JPH0684234B2 - エレベ−タ制御装置 - Google Patents
エレベ−タ制御装置Info
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- JPH0684234B2 JPH0684234B2 JP9375087A JP9375087A JPH0684234B2 JP H0684234 B2 JPH0684234 B2 JP H0684234B2 JP 9375087 A JP9375087 A JP 9375087A JP 9375087 A JP9375087 A JP 9375087A JP H0684234 B2 JPH0684234 B2 JP H0684234B2
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- elevator
- elevator control
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータの制御装置に係り、特に遠隔監
視センターからエレベータ制御部のプログラムやデータ
を変更できるようにしたエレベータの制御装置に関する
ものである。
視センターからエレベータ制御部のプログラムやデータ
を変更できるようにしたエレベータの制御装置に関する
ものである。
第13図は、例えば特開昭61-169463号公報に示された従
来のエレベータ制御装置の要部のブロック図である。同
図において、1はエレベータ、2は乗場呼、かご呼に応
じてエレベータ1を運転管理するエレベータ制御装置で
ある。
来のエレベータ制御装置の要部のブロック図である。同
図において、1はエレベータ、2は乗場呼、かご呼に応
じてエレベータ1を運転管理するエレベータ制御装置で
ある。
エレベータ制御装置2はCPU(中央処理装置)3と、CPU
3にバス4を介して接続されたメモリ5と、CPU3にバス
4を介して接続されエレベータ1とCPU3間で信号の授受
を行うインターフェース6とから構成され、かご呼及び
乗場呼の応答管理、かごの運転方向・停止階の選択、起
動・走行指令、戸開閉指令及び乗場、かごのインジゲー
タの点灯指令などを行うものである。即ち、メモリ5に
格納されたエレベータ制御プログラムやデータをCPU3で
解読実行させ、エレベータ制御装置2と共にエレベータ
1の状態信号をインターフェース6を介して読み込み、
そしてCPU3で演算処理された結果の制御信号をインター
フェース6を通してエレベータ1に出力して、エレベー
タ1を運転制御するようになっている。
3にバス4を介して接続されたメモリ5と、CPU3にバス
4を介して接続されエレベータ1とCPU3間で信号の授受
を行うインターフェース6とから構成され、かご呼及び
乗場呼の応答管理、かごの運転方向・停止階の選択、起
動・走行指令、戸開閉指令及び乗場、かごのインジゲー
タの点灯指令などを行うものである。即ち、メモリ5に
格納されたエレベータ制御プログラムやデータをCPU3で
解読実行させ、エレベータ制御装置2と共にエレベータ
1の状態信号をインターフェース6を介して読み込み、
そしてCPU3で演算処理された結果の制御信号をインター
フェース6を通してエレベータ1に出力して、エレベー
タ1を運転制御するようになっている。
上記のような従来のコンピュータを用いたエレベータ制
御装置では、遠隔監視センターからエレベータ制御装置
のメモリ内のプログラムやデータを変更する手段がない
ため、そのプログラムやデータを変更するには、監視セ
ンターのサービスマン等がいちいち監視対象ビルのエレ
ベータ機械室に出向く必要があり、これに伴い技術者等
を各事業所毎に待機させておく必要があると共に、その
人的コストも増大する問題があった。
御装置では、遠隔監視センターからエレベータ制御装置
のメモリ内のプログラムやデータを変更する手段がない
ため、そのプログラムやデータを変更するには、監視セ
ンターのサービスマン等がいちいち監視対象ビルのエレ
ベータ機械室に出向く必要があり、これに伴い技術者等
を各事業所毎に待機させておく必要があると共に、その
人的コストも増大する問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、エレベータの遠隔監視センターにおいてプロ
グラムやデータの変更を可能にしたエレベータの制御装
置を提供することを目的とする。
たもので、エレベータの遠隔監視センターにおいてプロ
グラムやデータの変更を可能にしたエレベータの制御装
置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータ制
御回路とエレベータ遠隔監視装置間を通信用インターフ
ェースを介して電話回線により接続し、遠隔監視装置か
らメインテナンスコマンドを送信することによりエレベ
ータ制御回路をメインテナンス制御プログラムに従って
メインテナンス体勢に設定すると共にエレベータ制御回
路のメモリ内容を変更するようにしたものである。
御回路とエレベータ遠隔監視装置間を通信用インターフ
ェースを介して電話回線により接続し、遠隔監視装置か
らメインテナンスコマンドを送信することによりエレベ
ータ制御回路をメインテナンス制御プログラムに従って
メインテナンス体勢に設定すると共にエレベータ制御回
路のメモリ内容を変更するようにしたものである。
この発明においては、遠隔監視装置からのメインテナン
ス開始コマンドがエレベータ制御回路で受信されると、
メインテンナス制御プログラムがスタートしてメインテ
ナンス開始受付中に設定され呼登録禁止及び戸開禁止さ
れる。そしてメモリ表示及びメモリ修正のコマンドを入
力することにより、これらのプログラムがスタートして
指令されたメモリの内容が変更されることになる。従っ
て、メインテナンス担当者が監視対象ビルのエレベータ
機械室まで出向くことなく、エレベータ制御回路のメモ
リ内容を変更することが可能になる。
ス開始コマンドがエレベータ制御回路で受信されると、
メインテンナス制御プログラムがスタートしてメインテ
ナンス開始受付中に設定され呼登録禁止及び戸開禁止さ
れる。そしてメモリ表示及びメモリ修正のコマンドを入
力することにより、これらのプログラムがスタートして
指令されたメモリの内容が変更されることになる。従っ
て、メインテナンス担当者が監視対象ビルのエレベータ
機械室まで出向くことなく、エレベータ制御回路のメモ
リ内容を変更することが可能になる。
以下、この発明の実施例を図面について説明する。
第1図は監視センターにおいてプログラムやデータの変
更を可能にしたエレベータ制御装置の一例を示すシステ
ム構成図である。同図において、10はエレベータ1を、
その呼発生等に応じて、運転管理するエレベータ制御回
路で、CPU(中央処理装置)11と、このCPU11にバス12を
介して接続したメモリ13と、CPU11にバス12を介して接
続されエレベータ1とCPU11間の信号の授受を行うイン
ターフェース14と、CPU11にバス12を介して接続され遠
隔監視センターの監視装置16と送受信を行わせる通信用
インターフェース15とから構成されている。
更を可能にしたエレベータ制御装置の一例を示すシステ
ム構成図である。同図において、10はエレベータ1を、
その呼発生等に応じて、運転管理するエレベータ制御回
路で、CPU(中央処理装置)11と、このCPU11にバス12を
介して接続したメモリ13と、CPU11にバス12を介して接
続されエレベータ1とCPU11間の信号の授受を行うイン
ターフェース14と、CPU11にバス12を介して接続され遠
隔監視センターの監視装置16と送受信を行わせる通信用
インターフェース15とから構成されている。
また、監視装置16は、エレベータ1の運転状態を監視す
ると共にコンピュータ17と、この監視用コンピュータ17
に接続されたコマンド入力用のキーボード18と、エレベ
ータの監視結果等を表示するCRT(陰極線管)19と、コ
ンピュータ17とエレベータ制御回路10間のデータの送受
信を行わせる通信用インターフェース20とから構成さ
れ、監視側の通信用インターフェース20とエレベータ制
御側の通信用インターフェース15間は電話回線21により
接続されている。
ると共にコンピュータ17と、この監視用コンピュータ17
に接続されたコマンド入力用のキーボード18と、エレベ
ータの監視結果等を表示するCRT(陰極線管)19と、コ
ンピュータ17とエレベータ制御回路10間のデータの送受
信を行わせる通信用インターフェース20とから構成さ
れ、監視側の通信用インターフェース20とエレベータ制
御側の通信用インターフェース15間は電話回線21により
接続されている。
第2図は上記エレベータ制御回路10のメモリ13の構成と
その関連部分との接続関係を示す図である。メモリ13は
エレベータ制御プログラムを格納するメモリ部13aと、
メインテナンス制御プログラムを格納するメモリ部13
b、及びエレベータ1の状態信号及び制御信号を格納す
るデータメモリ部13cとから構成されている。
その関連部分との接続関係を示す図である。メモリ13は
エレベータ制御プログラムを格納するメモリ部13aと、
メインテナンス制御プログラムを格納するメモリ部13
b、及びエレベータ1の状態信号及び制御信号を格納す
るデータメモリ部13cとから構成されている。
エレベータ制御プログラム用メモリ部13aから読み出さ
れた命令コードはCPU11で解読され、その命令にしたが
ってインターフェース14を介しエレベータ1と信号の授
受を行うと共に、データメモリ部13c内のエレベータ状
態信号を参照してエレベータ1を制御する。また、CPU1
1が通信用のインターフェース15を通して遠隔監視装置1
6のコンピュータ17から送信されるメインテナンスコマ
ンドを受け取ると、CPU11はメインテナンス制御プログ
ラム用メモリ部13bから命令コードを読み出して解読
し、その命令にしたがってメインテナンス時のエレベー
タの動作を決定するエレベータ制御信号をデータメモリ
部13cから読み出したり、データメモリ部13cの内容を修
正し、あるいは遠隔監視装置16のCRT19に表示したりす
る。
れた命令コードはCPU11で解読され、その命令にしたが
ってインターフェース14を介しエレベータ1と信号の授
受を行うと共に、データメモリ部13c内のエレベータ状
態信号を参照してエレベータ1を制御する。また、CPU1
1が通信用のインターフェース15を通して遠隔監視装置1
6のコンピュータ17から送信されるメインテナンスコマ
ンドを受け取ると、CPU11はメインテナンス制御プログ
ラム用メモリ部13bから命令コードを読み出して解読
し、その命令にしたがってメインテナンス時のエレベー
タの動作を決定するエレベータ制御信号をデータメモリ
部13cから読み出したり、データメモリ部13cの内容を修
正し、あるいは遠隔監視装置16のCRT19に表示したりす
る。
第3図はメインテナンスコマンドの種類と、そのフォー
マット例を示すもので、同図(a)はメインテナンス開
始用コマンドのフォーマット、同図(b)はメインテナ
ンス終了用コマンドのフォーマット、同図(c)はメモ
リ表示用コマンドのフォーマット、同図(d)はメモリ
修正用コマンドのフォーマットである。
マット例を示すもので、同図(a)はメインテナンス開
始用コマンドのフォーマット、同図(b)はメインテナ
ンス終了用コマンドのフォーマット、同図(c)はメモ
リ表示用コマンドのフォーマット、同図(d)はメモリ
修正用コマンドのフォーマットである。
第4図はメインテナンス状態を示すフラッグで、同図
(a)はエレベータの通常運転中を、同図(b)はメイ
ンテナンス開始受付中を、同図(c)はメインテナンス
中を表わしている。
(a)はエレベータの通常運転中を、同図(b)はメイ
ンテナンス開始受付中を、同図(c)はメインテナンス
中を表わしている。
次に、動作について説明する。
第5図は上記エレベータ制御プログラムとメインテナン
ス制御プログラムの実行レベルの手順を示すフローチャ
ートである。
ス制御プログラムの実行レベルの手順を示すフローチャ
ートである。
この第5図において、エレベータ制御回路10がパワーオ
ンされると、ステップ30で示すエレベータ制御プログラ
ムが実行され、次のステップ31でメインテナンス開始中
かを判定する。ここで、「NO」の時はステップ30に戻
り、「YES」の時はステップ32に進み、割込みを発生さ
せる。即ち、エレベータ制御プログラムは、割込み受付
可能状態で繰返し実行されることになる。一方、遠隔監
視装置16にメインテナンス開始のコマンドが発生し、こ
れがエレベータ制御回路10で受信されると、CPU11は割
込み要求を受け、実行中のエレベータ制御プログラムを
中断し、ステップ33で示すメインテナンス制御プログラ
ムが実行される。
ンされると、ステップ30で示すエレベータ制御プログラ
ムが実行され、次のステップ31でメインテナンス開始中
かを判定する。ここで、「NO」の時はステップ30に戻
り、「YES」の時はステップ32に進み、割込みを発生さ
せる。即ち、エレベータ制御プログラムは、割込み受付
可能状態で繰返し実行されることになる。一方、遠隔監
視装置16にメインテナンス開始のコマンドが発生し、こ
れがエレベータ制御回路10で受信されると、CPU11は割
込み要求を受け、実行中のエレベータ制御プログラムを
中断し、ステップ33で示すメインテナンス制御プログラ
ムが実行される。
第6図はメインテナンス制御プログラム全体を表わした
フローチャートである。
フローチャートである。
第3図に示したいずれかのメインテナンスコマンドが遠
隔監視装置16のキーボード18から入力され、該メインテ
ナンスコマンドが通信用インターフェース20,電話回線2
1を通して通信用インターフェース15に着信すると、こ
れによる割込み要求に伴いCPU11はエレベータ制御プロ
グラムを中断してメインテナンス制御プログラムをスタ
ートさせ、いずれのメインテナンスコマンドが着信した
かをステップ40で割出判定する。
隔監視装置16のキーボード18から入力され、該メインテ
ナンスコマンドが通信用インターフェース20,電話回線2
1を通して通信用インターフェース15に着信すると、こ
れによる割込み要求に伴いCPU11はエレベータ制御プロ
グラムを中断してメインテナンス制御プログラムをスタ
ートさせ、いずれのメインテナンスコマンドが着信した
かをステップ40で割出判定する。
ここで、メインテナンス開始コマンドが着信した場合
は、ステップ41に進みエレベータ制御装置10に一意につ
けられたキーコードと、メインテナンス開始コマンドに
付随したキーボードとが一致したかを判定し、一致した
時のみ、ステップ42に移行してメインテナンス開始プロ
グラムを実行する。このプログラムの実行が終了した後
は、この割込みプログラム実行前のセーブされた元のプ
ログラム、即ちエレベータ制御プログラムに復帰され
る。
は、ステップ41に進みエレベータ制御装置10に一意につ
けられたキーコードと、メインテナンス開始コマンドに
付随したキーボードとが一致したかを判定し、一致した
時のみ、ステップ42に移行してメインテナンス開始プロ
グラムを実行する。このプログラムの実行が終了した後
は、この割込みプログラム実行前のセーブされた元のプ
ログラム、即ちエレベータ制御プログラムに復帰され
る。
また、メインテナンス終了コマンドが着信した場合は、
スナップ43に進み、メインテナンス終了プログラムを実
行する。同様にしてメモリ表示コマンドが着信した場合
は、ステップ44に移行してメモリ表示プログラムを実行
する。さらにメモリ修正コマンドが着信した時は、ステ
ップ45に移行してメモリ修正プログラムを実行する。各
々のプログラムの実行が終了すると、割込みプログラム
実行前のセーブされたエレベータ制御プログラムに復帰
する。
スナップ43に進み、メインテナンス終了プログラムを実
行する。同様にしてメモリ表示コマンドが着信した場合
は、ステップ44に移行してメモリ表示プログラムを実行
する。さらにメモリ修正コマンドが着信した時は、ステ
ップ45に移行してメモリ修正プログラムを実行する。各
々のプログラムの実行が終了すると、割込みプログラム
実行前のセーブされたエレベータ制御プログラムに復帰
する。
第7図はメインテナンス開始プログラムの手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
メインテナンス開始プログラムがスタートすると、ステ
ップ50において、第3図(a)に示したメインテナンス
状態フラグを割出す。メインテナンス状態が通常運転の
場合は、ステップ51に移行して、メモリ13エレベータ制
御信号の1つである呼登録禁止を設定し、その後、ステ
ップ52において、メインテナンス状態を開始受付中に設
定し、EXITする。
ップ50において、第3図(a)に示したメインテナンス
状態フラグを割出す。メインテナンス状態が通常運転の
場合は、ステップ51に移行して、メモリ13エレベータ制
御信号の1つである呼登録禁止を設定し、その後、ステ
ップ52において、メインテナンス状態を開始受付中に設
定し、EXITする。
また、メインテナンス開始受付中の場合は、ステップ53
でかごが停止中か、ステップ54で戸閉中か、ステップ55
で呼が全部なくなったかを順次判定し、その結果、かご
が停止中で、戸閉中であると共に呼が全部なくなった場
合のみ、即ちかごが全部の呼に応答し終った場合のみ、
ステップ56に移行してメインテナンス状態をメインテナ
ンス中に設定する。それ以降エレベータを動作させる場
合は、戸閉のままで動作するようエレベータ制御信号の
1つである戸開禁止を設定し(ステップ57)、次のステ
ップ58において、メインテナンス開始を受付けたことを
通信用インターフェース15、電話回線21及び通信用イン
ターフェース20を通して遠隔監視装置16のコンピュータ
17へ送信し、その旨をコンピュータ17のプログラムでCR
T19に表示させる。
でかごが停止中か、ステップ54で戸閉中か、ステップ55
で呼が全部なくなったかを順次判定し、その結果、かご
が停止中で、戸閉中であると共に呼が全部なくなった場
合のみ、即ちかごが全部の呼に応答し終った場合のみ、
ステップ56に移行してメインテナンス状態をメインテナ
ンス中に設定する。それ以降エレベータを動作させる場
合は、戸閉のままで動作するようエレベータ制御信号の
1つである戸開禁止を設定し(ステップ57)、次のステ
ップ58において、メインテナンス開始を受付けたことを
通信用インターフェース15、電話回線21及び通信用イン
ターフェース20を通して遠隔監視装置16のコンピュータ
17へ送信し、その旨をコンピュータ17のプログラムでCR
T19に表示させる。
第8図はメインテナンス終了プログラムの手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
この第8図において、メインテナンス終了のプログラム
がスタートすると、ステップ60において、メインテナン
ス状態フラグを割出す。これによりメインテナンス状態
がメインテナンス中であれば、ステップ61に進み、呼登
録の禁止を解除し、次のステップ62でメインテナンス状
態を通常運転中に設定すると共に、ステップ63におい
て、メインテナンス終了を受付けたことを遠隔監視装置
16へ送出し、その旨をCRT19に表示すると共に、次のス
テップ64で戸開禁止を解除する。
がスタートすると、ステップ60において、メインテナン
ス状態フラグを割出す。これによりメインテナンス状態
がメインテナンス中であれば、ステップ61に進み、呼登
録の禁止を解除し、次のステップ62でメインテナンス状
態を通常運転中に設定すると共に、ステップ63におい
て、メインテナンス終了を受付けたことを遠隔監視装置
16へ送出し、その旨をCRT19に表示すると共に、次のス
テップ64で戸開禁止を解除する。
第9図はメモリ修正プログラムの手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
同図において、メモリ修正プログラムがスタートする
と、ステップ70において、メインテナンス状態フラグを
割出す。これによりメインテナンス状態がメインテナン
ス中であれば、ステップ71に進み、第3図(c)に示す
フォーマットのメモリ修正メインテナンスコマンドで示
すメモリ番地が、例えばエレベータの運転で安全を損う
おそれのない、変更しても良い番地かを判定し、変更し
ても良いと判定された時は、ステップ72に移行して、メ
モリ13の指定番地のメモリ内容をメインテナンスコマン
ドに付随した変更内容に書き換える。
と、ステップ70において、メインテナンス状態フラグを
割出す。これによりメインテナンス状態がメインテナン
ス中であれば、ステップ71に進み、第3図(c)に示す
フォーマットのメモリ修正メインテナンスコマンドで示
すメモリ番地が、例えばエレベータの運転で安全を損う
おそれのない、変更しても良い番地かを判定し、変更し
ても良いと判定された時は、ステップ72に移行して、メ
モリ13の指定番地のメモリ内容をメインテナンスコマン
ドに付随した変更内容に書き換える。
第10図はメモリ表示プログラムの手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
同図において、メモリ表示プログラムがスタートする
と、ステップ80でメインテナンス状態を割出す。これに
よりメインテナンス状態がメインテナンス中であれば、
ステップ81に進み、第3図(d)に示すメモリ表示メイ
ンテナンスコマンドのメモリ番地で示されたメモリの内
容を受付けたことを遠隔監視装置16へ送出し、その旨CR
T19に表示する。
と、ステップ80でメインテナンス状態を割出す。これに
よりメインテナンス状態がメインテナンス中であれば、
ステップ81に進み、第3図(d)に示すメモリ表示メイ
ンテナンスコマンドのメモリ番地で示されたメモリの内
容を受付けたことを遠隔監視装置16へ送出し、その旨CR
T19に表示する。
第11図はエレベータ制御プログラム中の呼登録プログラ
ムの手順を示すフローチャートである。
ムの手順を示すフローチャートである。
同図において、呼登録プログラムがスタートすると、ま
ず、ステップ90でエレベータ制御信号中に呼登録禁止が
あるか否かを判定し、呼登録禁止がある時には、全ての
乗場呼、かご呼が登録できないようにする。また、呼登
録が禁止されていない時は、ステップ91に移行して、呼
登録の条件が成立したかを判定し、その条件が成立した
時、ステップ92において呼を登録する。
ず、ステップ90でエレベータ制御信号中に呼登録禁止が
あるか否かを判定し、呼登録禁止がある時には、全ての
乗場呼、かご呼が登録できないようにする。また、呼登
録が禁止されていない時は、ステップ91に移行して、呼
登録の条件が成立したかを判定し、その条件が成立した
時、ステップ92において呼を登録する。
第12図はエレベータ制御プログラム中の戸開指令プログ
ラムの手順を示すフローチャートである。
ラムの手順を示すフローチャートである。
同図において、戸開指令プログラムがスタートすると、
ステップ100において、エレベータ制御信号中に戸開禁
止があるかを判定する。ここで、あると判定された時は
エレベータの戸開を行わない。また、戸開禁止がないと
判定された時は、ステップ101において、戸開条件が成
立したかを判定し、戸開条件が成立した時、次のステッ
プ102で戸開指令を出力する。
ステップ100において、エレベータ制御信号中に戸開禁
止があるかを判定する。ここで、あると判定された時は
エレベータの戸開を行わない。また、戸開禁止がないと
判定された時は、ステップ101において、戸開条件が成
立したかを判定し、戸開条件が成立した時、次のステッ
プ102で戸開指令を出力する。
次に、エレベータ制御回路10におけるメモリ13の1000番
地に格納された主階床を1階とするデータ「01」を、主
階床を2階とするデータ「02」に遠隔監視センターから
変更する場合について述べる。なお、エレベータ制御回
路10のキーコードを「31」とする。
地に格納された主階床を1階とするデータ「01」を、主
階床を2階とするデータ「02」に遠隔監視センターから
変更する場合について述べる。なお、エレベータ制御回
路10のキーコードを「31」とする。
まず、遠隔監視装置16のキーボード18を操作して、メイ
ンテナンス開始及びキーコード「31」を入力する。この
コマンドはコンピュータ17、通信用インターフェース2
0、電話回線21を通してエレベータ制御回路10に送信さ
れ、その通信用インターフェース15に着信すると、CPU1
1が現在実行しているエレベータ制御プログラムを中断
し、割込み要求のあったメインテナンス制御プログラム
を実行する。ここで、キーコード「31」が一致している
ので、メインテナンス開始プログラムへ飛び、これを実
行することにより、呼登録が禁止され、メインテナンス
状態がメインテナンス開始受付中に設定され呼がなくな
り、かごが停止して戸閉していれば、メインテナンス中
が設定され、戸開禁止となり、メインテナンス開始受付
がなされたことを監視装置16へ返信し、これをCRT19に
表示する。なお、かごが走行中、あるいは戸開中であっ
たり、呼がまだ残っていれば、呼がなくなり、かごが停
止し戸閉となるまでエレベータ制御プログラムが実行さ
れ、その後にメインテナンス制御プログラムが実行され
る。
ンテナンス開始及びキーコード「31」を入力する。この
コマンドはコンピュータ17、通信用インターフェース2
0、電話回線21を通してエレベータ制御回路10に送信さ
れ、その通信用インターフェース15に着信すると、CPU1
1が現在実行しているエレベータ制御プログラムを中断
し、割込み要求のあったメインテナンス制御プログラム
を実行する。ここで、キーコード「31」が一致している
ので、メインテナンス開始プログラムへ飛び、これを実
行することにより、呼登録が禁止され、メインテナンス
状態がメインテナンス開始受付中に設定され呼がなくな
り、かごが停止して戸閉していれば、メインテナンス中
が設定され、戸開禁止となり、メインテナンス開始受付
がなされたことを監視装置16へ返信し、これをCRT19に
表示する。なお、かごが走行中、あるいは戸開中であっ
たり、呼がまだ残っていれば、呼がなくなり、かごが停
止し戸閉となるまでエレベータ制御プログラムが実行さ
れ、その後にメインテナンス制御プログラムが実行され
る。
次にメモリ13の1000番地がどのような内容であったかを
見るため、キーボード18を操作してメモリ表示、「100
0」を入力する。これにより該メインテナンスコマンド
がエレベータ制御装置10の通信用インターフェース15が
受信すれば、メインテナンス制御プログラムが実行さ
れ、メモリ表示プログラムへ飛び、これを実行すること
で1000番地の記憶内容「01」をCRT19に表示する。そし
て、「01」を「02」に変更するために、キーボード18か
ら「メモリ修正」、「1000」、「02」を入力する。これ
により、メモリ13の1000番地の内容が「02」に変更され
る。
見るため、キーボード18を操作してメモリ表示、「100
0」を入力する。これにより該メインテナンスコマンド
がエレベータ制御装置10の通信用インターフェース15が
受信すれば、メインテナンス制御プログラムが実行さ
れ、メモリ表示プログラムへ飛び、これを実行すること
で1000番地の記憶内容「01」をCRT19に表示する。そし
て、「01」を「02」に変更するために、キーボード18か
ら「メモリ修正」、「1000」、「02」を入力する。これ
により、メモリ13の1000番地の内容が「02」に変更され
る。
次に、キーボード18から、メインテナンス終了のコマン
ドを入力すれば、呼登録禁止及び開禁止が共に解除さ
れ、CRT19にはメインテナンス終了が表示される。
ドを入力すれば、呼登録禁止及び開禁止が共に解除さ
れ、CRT19にはメインテナンス終了が表示される。
上記の例では、主階床が何階であるかを記憶しておくメ
モリ13の1000番地の内容を書き変える場合について述べ
たが、プログラムの内容を変更する場合も同様である。
モリ13の1000番地の内容を書き変える場合について述べ
たが、プログラムの内容を変更する場合も同様である。
また、上記実施例では、遠隔監視センターからエレベー
タ制御回路のプログラムやデータを書き変える場合、キ
ーコードをつけてメインテナンスを開始させるようにし
たので、キーコードを知らない人、即ち、そのエレベー
タのメインテナンス担当者以外の人がプログラムやデー
タをむやみに変更するのを防止できる。
タ制御回路のプログラムやデータを書き変える場合、キ
ーコードをつけてメインテナンスを開始させるようにし
たので、キーコードを知らない人、即ち、そのエレベー
タのメインテナンス担当者以外の人がプログラムやデー
タをむやみに変更するのを防止できる。
また、メインテナンス開始にエレベータが今だ動作して
いれば、以降の呼登録はできないが、それまでの呼には
答えるので、エレベータに既に乗っている乗客には迷惑
をかけることがない。さらにまた、メインテナンス中は
戸開禁止となっているので、メインテナンス中、即ちメ
モリの内容を書き変えようとしている時、乗客が誤って
かごに乗り込むのをなくすることができる。
いれば、以降の呼登録はできないが、それまでの呼には
答えるので、エレベータに既に乗っている乗客には迷惑
をかけることがない。さらにまた、メインテナンス中は
戸開禁止となっているので、メインテナンス中、即ちメ
モリの内容を書き変えようとしている時、乗客が誤って
かごに乗り込むのをなくすることができる。
以上のように、この発明によれば、エレベータの遠隔監
視センターから電話回路を通してエレベータ制御回路の
メモリの内容を変更できるようにしたので、メインテナ
ンス担当者等が監視対象ビルのエレベータ機械室まで出
向く必要がなくなり、省人力化が可能になる効果があ
る。
視センターから電話回路を通してエレベータ制御回路の
メモリの内容を変更できるようにしたので、メインテナ
ンス担当者等が監視対象ビルのエレベータ機械室まで出
向く必要がなくなり、省人力化が可能になる効果があ
る。
第1図はこの発明に係るエレベータ制御装置の一例を示
すシステム構成図、第2図はそのメモリ部の詳細を示す
図、第3図(a)〜(d)はこの実施例におけるメイン
テナンスコマンドの例を示すフォーマット図、第4図は
同じくこの実施例におけるメインテナンス状態のフラグ
を示す図、第5図はこの発明の実施例におけるエレベー
タ及びメインテナンス制御プログラムの実行レベルの手
順を示すフローチャート、第6図はこの発明の実施例に
おけるメインテナンス制御プログラムの全体を示すフロ
ーチャート、第7図はメインテナンス開始プログラムの
手順を示すフローチャート、第8図はメインテナンス終
了プログラムの手順を示すフローチャート、第9図はメ
モリ修正をプログラムの手順を示すフローチャート、第
10図はメモリ表示プログラムの手順を示すフローチャー
ト、第11図はエレベータ制御プログラムにおける呼登録
プログラムの手順を示すフローチャート、第12図は戸開
指令プログラムの手順を示すフローチャート、第13図は
従来のエレベータ制御装置のブロック図である。 1……エレベータ、10……エレベータ制御回路、11……
CPU、13……メモリ、14……インターフェース、15……
通信用インターフェース、16……遠隔監視装置(センタ
ー)、17……コンピュータ、18……キーボード、19……
CRT、20……通信号インターフェース、21……電話回
線。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
すシステム構成図、第2図はそのメモリ部の詳細を示す
図、第3図(a)〜(d)はこの実施例におけるメイン
テナンスコマンドの例を示すフォーマット図、第4図は
同じくこの実施例におけるメインテナンス状態のフラグ
を示す図、第5図はこの発明の実施例におけるエレベー
タ及びメインテナンス制御プログラムの実行レベルの手
順を示すフローチャート、第6図はこの発明の実施例に
おけるメインテナンス制御プログラムの全体を示すフロ
ーチャート、第7図はメインテナンス開始プログラムの
手順を示すフローチャート、第8図はメインテナンス終
了プログラムの手順を示すフローチャート、第9図はメ
モリ修正をプログラムの手順を示すフローチャート、第
10図はメモリ表示プログラムの手順を示すフローチャー
ト、第11図はエレベータ制御プログラムにおける呼登録
プログラムの手順を示すフローチャート、第12図は戸開
指令プログラムの手順を示すフローチャート、第13図は
従来のエレベータ制御装置のブロック図である。 1……エレベータ、10……エレベータ制御回路、11……
CPU、13……メモリ、14……インターフェース、15……
通信用インターフェース、16……遠隔監視装置(センタ
ー)、17……コンピュータ、18……キーボード、19……
CRT、20……通信号インターフェース、21……電話回
線。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】エレベータを、その状態信号を参照しなが
ら制御プログラムにより運転管理すると共にメインテナ
ンス体勢に制御するエレベータ制御回路と、このエレベ
ータ制御回路と電話回線及び通信用インターフェースを
介して接続され上記エレベータの運転状況を監視する遠
隔監視装置を備え、上記エレベータ制御回路が上記遠隔
監視装置から送信されるメインテナンスコマンドを受信
した時、エレベータをメインテナンス状態に制御すると
共にエレベータ制御回路のメモリに格納されているメイ
ンテナンス制御プログラムを実行してメモリ内のエレベ
ータ制御プログラム及びデータを変更できるようにした
ことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項2】エレベータ制御回路がメインテナンスコマ
ンドを受信してメインテナンス中になった時、エレベー
タは呼登録禁止、戸開禁止状態に設定されるようになっ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエ
レベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9375087A JPH0684234B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | エレベ−タ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9375087A JPH0684234B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | エレベ−タ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63258382A JPS63258382A (ja) | 1988-10-25 |
JPH0684234B2 true JPH0684234B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14091101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9375087A Expired - Fee Related JPH0684234B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | エレベ−タ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684234B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737306B2 (ja) * | 1989-05-18 | 1995-04-26 | 三菱電機株式会社 | エレベータ遠隔制御方法 |
JP2782864B2 (ja) * | 1989-11-28 | 1998-08-06 | オムロン株式会社 | 端末装置 |
JP2871927B2 (ja) * | 1992-01-14 | 1999-03-17 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの診断運転装置 |
JP2001240337A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置及びエレベータ遠隔監視装置 |
JP2007280407A (ja) * | 2007-05-01 | 2007-10-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通端末装置および事故検出システム |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP9375087A patent/JPH0684234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63258382A (ja) | 1988-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |