JPH07109380B2 - ガス漏洩検知装置 - Google Patents
ガス漏洩検知装置Info
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- JPH07109380B2 JPH07109380B2 JP3073759A JP7375991A JPH07109380B2 JP H07109380 B2 JPH07109380 B2 JP H07109380B2 JP 3073759 A JP3073759 A JP 3073759A JP 7375991 A JP7375991 A JP 7375991A JP H07109380 B2 JPH07109380 B2 JP H07109380B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/26—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
- G01M3/28—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds
- G01M3/2807—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for pipes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスメータよりも上
流側のガス流路からのガス漏洩を検知するガス漏洩検知
装置に関する。
流側のガス流路からのガス漏洩を検知するガス漏洩検知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガス配管からのガス漏洩に起因す
るガス爆発事故が多発している。特に、病院や学校のよ
うにガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、
この間を地下に埋設したガス管により連絡している場合
には、埋設管の腐食や、地盤の不等沈下により、埋設管
にひび割れが生じ、ガス漏洩の発生する危険性がある。
従来、このようなガス流路からのガス漏洩を検知するに
は、ガス流路内に圧力センサを配設し、予め定めた検査
期間、例えば1年に1回とか2年に1回毎に、検査する
ガス流路の両端を閉じてガス流路内の圧力を850mm
H2O程度に高め、漏洩に起因する圧力低下の有無を検
査して、ガス漏洩を検知している。また、ガス流路内に
流量センサを配設し、ガスの流量を常時監視することに
より、通常のガス使用ではありえないようなガスの流量
の異常を監視して、ガス漏洩を検知する方法もある。
るガス爆発事故が多発している。特に、病院や学校のよ
うにガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、
この間を地下に埋設したガス管により連絡している場合
には、埋設管の腐食や、地盤の不等沈下により、埋設管
にひび割れが生じ、ガス漏洩の発生する危険性がある。
従来、このようなガス流路からのガス漏洩を検知するに
は、ガス流路内に圧力センサを配設し、予め定めた検査
期間、例えば1年に1回とか2年に1回毎に、検査する
ガス流路の両端を閉じてガス流路内の圧力を850mm
H2O程度に高め、漏洩に起因する圧力低下の有無を検
査して、ガス漏洩を検知している。また、ガス流路内に
流量センサを配設し、ガスの流量を常時監視することに
より、通常のガス使用ではありえないようなガスの流量
の異常を監視して、ガス漏洩を検知する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定期検査によ
りガス漏洩を発見する方法では、検査終了直後に発生し
た漏洩は次回の検査まで見過ごされ、早期発見ができな
い。すなわち、定期検査時には漏洩がないか、または、
ごく微量の漏洩であるために漏洩が発見されないと、長
時間にわたる漏洩により、蓄積したガスが危険量に達し
たり、時間の経過とともに埋設管の腐食が進んで漏洩量
が増加し、ガス爆発の起こる危険性がある。また、流量
センサによりガスの流量を常時監視してガス漏洩を発見
する方法では、流量センサより上流側で漏洩が生じた場
合に流量センサが機能しないため、流量センサの下流側
の漏洩が発見できても、上流側の漏洩が発見できない。
先に説明したように、病院、学校等の施設においては、
ガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、この
間を地下に埋設したガス管により連絡していることが多
い。こうした場合に、通常、流量センサは、ガス使用施
設のガスメータに内蔵したり、ガス使用施設の壁面に固
定している。したがって、埋設管内で漏洩が発生して
も、流量センサが機能せず、ガス漏洩を発見できない。
りガス漏洩を発見する方法では、検査終了直後に発生し
た漏洩は次回の検査まで見過ごされ、早期発見ができな
い。すなわち、定期検査時には漏洩がないか、または、
ごく微量の漏洩であるために漏洩が発見されないと、長
時間にわたる漏洩により、蓄積したガスが危険量に達し
たり、時間の経過とともに埋設管の腐食が進んで漏洩量
が増加し、ガス爆発の起こる危険性がある。また、流量
センサによりガスの流量を常時監視してガス漏洩を発見
する方法では、流量センサより上流側で漏洩が生じた場
合に流量センサが機能しないため、流量センサの下流側
の漏洩が発見できても、上流側の漏洩が発見できない。
先に説明したように、病院、学校等の施設においては、
ガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、この
間を地下に埋設したガス管により連絡していることが多
い。こうした場合に、通常、流量センサは、ガス使用施
設のガスメータに内蔵したり、ガス使用施設の壁面に固
定している。したがって、埋設管内で漏洩が発生して
も、流量センサが機能せず、ガス漏洩を発見できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記に鑑み
提案され、ガスメータよりも上流側のガス流路からのガ
ス漏洩を、簡便な手段で、しかも早期に検知しようとす
るもので、ガス流路に流れるガスの流量を検出する流量
センサと、流量センサが検出したガスの流量を流量信号
として発信する流量信号発信器と、流量センサの上流側
に設けられ、ガス流路のガス圧を検出する圧力センサ
と、圧力センサが検出したガス圧を圧力信号として発信
する圧力信号発信器と、流量信号発信器と圧力信号発信
器とに接続された演算手段とからなるガス漏洩検知装置
において、上記演算手段を、流量信号発信器からの流量
信号に基づいて流量の有無を判断する流量信号判断手段
と、圧力信号発信器からの圧力信号に基づいて圧力変動
を判断する圧力信号判断手段と、設定時間内において、
流量信号判断手段により流量が「無」と判断され、この
流量の「無」状態が所定時間継続したときに、圧力信号
判断手段で判断した圧力変動を参照し、圧力変動が予め
定めた一定範囲内であると、漏洩と判断して漏洩信号を
発信する漏洩判断手段と、で構成したことを特徴とす
る。
提案され、ガスメータよりも上流側のガス流路からのガ
ス漏洩を、簡便な手段で、しかも早期に検知しようとす
るもので、ガス流路に流れるガスの流量を検出する流量
センサと、流量センサが検出したガスの流量を流量信号
として発信する流量信号発信器と、流量センサの上流側
に設けられ、ガス流路のガス圧を検出する圧力センサ
と、圧力センサが検出したガス圧を圧力信号として発信
する圧力信号発信器と、流量信号発信器と圧力信号発信
器とに接続された演算手段とからなるガス漏洩検知装置
において、上記演算手段を、流量信号発信器からの流量
信号に基づいて流量の有無を判断する流量信号判断手段
と、圧力信号発信器からの圧力信号に基づいて圧力変動
を判断する圧力信号判断手段と、設定時間内において、
流量信号判断手段により流量が「無」と判断され、この
流量の「無」状態が所定時間継続したときに、圧力信号
判断手段で判断した圧力変動を参照し、圧力変動が予め
定めた一定範囲内であると、漏洩と判断して漏洩信号を
発信する漏洩判断手段と、で構成したことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】流量センサによりガス流路のガスの流量を監視
し、流量センサが検出したガスの流量を、流量信号発信
器が流量信号として発信する。圧力センサによりガス流
路のガス圧を監視し、圧力センサが検出したガス圧を、
圧力信号発信器が圧力信号として発信する。演算手段
は、流量信号判断手段で流量信号に基づいて流量の有無
を判断し、圧力信号判断手段で圧力信号に基づいて圧力
変動を判断する。そして、漏洩判断手段は、設定時間内
において、流量信号判断手段により流量が「無」と判断
され、この流量の「無」状態が所定時間継続したとき
に、圧力信号判断手段で判断した圧力変動を参照する。
ここで、圧力変動が予め定めた一定範囲内である場合に
は、ガスの漏洩が発生していると判断して漏洩信号を発
信する。
し、流量センサが検出したガスの流量を、流量信号発信
器が流量信号として発信する。圧力センサによりガス流
路のガス圧を監視し、圧力センサが検出したガス圧を、
圧力信号発信器が圧力信号として発信する。演算手段
は、流量信号判断手段で流量信号に基づいて流量の有無
を判断し、圧力信号判断手段で圧力信号に基づいて圧力
変動を判断する。そして、漏洩判断手段は、設定時間内
において、流量信号判断手段により流量が「無」と判断
され、この流量の「無」状態が所定時間継続したとき
に、圧力信号判断手段で判断した圧力変動を参照する。
ここで、圧力変動が予め定めた一定範囲内である場合に
は、ガスの漏洩が発生していると判断して漏洩信号を発
信する。
【0006】
【実施例】以下に、図面に示した実施例に基づいてこの
発明を説明する。図1は、この発明に係るガス漏洩検知
装置の一実施例の概略ブロック図である。このガス漏洩
検知装置1は、ガス流路2の途中に遮断弁3を設け、遮
断弁3の上流側に、ガス流路2のガス圧を検出する圧力
センサ4を、遮断弁3の下流側に、ガス流路2に流れる
ガスの流量を検出する流量センサであるガスメータ5を
設けてある。そして、圧力センサ4を、圧力信号発信器
6を介して演算手段であるマイクロコンピュータ7に電
気的に接続するとともに、ガスメータ5を、流量信号発
信器8を介してマイクロコンピュータ7に電気的に接続
する。また、マイクロコンピュータ7には、異常表示等
を行う表示部9と、ガス流路2を遮断するための遮断弁
3とを電気的に接続するとともに、電池10より駆動電
力を供給する。遮断弁3には、遮断弁3を復帰させるた
めの復帰安全装置11を接続する。また、ガス流路2の
上流側には、ガス流路2に流入するガス圧を一定に調整
するための圧力調整器12が設けてある。
発明を説明する。図1は、この発明に係るガス漏洩検知
装置の一実施例の概略ブロック図である。このガス漏洩
検知装置1は、ガス流路2の途中に遮断弁3を設け、遮
断弁3の上流側に、ガス流路2のガス圧を検出する圧力
センサ4を、遮断弁3の下流側に、ガス流路2に流れる
ガスの流量を検出する流量センサであるガスメータ5を
設けてある。そして、圧力センサ4を、圧力信号発信器
6を介して演算手段であるマイクロコンピュータ7に電
気的に接続するとともに、ガスメータ5を、流量信号発
信器8を介してマイクロコンピュータ7に電気的に接続
する。また、マイクロコンピュータ7には、異常表示等
を行う表示部9と、ガス流路2を遮断するための遮断弁
3とを電気的に接続するとともに、電池10より駆動電
力を供給する。遮断弁3には、遮断弁3を復帰させるた
めの復帰安全装置11を接続する。また、ガス流路2の
上流側には、ガス流路2に流入するガス圧を一定に調整
するための圧力調整器12が設けてある。
【0007】上記したマイクロコンピュータ7は、図2
に示すように、流量信号発信器8からの流量信号に基づ
いて流量の有無を判断する流量信号判断手段13と、圧
力信号発信器6からの圧力信号に基づいて圧力変動を判
断する圧力信号判断手段14と、設定時間内において、
流量信号判断手段13により流量が「無」と継続して判
断されている所定時間内に、圧力信号判断手段14で判
断した圧力変動を参照し、圧力変動が予め定めた一定範
囲内であると、漏洩と判断して漏洩信号を発信する漏洩
判断手段15と、圧力信号判断手段14における判断結
果等を記憶する記憶手段16と、判断処理のタイミング
を発生するための第1タイマ17と第2タイマ18等を
有する。
に示すように、流量信号発信器8からの流量信号に基づ
いて流量の有無を判断する流量信号判断手段13と、圧
力信号発信器6からの圧力信号に基づいて圧力変動を判
断する圧力信号判断手段14と、設定時間内において、
流量信号判断手段13により流量が「無」と継続して判
断されている所定時間内に、圧力信号判断手段14で判
断した圧力変動を参照し、圧力変動が予め定めた一定範
囲内であると、漏洩と判断して漏洩信号を発信する漏洩
判断手段15と、圧力信号判断手段14における判断結
果等を記憶する記憶手段16と、判断処理のタイミング
を発生するための第1タイマ17と第2タイマ18等を
有する。
【0008】上記した圧力信号発信器6は、圧力センサ
4からの信号を増幅し、フィルタにより有効な信号成分
のみを取り出して波形整形器で波形整形をし、パルス信
号である圧力信号を発信する。また、流量信号発信器8
は、ガスメータ5が1回転する毎に、その機械的な動き
を電気的信号に変えるものである。この流量信号発信器
8を膜式ガスメータに設けた場合について説明すると、
流量信号発信器8は、ガスの流れによって駆動される膜
と、この膜の動きに連動して回転運動する磁石と、この
磁石の動きを検出してオンオフを繰り返すリードスイッ
チとからなる。そして、ガスの流れに応じて磁石が回転
運動すると、磁石がリードスイッチに近付いたり、遠ざ
かったりしてリードスイッチがオンオフし、膜が1往復
する毎、すなわち磁石が1回転する毎に、1パルスの流
量信号を発信する。
4からの信号を増幅し、フィルタにより有効な信号成分
のみを取り出して波形整形器で波形整形をし、パルス信
号である圧力信号を発信する。また、流量信号発信器8
は、ガスメータ5が1回転する毎に、その機械的な動き
を電気的信号に変えるものである。この流量信号発信器
8を膜式ガスメータに設けた場合について説明すると、
流量信号発信器8は、ガスの流れによって駆動される膜
と、この膜の動きに連動して回転運動する磁石と、この
磁石の動きを検出してオンオフを繰り返すリードスイッ
チとからなる。そして、ガスの流れに応じて磁石が回転
運動すると、磁石がリードスイッチに近付いたり、遠ざ
かったりしてリードスイッチがオンオフし、膜が1往復
する毎、すなわち磁石が1回転する毎に、1パルスの流
量信号を発信する。
【0009】圧力調整器12は、ガス流路2に流入する
ガス圧を一定に調整するための装置である。例えば、L
Pガスの場合には、ボンベ内圧力は、0.7〜15.6
kg/cm2に制限されており、燃焼器具でガスを正常
に燃焼させるためには、ガス圧力を200〜330mm
H2Oに減圧調整して供給する必要がある。そこで、ボ
ンベ出口に圧力調整器12を取り付けて、ガス流路2に
流入するガス圧力の調整を行う。
ガス圧を一定に調整するための装置である。例えば、L
Pガスの場合には、ボンベ内圧力は、0.7〜15.6
kg/cm2に制限されており、燃焼器具でガスを正常
に燃焼させるためには、ガス圧力を200〜330mm
H2Oに減圧調整して供給する必要がある。そこで、ボ
ンベ出口に圧力調整器12を取り付けて、ガス流路2に
流入するガス圧力の調整を行う。
【0010】図3に、圧力調整器12の一例を示す。こ
の圧力調整器12は、単段式圧力調整器であり、本体1
9の内部をダイアフラム20により上下に二分して、上
部を空気室21、下部を減圧室22としている。そし
て、減圧室22のガス流入口23側にノズル24を設
け、ノズル24の噴射口25に閉鎖弁26を有する弁棒
27を臨ませ、弁棒27を、レバー28を介してダイア
フラム20に取り付けた作用子29に連結する。また、
ダイアフラム20は、空気室21内に設けたスプリング
30により減圧室22側に押し下げられている。
の圧力調整器12は、単段式圧力調整器であり、本体1
9の内部をダイアフラム20により上下に二分して、上
部を空気室21、下部を減圧室22としている。そし
て、減圧室22のガス流入口23側にノズル24を設
け、ノズル24の噴射口25に閉鎖弁26を有する弁棒
27を臨ませ、弁棒27を、レバー28を介してダイア
フラム20に取り付けた作用子29に連結する。また、
ダイアフラム20は、空気室21内に設けたスプリング
30により減圧室22側に押し下げられている。
【0011】したがって、ガス流入口23から高圧ガス
が流入すると、ガスはノズル24を通って減圧室22内
に入る。ここで、ガスの流入が続くと、減圧室22内の
圧力が上昇し、ダイアフラム20はスプリング30の付
勢に抗して、空気室21側に押し上げられる。このた
め、ダイアフラム20に取り付けた作用子29も上昇
し、作用子29に連結したレバー28が支点31を軸と
して回動し、弁棒27がガス流入口23側に移動して、
閉鎖弁26によりノズル24からのガスの噴射量を絞っ
たり、圧力が高い場合には噴射口25を閉鎖する。一
方、減圧室22内のガスがガス流出口32より流出する
と、減圧室22の圧力が下降し、ダイアフラム20がス
プリング30の付勢により減圧室22側に下降する。こ
のため、作用子29に連結したレバー28が支点31を
軸として回動し、弁棒27がガス流出口32側に移動し
て、閉鎖弁26がノズル24の噴射口25から離れ、高
圧ガスの流入量が再び増加する。
が流入すると、ガスはノズル24を通って減圧室22内
に入る。ここで、ガスの流入が続くと、減圧室22内の
圧力が上昇し、ダイアフラム20はスプリング30の付
勢に抗して、空気室21側に押し上げられる。このた
め、ダイアフラム20に取り付けた作用子29も上昇
し、作用子29に連結したレバー28が支点31を軸と
して回動し、弁棒27がガス流入口23側に移動して、
閉鎖弁26によりノズル24からのガスの噴射量を絞っ
たり、圧力が高い場合には噴射口25を閉鎖する。一
方、減圧室22内のガスがガス流出口32より流出する
と、減圧室22の圧力が下降し、ダイアフラム20がス
プリング30の付勢により減圧室22側に下降する。こ
のため、作用子29に連結したレバー28が支点31を
軸として回動し、弁棒27がガス流出口32側に移動し
て、閉鎖弁26がノズル24の噴射口25から離れ、高
圧ガスの流入量が再び増加する。
【0012】このようにして、減圧室22内の圧力の上
下に伴いダイアフラム20が上下し、ノズル24からの
ガス流入量を調整して、ガス流路2に流れ込むガス圧を
ほぼ一定に保つ。したがって、ガスが正常に使用されて
いる場合のみならず、漏洩が発生してガスの供給がある
場合には、ガス流路2内のガス圧力は常に一定に保たれ
ることとなる。
下に伴いダイアフラム20が上下し、ノズル24からの
ガス流入量を調整して、ガス流路2に流れ込むガス圧を
ほぼ一定に保つ。したがって、ガスが正常に使用されて
いる場合のみならず、漏洩が発生してガスの供給がある
場合には、ガス流路2内のガス圧力は常に一定に保たれ
ることとなる。
【0013】しかし、ガス流路2にガスの流れが無い場
合には、配管内の圧力は外気温度(ガス温度)に比例し
て上下する。すなわち、ガス温度が1℃変化すると、ガ
ス圧力が37mmH2O変化する。これは、ガスが外気
温度の変化に伴って、膨張、収縮するためである。配管
内の圧力変化は、日中一部分でも日に照らされる箇所が
あるガス配管では、特に顕著である。一日の温度変化
は、通常10℃以上あるのが一般的であり、例えば、朝
の気温が5℃で、このときのガス圧力が280mmH2
Oに調整されていたとすると、気温が15℃に上昇した
とすれば、ガス圧力は(280+37×10)=650
mmH2Oとなる。
合には、配管内の圧力は外気温度(ガス温度)に比例し
て上下する。すなわち、ガス温度が1℃変化すると、ガ
ス圧力が37mmH2O変化する。これは、ガスが外気
温度の変化に伴って、膨張、収縮するためである。配管
内の圧力変化は、日中一部分でも日に照らされる箇所が
あるガス配管では、特に顕著である。一日の温度変化
は、通常10℃以上あるのが一般的であり、例えば、朝
の気温が5℃で、このときのガス圧力が280mmH2
Oに調整されていたとすると、気温が15℃に上昇した
とすれば、ガス圧力は(280+37×10)=650
mmH2Oとなる。
【0014】上記した、外気温度の変化と配管内のガス
圧力との関係の実験結果を、図4から図9に示す。実験
に用いたガス供給設備は、図4に示す単瓶供給設備と、
図5に示す双瓶供給設備と、図6に示す集団供給設備で
ある。単瓶供給設備は、1本のガスボンベ33から圧力
調整器12、メータコック34、ガスメータ5、閉止弁
35を介して燃焼器具であるガスコンロ36を接続し、
メータコック34とガスメータ5との間に圧力センサ4
を接続し、圧力センサ4に記録計37を接続したもので
ある。双瓶供給設備は、上記した単瓶供給設備のガスボ
ンベ33を2本にしたもので、圧力調整器12に2本の
ガスボンベ33が接続してある。集団供給設備は、圧力
調整器12に複数のガスボンベ33からガスを供給する
とともに、ガス流路2を複数に分岐し、それぞれのガス
流路2にメータコック34、ガスメータ5、閉止弁35
を介して燃焼器具であるガスコンロ36を接続し、その
うち一つのガス流路2のメータコック34とガスメータ
5との間に圧力センサ4を接続し、圧力センサ4に記録
計37を接続したものである。
圧力との関係の実験結果を、図4から図9に示す。実験
に用いたガス供給設備は、図4に示す単瓶供給設備と、
図5に示す双瓶供給設備と、図6に示す集団供給設備で
ある。単瓶供給設備は、1本のガスボンベ33から圧力
調整器12、メータコック34、ガスメータ5、閉止弁
35を介して燃焼器具であるガスコンロ36を接続し、
メータコック34とガスメータ5との間に圧力センサ4
を接続し、圧力センサ4に記録計37を接続したもので
ある。双瓶供給設備は、上記した単瓶供給設備のガスボ
ンベ33を2本にしたもので、圧力調整器12に2本の
ガスボンベ33が接続してある。集団供給設備は、圧力
調整器12に複数のガスボンベ33からガスを供給する
とともに、ガス流路2を複数に分岐し、それぞれのガス
流路2にメータコック34、ガスメータ5、閉止弁35
を介して燃焼器具であるガスコンロ36を接続し、その
うち一つのガス流路2のメータコック34とガスメータ
5との間に圧力センサ4を接続し、圧力センサ4に記録
計37を接続したものである。
【0015】図7は、単瓶供給設備における一日の温度
変化と配管内の圧力変化を示したグラフである。この実
験によると、午後4時頃から気温が下降し始めると、気
温の下降に伴い配管内圧力が下降し始め、午前6時頃か
ら気温が上昇し始めると、気温の上昇に伴い配管内圧力
が上昇し始めることが解る。
変化と配管内の圧力変化を示したグラフである。この実
験によると、午後4時頃から気温が下降し始めると、気
温の下降に伴い配管内圧力が下降し始め、午前6時頃か
ら気温が上昇し始めると、気温の上昇に伴い配管内圧力
が上昇し始めることが解る。
【0016】図8は、単瓶供給設備において、ガスの供
給が無い場合の一日の配管内の圧力変化を示したグラフ
である。尚、各計測の計測日は異なるが、計測は同じ時
季に行った。ここでは、1.容器用弁を「開」、メータ
コック34を「開」、閉止弁35を「開」、器具栓を
「閉」にした場合と、2.容器用弁を「開」、メータコ
ック34を「開」、閉止弁35を「閉」、器具栓を
「閉」にした場合と、3.メータコック34を「閉」、
閉止弁35を「閉」にした場合とについて実験を行っ
た。この実験によると、1.、3.の場合には、約28
0mmH2Oであった配管内圧力が、午前6時頃から午
前8時頃にかけて上昇し、その後ほぼ一定の圧力を保っ
た後、午後1時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃に
は約280mmH2Oに戻っている。また、2.の場合
には、約280mmH2Oであった配管内圧力が、午前
9時頃から午前11時頃にかけて上昇し、その後小さい
振幅で変動を繰り返してほぼ一定の圧力を保った後、午
後2時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃には約28
0mmH2Oに戻っている。
給が無い場合の一日の配管内の圧力変化を示したグラフ
である。尚、各計測の計測日は異なるが、計測は同じ時
季に行った。ここでは、1.容器用弁を「開」、メータ
コック34を「開」、閉止弁35を「開」、器具栓を
「閉」にした場合と、2.容器用弁を「開」、メータコ
ック34を「開」、閉止弁35を「閉」、器具栓を
「閉」にした場合と、3.メータコック34を「閉」、
閉止弁35を「閉」にした場合とについて実験を行っ
た。この実験によると、1.、3.の場合には、約28
0mmH2Oであった配管内圧力が、午前6時頃から午
前8時頃にかけて上昇し、その後ほぼ一定の圧力を保っ
た後、午後1時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃に
は約280mmH2Oに戻っている。また、2.の場合
には、約280mmH2Oであった配管内圧力が、午前
9時頃から午前11時頃にかけて上昇し、その後小さい
振幅で変動を繰り返してほぼ一定の圧力を保った後、午
後2時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃には約28
0mmH2Oに戻っている。
【0017】図9は、単瓶供給設備、双瓶供給設備、集
団供給設備において、ガスの供給が無い場合の同じ時季
の一日の配管内の圧力変化を示したグラフである。ここ
では、容器用弁を「開」、メータコック34を「開」、
閉止弁35を「開」、器具栓を「閉」にした場合につい
て実験を行った。この実験によると、約280mmH2
Oであった配管内圧力が、午前6時頃から午前8時頃に
かけて上昇し、その後ほぼ一定の圧力を保った後、午後
1時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃には約280
mmH2Oに戻っている。
団供給設備において、ガスの供給が無い場合の同じ時季
の一日の配管内の圧力変化を示したグラフである。ここ
では、容器用弁を「開」、メータコック34を「開」、
閉止弁35を「開」、器具栓を「閉」にした場合につい
て実験を行った。この実験によると、約280mmH2
Oであった配管内圧力が、午前6時頃から午前8時頃に
かけて上昇し、その後ほぼ一定の圧力を保った後、午後
1時頃から圧力が下降し始め、午後6時頃には約280
mmH2Oに戻っている。
【0018】上記した実験により、ガス流路2にガスの
流れが無い場合には、配管内の圧力は外気温度(ガス温
度)に比例して上下し、一日の変化においては、午前6
時頃から午前8時頃にかけて上昇することが解る。
流れが無い場合には、配管内の圧力は外気温度(ガス温
度)に比例して上下し、一日の変化においては、午前6
時頃から午前8時頃にかけて上昇することが解る。
【0019】図10のフローチャートにより、ガス漏洩
の判断処理を説明する。第1タイマ17により予め定め
た時間、例えば午前6時になると、判断処理を開始す
る。判断処理において、流量信号判断手段13により流
量信号に基づいて流量の有無を判断し、流量が「0」の
場合に、第2タイマ18により予め定めた時間、例えば
2時間、圧力信号判断手段14で圧力信号の変動を監視
する。ここで、午前6時から午前8時までの2時間にわ
たり判断処理を実行するのは、上記した実験結果に基づ
き、午前6時頃から午前8時頃にかけて、外気温度の上
昇に伴い配管内の圧力が上昇するからである。
の判断処理を説明する。第1タイマ17により予め定め
た時間、例えば午前6時になると、判断処理を開始す
る。判断処理において、流量信号判断手段13により流
量信号に基づいて流量の有無を判断し、流量が「0」の
場合に、第2タイマ18により予め定めた時間、例えば
2時間、圧力信号判断手段14で圧力信号の変動を監視
する。ここで、午前6時から午前8時までの2時間にわ
たり判断処理を実行するのは、上記した実験結果に基づ
き、午前6時頃から午前8時頃にかけて、外気温度の上
昇に伴い配管内の圧力が上昇するからである。
【0020】そして、漏洩判断手段15により、圧力変
動が予め定めた一定範囲内、例えば50mmH2O以内
であるかどうかを判断する。圧力変動の幅が50mmH
2Oを越えている場合には、ガスの漏洩は無いので、上
記判断処理を繰り返す。一方、圧力変動の幅が50mm
H2O以内の場合には、ガスの漏洩の可能性があるの
で、記憶手段16に記憶した過去の記憶を参照し、圧力
変動の幅が50mmH2O以内である状態が連続して7
回継続したかどうか判断する。圧力変動の幅が50mm
H2O以内である状態が連続して7回継続していない場
合には、計測誤差の範囲内であるので、ガスの漏洩は無
いと判断して、上記した判断処理を繰り返す。
動が予め定めた一定範囲内、例えば50mmH2O以内
であるかどうかを判断する。圧力変動の幅が50mmH
2Oを越えている場合には、ガスの漏洩は無いので、上
記判断処理を繰り返す。一方、圧力変動の幅が50mm
H2O以内の場合には、ガスの漏洩の可能性があるの
で、記憶手段16に記憶した過去の記憶を参照し、圧力
変動の幅が50mmH2O以内である状態が連続して7
回継続したかどうか判断する。圧力変動の幅が50mm
H2O以内である状態が連続して7回継続していない場
合には、計測誤差の範囲内であるので、ガスの漏洩は無
いと判断して、上記した判断処理を繰り返す。
【0021】一方、圧力変動の幅が50mmH2O以内
である状態が連続して7回継続した場合には、ガスの漏
洩が発生しているものと判断して漏洩信号を発信し、表
示部9にガスが漏洩している旨を表示する。
である状態が連続して7回継続した場合には、ガスの漏
洩が発生しているものと判断して漏洩信号を発信し、表
示部9にガスが漏洩している旨を表示する。
【0022】ここで、圧力変動の幅が50mmH2O以
内である状態が連続して7回継続するかどうかを判断す
るのは、天候により外気温度の変化に差があるためであ
る。すなわち、晴れの日に比べて、曇りや雨の日は外気
温度の変化が少ないため、圧力変動の幅も小さくなる。
そこで、1週間の圧力変動を記憶し、連続して7日間、
圧力変動の幅が50mmH2O以内である場合に、ガス
の漏洩が発生していると判断する。
内である状態が連続して7回継続するかどうかを判断す
るのは、天候により外気温度の変化に差があるためであ
る。すなわち、晴れの日に比べて、曇りや雨の日は外気
温度の変化が少ないため、圧力変動の幅も小さくなる。
そこで、1週間の圧力変動を記憶し、連続して7日間、
圧力変動の幅が50mmH2O以内である場合に、ガス
の漏洩が発生していると判断する。
【0023】尚、判断処理を実行する時間は上記した時
間に限られず、地域や季節等の環境を考慮し、適宜変更
して実施することができる。また、圧力変動を記憶して
判断する回数も上記した回数に限られず、流量信号判断
手段13により流量が「無」と判断され、この流量の
「無」状態が所定時間、例えば30分継続したときの1
回の判断で漏洩信号を発信するようにしてもよいし、よ
り長期の期間について判断を行うようにしてもよい。同
様に、漏洩を確実に発見するため、圧力変動の幅につい
ても20mmH 2 O程度に狭くして行うようにしてもよ
い。
間に限られず、地域や季節等の環境を考慮し、適宜変更
して実施することができる。また、圧力変動を記憶して
判断する回数も上記した回数に限られず、流量信号判断
手段13により流量が「無」と判断され、この流量の
「無」状態が所定時間、例えば30分継続したときの1
回の判断で漏洩信号を発信するようにしてもよいし、よ
り長期の期間について判断を行うようにしてもよい。同
様に、漏洩を確実に発見するため、圧力変動の幅につい
ても20mmH 2 O程度に狭くして行うようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、流量
センサの上流側に圧力センサを設け、演算手段の漏洩判
断手段が、設定時間内において、流量信号判断手段によ
り流量が「無」と判断され、この流量の「無」状態が所
定時間継続したときに、圧力信号判断手段で判断した圧
力変動を参照し、圧力変動が予め定めた一定範囲内であ
る場合、ガスの漏洩が発生していると判断して漏洩信号
を発信する。したがって、病院、学校等の施設におい
て、ガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、
この間を地下に埋設したガス管により連絡している場
合、流量センサを、ガス使用施設のガスメータに内蔵し
たり、ガス使用施設の壁面に固定している場合であって
も、流量センサの上流側、例えば埋設管内でのガス漏洩
を確実に発見することができる。また、ガスの漏洩判断
が容易に行えるので、ガス漏洩の早期発見が可能であ
り、重大な事故の発生を未然に防止することができる。
センサの上流側に圧力センサを設け、演算手段の漏洩判
断手段が、設定時間内において、流量信号判断手段によ
り流量が「無」と判断され、この流量の「無」状態が所
定時間継続したときに、圧力信号判断手段で判断した圧
力変動を参照し、圧力変動が予め定めた一定範囲内であ
る場合、ガスの漏洩が発生していると判断して漏洩信号
を発信する。したがって、病院、学校等の施設におい
て、ガス貯蔵施設からガス使用施設までの距離が長く、
この間を地下に埋設したガス管により連絡している場
合、流量センサを、ガス使用施設のガスメータに内蔵し
たり、ガス使用施設の壁面に固定している場合であって
も、流量センサの上流側、例えば埋設管内でのガス漏洩
を確実に発見することができる。また、ガスの漏洩判断
が容易に行えるので、ガス漏洩の早期発見が可能であ
り、重大な事故の発生を未然に防止することができる。
【図1】この発明の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】演算手段であるマイクロコンピュータの構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図3】圧力調整器の断面図である。
【図4】実験に用いた単瓶供給設備の構成図である。
【図5】実験に用いた双瓶供給設備の構成図である。
【図6】実験に用いた集団供給設備の構成図である。
【図7】単瓶供給設備における1日の外気温変化と配管
内圧力の変化の計測結果を示すグラフである。
内圧力の変化の計測結果を示すグラフである。
【図8】単瓶供給設備における1日の配管内圧力の変化
の計測結果を示すグラフである。
の計測結果を示すグラフである。
【図9】単瓶供給設備、双瓶供給設備、集団供給設備に
おける1日の配管内圧力の変化の計測結果を示すグラフ
である。
おける1日の配管内圧力の変化の計測結果を示すグラフ
である。
【図10】ガスの漏洩の判断処理の手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 ガス漏洩検知装置 2 ガス流路 4 圧力センサ 5 ガスメータ 6 圧力信号発信器 7 マイクロコンピュータ 8 流量信号発信器 13 流量信号判断手段 14 圧力信号判断手段 15 漏洩判断手段16 記憶手段 17 第1タイマ 18 第2タイマ
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス流路に流れるガスの流量を検出する
流量センサと、流量センサが検出したガスの流量を流量
信号として発信する流量信号発信器と、流量センサの上
流側に設けられ、ガス流路のガス圧を検出する圧力セン
サと、圧力センサが検出したガス圧を圧力信号として発
信する圧力信号発信器と、流量信号発信器と圧力信号発
信器とに接続された演算手段とからなるガス漏洩検知装
置において、 上記演算手段を、 流量信号発信器からの流量信号に基づいて流量の有無を
判断する流量信号判断手段と、 圧力信号発信器からの圧力信号に基づいて圧力変動を判
断する圧力信号判断手段と、設定時間内において、 流量信号判断手段により流量が
「無」と判断され、この流量の「無」状態が所定時間継
続したときに、圧力信号判断手段で判断した圧力変動を
参照し、圧力変動が予め定めた一定範囲内であると、漏
洩と判断して漏洩信号を発信する漏洩判断手段と、で構成した ことを特徴とするガス漏洩検知装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073759A JPH07109380B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ガス漏洩検知装置 |
KR1019920003828A KR0137128B1 (ko) | 1991-03-14 | 1992-03-09 | 가스누설 검지장치 |
DE69200871T DE69200871T2 (de) | 1991-03-14 | 1992-03-11 | System zum Spüren von Gasleck. |
EP92302083A EP0503925B1 (en) | 1991-03-14 | 1992-03-11 | Gas leak detection system |
US07/851,284 US5261268A (en) | 1991-03-14 | 1992-03-12 | Gas leak detection system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073759A JPH07109380B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ガス漏洩検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258170A JPH06258170A (ja) | 1994-09-16 |
JPH07109380B2 true JPH07109380B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=13527483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3073759A Expired - Lifetime JPH07109380B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ガス漏洩検知装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5261268A (ja) |
EP (1) | EP0503925B1 (ja) |
JP (1) | JPH07109380B2 (ja) |
KR (1) | KR0137128B1 (ja) |
DE (1) | DE69200871T2 (ja) |
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