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JPH069266Y2 - ステアリングホイールのロック機構 - Google Patents

ステアリングホイールのロック機構

Info

Publication number
JPH069266Y2
JPH069266Y2 JP8218388U JP8218388U JPH069266Y2 JP H069266 Y2 JPH069266 Y2 JP H069266Y2 JP 8218388 U JP8218388 U JP 8218388U JP 8218388 U JP8218388 U JP 8218388U JP H069266 Y2 JPH069266 Y2 JP H069266Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
lock
latch
engaging
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8218388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH022969U (ja
Inventor
肇家 張
Original Assignee
肇家 張
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 肇家 張 filed Critical 肇家 張
Priority to JP8218388U priority Critical patent/JPH069266Y2/ja
Publication of JPH022969U publication Critical patent/JPH022969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069266Y2 publication Critical patent/JPH069266Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はステアリングホイールのロック機構に関し、さ
らに詳しくは、自動車のステアリングホイールのロック
機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車のステアリングホイール用ロックは種類が
非常に多いが、その中で最も普及性をもっているのはフ
ック部を有する「J」字形のロックである。
一方、欧米の国々に、ステアリングホイールを取り外す
ことを許容できるロックがすでに開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記ステアリングホイール用「J」字形
のロックは体積が大きいから、不使用の時、狭い車内に
おいて、空間占有物となる虞れがある。その上、それを
ステアリングホイールに取付ける時、狭い運転席に座っ
ている運転者にとって、体の大きい動作を要し、非常に
不便であった。
一方、ステアリングホイールを取り外すことを許容でき
るタイプのロックは盗難を未然に防ぐ面においては、非
常に有効であるが、外へ出る人間、または出勤者にとっ
ては行動中の負担となるので、グットアイディアではな
い。
本考案は以上の欠点に鑑み、苦心研究して得たものであ
り、ロックの動作が非常に簡単、体積が小型、かつステ
アリングホイールを確実にロックできるロック機構を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案によれば、ステアリン
グホイールの下方に固定され、外周面に一対の互いに平
行する環形の上、下係合凹槽、かつ下面に若干個の上下
方向の短軸が形成されてある係合ブロックと、上記係合
ブロックの下方のステアリング軸の上端に着脱自在に固
定され、かつ上記諸短軸の位置と対応してそれを受け入
れることができる若干個の軸穴を有する結合板と、上記
係合ブロックと結合板の外部を包囲した殻体とを備え、
さらに、上記殻体の一側に内部が殻体の内部と連通し、
かつ内部にかぎの操作により上記係合凹槽に入ってそれ
と係合することができるラッチを有するロック部が一体
に形成されてあり、上記ラッチが係合凹槽を係合してい
ない場合、ステアリングホイールを下方に向けて押すこ
とにより、上記係合ブロックは短軸を介して上記結合
板、そしてステアリング軸に連結し、またはステアリン
グホイールを上に向けて引張ることにより、上記係合ブ
ロックは上記結合板、そしてステアリング軸から離脱す
ることができ、さらに、上記連結または離脱状態におい
て、かぎを操作して上記ロック部のラッチを上記上係合
凹槽または下係合凹槽に係合してロックすることによ
り、上記状態を一定に保つことができるようにしたこと
を特徴とする。
〔作用〕
この考案によるステアリングホイールのロック機構は以
上のように構成したので空間を要しないばかりでなく、
ステアリングホイールを使用可能または使用不可能な状
態にロックして一定のロック状態に保つことができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案の一例の分解斜視図である。図示するよ
うに、本考案は主にステアリングホイールSの下方に固
定された係合ブロック1、上記係合ブロック1の下方の
ステアリング軸5の上端に着脱自在に固定された結合板
3、及び上記係合ブロック1と結合板3の外部を包囲し
た殻体6からなるものである。係合ブロック1はほぼ円
柱体に形成され、その外周面に、一対の互いに平行する
環形の上、下係合凹槽12、13が設けてあり、これらの係
合凹槽12、13の間に環形突起14が形成されてある。さら
に、この係合ブロック1の下面に一対の互いに一定の間
隔をもった上下方向の短軸15、15が突設されてある。
上記結合板3は真中に開けた固定孔32及びナット50、ワ
シャ53などにより、ステアリング軸5の上端に固定され
る。この結合板3に上記一定の短軸15、15の位置と対応
した軸穴31、31が貫設されてある。
殻体6の一側に内部が殻体6の内部と連通した十字状の
ロック部2が一体に形成されてある。このロック部2の
横方向の中空内部に常に殻体6の内部に向いて付勢され
るように配置したラッチ21が蔵設されてあり、このラッ
チ21の後段付近の上部にラッチ操作孔22が開けてあり、
ラッチの後端がコイルばね20の先端に固定され、該コイ
ルばね20の後端が封着板24上に固定されてある。このコ
イルばね20の弾性力により、上記ラッチ21が殻体6内に
付勢されている。なお、上記ロック部2の縦方向の内部
にロック装置9が配置してあり、このロック装置9はか
ぎの回転操作により作動される操作板91を有し、この操
作板91の下端が上記ラッチ操作孔22の内部まで延びてい
る。つまり、かぎをロック装置9内に挿入せず、即ち解
錠を行わない場合、この操作板91はラッチ21の殻体6の
内部へ付勢する動作を妨害せず、ただし、かぎをこのロ
ック装置9内に挿入して回転操作し、即ち解錠を行う場
合、この操作板91はラッチ操作孔22内において角度が変
わると共に、この操作孔22の壁面との関係で、ラッチ21
を後方に圧迫することができる。これにより、ラッチ21
の先端が殻体6の内部から後退する。
第2図〜第4図に示すように、ステアリングホイールS
を操縦して自動車を運転する場合、まずロック部2のロ
ック装置9にかぎ99を挿入して回転操作し、ラッチ21を
後方にコイルばね20の力に抗して後退させる。その後、
ステアリングホイールSを下に向けて押して一対の短軸
15、15を結合板3の一対の軸穴31、31内にそれぞれ嵌入
し、ステアリングホイールSを軸5と連結する(第3図
参照)。しかる後、かぎ99を元の位置に戻せば、ラッチ
21がこれに従って、上環形係合凹槽12内に進入し、それ
と摺動自在に係合する(第2図)。これにより、ステア
リングホイールS、そして軸5を安定に回転させること
ができる。
また、ステアリングホイールSを用いない場合、即ち自
動車を止めて該ステアリングホイールSを使用不可能に
ロックしたい場合、まずロック部2のロック装置9にか
ぎ99を挿入して回転操作し、ラッチ21を後方にコイルば
ね20の力に抗して上係合凹槽12から後退させる(第3図
参照)。その後、ステアリングホイールSを上に向けて
引張って一対の短軸15、15を結合板3の一対の軸穴31、31
内から離脱させる。しかる後、かぎ99を元の位置に戻せ
ば、ラッチ21がこれに従って、下環形係合凹槽13内に進
入し、それと摺動自在に係合する(第4図)。これによ
り、ステアリングホイールSを回転することが依然とし
てできるが、短軸15が軸穴31に嵌合していないので、軸
5を回転させることができない。故に、ステアリングホ
イールSが操縦できない状態に確実にロックされる。
上記ロック機構に、公知の感知式の警告系統を付設して
もよい。例えば、第4図に示す如く、殻体6の上端に常
に係合ブロック11と接触する感知接点40を設け、殻体6
の中段付近に係合ブロック11が挙げられた時だけ、それ
と接触する電源接点4を設けることにより、引張られた
ステアリングホイールSに設定したところに手で触れる
と、警告の音を出す。この音により、運転者はステアリ
ングホイールが操縦できない状態にあるということを知
ることができる。さらに、この音がステアリングホイー
ルに触れる第三者に警告する効果もある。
〔考案の効果〕
以上のとおり、本考案によれば、体積が非常に小さいか
ら、狭い車内において、空間占有物となる虞れがない。
さらに、そのロック動作も非常に簡単なので、手数もあ
まり要せず、自動車の盗難を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるロック機構の一例の分解斜視
図。 第2図はステアリングホイールが上記ロック機構によ
り、操縦できる状態にロックされる断面図。 第3図は上記ロック機構のラッチがかぎの操作により、
上環形凹槽から離脱した状態の断面図。 第4図は第3図の状態からステアリングホイールを上方
に引張った後、ラッチを下環形凹槽に係合させた状態の
断面図。 第5図は上記ロック機構をステアリングホイールの下方
に取付けた後の平面図。 S…ステアリングホイール、1…係合ブロック 12…上係合凹槽、13…下係合凹槽 15…短軸、2…ロック部 20…コイルばね、21…ラッチ 22…ラッチ操作孔、6…殻体 9…ロック装置、91…操作板 99…かぎ、4…電源接点 40…感知接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールの下方に固定され、
    外周面に一対の互いに平行する環形の上、下係合凹槽、
    かつ下面に若干個の上下方向の短軸が形成されてある係
    合ブロックと、上記係合ブロックの下方のステアリング
    軸の上端に着脱自在に固定され、かつ上記諸短軸の位置
    と対応してそれを受け入れることができる若干個の軸穴
    を有する結合板と、上記係合ブロックと結合板の外部を
    包囲した殻体とを備え、さらに、上記殻体の一側に内部
    が殻体の内部と連通し、かつ内部にかぎの操作により上
    記係合凹槽に入ってそれと係合することができるラッチ
    を有するロック部が一体に形成されてあり、上記ラッチ
    が係合凹槽と係合していない場合、ステアリングホイー
    ルを下に向けて押すことにより、上記係合ブロックは短
    軸を介して上記結合板、そしてステアリング軸に連結
    し、またはステアリングホイールを上に向けて引張るこ
    とにより、上記係合ブロックは上記結合板、そしてステ
    アリング軸から離脱することができ、さらに、上記連結
    または離脱状態において、かぎを操作して上記ロック部
    のラッチを上記上係合凹槽または下係合凹槽に係合して
    ロックすることにより、上記状態を一定に保つことがで
    きるようにしたことを特徴とするステアリングホイール
    のロック機構。
  2. 【請求項2】前記離脱状態において、ステアリングホイ
    ール、または他の設定した部分に触わることにより、警
    告の音を出し、さらに前記連結状態においては、系統の
    電源を切断する警告系統を設けた請求項1記載のステア
    リングホイールのロック機構。
JP8218388U 1988-06-21 1988-06-21 ステアリングホイールのロック機構 Expired - Lifetime JPH069266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8218388U JPH069266Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 ステアリングホイールのロック機構

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JP8218388U JPH069266Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 ステアリングホイールのロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH022969U JPH022969U (ja) 1990-01-10
JPH069266Y2 true JPH069266Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31306948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8218388U Expired - Lifetime JPH069266Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 ステアリングホイールのロック機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT360389B (de) * 1976-06-08 1980-01-12 Fischer Gmbh Ballschlaeger, insbesondere tennisschlaeger
JPS54134558U (ja) * 1978-03-07 1979-09-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH022969U (ja) 1990-01-10

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