JPH0679073U - 燃料タンク用コネクタ - Google Patents
燃料タンク用コネクタInfo
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- JPH0679073U JPH0679073U JP024922U JP2492293U JPH0679073U JP H0679073 U JPH0679073 U JP H0679073U JP 024922 U JP024922 U JP 024922U JP 2492293 U JP2492293 U JP 2492293U JP H0679073 U JPH0679073 U JP H0679073U
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- pressure sensor
- fuel tank
- tank
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L19/00—Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
- G01L19/0007—Fluidic connecting means
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料タンク用コネクタにおいて、圧力センサ
を効率的に組み込むことができるようする。 【構成】 タンクの開口部を閉止するベースプレート1
に、タンク用電気機器に対するコネクタを組み付けると
ともに、このコネクタのハウジング4に収納室11を凹
設し、ここにタンクの内圧を検出するための圧力センサ
10を組み込む。このようにすることで、既存のコネク
タ内に圧力センサ10の設置スペースを確保することが
でき、またコネクタ数の増加を招かないため、その分コ
ストの低減が図られる。
を効率的に組み込むことができるようする。 【構成】 タンクの開口部を閉止するベースプレート1
に、タンク用電気機器に対するコネクタを組み付けると
ともに、このコネクタのハウジング4に収納室11を凹
設し、ここにタンクの内圧を検出するための圧力センサ
10を組み込む。このようにすることで、既存のコネク
タ内に圧力センサ10の設置スペースを確保することが
でき、またコネクタ数の増加を招かないため、その分コ
ストの低減が図られる。
Description
【0001】
この考案は、燃料タンクのタンク本体に固定され、タンク内外の電気的接続を 行うためのコネクタに関するものである。
【0002】
自動車等の燃料タンク内には燃料ポンプ、あるいは燃料の残量を検出するフュ ーエルゲージといった燃料タンク用電気機器が設けられている。これらと外部電 源とを接続するための手段として、例えば特開昭63ー211577号公報のも のが知られている。このものは、燃料タンクの壁面の開口を塞ぐようなベースプ レートを設け、このベースプレートに対してコネクタを密着状に嵌め込み、内部 のターミナルによってタンク内外の電気的接続を行うようにしたものである。
【0003】
ところで、最近では排気ガス中の未燃焼燃料(生ガス)の規制が強化され、そ のための対策として、燃料タンク内の内圧を検出する必要が生じてきた。これに 伴って、圧力センサに対するコネクタが必要になってくる。そのための従来例と しては、図7に示すようなものがある。この図のものでは、下部にタンク内に臨 む検出部30を有し、上部にはコネクタ部31が備えられており、その両側部に は固定用のねじ止め部32が張り出し形成されている。このような圧力センサ用 のコネクタを上記したベースプレート上に組み付けようとすれば、既存のものと 併せて2つのコネクタが設置されることになる。
【0004】 しかし、2つのコネクタを別個に組み付けるとしたのでは、部品点数の増加に よってコストアップが避けられない。また、ベースプレート上は燃料ポンプに対 する供給用あるいは返送用のパイプが配管されたり、その他の装備品が取り付け られている関係で、新たに圧力センサ用のコネクタに対する設置スペースを確保 するのは容易でない、といった問題もある。
【0005】 本考案は上記した事情に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とすると ころは、圧力センサを効率的に組み込むことができるようにすることである。
【0006】
【0007】 上記の目的を達成するための本考案の構成は、燃料タンク本体に取付けられる ベースプレートには、燃料タンク用電気機器に対するコネクタを組み付けるとと もに、このコネクタのコネクタハウジングには収納室を設けて前記燃料タンク内 の内圧を検出するための圧力センサを組み込んだことを特徴とするものである。
コネクタハウジングには予め収納室が形成されており、ここに圧力センサを嵌 め込めば圧力センサ内蔵のコネクタが得られる。
【0008】
本考案の効果は次のようである。既存のコネクタを利用してここに圧力センサ を組み込むようにしたため、専用の設置スペースを確保する必要がなくなるとと もに、コネクタ数の増加を招かないため、コストアップが抑制されかつ取扱いも 簡便になる。
【0009】
以下、本考案を具体化した実施例を図面にしたがって詳細に説明する。図1は 本例のコネクタを自動車の燃料タンクの壁面に取り付けたときの状況を示すもの である。図において、1はタンクの開口を閉止するベースプレートであり、その 一部にはコネクタ装着孔2が貫通している。そして、このコネクタ装着孔2には 金属製のスリーブ3が嵌め込まれ溶接等によって固定されている。そして、本例 のコネクタハウジング4はこのスリーブ3内にOリング5を介してシール状態で 嵌着されている。コネクタハウジング4は合成樹脂材により一体に成形されてお り、下端面と上部の側面にはそれぞれ他のコネクタとの接続口(以下、上部接続 口6、下部接続口7という)が開口して形成されている。
【0010】 また、コネクタハウジング4の内部には複数のターミナルt1〜t6がインサ ート成形によって埋め込まれている。本例の場合、これらターミナルt1〜t6 は燃料ポンプ8、フューエルゲージ9および後述する圧力センサ10、さらには 外部電源に対する電気的接続を可能とするものとして配されている。そして、上 部側の接続口6には図2に示すように、これらターミナルは上下二段に並列して 配され、具体的には下段の左側から順にポンプのプラス端子t1、ポンプ8のア ース端子t2、フューエルゲージ9のプラス端子t3となっており、上段側は左 側側から順に圧力センサ10の入力端子t4、同出力端子t5、同アース端子を 兼ねたフューエルゲージのアース端子t6(兼用端子となっている点については 後に詳しく説明する)となっている。
【0011】 図2において、下段側に配されたターミナルは図1に示されるように、いずれ も階段状に屈曲して両接続口6、7に臨んでおり、上段側に配されたものは図2 の右端に位置されたものを除いて単に後端が僅かに屈曲して圧力センサ10に対 して接続可能となっている。しかし、図5に示す通り、右端に位置された端子t 6は前記したように、圧力センサ10とフューエルゲージ9の両アース端子を兼 ねるものとするために、他の上段側端子と同様、次述する圧力センサ収納室11 へ進入する部分から分岐して下方の接続口7に臨むことができるよう二股に形成 されている。
【0012】 なお、下部接続口7に臨む各ターミナルは対応する燃料ポンプ8あるいはフュ ーエルゲージ9とそれぞれコネクタを介して配線されている。
【0013】 また、コネクタハウジング4の上部において、上部接続口6の背面側には圧力 センサ10が埋め込まれている。圧力センサ10はほぼ箱型状に形成されてその 前面には入・出力用の接点およびアース用の接点が設けられており、これらは前 記した上段側の各ターミナルと対応したもの同士が接続される。さらに、圧力セ ンサ10の下面には圧力検知部10aが垂下されている。
【0014】 一方、この圧力センサ10を収納する収納室11はコネクタハウジングの上部 に凹設されており、上方へかつ方形状に開口している。また、その底面には圧力 センサ10の検知部10aを収納する大径部12が開口し、さらにこの大径部1 2からはタンクの内圧を検出するための内圧検出用検知口14がやや径を窄めて 伸びており、その下端は下部接続口7に隣接して開口している。本例では、この 圧力センサ10が差圧式のものであることから、収納室11の底面には大気に開 口する大気検出口15も開口している。
【0015】 また、収納室11において圧力センサ10の各接点が収められる部分は段部1 6となっており、圧力センサ10を収容する他の空間部分は図3に示すように、 上下でその大きさを異にして形成されている。やや大きめに形成された上部収納 室11aは、圧力センサ10の上面が完全に埋没するだけの深さに形成され、ま た圧力センサ10の側面周りに僅かな空間を保有できるだけの大きさにしてあり 、この空間には例えばエポキシ樹脂mが充填される。これに対し、下部収納室1 1bは圧力センサ10の下面および側面と密着してここへ上記した樹脂液が侵入 できないようになっている。
【0016】 本例のコネクタは上記のように構成されたものであり、燃料タンク内外の電気 的接続を行う場合には、下部接続口7に臨む各ターミナルに対して燃料ポンプ8 およびフューエルゲージ9用の両コネクタ17、18を対応するもの同士で嵌合 させておく。一方、上部接続口6に対しては外部電源あるいは圧力センサ10か らの圧力検知信号を処理するための信号処理装置(自動車用コンピュータ)等と の接続がなされたコネクタ(図示しない)が嵌着される。これによって、燃料ポ ンプ8、フューエルゲージ9および圧力センサ10に対してそれぞれタンク内外 の電気的接続が完了する。
【0017】 したがって、本例のコネクタによれば、既存のコネクタに圧力センサ10を一 体的に組み込んだため、圧力センサ10のための特別な設置スペースを確保する 必要がなくなり、ベースプレート1に対する効率よい配置が実現され、このこと がベースプレート1上の配置の自由度を高める結果にもつながる。また、圧力セ ンサ10用のコネクタが不要になるため、その分コストの低減にもなり、同時に 取扱いも容易になる。さらに、本例では圧力センサ10のアースとフューエルゲ ージ9のアース端子とを共用するようにしたため、ターミナルを一つ減らすこと ができた。したがって、その分の組み込みスペースを減らし、かつコストの低減 にも寄与する。
【図1】コネクタの組み付け状態を示す断面図
【図2】コネクタの正面図
【図3】圧力センサの組み込み前を示すコネクタの断面
図
図
【図4】図3のIV-IV線断面図
【図5】上段側の各ターミナルを示す斜視図
【図6】電気回路図
【図7】従来コネクタの断面図
1…ベースプレート 4…コネクタハウジング 8…燃料ポンプ 9…フューエルゲージ 10…圧力センサ 11…収納室
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料タンク本体に取付けられるベースプ
レートには、燃料タンク用電気機器に対するコネクタを
組み付けるとともに、このコネクタのコネクタハウジン
グには収納室を設けて前記燃料タンク内の内圧を検出す
るための圧力センサを組み込んだことを特徴とする燃料
タンク用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP024922U JPH0679073U (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 燃料タンク用コネクタ |
US08/221,763 US5528941A (en) | 1993-04-14 | 1994-04-01 | Differential pressure sensor connector for fuel tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP024922U JPH0679073U (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 燃料タンク用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679073U true JPH0679073U (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=12151636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP024922U Pending JPH0679073U (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 燃料タンク用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5528941A (ja) |
JP (1) | JPH0679073U (ja) |
Cited By (4)
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JP2015117674A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 株式会社ミツバ | 燃料供給装置 |
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DE102020209735A1 (de) | 2020-08-03 | 2022-02-03 | Argo Gmbh | System zum fluidführenden Verbinden eines Elements mit einem Gegenstück, Adapterelement sowie Adaptergehäuse zum fluidführenden Verbinden sowie Adaptersystem aufweisend das Adapterelement sowie das Adaptergehäuse |
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FI81911C (fi) * | 1987-12-07 | 1990-12-10 | Vaisala Oy | Trycksaendare. |
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-
1993
- 1993-04-14 JP JP024922U patent/JPH0679073U/ja active Pending
-
1994
- 1994-04-01 US US08/221,763 patent/US5528941A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5528941A (en) | 1996-06-25 |
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