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JPH07104691A - 人の動きを感知して発音する玩具 - Google Patents

人の動きを感知して発音する玩具

Info

Publication number
JPH07104691A
JPH07104691A JP15993592A JP15993592A JPH07104691A JP H07104691 A JPH07104691 A JP H07104691A JP 15993592 A JP15993592 A JP 15993592A JP 15993592 A JP15993592 A JP 15993592A JP H07104691 A JPH07104691 A JP H07104691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
person
signal
movement
toy
doll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15993592A
Other languages
English (en)
Inventor
Reijiro Ito
禮次郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Display Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kokusai Display Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Display Kogyo Co Ltd filed Critical Kokusai Display Kogyo Co Ltd
Priority to JP15993592A priority Critical patent/JPH07104691A/ja
Publication of JPH07104691A publication Critical patent/JPH07104691A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人のリズミカルな往復運動を感知して、その
リズムで拍子をとる発音をしたり、そのリズムの速さが
一定の音楽のリズムに合ってきた時にその音楽を流して
人の運動と同期する発音をさせたり、所定の累積運動回
数に達した時に別の発音をさせる玩具を提供する。 【構成】 玩具の前方の検出可能領域に左右往復運動す
る人の出入を断続的な電気信号として捉える感知手段
と、その信号を制御信号として、マイクロプロセッサー
のソフトプログラムにより、拍子をとって発音するため
の出力や、人の動作リズムが所定の速度に(例えばロッ
クのリズム速度)達した時に、連続した音楽(例えばロ
ック)を流せ、という信号を出力させ、さらに、所定運
動回数に達したことを計数、判断して、その回数に達し
たから別の音声を流せと出力するマイコン手段と、それ
らの信号で発音を開始する発音手段と、TTL使用代用
回路。

Description

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1ないし第3の実施例の設置状況と
人の位置関係を示した斜視図である。
【図2】本発明の第1ないし第3の実施例の電子回路大
別系統図である。
【図3】本発明の第1の実施例の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の作動状態を示す一部断
面正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の作動状態を示す一部切
断斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例の人形の首部付近の横断
平面図である。
【図7】本発明の第1ないし第3の実施例のフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第2の実施例の一部切断斜視図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例の一部切断斜視図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施例の電動機駆動回路であ
る。
【図11】本発明の第4の実施例の一部切断斜視図であ
る。
【図12】本発明の第4の実施例のシンバルを持つ猿の
両手と肩間接を含む胴体の断面図である。
【図13】本発明の第4の実施例の大別電子回路図であ
る。
【図14】本発明の第4の実施例の設置状況と人の位置
関係を示した斜視図である。
【図15】本発明の第4の実施例の分周と選別回路の理
解を助けるための大略結線図である。
【図16】本発明の第5の実施例の一部切断省略斜視図
である。
【図17】本発明の第6の実施例の一部切断省略斜視図
である。
【図18】本発明の第7の実施例の一部切断省略斜視図
である。
【符号の説明】
1…台 2…人形 3…永久磁石 4…第1電磁石 5…第2電磁石 6…第1センサー 6a…第1センサーの検出可能領域 7…第2センサー 7a…第2センサーの検出可能領域 8…駆動足フレーム 9…従動足フレーム 10…人形の胴体 11…人形の頭部 12…板バネ 13…人形の手 14…液晶デジタル速度表示装置 15…液晶デジタル累積回数表示装置 16…第1電動機 17…第2電動機 18…ポリプロピレンテープ 19…電動機 20…小歯車 21…扇状大歯車 22…ホトカプラ 23…ストッパー 24…コイルスプリング 26…レンズ 100…猿 101…電磁石 102、103…磁極鉄芯 104…電磁石 106、108…永久磁石 110、111…手 112、113…アーム 114…シンバル 116…ドラム 117…ばち棒 118…アーム 119…永久磁石 120…台座 120a…小穴 121…軸受 122…光センサー 124…検出およびパルス発生回路 126…分周と選別回路 128…ドラム駆動回路 130…シンバル駆動回路 131…鉄芯 132…検出可能領域
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内装飾品として人を
楽しませる玩具であると共に、店頭でのPOP(購買時
点)広告に用いて販売促進用に利用できる人の動きを感
知して発音する玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば光センサーや赤外線センサ
ーや超音波センサー等を利用して、所定の場所に人が来
たことを感知すると、鳥が鳴き出したり、猫がなく玩具
があった、これらの商品は、玩具を乗せた台の正面に孔
をあけ、その奥に指向性のある感知手段を配設してあ
り、その感知手段で、感知手段受信領域内に人の動きが
あるかどうかを電気的に検出し、検出信号増幅回路など
公知の電子回路によって作り出された所定時間内に、電
子回路で作った鳥の鳴き声や、あらかじめROMに録音
していた猫の鳴き声を発音するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の玩具は単に一定の鳴き声を発音するだけで飽きてしま
い、興味に欠けるものであった。そこで、本発明の目的
とするものは、従来のように、たまたま、その玩具にち
かずくと、一定のつながりのある発音をするのではな
く、もっと細切れの、別々に違った声や音を、人の動き
の往復動作を感知計数して選択的に発すようにし、遊ぶ
人の積極的な感知手段前での往復動作的動きにより、あ
るまとまった拍節を持つ発声、発音にする構成にし、さ
らに人の動作の仕方により更に変わった発声、発音をす
るより面白みのある玩具にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対
する人の断続的出入を電気的断続信号として捉える感知
手段と、その感知手段の断続的検出信号を分周回路およ
び論理回路により所定の繰返し信号回数(拍子数)に区
切った拍節にし、その拍節内の各拍子に相当する信号を
トリガー信号として出力するTTLを含む電子回路手段
と、その電子回路手段で選別的にトリガーされる発音内
容の異なる複数の短時間発音手段とにより、人のリズミ
カルな動きで、その動きと同期した拍子をとらせて前記
目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、玩具正面側の、
所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続的出入
を電気的断続信号として捉える感知手段と、その感知手
段の断続的検出信号により、ソフトプログラムによっ
て、前記検出信号を加算、分周、選別し、所定の繰返し
信号回数(拍子数)に区切った拍節にし、その拍節内の
各拍子に相当する各検出信号の入力順番に応じて、出力
ポートに複数の異なる信号を送出させることのできるイ
ンターフェースを含むマイクロプロセッサー手段と、そ
の出力信号により、選別的にトリガーされる発音内容の
異なる複数の短時間発音手段とにより、人のリズミカル
な動きで、その動きと同期した拍子をとる発音をさせて
前記目的を達成する。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
玩具において、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
捉える感知手段と、入力ポートに入力された感知手段の
検出信号によって、ソフトプログラムによって加算し、
その累積回数が所定の回数に達した時に、出力ポートに
請求項2記載の複数の信号と違った信号を送出するイン
ターフェースを含むマイクロプロセッサー手段と、その
出力信号により一定時間音楽や、音声を流すようにした
発音手段とにより、人の往復運動回数が所定数に達する
と一定時間、音楽や音声を流して前記目的を達成する。
【0007】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
玩具において、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
捉える感知手段と、入力ポートに入力された感知手段の
検出信号によって、単位時間内に入ってきた信号回数
(速度)を、ソフトプログラムにより計算し、その速度
回数が、予めプログラムで定めた所定数範囲内にある間
中、出力ポートに請求項2記載の複数の信号と違った信
号を送出し続けるインターフェースを含むマイクロプロ
セッサー手段と、その連続的出力信号により作動する請
求項2記載の拍節、拍子を持った連続的音声を流す発音
手段とにより、人が所定の速度で往復運動する限り連続
的に人の動きと同期する音楽や音声を流して前記目的を
達成する。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、感知手段が玩具正面
側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続
的出入を、断続的な電気信号として捉える、すると、そ
の信号をトリガー信号として、フリップフロップ回路
や、NAND回路などTTLを作動させ、感知手段が次
々に出してくる信号の一連の信号群を、それらの分周機
能、論理選択機能により、人の往復動作リズムの拍子に
合った拍節内の、何番目に入ってきた信号かを識別して
複数のNAND回路の信号順番別出力端子から出すよう
にさせ、それらの信号をトリガー信号として、前記複数
のNAND回路の信号順番別出力端子に結ばれた、発音
内容の異なる複数の短時間発音手段を作動させて、人の
動きのリズムに合わせて所定の拍節の繰返し発音を行わ
せることができる。
【0009】請求項2記載の発明では、感知手段が玩具
正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
経て、マイクロプロセッサーの入力ポートに入力され
る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
力信号順番の判断などプログラムが進行し、マイクロプ
ロセッサーの出力ポートに、入力順番によりビット配置
を変えて出力される。この出力ポートには、それらの信
号を各出力端子に分岐するインターフェースICが接続
されているので、それらの複数の各出力端子に結ばれ
た、発音内容の異なる複数の短時間発音手段を作動させ
て、人の動きのリズムに合わせて所定の拍節の繰返し発
音を行わせることができる。
【0010】請求項3記載の発明では、感知手段が玩具
正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
経て、マイクロプロセッサーの入力ポートに入力され
る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
力信号順番の判断などプログラムが進行するが、その
間、信号回数加算計数は所定の拍節に達して、それぞれ
の信号出力をポートに出した後クリアされるが、その
時、累積加算計数をしてからクリアする。
【0011】このように累積加算された、人の往復運動
回数に対応する信号回数累積数が予めプログラムで設定
された所定数に達すると、出力ポートに請求項2記載の
複数の信号と違ったビット配置の信号を送出し、その出
力信号によりインターフェースICを経て、任意の発音
手段を一定時間作動させ、音楽や、音声を流すようにし
ている。
【0012】請求項3記載の発明では、感知手段が玩具
正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
経て、マイクロプロセッサーの入力ポートに入力され
る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
力信号順番の判断などプログラムが進行するが、その
間、信号回数加算計数は所定の拍節に達して、それぞれ
の信号出力をポートに出した後クリアされるが、その
時、速度算定用累積数に加算してからクリアする。
【0013】このように累積加算された、人の往復運動
回数に対応する速度算定用信号回数が、計数し始めた時
点からマイクロプロセッサーのクロックを基準とした単
位時間内に何回になり、かつ、予めプログラムで定めた
所定の速度回数範囲内にあるかどうかをソフトプログラ
ムにより計算、かつ、判断させ、その所定の速度回数範
囲内にある間中、出力ポートに請求項2記載の複数の信
号と違った信号を送出し続け、その出力信号により、人
の往復動作速度の拍子を持つ音声を流す発音手段を作動
させ続け、人の動きのリズムと同期する音楽や音声を流
すようにさせている。
【0014】
【実施例】本発明を玩具や宣伝広告用の人形として実施
する第1の実施例を図1、図2、図3、図4、図5、図
6の各図によって説明する。図1はこの実施例の検出可
能領域と、人の左右運動の位置関係を示すために、卓上
に置かれた舞台をデザインした台1の上でロックを踊る
人形2が二つのポーズのうちの第1のポーズをとった状
態を示すと共に、左右運動する人が第1感知手段の検出
可能領域に侵入した状態を示している。図3は図1で示
した人形2が第1のポーズになる直前の第2のポーズを
とっている本実施例の正面図である。図4は第2のポー
ズ(2点鎖線)から第1のポーズ(実線)へと人形2が
移動する状態を、縦断正面図によって示している。
【0015】今、人が図1のように右に移動し、第1の
センサーの検出可能領域6a内に入ったとすると、人体
から出る赤外線を第1のセンサー6が検出して、わずか
な電流の変化を生じさせる、その電流変化をシュミット
回路などの波形補正増幅回路6bで波形補正しながら増
幅し、更に単安定マルチバイブレータ等のようなパルス
信号発生回路6cによってパルス信号化し、その信号に
よって電力増幅開閉回路6dを作動させ、台1内に永久
磁石3を挟むようにして対向して取り付けられた二つの
電磁石の内の一つである第1の電磁石4に電流を流すよ
うにする、すると、図2で示すようにそれまで第1の電
磁石4に付いていた永久磁石3を反発させる力が生じ、
(第1の電磁石4の励磁磁極と永久磁石3の対向する磁
極が同一であるため)その永久磁石3は第1の電磁石4
から離れ、第2の電磁石5に吸着する、このとき第2の
電磁石5への通電はないがその電磁石鉄芯が前記永久磁
石3の対向する磁極により磁化され吸引力が生じてその
永久磁石3を吸着保持している。
【0016】この永久磁石3は舞台上の人形2の駆動足
フレーム8の舞台床下への延長部8aの先端に固定され
ているため、前記永久磁石3の移動があると、台1の上
面を回動支点1aとして駆動足フレーム8が矢印で示し
た回動移動をする、すると、その駆動足フレームの上端
間接部8bと、台1の上面を回動支点1bとして回動自
在に支持された従動足フレーム9上端間接部9aとに支
持された腰部10aを持つ胴体10がリンク作用で図の
ように傾斜した状態に移動する。
【0017】一方、人形の頭部11の首軸11aは、胴
体の肩部10bの中央にあいた首軸受穴10cを貫通し
て更に延び、前記胴体腰部10a中央にあいた穴10d
を貫通した所で抜けないように軸端にリングがはめられ
ている、また、前記首軸受穴10cの穴形状は幅広な溝
10c’を持つ鍵穴状であり、また、その穴10cに接
する首軸11aの断面は図6のように細い突起11a’
があり、頭部11の回動角を前記首軸受穴10cの溝1
0c’の側面に当たった所までの角度に制限している。
一方、人形胴体肩部10bには左右2枚の板バネ12が
固定され、それぞれの板バネ12の自由端に人形の手1
3が取り付けられている。
【0018】このような構成の人形2の胴体10が前記
したように第2のポーズから第1のポーズへと移動した
とすると、頭部11の回転軸である首軸11aも、胴体
10の傾斜移動と共に傾斜する、すると頭部の後ろで束
ねた髪の重量は、首軸11aの傾き倒れた方向に行こう
とする力になって頭部11を回転させる、そのとき首軸
11aの後ろ側の突起11a’が前記首軸受10cの溝
10c’側面に当たって図4で示すように顔を左に向け
て止まる。
【0019】この顔の向きは、移動する人の移動方向に
あり、人が図1の状態より更に移動を続けて第1センサ
ーの検出可能空間6aを通過した後も変わらない、この
ことは人形2が人のいる方向に顔をほぼ向けているとい
うことである。
【0020】次に人が戻ってきて再び第1センサーの検
出可能領域6aに入ってくると、再び前記作用で第1電
磁石4に電流がながれる、しかし、既に前記のように永
久磁石3は第2電磁石5の鉄芯に吸着しており、なんの
変化も生じない。更に人が移動して第2センサーの検出
可能領域7aに入ってくると、第2センサー7が人体か
ら出る赤外線を検出して、前記第1センサーの場合と同
じように図2で示す各回路7b、7c、7dを経て第2
電磁石に電流をながす。
【0021】すると、図5で示すように、それまで2点
鎖線で示す第1のボーズであった人形2の各部が、2点
鎖線で示された永久磁石3が、励磁された第2電磁石5
によって反発駆動されることにより、矢印で示した方向
に回動し、実線で示したような人形2の第2ポーズに変
化して停止する、このとき永久磁石3は第1電磁石4の
鉄芯に吸着している。
【0022】この時も、顔の向きを人の移動方向(第2
センサー検出可能領域側)に変えるが、このことは前記
第2から第1ポーズに移った時と同じ作用で(ただし反
対方向)起きるものである。この実施例は顔の向きを変
える以外に胴体肩部10bに板バネ12によって連結さ
れた両手が人形のポーズ変更動作を刺激起因として振動
し、人形の胴体10や頭部11が各ポーズで停止した後
も振動している。この振動の復元力となる弾性体の板バ
ネ12は、その曲がり不可能方向が胴体の回動方向にあ
り、そのため、それら板バネ12が手の目方を支えなが
らほぼ水平回動振動を手の質量とバネ12の復元力によ
って決る固有振動数で行うものである。
【0023】この実施例を店頭のカウンターに置いた場
合、人がこの人形2を見ながら検出可能領域に侵入する
と、急に人形が動き、そのポーズが変わると共にその顔
が侵入者の方向に振り向く頭部11の動きが2次的に起
き、更に、手を横に振る動作を続けることになり、人形
のデザイン的な可愛らしさと相まって顧客を立ち止まら
せることになる。
【0024】またテーブルに置いたこの実施例の前でリ
ズミカルに腰を左右に振って踊る人がいた場合、前記の
作用で人形2は、人の腰を振った方向に人形の腰を振
り、ひとの動きの方向を合わせながら人の動きのリズム
と同調して前記第1、第2のポーズを繰返し、踊るよう
な動きをする。この時、人の動きがロックのように速く
なると顔の向きを変える頭部11の回転は、頭部の慣性
により回動角が少なくなり、ほとんど正面向きのまま、
踊る人に顔を向けた状態になり、手の振動は手の固有振
動数とひとの踊りのリズムとの共鳴、うなり現象によ
り、はげしく動かしたり、動かさなかったりして人の踊
りと競演してロックを踊る作動をする。
【0025】次にこの実施例の特微として、発音、発声
が前記機能作動と連動して起きることである。この実施
例はマイクロプロセッサーLSIを使用し、そのソフト
プログラムにより以下に述べる構成による作動を行わせ
ることができる。これは、前記のような人のリズミカル
な左右運動により、第1、第2のセンサーが受信して、
それぞれ前記作用でパルス信号を作っているが、人の左
右1往復を1単位とする計数には第1、第2の二つのセ
ンサー受信から得られる二つのパルス信号を第1、第2
の制御信号に使用し、マイクロプロセッサーの二つの入
力ポートに接続して、それらの制御信号が第1、第2の
順に一組で入ってくる毎に計数加算して累積運動回数を
計算し、第1の出力ポートに出力し適当なインターフェ
イス回路を経て液晶デジタル表示などでその累積運動回
数を運動する人に知らせたり、前記制御信号の入ってく
る回数頻度とマイクロプロセッサー内の基準クロックと
の関係をソフトプログラムで計算して、第3出力ポート
に出力して、運動の速さ(1分間回数)を液晶デジタル
表示などで表示する電子回路手段を働かせる構成になっ
ている。また、出力ポートを1つにして(第2の出力ポ
ート)出力ビット配置をを変えて前記表示用でない発音
手段をスタートさせる信号を送出させ、デコーダでその
出力を分岐するようにしてもよい。(この実施例説明で
は表示用以外の出力を第2、第4、第5の各ポートに分
岐している)
【0026】この場合、人が運動で健康をたもつ意味
と、敏捷性の訓練のために横幅跳び反復運動をしたと
き、第1の検出可能領域を通り越してから戻って、再び
第1の検出可能領域に入り、次に第2の検出可能領域を
通り越してから戻って、再び第2の検出可能領域に入る
という繰返しを行ったときでも1往復の計数を正確に行
わねばならないが、図6のソフトプログラム、フローチ
ャートのように第1制御信号、第2制御信号の両信号を
見張るプログラムによって正確なカウントが可能にな
る。 これを説明すると、
【0027】マイクロプロセッサーの第1入力ポートに
第1制御信号、第2入力ポートに第2制御信号が入るよ
うに結線し、プログラムがスタートすると、図の
(1)、(2)のようにM1メモリーには第1制御信
号、M2メモリーには第2制御信号が入ったことを記憶
させ、次に(3)(4)で第2制御信号が無ければ信号
待、たとえ第2信号があっても第1信号が無ければ信号
待になるようにし、ともに(4’)の戻り回数計数をし
てから(1)に戻る。
【0028】若し、始めに第2信号、次に第1信号の順
に入力があれば、正常のカウント信号としてM4の1/
4拍子発音用メモリーや、M5の運動回数累積用メモリ
ーに1を加えて計数し、若し、第2信号無しで第1信号
が入ってきた時はカウントしないようになっている。
(以降の各種命令サイクルを通って、次に(3)(4)
の第1、第2の入力があったかどうかの判断は、M1と
M2がクリアされてから改めて第2信号が第1信号の前
にあったかどうかを調べることになる)
【0029】(4’)の戻り回数計数は、あとで(1
1)の速度計算に必要なM3の周期数メモリーとして用
意し、前記(3)(4)を、YESで通過して(20)
でクリアされるまで保存され、また始め(1)に戻って
(3)(4)から(4’)の戻りながら戻り回数カウン
トしながら信号待をしている間に加算され、そのうち信
号があって(3)(4)を通過するまでの1周に要する
時間を、秒に比例する周期数として保存しているもので
ある。
【0030】次に(3)(4)を共に,YESで通過し
たときは、(5)(6)でカウントした後、(7)で運
動累積数を何らかのインターフェイス回路を経て液晶デ
ジタル表示するために出力ポート1にM5メモリーの内
容を出力する。次に(8)で1/4拍子発音用メモリー
M4が1か2かを判断する、始めM4がクリアされて0
だとしても(5)で1が加算され、M4が1になってい
るのでこの(8)では NOと判断され(9)から(1
5)を通り越して(16)以降に進む、このとき(1
1)のM4クリアをしないので、次に人の第1検出可能
領域側への移動があって、再び(8)の判断をするとき
は、(5)で更に1が加算され、M4は2となり、YE
Sとなって(9)(10)の1/4拍子アクセント発音
のため、出力ポート2にスタート信号化して出力する。
【0031】次に(11)でM4の1/4拍子用メモリ
ーをクリアするので、(1)から始まる流れで再び
(8)の判断をするときにはM4の内容は1になり、
(9)から(15)を飛ばして、次の入力信号でM4が
2になる人の左右2往復移動ごとに(移動方向の変換を
1/4拍子の単位とすると、4単位ごとに)人のリズミ
カルな動きの拍子をとるように、発音するための音声合
成回路へのスタート信号を出力することができる。この
実施例では1/4拍子発音だけであるが、本発明は1/
16拍子や、1小節を循環繰返し単位として、その拍節
内の各拍子毎に細切れ短時間の楽器音や発声を別々に行
わせることもできる。
【0032】次に(12)で人の左右往復運動の速度
(1分間往復回数)を計算し、その計算結果をM6メモ
リーに入れ、(13)でM6の内容を何らかのインター
フェイス回路を経て液晶デジタル表示するために出力ポ
ート3に出力する。この(12)での計算は、(8)で
のM4メモリーが1のときは飛び越されてしまうので、
人の左右2往復の平均速度を計算することになり、その
ほうがデジタル表示が見やすくなる。
【0033】次に(14)であらかじめ決めておいた1
分間内所定回数の速度よりM6の現時点速度が大きいか
どうかを判断し、所定速度以上になっていた場合は(1
5)で速度がある所定速度に達したというスタート信号
を出力ポート4に出力する、すると、あらかじめROM
に記録、用意しておいたロックミュージック(多数楽
器)合成音を1曲を単位とする循環発音手段が作動して
連続的に音楽が流れる。この所定速度をロックミュージ
ックの拍子のリズム速度と同じにしておけば人の動きと
同調して音楽を流すことができる。それは人のリズミカ
ルな動きの速度を監視していて、ちょうどロックミュー
ジックの速度になった時に、そのリズムの音楽を流すよ
うにしているからであり、その音楽が流れることによ
り、ロックを踊る人のほうが流れる音楽のリズムに合わ
せて往復運動するために、人が疲れてリズムに追い付け
なくなるまで、連続的に人の動きと同調して音楽を流す
ことができる。
【0034】次に(16)では、(6)で人の左右往復
回数を累積加算したM5メモリーを調べて、その累積回
数があらかじめ決めておいた所定回数と同じになったか
判断し、まだ所定回数に達していない場合は(17)
(18)を飛び越してM5メモリーをクリアせずに(1
9)(20)(21)のM1、M2、M3をクリアして
から(1)の始めに戻る、また、若し累積回数が所定回
数になったときは、(17)で累積回数がある所定回数
に達したということを運動する人に知らせる音声合成回
路へのスタート信号を出力ポート5に出力する、する
と、あらかじめ用意しておいたロックミュージック(多
数楽器)に更にROMに記録しておいた人の声「ファイ
トでゴー」等の言葉やメロディー音(ファンファーレ等
の音楽)などをいれた合成音を一定時間流すようにな
る。
【0035】このように(17)でスタート信号を出力
したあと、(18)でM5メモリーをクリアし、あらた
めて始めからカウントしなおすことになり、続いて(1
9)(20)(21)の各メモリークリアを行った後、
始めの(1)に戻る。もし左右移動回数表示だけは0に
戻したくなければ、別のメモリー(M7)に何回所定回
数に達したかを記録してから始めに戻り、(7)で累積
回数を出力する前に(M7)を見て、計算した結果を出
力するようにすればよい。
【0036】つぎに本発明の第2の実施例について説明
すると、図7で示すように第1の実施例の二つの電磁石
に代わって二つの電動機13、14が使われ、人形の両
足のフレームを台1内に延長して駆動アーム8c、9c
をだし、それらの下端に接着固定されたポリプロピレン
テープ14を、前記電動機の各々の軸13’、14’に
巻込んだ構成になっている、この実施例の二つの電動機
13、14に第1の実施例と同じ作用で電磁石に代って
交互に電流を流すと、二つの駆動アーム8c、9cが交
互に巻き込まれたテープによって引っ張られ、第1の実
施例と同じようにそれぞれの足フレーム8、9を作動さ
せて、人形の胴体を傾斜させ、リズミカルな人の運動に
合わせて踊るようになる。この実施例の特徴は第1の実
施例のように瞬間的な反発、吸着による人形動作の不自
然さを、電動機の加速回転、減速停止という慣性作用に
よって人形の自然な動きにしたことであり、さらに電磁
石を使った第1の実施例よりもコスト嵩にはなるが電磁
石に対する永久磁石の吸着衝突音もなく、音声合成音だ
けを雑音のない状態で聞かせることができることであ
る。
【0037】つぎに本発明の第3の実施例について説明
すると、図8で示すように第1の実施例の二つの電磁石
に代わって一つの電動機15が使われ、その電動機軸1
5’に圧入された小歯車17と、駆動足フレーム8の下
の台1内に、その足フレーム8に固定され、台上面の軸
受1aを回転軸とする扇状大歯車16とを噛み合せ、電
動機15の回転方向を変えて回転させることにより、人
形に二つのポーズを交互にとらせることができる。
【0038】この実施例の電動機15を、第1の実施例
で説明した第1、第2制御信号で交互に逆方向に回転さ
せる電子回路構成を図9に示した。図中「1」は第1制
御信号源、「2」は第2制御信号源であり、0.3秒ほ
どのパルス巾のパルス制御信号源「1」「2」が、前記
電動機15を中に架けたブリッジ配線トランジスタ4石
回路の図中対角線方向の二つのトランジスタのベースに
接続された二つのフォトカプラ22の入力に接続されて
いる。図9のTr1とTr4が「1」のパルス信号によ
りONすると、電流は図中矢印の方向にながし、電動機
15を一方の回転方向に回転させ、Tr3とTr2が
「2」のパルス信号によりONすると、(Tr1、Tr
4はOFF)電流は図中矢印と逆の方向にながれ、電動
機15を逆の回転方向に回転さることになる。
【0039】また図中23、23’は人形の傾斜角の限
度を決めるストッパーであり、0.3秒で電動機19が
加速したあと、慣性力と摩擦力により減速し、このスト
ッパーに当たって停止する、しかし、人の動きが速くな
ると、このストッパー23、23’に当たらずにすぐ逆
移動して、人形も傾斜角の少ない速い動きになる。この
実施例の特徴は人がゆっくりと運動したときは人形が大
きな傾斜角でゆっくり動き、人がロックを踊るような速
い動きをしたときは人形も小さな傾斜角の細かな速い動
きをして、よりリアルな表現ができるものである。
【0040】本発明の発音は人の運動と同期することに
特徴があり、その発音のための手段は第1の実施例のよ
うな音声合成システムの使用に限らず、機械的発音機構
を使うこともでき、またマイクロプロセッサーを使用せ
ず、TTL等のICを使用しても人の動きとと同期して
拍子をとって発音する玩具にすることができる。これを
第4の実施例として図11ないし図15により説明す
る。これは従来よりあるシンバルを鳴らす猿の玩具であ
り、従来のものは単に猿の両手がリズミカルに動いて手
に持ったシンバルを合わせ叩いて発音させていた、しか
し本発明をこの玩具に実施すれば、人の運動に同期して
猿がてを動かし、シンバルを鳴らすことができ、より興
昧深い玩具にすることができる。
【0041】この玩具は発音手段として、二つの電磁石
101、104によってそれぞれ駆動され、発音するシ
ンバルと、ドラムであり、図12の断面図に示すよう
に、シンバル114を持った両手110、111の肩間
接から後ろ側に延びたアーム112、113の先に永久
磁石106、108を固着させ、猿100の背中に設け
た電磁石101の二つの磁極鉄芯102、103にに常
時吸着させている。一方、図11に示すようにドラム1
16のばち棒117は、そのドラム116や猿100を
乗せ固定している台座120の床に設けた軸受121を
回動中心として、回動、叩き作動可能になっており、そ
のばち棒117の回動軸受121の下側にアーム118
を延ばし、その先に永久磁石119を固着させている。
【0042】また、台座120の正面側に小穴120a
が開けられ、その奥にCdS光導電素子の光センサー1
22を配設し、その光センサーは、図13に示すような
大別回路図の検出およびパルス発生回路124につなが
り、更に4拍子拍節の分周と選別回路126を経て、ド
ラム駆動回路128やシンバル駆動回路130につなが
っている。この実施例は第1の実施例と違って一つのセ
ンサー122による一つの受光検出可能領域132しか
持っていないが、図14に示す人体との間係図のよう
に、人はこの受光検出可能領域132に出入を繰り返す
ことにより、光センサー122に抵抗値の変化をもたら
し、前記検出およびパルス発生回路124に人の1往復
動作に1回の割でパルス信号を発生する。
【0043】このパルス信号は、次の分周と選別回路1
26にトリガー信号として、人の連続的な往復運動にと
もない、リズミカルな断続的な入力になる。このトリガ
ー入力は、74LS74のようなフリップフロップ(F
/F)TTL内の一つめのF/Fに入力され、その出力
が二つめのF/Fの入力になっている、この二つのF/
Fが、前記検出およびパルス発生回路124から4回の
パルス信号を受けたときの、パルス信号受取順に並べ
た、二つのF/F各出力端子A,B;C,Dの真理値表
と、74LS00などのTTLの三つのNAND論理回
路との接続関係図を図15に示した。
【0044】この図の1から4の数は、前段のパルス発
生回路からパルスを受け取った順番を表し、、、
は三つのNAND回路によって選別された分周と選別回
路126の出力である。この図が示すように、また図1
2が示すように、人がリズミカルに4往復して、光セン
サー122の受光検出可能領域132を4回出入する
と、分周と選別回路126の出力につながれたドラム駆
動回路128や、シンバル駆動回路130に順次、信号
が入ってくる。
【0045】ドラム駆動回路128や、シンバル駆動回
路130は、単安定マルチバイブレーターや電力増幅回
路によって、所定の短時間通電を電磁石104や101
に行えるようになっている。そのため、一つめの信号
で、電磁石104が励磁され、それまで吸着していた永
久磁石を反発させる、すると、てこの作用でばち棒が急
に回動してドラムを叩き、発音する。電磁石104への
通電はすぐ止められ、永久磁石104は電磁石の鉄芯1
31を磁化、吸引して、吸着するために、ばち棒はドラ
ムを離れて待機状態に戻る。
【0046】次に二つめの信号が入ると電磁石101に
短時間通電、励磁するので、それまで電磁石の磁極鉄芯
102、103に吸着していた永久磁石106、108
を反発させ、てこの作用でシンバルを持った手を急に回
動させ、シンバル発音をさせることができる。電磁石1
01への通電は、単安定マルチバイブレーターによって
所定の短時間に設定されているので、シンバル発音後、
永久磁石106、108は再び磁極鉄芯102、103
を磁化、吸着して、待機状態に戻る。
【0047】次に検出およびパルス発生回路124から
三つめの信号が、分周と選別回路126に入ってくる
と、図15図中点線で示したAとCの端子の真理値表が
共に0(L ロー)となり、若しこのA、C両端子にN
AND回路を繋げば当然1(Hハイ)の出力がでるはず
であるが、ここにはNAND回路はなく、三つめはリズ
ムの休止符のように何も発音せず、四つめの信号が入っ
て前記作用でシンバル音を出すまで休止している。
【0047】このような作用で4拍子のリズムでドラム
116とシンバル114の発音が人の4往復運動に刺激
されて誘発し、更に人のリズミカルな連続的往復運動に
より猿の玩具がそのリズムに合わせて拍子をとる面白い
玩具にすることができる。こように本発明の人の動きの
感知手段は、第1の実施例のような二つの検出可能領域
6a,7aの設定のほかに、センサー1個による一つの
検出可能領域の設定でも実施することができる、しか
し、第一、第2の実施例の人形作動機構のうち、一つの
電磁石5、一つの電動機17を作動させるはずの第2セ
ンサー7によって起きる第2パルス信号がないためにそ
れらの手段に代わって、図16に示す第5の実施例、図
17に示す第6の実施例のようなコイルスプリング24
の弾力による復元力で、常に人形を片側のポーズにして
おく必要がある。
【0048】また第3の実施例の人形作動機構の電動機
19への通電方向変換も第2センサー7を無くすことに
より出来なくなるが、図18に示す第7の実施例のよう
にコイルスプリング24の復元力で常に人形を片側のポ
ーズにしておき、一つのセンサーの検出可能領域に人が
入ってくると、第4の実施例の猿の玩具と同じように所
定の時間だけ人形作動用電動機19に通電、人形を他の
片側のポーズに移動させ、通電停止と共にコイルスプリ
ング24の弾力で、電動機19を逆回転させ、そのポー
ズで常時待機するように始めにもどすようにして、一つ
のセンサーでの動作を可能にしている。
【0049】これらの場合、店頭で人の来た方向に顔を
向け、人が去っていく方向に顔を向けて待機するという
動作は無くなるが、本発明のように、人がリズミカルに
往復運動することによって、そのリズムと同じ拍子、拍
節で発声、発音をさせるような場合には、そのリズムで
人形に踊るような動きをさせることができ、その意味に
おいては、前記第1ないし第3の実施例の動作と同じ動
作をするものである。
【0050】
【発明の効果】本発明はこのような構成であり、人の動
きの速さを検出する手段によって、従来、音を感知して
踊る人形では出来なかった人の動きで対話するように発
音する玩具であり、この玩具の前で運動する人のリズム
に合わせて、拍子をとり、運動する人の友達になった
り、所定の回数になったとき、さらに元気付ける発声や
ファンファーレで運動する人のはりあいをつける等、従
来にない人の気持ちを元気付ける効果がある。また、こ
の玩具の前でリズミカルな踊りをする人に対して所定リ
ズム速度に達するという条件で、その所定リズム速度の
音楽を流すことができ、その時のリズムと同期する人の
動きと同期競演する玩具の動きと共に、玩具としての面
白みを倍加する効果が有る。またPOP広告としては、
人が来たときに発音して注意を喚起し、その発音玩具や
広告意匠体に注目させ、広告効果を上げることができ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
    能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
    捉える感知手段と、その感知手段の断続的検出信号を分
    周回路および論理回路により所定の繰返し信号回数(拍
    子数)に区切った拍節にし、その拍節内の各拍子に相当
    する信号をトリガー信号として出力するTTLを含む電
    子回路手段と、その電子回路手段で選別的にトリガーさ
    れる発音内容の異なる複数の短時間発音手段とにより、
    人のリズミカルな動きで、その動きと同期した拍子をと
    ることを特徴とした人の動きを感知して発音する玩具。
  2. 【請求項2】 玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
    能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
    捉える感知手段と、その感知手段の断続的検出信号によ
    り、ソフトプログラムによって、前記検出信号を加算、
    分周、選別し、所定の繰返し信号回数(拍子数)に区切
    った拍節にし、その拍節内の各拍子に相当する各検出信
    号の入力順番に応じて、出力ポートに複数の異なる信号
    を送出させることのできるインターフェースを含むマイ
    クロプロセッサー手段と、その出力信号により、選別的
    にトリガーされる発音内容の異なる複数の短時間発音手
    段とにより、人のリズミカルな動きで、その動きと同期
    した拍子をとる発音をすることに特徴を持つ人の動きを
    感知して発音する玩具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の玩具において、玩具正面
    側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続
    的出入を電気的断続信号として捉える感知手段と、入力
    ポートに入力された感知手段の検出信号によって、ソフ
    トプログラムによって加算し、その累積回数が所定の回
    数に達した時に、出力ポートに請求項2記載の複数の信
    号と違った信号を送出するインターフェースを含むマイ
    クロプロセッサー手段と、その出力信号により一定時間
    音楽や、音声を流すようにした発音手段とにより、人の
    往復運動回数が所定数に達すると一定時間、音楽や音声
    を流すことを特徴とする人の動きを感知して発音する玩
    具。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の玩具において、玩具正面
    側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続
    的出入を電気的断続信号として捉える感知手段と、入力
    ポートに入力された感知手段の検出信号によって、単位
    時間内に入ってきた信号回数(速度)を、ソフトプログ
    ラムにより計算し、その速度回数が、予めプログラムで
    定めた所定数範囲内にある間中、出力ポートに請求項2
    記載の複数の信号と違った信号を送出し続けるインター
    フェースを含むマイクロプロセッサー手段と、その連続
    的出力信号により作動する請求項2記載の拍節、拍子を
    持った連続的音声を流す発音手段とにより、人が所定の
    速度で往復運動する限り連続的に人の動きと同期する音
    楽や音声を流すことを特徴とする人の動きを感知して発
    音する玩具。 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は室内装飾品として人を
    楽しませる玩具であると共に、店頭でのPOP(購買時
    点)広告に用いて販売促進用に利用できる人の動きを感
    知して発音する玩具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば光センサーや赤外線センサ
    ーや超音波センサー等を利用して、所定の場所に人が来
    たことを感知すると、鳥が鳴き出したり、猫がなく玩具
    があった、これらの商品は、玩具を乗せた台の正面に孔
    をあけ、その奥に指向性のある感知手段を配設してあ
    り、その感知手段で、感知手段受信領域内に人の動きが
    あるかどうかを電気的に検出し、検出信号増幅回路など
    公知の電子回路によって作り出された所定時間内に、電
    子回路で作った鳥の鳴き声や、あらかじめROMに録音
    していた猫の鳴き声を発音するものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
    の玩具は単に一定の鳴き声を発音するだけで飽きてしま
    い、興味に欠けるものであった。そこで、本発明の目的
    とするものは、従来のように、たまたま、その玩具にち
    かずくと、一定のつながりのある発音をするのではな
    く、もっと細切れの、別々に違った声や音を、人の動き
    の往復動作を感知計数して選択的に発すようにし、遊ぶ
    人の積極的な感知手段前での往復動作的動きにより、あ
    るまとまった拍節を持つ発声、発音にする構成にし、さ
    らに人の動作の仕方により更に変わった発声、発音をす
    るより面白みのある玩具にすることである。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
    は、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対
    する人の断続的出入を電気的断続信号として捉える感知
    手段と、その感知手段の断続的検出信号を分周回路およ
    び論理回路により所定の繰返し信号回数(拍子数)に区
    切った拍節にし、その拍節内の各拍子に相当する信号を
    トリガー信号として出力するTTLを含む電子回路手段
    と、その電子回路手段で選別的にトリガーされる発音内
    容の異なる複数の短時間発音手段とにより、人のリズミ
    カルな動きで、その動きと同期した拍子をとらせて前記
    目的を達成する。 【0005】請求項2記載の発明では、玩具正面側の、
    所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続的出入
    を電気的断続信号として捉える感知手段と、その感知手
    段の断続的検出信号により、ソフトプログラムによっ
    て、前記検出信号を加算、分周、選別し、所定の繰返し
    信号回数(拍子数)に区切った拍節にし、その拍節内の
    各拍子に相当する各検出信号の入力順番に応じて、出力
    ポートに複数の異なる信号を送出させることのできるイ
    ンターフェースを含むマイクロプロセッサー手段と、そ
    の出力信号により、選別的にトリガーされる発音内容の
    異なる複数の短時間発音手段とにより、人のリズミカル
    な動きで、その動きと同期した拍子をとる発音をさせて
    前記目的を達成する。 【0006】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
    玩具において、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
    能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
    捉える感知手段と、入力ポートに入力された感知手段の
    検出信号によって、ソフトプログラムによって加算し、
    その累積回数が所定の回数に達した時に、出力ポートに
    請求項2記載の複数の信号と違った信号を送出するイン
    ターフェースを含むマイクロプロセッサー手段と、その
    出力信号によりー定時間音楽や、音声を流すようにした
    発音手段とにより、人の往復運動回数が所定数に達する
    と一定時間、音楽や音声を流して前記目的を達成する。 【0007】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
    玩具において、玩具正面側の、所定方向の部分的検出可
    能領域に対する人の断続的出入を電気的断続信号として
    捉える感知手段と、入力ポートに入力された感知手段の
    検出信号によって、単位時間内に入ってきた信号回数
    (速度)を、ソフトプログラムにより計算し、その速度
    回数が、予めプログラムで定めた所定数範囲内にある間
    中、出力ポートに請求項2記載の複数の信号と違った信
    号を送出し続けるインターフェースを含むマイクロプロ
    セッサー手段と、その連続的出力信号により作動する請
    求項2記載の拍節、拍子を持った連続的音声を流す発音
    手段とにより、人が所定の速度で往復運動する限り連続
    的に人の動きと同期する音楽や音声を流して前記目的を
    達成する。 【0008】 【作用】請求項1記載の発明では、感知手段が玩具正面
    側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の断続
    的出入を、断続的な電気信号として捉える、すると、そ
    の信号をトリガー信号として、フリップフロップ回路
    や、NAND回路などTTLを作動させ、感知手段が次
    々に出してくる信号の一連の信号群を、それらの分周機
    能、論理選択機能により、人の往復動作リズムの拍子に
    合った拍節内の、何番目に入ってきた信号かを識別して
    複数のNAND回路の信号順番別出力端子から出すよう
    にさせ、それらの信号をトリガー信号として、前記複数
    のNAND回路の信号順番別出力端子に結ばれた、発音
    内容の異なる複数の短時間発音手段を作動させて、人の
    動きのリズムに合わせて所定の拍節の繰返し発音を行わ
    せることができる。 【0009】請求項2記載の発明では、感知手段が玩具
    正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
    断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
    と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
    経て、マイクロプロセッサーの入力ポートに入力され
    る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
    していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
    力信号順番の判断などプログラムが進行し、マイクロプ
    ロセッサーの出力ポートに、入力順番によりビット配置
    を変えて出力される。この出力ポートには、それらの信
    号を各出力端子に分岐するインターフェースICが接続
    されているので、それらの複数の各出力端子に結ばれ
    た、発音内容の異なる複数の短時間発音手段を作動させ
    て、人の動きのリズムに合わせて所定の拍節の繰返し発
    音を行わせることができる。 【0010】請求項3記載の発明では、感知手段が玩具
    正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
    断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
    と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
    経て、マイクロプロセッサーの入力ポートに入力され
    る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
    していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
    力信号順番の判断などプログラムが進行するが、その
    間、信号回数加算計数は所定の拍節に達して、それぞれ
    の信号出力をポートに出した後クリアされるが、その
    時、累積加算計数をしてからクリアする。 【0011】このように累積加算された、人の往復運動
    回数に対応する信号回数累積数が予めプログラムで設定
    された所定数に達すると、出力ポートに請求項2記載の
    複数の信号と違ったビット配置の信号を送出し、その出
    力信号によりインターフェースICを経て、任意の発音
    手段を一定時間作動させ、音楽や、音声を流すようにし
    ている。 【0012】請求項3記載の発明では、感知手段が玩具
    正面側の、所定方向の部分的検出可能領域に対する人の
    断続的出入を、断続的な電気信号として捉える、する
    と、その断続信号は適当なインターフェースIC回路を
    経て、マイクロプロセッサーの入力ポー卜に入力され
    る、すると、ソフトプログラムによって常に入力を監視
    していたところに入力され、計数、所定拍節に対する入
    力信号順番の判断などプログラムが進行するが、その
    間、信号回数加算計数は所定の拍節に達して、それぞれ
    の信号出力をポートに出した後クリアされるが、その
    時、速度算定用累積数に加算してからクリアする。 【0013】このように累積加算された、人の往復運動
    回数に対応する速度算定用信号回数が、計数し始めた時
    点からマイクロプロセッサーのクロックを基準とした単
    位時間内に何回になり、かつ、予めプログラムで定めた
    所定の速度回数範囲内にあるかどうかをソフトプログラ
    ムにより計算、かつ、判断させ、その所定の速度回数範
    囲内にある間中、出力ポートに請求項2記載の複数の信
    号と違った信号を送出し続け、その出力信号により、人
    の往復動作速度の拍子を持つ音声を流す発音手段を作動
    させ続け、人の動きのリズムと同期する音楽や音声を流
    すようにさせている。 【0014】 【実施例】本発明を玩具や宣伝広告用の人形として実施
    する第1の実施例を図1、図2、図3、図4、図5、図
    6の各図によって説明する。図1はこの実施例の検出可
    能領域と、人の左右運動の位置関係を示すために、卓上
    に置かれた舞台をデザインした台1の上でロックを踊る
    人形2が二つのポーズのうちの第1のポーズをとった状
    態を示すと共に、左右運動する人が第1感知手段の検出
    可能領域に侵入した状態を示している。図3は図1で示
    した人形2が第1のポーズになる直前の第2のポーズを
    とっている本実施例の正面図である。図4は第2のポー
    ズ(2点鎖線)から第1のポーズ(実線)へと人形2が
    移動する状態を、縦断正面図によって示している。 【0015】今、人が図1のように右に移動し、第1の
    センサーの検出可能領域6a内に入ったとすると、人体
    から出る赤外線を第1のセンサー6が検出して、わずか
    な電流の変化を生じさせる、その電流変化をシュミット
    回路などの波形補正増幅回路6bで波形補正しながら増
    幅し、更に単安定マルチバイブレータ等のようなパルス
    信号発生回路6cによってパルス信号化し、その信号に
    よって電力増幅開閉回路6dを作動させ、台1内に永久
    磁石3を挟むようにして対向して取り付けられた二つの
    電磁石の内の一つである第1の電磁石4に電流を流すよ
    うにする、すると、図2で示すようにそれまで第1の電
    磁石4に付いていた永久磁石3を反発させる力が生じ、
    (第1の電磁石4の励磁磁極と永久磁石3の対向する磁
    極が同一であるため)その氷久磁石3は第1の電磁石4
    から離れ、第2の電磁石5に吸着する、このとき第2の
    電磁石5への通電はないがその電磁石鉄芯が前記永久磁
    石3の対向する磁極により磁化され吸引力が生じてその
    永久磁石3を吸着保持している。 【0016】この永久磁石3は舞台上の人形2の駆動足
    フレーム8の舞台床下への延長部8aの先端に固定され
    ているため、前記永久磁石3の移動があると、台1の上
    面を回動支点1aとして駆動足フレーム8が矢印で示し
    た回動移動をする、すると、その駆動足フレームの上端
    間接部8bと、台1の上面を回動支点1bとして回動自
    在に支持された従動足フレーム9上端間接部9aとに支
    持された腰部10aを持つ胴体10がリンク作用で図の
    ように傾斜した状態に移動する。 【0017】一方、人形の頭部11の首軸11aは、胴
    体の肩部10bの中央にあいた首軸受穴10cを貫通し
    て更に延び、前記胴体腰部10a中央にあいた穴10d
    を貫通した所で抜けないように軸端にリングがはめられ
    ている、また、前記首軸受穴10cの穴形状は幅広な溝
    10c’を持つ鍵穴状であり、また、その穴10cに接
    する首軸11aの断面は図6のように細い突起11a’
    があり、頭部11の回動角を前記首軸受穴10cの溝1
    0c’の側面に当たった所までの角度に制限している。
    一方、人形胴体肩部10bには左右2枚の板バネ12が
    固定され、それぞれの板バネ12の自由端に人形の手1
    3が取り付けられている。 【0018】このような構成の人形2の胴体10が前記
    したように第2のポーズから第1のポーズへと移動した
    とすると、頭部11の回転軸である首軸11aも、胴体
    10の傾斜移動と共に傾斜する、すると頭部の後ろで束
    ねた髪の重量は、首軸11aの傾き倒れた方向に行こう
    とする力になって頭部11を回転させる、そのとき首軸
    11aの後ろ側の突起11a’が前記首軸受10cの溝
    10c’側面に当たって図4で示すように顔を左に向け
    て止まる。 【0019】この顔の向きは、移動する人の移動方向に
    あり、人が図1の状態より更に移動を続けて第1センサ
    ーの検出可能空間6aを通過した後も変わらない、この
    ことは人形2が人のいる方向に顔をほぼ向けているとい
    うことである。 【0020】次に人が戻ってきて再び第1センサーの検
    出可能領域6aに入ってくると、再び前記作用で第1電
    磁石4に電流がながれる、しかし、既に前記のように永
    久磁石3は第2電磁石5の鉄芯に吸着しており、なんの
    変化も生じない。更に人が移動して第2センサーの検出
    可能領域7aに入ってくると、第2センサー7が人体か
    ら出る赤外線を検出して、前記第1センサーの場合と同
    じように図2で示す各回路7b、7c、7dを経て第2
    電磁石に電流をながす。 【0021】すると、図5で示すように、それまで2点
    鎖線で示す第1のポーズであった人形2の各部が、2点
    鎖線で示された永久磁石3が、励磁された第2電磁石5
    によって反発駆動されることにより、矢印で示した方向
    に回動し、実線で示したような人形2の第2ポーズに変
    化して停止する、このとき永久磁石3は第1電磁石4の
    鉄芯に吸着している。 【0022】この時も、顔の向きを人の移動方向(第2
    センサー検出可能領域側)に変えるが、このことは前記
    第2から第1ポーズに移った時と同じ作用で(ただし反
    対方向)起きるものである。この実施例は顔の向きを変
    える以外に胴体肩部10bに板バネ12によって連結さ
    れた両手が人形のポーズ変更動作を刺激起因として振動
    し、人形の胴体10や頭部11が各ポーズで停止した後
    も振動している。この振動の復元力となる弾性体の板バ
    ネ12は、その曲がり不可能方向が胴体の回動方向にあ
    り、そのため、それら板バネ12が手の目方を支えなが
    らほぼ水平回動振動を手の質量とバネ12の復元力によ
    って決る固有振動数で行うものである。 【0023】この実施例を店頭のカウンターに置いた場
    合、人がこの人形2を見ながら検出可能領域に侵入する
    と、急に人形が動き、そのポーズが変わると共にその顔
    が侵入者の方向に振り向く頭部11の動きが2次的に起
    き、更に、手を横に振る動作を続けることになり、人形
    のデザイン的な可愛らしさと相まって顧客を立ち止まら
    せることになる。 【0024】またテーブルに置いたこの実施例の前でリ
    ズミカルに腰を左右に振って踊る人がいた場合、前記の
    作用で人形2は、人の腰を振った方向に人形の腰を振
    り、ひとの動きの方向を合わせながら人の動きのリズム
    と同調して前記第1、第2のポーズを繰返し、踊るよう
    な動きをする。この時、人の動きがロックのように速く
    なると顔の向きを変える頭部11の回転は、頭部の慣性
    により回動角が少なくなり、ほとんど正面向きのまま、
    踊る人に顔を向けた状態になり、手の振動は手の固有振
    動数とひとの踊りのリズムとの共鳴、うなり現象によ
    り、はげしく動かしたり、動かさなかったりして人の踊
    りと競演してロックを踊る作動をする。 【0025】次にこの実施例の特徴として、発音、発声
    が前記機能作動と連動して起きることである。この実施
    例はマイクロプロセッサーLSIを使用し、そのソフト
    プログラムにより以下に述べる構成による作動を行わせ
    ることができる。これは、前記のような人のリズミカル
    な左右運動により、第1、第2のセンサーが受信して、
    それぞれ前記作用でパルス信号を作っているが、人の左
    右1往復を1単位とする計数には第1、第2の二つのセ
    ンサー受信から得られる二つのパルス信号を第1、第2
    の制御信号に使用し、マイクロプロセッサーの二つの入
    力ポートに接続して、それらの制御信号が第1、第2の
    順に一組で入ってくる毎に計数加算して累積運動回数を
    計算し、第1の出力ポートに出力し適当なインターフェ
    イス回路を経て液晶デジタル表示などでその累積運動回
    数を運動する人に知らせたり、前記制御信号の入ってく
    る回数頻度とマイクロプロセッサー内の基準クロックと
    の関係をソフトプログラムで計算して、第3出力ポート
    に出力して、運動の速さ(1分間回数)を液晶デジタル
    表示などで表示する電子回路手段を働かせる構成になっ
    ている。また、出力ポートを1つにして(第2の出力ポ
    ート)出力ビット配置をを変えて前記表示用でない発音
    手段をスタートさせる信号を送出させ、デコーダでその
    出力を分岐するようにしてもよい。(この実施例説明で
    は表示用以外の出力を第2、第4、第5の各ポートに分
    岐している) 【0026】この場合、人が運動で健康をたもつ意味
    と、敏捷性の訓練のために横幅跳び反復運動をしたと
    き、第1の検出可能領域を通り越してから戻って、再び
    第1の検出可能領域に入り、次に第2の検出可能領域を
    通り越してから戻って、再び第2の検出可能領域に入る
    という繰返しを行ったときでも1往復の計数を正確に行
    わねばならないが、図6のソフトプログラム、フローチ
    ャートのように第1制御信号、第2制御信号の両信号を
    見張るプログラムによって正確なカウントが可能にな
    る。これを説明すると、 【0027】マイクロプロセッサーの第1入力ポートに
    第1制御信号、第2入力ポートに第2制御信号が入るよ
    うに結線し、プログラムがスタートすると、図の
    (1)、(2)のようにM1メモリーには第1制御信
    号、M2メモリーには第2制御信号が入ったことを記憶
    させ、次に(3)(4)で第2制御信号が無ければ信号
    待、たとえ第2信号があっても第1信号が無ければ信号
    待になるようにし、ともに(4’)の戻り回数計数をし
    てから(1)に戻る。 【0028】若し、始めに第2信号、次に第1信号の順
    に入力があれば、正常のカウント信号としてM4の1/
    4拍子発音用メモリーや、M5の運動回数累積用メモリ
    ーに1を加えて計数し、若し、第2信号無しで第1信号
    が入ってきた時はカウントしないようになっている。
    (以降の各種命令サイクルを通って、次に(3)(4)
    の第1、第2の入力があったかどうかの判断は、M1と
    M2がクリアされてから改めて第2信号が第1信号の前
    にあったかどうかを調べることになる) 【0029】(4’)の戻り回数計数は、あとで(1
    1)の速度計算に必要なM3の周期数メモリーとして用
    意し、前記(3)(4)を、YESで通過して(20)
    でクリアされるまで保存され、また始め(1)に戻って
    (3)(4)から(4’)の戻りながら戻り回数カウン
    トしながら信号待をしている間に加算され、そのうち信
    号があって(3)(4)を通過するまでの1周に要する
    時間を、秒に比例する周期数として保存しているもので
    ある。 【0030】次に(3)(4)を共に,YESで通過し
    たときは、(5)(6)でカウントした後、(7)で運
    動累積数を何らかのインターフェイス回路を経て液晶デ
    ジタル表示するために出力ポート1にM5メモリーの内
    容を出力する。次に(8)で1/4拍子発音用メモリー
    M4が1か2かを判断する、始めM4がクリアされて0
    だとしても(5)で1が加算され、M4が1になってい
    るのでこの(8)では NOと判断され(9)から(1
    5)を通り越して(16)以降に進む、このとき(1
    1)のM4クリアをしないので、次に人の第1検出可能
    領域側への移動があって、再び(8)の判断をするとき
    は、(5)で更に1が加算され、M4は2となり、YE
    Sとなって(9)(10)の1/4拍子アクセント発音
    のため、出力ポート2にスタート信号化して出力する。 【0031】次に(11)でM4の1/4拍子用メモリ
    ーをクリアするので、(1)から始まる流れで再び
    (8)の判断をするときにはM4の内容は1になり、
    (9)から(15)を飛ばして、次の入力信号でM4が
    2になる人の左右2往復移動ごとに(移動方向の変換を
    1/4拍子の単位とすると、4単位ごとに)人のリズミ
    カルな動きの拍子をとるように、発音するための音声合
    成回路へのスター卜信号を出力することができる。この
    実施例では1/4拍子発音だけであるが、本発明は1/
    16拍子や、1小節を循環繰返し単位として、その拍節
    内の各拍子毎に細切れ短時間の楽器音や発声を別々に行
    わせることもできる。 【0032】次に(12)で人の左右往復運動の速度
    (1分間往復回数)を計算し、その計算結果をM6メモ
    リーに入れ、(13)でM6の内容を何らかのインター
    フェイス回路を経て液晶デジタル表示するために出力ポ
    ート3に出力する。この(12)での計算は、(8)で
    のM4メモリーが1のときは飛び越されてしまうので、
    人の左右2往復の平均速度を計算することになり、その
    ほうがデジタル表示が見やすくなる。 【0033】次に(14)であらかじめ決めておいた1
    分間内所定回数の速度よりM6の現時点速度が大きいか
    どうかを判断し、所定速度以上になっていた場合は(1
    5)で速度がある所定速度に達したというスタート信号
    を出力ポート4に出力する、すると、あらかじめROM
    に記録、用意しておいたロックミュージック(多数楽
    器)合成音を1曲を単位とする循環発音手段が作動して
    連続的に音楽が流れる。この所定速度をロックミュージ
    ックの拍子のリズム速度と同じにしておけば人の動きと
    同調して音楽を流すことができる。それは人のリズミカ
    ルな動きの速度を監視していて、ちようどロックミュー
    ジックの速度になった時に、そのリズムの音楽を流すよ
    うにしているからであり、その音楽が流れることによ
    り、ロックを踊る人のほうが流れる音楽のリズムに合わ
    せて往復運動するために、人が疲れてリズムに追い付け
    なくなるまで、連続的に人の動きと同調して音楽を流す
    ことができる。 【0034】次に(16)では、(6)で人の左右往復
    回数を累積加算したM5メモリーを調べて、その累積回
    数があらかじめ決めておいた所定回数と同じになったか
    判断し、まだ所定回数に達していない場合は(17)
    (18)を飛び越してM5メモリーをクリアせずに(1
    9)(20)(21)のM1、M2、M3をクリアして
    から(1)の始めに戻る、また、若し累積回数が所定回
    数になったときは、(17)で累積回数がある所定回数
    に達したということを運動する人に知らせる音声合成回
    路へのスタート信号を出力ポート5に出力する、する
    と、あらかじめ用意しておいたロックミュージック(多
    数楽器)に更にROMに記録しておいた人の声「ファイ
    トでゴー」等の言葉やメロディー音(ファンファーレ等
    の音楽)などをいれた合成音を一定時間流すようにな
    る。 【0035】このように(17)でスタート信号を出力
    したあと、(18)でM5メモリーをクリアし、あらた
    めて始めからカウントしなおすことになり、続いて(1
    9)(20)(21)の各メモリークリアを行った後、
    始めの(1)に戻る。もし左右移動回数表示だけは0に
    戻したくなければ、別のメモリー(M7)に何回所定回
    数に達したかを記録してから始めに戻り、(7)で累積
    回数を出力する前に(M7)を見て、計算した結果を出
    力するようにすればよい。 【0036】つぎに本発明の第2の実施例について説明
    すると、図7で示すように第1の実施例の二つの電磁石
    に代わって二つの電動機13、14が使われ、人形の両
    足のフレームを台1内に延長して駆動アーム8c、9c
    をだし、それらの下端に接着固定されたポリプロピレン
    テープ14を、前記電動機の各々の軸13’、14’に
    巻込んだ構成になっている、この実施例の二つの電動機
    13、14に第1の実施例と同じ作用で電磁石に代って
    交互に電流を流すと、二つの駆動アーム8c、9cが交
    互に巻き込まれたテープによって引っ張られ、第1の実
    施例と同じようにそれぞれの足フレーム8、9を作動さ
    せて、人形の胴体を傾斜させ、リズミカルな人の運動に
    合わせて踊るようになる。この実施例の特徴は第1の実
    施例のように瞬間的な反発、吸着による人形動作の不自
    然さを、電動機の加速回転、減速停止という慣性作用に
    よって人形の自然な動きにしたことであり、さらに電磁
    石を使った第1の実施例よりもコスト嵩にはなるが電磁
    石に対する永久磁石の吸着衝突音もなく、音声合成音だ
    けを雑音のない状態で聞かせることができることであ
    る。 【0037】つぎに本発明の第3の実施例について説明
    すると、図8で示すように第1の実施例の二つの電磁石
    に代わって一つの電動機15が使われ、その電動機軸1
    5’に圧入された小歯車17と、駆動足フレーム8の下
    の台1内に、その足フレーム8に固定され、台上面の軸
    受1aを回転軸とする扇状大歯車16とを噛み合せ、電
    動機15の回転方向を変えて回転させることにより、人
    形に二つのポーズを交互にとらせることができる。 【0038】この実施例の電動機15を、第1の実施例
    で説明した第1、第2制御信号で交互に逆方向に回転さ
    せる電子回路構成を図9に示した。図中「1」は第1制
    御信号源、「2」は第2制御信号源であり、0.3秒ほ
    どのパルス巾のパルス制御信号源「1」[2」が、前記
    電動機15を中に架けたブリッジ配線トランジスタ4石
    回路の図中対角線方向の二つのトランジスタのベースに
    接続された二つのフォトカプラ22の入力に接続されて
    いる。図9のTr1とTr4が「1」のパルス信号によ
    りONすると、電流は図中矢印の方向にながし、電動機
    15を一方の回転方向に回転させ、Tr3とTr2が
    「2」のパルス信号によりONすると、(Tr1、Tr
    4はOFF)電流は図中矢印と逆の方向にながれ、電動
    機15を逆の回転方向に回転さることになる。 【0039】また図中23、23’は人形の傾斜角の限
    度を決めるストッパーであり、0.3秒で電動機19が
    加速したあと、慣性力と摩擦力により減速し、このスト
    ッパーに当たって停止する、しかし、人の動きが速くな
    ると、このストッパー23、23’に当たらずにすぐ逆
    移動して、人形も傾斜角の少ない速い動きになる。この
    実施例の特徴は人がゆっくりと運動したときは人形が大
    きな傾斜角でゆっくり動き、人がロックを踊るような速
    い動きをしたときは人形も小さな傾斜角の細かな速い動
    きをして、よりリアルな表現ができるものである。 【0040】本発明の発音は人の運動と同期することに
    特徴があり、その発音のための手段は第1の実施例のよ
    うな音声合成システムの使用に限らず、機械的発音機構
    を使うこともでき、またマイクロプロセッサーを使用せ
    ず、TTL等のICを使用しても人の動きとと同期して
    拍子をとって発音する玩具にすることができる。これを
    第4の実施例として図11ないし図15により説明す
    る。これは従来よりあるシンバルを鳴らす猿の玩具であ
    り、従来のものは単に猿の両手がリズミカルに動いて手
    に持ったシンバルを合わせ叩いて発音させていた、しか
    し本発明をこの玩具に実施すれば、人の運動に同期して
    猿がてを動かし、シンバルを鳴らすことができ、より興
    昧深い玩具にすることができる。 【0041】この玩具は発音手段として、二つの電磁石
    101、104によってそれぞれ駆動され、発音するシ
    ンバルと、ドラムであり、図12の断面図に示すよう
    に、シンバル114を持った両手110、111の肩間
    接から後ろ側に延びたアーム112、113の先に永久
    磁石106、108を固着させ、猿100の背中に設け
    た電磁石101の二つの磁極鉄芯102、103にに常
    時吸着させている。一方、図11に示すようにドラム1
    16のばち棒117は、そのドラム116や猿100を
    乗せ固定している台座120の床に設けた軸受121を
    回動中心として、回動、叩き作動可能になっており、そ
    のばち棒117の回動軸受121の下側にアーム118
    を延ばし、その先に永久磁石119を固着させている。 【0042】また、台座120の正面側に小穴120a
    が開けられ、その奥にcdS光導電素子の光センサー1
    22を配設し、その光センサーは、図13に示すような
    大別回路図の検出およびパルス発生回路124につなが
    り、更に4拍子拍節の分周と選別回路126を経て、ド
    ラム駆動回路128やシンバル駆動回路130につなが
    っている。この実施例は第1の実施例と違って一つのセ
    ンサー122による一つの受光検出可能領域132しか
    持っていないが、図14に示す人体との間係図のよう
    に、人はこの受光検出可能領域132に出入を繰り返す
    ことにより、光センサー122に抵抗値の変化をもたら
    し、前記検出およびパルス発生回路124に人の1往復
    動作に1回の割でパルス信号を発生する。 【0043】このパルス信号は、次の分周と選別回路1
    26にトリガー信号として、人の連続的な往復運動にと
    もない、リズミカルな断続的な入力になる。このトリガ
    ー入力は、74LS74のようなフリップフロップ(F
    /F)TTL内の一つめのF/Fに入力され、その出力
    が二つめのF/Fの入力になっている、この二つのF/
    Fが、前記検出およびパルス発生回路124から4回の
    パルス信号を受けたときの、パルス信号受取順に並べ
    た、二つのF/F各出力端子A,B:C,Dの真理値表
    と、74LS00などのTTLの三つのNAND論理回
    路との接続関係図を図15に示した。 【0044】この図の1から4の数は、前段のパルス発
    生回路からパルスを受け取った順番を表し、、、
    は三つのNAND回路によって選別された分周と選別回
    路126の出力である。この図が示すように、また図1
    2が示すように、人がリズミカルに4往復して、光セン
    サー122の受光検出可能領域132を4回出入する
    と、分周と選別回路126の出力につながれたドラム駆
    動回路128や、シンバル駆動回路130に順次、信号
    が入ってくる。 【0045】ドラム駆動回路128や、シンバル駆動回
    路130は、単安定マルチバイブレーターや電力増幅回
    路によって、所定の短時間通電を電磁石104や101
    に行えるようになっている。そのため、一つめの信号
    で、電磁石104が励磁され、それまで吸着していた永
    久磁石を反発させる、すると、てこの作用でばち棒が急
    に回動してドラムを叩き、発音する。電磁石104への
    通電はすぐ止められ、永久磁石104は電磁石の鉄芯1
    31を磁化、吸引して、吸着するために、ばち棒はドラ
    ムを離れて待機状態に戻る。 【0046】次に二つめの信号が入ると電磁石101に
    短時間通電、励磁するので、それまで電磁石の磁極鉄芯
    102、103に吸着していた永久磁石106、108
    を反発させ、てこの作用でシンバルを持った手を急に回
    動させ、シンバル発音をさせることができる。電磁石1
    01への通電は、単安定マルチバイブレーターによって
    所定の短時間に設定されているので、シンバル発音後、
    永久磁石106、108は再び磁極鉄芯102、103
    を磁化、吸着して、待機状態に戻る。 【0047】次に検出およびパルス発生回路124から
    三つめの信号が、分周と選別回路126に入ってくる
    と、図15図中点線で示したAとCの端子の真理値表が
    共に0(L ロー)となり、若しこのA、C両端子にN
    AND回路を繋げば当然1(Hハイ)の出力がでるはず
    であるが、ここにはNAND回路はなく、三っつめはリ
    ズムの休止符のように何も発音せず、四つめの信号が入
    って前記作用でシンパル音を出すまで休止している。 【0047】このような作用で4拍子のリズムでドラム
    116とシンバル114の発音が人の4往復運動に刺激
    されて誘発し、更に人のリズミカルな連続的往復運動に
    より猿の玩具がそのリズムに合わせて拍子をとる面白い
    玩具にすることができる。こように本発明の人の動きの
    感知手段は、第1の実施例のような二つの検出可能領域
    6a,7aの設定のほかに、センサー1個による一つの
    検出可能領域の設定でも実施することができる、しか
    し、第一、第2の実施例の人形作動機構のうち、一つの
    電磁石5、一つの電動機17を作動させるはずの第2セ
    ンサー7によって起きる第2パルス信号がないためにそ
    れらの手段に代わって、図16に示す第5の実施例、図
    17に示す第6の実施例のようなコイルスプリング24
    の弾力による復元力で、常に人形を片側のポーズにして
    おく必要がある。 【0048】また第3の実施例の人形作動機構の電動機
    19への通電方向変換も第2センサー7を無くすことに
    より出来なくなるが、図18に示す第7の実施例のよう
    にコイルスプリング24の復元力で常に人形を片側のポ
    ーズにしておき、一つのセンサーの検出可能領域に人が
    入ってくると、第4の実施例の猿の玩具と同じように所
    定の時間だけ人形作動用電動機19に通電、人形を他の
    片側のポーズに移動させ、通電停止と共にコイルスプリ
    ング24の弾力で、電動機19を逆回転させ、そのポー
    ズで常時待機するように始めにもどすようにして、一つ
    のセンサーでの動作を可能にしている。 【0049】これらの場合、店頭で人の来た方向に顔を
    向け、人が去っていく方向に顔を向けて待機するという
    動作は無くなるが、本発明のように、人がリズミカルに
    往復運動することによって、そのリズムと同じ拍子、拍
    節で発声、発音をさせるような場合には、そのリズムで
    人形に踊るような動きをさせることができ、その意味に
    おいては、前記第1ないし第3の実施例の動作と同じ動
    作をするものである。 【0050】 【発明の効果】本発明はこのような構成であり、人の動
    きの速さを検出する手段によって、従来、音を感知して
    踊る人形では出来なかった人の動きで対話するように発
    音する玩具であり、この玩具の前で運動する人のリズム
    に合わせて、拍子をとり、運動する人の友達になった
    り、所定の回数になったとき、さらに元気付ける発声や
    ファンファーレで運動する人のはりあいをつける等、従
    来にない人の気持ちを元気付ける効果がある。また、こ
    の玩具の前でリズミカルな踊りをする人に対して所定リ
    ズム速度に達するという条件で、その所定リズム速度の
    音楽を流すことができ、その時のリズムと同期する人の
    動きと同期競演する玩具の動きと共に、玩具としての面
    白みを倍加する効果が有る。またPOP広告としては、
    人が来たときに発音して注意を喚起し、その発音玩具や
    広告意匠体に注目させ、広告効果を上げることができ
    る。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535104A (ja) * 1999-01-28 2002-10-22 レゴ エー/エス 遠隔制御式玩具
CN114387830A (zh) * 2022-01-14 2022-04-22 黄庆丰 一种智能早教鞋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535104A (ja) * 1999-01-28 2002-10-22 レゴ エー/エス 遠隔制御式玩具
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