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JPH07104357A - 閃光発光装置 - Google Patents

閃光発光装置

Info

Publication number
JPH07104357A
JPH07104357A JP5271149A JP27114993A JPH07104357A JP H07104357 A JPH07104357 A JP H07104357A JP 5271149 A JP5271149 A JP 5271149A JP 27114993 A JP27114993 A JP 27114993A JP H07104357 A JPH07104357 A JP H07104357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strobes
flash
light
light emitting
emitting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5271149A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
Hiroshi Terunuma
宏志 照沼
Shuji Iijima
周司 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5271149A priority Critical patent/JPH07104357A/ja
Publication of JPH07104357A publication Critical patent/JPH07104357A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のストロボにより閃光撮影を行なう際に
単灯、複灯にかかわらず適正な露光量での閃光撮影を可
能とし、制御系構造の簡素化も図る。 【構成】 複数のストロボ10,11と、これらのガイ
ドナンバーと被写体距離によって絞り制御を行なうフラ
ッシュマチック制御部を備える。複数のストロボは、複
灯発光時に同時発光されるとともに、フラッシュマチッ
ク制御部により、単灯発光時の場合と同一のフラッシュ
マチック制御をもって行なわれる。また、複数のストロ
ボを閃光発光させるために、一個のコンデンサMCを使
用するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子閃光発光装置(以下
ストロボという)による閃光撮影が可能なカメラにおい
て、特に二つ以上のストロボを内蔵している多灯ストロ
ボ内蔵式カメラ等に適用して好適な閃光発光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ストロボ内蔵式カメラに装備されるスト
ロボとして従来一般には、通常撮影時、つまり被写体が
ストロボや撮影レンズからある程度離れた遠距離にある
場合にあっても、被写体を照射できるに充分な発光量を
有する閃光撮影が行なえる程度の強力な発光量を有する
ものが用いられている。
【0003】しかし、上述したように強力な発光量をも
つストロボを一つだけ装備したカメラにあっては、その
ストロボを発光させたときに、一瞬に強い光を発し、非
常に眩しく、人物写真である場合に自然な表情を撮るこ
とが難しく、また赤目現象を生じたり、被写体の背面側
に影が出易い等といった問題を招いてしまうものであっ
た。
【0004】このため、複数のストロボを用い、これら
のストロボを同時にまたは時間遅れを持たせて発光させ
たり、それぞれの発光量を任意に制御したりすることに
より、上述した不具合を解決しようとした多灯ストロボ
内蔵式のカメラが、たとえば特開平4−104237号
公報等により、従来既に提案されている。この従来の閃
光発光装置では、コンデンサを複数使用し、これにより
単数または複数のストロボを発光させるように構成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置では、複数のストロボのうちの一灯のみを発
光させた場合と複数のストロボを発光させた場合とにお
いて、撮影した写真がアンダー(露光不足)もしくはオ
ーバー(露光過度、露光オーバー)になるという問題を
生じる虞れがあった。
【0006】すなわち、従来の多灯ストロボ内蔵式カメ
ラにあっては、閃光撮影時においてストロボのガイドナ
ンバーと被写体距離により絞りを制御するというフラッ
シュマチック制御を全く行なっていないか、あるいは単
灯または複灯のストロボ発光を行なった場合にそれぞれ
に応じて個別のフラッシュマチック制御を行なったりす
る等が考えられている。
【0007】しかし、前者の場合には、閃光撮影時に適
切な露光量が得にくく、上述したアンダー、オーバーと
いった問題を避けられない。また、後者の場合には、個
々の条件下においてフラッシュマチック制御を独立して
行なうために、制御が複雑で、フラッシュマチック制御
部の構成が複雑となるという問題を生じてしまうもの
で、このような不具合を一掃し得る何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
【0008】さらに、上述したような多灯式の閃光発光
装置を構成するうえで問題となることは、複数のストロ
ボを発光させるために複数のコンデンサを使用している
ために、その組込みによってカメラの大型化を招くこと
や、ストロボからの発光によって被写体の背面側に生じ
易い影の出現を可能な限り少なくしたりすることであ
り、このような点に配慮することが望まれている。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、複数のストロボを適宜発光させて閃光撮影
を行なうにあたって、単灯、複灯による閃光撮影の如何
にかかわらず、適正な露出量の写真撮影を可能とし、し
かも制御系構造等の簡素化も図れる閃光発光装置を得る
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る閃光発光装置は、複数のストロボ
と、これらのストロボのガイドナンバーと被写体距離に
よって絞り制御を行なうフラッシュマチック制御部とを
備え、このフラッシュマチック制御部を、複数のストロ
ボを同時に発光させた複灯発光時の場合に、ストロボの
いずれか一つを発光させる単灯発光時の場合と同じのフ
ラッシュマチック制御を行なうように構成したものであ
る。
【0011】また、本発明に係る閃光発光装置は、複数
のストロボを閃光発光させるための電気エネルギを蓄積
するために一個のコンデンサを用い、このコンデンサに
よって単数あるいは複数のストロボを発光させるように
構成したものである。
【0012】さらに、本発明に係る閃光発光装置は、少
なくとも一つのストロボを、撮影光学系の近くでその光
軸に略一致するように配置し、残りを、撮影光学系から
所定間隔離れた位置に配置したものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、複数のストロボを同時に発光
させた際に、単灯発光時と複灯発光時とで同一のフラッ
シュマチック制御を行なうように構成しているので、制
御系構造が簡単であるにもかかわらず、所要のフラッシ
ュマチック制御を行なって適正な露光量による閃光撮影
写真を行なえる。
【0014】また、本発明によれば、単数または複数の
ストロボを発光させるために一個のコンデンサを用いて
いるので、カメラの大きさを小さくすることができる。
【0015】さらに、本発明によれば、複数のストロボ
の配設位置を、撮影光学系の近傍と離間した位置とに設
定しているため、閃光撮影時において、被写体の背面側
に影が出ることを必要最小限に軽減し得るものである。
【0016】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係るカメラの閃光
発光装置の一実施例を示し、これらの図において、本実
施例では、全体を符号1で示すカメラとして、図1から
明らかなように、カメラ本体2の前面中央に、レンズ鏡
筒に保持される撮影光学系としての撮影レンズ3を有す
るコンパクトカメラである場合を例示している。
【0017】ここで、撮影レンズ3は、たとえばズーム
レンズあるいは単焦点レンズによって構成される。な
お、撮影可能距離としては50cm以内であるとマクロ
撮影(接写撮影)において効果的であるが、通常撮影で
あるポートレート撮影では1〜1.5m程度の撮影距離
に設定するとよい。
【0018】また、上述したカメラ本体2の前面で撮影
レンズ3の上方には、対をなすAF測距窓4,5が設け
られ、これらのAF測距窓4,5により被写体までの距
離が測距されることによって、図示しない被写体測距手
段からの駆動制御によって撮影レンズ3の自動焦点合わ
せを行なえるようになっている。
【0019】図1中6は前記AF測距部4,5に並んで
設けられたAE測光窓で、被写体の明るさに応じて露光
制御を行なう制御手段の一部を構成している。さらに、
図1中7はカメラ本体2の前面に設けられたファインダ
窓である。また、カメラ本体2の上端面には、カメラ1
のメインスイッチ8、レリーズ釦9等が設けられてい
る。
【0020】一方、カメラ本体2の前面側で撮影レンズ
3の上方には、AF測距窓4,5やファインダ窓7等と
並んで、閃光発光部となる第1、第2のストロボ10,
11を構成するキセノン管(図示せず)での発光を放射
する第1、第2のストロボ窓10a,11aが設けられ
ている。
【0021】これら第1、第2のストロボ窓10a,1
1aは、撮影レンズ3からの距離が異なる位置に配置さ
れ、かつ機能が異なるように設定されている。なお、第
1のストロボ窓10aは、メインストロボとしてカメラ
本体2の前面上部で一側寄り(図1中右側)の通常位置
に設けられている。
【0022】また、第2のストロボ窓11aは、被写体
影軽減用のサブストロボとして撮影レンズ3の上側に光
軸を略一致させて配置されている。ここで、第2のスト
ロボ窓11aからの発光量は、フル発光する場合の発光
量が、第1のストロボ窓10aでの発光量よりも少なく
ともよい。
【0023】たとえば第1のストロボ10での発光量と
してはガイドナンバ8〜16位を、また第2のストロボ
11は近距離撮影(接写撮影)に必要な光量ないしは赤
目発光に必要な光量としてガイドナンバ1〜4程度を選
択することが考えられる。
【0024】ここで、撮影時に被写体が所定距離よりも
遠い場合には、第1もしくは第2のストロボ10,11
のうちのいずれかを発光させ、かつ所定距離よりも近い
場合には両方のストロボ10,11を同時に発光させる
ように構成するとよい。
【0025】すなわち、このようにすれば、撮影時の被
写体までの距離の遠近に応じてストロボ10,11を単
数もしくは複数発光させることにより、たとえば近距離
撮影時には被写体の影を可能な限り軽減したりし、撮影
の適正化が図れる。
【0026】さて、本発明に係るカメラの閃光発光装置
によれば、上述した構成において、図2ないし図4から
明らかなように、少なくとも第1および第2のストロボ
10,11と、これら第1、第2のストロボ10,11
のガイドナンバー(GNo)と被写体距離とによって絞
り制御を行なうフラッシュマチック制御部を備え、この
フラッシュマチック制御部を、第1、第2のストロボ1
0,11を同時に発光させた複灯発光時の場合に、スト
ロボのいずれか一つを発光させる単灯発光時との場合に
おいて、同一のフラッシュマチック制御を行なうように
構成したものである。
【0027】このような構成によれば、複数のストロボ
10,11を同時発光させることにより、露出の制御を
簡単にすることができ、単灯でも複灯でも露出が変わる
ことのない閃光撮影を行なえる。
【0028】これを簡単に説明すると、図2において
(a)は本発明による閃光発光装置において単灯発光時
における時間Tと露出Aとの関係を示した特性図、
(b)は従来装置での同様の特性図を示している。
【0029】これらの図において20は単灯発光時の時
間と露出との関係を示す特性であり、このような単灯発
光から複灯発光にした場合において従来は、同図(b)
中21,22から明らかなように、第1の発光(21)
を時間T1 に行ない、第2の発光(22)を時間T2 に
行なうようにしている。そして、このように複数発光し
ているために、影の軽減が可能となる。
【0030】しかし、このような従来装置では、上述し
た各発光時の露出をそれぞれA1 ,A2 とすると、A2
>A1 となり、第1の発光21と第2の発光22との時
間にずれΔT(=T2 −T1 )を生じるため、露出が変
わってしまうという不具合を生じていた。したがって、
このような複灯発光時には、絞りの制御が単灯発光時と
は異なり、複雑になってしまうものであった。
【0031】これに対し、本発明によれば、上述したよ
うに複灯発光時において複数のストロボ10,11を同
時に発光させるようにしているので、同図(a)と
(b)との比較から明らかなように、時間T3 において
第1、第2のストロボ10,11が同時に発光(図中2
3で示す)して、露出A3 となるもので、各ストロボ1
0,11で露出がばらつくことはない。
【0032】特に、上述した構成において、単灯発光モ
ードから複灯発光モードになった場合、それぞれのスト
ロボ10,11,・・でのガイドナンバーGNoを、A
・GNo,B・GNo,・・・とすると、全体のガイド
ナンバー全GNoは、
【数1】 となる。
【0033】そして、上述した式に基づき、各ストロボ
10,11を同時発光させることにより、単灯発光で
も、複灯発光でも露出の変わらない閃光発光装置を得る
ことが可能となる。
【0034】さらに、上述した構成では、複数発光によ
って、影軽減を図ることが可能となるようにしている。
すなわち、上述した閃光発光装置は、図1や図3から明
らかなように、第1、第2のストロボ10,11の窓1
0a,11aにおいて、その一方を、撮影レンズ3の近
くでその光軸に略一致するような上方位置に配置し、か
つ残りの一つは、撮影レンズ3から所定間隔離れた通常
設置位置に配置している。
【0035】そして、このような構成によれば、図3の
(a),(b)から明らかなように、両ストロボ10,
11を同時に発光させることにより、被写体Hによる影
を軽減することが可能である。
【0036】これを簡単に述べると、図3の(a)は通
常位置に配置された第1のストロボ10が発光したとき
の被写体Hの影の出方を示したものである。ストロボ1
0の発光を被写体Hに照射し撮影レンズ3によって撮影
を行なった場合、被写体Hの背景には影30a,30b
が発生する。
【0037】しかし、影30aは撮影レンズ3による撮
影範囲に入っていないため、影は撮影されない。一方、
影30bは撮影範囲に入っているため、撮影されること
になる。なお、図中31はレンズ鏡筒、32はフィルム
を示す。
【0038】図3の(b)はレンズ鏡筒31の上方位置
で撮影レンズ3に近接して第2のストロボ11が配置さ
れている場合を示し、この場合にストロボ11によって
被写体Hの影の出方は、次の通りである。すなわち、ス
トロボ11によって被写体Hを照射し、撮影レンズ3に
よる撮影を行なうと、被写体Hの背景に影34a,34
bが発生する。しかし、影34aは撮影レンズ3の撮影
範囲に入っていないため、影は撮影されない。また、影
34bは撮影レンズ3の撮影範囲にはいっているため撮
影される。
【0039】しかし、この図3の(a),(b)を組合
わせると、両ストロボ10,11を発光させることによ
って、被写体Hの背景に生じる影を必要最小限とするこ
とが可能となるもので、その詳細な説明は省略するが、
それぞれのストロボの光照射範囲から容易に理解される
ところである。
【0040】また、上述した構成による閃光発光装置で
は、第1および第2のストロボ10,11等を閃光発光
させるための電気エネルギを蓄積するコンデンサMCと
して一個を使用し、その蓄積エネルギにより単数あるい
は複数のストロボ10,11を適宜発光させるように構
成している。
【0041】そして、このような構成によれば、第1、
第2のストロボ10,11を発光させるために、一個の
コンデンサMCを用いているだけであるため、カメラ1
内への組込みスペースが少なくてよく、カメラ本体2の
大きさを小さくすることが可能となる。
【0042】以上の構成による閃光発光装置を用いたカ
メラ1によれば、レリーズ釦9の半押し操作に伴って、
被写体までの測距処理を行ない、その被写体までの距離
に応じてストロボ10,11を単灯または複灯発光させ
るかが選択される。さらに、それぞれのモードにおい
て、輝度が一定以下である場合には、レリーズ操作に伴
ってストロボ10,11の単灯または複灯による閃光撮
影が行なわれ、適切な露光量をもつ撮影写真を得ること
ができる。
【0043】図4は本発明を適用したストロボ回路を示
すものであり、メインコンデンサMCを一個用いること
により、単数または複数のストロボ10,11を発光さ
せるように構成されている。
【0044】これを簡単に説明すると、第1、第2のス
トロボ10,11となるキセノン管(Xe管1,Xe管
2)とメインコンデンサMCとが並列接続されている。
ここで、Xe管1が発光する場合、DTrをON状態で
(SBK端子をHi)、シャッタのSB発光タイミング
でSBT出力にHiパルスを加えると、SCR1のみが
導通状態となり、Xe管1のみにトリガがかかり、Xe
管1はメインコンデンサMCの全部の容量で発光する。
【0045】また、両キセノン管、つまりXe管1,2
を共に発光させる場合には、DTrをOFF状態で(S
BK端子をオープン)、シャッタのSB発光タイミング
でSBT出力にHiパルスを加えて、Xe管1,2にト
リガをかけると、それぞれの発光管はメインコンデンサ
MCの半分のエネルギで発光させることができるように
なっている。
【0046】ここで、この図4において上述した以外の
回路部品としては、ダイオードD1,D2,・・、抵抗
R1,R2,・・、トランジスタ等を始めとして適宜の
ものが用いられているが、その詳細な説明は省略する。
【0047】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、閃光撮影が可能なカメラ1各部の形状、構造
等を適宜変形、変更し得ることは言うまでもない。たと
えば上述した実施例では、第1および第2のストロボ1
0,11の窓10a,11aを、一側寄りの部分と、撮
影レンズ光軸に対応する位置とに設けた場合を説明した
が、本発明はこれに限定されず、少なくとも二つ以上の
ストロボ発光部をカメラ本体前面の異なる位置に設ける
とよく、その数やそれぞれの配設位置等としては、種々
の変形例が考えられる。
【0048】また、第1および第2のストロボ10,1
1の発光制御やフラッシュマチック制御部によるフラッ
シュマチック制御としても、適宜の変形例が考えられ
る。要は各種条件に応じてストロボ10,11の発光制
御を、被写体距離に応じた絞り制御等を考慮して所要の
状態で行ない、露光量の十分な閃光撮影を行なえるよう
にすればよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る閃光発
光装置によれば、複数のストロボと、これらのストロボ
のガイドナンバーと被写体距離によって絞り制御を行な
うフラッシュマチック制御部とを備え、このフラッシュ
マチック制御部を、複数のストロボを同時に発光させた
複灯発光時の場合に、ストロボのいずれか一つを発光さ
せる単灯発光時の場合と同じのフラッシュマチック制御
を行なうようにしたので、制御系構造等を始めとする各
部の構成が簡単であるにもかかわらず、所要のフラッシ
ュマチック制御を行ない、単灯でも複灯でも露出が変わ
ることがなく、適正な露光量による閃光撮影を行なえ、
またこの撮影時における影の出方の軽減化を図れるとい
う種々優れた効果を奏する。
【0050】さらに、本発明によれば、複数のストロボ
を閃光発光させるための電気エネルギを蓄積するために
一個のコンデンサを用い、このコンデンサによって単数
あるいは複数のストロボを発光させるようにしたので、
カメラの大きさを小さくすることができる。
【0051】また、本発明に係る閃光発光装置によれ
ば、少なくとも一つのストロボを、撮影光学系の近くで
その光軸に略一致するように配置し、残りを、撮影光学
系から所定間隔離れた位置に配置することにより、上述
した閃光撮影時における被写体の背面側での影の出方を
必要最小限に軽減し得るという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る閃光発光装置を適用して好適なカ
メラの一実施例を示すカメラ全体の概略斜視図である。
【図2】(a)は本発明装置における時間と露出との関
係を示す特性図、(b)はその従来装置による特性図で
ある。
【図3】(a),(b)は第1、第2ストロボからの光
照射による被写体背景での影の出方と撮影範囲との関係
を示す概略説明図である。
【図4】本発明を適用するカメラにおいて用いるストロ
ボ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 多灯ストロボ内蔵式カメラ 2 カメラ本体 3 撮影レンズ 4 AF測距窓 5 AF測距窓 6 AE測光窓 7 ファインダ窓 8 メインスイッチ 9 レリーズ釦 10 第1のストロボ(Xe管) 10a 第1のストロボ窓 11 第2のストロボ(Xe管) 11a 第2のストロボ窓 MC メインコンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の閃光発光部と、 これらの閃光発光部のガイドナンバーと被写体距離によ
    って絞り制御を行なうフラッシュマチック制御部とを備
    え、 このフラッシュマチック制御部を、前記複数の閃光発光
    部を同時に発光させた複灯発光時の場合に、閃光発光部
    のいずれか一つを発光させる単灯発光時の場合と同一の
    フラッシュマチック制御を行なうように構成したことを
    特徴とする閃光発光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の閃光発光装置において、 複数の閃光発光部を閃光発光させるための電気エネルギ
    を蓄積する一個のコンデンサを備え、 このコンデンサによって、単数あるいは複数の閃光発光
    部を発光させるように構成したことを特徴とする閃光発
    光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の閃光発光
    装置において、 複数の閃光発光部のうちの少なくとも一つは、撮影光学
    系の近くでその光軸に略一致するように配置され、 残りの一つは、撮影光学系から所定間隔離れた位置に配
    置されていることを特徴とする閃光発光装置。
JP5271149A 1993-10-05 1993-10-05 閃光発光装置 Pending JPH07104357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5271149A JPH07104357A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 閃光発光装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5271149A JPH07104357A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 閃光発光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104357A true JPH07104357A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17496016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5271149A Pending JPH07104357A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 閃光発光装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07104357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7606480B2 (en) 2004-10-21 2009-10-20 Nikon Corporation Photographic illuminating device and camera

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7606480B2 (en) 2004-10-21 2009-10-20 Nikon Corporation Photographic illuminating device and camera

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