JPH0698851B2 - 平版印刷機の湿し水給水ローラ - Google Patents
平版印刷機の湿し水給水ローラInfo
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Description
る水元ローラおよび水ならしローラなどの湿し水給水ロ
ーラに関するものである。
した印刷法であり、親水性のベースに親油性の画像を形
成させた印刷版を用いる。印刷は間接印刷(オフセット
印刷)方式を取り、版面に水とインキを交互に与え、画
像部に選択的に付着したインキを一旦ブランケットに転
写後これを被印刷物へ転写する。このため平版印刷に用
いられる印刷機は、印刷版の非画像部に水の供給するた
めの湿し水機構と、画像部にインキを供給するインキン
グ機構を有するものである。
図に示すような構成を有するものがある。
て浸されて回転する金属製の水元ローラ12とこの水元ロ
ーラ12に接しているゴム製の水切りローラ13とゴム製の
水着けローラー14とを有している。水元ローラ12の回転
により、水元ローラ12の表面に付着して上昇してくる水
は、まず水切りローラ13との接触により余剰な量を切ら
れ、さらに水元ローラ12と水着けローラ14との接触によ
り水着ローラ14に転移し、この水着ローラ14により接触
する版胴15の非画像部に供給される。また版胴15の画像
部に供給されなかった余分な水は、これらのローラを介
して逆に版胴15から水舟11に戻される。
の水に下部において浸されて回転する金属製の水出しロ
ーラ22にゴム製の水移しローラ26が接しており、この水
移しローラ26には金属製の水ならしローラ27が接してお
り、さらにこの水ならしローラ27にはゴム製の水着けロ
ーラ24が接している。この湿し水機構においては、水出
しローラ22の回転により、水舟21より水出しローラ22の
表面に付着して上昇してくる水は、水移しローラ26およ
び水ならしローラ27を介して移動する間に余剰な量を落
されて、水着けローラ24に誘導され、この水着けローラ
24より接触する版胴25の非画像部に供給される。また版
胴25の画像部に供給されなかった余分な水は、これらの
ローラを介して逆に版胴25から水舟21に戻される。
ラを交互に配置して、水舟中の水を版胴の非画像部に供
給し、画像部に供給されなかった余分の水は、これらの
ローラを経て逆に水舟に戻されるようになっている。ま
た金属ローラ表面には、耐蝕性、耐摩耗性の向上ととも
に親水性を高めるために硬質クロムメッキが施されてい
た。
ーラである水元ローラあるいは水ならしローラには、通
常、硬質クロムメッキが施してあるものの未だその親水
性・保水性が十分ではないために、以下のような印刷障
害が発生するものであった。すなわち、これらのローラ
上において水膜の水玉化、不均一化が生じ、これにより
版胴におけるインキ皮膜の濃淡ムラが生じる、あるいは
湿し水の供給ムラが生じ、これにより画像部のいわゆる
網点が不鮮明となる。さらには版の非画像部に対する湿
し水の供給が十分とならず、非画像部にインキが付着し
て汚れが発生するなどの問題である。さらに、前記した
ように版胴の画像部に供給されなかった余分な水がロー
ラを経て水舟に戻される際、版胴の画像部に接触してい
る水着けローラに一部インキが持ち去られ、乳化インキ
として各ローラ表面に移動してくるが、これらの金属ロ
ーラの親水性が低いため、インク反発作用が十分でなく
インキが固着し易い。インキが固着してしまうと、版の
非画像部に対する湿し水の供給ができなくなり、非画像
部にインキが付着して汚れが発生し、定期的に機械を停
止して洗浄する必要が生じてくるものとなっていた。
ル等のアルコール類や界面活性剤を添加して水の表面張
力を低下させ、金属ローラとの濡れ性を高めることがな
されている。しかしながら、このように湿し水中にアル
コール類や界面活性剤などを添加すると、コストが高く
なるのみならず、環境衛生上で問題があり、さらには隣
接するゴムローラを膨潤させてしまうものであった。
管の表面にセラミックスを溶射して多孔質層を設けてな
る水ならしローラが、さらに実開昭62-116869号には、
酸化物系セラミックスのプラズマ溶射層を形成してなる
水元ローラが提唱されている。これらのローラは、セラ
ミックスを溶射しただけであり、その表面が多孔質のも
のとされ、実公昭55-14518号においても述べられるよう
にこの多孔性を利用してローラの保水性を高めようとす
るものである。
保水性の向上は、水元ローラないし水ならしローラにと
っては過剰であって、水が版胴へと上り過ぎ、インキと
の乳化を起し易くなるものであり、また水元ローラない
し水ならしローラは水着けローラと接触回転しているた
めに、水着けローラ表面に付着したインキがこれらのロ
ーラのセラミック皮膜気孔に入り込み、水を反発する作
用をしてこれらのローラに要求される親水性を損なうこ
ととなり、湿し水へのアルコール類等の添加なしでは安
定した湿し水の供給が行なえないものであった。
%、Al2O310〜30重量%、SiO210〜30重量%からなる酸
化物系セラミックス層を形成してなる湿しローラが、ま
た実開昭62-136353号には、酸化物系セラミックスのプ
ラズマ溶射層を形成させ、さらに同溶射層の多孔質部を
Cr2O340〜80重量%、Al2O310〜30重量%、SiO210〜30重
量%からなる酸化物系セラミックスコーティング剤で封
孔処理してなる湿し水ローラが開示されている。これら
の湿し水ローラは、Cr2O3をマトリックとする緻密な酸
化物複合セラミックスにより、表面層を形成したもの、
あるいは酸化物セラミックス溶射層の表面気孔を封孔し
たものであり、表面セラミックス化による親水性向上を
図ったものであるが、これらのローラにおいて用いられ
るCr2O3系セラミックスは水に対する濡れ性の改善効果
が小さく、このような構成のローラを用いても、湿し水
中にアルモール類等を全く添加することなく、操業する
ことは困難である。さらにこのようなCr2O3をマトリッ
クスとする緻密な酸化物複合セラミックス層は、Cr2O3
スラリーの含寝と400〜500℃への加熱を数回ないし10数
回繰返す必要があるため、コスト高となるものであっ
た。
とを目的とするものである。本発明はまた水に対する濡
れ性が高く、インキのからみの起こらない安価な湿し水
給水ローラを提供することを目的とするものである。本
発明はさらに、湿し水中へのアルコール等の添加なく、
安定した湿し水供給を行ない、良好な印刷物を印刷する
ことを可能とする湿し水給水ローラを提供することを目
的とする。本発明はまた、耐蝕性および耐摩耗性に優れ
た湿し水給水ローラを提供することを目的とする。
重量%およびTiO20〜100重量%からなるセラミックス溶
射層を形成し、このセラミックス溶射層に親水性のSiO2
系無機質封孔剤により封孔処理を行ない、さらに研磨に
より表面粗度を1.6S以下にしたことを特徴とする湿し水
給水ローラにより達成される。
膜の水(イソプロピルアルコール添加0%)に対する濡
れ性を調査したところ、硬質クロムメッキ皮膜との比較
では、セラミックス皮膜は全体的に濡れ性が良いが、中
でもAl2O3-40%TiO2、Al2O3-13%TiO2、Al2O3-2.7%TiO
2、Al2O3、TiO2等のAl2O3-TiO2系のものが、最も濡れ性
が良好であり、一方、Cr2O3の溶射皮膜や実開昭62-1363
53号に示されるようなCr2O3系の封孔剤で封孔処理した
皮膜などのCr2O3成分系の皮膜は比較的濡れ性の改善効
果の小さいことが明らかとなった。さらに、皮膜へのイ
ンキの付着性を調べるために、皮膜表面を水で濡らした
後に皮膜表面にインキを展開したところ、水に対する濡
れ性の低い硬質クロムメッキ皮膜への付着が最も多く、
また保水性は良いが、気孔径の大きい溶射皮膜は気孔中
にインキが含浸され、このことにより親水性が悪くなっ
て、インキの付着につながることが明らかとなった。こ
のためセラミックス溶射皮膜の気孔内へのインキの含浸
を防ぐためには、封孔処理を施す必要性が生じてくる。
しかしながら、このような目的において用いられる封孔
剤としては有機あるいは無機系の各種のものがあり、前
記Cr2O3系の封孔剤のごとく、その材質によっては、溶
射皮膜の濡れ性を大きく阻害してしまうことにもなりな
ねない。本発明者らは、さらに鋭意研究を進めた結果、
施工時のミクロ気孔への含浸性が高く、かつ乾燥硬化後
の皮膜の親水性の高い封孔剤としてSiO2系の無機質封孔
剤が適当であることを見い出した。ただこの封孔剤皮膜
そのものは、Al2O3-TiO2系溶射皮膜よりは親水性が低
く、耐摩耗性も十分なものではないために、封孔処理後
に研磨して表面にコーティングされているSiO2皮膜は取
り除き気孔内のみに封孔剤を残すようにすることが肝要
である。さらにこのように研磨する場合に表面粗度を、
1.6S以下となるように仕上げることにより、表面におけ
る水の濡れ性は均一なものとなり、セラミックス皮膜へ
のインキの絡みは全くなくなることが明らかとなり本発
明に達したものである。
系溶射皮膜を有するため、硬質クロムメッキを施したロ
ーラより耐摩耗性も非常に良好なものである。
す中央部断面斜視図であり、また第2図は本発明の湿し
水給水ローラの表面部における微細構造を模式的に示す
拡大断面図である。
水ローラにおいては、金属製ローラ1の外周面にAl2O3-
TiO2系溶射皮膜2が形成され、さらにこの溶射皮膜2の
表面において開口する開気孔3にSiO2系無機質封孔剤4
が充填されている。しかしながら、この溶射皮膜2の表
面においては、後述するように2次研磨により開放され
た、封孔剤4が充填されていないごく一部の微細な開気
孔5も存在する。
て、Al2O3-TiO2系溶射皮膜2および後述する金属溶射層
7の膜厚は誇張して描かれており、また第2図において
Al2O3-TiO2系溶射皮膜2における開気孔3、5および閉
気孔6の大きさは膜厚に比して誇張して描かれている。
ーラ1としては、鋼管製あるいはステンレス鋼管製のロ
ーラが適当である。このような金属製ローラ1は、その
外周面にAl2O3-TiO2系溶射皮膜2を形成される前に、ブ
ラスト処理を行ない、さらに必要に応じて、母材の耐蝕
性の向上とセラミックスに対する密着力を挙げるために
Ni、Ni-Cr、Ni-Al等の耐蝕性金属溶射を施される。な
お、このような耐蝕性金属溶射を行なった場合、形成さ
れる金属溶射層7の膜厚としては50〜100μm程度が適
当である。
射を始めとする各種溶射法により、Al2O3-TiO2系溶射皮
膜2が形成される。このAl2O3-TiO2系溶射皮膜2におけ
るAl2O3とTiO2との組成比は、Al2O3100〜0重量%およ
びこれに対応するTiO20〜100重量%のいずれの組成にお
いても、十分な親水性が得られるために、特に限定され
るものではないが、より十分な親水性の付与および経済
性の面から考慮すると、Al2O397.3〜60重量%およびこ
れに対応するTiO22.7〜40重量%の組成であることがよ
り望ましい。また前記したようにローラの表面粗度は、
ローラの水に対する均一な濡れ性およびインキの付着性
を左右する重要な因子であるらめに、各種溶射法により
形成されたこのAl2O3-TiO2系溶射皮膜2は、一次研磨に
より、表面粗度6.3S以下、より好ましくは3.2S以下とな
されることが望ましい。またこのAl2O3-TiO2系溶射皮膜
2の膜厚としては、十分な皮膜強度および耐摩耗性を得
るために、一次研磨後において、100〜300μm、より好
ましくは100〜200μm程度の厚さであることが望まし
い。
3-TiO2系溶射皮膜2を形成した後、さらにSiO2系無機質
封孔剤4による封孔処理を施し、このAl2O3-TiO2系溶射
皮膜2の表面に開口する開気孔3を封孔する。本発明に
おいて用いられるSiO2系無機質封孔剤4は、乾燥ないし
焼成後においてSiO2を主成分、好ましくは55重量%以
上、さらに好ましくは80重量%以上含有する皮膜を形成
するものであればよく、使用時においては、各種のケイ
素化合物の形態を取り得るものであるが、例えば、CRM-
100(奥野製薬工業(株)製)、HS-2((株)サンルー
ク製)、HS-K((株)サンルーク製)、グラスカ101
((株)日板研究所)、グラスカ101A((株)日板研究
所)などのように適当な溶媒、例えば水、またはアルコ
ール等に溶解希釈されて溶液状になされているものが施
工が容易であるために望ましい。このように溶液状にな
された封孔剤を用いる場合、封孔処理は、Al2O3-TiO2系
溶射皮膜2の気孔3に封孔剤を含浸させた後、適当な温
度でこの封孔剤を乾燥ないし焼成させることにより行な
われる。なお、SiO2系無機質封孔剤4としては、上記し
たようなものの他に、例えばアルカリ金属−珪酸塩系、
シリカゾル系、金属アルコキシド系などのようなものが
例示される。
に高く、このような封孔処理により、Al2O3-TiO2系溶射
皮膜2の表面に開口する開気孔3は緻密にかつ深部に至
るまで封孔されることとなるが、封孔処理によりローラ
表面に形成されるSiO2系無機質封孔剤4の皮膜は、Al2O
3-TiO2系溶射皮膜2よりは親水性が低く、耐摩耗性の十
分なものではないために、そのまま残留させておくと、
Al2O3-TiO2系溶射皮膜2によるより良好な親水性が得ら
れず、かつローラの面荒れにより連続可動性が低下する
虞れが大きいために、封孔処理の後、二次研磨により、
ローラ表面に存在するSiO2系無機質封孔剤4の皮膜を除
去し、SiO2系無機質封孔剤4が、Al2O3-TiO2系溶射皮膜
2の開気孔3のみに存在するものとする。なお、この際
の研磨量は、前記したようにSiO2系無機質封孔剤4が含
浸性に優れAl2O3-TiO2系溶射皮膜2の表面に開口する開
気孔3は深部に至るまで封孔されているために、かなり
の厚さ、例えば30μm程度研磨しても封孔された気孔が
再び開口することは少ないが、Al2O3-TiO2系溶射皮膜2
中に存在していた微細な閉気孔6が研磨により数多く開
放されてしまう虞れがあるために、望ましくは2μm以
下の研磨量に止めることが望まれる。
1.6S以下、より好ましくは0.8S以下のものとされること
が望まれる。これはローラの表面が、いかに親水性の高
い緻密なセラミックス皮膜により覆われているとして
も、表面の平滑性が不足していれば、水着けローラのイ
ンキを掻きとって、それが水舟中でインキ浮きとなり、
または水切りローラに転写して水切りローラのインキ汚
れを生じることとなり、その結果水元ローラ表面の水に
よる濡れが均一とならず、印刷物にインキのからみが起
こる虞れが大きいためである。
大部分において親水性の非常に高いAl2O3-TiO2系セラミ
ックス皮膜が形成され、またはこのAl2O3-TiO2系セラミ
ックス皮膜の開放気孔部となる残りの一部は、これまた
親水性の高いSiO2系無機質封孔剤が充填されており、結
果的にローラの表面は親水性の高い非常に緻密なセラミ
ックス皮膜からなるものであり、かつその表面の平滑性
も高いものであるために、安定かつ均一な湿し水の供給
ができ、またインキのからみもなく、例えば、第3図に
示す湿し水機構における水元ローラ12、あるいは第4図
に示す湿し水機構における水ならしローラ27など、平版
印刷機における各種湿し水機構の湿し水給水ローラとし
て好適に用いられる。
コールは配合せず)に対する濡れ性を調べるために、5
×5cmの鋼板よりなる試験片基板の表面に、第1表に示
す各種セラミックスを溶射した試験片上における水の接
触角を接触角計(協和科学(株)製、協和コンタクタン
グルメーターCA-A型)により調べた。また、これらのセ
ラミックス溶射層をSiO2系無機質封孔剤、エポキシ系有
機封孔剤またはCr2O3系のものもので封孔処理した試験
片上における水の接触角を同様にして調べた。なお、対
照として、鋼板表面に30μmの硬質クロムメッキ層を形
成したものに対しても同様にして濡れ性を調べた。なお
硬質クロムメッキ試験片については、イソプロピルアル
コール10%添加水に対する濡れ性も調べた。結果を第1
表に示す。なお、セラミックス溶射層は、鋼板表面をブ
ラストにてRz40μmの粗度とし、さらに50μmのNi-Cr
溶射層を形成した後に形成された。
よりなる試験片基板の表面に、Al2O3-40%TiO2を溶射し
たもの、Al2O3-40%TiO2を溶射した後さらにSiO2系無機
質封孔剤で封孔処理を施したもの(本発明に係わる試験
片)、Al2O3を溶射した後さらにCr2O3系封孔剤で封孔処
理を施したもの、ならびに硬質クロムメッキを施したも
のを用意し、これらの試験片の表面を水で濡らした後
に、インキを展開し、インキの付着の度合を調べた。結
果を第2表に示す。
形成条件は、予備実験1におけるものに準じた。
給水ローラにおいて用いられるAl2O3-TiO2系のセラミッ
クス、すなわち、Al2O3-40%TiO2、Al2O3-13%TiO2、Al
2O3-2.7%TiO2、Al2O3、TiO2はいずれも硬質クロムメッ
キのみならず、他のセラミックスと比較しても濡れ性が
良好であった。またこのようなAl2O3-TiO2系のセラミッ
クスに対して封孔処理を行なった場合、本発明の湿し水
吸水ローラにおいて用いられるSiO2系無機質封孔剤は、
他の封孔剤とは異なり、Al2O3-TiO2系セラミックスの良
好な濡れ性を何ら阻害するものではなかった。
ンク付着性は、封孔処理によって大きく左右されるもの
であった。
度とした後、Ni-Crを50μmの厚さとなるように溶射し
た。次いで、その上からAl2O3-40%TiO2をガスプラズマ
溶射法により、250μmの厚さとなるように溶射した。
さらにこのようにして形成されたAl2O3-40%TiO2セラミ
ックス溶射層を#1000ダイヤモンド砥石で研磨すること
により厚さ150μm、表面粗度0.8Sのものとした。
品名CRM-100)を前記Al2O3-40%TiO2セラミックス溶射
層上から浸漬法で塗布し、該溶射層に存在する気孔部に
含浸させた後、230℃にて焼成する封孔処理を施した。
この後、さらに#4000ダイヤモンド砥石で封孔処理前の
ローラ外径寸法より2μm小さくなる寸法まで研磨する
ことによりローラ表面に形成されたSiO2系無機質封孔剤
の皮膜を除去した。なお、この研磨によりローラ表面の
粗度は0.8Sとした。
は、実施例1と同様にして、湿し水給水ローラを作成し
た。
外は、実施例1と同様にして、湿し水給水ローラを作成
した。
40%TiO2の溶射および研磨を行ない、表面粗度2.2SのAl
2O3-40%TiO2セラミックス溶射層を形成した。ただし、
その後の封孔処理は行なわず、これをそのまま湿し水給
水ローラとして用いた。
は、比較例1と同様にして、湿し水給水ローラを作成し
た。
バフ研磨仕上げにより表面粗度0.2Sの皮膜を形成し、一
般的に使用されているクロムメッキローラを作成した。
〜3の湿し水給水ローラを、第3図に示すようなローラ
配列の湿し水供給機構を搭載した商用オフセット印刷機
に取付け、第3表に示す条件下において、湿し水として
イソプロピルアルコールを全く添加していない水あるい
はイソプロピルアルコールを7重量%添加した水を用い
て、印刷テストを実施した。
は、比較例3のクロムメッキローラは、湿し水の上りが
不均一で、印刷物にいわゆる雨降りが生じるとともに、
水元ローラにインキがからみ正常な印刷が出来なかっ
た。
プロピルアルコール添加0%の湿し水においても、比較
例3のクロムメッキローラでイソプロピルアルコール添
加7重量%の湿し水使用時と同等以上の印刷物を得るこ
とが出来、また画像も非常に鮮明で光沢のあるものであ
った。さらに水元ローラ、水切りローラへのインキのか
らみもほとんどなく、紙通し直後から長期間にわたり非
常に安定した印刷が可能であった。
を使用した場合、最初は保水性が良く水上りが多過ぎる
ため、インキが乳化し、水元ローラを介して水切りロー
ラにインキがからみ、または水舟にインキが浮き、長時
間安定して印刷操作が出来なかった。またしばらく使用
すると、セラミックス皮膜の気孔中へインキが入り込
み、そのインキが水をはじくため、水の上がりが不均一
となり、印刷物の地汚れの原因となると共に、ローラへ
のインキのからみを促進させる結果となった。
製ローラの外周面に、Al2O3100〜0重量%およびTiO20
〜100重量%からなるセラミックス溶射層を形成し、こ
のセラミックス溶射層に親水性のSiO2系無機質封孔剤に
より封孔処理を行ない、さらに研磨により表面粗度を1.
6S以下にしたことを特徴とするものであるから、親水性
が高くかつ均一な濡れ性を示し、水上りが非常に均一な
ため、水量を非常に少なくでき、また湿し水にアルコー
ル等の添加剤を使用しなくとも、画像が鮮明で光沢のあ
る良好な印刷物を刷ることができ、これらの添加物の使
用減によるコストの低減のみならず、作業環境の改善に
大きな進歩をもたらすことになる。また本発明の湿し水
給水ローラを用いれば最初から安定して良好な印刷物を
得られることができるために、これによる損紙の防止、
生産性の向上の面からもそのコスト低減効果は大きいも
のである。さらに本発明の湿し水給水ローラは耐摩耗性
および耐蝕性の面においても非常に優れたものであり、
使用寿命も長く、また比較的簡単な製造工程により製造
され得るために、例えば実開昭62-116868号あるいは実
開昭62-136353号に示されるような構成を有する湿し水
給水ローラに比較して製造コストも大幅に安価なものと
なるものであるため、その経済的効果はより大きなもの
である。
す中央部断面斜視図、第2図は本発明の湿し水給水ロー
ラの表面部における微細構造を模式的に示す拡大断面図
であり、また第3図および第4図は、それぞれ、平版印
刷機における湿し水機構を模式的に示す概略図である。 1……金属製ローラ、 2……Al2O3-TiO2系溶射皮膜、 3……封孔された開気孔、 4……SiO2系無機質封孔剤、5……微細な開気孔、 6……微細な閉気孔。
Claims (1)
- 【請求項1】金属製ローラの外周面に、Al2O3100〜0重
量%およびTiO20〜100重量%からなるセラミックス溶射
層を形成し、このセラミックス溶射層に親水性のSiO2系
無機質封孔剤によリ封孔処理を行ない、さらに研磨によ
り表面粗度を1.6S以下にしたことを特徴とする湿し水給
水ローラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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