[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH07107742A - 直列共振コンバ−タ - Google Patents

直列共振コンバ−タ

Info

Publication number
JPH07107742A
JPH07107742A JP26559993A JP26559993A JPH07107742A JP H07107742 A JPH07107742 A JP H07107742A JP 26559993 A JP26559993 A JP 26559993A JP 26559993 A JP26559993 A JP 26559993A JP H07107742 A JPH07107742 A JP H07107742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonance
series
switching element
current
resonance current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26559993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotsugu Ozu
清嗣 小津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP26559993A priority Critical patent/JPH07107742A/ja
Publication of JPH07107742A publication Critical patent/JPH07107742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明はスイッチングロスやスイッチングノ
イズの発生を防止出来る直列共振コンバ−タの特徴を生
かしながら、周波数制御領域とPWM制御領域の併用に
より、全負荷から無負荷までの全領域に於いて、可聴周
波数領域で発生する騒音を防止出来、又安定動作を行い
得る直列共振型コンバ−タに於いて容量アップを計る事
を目的とする。 【構成】 2個直列の主スイッチング素子によるブリッ
ヂ回路と、2個の主スイッチング素子の各々に共振イン
ダクタンスを直列接続したブリッヂ回路と2個の補助ス
イッチング素子により構成されたフルブリッヂ方式直列
共振コンバ−タ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばスイッチング式
電源装置に適用される直列共振コンバ−タに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】直列共振コンバ−タの回路構成の一例を
第1図に示す。MOS−FETなどの2個の主スイッチ
ング素子11、12の直列回路と同じくMOS−FET
などの2個の補助スイッチング素子13、14の直列回
路と、2個の帰還ダイオ−ド15、16の直列回路と、
2個の共振コンデンサ19、20の直列 (2) 回路とが直流電源10に接続され、2個の補助スイッチ
ング素子13、14と2個の帰還ダイオ−ド15、16
はそれぞれ並列接続され、主スイッチング素子11、1
2の直列回路の接続点と共振コンデンサ19、20の直
列回路の接続点との間に第1のトランス17の一次巻線
と共振インダクタ18の直列回路が接続され、かつ第1
のトランス17の二次巻線に整流用のダイオ−ド21、
22が接続されて全波整流回路が構成され、全波整流回
路の出力に平滑用コンデンサ23及び負荷抵抗24が接
続されている。
【0003】次にこの直列共振コンバ−タの動作を説明
する。スイッチング素子11をタ−ンオンさせると、直
流電源10−スイッチング素子11−トランス17の一
次巻線−共振インダクタ18−共振コンデンサ20−直
流電源10のル−プで図の点線の様に共振電流I1が流
れる。トランス17の一次巻線数と二次巻線数との比を
nとするとトランス17の二次巻線には1/n倍の共振
電流が流れるので、この共振電流を整流用ダイオ−ド2
1、22で整流し、平滑用コンデンサ23を充電して直
流電圧を負荷抵抗24に供給する。又主スイッチング素
子11がOFFの時、共振コンデンサ20に図示の極性
でたくわえられた電荷は、帰還ダイオ−ド15を通っ
て、図の一点鎖線の様に帰還電流I2となって電源10
に帰還される。この帰還電流I2は負荷側には変換され
ないでOFF期間TOFFの間継続して流れる。尚この波
形は図3に示すが、前に述べた共振電流(トランス1次
電流)I1がON期間TON流れ続ける事は云うまでもな
い。
【0004】特に軽負荷時には、上記共振電流I1が流
れている時に補助スイッチング素子13がタ−ンオンし
て直流電源10−補助スイッチング素子13−共振イン
ダクタ18−共振コンデンサ20−直流電源10のル−
プで図の点線の様にバイパス共振電流I1′を流すこと
により、共振特性を損なうことなくPWM制御を併用す
る事ができる。その後に続く帰還電流I2については前
に述べたのと全く同じル−トで流れ (3) る。尚このもようについては図4にその波形を示してい
る。
【0005】この様に、図1に示すハ−フブリッヂ方式
の直列共振コンバ−タは重負荷時は周波数制御を行い、
軽負荷になり可聴周波数領域(20KHZ程度)に近づ
くとPWM(PULSE WIDTH MODULAT
ION)制御に切替わる事によって、広い負荷範囲に亘
ってスイッチングによる騒音の発生しない、かつスイッ
チングロスやスイッチングノイズの少ない直列共振コン
バ−タとして使用することが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方式のハ−
フブリッヂ方式直列共振コンバ−タは次の様な問題点が
ある。すなわち P0=K・f・C・Vin2の式で示す如
く、入力電圧Vinが一定であれば最大出力容量P0は
共振周波数fと共振コンデンサの容量Cの積に比例す
る。この式を展開するとP0=K・C0.5/L0.5・Vinと
なるので最大出力容量P0を増大させるためには共振イ
ンダクタLを小さくするか、あるいは共振コンデンサの
容量Cを増大させる方法があるが、共振インダクタLを
小さくすると転流時の素子の保護の上から限界があり、
共振コンデンサの容量Cを増大させると共振周波数fが
下がり可聴周波数20KHZ以上で制御出来る幅が狭く
なってしまう。
【0007】そこで直列共振コンバ−タで出力容量を増
大させる為には、基本的には図1で示す様なハ−フブリ
ッヂ方式直列共振コンバ−タを並列に二組組合わせるい
わゆるフルブリッヂ方式が採用されている。しかし従来
のフルブリッヂ方式では帰還用ダイオ−ドの逆方向阻止
機能が回復するまではスイッチング素子に大きなスパイ
ク状の電流が流れて損失や雑音の増加、スイッチング素
子へのストレスの増大等の問題が発生したり、そ (4) れを防止するために部品点数の増大等の問題が発生す
る。
【0008】そこでこの発明の目的は出力容量を増大さ
せるためにフルブリッヂ方式を採用しながら、部品点数
の増大を抑え、スイッチング素子の電流の立ち上がりが
急峻にならず又帰還用ダイオ−ドの逆方向阻止機能が回
復していなくともスパイク状の電流が流れないようにし
た大容量の直列共振コンバ−タを提供することにある。
【0009】
【実施例】図2はこの発明の実施例を示し、図1と対応
する部分には同一符号がつけてある。図2に示すように
この発明によれば、共振インダクタ18の替わりに共振
インダクタ29、30となり、補助スイッチング素子2
5と帰還ダイオ−ド27の並列回路と2個の共振インダ
クタ29、30と補助スイッチング素子26と帰還ダイ
オ−ド28の並列回路を直列とした回路が新たに直流電
源10に接続され、共振コンデンサ19、20の代わり
に、共振コンデンサ19がトランス17の1次巻線の一
端と共振インダクタ29、30の接続点との間に接続さ
れている。
【0010】この発明の直列共振コンバ−タの動作を以
下に説明する。主スイッチング素子11と補助スイッチ
ング素子26をタ−ンオンさせると、直流電源10−主
スイッチング素子11−トランス17の一次巻線−共振
コンデンサ19−共振インダクタ30−主スイッチング
素子26−直流電源10のル−プで図の点線の様に共振
電流I1が流れる。この共振電流I1が流れ終わった時
に、共振コンデンサ19に図示の極性で充電された電荷
が、共振コンデンサ19−帰還ダイオ−ド15−直流電
源10−帰還ダイオ−ド28−共振インダクタ30−共
振コンデンサ19のル−プで図の一点鎖線の様に帰還電
流I2が流れる。この時の電流波形は図3に示す様に従
来方式と全く同じである。 (5)
【0011】又正の半サイクルのモ−ドから負の半サイ
クルのモ−ドに転流する時、帰還ダイオ−ド15、16
のリカバリ−タイムの間、転流時の短絡電流を防止する
為にトランス17の一次巻線と直列のインダクタンス
や、帰還電流ル−トに別にインダクタンスを入れる必要
があるが、本発明の主要な部分ではないので図では省略
してある。
【0012】又、負荷抵抗24が大きくなり定電圧制御
により動作周波数が可聴周波数領域(20KHZ)程度
まで下がってきた時に、例えば第1の共振電流I1ル−
プにおいて補助スイッチング素子13をタ−ンオンさせ
ると、共振電流は図の点線I1′のル−トに転流され
る。この共振電流I1′ル−プは、直流電源10−補助
スイッチング素子13−共振コンデンサ19−共振イン
ダクタ30−スイッチング素子26−直流電源10のル
−プに切り替わり共振電流I1を流し続ける。これをこ
こではバイパス共振電流I1′ル−プとする。従って、
共振電流は連続的に流し続けながらトランス17の一次
巻線に必要な期間のみ共振電流I1を流すことが出来
る。又、共振電流ル−プI1からバイパス共振電流ル−
プI1′に切り替わる時、スイッチングロスやスイッチ
ングノイズは発生しないのは負荷抵抗24が小さい場合
と同じである。
【0013】ここで図1の従来型ハ−フブリッヂ方式の
直列共振コンバ−タでは直流入力電圧Vinとすると、
トランス17の1次巻線には1/2・Vinの電圧が印
加されるが、本発明である図2のフルブリッヂ方式の直
列共振コンバ−タでは直流入力電圧Vinがそのままト
ランス17の1次巻線に印加される。従って前に述べた
様に最大出力容量P0はトランス1次巻線に印加される
電圧の2乗に比例するので、本発明のフルブリッヂ方式
の直列共振コンバ−タは、従来のハ−フブリッヂ方式に
比べ4倍の出力容量がとれる。
【0014】
【発明の効果】
(6) 以上説明したように、この発明による直列共振コンバ−
タは、フルブリッヂ方式として出力容量を増大しなが
ら、電流を急峻に切りかえてスイッチングロスやスイッ
チングノイズを発生させないという電流共振の特徴を失
うことなく、出力への電力変換比を高くしたりPWM制
御を併用させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハ−フブリッヂ方式直列共振コンバ−タ
【図2】本発明のフルブリッヂ方式直列共振コンバ−タ
【図3】周波数制御時の主要電流波形
【図4】PWM制御時の主要部電流波形
【符号の説明】
11、12、25、26 主スイッチング素子 15、16 帰還ダイオ−ド 17 トランス 18、29、30 共振インダクタンス 19、20 共振コンデンサ 21、22 整流ダイオ−ド 23 平滑コンデンサ 24 負荷抵抗 13、14 補助スイッチング素子 I1 トランス1次電流(共振電
流) I1′ バイパス共振電流 I2 帰還電流 T 1サイクル期間 (7) TON ON巾期間 TOFF OFF巾期間 TA PWM ON巾期間 TB PWM OFF巾期間 T1 帰還電流期間 T2 休止期間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の主スイッチング素子が直列接続さ
    れた第1のブリッヂ回路と、2個の主スイッチング素子
    と電源に帰還する方向の帰還ダイオ−ドの並列回路が各
    々の共振インダクタンスを介して直列接続された第2の
    ブリッヂ回路が直流電源に接続され、第1のブリッヂ回
    路の2個直列の主スイッチング素子の接続点にはトラン
    スの一次巻線の一端が接続され、該トランスの一次巻線
    の他端より共振コンデンサの一端を接続し、前記第2の
    ブリッヂ回路を構成する2個の共振インダクタンスの接
    続点に前記共振コンデンサの他端を接続した直列共振コ
    ンバ−タに於いて、前記トランスの一次巻線と前記共振
    コンデンサの接続点に、電源に帰還する方向の2個直列
    の帰還ダイオ−ドと電源に順方向の2個直列の補助スイ
    ッチング素子が並列接続され、前記主スイッチング素子
    の動作周波数が可聴周波数より低い周波数の時は、前記
    2個の補助スイッチング素子がそれぞれの主スイッチン
    グ素子の導通期間内で導通巾制御(PWM)を行う如く
    動作する様に構成された事を特徴とする直列共振コンバ
    −タ。
JP26559993A 1993-09-28 1993-09-28 直列共振コンバ−タ Pending JPH07107742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26559993A JPH07107742A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 直列共振コンバ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26559993A JPH07107742A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 直列共振コンバ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07107742A true JPH07107742A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17419370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26559993A Pending JPH07107742A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 直列共振コンバ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07107742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454733C (zh) * 2004-08-14 2009-01-21 燕山大学 串联或并联谐振环能量瞬时值直接控制方法
JP2009171729A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Honda Motor Co Ltd 車両用電力システムの制御方法及び車両用電力システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454733C (zh) * 2004-08-14 2009-01-21 燕山大学 串联或并联谐振环能量瞬时值直接控制方法
JP2009171729A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Honda Motor Co Ltd 車両用電力システムの制御方法及び車両用電力システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5065188B2 (ja) 直列共振型コンバータ
US8891261B2 (en) Three-phase three-level soft-switched PFC rectifiers
US6038142A (en) Full-bridge isolated Current Fed converter with active clamp
WO2010067629A1 (ja) Dc-dcコンバータ回路
JP3374917B2 (ja) スイッチング電源装置
KR0133163B1 (ko) 아아크 용접기
US20080037290A1 (en) Ac-dc converter and method for driving for ac-dc converter
JPH0197169A (ja) 高周波共振型パワーコンバータ
JP2002101655A (ja) スイッチング電源装置
WO2011052364A1 (ja) 電力変換装置
JP3681596B2 (ja) 直流電源装置
JP2500580B2 (ja) 電源回路
JP2022011002A (ja) 電力回生スナバ回路および電源装置
JP2001224172A (ja) 電力変換装置
JP2001298944A (ja) 直流―直流変換器
JP2005168266A (ja) 直流電力変換装置
JPH08228486A (ja) Dc−acインバータの制御方法
JP3266389B2 (ja) 直列共振コンバータ
JP2015228760A (ja) スイッチング電源装置
JPH07107742A (ja) 直列共振コンバ−タ
JP3703026B2 (ja) 双方向dc−dcコンバータ用スナバ回路および双方向dc−dcコンバータ
JPH08168240A (ja) Dc−dcコンバータ
JP3235755B2 (ja) コンバータ装置
JP3372868B2 (ja) 電流制御型インバータ回路、その制御方法、コンデンサ充電器及びそれを備えたレーザ装置
JP2004153990A (ja) 力率改善コンバータ