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JPH0677469U - モータの保護装置 - Google Patents

モータの保護装置

Info

Publication number
JPH0677469U
JPH0677469U JP018300U JP1830093U JPH0677469U JP H0677469 U JPH0677469 U JP H0677469U JP 018300 U JP018300 U JP 018300U JP 1830093 U JP1830093 U JP 1830093U JP H0677469 U JPH0677469 U JP H0677469U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
coil
electric motor
stator core
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP018300U
Other languages
English (en)
Inventor
橋 秀 夫 高
場 正 順 相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kizai Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kizai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Kizai Co Ltd filed Critical Sanwa Kizai Co Ltd
Priority to JP018300U priority Critical patent/JPH0677469U/ja
Publication of JPH0677469U publication Critical patent/JPH0677469U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動モータ内の固定子鉄心の温度を直接検出
することによりコイルの温度を推測し、コイルの焼損を
未然に防止することを目的とする。 【構成】 電動モータ1のフレーム2を貫通して設けら
れフレーム2内の固定子鉄心5の温度を検出する温度セ
ンサ9と、この温度センサ9の検出温度に基づいて前記
固定子鉄心5のコイル6の温度に換算する演算装置15
と、この演算装置15により換算されたコイル6の温度
が予め設定されたコイル焼損危険温度に達したとき電動
モータ1の電力回路を遮断する制御装置17とを具備す
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動モータのコイルの焼損を防止するためのモータの保護装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えばアースオーガ等の掘削ロッドの回転駆動源として電動モータを用いた掘 削機の場合、掘削ロッドの掘削抵抗の増大等により過負荷が生じると電動モータ のコイルが加熱して焼損することがある。
【0003】 このような電動モータのコイルの焼損を未然に防止するたの手段としては、従 来電動モータの電力線にサーマルリレーまたはカレントリミッタを取付けておき 、これらにより電力線に流れる電流値を監視することにより行なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに電動モータのコイルの焼損は種々の要因によりもたらされる関係上、 従来のように電力線を流れる電流値を監視するのみでは十分に対応することが難 しく、信頼性に欠けるものであった。またサーマルリレー等は、これに過大電流 が一定時間流れた場合には有効に作用するが、定格電流内においてコイルの温度 が徐々に上昇したような場合には対応することができないという問題があった。
【0005】 本考案はこれに鑑み、電動モータ内の固定子鉄心の温度を直接検出することに よりコイルの温度を推定し、これによりコイルの焼損を未然に防ぐようにしたモ ータの保護装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術が有する問題点を解決するための手段として、本考案は、電動 モータのフレームを貫通して設けられフレーム内の固定子鉄心の温度を検出する 温度センサと、この温度センサの検出温度に基づいて前記固定子鉄心のコイルの 温度に換算する演算装置と、この演算装置により換算されたコイルの温度が予め 設定されたコイル焼損危険温度に達したとき電動モータの電力回路を遮断する制 御装置とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】
モータの固定子鉄心の測定温度に基づき演算装置によりコイル温度を換算し、 その温度がコイルの焼損温度に係わる設定値に達したときモータの回転が停止さ れる。これによりコイルの焼損が未然に防止される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。 図1は本考案を適用した電動モータ1の一部を破断して示すもので、フレーム 2の中心部に出力軸3を有し、フレーム2内の出力軸3には回転子4が設けられ ており、この回転子4の周囲におかれる固定子鉄心5がフレーム2の内周面に固 定して設けられている。この固定子鉄心5の周囲にはコイル6が巻装されており 、このコイル6と対応する位置の回転子4には回転子ファン7が設けられている 。
【0009】 本考案においては、前記フレーム2の一部が肉厚とされていてこれにフレーム 2を貫通する孔8が穿設され、この孔8の奥部に温度センサ9が挿入されて前記 固定子鉄心5に当接されており、この孔8の外端から挿入される押え部材10に より温度センサ9が保持されている。図示の例では抑え部材10がボルト状とさ れ、孔8の内周のネジに螺挿するようにしてこの押え部材10と温度センサ9と の間に介在するバネ11により温度センサ9が固定子鉄心5に常に押しつけられ るようになされている。しかしこの抑え部材10は温度センサ9を押圧保持し得 るものであれば他の構成によるものであってもよいことはもちろんである。
【0010】 上記押え部材10は温度センサ9からの信号を伝送し得るもので、その外端に は発信器12が配線13により接続されている。
【0011】 制御系は、図2にブロック図として示すように、制御盤14内に前記温度セン サ9からの温度検出信号が入力されてコイル温度に換算する演算装置15と、こ の演算装置15ににより換算されたコイル温度が予め設定されたコイル焼損危険 温度の設定値A,Bに達したとき電磁接触器16に作動信号を発信してモータの 電力回路を遮断する制御装置17と、メータ、警告ランプ等による表示装置18 とを有している。
【0012】 上記固定子鉄心5の測定温度は、本実施例ではコイル6の温度の75%と推定 するが、このパーセンテージは、外気温度、モータの冷却効率、温度上昇状態ま たは下降状態等の条件によりその都度調整される。またコイル6の焼損危険温度 は200℃とし、設定値Aは警告を発するために150℃に設定し、設定値Bは 電磁接触器16を解放させてモータを停止させるときの温度として180℃に設 定される。
【0013】 したがって固定子鉄心5の測定温度に基づき演算装置15によりコイル温度に 換算し、その換算温度が設定値Aの150℃に達すると表示装置18に警告表示 がなされる。また換算温度が設定値Bの180℃に達すると、電磁接触器16に 信号が入力されてこれが解放され、モータの回転が停止する。
【0014】 図3は、掘削機に本考案を適用する場合の例示図で、掘削機は走行台車20に ステー21により支持されて立設されたタワー22の側面のガイドレール23に そって駆動部24がワイヤロープ25により吊持され、このワイヤロープ26は タワー22の上端のトップシーブ27を経由して走行台車20上のウインチ28 により巻上げ巻下げ自在とされており、この駆動部24の下部の出力軸にスクリ ュオーガ29が接続されている。この駆動部24には電動モータ1が搭載されて おり、図示しない減速機を通じて出力軸を回動し、スクリュオーガ29を回転駆 動して地盤に竪穴を掘削するようになっている。
【0015】 前記電動モータ1に付帯する発信器12と、地上近くに設置される制御盤14 とが配線30によるか、あるいは無線によって信号を授受するように配設される 。
【0016】 したがって上記構成によれば、高位置におかれる駆動部24の電動モータ1の 状況を制御盤14において適確に把握し、コイル6が危険温度に達すれば自動的 に電動モータ1が停止してコイル6の焼損が免れる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、電動モータの内部の固定子鉄心の温度を 検出し、その温度によりコイル温度を推定するようにしたことにより、コイルの 加熱による焼損を確実に防止することができ、信頼性を著しく高めることができ る。また本考案はモータ自体の構造変更を要しないので既存のモータへの適用が 容易にできるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を断面とした正面
図。
【図2】制御系のブロック図。
【図3】本考案を掘削機の電動モータに適用した場合の
構成図。
【符号の説明】
1 電動モータ 2 フレーム 3 出力軸 4 回転子 5 固定子鉄心 6 コイル 8 孔 9 温度センサ 10 押え部材 11 バネ 12 発信器 14 制御盤 15 演算装置 16 電磁接触器 17 制御装置 18 表示装置 22 タワー 24 駆動部 29 スクリューオーガ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータのフレームを貫通して設けられ
    フレーム内の固定子鉄心の温度を検出する温度センサ
    と、この温度センサの検出温度に基づいて前記固定子鉄
    心のコイルの温度に換算する演算装置と、この演算装置
    により換算されたコイルの温度が予め設定されたコイル
    焼損危険温度に達したとき電動モータの電力回路を遮断
    する制御装置とを具備することを特徴とするモータの保
    護装置。
JP018300U 1993-04-12 1993-04-12 モータの保護装置 Pending JPH0677469U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018300U JPH0677469U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 モータの保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018300U JPH0677469U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 モータの保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677469U true JPH0677469U (ja) 1994-10-28

Family

ID=11967766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP018300U Pending JPH0677469U (ja) 1993-04-12 1993-04-12 モータの保護装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0677469U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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