し、その後30℃に冷却し、塩酸10%水溶液2.5gを混合
し、140℃に加熱することによつて揮発成分を除去し、
ろ過する。こうして得られたシロキサン53.3gを氷酢酸
6.7gと混合する。
使用する: 攪拌機、滴下ろうとおよび還流冷却器を備えた1の三
口フラスコ中で、攪拌しながらメタノール4g中のKOH0.2
gおよび例1に記載のシロキサンB500gから成る混合物
に、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン(Wacker-Chemie GmbH、(Mnchen
在)製の商品名“Silan GF91"で入手できる)150gを加
える。混合物を6時間還流させながら沸騰するまで加熱
し、その後30℃に冷却し、塩酸10%水溶液2.5gを混合
し、140℃に加熱することによつて揮発成分を除去し、
ろ過する。こうして得られたシロキサン53.3gを氷酢酸
6.7gと混合する。
前記のシロキサン/氷酢酸−混合物45gを、例1に記載
の25℃において粘度が約180Pa.sであるシロキサン−混
合物105gに加える。次にこの混合物を例1に記載の操作
法により脱イオン水合計150gで乳化する。乳濁液全量に
対し49重量%の固体含量を有する高分子量オルガノポリ
シロキサンの水性乳濁液が得られる。
の25℃において粘度が約180Pa.sであるシロキサン−混
合物105gに加える。次にこの混合物を例1に記載の操作
法により脱イオン水合計150gで乳化する。乳濁液全量に
対し49重量%の固体含量を有する高分子量オルガノポリ
シロキサンの水性乳濁液が得られる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。これは室温で
6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。これは室温で
6カ月より長期間安定である。
例5 例4に記載の操作法をくり返すが、例1に記載の約180P
a.sの粘度を有するシロキサン−混合物の代わりに、以
下のように製造された混合物を使用する:例1の室温で
固体の高分子量オルガノポリシロキサン(シロキサン
A)70部を総和式MeSiO1.1(OMe)0.8(シロキサンC)
(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の商品名“VP2
265"で入手できる)のオルガノ(ポリ)シロキサン30部
中に溶かす。乳濁液全量に対し50重量%の固体含量を有
する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得
られる。
a.sの粘度を有するシロキサン−混合物の代わりに、以
下のように製造された混合物を使用する:例1の室温で
固体の高分子量オルガノポリシロキサン(シロキサン
A)70部を総和式MeSiO1.1(OMe)0.8(シロキサンC)
(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の商品名“VP2
265"で入手できる)のオルガノ(ポリ)シロキサン30部
中に溶かす。乳濁液全量に対し50重量%の固体含量を有
する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液が得
られる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
例6 例1に記載の操作法をくり返すが、例1で使用したオル
ガノ(ポリ)シロキサンの代わりに総和式SiO0.85(OEt)
2.3(シロキサンD)の25℃において4mPa.sの粘度を有
するオルガノ(ポリ)シロキサン(Wacker-Chemie GmbH
(Mnchen在)製の商品名“Silikat TES 40"で入手さ
れる)を使用する。乳濁液全量に対し51重量%の固体含
量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁
液が得られる。
ガノ(ポリ)シロキサンの代わりに総和式SiO0.85(OEt)
2.3(シロキサンD)の25℃において4mPa.sの粘度を有
するオルガノ(ポリ)シロキサン(Wacker-Chemie GmbH
(Mnchen在)製の商品名“Silikat TES 40"で入手さ
れる)を使用する。乳濁液全量に対し51重量%の固体含
量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁
液が得られる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。これは室温で
6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。これは室温で
6カ月より長期間安定である。
例7 例1に記載の室温で固体のオルガノポリシロキサン(シ
ロキサンA)70部を、総和式MeSi(OEt)3(シランE)の
25℃において0.6mPa.sの粘度を有するシラン(Wacker-C
hemie GmbH(Mnchen在)製の商品名“Silan-M1-Trie
thoxy"で入手される)30部に溶かす。溶解のために、こ
の際超音波−照射または適当な混合機を使用してよい。
ロキサンA)70部を、総和式MeSi(OEt)3(シランE)の
25℃において0.6mPa.sの粘度を有するシラン(Wacker-C
hemie GmbH(Mnchen在)製の商品名“Silan-M1-Trie
thoxy"で入手される)30部に溶かす。溶解のために、こ
の際超音波−照射または適当な混合機を使用してよい。
このオルガノポリシロキサン溶液150g中に、ポリビニル
アルコール(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の
商品名“Polyviol W 25/140")の10%水溶液を分散させ
る。次にこの混合物を、乳化装置、例えば“Ultra-Turr
ax"で一定に攪拌しながら脱イオン水90gを添加すること
によつて乳化する。乳濁液全量に対し52重量%の固体含
量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁
液が得られる。
アルコール(Wacker-Chemie GmbH(Mnchen在)製の
商品名“Polyviol W 25/140")の10%水溶液を分散させ
る。次にこの混合物を、乳化装置、例えば“Ultra-Turr
ax"で一定に攪拌しながら脱イオン水90gを添加すること
によつて乳化する。乳濁液全量に対し52重量%の固体含
量を有する高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁
液が得られる。
製造された乳濁液は、遠心分離(回転数:4000U.min-1)
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
を1時間行なつても沈降現象を示さない。この乳濁液は
室温で6カ月より長期間安定である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・マイヤー ドイツ連邦共和国ブルクハウゼン・リンダ ツハー・シユトラーセ 67 (72)発明者 エーリツヒ・ピルツヴエーガー ドイツ連邦共和国ブルクハウゼン・ヘーヒ エンベルクシユトラーセ 16 (56)参考文献 特開 昭60−36563(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】室温で固体の高分子量オルガノポリシロキ
サンの水性乳濁液を製造する方法において、 式: 〔式中、Rはそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R1は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、aは0、1、2または
3、平均で0.75〜1.5でありかつbは0、1、2および
3、平均で0.0〜1.1である〕の単位からなる室温で固体
の高分子量オルガノポリシロキサン(但し、このオルガ
ノポリシロキサンは少なくとも4000g/モルの分子量を有
するものとする)を式: 〔式中、R2はそれぞれの基につき炭素原子数1〜14を有
する同一かまたは異なる1価の炭化水素基を表わし、こ
の場合これらの基は水に対して不活性の置換基を有して
いてよく、R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子
を表わすかまたはそれぞれの基につき炭素原子数1〜4
を有するアルキル基を表わし、cは0、1、2または
3、平均で0.2〜3.9でありかつdは0、1、2または
3、平均で0.2〜3.9である〕の単位からなる室温で液体
の低分子量オルガノ(ポリ)シロキサン(但し、このオ
ルガノ(ポリ)シロキサンは1分子当たり1〜20個のSi
原子および25℃で0.5〜100mPa・sの粘度を有するもの
とする)に溶解し、この溶液を水と一緒にして乳化剤お
よび場合によっては常用の添加剤を添加しながら乳化さ
せることを特徴とする、室温で固体の高分子量オルガノ
ポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3836830.7 | 1988-10-28 | ||
DE3836830A DE3836830A1 (de) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | Verfahren zur herstellung waessriger emulsionen von hochmolekularen organopolysiloxanen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02187463A JPH02187463A (ja) | 1990-07-23 |
JPH07103240B2 true JPH07103240B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=6366137
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1280019A Expired - Lifetime JPH07103240B2 (ja) | 1988-10-28 | 1989-10-30 | 室温で固体の高分子量オルガノポリシロキサンの水性乳濁液を製造する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0366133B1 (ja) |
JP (1) | JPH07103240B2 (ja) |
AT (1) | ATE102970T1 (ja) |
CA (1) | CA1337312C (ja) |
DE (2) | DE3836830A1 (ja) |
ES (1) | ES2050205T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5371139A (en) * | 1991-06-21 | 1994-12-06 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Silicone rubber microsuspension and method for its preparation |
DE4142387A1 (de) * | 1991-12-20 | 1993-06-24 | Wacker Chemie Gmbh | Pflegemittel fuer harte oberflaechen |
DE4217561A1 (de) * | 1992-05-27 | 1993-12-02 | Wacker Chemie Gmbh | Wäßrige Dispersionen von Organopolysiloxanen |
DE4313219A1 (de) * | 1993-04-22 | 1994-10-27 | Wacker Chemie Gmbh | Verfahren zum Imprägnieren von Holz |
DE4415322A1 (de) * | 1994-05-02 | 1995-11-09 | Nuenchritz Chemie Gmbh | Verfahren zur Herstellung wäßriger Siliconemulsionen |
DE4421500C1 (de) | 1994-06-20 | 1995-12-07 | Nuenchritz Chemie Gmbh | Wäßrige, siliciumorganische Verbindungen enthaltende Zusammensetzungen |
JPH08245881A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-09-24 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | オルガノポリシロキサン生ゴムエマルジョン |
DE19517346A1 (de) | 1995-05-11 | 1996-11-14 | Wacker Chemie Gmbh | Emulsionen von Organosiliciumverbindungen für die Hydrophobierung von Baustoffen |
US6294608B1 (en) * | 1995-05-11 | 2001-09-25 | Wacker-Chemie Gmbh | Emulsions of organosilicon compounds for imparting water repellency to building materials |
DE19628035A1 (de) * | 1996-07-11 | 1998-01-15 | Wacker Chemie Gmbh | Wäßrige Cremes von Organosiliciumverbindungen für Hydrophobierung von Baustoffen |
DE10116810A1 (de) * | 2001-04-04 | 2002-12-19 | Wacker Chemie Gmbh | Bindemittel und deren Verwendung in Verfahren zur Herstellung von Formteilen auf der Basis von Mineralfasern |
DE102004038148A1 (de) * | 2004-08-05 | 2006-03-16 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Herstellung von Emulsionen von hochviskosen Organopolysiloxanen |
EP3385303A1 (en) * | 2006-10-10 | 2018-10-10 | Dow Silicones Corporation | Silicone polymer emulsions |
CN102348765B (zh) | 2009-03-10 | 2015-09-09 | 道康宁东丽株式会社 | 水包油硅氧烷乳液组合物 |
GB0905507D0 (en) | 2009-03-31 | 2009-05-13 | Dow Corning | Organopol Ysiloxane Compositions Containing An Active Material |
GB0905502D0 (en) * | 2009-03-31 | 2009-05-13 | Dow Corning | Organopolysiloxane emulsions and their production |
EP2589627B1 (en) | 2010-07-02 | 2016-10-12 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Oil-in-water silicone emulsion composition |
CN103740106A (zh) | 2012-10-16 | 2014-04-23 | 瓦克化学(中国)有限公司 | 水性硅树脂乳液及其应用 |
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US2842521A (en) * | 1953-12-05 | 1958-07-08 | Wacker Chemie Gmbh | Alkoxy alkyl siloxane and a boric acid hydroxy compound mixture |
US3668180A (en) * | 1969-10-24 | 1972-06-06 | Stauffer Wacker Silicone Corp | Preparation of alkoxyorganopolysiloxane resins |
DE2061189C3 (de) * | 1970-12-11 | 1974-12-05 | Wacker-Chemie Gmbh, 8000 Muenchen | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Alkoxysilanen oder Alkoxypolysiloxanen |
DE3000782A1 (de) * | 1980-01-10 | 1981-07-16 | Wacker-Chemie GmbH, 8000 München | Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von sioc-gruppen aufweisenden silanen oder sioc-gruppen aufweisenden polysiloxanen |
US4552910A (en) * | 1983-03-11 | 1985-11-12 | Wacker-Chemie Gmbh | Aqueous compositions containing an organosilicon compound |
US4529758A (en) * | 1983-05-05 | 1985-07-16 | General Electric Company | Water based resin dispersions |
DE3323908A1 (de) * | 1983-07-02 | 1985-01-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Siliconharz-emulsion |
DE3323909A1 (de) * | 1983-07-02 | 1985-01-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Stabile siliconemulsionen |
DE3343575A1 (de) * | 1983-12-01 | 1985-10-03 | Wacker-Chemie GmbH, 8000 München | Verfahren zur herstellung von waessrigen emulsionen |
US4824877A (en) * | 1988-02-02 | 1989-04-25 | Dow Corning Corporation | High polymer content silicone emulsions |
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- 1988-10-28 DE DE3836830A patent/DE3836830A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-09-27 CA CA000613577A patent/CA1337312C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-23 US US07/425,094 patent/US5039724A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-26 AT AT89119882T patent/ATE102970T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-10-26 DE DE89119882T patent/DE58907226D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-26 EP EP89119882A patent/EP0366133B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-26 ES ES89119882T patent/ES2050205T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-30 JP JP1280019A patent/JPH07103240B2/ja not_active Expired - Lifetime
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