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JPH0685605U - 理美容院用加湿装置 - Google Patents

理美容院用加湿装置

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Publication number
JPH0685605U
JPH0685605U JP036262U JP3626293U JPH0685605U JP H0685605 U JPH0685605 U JP H0685605U JP 036262 U JP036262 U JP 036262U JP 3626293 U JP3626293 U JP 3626293U JP H0685605 U JPH0685605 U JP H0685605U
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water
heater
hair
tank
opening
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昇 加藤
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昇 加藤
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0615Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced at the free surface of the liquid or other fluent material in a container and subjected to the vibrations

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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 理美容院用加湿装置内に空気中の微生物や不
純物が侵入することを防ぐと同時に、装置内部を循環す
る水を浄化する。また、香料を供給できるようしたヘア
ードライヤーと理美容院用加湿装置とを一体化すること
で、設置場所を節約するとともに、頭髪の乾燥・加湿と
同時に香料を頭髪に付着させる。 【構成】 理美容院用加湿装置において、ブロアーの空
気取入口に脱着自在な空気▲ろ▼過フィルターを取り付
け、給水タンクの下方部と混合タンクの下方部で、給水
タンクと混合タンクを連通させる連通管が給水タンクと
接続する部位及び混合タンクと接続する部位のそれぞれ
に、脱着自在な水浄化装置を取り付ける。また、ヘアー
ドライヤーの吹出ダクトにイオン球又はオゾン球又は殺
菌球又は紫外線球を取り付けるとともに、吹出ダクトに
開口部を設け、その開口部に香水ビンを嵌め込むよう構
成された香料供給手段を設け、このような香料供給ヘア
ードライヤーを理美容院用加湿装置と一体に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、理容院や美容院で、パーマネント処理やヘアダイ処理を行う時に頭 髪に蒸気を当てて湿らせ、頭髪処理の効率を向上させる理美容院用の加湿装置の 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に頭髪が好適な状態を維持するためには、頭髪に含有する水分量が一定以 上必要であり、理容院や美容院では、頭髪の各種調整を行う際にも、頭髪に水分 を与え、湿潤させた後、施術するのが一般的である。このための装置を一般的に ヘアースチーマという。これには各種の方式があり、水蒸気を噴霧器で頭髪に直 接吹き掛けるだけの簡単なものから、水タンク内の水を二系統のタンクに分岐し 、一方のタンク内の水を超音波発振器を用いて水を極微細の液体粒子すなわち霧 を発生させ、他方のタンクには水を電気ヒーターで過熱して水蒸気にさせる。そ してこの霧と水蒸気を別のタンクで混合させたのち、ブロアーで放出し、このブ ロアーにより放出された霧と水蒸気の混合気体がフレキシブルホースを介してヘ アーキャップに供給され、頭髪を適当に湿潤させるという高度の技術を具現した ものまである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような高度な技術を具現した「理美容院用加湿装置」であっ ても、霧と水蒸気を混合タンクで混合させ、混合タンク内から吐出口を経て外部 へ排出させるためには、外部から空気を取り入れ、これを強制的に送風する送風 手段を必ず必要とする。従前、この送風手段における空気取入口より、未処理の 装置外部に存する自然の空気が送風手段の中に取り入れられ、この空気が何らの 処理もされないまま上記加湿装置内に流入していたため、空気中に存する雑菌や バクテリアなどの微生物や微粒子が加湿装置内に入り込んでいた。水はあらゆる 物質を溶かし込むという特異な性質を有するため、空気中に含まれる粘土・砂等 の無機性のものや動植物の死骸等の有機性廃物、更にはウイルス・細菌・藻類等 の動植物の生物体が加湿装置内で用いられる水の中に溶け込み、この微生物が超 音波発生装置で霧化する超音波霧発生部内の水の中で多数繁殖して、超音波霧発 生部のタンク内に付着し、また、空気中の不純物等により水アカが発生し、これ らが相乗的に働いて霧発生機能が劣化するという事態が生じた。
【0004】 また、水をヒーターで過熱して水蒸気を発生させる水蒸気発生部においても、 水道水に含まれるカルキが熱によって反応を起こし、石膏状のものが装置内部に こびり着くほか、そのタンク内で微生物や不純物等により、水アカが発生し、こ れが装置に付着したりして水蒸気発生機能を劣化させていた。
【0005】 さらに、水蒸気発生部で発生させた水蒸気は、混合タンクで霧と混合させるた め混合タンクに通ずる放出口が設けられているが、自然の空気内に存した不純物 や内部で発生した水アカ等によって、その噴出口が目詰まりを起こし易く、この ような場合、スチームタンク内の圧力が高くなり、その結果、超音波霧発生部が 発生させた霧を逆流させることにより、装置の故障の原因ともなった。
【0006】 そして、上記加湿装置においては、給水タンクから霧発生部と水蒸気発生部に 水を供給するために、給水タンクから供給された水を超音波発振機で霧化する霧 発生部の底部と、給水タンクから供給された水をヒーターで過熱して蒸気化する 水蒸気発生部の底部にこれらを結ぶ連通管が連通されている外、霧と水蒸気の混 合気体が吐出口付近で外気の冷却効果によりパイプ内で結霧し水となるため、結 露した水を給水タンクに還流させるために、混合タンクの底部にも給水タンク・ 超音波霧発生部・水蒸気発生部と各連通する連通管が設けられ、このような機構 を通して、水が上記加湿装置内を循環する構造となっているため、加湿装置の一 箇所で発生した水アカや不純物が装置全体を循環することとなり、このため装置 各部の機能ひいては装置全体の機能が劣化するという問題点があった。
【0007】 第1の考案は、上記問題点を解決するためになされ、その目的は、理美容院用 加湿装置内部にバクテリアなどの微生物や空気中に存する不純物を極力取り込ま ないようにし、また、装置の他の部分から微生物が侵入し、装置内部で繁殖した り、化学反応によって循環する水に不純物が発生しても、これを除去することに よって、理美容院用加湿装置の機能の劣化や装置の故障を防ぎ、その機能を恒常 的に維持させることを目的とするものである。
【0008】 次に、従来理美容院で使われていた加湿装置は、給水タンクから供給された水 を超音波発生装置で霧化し、他方で給水タンクから供給された水を過熱して、水 蒸気を発生させ、この霧と水蒸気とを混合タンクに給送し、混合タンク内で霧と 水蒸気とを混合させ、この混合気体をブロアーによって温度検出素子及び殺菌消 臭手段を介して、装置外部に放出する吐出口から上記混合気体を頭髪に当てて、 頭髪を調整しやすいように湿潤させるというだけのものであった。
【0009】 他方、従来から存する頭髪乾燥のためのヘアードライヤーは、ヒーターで空気 を加熱させ、これにより温風を生じさせていたため、ヒーターの発熱により異臭 が発生し、このような異臭がファンによって温風と共に頭髪に吹付けられていた ため、乾燥後の頭髪に異臭が付着し、頭髪に異臭がそのまま残るという問題点が あった。
【0010】 また、ヘアードライヤーには、従前、携帯式のものと据置式のものが存在した が、据置式のヘアードライヤーは、携帯式のものとは異なり、理美容師が装置そ れ自体を手に持たないで頭髪の乾燥が可能である点で、携帯式のものより理美容 師の負担が少ないという利点がある反面、据置式であるがために当然にそれを置 いておくスペースを必要とした。また、据置式であるため、その移動に手間がか かるという問題点もあった。更に理美容院では、頭髪乾燥のためのヘアードライ ヤーの外に、パーマネント処理やヘアダイ処理を行うために頭髪に蒸気を当てて 湿らせ、頭髪処理の効率を向上させる加湿装置も絶対に必要な手段であるが、こ の加湿装置は全体の構成部分が大きいため、その設置場所に相当のスペースを必 要としていた。このような加湿装置に加えて、据置式のヘアードライヤーを置く スペースが必要となれば、理美容術を施すための機器に相当なスペースを必要と するという問題点もあった。
【0011】 そこで、第2の考案は、上記の各問題点を解決するために成されたもので、ヘ アードライヤーの温風から空気を加熱する際に生ずる異臭を除去すると共に、頭 髪の乾燥と同時に、頭髪の調整を受ける人の好みの香りを頭髪の乾燥の過程で頭 髪に与えることにより、頭髪の調整を受ける人に快感を与えるようなヘアードラ イヤーの提供を目的とするものである。また、このような改良されたヘアードラ イヤーの設置のための空間を節約すると同時に、従来の理美容院用加湿装置と上 記のような香料供給ヘアードライヤーを一体的に使用できるようにするために、 理美容院用加湿装置の改良をその目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の加湿装置内部への不純物、微生物の侵入や内部で循環する水の浄化とい う目的を達成するために第一の考案の採用した手段は、給水タンクと、給水タン クから供給された水を一つ以上の超音波発生装置で霧化する超音波霧発生部と、 給水タンクから供給された水をヒーターで過熱して水蒸気にする水蒸気発生部と 、超音波霧発生部が発生させた霧と水蒸気発生部が発生させた水蒸気とを混合す る混合タンクと、給水タンク・超音波霧発生部,水蒸気発生部・混合タンクのそ れぞれの底部に連通するよう接続された連通管と、混合タンク内で混合された霧 と水蒸気の混合気体を、温度検出素子及び殺菌消臭手段を介して外部に給送する ブロアーと、当該ブロアーが給送する混合気体を装置外部に放出する吐出口とか ら成る理美容院用加湿装置において、ブロアーの空気取入口に脱着自在な気体▲ ろ▼過用フィルターを設けると共に、給水タンクの下方部で連通管と接続する部 位及び混合タンクの下方部で連通管と接続する部位に、それぞれ脱着自在な水を 浄化する手段を設けたことを特徴とする理美容院用加湿装置をその要旨とする。
【0013】 次に、第2の考案の採用した手段は、ヒーターとヒーターで加熱された温風を 吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤーにおいて、温風の吹出 ダクトにイオン球を取り付け、更に吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香 水ビンを嵌め込むよう構成された香料供給手段を設けたヘアードライヤーと、給 水タンクと給水タンクから供給された水を一つ以上の超音波発生装置で霧化する 超音波霧発生部と、給水タンクから供給された水をヒーターで過熱して水蒸気に する水蒸気発生部と、超音波霧発生部が発生させた霧と水蒸気発生部が発生させ た水蒸気とを混合する混合タンクと、給水タンク・超音波霧発生部・水蒸気発生 部・混合タンクのそれぞれの底部に連通するよう接続された連通管と、混合タン ク内で混合された霧と水蒸気の混合気体を、温度検出素子及び殺菌消臭手段を介 して外部に給送するブロアーと、当該ブロアーが給送する混合気体を装置外部に 放出する吐出口とから成る理美容院用加湿装置とを一体に構成してなるものであ る。
【0014】 そして、上記香料供給ヘアードライヤーの吐出口に、フレキシブルホースを連 結することもできる。
【0015】 また、このように連結したフレキシブルホース部材の最先端に、拡散ノズル、 あるいは先細ノズルあるいは二股吐出口部材やヘアーキャップ部材を取り付ける こともできる。
【0016】
【作用】
第1の考案については、ブロアーの空気取入口に空気中の微生物や不純物を除 去するための気体▲ろ▼過用フィルターを取り付けることによって、加湿装置内 に、霧と水蒸気の混合気体を給送するための空気から微生物や不純物が除去され る結果、空気中の微生物や不純物が加湿装置内を循環する水の中に溶け込むこと が防止される。また、給水タンクの下方部と混合タンクの下方部でそれぞれ連通 管と接続する部位に例えば銀活性炭やポリエチレン多孔質中空糸膜を使用した超 精密フィルター等を用いた水浄化手段を設けることによって、装置内部を循環す る水の中に含まれる微生物や不純物、化合物が除去される。すなわち、銀活性炭 を用いる場合についていえば、活性炭は非常に多孔性であるため、溶液中の物質 が活性炭に吸着する場合、拡散律速になりやすい。活性化の過程で結晶表面の炭 素結合の規則的な配列が崩れ、非常に反応性に富む遊離原子価を生ずる。それゆ え活性炭は、広範な有機化合物の吸着に非常に効果的である。また、銀には静菌 及び殺菌作用のあることは知られており、活性炭に銀をコーティングした銀活性 炭を用いることにより、有機化合物と微生物の両方が除去される。しかも、この ような水浄化装置が、給水タンクの下方部で連通管と接続する部位及び混合タン クの下方部で連通管と接続する部位にそれぞれ取り付けられることにより、給水 タンクから供給された水や、霧と水蒸気の混合気体が外気の冷却効果により結露 し、水となって混合タンクの下方部から連通管を通して、給水タンク・超音波霧 発生部・水蒸気発生部に還流する際、上記水浄化装置内を通過することにより、 加湿装置内部の水の循環を利用して、加湿装置内部で利用される水から微生物や 不純物が除去される。
【0017】 第2の考案については、ヒーターで加熱された温風にイオン球を取り付けるこ とによって、発生したイオンの作用によりヒーターが加熱することにより生じた 異臭が除去される。このように、まず異臭を除去して、無臭とされた温風に、吹 出ダクトに開口部が設けられ、その開口部に香水ビンが嵌め込まれるよう構成さ れた香料供給手段から頭髪の被調整者が選択した好みの香水が注入される。香水 は、香料をアルコールで溶かしたものであるから、温風によってアルコールが蒸 発し、成分の香料が温風と共に頭髪に当てられることにより、頭髪の乾燥と同時 に頭髪に香りが付着する。またイオン球と上記のような香料供給手段を設けた吹 出ダクトの温風吐出口にフレキシブルホースを連結し、その最先端に拡散ノズル を取り付けることによって、自在に頭髪を乾燥させる過程で温風に含まれた香料 が頭髪に付着させられる。また、フレキシブルホースの最先端に先細のノズルを 取り付ければ、被調整者の頭髪を調整する過程で温風に含まれた香料が頭髪に付 着される。さらにフレキシブルホース部材の最先端にヘアーキャップ部材を装着 することにより、このヘアーキャップを被調整者がかぶれば、人の手を用いない で頭髪の乾燥と同時に頭髪に良い香りを付着させる。さらにフレキシブルホース 部材の最先端に二股吐出口を装着させ、その一方の吐出口と加湿装置の混合気体 の吐出口とをフレキシブルホース部材によって連通させると、加湿装置から適度 に水分を含んだ温風と上記ヘアードライヤーからの香料を含んだ温風とが同時に 供給され、これらの温風が被調整者の頭髪に当てられることにより、頭髪に一定 の水分が供給され、頭髪処理が容易になると同時に被調整者の好みの香料が頭髪 に付着する。
【0018】 また、このような香料供給ヘアードライヤーを加湿装置と一体に構成すること によって、ヘアードライヤーそれ自体の設置スペースを節約することになる。
【0019】
【実施例】
次に本考案による一実施例について図面に基づき説明する。図1は、第1の考 案の理美容院用加湿装置の実施例の主要内部構成を表した一断面システムブロッ ク図である。図示する如く、加湿に用いる水を貯水する給水タンク1、その下方 部分に一例として、銀活性炭2を用いる脱着自在な水浄化装置3が設けられ、こ の水浄化装置3と給水タンク1から供給された水を霧化するミストタンク4とが 連通管5によって連通されている。給水タンク1の水は、この水浄化装置3を通 過し、この際、銀活性炭2の作用により、水中の不純物や微生物が除かれる。こ のように浄化された水が、給水タンク1の下部に連通されている連結管5を通っ てミストタンク4に供給される。ミストタンク4内には、超音波発生装置6が取 り付けられ、ミストタンク4内部の水は、超音波発生装置6の振動によって霧化 する。また、このミストタンク4内には、風を送風するブロアー7が取り付けら れ、このブロアー7の外部からの空気取入口に、脱着自在なように取り付けられ た気体▲ろ▼過フィルター8が装着されている。ブロアー7の作動により、空気 が加湿装置内部に取り入れられる際、この気体▲ろ▼過フィルター8を介してな されるため、フィルターの▲ろ▼過作用の効果により空気中の微生物や不純物が 除去される。ミストタンク4の下方部には、給水タンク1と連通する連通管5が 設けられているが、この連通管5はスチームタンク9とも連通するようになって いる。ミストタンク4内の超音波発生装置6に、電子制禦回路からの駆動信号が 出されると、超音波発生装置6によってミストタンク4内の水が振動によって霧 化し、このミストタンク4内で発生した霧は、ブロアー7によって混合タンク1 0に給送される。一方、スチームタンク9内には、800Wのシーズヒーター1 1が装着されていて、電子制禦回路からの駆動信号によって過熱され、スチーム タンク9内部に水蒸気が発生する。そして、このスチームタンク9内で発生した 蒸気は、混合タンク10に給送される。混合タンク10は、ミストタンク4及び スチームタンク9から供給された霧と水蒸気を混合するためのものであり、この 混合タンク10内で超音波霧発生部で発生した霧と、水蒸気発生部で発生した水 蒸気が混合され、適温で湿度を含んだ混合気体が生ずる。この混合タンク10に は、ミストタンク4から供給される霧の放出口12と、スチームタンク9から供 給される水蒸気の放出口13とが設けられ、その上部には、霧と水蒸気との混合 気体の放出口14が設けられ、その上部に霧と水蒸気の混合気体の温度を感知し 、検出信号を出力するサーミスタ15とサーミスタ15を通過した混合気体に紫 外線を照射して、殺菌・消臭を行うイオン発生装置(内部にイオン球を備える) 16が設けられている。また、この混合タンク10の下方部には、一例として銀 活性炭19を用いる水浄化装置20が取り付けられ、この水浄化装置20の一方 は混合タンク10と連通され、他方は、給水タンク1・ミストタンク4・スチー ムタンク9とを各連通する連通管5に接続されている。この混合タンク10内に おいて、混合された霧と水蒸気の混合気体は、ブロアー7による送風によってサ ーミスタ15及びイオン発生装置16を介して殺菌・消臭され、吐出口17から フレキシブルホース18を介して外部に供給される。この吐出口17及びフレキ シブルホース18内を通過する際、霧と水蒸気の混合気体の一部は、外気の冷却 効果によって結露し、水滴となって吐出口17付近及びフレキシブルホース18 の内壁に付着するが、この水滴は混合タンク10の内壁を伝って、混合タンク1 0の下方部に設けられている銀活性炭19を用いる脱着自在な水浄化装置20を 通過し、この水浄化装置20に接続されている連通管5を通して給水タンク1、 ミストタンク4、スチームタンク9にそれぞれ還流されていく。このように、一 度霧化されまた水蒸気化されたものも、混合タンク10及びその底部の連通管5 を通って還流してゆくが、その際、混合タンク10と連通管5を介する水浄化装 置20によって水に含まれる微生物や不純物が除去される。
【0020】 次に、第2の考案による実施例について図面に基づき説明する。図2は、図3 のA−A線縦断面図、図3は、図2のB−B線横断面図で香料供給ヘアードライ ヤーの内部構造を表す図、図4は、ヘアーキャップを接続した場合の説明図で、 図5は、香料供給ヘアードライヤーを加湿装置と一体としたものの斜視図である 。図2及び図3に図示する如く、装置全体はケース21に収納され、ドライヤー 本体は、従来のものと同様に電気で空気を加熱するニクロム線等のヒーター22 と、加熱した空気を吹出ダクト23に強制送風するファン24とを有する。この ようなドライヤーの吹出ダクト23に、イオン球25が取り付けられている。こ のイオン球25は、吹出ダクト23の一部に開口部を設け、外部からイオン球2 5を開口部に嵌め込み、イオン球25の主要部が、吹出ダクトの内部に表れるよ う取り付けられている。更に、吹出ダクト23の上記イオン球25に連設して吹 出ダクト23の底面部に開口部26を設け、この開口部26は香水の入った香水 ビンを脱着可能とするために弾力のある材料を用い、この材料を円状に形成した ものを数個重ね組み合わせ、その中心部に差し込み可能な亀裂を設け香水ビンを 嵌め込んだ際に、隙間が生じないようにされているとともに、香水ビンを取り外 した時に用いられた材料の復元力によって、その開口部が自然に閉じられるよう になっている。この開口部26には、香水27の入った香水ビン28を差し込む のであるが、その香水ビン28の内部には棒状に形成されたフェルト29が差し 込まれ、その一方の端は、香水27に侵浸されるとともに、他方の端は、香水ビ ン28の入口及び開口部26を介して、吹出ダクト23内にその先端が表れるよ うになっている。この吹出ダクト23には、更にサーミスタ30が取り付けられ ている。このようなヘアードライヤーの吹出ダクト23の吐出口31に、フレキ シブルホース32を連結し、フレキシブルホース32の最先端に別途用意するヘ アーキャップ33を接続する。このヘアーキャップ33は、従来からある樹脂性 で周部に数箇所に渡り小孔34が設けられ、温風がこの小孔34から外部に抜け るようになっている。このフレキシブルホース32の先端にはヘアーキャップ3 3のみならず、先細のノズルあるいは拡散ノズルを接続することもできる。この ヘアーキャップ33を被調整者にかぶせ、タイマー設定ダイヤル35と温度設定 ダイヤル36を操作して、作動時間及び温度を設定し、スタートスイッチをON にすると、ヒーター22が加熱してファン24により温風が吹出ダクト23に送 風され、次いでイオン球25を通過する際、ヒーター22で発生した異臭が除去 され、次に香水ビン28を嵌め込んだ開口部26を通過する際、開口部26から 吹出ダクト23内にその一部が出ている棒状のフェルト29より棒状フェルト2 9に吸着していた香水ビンの中の香水が温風によって蒸発し、香水に含まれてい る香料が供給され、吐出口31に接続されたフレキシブルホース32を通って、 ヘアーキャップ33内へ香料が添加された温風が供給される。そして、この温風 が設定した温度以上になった場合には、取り付けてあるサーミスタ30が作動し て、ヒーター22への通電を遮断する。こうしてヘアーキャップ33内へ給送さ れた香料付の温風は、頭髪を乾燥させると同時に、頭髪に被調整者の好みにあっ た香りが添加されることになる。又香料付の温風はある程度の圧力を以て給送さ れる為、ヘアーキャップ33を内側から押し広げるが、ヘアーキャップ33の周 部に設けられた小孔34が温風を発散し、ヘアーキャップ33が被調整者の頭部 から外れたりすることはない。
【0021】 次に図5は、上記香料供給ヘアードライヤーを従来からある理美容院用加湿装 置と一体に構成した加湿装置の斜視図である。基盤37に、その下面にキャスタ ー38が取り付けられている。この基盤37の上に加湿装置本体カバー39が設 置されている。この加湿装置本体カバー39の内部には、給水タンクと給水タン クから供給された水を超音波発生装置で霧化する超音波霧発生装置と、給水タン クから供給された水をヒーターで過熱して水蒸気にする水蒸気発生装置と、超音 波霧発生部が発生させた霧と水蒸気発生部が発生させた水蒸気とを混合する混合 タンクと、給水タンク・超音波霧発生部・水蒸気発生部・混合タンクのそれぞれ の底部に連通するよう接続された連通管と、混合タンク内で混合された霧と水蒸 気の混合気体を温度検出素子及び殺菌消臭手段を介して外部に給送するブロアー と、当該ブロアーが給送する混合気体を装置外部に放出する吐出口とから成る理 美容院用加湿装置本体が収納されている。
【0022】 このような、加湿装置本体が置かれている基盤37から上部に支柱40が2本 形成され、上部に加湿装置のコントロールパネル41が取り付けられている。コ ントロールパネル41には、タイマー設定ダイヤル42と温度設定ダイヤル43 、サーモランプ44が取り付けられている。
【0023】 上記加湿装置本体カバー39と上記加湿装置操作パネル41の中間の位置に、 支柱40に合成樹脂性のケースに入れられた上記香料供給ヘアードライヤー45 を固設してある。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したように、第1の考案の理美容院用加湿装置は、理容院及び美容院 等で頭髪を加湿処理するため、給水タンクと、超音波霧発生部と、水蒸気発生部 と、混合タンクと、ブロアーと、吐出口と連通管とを備えた理美容院用加湿装置 に、ブロアーの空気取入口に空気▲ろ▼過用フィルターを取り付けたことにより 、空気中の微生物や不純物が上記加湿装置内に入ることを防ぎ、加湿装置内部に おいてこれらの微生物が繁殖することが防止されると共に、水アカ等の不純物の 発生が除かれ、装置の機能全体の劣化を防ぐと共に装置及び装置から放出される 霧と水蒸気の混合気体の衛生状態を改良する顕著な効果を有する。
【0025】 また、給水タンクの下方部と混合タンクの下方部のそれぞれに水浄化装置を装 着し、水浄化装置を介して給水タンクと混合タンクが連通管で連通されているこ とにより、装置内部の水循環の過程で上記水浄化装置により、水に含まれている 微生物、不純物、化学物質や装置内の熱と反応して生じた化合物等を▲ろ▼過し 、装置内を循環する水質を衛生的に保つと同時に、その水質を純化する効果を生 ずる。そしてこの水浄化装置は、脱着自在に装着されているため、ある期間の連 続使用により、この手段による浄化効果が少なくなっても、これを他の新しいも のに容易に取り換えることができ、従って装置内部を循環する水の水質を持続的 に純化させ、ひいて装置の機能の劣化を防ぐとともに、装置の故障要因を除去す る顕著な効果を生ずる。
【0026】 次に、第2の考案は、吹出ダクトにイオン発生球を設けることにより、ヒータ ーの加熱による異臭を取り除き、これに連設して吹出ダクトに開口部を設け、そ の開口部に香水ビンを嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、この供給手 段において香水ビンが脱着自在に構成されているため、被調整者はあらかじめ好 みの香水を指定し、各様の被調整者の好みの香りを温風と共に頭髪に付着させる ことができる。また、このようなドライヤーの吹出ダクトに香料供給手段を設け たことで、頭髪乾燥処理と、頭髪に被調整者の好みにあった香料を付着させる処 理とが同時的に処理することが可能となった。また香料付温風の吐出口にフレキ シブルホースを連結し、このフレキシブルホースの最先端に拡散ノズルを取り付 ければ、頭髪の乾燥と同時に自在に頭髪に香料を付着されることができ、また、 先細ノズルをフレキシブルホースの最先端に取り付ければ、ヘアーセットと同時 に頭髪に香料を付着させることができる。更に、フレキシブルホースの最先端に ヘアーキャップを取り付け、これを被調整者の頭にかぶせれば、理美容師等の調 整者の人手を介しないで、頭髪の乾燥と同時に頭髪に香料を付着させることもで きる。
【0027】 上記のような香料供給ヘアードライヤーを、携帯式としてもあるいは据置式と しても理美容院内で一定の場所的スペースを必要とすることはいうまでもない。 本考案は、理美容院に頭髪を処理するために必ず設置してある加湿装置に上記香 料供給ヘアードライヤーを一体として構成することにより、ヘアードライヤー自 体のスペースを全く不要とし、併せて加湿装置から給送される霧と水蒸気の混合 気体で頭髪に水分を補給しながら、被調整者の好みの香料を頭髪に付着させるこ とができるという効果も生じる。
【提出日】平成6年2月1日
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 次に、第2の考案の採用した手段は、ヒーターとヒーター で加熱された温風を吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤーに おいて、温風の吹出ダクトにイオン球又はオゾン球又は殺菌球又は紫外線球を取 り付け、更に吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビンを嵌め込むよう 構成された香料供給手段を設けたヘアードライヤーと、給水タンクと給水タンク から供給された水を一つ以上の超音波発生装置で霧化する超音波霧発生部と、給 水タンクから供給された水をヒーターで過熱して水蒸気にする水蒸気発生部と、 超音波霧発生部が発生させた霧と水蒸気発生部が発生させた水蒸気とを混合する 混合タンクと、給水タンク・超音波霧発生部・水蒸気発生部・混合タンクのそれ ぞれの底部に連通するよう接続された連通管と、混合タンク内で混合された霧と 水蒸気の混合気体を、温度検出素子及び殺菌消臭手段を介して外部に給送するブ ロアーと、当該ブロアーが給送する混合気体を装置外部に放出する吐出口とから 成る理美容院用加湿装置とを一体に構成してなるものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 第2の考案については、ヒーターで加熱された温風にイオ ン球又はオゾン球又は殺菌球又は紫外線球 を取り付けることによって、発生したイオンなど の作用によりヒーターが加熱することにより生じた異臭が除去される 。このように、まず異臭を除去して、無臭とされた温風に、吹出ダクトに開口部 が設けられ、その開口部に香水ビンが嵌め込まれるよう構成された香料供給手段 から頭髪の被調整者が選択した好みの香水が注入される。香水は、香料をアルコ ールで溶かしたものであるから、温風によってアルコールが蒸発し、成分の香料 が温風と共に頭髪に当てられることにより、頭髪の乾燥と同時に頭髪に香りが付 着する。またイオン球又はオゾン球又は殺菌球又は紫外線球と上記のような香料 供給手段を設けた吹出ダクトの温風吐出口にフレキシブルホースを連結し、その 最先端に拡散ノズルを取り付けることによって、自在に頭髪を乾燥させる過程で 温風に含まれた香料が頭髪に付着させられる。また、フレキシブルホースの最先 端に先細のノズルを取り付ければ、被調整者の頭髪を調整する過程で温風に含ま れた香料が頭髪に付着される。さらにフレキシブルホース部材の最先端にヘアー キャップ部材を装着することにより、このヘアーキャップを被調整者がかぶれば 、人の手を用いないで頭髪の乾燥と同時に頭髪に良い香りを付着させる。さらに フレキシブルホース部材の最先端に二股吐出口を装着させ、その一方の吐出口と 加湿装置の混合気体の吐出口とをフレキシブルホース部材によって連通させると 、加湿装置から適度に水分を含んだ温風と上記ヘアードライヤーからの香料を含 んだ温風とが同時に供給され、これらの温風が被調整者の頭髪に当てられること により、頭髪に一定の水分が供給され、頭髪処理が容易になると同時に被調整者 の好みの香料が頭髪に付着する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 次に、第2の考案は、吹出ダクトにイオン球又はオゾン球 又は殺菌球又は紫外線球 を設けることにより、ヒーターの加熱による異臭を取り 除き、これに連設して吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビンを嵌め 込むよう構成された香料供給手段を設け、この供給手段において香水ビンが脱着 自在に構成されているため、被調整者はあらかじめ好みの香水を指定し、各様の 被調整者の好みの香りを温風と共に頭髪に付着させることができる。また、この ようなドライヤーの吹出ダクトに香料供給手段を設けたことで、頭髪乾燥処理と 、頭髪に被調整者の好みにあった香料を付着させる処理とが同時的に処理するこ とが可能となった。また香料付温風の吐出口にフレキシブルホースを連結し、こ のフレキシブルホースの最先端に拡散ノズルを取り付ければ、頭髪の乾燥と同時 に自在に頭髪に香料を付着させることができ、また、先細ノズルをフレキシブル ホースの最先端に取り付ければ、ヘアーセットと同時に頭髪に香料を付着させる ことができる。更に、フレキシブルホースの最先端にヘアーキャップを取り付け 、これを被調整者の頭にかぶせれば、理美容師等の調整者の人手を介しないで、 頭髪の乾燥と同時に頭髪に香料を付着させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案の理美容院加湿装置の一断面システ
ムブロック図である。
【図2】図3の香料供給ヘアードライヤーのA−A線縦
断面図である。
【図3】図2の香料供給ヘアードライヤーのB−B線横
断面図である。
【図4】香料供給ヘアードライヤーの説明図である。
【図5】B図は、香料供給ヘアードライヤーと加湿装置
を一体に構成した装置の斜視図である。A図はB図中の
加湿装置の操作パネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 給水タンク 2 銀活性炭 3 水浄化装置 4 ミストタンク 5 連通管 6 超音波発振装置 7 ブロアー 8 気体▲ろ▼過フィルター 9 スーチムタンク 10 混合タンク 11 ヒーター 12 霧の放出口 13 水蒸気の放出口 14 混合気体の放出口 15 サーミスタ 16 イオン発生装置 17 吐出口 18 フレキシブルホース 19 銀活性炭 20 水浄化装置 21 ケース 22 ヒーター 23 吹出ダクト 24 ファン 25 イオン球 26 開口部 27 香水 28 香水ビン 29 棒状フェルト 30 サーミスタ 31 吐出口 32 フレキシブルホース 33 ヘアーキャップ 34 小孔 35 タイマー設定ダイヤル 36 温度設定ダイヤル 37 基盤 38 キャスター 39 加湿装置本体カバー 40 支柱 41 加湿装置操作パネル 42 タイマー設定ダイヤル 43 温度設定ダイヤル 44 サーモランプ 45 香料供給ヘアードライヤー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水タンクと、給水タンクから供給され
    た水を一つ以上の超音波発生装置で霧化する超音波霧発
    生部と、給水タンクから供給された水をヒーターで過熱
    して水蒸気にする水蒸気発生部と、超音波霧発生部が発
    生させた霧と水蒸気発生部が発生させた水蒸気とを混合
    する混合タンクと、給水タンク・超音波霧発生部・水蒸
    気発生部・混合タンクのそれぞれの底部に連通するよう
    接続された連通管と、混合タンク内で混合された霧と水
    蒸気の混合気体を温度検出素子及び殺菌消臭手段を介し
    て外部に給送するブロアーと、当該ブロアーが給送する
    混合気体を装置外部に放出する吐出口とから成る理美容
    院用加湿装置において、ブロアーの空気取入口に脱着自
    在な気体▲ろ▼過用フィルターを設け、給水タンクの下
    方部で給水タンクと連通管が接続する部位及び混合タン
    クの下方部で混合タンクと連通管が接続する部位にそれ
    ぞれ脱着自在な水を浄化する手段を設けたことを特徴と
    する理美容院用加湿装置。
  2. 【請求項2】 給水タンクと、給水タンクから供給され
    た水を一つ以上の超音波発生装置で霧化する超音波霧発
    生部と、給水タンクから供給された水をヒーターで過熱
    して水蒸気にする水蒸気発生部と、超音波霧発生部が発
    生させた霧と水蒸気発生部が発生させた水蒸気とを混合
    する混合タンクと、給水タンク・超音波霧発生部・水蒸
    気発生部・混合タンクのそれぞれの底部に連通するよう
    接続された連通管と、混合タンク内で混合された霧と水
    蒸気の混合気体を温度検出素子及び殺菌消臭手段を介し
    て外部に給送するブロアーと、当該ブロアーが給送する
    混合気体を装置外部に放出する吐出口とから成る理美容
    院用加湿装置に、ヒーター及びヒーターで加熱された温
    風を吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードラ
    イヤーの吹出ダクトにイオン球を取り付けるとともに、
    吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビンを嵌
    め込むよう構成された香料供給手段を設けたヘアードラ
    イヤーとを、一体に構成したことを特徴とする理美容院
    用加湿装置。
  3. 【請求項3】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設けたことを
    特徴とするヘアードライヤー。
  4. 【請求項4】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、その吐
    出口に長尺のフレキシブルホース部材を連結したことを
    特徴とするヘアードライヤー。
  5. 【請求項5】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、その吐
    出口に長尺のフレキシブルホース部材を連結し、フレキ
    シブルホース部材の最先端に拡散ノズルを取り付けたこ
    とを特徴とするヘアードライヤー。
  6. 【請求項6】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、その吐
    出口に長尺のフレキシブルホース部材を連結し、フレキ
    シブルホース部材の最先端に先細のノズルを取り付けた
    ことを特徴とするヘアードライヤー。
  7. 【請求項7】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、その吐
    出口に長尺のフレキシブルホース部材を連結し、フレキ
    シブルホース部材の最先端に二股吐出口部材を取り付け
    たことを特徴とするヘアードライヤー。
  8. 【請求項8】 ヒーターとヒーターで加熱された温風を
    吹出ダクトから吹出すファンとを供えるヘアードライヤ
    ーにおいて、吹出ダクトにイオン球を取り付けるととも
    に、吹出ダクトに開口部を設け、その開口部に香水ビン
    を嵌め込むよう構成された香料供給手段を設け、その吐
    出口に長尺のフレキシブルホースを連結し、フレキシブ
    ルホース部材の最先端にヘアーキャップ部材を取り付け
    たことを特徴とするヘアードライヤー。
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