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JPH068140A - 砥石の円弧形状成形方法 - Google Patents

砥石の円弧形状成形方法

Info

Publication number
JPH068140A
JPH068140A JP17037792A JP17037792A JPH068140A JP H068140 A JPH068140 A JP H068140A JP 17037792 A JP17037792 A JP 17037792A JP 17037792 A JP17037792 A JP 17037792A JP H068140 A JPH068140 A JP H068140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
dresser
grinding wheel
disk
circular arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17037792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Yasuda
一成 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17037792A priority Critical patent/JPH068140A/ja
Publication of JPH068140A publication Critical patent/JPH068140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削砥石の作用面を高精度に円弧形状に成形
することのできる砥石の円弧形状成形方法において、超
砥粒砥石を高精度に成形することができる砥石の円弧形
状成形方法を提供することを目的とする。 【構成】 ダイヤモンドまたは窒化硼素を砥粒とする切
削砥石1において、円筒及び球面を加工する際に必要と
される砥石1の作用面を少なくとも2個以上のダイヤモ
ンド2aを有するディスク型ドレッサにより揺動成形す
る機構を有するので、高精度な砥石の成形方法が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤモンドもしくは窒
化硼素を砥粒とする研削砥石の作用面を高精度に円弧形
状に成形することのできる砥石の円弧形状成形方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒もしくは球面の研削加工に適用され
る砥石において、高精度・高効率化を実現するために、
図3に示すように砥石1の作用面を所定の曲率12を有
する断面に成形することが必要である。一般的に酸化ア
ルミニウムもしくは炭化硅素を砥粒とする砥石8の成形
では図4に示す様に1個または複数個のダイヤモンドか
ら成る固定式ドレッサ9を旋回するアーム10上にアー
ム10の回転中心軸11と円弧半径量偏移した位置に固
定し、アーム10を駆動装置12により揺動することで
砥石8の作用面に円弧形状を成形し、摩耗等により形状
が変化した場合に砥石台を規定量移動させた後再び形状
を成形する方法が知られている。さらに、図5に示す様
に横送り装置13及び切込装置14を設け、その上部に
固定式ドレッサ15を取り付け、数値制御方式駆動装置
を用い、固定式ドレッサを必要とされる円弧形状に成形
する方法が発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】製品の長寿命化・高硬
度化に伴い、従来の一般砥石で加工が困難もしくは著し
く加工時間を必要とする材料が用いられる。これらの問
題を解消する為、ダイヤモンドもしくは窒化硼素を砥粒
とする砥石(以下、超砥粒砥石と称する。)が使用され
ている。
【0004】しかし、上述の方法により砥石の成形を行
う場合、成形時固定ドレッサに加わる負荷の増大に問題
があり、超砥粒砥石の高精度成形が困難であった。
【0005】本発明は、上述の問題点を解消し、超砥粒
砥石を高精度に成形することができる砥石の円弧形状成
形方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の砥石成形装置は、状来の固定式ドレッサに替
えて、砥石成形に必要とされるダイヤモンドを少なくと
も2個以上円周状に配した円盤状のドレッサ(以下、デ
ィスク型ドレッサと称する。)を用い、ディスク型ドレ
ッサを回転させ、ダイヤモンドの先端より成形すべき円
弧の半径だけ離れた点を支点としてディスク型ドレッサ
を円弧形状に揺動させる機構を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、ディスク型ド
レッサを成形しようとする砥石に対し逆方向に回転する
ことで、ディスク型ドレッサ上のダイヤモンドと砥石上
の砥粒の相対速度を低下させることで、砥粒切込み深さ
を大きくし、大きな研削抵抗を加え、砥石の結合力を上
回るために砥粒の脱落が可能となる。
【0008】また、ディスク型ドレッサ上のダイヤモン
ドが、砥石の結合剤にくい込むことによってその結合力
を低下させることとなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の砥石の円弧形状成形
方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例における砥石成形
装置を示すものである。超砥粒砥石1を成形する為のデ
ィスク型ドレッサ2及びディスク型ドレッサ2を回転さ
せる為のドレッサ駆動装置3がスライド4に設けられて
いる。
【0011】このスライド4は、アーム5の回転中心軸
6とディスク型ドレッサ2のダイヤモンド2aの先端の
偏移量を調整し成形する円弧半径を決める為のものであ
る。
【0012】アーム5は、上部に固定されたスライド4
を、回転中心軸6を中心として、揺動させる為のもので
ある。
【0013】また、7は切込み装置で、超砥粒砥石1と
ディスク型ドレッサ2の間隔をなくす為に、超砥粒砥石
1の摩耗に応じユニット全体を調整する為の機構であ
る。
【0014】以上のように構成された砥石成形装置につ
いて、図を用いてその動作を説明する。
【0015】先ず、切込み装置7が、ディスク型ドレッ
サと超砥粒砥石1との間隔がなくなるまで前進する。そ
の後ディスク型ドレッサ2をドレッサ駆動装置3によ
り、回転させ、アーム5を揺動させることで砥石の円弧
形状を成形する。
【0016】この時の力の作用状態を図2を用いて説明
する。超砥粒砥石1の周速をV1 m/min、ディスク
型ドレッサ2の周速をV2m/minとし、ディス ク型
ドレッサの先端に質量mKgの砥粒が作用した時のエネル
ギーE1は、以 下のように表される。
【0017】
【数1】
【0018】また、従来の固定ドレッサによるエネルギ
ーE2は、ドレッサの周速V2が0m/minであること
により、以下の通りとなる。
【0019】
【数2】
【0020】これより、
【0021】
【数3】
【0022】となり、ディスク型ドレッサ2を回転させ
た方が、超砥粒砥石1より受けるエネルギーを小さくす
ることが出来る。
【0023】一方、超砥粒砥石1の砥粒切込み深さg
は、切刃間隔をamm、砥石外径をDmm、ディスク型ドレ
ッサ外径dmm、切込み深さtmmとすると、以下のように
表わされる。
【0024】
【数4】
【0025】ディスク型ドレッサを高速回転させ、周速
2を一般の研削状態に対して、 充分に大きくすること
で、砥粒切込み深さgが大きくなり、砥粒には大きな研
削抵抗が作用し、結合剤の結合力を上回った状態で砥粒
が脱落するこのように、一定量の切込みを加え、揺動速
度V3m/minでアーム4 を揺動させ、円弧形状を成
形する。
【0026】以上のように本実施例によれば、ディスク
型ドレッサを砥石と逆方向に回転させ、ドレッサ全体を
揺動させる機構を設けることにより、超砥粒砥石の円弧
形状を成形することができる。
【0027】なお、本実施例において、砥石軸とディス
ク型ドレッサの回転軸は平行としているが、軸方向につ
いては任意の方向でよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、少なくとも2個
以上のダイヤモンドを有する回転体を揺動する機構を設
けることにより、超砥粒砥石に高精度な円弧形状を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における砥石の円弧形状成形
方法を示す構成図
【図2】同実施例における動作説明図
【図3】砥石の円弧形状を示す断面図
【図4】従来の円弧形状成形装置を示す構成図
【図5】従来の円弧形状成形装置を示す構成図
【符号の説明】
1 超砥粒砥石 2 固定式ドレッサ 3 揺動中心軸 4 アーム 5 揺動駆動装置 6 横送り装置(テーブル) 7 切込み装置(テーブル) 8 ディスク型ドレッサ 9 ドレッサ駆動装置 10 円弧半径調整スライド R 砥石の円弧半径 V1 砥石の周速 V2 ディスク型ドレッサの周速 V3 ディスク型ドレッサの揺動速度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンドまたは窒化硼素を砥粒とす
    る研削砥石において、円筒及び球面を加工する際に必要
    とされる砥石の作用面を、少なくとも2個以上のダイヤ
    モンドを有する回転体により揺動成形する機構を備えた
    ことを特徴とする砥石の円弧形状成形方法。
JP17037792A 1992-06-29 1992-06-29 砥石の円弧形状成形方法 Pending JPH068140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17037792A JPH068140A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 砥石の円弧形状成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17037792A JPH068140A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 砥石の円弧形状成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068140A true JPH068140A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15903811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17037792A Pending JPH068140A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 砥石の円弧形状成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068140A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11114823A (ja) * 1997-10-16 1999-04-27 Tsugami Corp 研削装置
CN107297691A (zh) * 2017-08-16 2017-10-27 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 光学加工平行金刚石砂轮复合截面轮廓的修整方法
WO2019064837A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 本田技研工業株式会社 電着砥石およびその製造方法

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JPWO2019064837A1 (ja) * 2017-09-29 2020-04-16 本田技研工業株式会社 電着砥石およびその製造方法
CN111148600A (zh) * 2017-09-29 2020-05-12 本田技研工业株式会社 电沉积砂轮及其制造方法

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