JPH0694417A - スポット光照準装置と三次元位置計測装置 - Google Patents
スポット光照準装置と三次元位置計測装置Info
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- JPH0694417A JPH0694417A JP4240894A JP24089492A JPH0694417A JP H0694417 A JPH0694417 A JP H0694417A JP 4240894 A JP4240894 A JP 4240894A JP 24089492 A JP24089492 A JP 24089492A JP H0694417 A JPH0694417 A JP H0694417A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スポット光を所望に位置に投光するためのス
ポット光照準装置を提供する。 【構成】 スポット光18の投光光軸と,スポット像1
1の周辺画像を撮像するカメラ4の撮像光軸とを一致さ
せて投光撮像手段5が構成され,この共通光軸上にミラ
ー駆動手段により反射角度可変に駆動されるミラー8を
配することにより,スポット光18を被測定物13に反
射すると共に,被測定物13からの影像光をカメラ4に
反射する。スポット光18の投光角度とカメラ4の撮像
角度とが一致するので,ミラー8の反射角度の変化によ
るスポット像11の位置変化に伴って,カメラ4の撮像
画像も常に同一位置座標にスポット像がある画像が得ら
れ,モニタ14の画像上でスポット像11の照準位置を
座標入力すると,この座標データに基づいてスポット像
11を移動させるための前記ミラー駆動手段の駆動量が
演算手段によって演算される。
ポット光照準装置を提供する。 【構成】 スポット光18の投光光軸と,スポット像1
1の周辺画像を撮像するカメラ4の撮像光軸とを一致さ
せて投光撮像手段5が構成され,この共通光軸上にミラ
ー駆動手段により反射角度可変に駆動されるミラー8を
配することにより,スポット光18を被測定物13に反
射すると共に,被測定物13からの影像光をカメラ4に
反射する。スポット光18の投光角度とカメラ4の撮像
角度とが一致するので,ミラー8の反射角度の変化によ
るスポット像11の位置変化に伴って,カメラ4の撮像
画像も常に同一位置座標にスポット像がある画像が得ら
れ,モニタ14の画像上でスポット像11の照準位置を
座標入力すると,この座標データに基づいてスポット像
11を移動させるための前記ミラー駆動手段の駆動量が
演算手段によって演算される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,離れた位置にある物体
の三次元位置または形状を非接触で計測する三次元位置
計測,あるいはレーザービームを照射するレーザー加工
等におけるスポット光の投光位置を的確に定めるための
スポット光照準装置及び該スポット光照準装置を用いた
三次元位置計測装置に関する。
の三次元位置または形状を非接触で計測する三次元位置
計測,あるいはレーザービームを照射するレーザー加工
等におけるスポット光の投光位置を的確に定めるための
スポット光照準装置及び該スポット光照準装置を用いた
三次元位置計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スポット光を所望の照準位置に投光する
ことを必要とする端的な例として、被測定物にスポット
光を投光して該被測定物の照準点の三次元位置、あるい
は被測定物の形状を計測する三次元形状計測装置を示す
ことができる。以下に示す三次元形状計測装置は、被測
定物にスポット光を投光して三角測量の原理により被測
定物の三次元位置を測定するスポット光投影法を用いた
従来の装置である。図8において、三次元形状計測装置
51は,被測定物52にレーザー光によるスポット光5
3を投光するレーザーポインタ54と,前記被測定物5
2上に投射されたスポット像55を撮像するレーザート
ラッカ56と,レーザーポインタ54及びレーザートラ
ッカ56を制御して得たデータから物体の三次元位置を
演算する制御装置58とを具備している。前記レーザー
ポインタ54は電子セオドライトにスポット光投光器が
組み込まれ,レーザートラッカ56は同じく電子セオド
ライトにTVカメラが組み込まれたもので,スポット光
の投光光軸あるいはスポット像の撮像光軸が可変に構成
されている。また,制御装置58はレーザーポインタ5
4及びレーザートラッカ56の電子セオドライトを制御
して各光軸を操作するモーターコントローラとレーザー
トラッカ56から得たスポット像を検出する画像処理装
置と,これらを統括し計測演算を行うコンピュータとを
具備して構成されている。上記構成において,レーザー
ポインタ54がスポット光53を投光して被測定物52
上に結んだスポット像55は,レーザートラッカ56の
TVカメラで撮像され,この画像から制御装置58の画
像処理装置によりスポット像55の画面上の位置が検出
される。コンピュータは画像処理装置の検出結果からレ
ーザートラッカ56から見たスポット像55の方向角を
演算し,レーザーポインタ54がスポット光53を投光
している方向角と,予め計測されているレーザーポイン
タ54とレーザートラッカ56との位置関係から,三角
測量の原理によって被測定物52上のスポット像55の
三次元位置を求める。そこで,レーザーポインタ54が
スポット光53を投光する方向角度のデータや,レーザ
ートラッカ56がスポット像55を自動的に追尾する手
順をコンピュータに与えておくことにより,被測定物5
2の一定エリア内の三次元座標をくまなく自動的に計測
することができ,被測定物52の形状が計測される。
ことを必要とする端的な例として、被測定物にスポット
光を投光して該被測定物の照準点の三次元位置、あるい
は被測定物の形状を計測する三次元形状計測装置を示す
ことができる。以下に示す三次元形状計測装置は、被測
定物にスポット光を投光して三角測量の原理により被測
定物の三次元位置を測定するスポット光投影法を用いた
従来の装置である。図8において、三次元形状計測装置
51は,被測定物52にレーザー光によるスポット光5
3を投光するレーザーポインタ54と,前記被測定物5
2上に投射されたスポット像55を撮像するレーザート
ラッカ56と,レーザーポインタ54及びレーザートラ
ッカ56を制御して得たデータから物体の三次元位置を
演算する制御装置58とを具備している。前記レーザー
ポインタ54は電子セオドライトにスポット光投光器が
組み込まれ,レーザートラッカ56は同じく電子セオド
ライトにTVカメラが組み込まれたもので,スポット光
の投光光軸あるいはスポット像の撮像光軸が可変に構成
されている。また,制御装置58はレーザーポインタ5
4及びレーザートラッカ56の電子セオドライトを制御
して各光軸を操作するモーターコントローラとレーザー
トラッカ56から得たスポット像を検出する画像処理装
置と,これらを統括し計測演算を行うコンピュータとを
具備して構成されている。上記構成において,レーザー
ポインタ54がスポット光53を投光して被測定物52
上に結んだスポット像55は,レーザートラッカ56の
TVカメラで撮像され,この画像から制御装置58の画
像処理装置によりスポット像55の画面上の位置が検出
される。コンピュータは画像処理装置の検出結果からレ
ーザートラッカ56から見たスポット像55の方向角を
演算し,レーザーポインタ54がスポット光53を投光
している方向角と,予め計測されているレーザーポイン
タ54とレーザートラッカ56との位置関係から,三角
測量の原理によって被測定物52上のスポット像55の
三次元位置を求める。そこで,レーザーポインタ54が
スポット光53を投光する方向角度のデータや,レーザ
ートラッカ56がスポット像55を自動的に追尾する手
順をコンピュータに与えておくことにより,被測定物5
2の一定エリア内の三次元座標をくまなく自動的に計測
することができ,被測定物52の形状が計測される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した光スポットを
用いた三次元計測装置では,レーザーポインタ54が被
測定物上の任意の位置に光スポットを照射(照準を合わ
せる)しうることが重要で,初期作業として被測定物上
の6ケの特徴点(被測定物の角度,稜線の一部,明暗の
境目等)に光スポットを導き,その時のレーザー投射光
軸の制御データをコンピュータに与えて三角測量に使用
する計算パラメータの値を定める必要がある。従来のレ
ーザーポインタ54では,上記のようなレーザー投射光
軸の制御を行う場合,オペレータが制御データをキーボ
ードから直接入力するものであったため,光スポットを
正しく特徴点へ導くための数値の決定に熟練を要し,且
つ多大の時間を要していた。本発明は上記問題点に鑑み
て創案されたもので,三次元位置を計測するためのスポ
ット光を所望に位置に投光することができるスポット光
照準装置を提供することを目的とする。
用いた三次元計測装置では,レーザーポインタ54が被
測定物上の任意の位置に光スポットを照射(照準を合わ
せる)しうることが重要で,初期作業として被測定物上
の6ケの特徴点(被測定物の角度,稜線の一部,明暗の
境目等)に光スポットを導き,その時のレーザー投射光
軸の制御データをコンピュータに与えて三角測量に使用
する計算パラメータの値を定める必要がある。従来のレ
ーザーポインタ54では,上記のようなレーザー投射光
軸の制御を行う場合,オペレータが制御データをキーボ
ードから直接入力するものであったため,光スポットを
正しく特徴点へ導くための数値の決定に熟練を要し,且
つ多大の時間を要していた。本発明は上記問題点に鑑み
て創案されたもので,三次元位置を計測するためのスポ
ット光を所望に位置に投光することができるスポット光
照準装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用する第1の手段は,スポット光源と,該
スポット光源の投光角度を変化させる光源駆動機構と,
被測定物に前記スポット光源から照射されたスポット像
の周辺影像を撮像するカメラ及び該カメラの撮像画像を
表示するモニタとを具備してなるスポット光照準装置に
おいて,前記カメラの撮像画面上の任意の座標を入力す
る座標入力手段と,入力された座標データに基づいて,
前記スポット像を前記カメラの撮像画面上の入力座標に
対応する前記被測定物上の位置へ移動させるための前記
光源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機構に前
記駆動量を出力する演算手段とを具備してなることを特
徴とするスポット光照準装置として構成される。上記第
1の手段は,前記スポット光源,光源駆動機構及びカメ
ラと,座標入力手段及びモニタとの間を隔離して,その
間を通信手段によって接続し,遠隔操作によってスポッ
ト光源の投光角度を変化させるスポット光照準装置とし
て構成することができる。また,本発明が採用する第2
の手段は,スポット光源と,被測定物に前記スポット光
源から照射されたスポット像の周辺画像を撮像するカメ
ラとを具備し,前記スポット光源の光軸上に前記カメラ
の光軸が一致するように前記スポット光源と前記カメラ
とを組み合わせてなる投光撮像手段と,前記スポット光
源とカメラとの共通光軸上に設けられ,前記スポット光
源からのスポット光及び被測定物からの影像光を反射さ
せるミラーと,前記ミラーの傾斜角度を変化させてスポ
ット光の反射方向を調整するミラー駆動手段と,前記カ
メラの撮像画像を表示するモニタ上での座標を入力する
座標入力手段と,前記入力された座標データと撮像され
たスポット像の座標データとから,前記スポット像を前
記モニタの表示面上の入力座標に対応する前記被測定物
上の位置へ移動させるための前記ミラー駆動手段の駆動
量を演算し,前記ミラー駆動手段に出力する演算手段と
を具備してなることを特徴とするスポット光照準装置と
して構成される。また,本発明が採用する第3の手段
は,スポット光源と,該スポット光源の投光角度を変化
させる光源駆動機構とを備えた投光手段と,被測定物に
前記スポット光源から照射されたスポット像の周辺影像
を撮像するカメラ及び該カメラの撮像画像を表示するモ
ニタと,前記モニタの表示面が所要数の座標領域に分割
され,各座標領域毎に前記スポット光源の投光角度変化
量を設定して,該モニタ上で任意の座標領域を入力する
ことにより,入力された座標領域の前記投光角度変化量
が出力される座標入力手段と,前記投光角度変化量に基
づいて,前記スポット像を前記モニタの表示面上の入力
座標に対応する前記被測定物上の位置へ移動させるため
の前記光源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機
構に前記駆動量を出力する演算手段とを具備してなるこ
とを特徴とするスポット光照準装置として構成される。
さらに,本発明が採用する第4の手段は,投光角度を変
化させる光源駆動機構を備えたスポット光源により被測
定物の所望部位にスポット光を投光し,カメラにより前
記スポット光源から照射されたスポット像の周辺影像を
撮像して,前記スポット光源の投光角度と前記カメラに
より撮像されたスポット像のモニタ画面上での座標及び
スポット光源位置とカメラ位置との距離から,三角測量
の原理に基づいて前記被測定物の所望部位の三次元位置
を計測する三次元位置計測装置において,前記カメラの
撮像画面上の任意の座標を入力する座標入力手段と,入
力された座標データに基づいて前記スポット像を前記カ
メラの撮像画面上の入力座標に対応する前記被測定物上
の位置へ移動させるための前記光源駆動機構の駆動量を
演算し,前記光源駆動機構に前記駆動量を出力する演算
手段とを具備してなることを特徴とする三次元位置計測
装置として構成される。
に本発明が採用する第1の手段は,スポット光源と,該
スポット光源の投光角度を変化させる光源駆動機構と,
被測定物に前記スポット光源から照射されたスポット像
の周辺影像を撮像するカメラ及び該カメラの撮像画像を
表示するモニタとを具備してなるスポット光照準装置に
おいて,前記カメラの撮像画面上の任意の座標を入力す
る座標入力手段と,入力された座標データに基づいて,
前記スポット像を前記カメラの撮像画面上の入力座標に
対応する前記被測定物上の位置へ移動させるための前記
光源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機構に前
記駆動量を出力する演算手段とを具備してなることを特
徴とするスポット光照準装置として構成される。上記第
1の手段は,前記スポット光源,光源駆動機構及びカメ
ラと,座標入力手段及びモニタとの間を隔離して,その
間を通信手段によって接続し,遠隔操作によってスポッ
ト光源の投光角度を変化させるスポット光照準装置とし
て構成することができる。また,本発明が採用する第2
の手段は,スポット光源と,被測定物に前記スポット光
源から照射されたスポット像の周辺画像を撮像するカメ
ラとを具備し,前記スポット光源の光軸上に前記カメラ
の光軸が一致するように前記スポット光源と前記カメラ
とを組み合わせてなる投光撮像手段と,前記スポット光
源とカメラとの共通光軸上に設けられ,前記スポット光
源からのスポット光及び被測定物からの影像光を反射さ
せるミラーと,前記ミラーの傾斜角度を変化させてスポ
ット光の反射方向を調整するミラー駆動手段と,前記カ
メラの撮像画像を表示するモニタ上での座標を入力する
座標入力手段と,前記入力された座標データと撮像され
たスポット像の座標データとから,前記スポット像を前
記モニタの表示面上の入力座標に対応する前記被測定物
上の位置へ移動させるための前記ミラー駆動手段の駆動
量を演算し,前記ミラー駆動手段に出力する演算手段と
を具備してなることを特徴とするスポット光照準装置と
して構成される。また,本発明が採用する第3の手段
は,スポット光源と,該スポット光源の投光角度を変化
させる光源駆動機構とを備えた投光手段と,被測定物に
前記スポット光源から照射されたスポット像の周辺影像
を撮像するカメラ及び該カメラの撮像画像を表示するモ
ニタと,前記モニタの表示面が所要数の座標領域に分割
され,各座標領域毎に前記スポット光源の投光角度変化
量を設定して,該モニタ上で任意の座標領域を入力する
ことにより,入力された座標領域の前記投光角度変化量
が出力される座標入力手段と,前記投光角度変化量に基
づいて,前記スポット像を前記モニタの表示面上の入力
座標に対応する前記被測定物上の位置へ移動させるため
の前記光源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機
構に前記駆動量を出力する演算手段とを具備してなるこ
とを特徴とするスポット光照準装置として構成される。
さらに,本発明が採用する第4の手段は,投光角度を変
化させる光源駆動機構を備えたスポット光源により被測
定物の所望部位にスポット光を投光し,カメラにより前
記スポット光源から照射されたスポット像の周辺影像を
撮像して,前記スポット光源の投光角度と前記カメラに
より撮像されたスポット像のモニタ画面上での座標及び
スポット光源位置とカメラ位置との距離から,三角測量
の原理に基づいて前記被測定物の所望部位の三次元位置
を計測する三次元位置計測装置において,前記カメラの
撮像画面上の任意の座標を入力する座標入力手段と,入
力された座標データに基づいて前記スポット像を前記カ
メラの撮像画面上の入力座標に対応する前記被測定物上
の位置へ移動させるための前記光源駆動機構の駆動量を
演算し,前記光源駆動機構に前記駆動量を出力する演算
手段とを具備してなることを特徴とする三次元位置計測
装置として構成される。
【0005】
【作用】まず,本発明の第1の手段に関するスポット光
照準の動作原理を説明する。図7は動作原理を示す模式
図で、スポット光源から照射されたスポット光は被測定
物のP0 点にスポット像を結んでいる。このスポット像
を中心とする周辺影像をカメラで撮像すると,カメラの
撮像面にスポット像を中心とする被測定物の視野幅Aが
画像幅aとして撮像面に捕らえることができる。このカ
メラの撮像画面上でのスポット像の照準位置を指定する
ために,撮像画面をモニタに表示して,照準位置をモニ
タ画面上の座標で指定する。座標の指定は,例えばモニ
タ表示面上に設けたタッチパネルによるタッチ入力を採
用することができ,このような座標入力手段により,ス
ポット像の移動位置,即ち照準をp1 として指示したと
すると,このモニタ表示面上の座標(カメラ撮像面上の
座標)が検出されて演算手段に入力される。演算手段は
入力された座標データに基づいて,入力座標に対応する
被測定物上の照準位置P1 へスポット像を移動させるた
めの光源駆動機構の駆動量を演算する。光源駆動機構は
演算手段から入力される前記駆動量に基づいてスポット
光源の投光角度をΔαだけ変化させるので,スポット光
の投光角度が変化して被測定物上の照準点P1 にスポッ
ト像が結ばれる。上記は一次元対象物として説明した
が,図7に示すように,被測定物の視野A×Bは,カメ
ラの撮像画面にa×bとして捕らえられ,これをモニタ
にX×Yの表示面として表示し,表示面上の中心点p0
(スポット像位置P0 の画像点)から移動させた照準p
1 の座標x×yを入力すると,スポット光源は光源駆動
手段によりx×yに対応する角度ΔαとΔβで投光角度
が変化して,被測定物上のスポット像をP0 からP1 に
移動させる。上記第1の手段の構成におけるスポット光
源,光源駆動機構及びカメラと,座標入力手段及びモニ
タとの間を通信手段によって接続することにより,これ
らの間を隔離して,遠隔操作によるスポット光照準及び
これに伴う三次元位置計測等を実施することができ,危
険条件下等でのスポット光照準操作を安全域で行うこと
が可能となる。また,本発明の第2の手段によれば,被
測定物にスポット光を投光するスポット光源の投光光軸
と,スポット光源による被測定物上のスポット像の周辺
画像を撮像するカメラの撮像光軸とを一致させて投光撮
像手段が構成され,この共通光軸上にミラー駆動手段に
より反射角度可変に駆動されるミラーを配することによ
り,スポット光源からのスポット光を被測定物に反射す
ると共に,被測定物からの影像光をカメラに反射する。
この投光撮像手段とミラー及びミラー駆動手段とによ
り,スポット光源の投光角度とカメラの撮像角度とが一
致して,ミラーの反射角度の変化によるスポット像の位
置変化に伴って,カメラの撮像画像も常に同一位置座標
にスポット像がある画像が得られる。そこで,カメラの
撮像画像を表示するモニタ上で座標入力手段により被測
定物の画像上でスポット像の照準位置を座標入力する
と,この座標データに基づいてスポット像を移動させる
ための前記ミラー駆動手段の駆動量が演算手段によって
演算される。演算された前記駆動量によってミラーの反
射角度が変化するとスポット像は移動し,移動したスポ
ット像の周囲影像は同一角度でカメラによって撮像され
るので,モニタによりスポット光の照準位置を確認する
ことができる。また,本発明の第3の手段によれば,光
源駆動機構により投光角度が変化できるスポット光源に
より被測定物にスポット光を照射して,該スポット光に
よるスポット像の周辺影像をカメラで撮像し,撮像画像
をモニタに表示する。このモニタの表示面上には,表示
面が所要数に分割された座標領域毎にスポット光の投光
角度変化量が設定されている。該モニタの表示画像上で
任意の座標領域を入力すると,入力された座標領域に設
定された投光角度変化量に基づいて,演算手段によりス
ポット像を被測定物上の位置へ移動させるための光源駆
動機構の駆動量が演算される。この駆動量が入力された
光源駆動機構は,スポット光源の投光角度を変化させる
ので,その移動位置が所望位置であるか否かをモニタで
確認する。さらに,本発明の第4の手段によれば,スポ
ット光源からのスポット光を被測定物の所望位置に投光
し,スポット像の周辺影像をカメラで撮像することによ
り,投光角度と撮像角度及びスポット光源とカメラとの
距離から,三角測量の原理に基づいて被測定物上のスポ
ット像位置の三次元位置を演算する三次元位置計測装置
に,上記スポット光照準装置を適用する。即ち,カメラ
の撮像画面上で被測定物の所望位置を選択することによ
り,座標入力手段によって所望位置の座標データが出力
される。この座標データは演算手段に入力されて,スポ
ット像を入力座標に対応する被測定物上の位置へ移動さ
せるための光源駆動機構の駆動量が演算される。光源駆
動機構は演算された駆動量でスポット光源の投光角度を
変化させるので,スポット像は被測定物の所望位置に移
動する。このように,被測定物の所望位置にスポット像
を移動させる照準がカメラの撮像画面上で設定できるの
で,三次元位置計測のための照準設定に熟練を要するこ
となく実行でき,位置計測の操作を的確且つ容易に行い
得る三次元位置計測装置が提供される。
照準の動作原理を説明する。図7は動作原理を示す模式
図で、スポット光源から照射されたスポット光は被測定
物のP0 点にスポット像を結んでいる。このスポット像
を中心とする周辺影像をカメラで撮像すると,カメラの
撮像面にスポット像を中心とする被測定物の視野幅Aが
画像幅aとして撮像面に捕らえることができる。このカ
メラの撮像画面上でのスポット像の照準位置を指定する
ために,撮像画面をモニタに表示して,照準位置をモニ
タ画面上の座標で指定する。座標の指定は,例えばモニ
タ表示面上に設けたタッチパネルによるタッチ入力を採
用することができ,このような座標入力手段により,ス
ポット像の移動位置,即ち照準をp1 として指示したと
すると,このモニタ表示面上の座標(カメラ撮像面上の
座標)が検出されて演算手段に入力される。演算手段は
入力された座標データに基づいて,入力座標に対応する
被測定物上の照準位置P1 へスポット像を移動させるた
めの光源駆動機構の駆動量を演算する。光源駆動機構は
演算手段から入力される前記駆動量に基づいてスポット
光源の投光角度をΔαだけ変化させるので,スポット光
の投光角度が変化して被測定物上の照準点P1 にスポッ
ト像が結ばれる。上記は一次元対象物として説明した
が,図7に示すように,被測定物の視野A×Bは,カメ
ラの撮像画面にa×bとして捕らえられ,これをモニタ
にX×Yの表示面として表示し,表示面上の中心点p0
(スポット像位置P0 の画像点)から移動させた照準p
1 の座標x×yを入力すると,スポット光源は光源駆動
手段によりx×yに対応する角度ΔαとΔβで投光角度
が変化して,被測定物上のスポット像をP0 からP1 に
移動させる。上記第1の手段の構成におけるスポット光
源,光源駆動機構及びカメラと,座標入力手段及びモニ
タとの間を通信手段によって接続することにより,これ
らの間を隔離して,遠隔操作によるスポット光照準及び
これに伴う三次元位置計測等を実施することができ,危
険条件下等でのスポット光照準操作を安全域で行うこと
が可能となる。また,本発明の第2の手段によれば,被
測定物にスポット光を投光するスポット光源の投光光軸
と,スポット光源による被測定物上のスポット像の周辺
画像を撮像するカメラの撮像光軸とを一致させて投光撮
像手段が構成され,この共通光軸上にミラー駆動手段に
より反射角度可変に駆動されるミラーを配することによ
り,スポット光源からのスポット光を被測定物に反射す
ると共に,被測定物からの影像光をカメラに反射する。
この投光撮像手段とミラー及びミラー駆動手段とによ
り,スポット光源の投光角度とカメラの撮像角度とが一
致して,ミラーの反射角度の変化によるスポット像の位
置変化に伴って,カメラの撮像画像も常に同一位置座標
にスポット像がある画像が得られる。そこで,カメラの
撮像画像を表示するモニタ上で座標入力手段により被測
定物の画像上でスポット像の照準位置を座標入力する
と,この座標データに基づいてスポット像を移動させる
ための前記ミラー駆動手段の駆動量が演算手段によって
演算される。演算された前記駆動量によってミラーの反
射角度が変化するとスポット像は移動し,移動したスポ
ット像の周囲影像は同一角度でカメラによって撮像され
るので,モニタによりスポット光の照準位置を確認する
ことができる。また,本発明の第3の手段によれば,光
源駆動機構により投光角度が変化できるスポット光源に
より被測定物にスポット光を照射して,該スポット光に
よるスポット像の周辺影像をカメラで撮像し,撮像画像
をモニタに表示する。このモニタの表示面上には,表示
面が所要数に分割された座標領域毎にスポット光の投光
角度変化量が設定されている。該モニタの表示画像上で
任意の座標領域を入力すると,入力された座標領域に設
定された投光角度変化量に基づいて,演算手段によりス
ポット像を被測定物上の位置へ移動させるための光源駆
動機構の駆動量が演算される。この駆動量が入力された
光源駆動機構は,スポット光源の投光角度を変化させる
ので,その移動位置が所望位置であるか否かをモニタで
確認する。さらに,本発明の第4の手段によれば,スポ
ット光源からのスポット光を被測定物の所望位置に投光
し,スポット像の周辺影像をカメラで撮像することによ
り,投光角度と撮像角度及びスポット光源とカメラとの
距離から,三角測量の原理に基づいて被測定物上のスポ
ット像位置の三次元位置を演算する三次元位置計測装置
に,上記スポット光照準装置を適用する。即ち,カメラ
の撮像画面上で被測定物の所望位置を選択することによ
り,座標入力手段によって所望位置の座標データが出力
される。この座標データは演算手段に入力されて,スポ
ット像を入力座標に対応する被測定物上の位置へ移動さ
せるための光源駆動機構の駆動量が演算される。光源駆
動機構は演算された駆動量でスポット光源の投光角度を
変化させるので,スポット像は被測定物の所望位置に移
動する。このように,被測定物の所望位置にスポット像
を移動させる照準がカメラの撮像画面上で設定できるの
で,三次元位置計測のための照準設定に熟練を要するこ
となく実行でき,位置計測の操作を的確且つ容易に行い
得る三次元位置計測装置が提供される。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1は
本発明の第1実施例に係るスポット光照準装置の構成を
示す模式図,図2は第1実施例に係るモニタの正面図,
図3は第1実施例に係るタッチパネルによる照準の変化
を示す説明図,図4は本発明の第2実施例に係るスポッ
ト光照準装置の構成を示す模式図,図5は本発明の第3
実施例に係る構成を示す模式図,図6は第3実施例に係
るモニタの正面図である。図1において,第1実施例に
係るスポット光照準装置20は,レーザービームによる
スポット光を投射するスポット光源と被測定物を撮像す
る撮像装置とを一体的に形成した投光撮像ユニット(投
光撮像手段)5と,モニタ14と,コンピュータ(演算
手段)17とを具備して構成されている。前記投光撮像
ユニット5は,レーザー発振器1,ビームエキスパンダ
2,固定ミラー3,ビームスプリッタ6,フォーカシン
グレンズ7,可変角度ミラー(ミラー)8,TVカメラ
(カメラ)4を具備している。レーザー発振器1から出
力されたレーザービームは,ビームエキスパンダ2でビ
ーム径を約20mmに拡大され,固定ミラー3とビームス
プリッタ6とで反射され,更にフォーカシングレンズ7
で収束されて可変角度ミラー8に入射される。可変角度
ミラー8で反射された投光ビーム(スポット光)18は
被測定物13に投光され,被測定物13上にスポット像
11を結ぶ。前記可変角度ミラー8は,被測定物13の
スポット像11を中心とする周辺の影像を投光ビーム1
8の入射方向に反射する。この影像光はビームスプリッ
タ6を透過して,TVカメラ4に捕えられ撮像される。
ビームスプリッタ6は,レーザービームの波長を除く可
視光線のみを透過し,レーザービームを反射するように
形成された光学素子である。前記TVカメラ4で撮像さ
れた被測定物13の画像は,モニタ14に表示される。
TVカメラ4の撮像範囲をスポット像11を中心とする
視野12(A×B)とすると,モニタ14の画面上でも
スポット像11は中心にあり,可変角度ミラー8の角度
を変化させて投光ビーム18の投光方向を変えたときに
も,常にモニタ14に表示される被測定物13の画像の
中心にスポット像11がある。前記モニタ14の画面表
面には,所定の分解能でタッチ位置が検出できるタッチ
パネル(座標入力手段)が装着されており,画面を指先
または導電性のタッチ棒で触れる(タッチ入力)と,タ
ッチパネルはタッチ位置を検出して,タッチパネルドラ
イバ15を介してコンピュータ17に位置情報を入力す
る。コンピュータ17は,この位置情報をもとに投光ビ
ーム18の投光方向の制御量を演算して,制御信号を可
変角度ミラー8を駆動するモータ9,10のモータドラ
イバ16に出力する。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1は
本発明の第1実施例に係るスポット光照準装置の構成を
示す模式図,図2は第1実施例に係るモニタの正面図,
図3は第1実施例に係るタッチパネルによる照準の変化
を示す説明図,図4は本発明の第2実施例に係るスポッ
ト光照準装置の構成を示す模式図,図5は本発明の第3
実施例に係る構成を示す模式図,図6は第3実施例に係
るモニタの正面図である。図1において,第1実施例に
係るスポット光照準装置20は,レーザービームによる
スポット光を投射するスポット光源と被測定物を撮像す
る撮像装置とを一体的に形成した投光撮像ユニット(投
光撮像手段)5と,モニタ14と,コンピュータ(演算
手段)17とを具備して構成されている。前記投光撮像
ユニット5は,レーザー発振器1,ビームエキスパンダ
2,固定ミラー3,ビームスプリッタ6,フォーカシン
グレンズ7,可変角度ミラー(ミラー)8,TVカメラ
(カメラ)4を具備している。レーザー発振器1から出
力されたレーザービームは,ビームエキスパンダ2でビ
ーム径を約20mmに拡大され,固定ミラー3とビームス
プリッタ6とで反射され,更にフォーカシングレンズ7
で収束されて可変角度ミラー8に入射される。可変角度
ミラー8で反射された投光ビーム(スポット光)18は
被測定物13に投光され,被測定物13上にスポット像
11を結ぶ。前記可変角度ミラー8は,被測定物13の
スポット像11を中心とする周辺の影像を投光ビーム1
8の入射方向に反射する。この影像光はビームスプリッ
タ6を透過して,TVカメラ4に捕えられ撮像される。
ビームスプリッタ6は,レーザービームの波長を除く可
視光線のみを透過し,レーザービームを反射するように
形成された光学素子である。前記TVカメラ4で撮像さ
れた被測定物13の画像は,モニタ14に表示される。
TVカメラ4の撮像範囲をスポット像11を中心とする
視野12(A×B)とすると,モニタ14の画面上でも
スポット像11は中心にあり,可変角度ミラー8の角度
を変化させて投光ビーム18の投光方向を変えたときに
も,常にモニタ14に表示される被測定物13の画像の
中心にスポット像11がある。前記モニタ14の画面表
面には,所定の分解能でタッチ位置が検出できるタッチ
パネル(座標入力手段)が装着されており,画面を指先
または導電性のタッチ棒で触れる(タッチ入力)と,タ
ッチパネルはタッチ位置を検出して,タッチパネルドラ
イバ15を介してコンピュータ17に位置情報を入力す
る。コンピュータ17は,この位置情報をもとに投光ビ
ーム18の投光方向の制御量を演算して,制御信号を可
変角度ミラー8を駆動するモータ9,10のモータドラ
イバ16に出力する。
【0007】可変角度ミラー8にはミラー駆動手段が装
着されており,該ミラー駆動手段は上記したようにスポ
ット光源の投光角度を変化させる光源駆動機構を構成す
ると同時に,TVカメラ4の撮像角度を前記投光角度に
一致させて変化させることができる。このミラー駆動手
段は,ミラー角度をα軸方向に変化させるためのα軸回
動モータ9と,β角度方向に回動させるためのβ軸モー
タ10とを具備して構成されており,モータドライバ1
6によってミラー角度が制御される。モータドライバ1
6はコンピュータ17から入力された制御信号に基づ
き,各モータ9,10を回転駆動して可変角度ミラー8
の投光角度及び撮像角度を変化させる。コンピュータ1
7による前記可変角度ミラー8の制御量の演算は,以下
に示すようになされる。図2に示すモニタ14の画面サ
イズをX×Y,タッチ入力された画面上の座標値をx×
y,TVカメラ4の撮像面であるCCD素子のセンシン
グエリアをa×b,TVカメラ4のレンズの焦点距離を
fとすると,可変角度ミラー8による投光ビーム18の
光軸駆動量Δα,Δβは,次式(1)(2)で演算され
る。尚,画面座標の原点(0,0)は,先に示したよう
にスポット像11の位置である。 Δα=a・x/(f・X)────(1) Δβ=b・y/(f・Y)────(2) 例えば,画面の右上角にタッチ入力したときを考える
と,右上角の座標値はx=X/2,y=Y/2であるか
ら,これを(1)(2)式に代入すると,投光ビーム1
8の光軸駆動量Δα,Δβは下式のように示される。 Δα=a/(2・f) Δβ=b/(2・f) 可変角度ミラー8から被測定物13までの距離をLと
し,可変角度ミラー8をΔα,Δβだけ回動させると,
(f≪L)の条件から,被測定物13上でのスポット像
の移動は,下式のように示される。 Δα──A/(2・L) Δβ──B/(2・L) 即ち,被測定物13上ではL倍のA/2,B/2だけ移
動する。よって,画面上の右上角に表示されていた被測
定物13の点にスポット像11が移動し,移動したスポ
ット像11を中心とする視野の影像がカメラ4で撮像さ
れ,モニタ14に表示される。上記例から分かるよう
に,(1)(2)式に従って可変角度ミラー8の回動を
制御することにより,モニタ14の画面上に表示された
被測定物13の所望の位置にタッチ入力すれば,タッチ
入力した位置にスポット像11を移動させることができ
る(図3)。即ち,可変角度ミラー8による投光ビーム
18の制御量を定量的に知る必要なく,容易にスポット
像11の所望の位置に移動させることができる。
着されており,該ミラー駆動手段は上記したようにスポ
ット光源の投光角度を変化させる光源駆動機構を構成す
ると同時に,TVカメラ4の撮像角度を前記投光角度に
一致させて変化させることができる。このミラー駆動手
段は,ミラー角度をα軸方向に変化させるためのα軸回
動モータ9と,β角度方向に回動させるためのβ軸モー
タ10とを具備して構成されており,モータドライバ1
6によってミラー角度が制御される。モータドライバ1
6はコンピュータ17から入力された制御信号に基づ
き,各モータ9,10を回転駆動して可変角度ミラー8
の投光角度及び撮像角度を変化させる。コンピュータ1
7による前記可変角度ミラー8の制御量の演算は,以下
に示すようになされる。図2に示すモニタ14の画面サ
イズをX×Y,タッチ入力された画面上の座標値をx×
y,TVカメラ4の撮像面であるCCD素子のセンシン
グエリアをa×b,TVカメラ4のレンズの焦点距離を
fとすると,可変角度ミラー8による投光ビーム18の
光軸駆動量Δα,Δβは,次式(1)(2)で演算され
る。尚,画面座標の原点(0,0)は,先に示したよう
にスポット像11の位置である。 Δα=a・x/(f・X)────(1) Δβ=b・y/(f・Y)────(2) 例えば,画面の右上角にタッチ入力したときを考える
と,右上角の座標値はx=X/2,y=Y/2であるか
ら,これを(1)(2)式に代入すると,投光ビーム1
8の光軸駆動量Δα,Δβは下式のように示される。 Δα=a/(2・f) Δβ=b/(2・f) 可変角度ミラー8から被測定物13までの距離をLと
し,可変角度ミラー8をΔα,Δβだけ回動させると,
(f≪L)の条件から,被測定物13上でのスポット像
の移動は,下式のように示される。 Δα──A/(2・L) Δβ──B/(2・L) 即ち,被測定物13上ではL倍のA/2,B/2だけ移
動する。よって,画面上の右上角に表示されていた被測
定物13の点にスポット像11が移動し,移動したスポ
ット像11を中心とする視野の影像がカメラ4で撮像さ
れ,モニタ14に表示される。上記例から分かるよう
に,(1)(2)式に従って可変角度ミラー8の回動を
制御することにより,モニタ14の画面上に表示された
被測定物13の所望の位置にタッチ入力すれば,タッチ
入力した位置にスポット像11を移動させることができ
る(図3)。即ち,可変角度ミラー8による投光ビーム
18の制御量を定量的に知る必要なく,容易にスポット
像11の所望の位置に移動させることができる。
【0008】次に,本発明の第2実施例について説明す
る。尚,第1実施例と共通する要素には同一の符号を付
して,その説明は省略する。図4において,第2実施例
によるスポット光照準装置40は,基本的構成は第1実
施例と同様に構成されており,電波通信もしくは光通信
の手段(送受信器36,37)により,投光・撮像ユニ
ット35とコントロールユニット34とを結び,遠隔操
作で照準制御を行うことを特徴とするものである。TV
カメラ4で撮像されたスポット像11周辺の被測定物1
3の画像は,第1の送受信器36から第2の送受信器3
7に送信され,コンピュータ38に入力され,コンピュ
ータ38のモニタ画面上に表示される。このモニタ画面
の表面にはタッチパネルが装着されており,タッチ入力
による投光ビーム18の制御データは,コンピュータ3
8から第2の送受信器37から第1の送受信器36に送
信され,モータドライバ15により可変角度ミラー8の
反射角度が制御される。次いで,本発明の第3実施例に
ついて説明する。尚,第1実施例と共通する要素には同
一の符号を付して,その説明は省略する。図5におい
て,第3実施例に係るスポット光照準装置30は,光源
ユニット23と,モニタ14と,コンピュータ17とを
具備して構成されている。前記光源ユニット23は,レ
ーザー発振器21と,ビームエキスパンダ22と,α軸
回動用機構25と,β軸回動用機構24とを具備して構
成されており,投光ビーム18を投光角度可変に投射し
て,被測定物13上にスポット像11を結ぶ。被測定物
13のスポット像13の周辺の映像は,固定のTVカメ
ラ19により撮像され,その画像は画面表面にタッチパ
ネルが装着されたモニタ14に表示される。モニタ14
の画面上にタッチ入力すると,タッチパネルの位置デー
タはタッチパネルドライバ15を介してコンピュータ1
7に入力される。コンピュータ17は,この位置情報を
もとに投光ビーム18の制御量を演算し,モータドライ
バ26により光源ユニット23の回動機構を制御して,
投光ビーム18の投光角度を変化させる。タッチパネル
は,例えば,図6に示すように7×7=49の領域に分
割して,各領域毎に投光ビーム18の光軸制御量Δα,
Δβの制御量が設定されており,コンピュータ17は,
タッチ入力データからの49個のうち,どの領域にタッ
チされたかを判定して,その領域に設定されたΔα,Δ
βの値から制御量をモータドライバ26に出力する。先
の第1実施例によるスポット光照準装置20では,スポ
ット像11を移動させるための1回毎の範囲が撮像視野
12内に制約されること,あるいは,タッチ入力位置の
精度が指先の太さ等によって制約され,スポット像11
の制御精度もこれに左右される欠点があった。この第3
実施例によれば,図6に示すように,タッチパネルの各
領域毎に任意の制御量を設定することができるレンジ選
択式とすることが可能であるため,所望位置にスポット
像11を移動させるために必要なタッチ入力回数は増加
するが,前記の欠点は解消され,制御の信頼性を向上さ
せることができる。以上説明したスポット光照準装置
は,先に従来例で示した三次元形状計測装置におけるレ
ーザーポインタにより被測定物上の所望位置にスポット
像を結ばせる照準装置に適用することができる。従来装
置においては,所望位置にスポット像を移動させること
が困難であり,操作に熟練を要したが,本実施例になる
スポット光照準装置を適用することにより,操作に熟練
を要することなく容易にスポット像を所望位置に導くこ
とが可能となる。
る。尚,第1実施例と共通する要素には同一の符号を付
して,その説明は省略する。図4において,第2実施例
によるスポット光照準装置40は,基本的構成は第1実
施例と同様に構成されており,電波通信もしくは光通信
の手段(送受信器36,37)により,投光・撮像ユニ
ット35とコントロールユニット34とを結び,遠隔操
作で照準制御を行うことを特徴とするものである。TV
カメラ4で撮像されたスポット像11周辺の被測定物1
3の画像は,第1の送受信器36から第2の送受信器3
7に送信され,コンピュータ38に入力され,コンピュ
ータ38のモニタ画面上に表示される。このモニタ画面
の表面にはタッチパネルが装着されており,タッチ入力
による投光ビーム18の制御データは,コンピュータ3
8から第2の送受信器37から第1の送受信器36に送
信され,モータドライバ15により可変角度ミラー8の
反射角度が制御される。次いで,本発明の第3実施例に
ついて説明する。尚,第1実施例と共通する要素には同
一の符号を付して,その説明は省略する。図5におい
て,第3実施例に係るスポット光照準装置30は,光源
ユニット23と,モニタ14と,コンピュータ17とを
具備して構成されている。前記光源ユニット23は,レ
ーザー発振器21と,ビームエキスパンダ22と,α軸
回動用機構25と,β軸回動用機構24とを具備して構
成されており,投光ビーム18を投光角度可変に投射し
て,被測定物13上にスポット像11を結ぶ。被測定物
13のスポット像13の周辺の映像は,固定のTVカメ
ラ19により撮像され,その画像は画面表面にタッチパ
ネルが装着されたモニタ14に表示される。モニタ14
の画面上にタッチ入力すると,タッチパネルの位置デー
タはタッチパネルドライバ15を介してコンピュータ1
7に入力される。コンピュータ17は,この位置情報を
もとに投光ビーム18の制御量を演算し,モータドライ
バ26により光源ユニット23の回動機構を制御して,
投光ビーム18の投光角度を変化させる。タッチパネル
は,例えば,図6に示すように7×7=49の領域に分
割して,各領域毎に投光ビーム18の光軸制御量Δα,
Δβの制御量が設定されており,コンピュータ17は,
タッチ入力データからの49個のうち,どの領域にタッ
チされたかを判定して,その領域に設定されたΔα,Δ
βの値から制御量をモータドライバ26に出力する。先
の第1実施例によるスポット光照準装置20では,スポ
ット像11を移動させるための1回毎の範囲が撮像視野
12内に制約されること,あるいは,タッチ入力位置の
精度が指先の太さ等によって制約され,スポット像11
の制御精度もこれに左右される欠点があった。この第3
実施例によれば,図6に示すように,タッチパネルの各
領域毎に任意の制御量を設定することができるレンジ選
択式とすることが可能であるため,所望位置にスポット
像11を移動させるために必要なタッチ入力回数は増加
するが,前記の欠点は解消され,制御の信頼性を向上さ
せることができる。以上説明したスポット光照準装置
は,先に従来例で示した三次元形状計測装置におけるレ
ーザーポインタにより被測定物上の所望位置にスポット
像を結ばせる照準装置に適用することができる。従来装
置においては,所望位置にスポット像を移動させること
が困難であり,操作に熟練を要したが,本実施例になる
スポット光照準装置を適用することにより,操作に熟練
を要することなく容易にスポット像を所望位置に導くこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば,スポ
ット光を被測定物の所望部位に投光するにあたり,オペ
レータは画像モニタでスポット像の位置を確認しなが
ら,表示面にタッチするだけの簡単な操作でスポット光
の投光位置を制御できる。従って,従来の三次元位置計
測等におけるスポット光の照準の設定操作に熟練を要し
ていた作業が,簡単になるスポット光照準装置を提供す
ることができ,同時に,このスポット光照準装置を適用
した三次元位置計測装置の照準の操作を容易にする効果
が発揮される。
ット光を被測定物の所望部位に投光するにあたり,オペ
レータは画像モニタでスポット像の位置を確認しなが
ら,表示面にタッチするだけの簡単な操作でスポット光
の投光位置を制御できる。従って,従来の三次元位置計
測等におけるスポット光の照準の設定操作に熟練を要し
ていた作業が,簡単になるスポット光照準装置を提供す
ることができ,同時に,このスポット光照準装置を適用
した三次元位置計測装置の照準の操作を容易にする効果
が発揮される。
【図1】 本発明の第1実施例に係るスポット光照準装
置の構成を示す模式図。
置の構成を示す模式図。
【図2】 第1実施例に係る画像モニタの正面図。
【図3】 第1実施例に係る画像モニタの表示の変化を
示す説明図。
示す説明図。
【図4】 本発明の第2実施例に係るスポット光照準装
置の構成を示す模式図。
置の構成を示す模式図。
【図5】 本発明の第3実施例に係るスポット光照準装
置の構成を示す模式図。
置の構成を示す模式図。
【図6】 第2実施例に係る画像モニタの表示面の分割
を示す説明図。
を示す説明図。
【図7】 本発明のスポット光照準装置の動作原理を説
明する模式図。
明する模式図。
【図8】 三次元形状計測装置の構成を示す模式図。
1,21──レーザー発振器 4,19──TVカメラ(カメラ) 5,23,35──スポット光源 6──ビームスプリッタ 8──可変角度ミラー(ミラー) 9──α軸回動用モータ(ミラー駆動手段/光源駆動機
構) 10──β軸回動用モータ(ミラー駆動手段/光源駆動
機構) 11──スポット像 13──被測定物 14──モニタ 16,26──モータドライバ 17,38──コンピュータ(演算手段) 20,30,40──スポット光照準装置 36──第1の送受信器(通信手段) 37──第2の送受信器(通信手段)
構) 10──β軸回動用モータ(ミラー駆動手段/光源駆動
機構) 11──スポット像 13──被測定物 14──モニタ 16,26──モータドライバ 17,38──コンピュータ(演算手段) 20,30,40──スポット光照準装置 36──第1の送受信器(通信手段) 37──第2の送受信器(通信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西元 善郎 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 吉田 泰三 神戸市灘区岩屋北町4丁目5番22号 神鋼 プラント建設株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 スポット光源と,該スポット光源の投光
角度を変化させる光源駆動機構と,被測定物に前記スポ
ット光源から照射されたスポット像の周辺影像を撮像す
るカメラ及び該カメラの撮像画像を表示するモニタとを
具備してなるスポット光照準装置において,前記カメラ
の撮像画面上の任意の座標を入力する座標入力手段と,
入力された座標データに基づいて,前記スポット像を前
記カメラの撮像画面上の入力座標に対応する前記被測定
物上の位置へ移動させるための前記光源駆動機構の駆動
量を演算し,前記光源駆動機構に前記駆動量を出力する
演算手段とを具備してなることを特徴とするスポット光
照準装置。 - 【請求項2】 上記スポット光源,光源駆動機構及びカ
メラと,座標入力手段及びモニタとの間を隔離して,そ
の間を通信手段によって接続し,遠隔操作によってスポ
ット光源の投光角度を変化させる請求項1記載のスポッ
ト光照準装置。 - 【請求項3】 スポット光源と,被測定物に前記スポッ
ト光源から照射されたスポット像の周辺画像を撮像する
カメラとを具備し,前記スポット光源の光軸上に前記カ
メラの光軸が一致するように前記スポット光源と前記カ
メラとを組み合わせてなる投光撮像手段と,前記スポッ
ト光源とカメラとの共通光軸上に設けられ,前記スポッ
ト光源からのスポット光及び被測定物からの影像光を反
射させるミラーと,前記ミラーの傾斜角度を変化させて
スポット光の反射方向を調整するミラー駆動手段と,前
記カメラの撮像画像を表示するモニタ上での座標を入力
する座標入力手段と,前記入力された座標データと撮像
されたスポット像の座標データとから,前記スポット像
を前記モニタの表示面上の入力座標に対応する前記被測
定物上の位置へ移動させるための前記ミラー駆動手段の
駆動量を演算し,前記ミラー駆動手段に出力する演算手
段とを具備してなることを特徴とするスポット光照準装
置。 - 【請求項4】 スポット光源と,該スポット光源の投光
角度を変化させる光源駆動機構と,被測定物に前記スポ
ット光源から照射されたスポット像の周辺影像を撮像す
るカメラ及び該カメラの撮像画像を表示するモニタと,
前記モニタの表示面が所要数の座標領域に分割され,各
座標領域毎に前記スポット光源の投光角度変化量を設定
して,該モニタ上で任意の座標領域を入力することによ
り,入力された座標領域の前記投光角度変化量が出力さ
れる座標入力手段と,前記投光角度変化量に基づいて,
前記スポット像を前記モニタの表示面上の入力座標に対
応する前記被測定物上の位置へ移動させるための前記光
源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機構に前記
駆動量を出力する演算手段とを具備してなることを特徴
とするスポット光照準装置。 - 【請求項5】 投光角度を変化させる光源駆動機構を備
えたスポット光源により被測定物の所望部位にスポット
光を投光し,カメラにより前記スポット光源から照射さ
れたスポット像の周辺影像を撮像して,前記スポット光
源の投光角度と前記カメラにより撮像されたスポット像
のモニタ画面上での座標及びスポット光源位置とカメラ
位置との距離から,三角測量の原理に基づいて前記被測
定物の所望部位の三次元位置を計測する三次元位置計測
装置において,前記カメラの撮像画面上の任意の座標を
入力する座標入力手段と,入力された座標データに基づ
いて,前記スポット像を前記カメラの撮像画面上の入力
座標に対応する前記被測定物上の位置へ移動させるため
の前記光源駆動機構の駆動量を演算し,前記光源駆動機
構に前記駆動量を出力する演算手段とを具備してなるこ
とを特徴とする三次元位置計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4240894A JPH0694417A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | スポット光照準装置と三次元位置計測装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4240894A JPH0694417A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | スポット光照準装置と三次元位置計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0694417A true JPH0694417A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17066271
Family Applications (1)
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JP4240894A Pending JPH0694417A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | スポット光照準装置と三次元位置計測装置 |
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JP (1) | JPH0694417A (ja) |
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1992
- 1992-09-09 JP JP4240894A patent/JPH0694417A/ja active Pending
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