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JPH0683283A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

Info

Publication number
JPH0683283A
JPH0683283A JP4255679A JP25567992A JPH0683283A JP H0683283 A JPH0683283 A JP H0683283A JP 4255679 A JP4255679 A JP 4255679A JP 25567992 A JP25567992 A JP 25567992A JP H0683283 A JPH0683283 A JP H0683283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
electrode
driving
electrodes
drive pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4255679A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinzo Hirata
晋三 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4255679A priority Critical patent/JPH0683283A/ja
Publication of JPH0683283A publication Critical patent/JPH0683283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短いパルス幅の消去パルスを用いることなし
に消灯動作を行う。 【構成】 電極Xと電極Yとを配置した放電空間にガス
を充填し、両電極間の放電によりガスをプラズマ化して
発光させる。電極X,Yに、波形X,Yに示すパルスを
与えると、両電極間には波形Y−Xに示す電位差が生じ
る。点灯状態を維持するには、電極X,Yに交互に駆動
パルスPsを与えればよい。駆動パルスPsのパルス幅
tsは、放電後、電極に十分な電荷蓄積が行われる時間
に設定する。消灯動作を行うには、電極Xに駆動パルス
Psを与えた後、電極Yに消去パルスPeを与える。パ
ルスPeの前端エッジ位置は、パルスPsに対して所定
タイミングt1だけ遅れている。タイミングt1を、放
電後、電極に十分な電荷蓄積が行われない短い時間に設
定すれば、消灯動作後の放電は停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイパ
ネルの駆動方法、特に、少くとも一対の電極間に交流電
界をかけて放電を行い、この放電により充填ガスをプラ
ズマ化して発光させる方式のプラズマディスプレイパネ
ルにおける駆動時の電圧印加方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自ら発光を行う機能を有するプラズマデ
ィスプレイパネルは、液晶ディスプレイパネルで必要と
される外部からの照明光が不要であるという利点を有し
ており、種々の用途で利用されている。一般的なAC型
のプラズマディスプレイパネルは、一対の電極間に交流
電界をかけて放電を行い、この放電により充填ガスをプ
ラズマ化して発光させる方式を採っている。この方式で
は、点灯状態を維持させるには、一対の電極間に、互い
に位相の異なる駆動パルスを与えて放電を継続させるこ
とになる。すなわち、所定のパルス幅の駆動パルス(放
電維持パルス)を与えることにより、両電極間に電位差
を生じさせ、それぞれの電極に正および負の電荷を蓄積
させておき、次の駆動パルスの到来により電位差の極性
を逆転させて一気に放電を行った後、再び電荷を蓄積さ
せる。また、消灯動作を行うには、駆動パルスに比べて
十分に幅の短い消去パルスを与え、放電だけを誘発さ
せ、電荷の蓄積が行われないようにし、それ以後の放電
を停止させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
プラズマディスプレイパネルの駆動方法では、消灯動作
を行う場合に、パルス幅の短い消去パルスを発生させて
これを電極に与える必要がある。この消去パルスの適正
なパルス幅の値は、パネルの構造、駆動パルス電圧、消
去パルス電圧などに依存して定められるが、一般的に
は、数μs程度の値となる。このような短いパルス幅を
もった信号を発生させるためには、高速動作が可能なパ
ルス発生回路が必要になる。大きな表示面積のパネルを
駆動するためには、それだけ大きな電流容量が必要にな
るが、このような大きな電流容量をもったパルス発生回
路に高速動作を要求することは、回路に大きな負担をか
けることになり、回路設計上、種々の技術的問題が発生
していた。
【0004】そこで本発明は、できるだけ幅の広いパル
スを用いて、消灯動作を行うことのできるプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願第1の発明は、少くとも一対の電極間に交流
電界をかけて放電を行い、この放電により充填ガスをプ
ラズマ化して発光させる方式のプラズマディスプレイパ
ネルを駆動する駆動方法において、点灯状態を維持する
ときには、第1の電極および第2の電極に、次の駆動パ
ルスの到来により次の放電を誘発するのに十分な量の電
荷蓄積が行われるような時間幅に設定したパルス幅をも
つ互いに位相の異なる駆動パルスを与えて放電を継続さ
せ、消灯動作を行うときには、第1の電極に与える駆動
パルスに対して、エッジ位置が所定のタイミングだけず
れた消去パルスを第2の電極に与え、消去パルスのエッ
ジ位置を定める所定のタイミングを、放電後の各電極
に、次の駆動パルスの到来により次の放電を誘発するの
に十分な量の電荷蓄積が行われないような時間幅に設定
するようにしたものである。
【0006】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係る駆動方法において、点灯状態を維持するときに
は、第1の電極に与える駆動パルスと第2の電極に与え
る駆動パルスとが、同じ極性をもち、時間的に重ならな
いようなパルスとなるように設定し、消灯動作を行うと
きには、第1の電極に与える駆動パルスに対して、同じ
極性をもち、前端エッジ位置が所定のタイミングだけ遅
れた消去パルスを第2の電極に与えるようにしたもので
ある。
【0007】(3) 本願第3の発明は、上述の第1の発
明に係る駆動方法において、点灯状態を維持するときに
は、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとが同じ極性
をもち、しかも、第1の電極に与える駆動パルスの後部
と第2の電極に与える駆動パルスの前部とが、時間的に
重なるように設定し、消灯動作を行うときには、第1の
電極に与える駆動パルスに対して、同じ極性をもち、後
端エッジ位置が所定のタイミングだけ遅れた消去パルス
を第2の電極に与えるようにしたものである。
【0008】(4) 本願第4の発明は、上述の第1の発
明に係る駆動方法において、点灯状態を維持するときに
は、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとが同じ極性
をもち、しかも、第1の電極に与える駆動パルスの後部
と第2の電極に与える駆動パルスの前部とが、時間的に
重なるように設定し、消灯動作を行うときには、第1の
電極に与える駆動パルスに対して、同じ極性をもち、前
端エッジ位置が所定のタイミングだけ遅れた消去パルス
を第2の電極に与えるようにしたものである。
【0009】
【作 用】点灯状態が維持されているときに消灯動作を
行うには、対向する両電極間に、ごく短い時間だけ所定
の電位差を生じさせ、放電のみを誘発させ、電荷の蓄積
が行われないようにすればよい。このため、従来は、一
方の電極にごく短い時間幅をもった消去パルスを与えて
いた。本発明の基本思想は、両電極に与えるパルスのエ
ッジ位置を所定のタイミングだけずらすようにして、両
電極間にごく短い時間(ずらしたタイミングに相当する
時間)だけ所定の電位差を生じさせるようにする点にあ
る。エッジ位置のタイミングをごく短い時間だけずらす
ような制御を行えばよいため、ごく短い時間幅をもった
消去パルスを発生させる必要はない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。はじめに、AC型のプラズマディスプレイパネ
ルの一般的な駆動原理を、図1を参照しながら簡単に説
明する。プラズマディスプレイパネルの単位画素は、図
1(a) に示すように、一対の電極XおよびYによって挟
まれた放電空間によって形成される。この放電空間に
は、ガスが充填されており、電極X,Y間に放電が生じ
ると、この充填ガスがプラズマ化して発光することにな
る。いま、図1(a) に示すように、電極X側が負、電極
Y側が正、となるように電圧を印加したとすると、放電
終了後に電極X側には正電荷が蓄積され、電極Y側には
負電荷が蓄積される。このような電荷蓄積が十分に行わ
れた状態で、印加電圧の極性を逆転させると、図1(b)
に示すように、印加された外部電圧に蓄積電荷に基づく
内部電圧が重畳され、放電が発生することになる。その
まま電圧を印加しておくと、図1(c) に示すように、今
度は、電極X側に負電荷が徐々に蓄積され、電極Y側に
正電荷が徐々に蓄積されてくる。この蓄積電荷がもたら
す内部電圧は、印加された外部電圧に対して逆極性とな
るため、両電極間の実効電圧が低下し、放電は停止す
る。こうして、両電極への電荷蓄積が十分に行われた状
態で、再び印加電圧の極性を逆転させると、逆方向への
放電が発生する。このように、両電極間の印加電圧の極
性を周期的に逆転させるようにすれば、断続的な放電が
維持されることになる。
【0011】図2は、このようなプラズマディスプレイ
パネルの従来の駆動方法を示すパルス波形図である。波
形Xは電極Xに与えるパルスを示し、波形Yは電極Yに
与えるパルスを示している。また、波形Y−Xは、波形
Yから波形Xを引いたものであり、電極Yの電極Xに対
する相対的な電位を示す波形である。このプラズマディ
スプレイパネルを点灯状態に維持するには、駆動パルス
Psを電極XおよびYに交互に与えればよい。この駆動
パルスPsは、電圧−Vs、パルス幅tsをもったパル
スであり、パルス幅tsは、放電後、両電極に十分な電
荷蓄積(次回の放電が可能なだけの十分な量)が行われ
るだけの時間幅に設定されている。波形Xと波形Yと
は、ちょうど位相が180°ずれた波形となっており、
両電極間の電位差は、波形Y−Xに示されているよう
に、+Vsになったり、−Vsになったり、という動作
を繰り返すことになり、前述したように、放電が断続的
に繰り返されることになる。このような点灯状態を維持
しているプラズマディスプレイパネルを消灯するには、
いずれか一方の電極に消去パルスPeを与えればよい。
図2には、電圧−Ve、パルス幅tをもった消去パルス
Peを、電極Yに与えた例が示されている。このような
消去パルスPeが与えられると、波形Y−Xに示されて
いるように、両電極間の電位差は、時間tの期間だけ、
−Veの状態になる。このパルス幅tを、十分な電荷蓄
積が行われないような短い時間に設定しておけば、消去
パルスPeの到来によって誘発された放電を最後とし
て、以後の放電は停止することになる。
【0012】以上が、従来から行われているプラズマデ
ィスプレイパネルの駆動方法である。しかしながら、こ
の方法では、消灯動作時に、かなり幅の短い消去パルス
Peを発生させる必要があり、パルス発生回路に高速動
作のための負担がかかるという問題があることは、既に
述べたとおりである。本発明は、このような幅の短い消
去パルスPeを用いることなしに、同等の消灯動作を可
能にするものである。以下、この方法を4つの実施例に
ついて説明する。
【0013】まず、第1の実施例を図3に基づいて説明
する。点灯状態を維持する動作は、従来の駆動方法と全
く同様であり、電極XおよびYに、交互に同じ極性の駆
動パルスPsを与えてゆけばよい。前述のように、電極
Xに与える駆動パルスPsと電極Yに与える駆動パルス
Psとは、位相が180°ずれており、時間的に重なる
ことはない。一方、消灯動作を行う場合には、一方の電
極に与える駆動パルスPsに対して、同じ極性をもち、
前端エッジ位置が所定のタイミングt1だけ遅れた消去
パルスPeを、他方の電極に与えるようにすればよい。
図3に示す例では、電極Xに駆動パルスPsを与えた
後、タイミングt1だけ遅らして消去パルスPeを電極
Yに与えている。消去パルスPeの電圧は、従来の方法
で用いた消去パルスと同じ電圧−Veであるが、消去パ
ルスPeのパルス幅は、従来の方法ではごく短い時間幅
tであったのに対し、この方法では、時間幅(ts−t
1)となり、駆動パルスPsのパルス幅tsに対して、
所定タイミングt1だけ短いだけである。このとき、両
電極間には、波形Y−Xに示すように、時間幅t1の期
間だけ+Vsの電位差が生じることになる。したがっ
て、この時間幅t1を、次回の放電に必要な電荷蓄積が
行われないような短い時間に設定しておけば、次回から
の放電は停止することになる。
【0014】消灯動作時における波形XおよびYに着目
すれば、波形Xの駆動パルスPsに対して、波形Yの消
去パルスPeは、前端エッジ位置が所定のタイミングt
1だけ遅れていることになる。この遅れにより、両電極
間に時間幅t1の期間だけ+Vsの電位差を生じさせて
いるのである。図3の波形Y−Xには、図2の波形Y−
Xと同様に、ごく短い期間だけの電位差の発生が見ら
れ、消灯動作の原理は両者間で共通する。しかしなが
ら、図3の波形Yに見られる消去パルスPeは、図2の
波形Yに見られる消去パルスPeに比べて、十分に広い
幅をもったパルスでかまわない。したがって、従来の方
法のように、消去動作を行うために、パルス発生回路に
特別な高速動作を行わせる必要はない。
【0015】次に、第2の実施例を図4に基づいて説明
する。図3に示す第1の実施例では、消灯動作時に、電
極Xに与える駆動パルスPsと電極Yに与える消去パル
スPeとは、前端エッジ位置がタイミングt1だけず
れ、後端エッジ位置は一致していた。図4に示す第2の
実施例では、前端エッジ位置をタイミングt1だけずら
した上に、更に、後端エッジ位置をタイミングt2だけ
ずらしたものである。すなわち、消灯動作時において、
電極Xに与える駆動パルスPsに対し、電極Yに与える
消灯パルスPeは、前端エッジ位置がタイミングt1だ
け遅れ、後端エッジ位置がタイミングt2だけ遅れてい
ることになる。その結果、消灯パルスPeのパルス幅
は、(ts−t1+t2)となり、第1の実施例に比べ
て、t2だけ幅が広くなっている。なお、この実施例で
は、両電極間の電位差の極性が交互に反転するようにす
るため、消灯動作の後においては、各電極に与える駆動
パルスPsの位相を消灯動作の前に対して180°ずら
している。
【0016】続いて、第3の実施例を図5に基づいて説
明する。この実施例では、点灯状態を維持する動作が、
前述の実施例とは若干異なる。前述の実施例では、点灯
状態を維持する場合には、時間的に重ならないように、
駆動パルスPsを両電極に交互に与えていたが、この実
施例では、図5の波形XおよびYに示すように、駆動パ
ルスPsは時間的に一部重なるように供給される。すな
わち、電極Xに与える駆動パルスPsの後部と、電極Y
に与える駆動パルスPsの前部とが、時間的に重なって
いる。この重なり部分の時間幅はtnである。このよう
な点灯維持動作をさせた場合、両電極間の電位差は、波
形Y−Xに示すように、幅(ts−tn)のパルスが与
えられたときと等価になり、前述の実施例と同様に、点
灯状態が維持されることになる。
【0017】一方、消灯動作を行う場合には、一方の電
極に与える駆動パルスPsに対して、同じ極性をもち、
後端エッジ位置が所定のタイミングt2だけ遅れた消去
パルスPeを、他方の電極に与えるようにすればよい。
図5に示す例では、電極Xに駆動パルスPsを与えた
後、この駆動パルスPsに対して後端エッジ位置をタイ
ミングt2だけ遅らした消去パルスPeを電極Yに与え
ている。消去パルスPeは、電圧−Ve、パルス幅(t
n+t2)となる。この結果、両電極間には、波形Y−
Xに示すように、時間幅t2の期間だけ−Veの電位差
が生じることになる。したがって、この時間幅t2を、
放電に必要な電荷蓄積が行われないような短い時間に設
定しておけば、次回からの放電は停止することになる。
【0018】最後に、第4の実施例を図6に基づいて説
明する。この実施例における点灯状態を維持する動作
は、前述の第3の実施例と同じである。一方、消灯動作
を行う場合には、一方の電極に与える駆動パルスPsに
対して、同じ極性をもち、前端エッジ位置(第3の実施
例では、後端エッジ位置であった)が所定のタイミング
t1だけ遅れた消去パルスPeを、他方の電極に与える
ようにすればよい。図6に示す例では、電極Xに駆動パ
ルスPsを与えた後、この駆動パルスPsに対して前端
エッジ位置をタイミングt1だけ遅らした消去パルスP
eを電極Yに与えている。消去パルスPeは、電圧−V
e、パルス幅(2ts−tn−t1)となる。この結
果、両電極間には、波形Y−Xに示すように、時間幅t
1の期間だけ+Vsの電位差が生じることになる。した
がって、この時間幅t1を、放電に必要な電荷蓄積が行
われないような短い時間に設定しておけば、次回からの
放電は停止することになる。
【0019】上述した第3の実施例および第4の実施例
の利点は、消灯動作の前後を通して両電極間の電位差の
極性が交互に反転するような動作を容易に行うことがで
きる点にある。このような電位差極性の交互反転動作を
行うためには、第1の実施例では、消去パルスPeの後
端を駆動パルスPsの後端に一致させる必要があり、第
2の実施例では、前述したように、消灯動作の前後にお
いて、各電極に与える駆動パルスPsの位相を180°
ずらす必要がある。上述した第3の実施例および第4の
実施例では、このような必要はない。
【0020】以上、本発明を図示するいくつかの実施例
に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例のみに
限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施
可能である。要するに、本発明の基本思想は、両電極に
与えるパルスのエッジ位置を所定のタイミングだけずら
すようにして、両電極間にごく短い時間だけ所定の電位
差を生じさせるようにする点にある。この基本思想から
逸脱しない限り、どのような態様で実施してもかまわな
い。
【0021】
【発明の効果】以上のとおり本発明によるプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法によれば、両電極に与えるパ
ルスのエッジ位置を所定のタイミングだけずらすように
して、両電極間にごく短い時間だけ所定の電位差を生じ
させるようにして消灯動作を行うようにしたため、従来
のように時間幅の短い消去パルスを発生させる必要がな
くなり、パルス発生回路の負担を軽減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】AC型のプラズマディスプレイパネルの一般的
な駆動原理を説明する原理図である。
【図2】従来の一般的なプラズマディスプレイパネルの
駆動方法を示すパルス波形図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を示すパルス波形図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を示すパルス波形図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を示すパルス波形図である。
【図6】本発明の第4の実施例に係るプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法を示すパルス波形図である。
【符号の説明】
X…プラズマディスプレイパネルを構成する第1の電極 Y…プラズマディスプレイパネルを構成する第2の電極 Ps…駆動パルス Pe…消去パルス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも一対の電極間に交流電界をかけ
    て放電を行い、この放電により充填ガスをプラズマ化し
    て発光させる方式のプラズマディスプレイパネルを駆動
    する駆動方法であって、 点灯状態を維持するときには、第1の電極および第2の
    電極に、次の駆動パルスの到来により次の放電を誘発す
    るのに十分な量の電荷蓄積が行われるような時間幅に設
    定したパルス幅をもつ互いに位相の異なる駆動パルスを
    与えて放電を継続させ、 消灯動作を行うときには、前記第1の電極に与える駆動
    パルスに対して、エッジ位置が所定のタイミングだけず
    れた消去パルスを前記第2の電極に与え、 前記所定のタイミングを、放電後の各電極に、次の駆動
    パルスの到来により次の放電を誘発するのに十分な量の
    電荷蓄積が行われないような時間幅に設定することを特
    徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動方法において、 点灯状態を維持するときには、第1の電極に与える駆動
    パルスと第2の電極に与える駆動パルスとが、同じ極性
    をもち、時間的に重ならないようなパルスとなるように
    設定し、 消灯動作を行うときには、前記第1の電極に与える駆動
    パルスに対して、同じ極性をもち、前端エッジ位置が所
    定のタイミングだけ遅れた消去パルスを前記第2の電極
    に与えるようにすることを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の駆動方法において、 点灯状態を維持するときには、第1の駆動パルスと第2
    の駆動パルスとが同じ極性をもち、しかも、第1の電極
    に与える駆動パルスの後部と第2の電極に与える駆動パ
    ルスの前部とが、時間的に重なるように設定し、 消灯動作を行うときには、前記第1の電極に与える駆動
    パルスに対して、同じ極性をもち、後端エッジ位置が所
    定のタイミングだけ遅れた消去パルスを前記第2の電極
    に与えるようにすることを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の駆動方法において、 点灯状態を維持するときには、第1の駆動パルスと第2
    の駆動パルスとが同じ極性をもち、しかも、第1の電極
    に与える駆動パルスの後部と第2の電極に与える駆動パ
    ルスの前部とが、時間的に重なるように設定し、 消灯動作を行うときには、前記第1の電極に与える駆動
    パルスに対して、同じ極性をもち、前端エッジ位置が所
    定のタイミングだけ遅れた消去パルスを前記第2の電極
    に与えるようにすることを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
JP4255679A 1992-08-31 1992-08-31 プラズマディスプレイパネルの駆動方法 Pending JPH0683283A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6124849A (en) * 1997-01-28 2000-09-26 Nec Corporation Method of controlling alternating current plasma display panel for improving data write-in characteristics without sacrifice of durability
KR100556486B1 (ko) * 1999-06-24 2006-03-03 엘지전자 주식회사 고주파 플라즈마 디스플레이 패널의 선택적 소거방법
JP2007017694A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイ装置

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