JPH069837Y2 - 耐熱性を有するボトル用プリフォーム - Google Patents
耐熱性を有するボトル用プリフォームInfo
- Publication number
- JPH069837Y2 JPH069837Y2 JP1988119717U JP11971788U JPH069837Y2 JP H069837 Y2 JPH069837 Y2 JP H069837Y2 JP 1988119717 U JP1988119717 U JP 1988119717U JP 11971788 U JP11971788 U JP 11971788U JP H069837 Y2 JPH069837 Y2 JP H069837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preform
- polyethylene terephthalate
- heat resistance
- intrinsic viscosity
- bottles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 18
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 claims description 18
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- MTHSVFCYNBDYFN-UHFFFAOYSA-N diethylene glycol Chemical compound OCCOCCO MTHSVFCYNBDYFN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 3
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001230 polyarylate Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポリエチレンテレフタレート製の耐熱性を有
するボトル用プリフォームに関する。
するボトル用プリフォームに関する。
従来、ポリエチレンテレフタレート製の耐熱性を要求さ
れるボトルは、高温液体を充填しても、ボトルの口筒部
が軟化し変形してキャップとの間の密閉度が低下しない
ように、口筒部を結晶化させ、また、ボトルの胴部はプ
リフォーム温度を高くし、かつ、金型温度を上げてブロ
ー成形して耐熱性を持たせている。
れるボトルは、高温液体を充填しても、ボトルの口筒部
が軟化し変形してキャップとの間の密閉度が低下しない
ように、口筒部を結晶化させ、また、ボトルの胴部はプ
リフォーム温度を高くし、かつ、金型温度を上げてブロ
ー成形して耐熱性を持たせている。
また、プリフォームの透明性向上のため、固有粘度の高
いポリエチレンテレフタレートを使用している。
いポリエチレンテレフタレートを使用している。
しかしながら、プリフォームの透明性を向上させるため
固有粘度の高いポリエチレンテレフタレートを使用する
と、口筒部の結晶化のため、さらに高温を必要とし、ま
た、結晶化の時間も長時間を必要とした。
固有粘度の高いポリエチレンテレフタレートを使用する
と、口筒部の結晶化のため、さらに高温を必要とし、ま
た、結晶化の時間も長時間を必要とした。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、口筒部
の結晶化が容易で、しかも、ボトル胴部も透明で、か
つ、耐熱性を有するボトルを形成できるようにすること
を技術的課題とする。
の結晶化が容易で、しかも、ボトル胴部も透明で、か
つ、耐熱性を有するボトルを形成できるようにすること
を技術的課題とする。
本考案は、プリフォームの胴部3をポリエチレンテレフ
タレートで形成し、プリフォームの口筒部1は、前記胴
部3を形成する樹脂よりも低い固有粘度のポリエチレン
テレフタレートで形成して耐熱性を有するボトル用プリ
フォームとした。
タレートで形成し、プリフォームの口筒部1は、前記胴
部3を形成する樹脂よりも低い固有粘度のポリエチレン
テレフタレートで形成して耐熱性を有するボトル用プリ
フォームとした。
本考案のプリフォームは、口筒部1を形成するポリエチ
レンテレフタレートを、胴部3を形成するポリエチレン
テレフタレートよりも低固有粘度の樹脂にしているの
で、プリフォームをブロー成形してボトルを成形すると
き、低固有粘度の口筒部1は比較的低温で短時間に容易
に結晶化する。また、高固有粘度の胴部3は、高温でブ
ロー成形を行なう。そして、高温でヒートセットされた
ボトル胴部は透明性と耐熱性に優れたものとなる。
レンテレフタレートを、胴部3を形成するポリエチレン
テレフタレートよりも低固有粘度の樹脂にしているの
で、プリフォームをブロー成形してボトルを成形すると
き、低固有粘度の口筒部1は比較的低温で短時間に容易
に結晶化する。また、高固有粘度の胴部3は、高温でブ
ロー成形を行なう。そして、高温でヒートセットされた
ボトル胴部は透明性と耐熱性に優れたものとなる。
第1図は本考案の一実施例の耐熱性を有するボトル用プ
リフォームを示すものであり、プリフォームの胴部3を
ポリエチレンテレフタレートで形成し、プリフォームの
口筒部1は、前記プリフォームの胴部3を形成する樹脂
よりも低い固有粘度のポリエチレンテレフタレートで形
成したものである。
リフォームを示すものであり、プリフォームの胴部3を
ポリエチレンテレフタレートで形成し、プリフォームの
口筒部1は、前記プリフォームの胴部3を形成する樹脂
よりも低い固有粘度のポリエチレンテレフタレートで形
成したものである。
そして、口筒部1を形成するポリエチレンテレフタレー
トは、ジエチレングリコールを2.5mol%以下混入して、
固有粘度を0.7前後としたものが適しており、このジエ
チレングリコールは、ポリエチレンテレフタレートに混
入されることによって、口元結晶化の密度アップにもつ
ながる。
トは、ジエチレングリコールを2.5mol%以下混入して、
固有粘度を0.7前後としたものが適しており、このジエ
チレングリコールは、ポリエチレンテレフタレートに混
入されることによって、口元結晶化の密度アップにもつ
ながる。
また、胴部3を形成するポリエチレンテレフタレート
は、固有粘度を0.8以上とする。そして、この胴部3
は、ポリアリレートを49%以下含むポリエチレンテレフ
タレート例えばU−8400などの材料も使用できる。
は、固有粘度を0.8以上とする。そして、この胴部3
は、ポリアリレートを49%以下含むポリエチレンテレフ
タレート例えばU−8400などの材料も使用できる。
さらに、第1図に示すプリフォームは、共射出成形で成
形したものである。
形したものである。
第2図に示すプリフォームは、口筒部1と胴部3の材料
は第1図のものと同様のもので、インサート成形で成形
したものであり、この場合胴部3の内側に、口筒部1と
同一材料の薄膜層2が形成されている。
は第1図のものと同様のもので、インサート成形で成形
したものであり、この場合胴部3の内側に、口筒部1と
同一材料の薄膜層2が形成されている。
本考案のプリフォームは、口筒部1を形成するポリエチ
レンテレフタレートを、胴部3を形成するポリエチレン
テレフタレートよりも低固有粘度なものにしているの
で、プリフォームをブロー成形してボトルを成形すると
き、口筒部1は比較的低温で短時間に容易に結晶化させ
られ、また、高固有粘度の胴部3は透明性と耐熱性に優
れたボトル胴部に形成することができる。したがって、
口筒部が結晶化し、胴部が高い透明性と耐熱性を有する
ボトルを短時間で容易に成形できる。
レンテレフタレートを、胴部3を形成するポリエチレン
テレフタレートよりも低固有粘度なものにしているの
で、プリフォームをブロー成形してボトルを成形すると
き、口筒部1は比較的低温で短時間に容易に結晶化させ
られ、また、高固有粘度の胴部3は透明性と耐熱性に優
れたボトル胴部に形成することができる。したがって、
口筒部が結晶化し、胴部が高い透明性と耐熱性を有する
ボトルを短時間で容易に成形できる。
第1図は本考案の一実施例のプリフォームの断面図、第
2図は別の実施例の断面図である。 1……口筒部、3……胴部。
2図は別の実施例の断面図である。 1……口筒部、3……胴部。
Claims (1)
- 【請求項1】プリフォームの胴部3をポリエチレンテレ
フタレートで形成し、プリフォームの口筒部1は、前記
胴部3を形成する樹脂よりも低い固有粘度のポリエチレ
ンテレフタレートで形成した耐熱性を有するボトル用プ
リフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988119717U JPH069837Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 耐熱性を有するボトル用プリフォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988119717U JPH069837Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 耐熱性を有するボトル用プリフォーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241909U JPH0241909U (ja) | 1990-03-22 |
JPH069837Y2 true JPH069837Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31365192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988119717U Expired - Lifetime JPH069837Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 耐熱性を有するボトル用プリフォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069837Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP1988119717U patent/JPH069837Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241909U (ja) | 1990-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0057504A1 (en) | Container of polyethylene terephthalate or saturated polyester resin | |
KR920000005B1 (ko) | 내열성 및 가스배리어성이 우수한 2축배향용기 | |
US3784039A (en) | Nursing bottle construction and assembly | |
GB2353790A (en) | Fluid packaging | |
SE7513131L (sv) | Behallare, serskilt for medicinskt bruk, jemte gjutform for dess framstellning | |
JPH02196606A (ja) | 加熱充填容器用の多層予備成形体 | |
JPH01166930A (ja) | 熱可塑性ポリエステルからブロー成形容器を作成する方法 | |
EP0055595A1 (en) | Container of polyethylene terephthalate or saturated polyester resin | |
JPS5836121U (ja) | 2軸延伸ブロ−成形壜体成形用1次成形品 | |
CN107920953A (zh) | 多单剂量容器 | |
JPH069837Y2 (ja) | 耐熱性を有するボトル用プリフォーム | |
JP2002145233A (ja) | 角形プラスチックボトル | |
GB2078194A (en) | Reinforced biaxially-oriented bottle | |
JPS584610B2 (ja) | 飽和ポリエステル樹脂製壜 | |
JPS6355A (ja) | ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶及びその製造方法 | |
JPH0710692B2 (ja) | 耐熱性容器 | |
JPH0133291Y2 (ja) | ||
JPH03136813A (ja) | 耐熱性合成樹脂容器のプリフォーム及びその成形方法 | |
JPH0335687Y2 (ja) | ||
KR910002381B1 (ko) | 액체포장용 합성수지용기의 목부위(Neck)결정화 방법 | |
JPS58175022U (ja) | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製2軸延伸成形壜体成形用1次成形品 | |
JPS609136Y2 (ja) | ポリエステル樹脂製中空容器 | |
EP0765725A3 (en) | Process for injection molding polyethylene terephthalate | |
JP7567198B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JPH05305653A (ja) | 二軸延伸ポリエステルボトル及びその製造方法 |