JPH067486A - メタルウッドのクラブヘッド - Google Patents
メタルウッドのクラブヘッドInfo
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- JPH067486A JPH067486A JP5050536A JP5053693A JPH067486A JP H067486 A JPH067486 A JP H067486A JP 5050536 A JP5050536 A JP 5050536A JP 5053693 A JP5053693 A JP 5053693A JP H067486 A JPH067486 A JP H067486A
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- club head
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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- A63B53/0458—Heads with non-uniform thickness of the impact face plate
Landscapes
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定重量で機械的強度が高く、しかもスイー
トスポットの大きいメタルクラブヘッドを提供する。 【構成】 オーバーサイズのメタルウッドゴルフクラブ
のヘッド10は、打球面28、基部側ソール部14、上
部すなわちクラウン12からなる。クラウンプレート2
2によって閉塞される開口部9を有するクラウン12は
単一部材を鋳造することにより形成される。メタルウッ
ドは打球面28に形成されたキャビティ18に固着され
る非金属製のインサート19を有する。このインサート
19はフェイス28内のリブ34とキャビティ18とに
よって補強されている。インサート19は粘着剤によっ
てキャビティ18に固着され、インサートキャビティ1
8に形成された溝部48とインサート19に形成された
中空コラムによって粘着性が高められている。
トスポットの大きいメタルクラブヘッドを提供する。 【構成】 オーバーサイズのメタルウッドゴルフクラブ
のヘッド10は、打球面28、基部側ソール部14、上
部すなわちクラウン12からなる。クラウンプレート2
2によって閉塞される開口部9を有するクラウン12は
単一部材を鋳造することにより形成される。メタルウッ
ドは打球面28に形成されたキャビティ18に固着され
る非金属製のインサート19を有する。このインサート
19はフェイス28内のリブ34とキャビティ18とに
よって補強されている。インサート19は粘着剤によっ
てキャビティ18に固着され、インサートキャビティ1
8に形成された溝部48とインサート19に形成された
中空コラムによって粘着性が高められている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブ、特に改良
されたクラブヘッドを有するメタルウッドに関するもの
である。
されたクラブヘッドを有するメタルウッドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ゴル
フゲームを上達させたり、プレーヤーが競技で有利とな
るようにするために、長年に亘ってゴルフクラブの設計
上の改良が数多くなされている。比較的最近の改良は
「メタルウッド」である。伝統的にウッド(一般にティ
ーショットやかなり長いフェアウェイショットに使用さ
れるクラブ)は硬い木、好ましくはパーシモン(柿の
木)のヘッドを有していた。しかしながら、ウッドは材
料および労働コストの増加とともに、反ったり裂けたり
する傾向があるので、木材に代わるメタルヘッドが開発
されるに至った。そのようなメタルウッドは典型的には
合成樹脂フォーム材料で満たされた中空鋳造物のシェル
で構成されている。
フゲームを上達させたり、プレーヤーが競技で有利とな
るようにするために、長年に亘ってゴルフクラブの設計
上の改良が数多くなされている。比較的最近の改良は
「メタルウッド」である。伝統的にウッド(一般にティ
ーショットやかなり長いフェアウェイショットに使用さ
れるクラブ)は硬い木、好ましくはパーシモン(柿の
木)のヘッドを有していた。しかしながら、ウッドは材
料および労働コストの増加とともに、反ったり裂けたり
する傾向があるので、木材に代わるメタルヘッドが開発
されるに至った。そのようなメタルウッドは典型的には
合成樹脂フォーム材料で満たされた中空鋳造物のシェル
で構成されている。
【0003】メタルウッドは熟練したゴルファーに受け
入れられて大成功をもたらしている。それでも多くのゴ
ルファーたちは、メタルウッドのヘッドには最適な重量
分布がないと考えているため、いまだに伝統的な「木
製」のウッドを好んでいる。特に、クラブヘッドの設計
に非常に重要な要素は、クラブヘッドのフェイス、具体
的にはヘッドフェイスの背後にできるだけ多くのヘッド
質量を集中させることである。これは、ヘッド質量を、
スイングするときにクラブヘッドのスピードが限界とな
る単に「デッドウェイト」とするよりは、むしろボール
に効果的にエネルギーを伝達する場所に置くことであ
る。言い換えれば、そのようなクラブヘッドの質量の分
布はヘッド全体の質量を増加させることなくヘッドの有
効質量を増加させている。全質量を増加させることなく
ヘッドの有効質量を最大にすることはクラブヘッドのス
ピードという点においてロスが少ないかあるいは全くな
いという結果をもたらす。その結果、より飛距離を延ば
すことができる。なぜなら、クラブによってボールに伝
達されたエネルギーは、クラブの有効質量にクラブヘッ
ドのスピードの2乗を掛けたものに比例するからであ
る。クラブヘッドの質量はクラブフェースの全周に亘っ
て分布させるのが好ましい。全周に分散する重量によっ
てさらに大きなスイートスポットが得られる。それは全
周に分散する重量がさらに多くのことを可能とするから
である。すなわち、ゴルファーはボールを真っすぐに飛
ばすためにクラブフェースの中心で打つ必要がない。全
周に重量が分散されたクラブフェースの大きくされたス
イートスポットにより、ゴルファーはボールを打つ際、
より大きな失敗の余地が許される。中心で打つことがで
きなくても真っすぐなショットが得られる。
入れられて大成功をもたらしている。それでも多くのゴ
ルファーたちは、メタルウッドのヘッドには最適な重量
分布がないと考えているため、いまだに伝統的な「木
製」のウッドを好んでいる。特に、クラブヘッドの設計
に非常に重要な要素は、クラブヘッドのフェイス、具体
的にはヘッドフェイスの背後にできるだけ多くのヘッド
質量を集中させることである。これは、ヘッド質量を、
スイングするときにクラブヘッドのスピードが限界とな
る単に「デッドウェイト」とするよりは、むしろボール
に効果的にエネルギーを伝達する場所に置くことであ
る。言い換えれば、そのようなクラブヘッドの質量の分
布はヘッド全体の質量を増加させることなくヘッドの有
効質量を増加させている。全質量を増加させることなく
ヘッドの有効質量を最大にすることはクラブヘッドのス
ピードという点においてロスが少ないかあるいは全くな
いという結果をもたらす。その結果、より飛距離を延ば
すことができる。なぜなら、クラブによってボールに伝
達されたエネルギーは、クラブの有効質量にクラブヘッ
ドのスピードの2乗を掛けたものに比例するからであ
る。クラブヘッドの質量はクラブフェースの全周に亘っ
て分布させるのが好ましい。全周に分散する重量によっ
てさらに大きなスイートスポットが得られる。それは全
周に分散する重量がさらに多くのことを可能とするから
である。すなわち、ゴルファーはボールを真っすぐに飛
ばすためにクラブフェースの中心で打つ必要がない。全
周に重量が分散されたクラブフェースの大きくされたス
イートスポットにより、ゴルファーはボールを打つ際、
より大きな失敗の余地が許される。中心で打つことがで
きなくても真っすぐなショットが得られる。
【0004】最近、メタルウッドはさらに大きくなって
きており、オーバーサイズのメタルウッドが今最も人気
がある。距離と速度を最も大きくするために、オーバー
サイズのクラブのヘッドを、重量を増加させることなく
最大限に大きくすることが望まれている。それでも、オ
ーバーサイズのメタルクラブのヘッドを製造する際、ク
ラブヘッドの壁は通常のサイズのクラブよりも薄くなっ
ており、クラブの重量が増加してスイングの速度が遅く
なるのを避けている。大きくされたあるいはオーバーサ
イズのメタルウッドのヘッドはそれでも伝統的なクラブ
よりも薄く、失敗して欠けたり潰れたりする可能性がよ
り高い。
きており、オーバーサイズのメタルウッドが今最も人気
がある。距離と速度を最も大きくするために、オーバー
サイズのクラブのヘッドを、重量を増加させることなく
最大限に大きくすることが望まれている。それでも、オ
ーバーサイズのメタルクラブのヘッドを製造する際、ク
ラブヘッドの壁は通常のサイズのクラブよりも薄くなっ
ており、クラブの重量が増加してスイングの速度が遅く
なるのを避けている。大きくされたあるいはオーバーサ
イズのメタルウッドのヘッドはそれでも伝統的なクラブ
よりも薄く、失敗して欠けたり潰れたりする可能性がよ
り高い。
【0005】あるオーバーサイズヘッドを有するメタル
クラブの上部、すなわち、クラウンは非常に薄いため、
ゴルファーがクラウンを踏み付けることによってメタル
クラブのヘッドは潰れたり欠けたりすることがある。あ
るオーバーサイズクラブの製造者らはこの種の失敗を保
証していない。前記メタルクラブのヘッドは、ゴルフバ
ッグに収容した際、クラウンが他のクラブのソールに当
たるので欠けたり潰れたりすることによって破損すると
いう問題をも有している。
クラブの上部、すなわち、クラウンは非常に薄いため、
ゴルファーがクラウンを踏み付けることによってメタル
クラブのヘッドは潰れたり欠けたりすることがある。あ
るオーバーサイズクラブの製造者らはこの種の失敗を保
証していない。前記メタルクラブのヘッドは、ゴルフバ
ッグに収容した際、クラウンが他のクラブのソールに当
たるので欠けたり潰れたりすることによって破損すると
いう問題をも有している。
【0006】他の一般的なメタルウッドおよびオーバー
サイズのメタルウッドの欠点は、クラブヘッドにがらが
ら音を生じさせる原因となる充填材の結晶化である。シ
ャフトは中空のメタルクラブのヘッドを貫通し、シャフ
ト近傍の充填材に振動エネルギーを伝達するが、この振
動エネルギーが充填材を結晶化させる。結晶化された充
填材は硬くなって砕け、クラブヘッドの内部に煩わしい
がらがらという音を起こす原因となる。
サイズのメタルウッドの欠点は、クラブヘッドにがらが
ら音を生じさせる原因となる充填材の結晶化である。シ
ャフトは中空のメタルクラブのヘッドを貫通し、シャフ
ト近傍の充填材に振動エネルギーを伝達するが、この振
動エネルギーが充填材を結晶化させる。結晶化された充
填材は硬くなって砕け、クラブヘッドの内部に煩わしい
がらがらという音を起こす原因となる。
【0007】他の一般的なメタルウッドにおけるクラブ
ヘッドの欠点は、クラブヘッドの基部、すなわち、ソー
ル部分に開口部を有するように鋳造されているところで
ある。ソール板はクラブヘッドを被覆するために開口部
にまたがって溶接されている。ソール板の鋳造の継目
は、ソール板の前方縁とフェイス板の基部縁とに構造上
の不連続な部分を作り出している。この構造上の不連続
部、すなわち、鋳造の継目は、フェイスがボールに衝突
したり、ソールが地面に衝突したりすることにより故障
の原因となる。継目はクラブの基部すなわちソールの重
量をも増加させる。ソールで増加した重量と金属量と
は、クラウンに於ける重量および金属量がさらに少なく
なることを意味する。それで、クラウンはより薄くな
り、通常、その表面に作用する力によって潰れたり欠け
たりする可能性が大きくなる。
ヘッドの欠点は、クラブヘッドの基部、すなわち、ソー
ル部分に開口部を有するように鋳造されているところで
ある。ソール板はクラブヘッドを被覆するために開口部
にまたがって溶接されている。ソール板の鋳造の継目
は、ソール板の前方縁とフェイス板の基部縁とに構造上
の不連続な部分を作り出している。この構造上の不連続
部、すなわち、鋳造の継目は、フェイスがボールに衝突
したり、ソールが地面に衝突したりすることにより故障
の原因となる。継目はクラブの基部すなわちソールの重
量をも増加させる。ソールで増加した重量と金属量と
は、クラウンに於ける重量および金属量がさらに少なく
なることを意味する。それで、クラウンはより薄くな
り、通常、その表面に作用する力によって潰れたり欠け
たりする可能性が大きくなる。
【0008】他のオーバーサイズのメタルウッドにおけ
るクラブヘッドの欠点は、これらクラブの打球面が重量
制限のために薄くなっており、それでボールが衝突した
際に潰れたり変形したりする構造上の欠陥を引き起こす
可能性があることである。クラブフェイスの厚さが増加
することにより、クラブフェイスが硬くなり、スイート
スポットが制限されるという望ましくない結果をもたら
す。フェイスは薄くなればなる程、柔軟となる。さら
に、周囲の重量が増えた薄いクラブフェイスではスイー
トスポットはさらに大きくなる。また、金属全体の重量
に制限があるので、クラブヘッド全体の重量が増加した
り、クラブヘッドの速度が低下したりしないように、ク
ラブフェイスが設計される。
るクラブヘッドの欠点は、これらクラブの打球面が重量
制限のために薄くなっており、それでボールが衝突した
際に潰れたり変形したりする構造上の欠陥を引き起こす
可能性があることである。クラブフェイスの厚さが増加
することにより、クラブフェイスが硬くなり、スイート
スポットが制限されるという望ましくない結果をもたら
す。フェイスは薄くなればなる程、柔軟となる。さら
に、周囲の重量が増えた薄いクラブフェイスではスイー
トスポットはさらに大きくなる。また、金属全体の重量
に制限があるので、クラブヘッド全体の重量が増加した
り、クラブヘッドの速度が低下したりしないように、ク
ラブフェイスが設計される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャフトが付
けられる「メタルウッド」のゴルフクラブのヘッドに関
するものである。特に、本発明のゴルフクラブのヘッド
は上部金属面(クラウン)と、前方の打球面(フェイ
ス)とから構成されている。打球面はクラブのヒール部
からトウ部まで延び、金属壁(フェイスウォール)で構
成されている。金属壁は、非金属のインサート(インサ
ート)が固着される、中央に設けられたくぼんだキャビ
ティ(インサートキャビティ)を有している。クラブヘ
ッドの打球面は、水平方向に溝が形成された、2つのメ
タルサーフェイス(メタルフェイス)で構成され、その
メタルサーフェイスは、同様な溝が形成された非金属イ
ンサートの側方に位置し、かつ、それに隣接するととも
に、それと同一平面になっている。また、ゴルフクラブ
のヘッドは下方メタルサーフェイスすなわちソール部で
構成され、そのソール部は3つの異なる表面又は形状か
らなるソール部で構成されている。すなわち、(1)フ
ェースの下縁から後述のソールの凸面へソールに沿って
延びる前部、(2)ソールとクラウンとの後方連結部か
ら前方のソールとの連結部側に延びるソールの後部、
(3)前記ソールの前部と後部との間に位置する凸面で
ある。
けられる「メタルウッド」のゴルフクラブのヘッドに関
するものである。特に、本発明のゴルフクラブのヘッド
は上部金属面(クラウン)と、前方の打球面(フェイ
ス)とから構成されている。打球面はクラブのヒール部
からトウ部まで延び、金属壁(フェイスウォール)で構
成されている。金属壁は、非金属のインサート(インサ
ート)が固着される、中央に設けられたくぼんだキャビ
ティ(インサートキャビティ)を有している。クラブヘ
ッドの打球面は、水平方向に溝が形成された、2つのメ
タルサーフェイス(メタルフェイス)で構成され、その
メタルサーフェイスは、同様な溝が形成された非金属イ
ンサートの側方に位置し、かつ、それに隣接するととも
に、それと同一平面になっている。また、ゴルフクラブ
のヘッドは下方メタルサーフェイスすなわちソール部で
構成され、そのソール部は3つの異なる表面又は形状か
らなるソール部で構成されている。すなわち、(1)フ
ェースの下縁から後述のソールの凸面へソールに沿って
延びる前部、(2)ソールとクラウンとの後方連結部か
ら前方のソールとの連結部側に延びるソールの後部、
(3)前記ソールの前部と後部との間に位置する凸面で
ある。
【0010】ホーゼルはクラブヘッドのヒール端部近傍
のクラウンに配設されている。ゴルフクラブのシャフト
は、ホーゼルの中心の円形開口部を介してヘッドに貫通
することによりクラブヘッドに取り付けられている。ホ
ーゼル部品はクラブヘッド内に挿通しているシャフトと
等しい深さでクラブヘッドの内部に延在している。ホー
ゼル延設部は、ソールの内面に接触しなければ、種々の
深さに延在させてもよい。ホーゼル延設部とソールとの
間のクリアランスにより、ホーゼルの穴を介してヘッド
内に充填される充填材の流れを容易にすることができ
る。
のクラウンに配設されている。ゴルフクラブのシャフト
は、ホーゼルの中心の円形開口部を介してヘッドに貫通
することによりクラブヘッドに取り付けられている。ホ
ーゼル部品はクラブヘッド内に挿通しているシャフトと
等しい深さでクラブヘッドの内部に延在している。ホー
ゼル延設部は、ソールの内面に接触しなければ、種々の
深さに延在させてもよい。ホーゼル延設部とソールとの
間のクリアランスにより、ホーゼルの穴を介してヘッド
内に充填される充填材の流れを容易にすることができ
る。
【0011】ホーゼル部品の延設部がシャフトを隔離し
ているので、シャフトはクラブヘッド内部の充填材に直
接接触することがない。このように、ホーゼル部品がシ
ャフトを隔離しているので、シャフトから充填材に伝達
する振動エネルギーが減少し、充填材の結晶化が少なく
なる。これにより、プレーヤーを動揺させるがたつき音
の問題を引き起こす原因の1つを抑制することができ
る。
ているので、シャフトはクラブヘッド内部の充填材に直
接接触することがない。このように、ホーゼル部品がシ
ャフトを隔離しているので、シャフトから充填材に伝達
する振動エネルギーが減少し、充填材の結晶化が少なく
なる。これにより、プレーヤーを動揺させるがたつき音
の問題を引き起こす原因の1つを抑制することができ
る。
【0012】インサートキャビティによりクラブフェイ
スの周囲にクラブフェイスの質量を分散させることがで
きる。周囲に重量を分散させることにより、さらに大き
なスイートスポットを有する打球面を開発しやすくして
いる。インサートキャビティはクラブフェイスの壁に形
成された内壁によって形成されている。インサートキャ
ビティ壁はクラブフェイスの壁よりも厚くても薄くても
構わない。インサートキャビティ壁はクラブフェイスの
壁を形成する平面に対して後方側に垂直に突設されてい
る。これら壁はクラブフェイスを支持するのは勿論、質
量を増加させている。それで、前記壁により、質量ある
いは金属量の少ない強靭なクラブフェイスでクラブヘッ
ドのスイング速度を増加させることが可能となる。
スの周囲にクラブフェイスの質量を分散させることがで
きる。周囲に重量を分散させることにより、さらに大き
なスイートスポットを有する打球面を開発しやすくして
いる。インサートキャビティはクラブフェイスの壁に形
成された内壁によって形成されている。インサートキャ
ビティ壁はクラブフェイスの壁よりも厚くても薄くても
構わない。インサートキャビティ壁はクラブフェイスの
壁を形成する平面に対して後方側に垂直に突設されてい
る。これら壁はクラブフェイスを支持するのは勿論、質
量を増加させている。それで、前記壁により、質量ある
いは金属量の少ない強靭なクラブフェイスでクラブヘッ
ドのスイング速度を増加させることが可能となる。
【0013】クラブフェイスの壁の内部サーフェイスは
垂直方向のリブによっても補強されている。これらリブ
はクラブフェイスの内壁に形成されている。リブはクラ
ブフェイスの壁を支持するとともに強化している。リブ
はフロントフェイスを補強してそれを薄く、かつ、柔軟
とすることができるが、さらに厚い打球面であってもそ
の機械的強度を高めることが可能である。
垂直方向のリブによっても補強されている。これらリブ
はクラブフェイスの内壁に形成されている。リブはクラ
ブフェイスの壁を支持するとともに強化している。リブ
はフロントフェイスを補強してそれを薄く、かつ、柔軟
とすることができるが、さらに厚い打球面であってもそ
の機械的強度を高めることが可能である。
【0014】さらに、本発明はクラウンプレートに特徴
がある。オーバーサイズのメタルウッドのヘッドフェイ
ス、ソールおよびクラウン部分は単一部材で鋳造により
形成されているため、ソールあるいはクラブフェイスに
は溶接あるいは固着による継目がない。その代わりに、
開口部はクラウンプレートが配設されるクラウンに形成
されている。クラウンにクラウンプレートを溶接あるい
は固着することにより形成される継目はクラウンを補強
するとともに、構造上の欠陥あるいは継目を有しないオ
ーバーサイズのクラブヘッドに見られる、より薄いクラ
ウンに皺を発生させるという問題を解決する。クラブ本
体のクラウンの開口部にクラウンプレートを溶接する結
果、クラウンと、クラウンに連接されるフェイス上部の
強度が高められる。その上、フェイスの壁は付加的な強
度をも有している。なぜなら、クラウンプレートの溶接
あるいは固着の継目はクラウンと、さらにクラウンに連
接されたフェイス上部とを支持する補強リブとしての機
能を発揮するからである。
がある。オーバーサイズのメタルウッドのヘッドフェイ
ス、ソールおよびクラウン部分は単一部材で鋳造により
形成されているため、ソールあるいはクラブフェイスに
は溶接あるいは固着による継目がない。その代わりに、
開口部はクラウンプレートが配設されるクラウンに形成
されている。クラウンにクラウンプレートを溶接あるい
は固着することにより形成される継目はクラウンを補強
するとともに、構造上の欠陥あるいは継目を有しないオ
ーバーサイズのクラブヘッドに見られる、より薄いクラ
ウンに皺を発生させるという問題を解決する。クラブ本
体のクラウンの開口部にクラウンプレートを溶接する結
果、クラウンと、クラウンに連接されるフェイス上部の
強度が高められる。その上、フェイスの壁は付加的な強
度をも有している。なぜなら、クラウンプレートの溶接
あるいは固着の継目はクラウンと、さらにクラウンに連
接されたフェイス上部とを支持する補強リブとしての機
能を発揮するからである。
【0015】クラウンはクラウンプレートの継目によっ
て3つのより小さなセクションに分割され、継目のない
同様なクラウンよりも強度が高く、かつ、全体的にさら
に柔軟性が少なくなっている。継目によって補強された
クラウンは潰れる危険性が少ない。さらに、強化された
クラウンはクラウンを支持するために金属をあまり必要
としない。そうでなければ、クラウンを厚くするととも
に強化する働きをする金属が、クラブ全体の重量を増加
させることなく、クラブフェイスあるいはクラブヘッド
のソールの強度を高めて質量を付加することに利用され
るであろう。それで、本発明のクラブヘッドは継目なく
製作された、同一の重量、容量および材料からなるクラ
ブよりも強度が高くなっている。
て3つのより小さなセクションに分割され、継目のない
同様なクラウンよりも強度が高く、かつ、全体的にさら
に柔軟性が少なくなっている。継目によって補強された
クラウンは潰れる危険性が少ない。さらに、強化された
クラウンはクラウンを支持するために金属をあまり必要
としない。そうでなければ、クラウンを厚くするととも
に強化する働きをする金属が、クラブ全体の重量を増加
させることなく、クラブフェイスあるいはクラブヘッド
のソールの強度を高めて質量を付加することに利用され
るであろう。それで、本発明のクラブヘッドは継目なく
製作された、同一の重量、容量および材料からなるクラ
ブよりも強度が高くなっている。
【0016】クラブフェイスはその内面にある内方リブ
の存在によっても支持されている。支持リブは丸い形状
となって、クラブヘッド内に注入される内部充填材が均
一に分布するように均一に流れるようにしている。これ
により、リブの隣接面近傍に形成されるエアポケットを
除去あるいは減少させることができる。エアポケットは
充填材によって提供されるフェイスへの支持を減少させ
る。また、インサートキャビティ壁は実質的にクラブフ
ェイスの中心の打球領域を強化している。キャビティ壁
はクラブフェイスのインパクトの点を効果的に厚くして
強化する働きをする。インサート壁は打球面に対して直
角、すなわち、垂直方向で、ゴルフボールを打つ際にク
ラブヘッドのフェイスに作用する、予測される最大限の
力と「同一線上に(in line)」突出している。さら
に、キャビティの壁面はリブ同士の間隔を長くし、代わ
りに補強リブの数およびクラブヘッドの全重量を増加さ
せなくてもよいようにしている。
の存在によっても支持されている。支持リブは丸い形状
となって、クラブヘッド内に注入される内部充填材が均
一に分布するように均一に流れるようにしている。これ
により、リブの隣接面近傍に形成されるエアポケットを
除去あるいは減少させることができる。エアポケットは
充填材によって提供されるフェイスへの支持を減少させ
る。また、インサートキャビティ壁は実質的にクラブフ
ェイスの中心の打球領域を強化している。キャビティ壁
はクラブフェイスのインパクトの点を効果的に厚くして
強化する働きをする。インサート壁は打球面に対して直
角、すなわち、垂直方向で、ゴルフボールを打つ際にク
ラブヘッドのフェイスに作用する、予測される最大限の
力と「同一線上に(in line)」突出している。さら
に、キャビティの壁面はリブ同士の間隔を長くし、代わ
りに補強リブの数およびクラブヘッドの全重量を増加さ
せなくてもよいようにしている。
【0017】インサートキャビティにより非金属のイン
サートでフェイスウォールの平担な外部の打球面が形成
される。好ましい実施例では、インサートはサイコラッ
クあるいはアクリロニトリル ブタジエン スチレン
テルポリマー(「ABS」)で製作されるが、いかなる
材料であってもよい。インサートおよびキャビティ自身
の設計には、溝部および柱がインサートキャビティサー
フェイスに対するインサートの接着力を高め、キャビテ
ィ内にインサートを備え付け、フェイスウォールでの保
持力を保証するように利用される。キャビティの設計に
は、インサートキャビティのサーフェイスと側壁との連
結部にインサートキャビティのサーフェイスの周囲に沿
って陥没した、あるいは、刻まれた溝部を用いる。これ
ら溝部はキャビティ内にインサートを取り付けるために
使用される液状のエポキシあるいはセメントが流動する
ように、粘着性のアンカー(anchor)として作用する。
これら溝部はインサートキャビティのサーフェイスにイ
ンサートを固着しやすくする。
サートでフェイスウォールの平担な外部の打球面が形成
される。好ましい実施例では、インサートはサイコラッ
クあるいはアクリロニトリル ブタジエン スチレン
テルポリマー(「ABS」)で製作されるが、いかなる
材料であってもよい。インサートおよびキャビティ自身
の設計には、溝部および柱がインサートキャビティサー
フェイスに対するインサートの接着力を高め、キャビテ
ィ内にインサートを備え付け、フェイスウォールでの保
持力を保証するように利用される。キャビティの設計に
は、インサートキャビティのサーフェイスと側壁との連
結部にインサートキャビティのサーフェイスの周囲に沿
って陥没した、あるいは、刻まれた溝部を用いる。これ
ら溝部はキャビティ内にインサートを取り付けるために
使用される液状のエポキシあるいはセメントが流動する
ように、粘着性のアンカー(anchor)として作用する。
これら溝部はインサートキャビティのサーフェイスにイ
ンサートを固着しやすくする。
【0018】溝部は、エポキシの粘着効果を高めるため
に小さなクロスハッチングあるいは不規則な模様を有し
ていてもよい。キャビティのサーフェイスの外表面は、
エポキシの接着力あるいは粘着力を高めるために平担で
ないでこぼこ状であってもよい。インサートの背部には
同様にでこぼこあるいは溝が形成されている。複数の空
洞あるいは穴は、キャビティ内のインサートに対するエ
ポキシの接着力あるいは粘着力を高めるためにインサー
トの背部に形成するようにしてもよい。
に小さなクロスハッチングあるいは不規則な模様を有し
ていてもよい。キャビティのサーフェイスの外表面は、
エポキシの接着力あるいは粘着力を高めるために平担で
ないでこぼこ状であってもよい。インサートの背部には
同様にでこぼこあるいは溝が形成されている。複数の空
洞あるいは穴は、キャビティ内のインサートに対するエ
ポキシの接着力あるいは粘着力を高めるためにインサー
トの背部に形成するようにしてもよい。
【0019】インサート自身は主に(下記するピン以
外)非金属材料からなり、形成されて、クラブヘッドの
外部金属部分の組み立てが完了し、クラブヘッドの本体
にクラウンプレートを取り付けた後、インサートキャビ
ティ内に別体で挿入される。インサートは、インサー
ト、インサートキャビティおよびインサートキャビティ
の外壁面の液状のエポキシあるいは他のボンディング剤
の適用によってインサートキャビティ内に保持されてい
る。
外)非金属材料からなり、形成されて、クラブヘッドの
外部金属部分の組み立てが完了し、クラブヘッドの本体
にクラウンプレートを取り付けた後、インサートキャビ
ティ内に別体で挿入される。インサートは、インサー
ト、インサートキャビティおよびインサートキャビティ
の外壁面の液状のエポキシあるいは他のボンディング剤
の適用によってインサートキャビティ内に保持されてい
る。
【0020】インサートは4つの中空の金属製ピン
(「フェイスピン」)を有している。このピンは外表面
の長さ方向に沿ってぎざぎざにされ、刻まれ、あるい
は、その形状に形成されている。これにより、ピンの外
部とインサートとの間のボンディングおよび取り付けが
さらによくなっている。ピンは、インサートの外表面に
直角に、かつ、同一平面に配置され、インサートの前面
の外表面からインサートを貫通してサーフェイスの内部
あるいは後部のサーフェイスと同一平面又はへこんだ状
態で終わっている。ピンはインサートが組み立てられる
時にインサート内に挿入され、組立後、インサートの必
須部分を形成する。ピンはインサートの外部すなわち前
面と同一平面内に現れる端部(「ヘッド」)で閉塞され
ており、ピンの他端は中空あるいは開口となっているの
で、インサートをインサートキャビテイに取り付けた時
にキャビティ内のエポキシが中空のピン内に流れ込み、
インサートがインサートキャビティにさらにうまく固着
される。
(「フェイスピン」)を有している。このピンは外表面
の長さ方向に沿ってぎざぎざにされ、刻まれ、あるい
は、その形状に形成されている。これにより、ピンの外
部とインサートとの間のボンディングおよび取り付けが
さらによくなっている。ピンは、インサートの外表面に
直角に、かつ、同一平面に配置され、インサートの前面
の外表面からインサートを貫通してサーフェイスの内部
あるいは後部のサーフェイスと同一平面又はへこんだ状
態で終わっている。ピンはインサートが組み立てられる
時にインサート内に挿入され、組立後、インサートの必
須部分を形成する。ピンはインサートの外部すなわち前
面と同一平面内に現れる端部(「ヘッド」)で閉塞され
ており、ピンの他端は中空あるいは開口となっているの
で、インサートをインサートキャビテイに取り付けた時
にキャビティ内のエポキシが中空のピン内に流れ込み、
インサートがインサートキャビティにさらにうまく固着
される。
【0021】ピンはインサートの表面中央部に配設され
る、一定間隔で設けられた正方形状でインサート内に位
置している。クラブヘッドの組立完了後、各フェイスピ
ンの閉塞端部はインサートの外表面、すなわち、表面か
ら目視可能で、そのように見えるとき、インサートの外
表面に対して同一平面内でさら穴に埋められた平担なリ
ベットや従来の取付ねじのように現れる。
る、一定間隔で設けられた正方形状でインサート内に位
置している。クラブヘッドの組立完了後、各フェイスピ
ンの閉塞端部はインサートの外表面、すなわち、表面か
ら目視可能で、そのように見えるとき、インサートの外
表面に対して同一平面内でさら穴に埋められた平担なリ
ベットや従来の取付ねじのように現れる。
【0022】これら中空ピンは開口端部の空気コラム
(air columns)を形成することにより、エポキシある
いはボンディング剤がこれら開口端部のピン穴あるいは
コラムの内部に流れるようになっている。これにより、
エポキシが中空ピンに流れ込んだ際にインサートキャビ
ティのサーフェイスに対してインサートがさらによく取
り付けられることになる。中空ピンの開口端部のコラム
内に残された空気量は、ピンのコラム内に流入するエポ
キシ量を決定する、キャビティ内に位置するエポキシ量
によって調整されるようにしてもよい。ピン穴のコラム
とピンとに残された空気量はクラブの音および感触に影
響する。コラム内の空気量もクラブフェイスの柔軟性、
感触およびボールに接触する際の効果を変更する。
(air columns)を形成することにより、エポキシある
いはボンディング剤がこれら開口端部のピン穴あるいは
コラムの内部に流れるようになっている。これにより、
エポキシが中空ピンに流れ込んだ際にインサートキャビ
ティのサーフェイスに対してインサートがさらによく取
り付けられることになる。中空ピンの開口端部のコラム
内に残された空気量は、ピンのコラム内に流入するエポ
キシ量を決定する、キャビティ内に位置するエポキシ量
によって調整されるようにしてもよい。ピン穴のコラム
とピンとに残された空気量はクラブの音および感触に影
響する。コラム内の空気量もクラブフェイスの柔軟性、
感触およびボールに接触する際の効果を変更する。
【0023】フェイスウォール、ソールおよびクラウン
の後方部分は単一部材(「クラブヘッド本体」)を鋳造
して形成される(「単体構造物(single unit construc
tion」)。鋳造工程を経た結果、クラウンの開口部を除
くクラブヘッドの金属壁全体の構成が完了する。前記ク
ラウンの開口部を除く部分は金属壁の上縁とこの上縁に
沿って始まり、部分的に完成したクラウンの前方縁部に
向かって後方に進んでいる。クラブヘッド本体の外方金
属部分が完成し、前記開口部が別体の鋳造金属片(「ク
ラウンプレート」)を金属壁の頂部の縁と未完成なクラ
ウンの縁部に沿ってクラブヘッド本体に溶接することに
よって「閉塞される」。ホーゼルは本体壁面の必須部分
として形成されており、本体の壁面を介して開口メタル
シリンダーとして内方本体のキャビティ(「ホーゼル延
設部」)内に延在している。
の後方部分は単一部材(「クラブヘッド本体」)を鋳造
して形成される(「単体構造物(single unit construc
tion」)。鋳造工程を経た結果、クラウンの開口部を除
くクラブヘッドの金属壁全体の構成が完了する。前記ク
ラウンの開口部を除く部分は金属壁の上縁とこの上縁に
沿って始まり、部分的に完成したクラウンの前方縁部に
向かって後方に進んでいる。クラブヘッド本体の外方金
属部分が完成し、前記開口部が別体の鋳造金属片(「ク
ラウンプレート」)を金属壁の頂部の縁と未完成なクラ
ウンの縁部に沿ってクラブヘッド本体に溶接することに
よって「閉塞される」。ホーゼルは本体壁面の必須部分
として形成されており、本体の壁面を介して開口メタル
シリンダーとして内方本体のキャビティ(「ホーゼル延
設部」)内に延在している。
【0024】
【実施例】図において、本発明の好ましい実施例に係る
ゴルフクラブのヘッド10は図1に示されている。図1
Aはホーゼル16内に挿入されてクラブヘッド10の内
部に入り込むことによりクラブヘッド10に取り付けら
れたシャフト11を有するゴルフクラブを示している。
クラブヘッド10は、図1に示すように、中空のメタル
シェルからなり、発泡材あるいは充填材の結晶体(pack
ing crystals)が充填されている。好ましい実施例で
は、メタルヘッドには、鋳造ヘッド部10の全重量の変
動を考慮して正確に秤量した弾性結晶体(expandable c
rystals)が充填されている。この技術により、重量の
変化のために廃棄されなければならないヘッドの数は少
なくなる。好ましい実施例では、クラブヘッドの重量は
195gと205gの間である。
ゴルフクラブのヘッド10は図1に示されている。図1
Aはホーゼル16内に挿入されてクラブヘッド10の内
部に入り込むことによりクラブヘッド10に取り付けら
れたシャフト11を有するゴルフクラブを示している。
クラブヘッド10は、図1に示すように、中空のメタル
シェルからなり、発泡材あるいは充填材の結晶体(pack
ing crystals)が充填されている。好ましい実施例で
は、メタルヘッドには、鋳造ヘッド部10の全重量の変
動を考慮して正確に秤量した弾性結晶体(expandable c
rystals)が充填されている。この技術により、重量の
変化のために廃棄されなければならないヘッドの数は少
なくなる。好ましい実施例では、クラブヘッドの重量は
195gと205gの間である。
【0025】クラブヘッド10はクラウン12、ソール
14およびクラブフェース28で構成されている。クラ
ブフェイス28は水平なフェイス溝26を形成するため
に、刻まれ(scored)、エッチングされ、あるいは、鋳
造されている。クラブフェイスはインサートキャビティ
ー18をも有している。インサートキャビティー18の
後方外表面は、インサートキャビティー18の側壁の真
っすぐあるいはほぼ垂直な縁の周辺に溝部48を有して
いる。
14およびクラブフェース28で構成されている。クラ
ブフェイス28は水平なフェイス溝26を形成するため
に、刻まれ(scored)、エッチングされ、あるいは、鋳
造されている。クラブフェイスはインサートキャビティ
ー18をも有している。インサートキャビティー18の
後方外表面は、インサートキャビティー18の側壁の真
っすぐあるいはほぼ垂直な縁の周辺に溝部48を有して
いる。
【0026】図1Bに示すように、インサート19はエ
ポキシ、セメントあるいは他の粘着剤でインサートキャ
ビティ18に固着されている。インサート19は圧縮あ
るいは鋳造工程でインサートキャビティ18内に固着す
るようにしてもよい。フェイスピン20はダイヤモンド
模様あるいは他の模様でインサート内に配列されてお
り、インサート18の外表面で目視可能となっている。
フェイスピン20は中空であるため、エポキシあるいは
粘着剤が図5に示されるフェイスピン穴42を介してフ
ェイスピン20の中空内部に流入する。溝部48とフェ
イスピン穴42と中空フェイスピン20との組み合わせ
により、従来のエポキシあるいは粘着剤がそれらの空間
に流入して、インサートキャビティのサーフェイス13
とインサート19への粘着力が向上する。この粘着力の
向上により、インサート19のインサートキャビティの
サーフェイス13への固着が助けられる。
ポキシ、セメントあるいは他の粘着剤でインサートキャ
ビティ18に固着されている。インサート19は圧縮あ
るいは鋳造工程でインサートキャビティ18内に固着す
るようにしてもよい。フェイスピン20はダイヤモンド
模様あるいは他の模様でインサート内に配列されてお
り、インサート18の外表面で目視可能となっている。
フェイスピン20は中空であるため、エポキシあるいは
粘着剤が図5に示されるフェイスピン穴42を介してフ
ェイスピン20の中空内部に流入する。溝部48とフェ
イスピン穴42と中空フェイスピン20との組み合わせ
により、従来のエポキシあるいは粘着剤がそれらの空間
に流入して、インサートキャビティのサーフェイス13
とインサート19への粘着力が向上する。この粘着力の
向上により、インサート19のインサートキャビティの
サーフェイス13への固着が助けられる。
【0027】図2に示すように、好ましい実施例では、
クラブヘッド10はクラブフェイス28、ソール14、
開口部9を有するクラウン12を形成する単一部材で鋳
造されている。この開口部はクラウンプレート22で覆
われている。クラウンプレート22は溶接、粘着、圧
縮、鋳造、あるいは他の工程によってクラウン12に固
着されている。好ましい実施例では、クラウンプレート
22はクラウン12に溶接されてクラウン12の開口部
を塞いでいる。この溶接あるいは他の手段による固着に
より、クラウン12とクラウンプレート22との連結部
はクラウンの継目24で補強される。好ましい実施例で
は、クラウン12に形成された開口部9はその縁部に形
成されたアングルあるいはリップを有しているため、ク
ラウンプレート22は開口部に嵌合するとともに、補足
的に開口部9のアングルあるいはリップに係合して支持
される。このように、クラウンプレート22が開口部9
に係合する結果、クラウンプレート22はクラブヘッド
の内部には落ち込むことがない。そして、その状態で保
持することにより、クラウンプレート22はクラウン1
2のクラウン開口部9に容易に溶接あるいは固着するこ
とができる。クラウン12に固着されたクラウンプレー
ト22の平面は図3Aに示されている。図3Aの2重点
線は継目の位置を示している。クラウン12とその開口
部9の平面部は図3Bに示されている。
クラブヘッド10はクラブフェイス28、ソール14、
開口部9を有するクラウン12を形成する単一部材で鋳
造されている。この開口部はクラウンプレート22で覆
われている。クラウンプレート22は溶接、粘着、圧
縮、鋳造、あるいは他の工程によってクラウン12に固
着されている。好ましい実施例では、クラウンプレート
22はクラウン12に溶接されてクラウン12の開口部
を塞いでいる。この溶接あるいは他の手段による固着に
より、クラウン12とクラウンプレート22との連結部
はクラウンの継目24で補強される。好ましい実施例で
は、クラウン12に形成された開口部9はその縁部に形
成されたアングルあるいはリップを有しているため、ク
ラウンプレート22は開口部に嵌合するとともに、補足
的に開口部9のアングルあるいはリップに係合して支持
される。このように、クラウンプレート22が開口部9
に係合する結果、クラウンプレート22はクラブヘッド
の内部には落ち込むことがない。そして、その状態で保
持することにより、クラウンプレート22はクラウン1
2のクラウン開口部9に容易に溶接あるいは固着するこ
とができる。クラウン12に固着されたクラウンプレー
ト22の平面は図3Aに示されている。図3Aの2重点
線は継目の位置を示している。クラウン12とその開口
部9の平面部は図3Bに示されている。
【0028】ソール14の後部はフェースと反対側の端
部で凹状のサーフェイス30に隣接している。この凹状
の空気力学上のサーフェイス30はゴルフスイングにお
いて空気中を通過する際、クラブヘッド10によって引
き起こされる乱流を減少させる。凹状のサーフェイス3
0は、空気中を通過する際、クラブヘッド10の空力学
的抗力(dinamic drag)を減少させるとともに、クラブ
ヘッドの凸状のクラウン12を高速で通過する空気によ
って引き起こされる揚力を減少させる。揚力および抗力
の減少によって図2の角度αで示されるクラブヘッドの
ロフトが維持される。クラブヘッドに作用する空気力学
上の力によってクラブヘッドの方向が変わる。この方向
の変化によって角度αが大きくなり、クラブのロフトが
増加する。この増加は飛距離を減少させることになるた
め望ましくない。なぜなら、望まれるよりもより高い弾
道で飛ぶことによってエネルギーが失われるからであ
る。
部で凹状のサーフェイス30に隣接している。この凹状
の空気力学上のサーフェイス30はゴルフスイングにお
いて空気中を通過する際、クラブヘッド10によって引
き起こされる乱流を減少させる。凹状のサーフェイス3
0は、空気中を通過する際、クラブヘッド10の空力学
的抗力(dinamic drag)を減少させるとともに、クラブ
ヘッドの凸状のクラウン12を高速で通過する空気によ
って引き起こされる揚力を減少させる。揚力および抗力
の減少によって図2の角度αで示されるクラブヘッドの
ロフトが維持される。クラブヘッドに作用する空気力学
上の力によってクラブヘッドの方向が変わる。この方向
の変化によって角度αが大きくなり、クラブのロフトが
増加する。この増加は飛距離を減少させることになるた
め望ましくない。なぜなら、望まれるよりもより高い弾
道で飛ぶことによってエネルギーが失われるからであ
る。
【0029】好ましい実施例では、クラウンプレート2
2は、図3Bに示すように、クラウン12の中央部に配
設されている。しかしながら、クラウン12の開口部9
の位置と、開口部を覆うクラウンプレート22の位置と
は変更されてもよい。開口部9とクラウンプレート22
の位置および形状は、クラウン12上の種々の形あるい
は位置に適合するようにしてもよい。
2は、図3Bに示すように、クラウン12の中央部に配
設されている。しかしながら、クラウン12の開口部9
の位置と、開口部を覆うクラウンプレート22の位置と
は変更されてもよい。開口部9とクラウンプレート22
の位置および形状は、クラウン12上の種々の形あるい
は位置に適合するようにしてもよい。
【0030】図4には支持リブ34が示されている。支
持リブ34はクラブフェイス28の内面に形成されてい
る。これらリブは長方形、三角形、球状あるいは他のい
かなる形状であってもよい。好ましい実施例では、リブ
は三角形で、三角形の頂点は球状になっており、その底
部は内壁面に隣接して充填材の流れを良くする一方、強
度を向上させるとともに、金属の容量および質量を最小
限に抑えている。インサートキャビティの内壁44は図
4に示されている。インサートキャビティ18の内壁4
4はインサート19を保持するためにクラブフェイス2
8から陥没した箱状に形成されている。好ましい実施例
では、内壁44は鋳造及び熱処理中の品質管理を向上さ
せるために4面全てにおいて均一な厚さとなっている。
インサートキャビティの壁の厚さは、インサート19に
ゴルフボールが衝突した際のクラブの音および感触にも
影響を与える。インサートキャビティの内壁はクラブフ
ェイスを支持し、強度を高める役割をも果している。
持リブ34はクラブフェイス28の内面に形成されてい
る。これらリブは長方形、三角形、球状あるいは他のい
かなる形状であってもよい。好ましい実施例では、リブ
は三角形で、三角形の頂点は球状になっており、その底
部は内壁面に隣接して充填材の流れを良くする一方、強
度を向上させるとともに、金属の容量および質量を最小
限に抑えている。インサートキャビティの内壁44は図
4に示されている。インサートキャビティ18の内壁4
4はインサート19を保持するためにクラブフェイス2
8から陥没した箱状に形成されている。好ましい実施例
では、内壁44は鋳造及び熱処理中の品質管理を向上さ
せるために4面全てにおいて均一な厚さとなっている。
インサートキャビティの壁の厚さは、インサート19に
ゴルフボールが衝突した際のクラブの音および感触にも
影響を与える。インサートキャビティの内壁はクラブフ
ェイスを支持し、強度を高める役割をも果している。
【0031】好ましい実施例では、クラブヘッドシェル
はチタン─アルミ合金、好ましくは92%のアルミニウ
ムと8%のチタニウムで構成されている。この合金の構
成は変更してもよい。鋳造されたクラブヘッドは、ゴル
フボールを打つ際のクラブの音および感触を向上させる
ために熱処理される。熱処理はクラブヘッドを硬くもす
る。ボールの打球面(支持リブ34を除いて)および各
インサートキャビティの内壁は通常均一な厚さで形成さ
れる。均一な厚さにより、ボールを打つときのクラブヘ
ッドの音および感触が向上する。熱処理はゴルフボール
を打つ際のゴルフクラブの音および感触にも影響する。
熱処理により、ゴルフボールを打つ際、クラブは低くて
自然な心地よい音および感触となる。クラブはより木製
のクラブに近く、より金属製のゴルフクラブから離れた
感触および音となる。
はチタン─アルミ合金、好ましくは92%のアルミニウ
ムと8%のチタニウムで構成されている。この合金の構
成は変更してもよい。鋳造されたクラブヘッドは、ゴル
フボールを打つ際のクラブの音および感触を向上させる
ために熱処理される。熱処理はクラブヘッドを硬くもす
る。ボールの打球面(支持リブ34を除いて)および各
インサートキャビティの内壁は通常均一な厚さで形成さ
れる。均一な厚さにより、ボールを打つときのクラブヘ
ッドの音および感触が向上する。熱処理はゴルフボール
を打つ際のゴルフクラブの音および感触にも影響する。
熱処理により、ゴルフボールを打つ際、クラブは低くて
自然な心地よい音および感触となる。クラブはより木製
のクラブに近く、より金属製のゴルフクラブから離れた
感触および音となる。
【0032】好ましい実施例では、インサートはサイコ
ラックあるいはABS樹脂で形成されている。これらの
材料は一般にゴルフ産業において周知であり、インサー
ト用に使用されている。サイコラックにはセルパーツ
(cell parts)が利用できる。ABS樹脂にはスコッチ
ウェルド(scotch weld)が利用できる。サイコラック
はパーシモン(柿の木)あるいは木製のゴルフクラブの
フェイスインサートとして一般的に使用されている材料
である。サイコラックのインサートにはセルパーツマニ
ュファクチャリング社(60018 イリノイ州 、ロズモン
ト、ローズ通り5220 N番)のものが利用できる。ABS
にはスコッチウェルド社(75243 テキサス州 ダラ
ス、バーレソン 9709、ジェネラル エレクトリック
プラスチック ディビジョン)が利用できる。それで、
本発明では、ゴルファーは金属製クラブによって提供さ
れる、耐久性のある大型のヘッドと、広大なスイートス
ポットとの利点を備えた、一般的な木製クラブと同等の
打球面あるいはインサートを得る。接着力を高めるため
の溝部48はインサートキャビティ18の側方に示され
ている。
ラックあるいはABS樹脂で形成されている。これらの
材料は一般にゴルフ産業において周知であり、インサー
ト用に使用されている。サイコラックにはセルパーツ
(cell parts)が利用できる。ABS樹脂にはスコッチ
ウェルド(scotch weld)が利用できる。サイコラック
はパーシモン(柿の木)あるいは木製のゴルフクラブの
フェイスインサートとして一般的に使用されている材料
である。サイコラックのインサートにはセルパーツマニ
ュファクチャリング社(60018 イリノイ州 、ロズモン
ト、ローズ通り5220 N番)のものが利用できる。ABS
にはスコッチウェルド社(75243 テキサス州 ダラ
ス、バーレソン 9709、ジェネラル エレクトリック
プラスチック ディビジョン)が利用できる。それで、
本発明では、ゴルファーは金属製クラブによって提供さ
れる、耐久性のある大型のヘッドと、広大なスイートス
ポットとの利点を備えた、一般的な木製クラブと同等の
打球面あるいはインサートを得る。接着力を高めるため
の溝部48はインサートキャビティ18の側方に示され
ている。
【0033】図5はクラブヘッドの断面図である。クラ
ウンの継目24はクラウン12の内面から突設されるよ
うに示されている。ホーゼル16は図5に示されてい
る。シャフト11はシャフト穴17を通ってホーゼル1
6に貫通している。ホーゼル16はクラブヘッド内に延
び、ホーゼル延設部25が形成されている。ホーゼル1
6はクラウン12のヒール端部を通って延長され、クラ
ブヘッドの内部にシャフトと同じ深さまで入り込んでい
る。ホーゼル延設部25はクラブヘッド10内の充填材
からシャフトを隔離している。ホーゼル延設部25は、
クラブシャフトからクラブヘッド内側の充填材に伝えら
れる振動エネルギーを減少させている。また、このホー
ゼル延設部25は、クラブシャフトをホーゼル穴17に
固着するために使用されるエポキシ、接着剤あるいはセ
メントが、クラブヘッド内に漏れて、クラブヘッド内の
充填材と反応することをも防止している。振動エネルギ
ーあるいは充填材に漏れるエポキシは充填材の結晶化を
引き起こす。このように結晶化した充填材成分は砕け
て、クラブヘッドの内部からプレーヤーを動揺させるよ
うながたつき音を発生させる原因となる。
ウンの継目24はクラウン12の内面から突設されるよ
うに示されている。ホーゼル16は図5に示されてい
る。シャフト11はシャフト穴17を通ってホーゼル1
6に貫通している。ホーゼル16はクラブヘッド内に延
び、ホーゼル延設部25が形成されている。ホーゼル1
6はクラウン12のヒール端部を通って延長され、クラ
ブヘッドの内部にシャフトと同じ深さまで入り込んでい
る。ホーゼル延設部25はクラブヘッド10内の充填材
からシャフトを隔離している。ホーゼル延設部25は、
クラブシャフトからクラブヘッド内側の充填材に伝えら
れる振動エネルギーを減少させている。また、このホー
ゼル延設部25は、クラブシャフトをホーゼル穴17に
固着するために使用されるエポキシ、接着剤あるいはセ
メントが、クラブヘッド内に漏れて、クラブヘッド内の
充填材と反応することをも防止している。振動エネルギ
ーあるいは充填材に漏れるエポキシは充填材の結晶化を
引き起こす。このように結晶化した充填材成分は砕け
て、クラブヘッドの内部からプレーヤーを動揺させるよ
うながたつき音を発生させる原因となる。
【0034】インサートキャビティ18の内壁はクラブ
フェイス28に陥没した箱状に形成されている。クラウ
ン12の前方すなわちフェイスの縁部はインサートキャ
ビティ18に対する上部支持壁15aを形成している。
ソールの前方すなわちフェイスの縁部はインサートキャ
ビティ18に対する下部支持壁15bを形成している。
好ましい実施例では、上部壁15aと下部壁15bとイ
ンサートキャビティ18のサーフェイス13とは均一厚
さに鋳造されている。インサート19はインサートキャ
ビティ18内に嵌合している。好ましい実施例では、中
空のフェイスピン20がインサート19内に挿入されて
いる。この代わり、中空のフェイスピン20はフェイス
ピン穴4に嵌合してもよい。フェイスピン20は、その
開口端部のキャビティが、図5に示すように、インサー
トの背後に開口するように中空になっている。ピンのヘ
ッドは閉塞されている。好ましい実施例では、フェイス
ピンは実質的にインサートの全幅まで広がっている。ピ
ンはインサートキャビティの内壁に接触しないように少
しへこまされてもよい。ピンのヘッドはねじのヘッドあ
るいは平担なリベットあるいは他の形状に似ていてもよ
い。図9に示すように、フェイスピン20は閉塞端部す
なわちヘッド21と、中空の開口端部23とを有してい
る。ピンの側面25は接着性を高めるためにぎざぎざに
したり溝を形成したりするようにしてもよい。エポキ
シ、接着剤、あるいはセメントはインサートキャビティ
18内とフェイスピン20の中空部分とに配置される。
他の実施例では、ピン穴42を有するため、エポキシ、
接着剤あるいはセメントはピン穴42内および中空のフ
ェイスピン20の内部まで流れる。さらに他の実施例で
は、フェイスピンは中実であってもよく、実質的にイン
サートの全幅を貫通するために種々の長さであってもよ
く、あるいは、インサートの背面およびインサートキャ
ビティのサーフェイスからへこませるためにさらに短く
てもよい。このような設計により、インサート19内お
よび中空のフェイスピン20へのエポキシの流動性が高
まり、インサートキャビティへのインサートの接着力が
向上する。エポキシ、接着剤あるいはセメントはインサ
ートキャビティ18の側壁44の周囲に形成された溝部
48にも流れ込む。好ましい実施例では、インサートキ
ャビティの側壁44はクラブフェイスの壁28から垂直
に立設されている。これら側方のインサート支持壁44
はインサート19のための垂直支持部を形成するととも
に、ボールを打つ際のフェイスの壁28を支持する働き
をする。これらインサートキャビティの内壁は好ましい
実施例では均一な厚さになっている。側壁44はインサ
ートキャビティ18のサーフェイス13と同一厚さとな
っている。均一な厚さによりインサートは均等に支持さ
れ、ゴルフボールを打つ際のクラブヘッドの音および感
触が向上し、また、熱処理工程中の不均一な伸縮のため
に生じる欠けあるいは変形の可能性が減少するので、ク
ラブヘッドを硬化させる熱処理が容易になる。
フェイス28に陥没した箱状に形成されている。クラウ
ン12の前方すなわちフェイスの縁部はインサートキャ
ビティ18に対する上部支持壁15aを形成している。
ソールの前方すなわちフェイスの縁部はインサートキャ
ビティ18に対する下部支持壁15bを形成している。
好ましい実施例では、上部壁15aと下部壁15bとイ
ンサートキャビティ18のサーフェイス13とは均一厚
さに鋳造されている。インサート19はインサートキャ
ビティ18内に嵌合している。好ましい実施例では、中
空のフェイスピン20がインサート19内に挿入されて
いる。この代わり、中空のフェイスピン20はフェイス
ピン穴4に嵌合してもよい。フェイスピン20は、その
開口端部のキャビティが、図5に示すように、インサー
トの背後に開口するように中空になっている。ピンのヘ
ッドは閉塞されている。好ましい実施例では、フェイス
ピンは実質的にインサートの全幅まで広がっている。ピ
ンはインサートキャビティの内壁に接触しないように少
しへこまされてもよい。ピンのヘッドはねじのヘッドあ
るいは平担なリベットあるいは他の形状に似ていてもよ
い。図9に示すように、フェイスピン20は閉塞端部す
なわちヘッド21と、中空の開口端部23とを有してい
る。ピンの側面25は接着性を高めるためにぎざぎざに
したり溝を形成したりするようにしてもよい。エポキ
シ、接着剤、あるいはセメントはインサートキャビティ
18内とフェイスピン20の中空部分とに配置される。
他の実施例では、ピン穴42を有するため、エポキシ、
接着剤あるいはセメントはピン穴42内および中空のフ
ェイスピン20の内部まで流れる。さらに他の実施例で
は、フェイスピンは中実であってもよく、実質的にイン
サートの全幅を貫通するために種々の長さであってもよ
く、あるいは、インサートの背面およびインサートキャ
ビティのサーフェイスからへこませるためにさらに短く
てもよい。このような設計により、インサート19内お
よび中空のフェイスピン20へのエポキシの流動性が高
まり、インサートキャビティへのインサートの接着力が
向上する。エポキシ、接着剤あるいはセメントはインサ
ートキャビティ18の側壁44の周囲に形成された溝部
48にも流れ込む。好ましい実施例では、インサートキ
ャビティの側壁44はクラブフェイスの壁28から垂直
に立設されている。これら側方のインサート支持壁44
はインサート19のための垂直支持部を形成するととも
に、ボールを打つ際のフェイスの壁28を支持する働き
をする。これらインサートキャビティの内壁は好ましい
実施例では均一な厚さになっている。側壁44はインサ
ートキャビティ18のサーフェイス13と同一厚さとな
っている。均一な厚さによりインサートは均等に支持さ
れ、ゴルフボールを打つ際のクラブヘッドの音および感
触が向上し、また、熱処理工程中の不均一な伸縮のため
に生じる欠けあるいは変形の可能性が減少するので、ク
ラブヘッドを硬化させる熱処理が容易になる。
【0035】図6ではインサート19がインサートキャ
ビティ18に固着されている。ホーゼル延設部25は、
クラブヘッド10の内部に入り込むシャフト11のほぼ
全ての部分を覆うように示されている。
ビティ18に固着されている。ホーゼル延設部25は、
クラブヘッド10の内部に入り込むシャフト11のほぼ
全ての部分を覆うように示されている。
【0036】図7では、好ましい実施例でのインサート
キャビティ18が、インサートキャビティ18の外表面
の周囲あるいは縁に形成される正方形の溝部48ととも
に断面図で示されている。溝部はいかなる形状であって
もよいが、好ましい実施例では丸くなっている。図7B
はインサートキャビティ18の周囲に形成される丸い形
状の溝部48を示している。
キャビティ18が、インサートキャビティ18の外表面
の周囲あるいは縁に形成される正方形の溝部48ととも
に断面図で示されている。溝部はいかなる形状であって
もよいが、好ましい実施例では丸くなっている。図7B
はインサートキャビティ18の周囲に形成される丸い形
状の溝部48を示している。
【0037】図8では、クラブフェイス28の一部がイ
ンサートキャビティ18に固着されるインサート19と
ともに断面図で示されている。好ましい実施例では、中
空のフェイスピンは実質的にインサートの全幅に貫通
し、これによりピンの内部全体あるいは部分的にエポキ
シが充填されるようになっている。しかしながら、フェ
イスピン20はいかなる長さでもよく、インサートの厚
みよりも短ければよい。他の実施例ではインサートに形
成されるピン穴とインサートの厚みよりも短いピンとを
利用するようにしてもよい。そのような実施例では、ピ
ンはインサートの厚みよりも短ければよく、エポキシあ
るいは接着剤がインサートによって排出されてキャビテ
ィから流出しても、ピン穴42と中空ピン20とは過剰
なエポキシあるいは接着剤を収容するようになってい
る。中空のフェイスピン20とピン穴42はエポキシで
充填されている。溝部48もまたエポキシで充填され
る。ピン穴42と中空ピン20に充填されるエポキシ量
と、フェイスピン20とピン穴42に残された空気量と
は、インサートキャビティ18に置かれるエポキシある
いは接着剤の量によって変更あるいは調整することがで
きる。中空のフェイスピン20とピン穴42がエポキシ
あるいは接着剤によって部分的に充填されるならば、ゴ
ルフクラブで打つ際のクラブの音および感触に影響を与
えることになる。これらキャビティのエポキシあるいは
接着剤の量はインサートキャビティ内に充填されるエポ
キシの量によって制限され得る。溝部48のエポキシの
量もゴルフボールを打つ際の音および感触に影響を与え
る。溝部のエポキシの量はインサートキャビティ18に
置かれるエポキシの量によって制限され得る。また、溝
部48、フェイスピン20およびピン穴42に残った空
気量は、インサートの柔軟性およびクラブフェイスのス
イートスポットに影響を与える。
ンサートキャビティ18に固着されるインサート19と
ともに断面図で示されている。好ましい実施例では、中
空のフェイスピンは実質的にインサートの全幅に貫通
し、これによりピンの内部全体あるいは部分的にエポキ
シが充填されるようになっている。しかしながら、フェ
イスピン20はいかなる長さでもよく、インサートの厚
みよりも短ければよい。他の実施例ではインサートに形
成されるピン穴とインサートの厚みよりも短いピンとを
利用するようにしてもよい。そのような実施例では、ピ
ンはインサートの厚みよりも短ければよく、エポキシあ
るいは接着剤がインサートによって排出されてキャビテ
ィから流出しても、ピン穴42と中空ピン20とは過剰
なエポキシあるいは接着剤を収容するようになってい
る。中空のフェイスピン20とピン穴42はエポキシで
充填されている。溝部48もまたエポキシで充填され
る。ピン穴42と中空ピン20に充填されるエポキシ量
と、フェイスピン20とピン穴42に残された空気量と
は、インサートキャビティ18に置かれるエポキシある
いは接着剤の量によって変更あるいは調整することがで
きる。中空のフェイスピン20とピン穴42がエポキシ
あるいは接着剤によって部分的に充填されるならば、ゴ
ルフクラブで打つ際のクラブの音および感触に影響を与
えることになる。これらキャビティのエポキシあるいは
接着剤の量はインサートキャビティ内に充填されるエポ
キシの量によって制限され得る。溝部48のエポキシの
量もゴルフボールを打つ際の音および感触に影響を与え
る。溝部のエポキシの量はインサートキャビティ18に
置かれるエポキシの量によって制限され得る。また、溝
部48、フェイスピン20およびピン穴42に残った空
気量は、インサートの柔軟性およびクラブフェイスのス
イートスポットに影響を与える。
【0038】好ましい実施例では、ヘッドの重量は19
5─205gである。ヘッドのフェイスから後部までの
距離、すなわちヘッドの幅は92.5mm、クラウンの
半径は11〃、ヘッドの容量は275cm3、フェイス
の長さは49.5mnm、フェイスの長さは95mm、
キャビティの高さは44.5mm、キャビティの頂部の
長さは30mm、キャビティの底部の長さは47mmで
ある。略垂直なキャビティの壁面によって形成された角
度は垂直面から12°傾いている。クラブフェイスに水
平方向にマークされたトレースラインは、上部トレース
ラインが53mmで、下部トレースラインが33mmで
ある。上部トレースラインと下部トレースラインの間は
36mmである。トレースライン、すなわち、溝部の総
計は9である。キャビティの深さは6mm、フェイスの
壁面厚さは4mmである。ソールの後部にある凹部の曲
率半径は2〃である。クラブのフェイスのロフト、すな
わち、フェイスが垂線に対して形成する角度は10.5
°、クラウン、すなわち、ヘッドの高さは52.5m
m、ロフトは10.5°、ヘッド幅は92mm、ソール
幅は53mm、垂直溝の曲率半径は12〃である。
5─205gである。ヘッドのフェイスから後部までの
距離、すなわちヘッドの幅は92.5mm、クラウンの
半径は11〃、ヘッドの容量は275cm3、フェイス
の長さは49.5mnm、フェイスの長さは95mm、
キャビティの高さは44.5mm、キャビティの頂部の
長さは30mm、キャビティの底部の長さは47mmで
ある。略垂直なキャビティの壁面によって形成された角
度は垂直面から12°傾いている。クラブフェイスに水
平方向にマークされたトレースラインは、上部トレース
ラインが53mmで、下部トレースラインが33mmで
ある。上部トレースラインと下部トレースラインの間は
36mmである。トレースライン、すなわち、溝部の総
計は9である。キャビティの深さは6mm、フェイスの
壁面厚さは4mmである。ソールの後部にある凹部の曲
率半径は2〃である。クラブのフェイスのロフト、すな
わち、フェイスが垂線に対して形成する角度は10.5
°、クラウン、すなわち、ヘッドの高さは52.5m
m、ロフトは10.5°、ヘッド幅は92mm、ソール
幅は53mm、垂直溝の曲率半径は12〃である。
【0039】前記説明は好ましい実施例のものである。
示された実施例を変形することにより、それら自身を適
切な技術に熟練されたものとして提案するように正しく
評価されるであろう。各実施例はクレームに限定される
ように発明の精神および範囲内で考えられるべきであ
る。
示された実施例を変形することにより、それら自身を適
切な技術に熟練されたものとして提案するように正しく
評価されるであろう。各実施例はクレームに限定される
ように発明の精神および範囲内で考えられるべきであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るクラブヘッドによれば、ホーゼル延設部がシャフ
トとヘッド内の充填材とを隔離しているので、伝達する
振動エネルギーが減少し、充填材の結晶化が少なくな
り、がらがらという音を発生させることがない。インサ
ートキャビティを設けるようにしたので、クラブフェイ
スの周囲に質量を分散させてスイートスポットを大きく
することができ、質量あるいは金属量の少ない強靭なク
ラブフェイスでクラブヘッドのスイング速度を高めるこ
とが可能となる。クラブフェイスの壁面はリブによって
補強されているので、この壁面を薄く、かつ、柔軟とす
ることができる。しかも、このリブは丸い形状であるの
で充填される充填材の流れがスムーズになりエアポケッ
トの発生を抑えることができる。ヘッドフェイス、ソー
ルおよびクラウンは単一部材で鋳造により形成されてい
るので、クラブフェイスには溶接等による継目がない。
クラウンに開口部を形成してクラウンプレートで閉塞し
て溶接等により固定するようにしたので、クラウンがク
ラウンプレートとの間に形成された継目によって補強さ
れ、変形することがない上、金属量および重量を減少さ
せることができる。キャビティ、インサートに溝部等を
形成するようにしたので、インサートの粘着強度を高く
することができる。また、インサートに取り付けるピン
を中空としたので、中空内部に接着剤が流入しインサー
トの取付状態をさらによくすることができる。
に係るクラブヘッドによれば、ホーゼル延設部がシャフ
トとヘッド内の充填材とを隔離しているので、伝達する
振動エネルギーが減少し、充填材の結晶化が少なくな
り、がらがらという音を発生させることがない。インサ
ートキャビティを設けるようにしたので、クラブフェイ
スの周囲に質量を分散させてスイートスポットを大きく
することができ、質量あるいは金属量の少ない強靭なク
ラブフェイスでクラブヘッドのスイング速度を高めるこ
とが可能となる。クラブフェイスの壁面はリブによって
補強されているので、この壁面を薄く、かつ、柔軟とす
ることができる。しかも、このリブは丸い形状であるの
で充填される充填材の流れがスムーズになりエアポケッ
トの発生を抑えることができる。ヘッドフェイス、ソー
ルおよびクラウンは単一部材で鋳造により形成されてい
るので、クラブフェイスには溶接等による継目がない。
クラウンに開口部を形成してクラウンプレートで閉塞し
て溶接等により固定するようにしたので、クラウンがク
ラウンプレートとの間に形成された継目によって補強さ
れ、変形することがない上、金属量および重量を減少さ
せることができる。キャビティ、インサートに溝部等を
形成するようにしたので、インサートの粘着強度を高く
することができる。また、インサートに取り付けるピン
を中空としたので、中空内部に接着剤が流入しインサー
トの取付状態をさらによくすることができる。
【図1】 ヘッドおよびシャフトの下方部分を示すメタ
ルウッドクラブの正面図である。
ルウッドクラブの正面図である。
【図2】 図1に示すゴルフクラブの正面図である。
【図3】 図1に示すゴルフクラブの平面図である。
【図4】 支持リブおよびキャビティの壁面を示すゴル
フクラブの前面の内部サーフェイスの平面図である。
フクラブの前面の内部サーフェイスの平面図である。
【図5】 図3の5─5線断面図である。
【図6】 インサートキャビティにインサートを備えた
状態を示す図3の5─5線断面図である。
状態を示す図3の5─5線断面図である。
【図7】 溝部を示すインサートキャビティの断面図で
ある。
ある。
【図8】 インサートキャビティ内に固着されたインサ
ートを示すクラブヘッドの断面図である。
ートを示すクラブヘッドの断面図である。
【図9】 中空のフェイスピンの詳細図である。
10…ヘッド、12…クラウン、14…ソール、18…
インサートキャビティ、19…インサート、22…クラ
ウンプレート、28…クラブフェイス(打球面)、34
…リブ、48…溝部。
インサートキャビティ、19…インサート、22…クラ
ウンプレート、28…クラブフェイス(打球面)、34
…リブ、48…溝部。
Claims (23)
- 【請求項1】 上部クラウンと、打球面と、ヒール部
と、トウ部と、ソールとからなり、前記打球面はヒール
部からトウ部まで延設されてソールと上部クラウンとを
連結し、前記打球面には凹状インサートキャビティを有
し、該インサートキャビティにはインサートを固着する
とともに溝部を形成してなるメタルウッドのクラブヘッ
ド。 - 【請求項2】 前記打球面のヒール部近傍のクラウンに
配設されたホーゼルをさらに備えている請求項1に記載
のクラブヘッド。 - 【請求項3】 前記ホーゼルが前記クラウンを貫通して
延設され、前記クラブヘッドの中に、ソールと上部クラ
ウンとの間の距離の少なくとも3分の1に等しい深さま
で入り込んでいる請求項2に記載のクラブヘッド。 - 【請求項4】 前記クラウンに形成された開口部と、該
開口部に固着されたクラウンプレートとをさらに備えて
いる請求項1に記載のクラブヘッド。 - 【請求項5】 前記凹状インサートキャビティが、前記
クラブフェイスから離れて後方に突出するキャビティ壁
で構成されている請求項1に記載のクラブヘッド。 - 【請求項6】 前記インサートが、インサートの面に対
して垂直に形成されて貫通するピン穴と、該ピン穴内に
挿入される中空のフェイスピンとを備えた請求項1に記
載のクラブヘッド。 - 【請求項7】 クラブヘッドがインサートを除いてアル
ミニウムとチタニウムの合金からなる請求項1に記載の
クラブヘッド。 - 【請求項8】 前記キャビティ壁がクラブフェイスと同
一厚さである請求項5に記載のクラブヘッド。 - 【請求項9】 前記厚さが2mmである請求項8に記載
のクラブヘッド。 - 【請求項10】 前記中空フェイスピンがピンヘッドを
形成する一端部で閉塞されている請求項6に記載のクラ
ブヘッド。 - 【請求項11】 前記ピンヘッドがネジの頭部のように
形成されている請求項10に記載のクラブヘッド。 - 【請求項12】 前記ピンヘッドがリベットの頭部のよ
うに形成されている請求項10に記載のクラブヘッド。 - 【請求項13】 前記合金が92%のアルミニウムと8
%のチタニウムで構成されている請求項7に記載のクラ
ブヘッド。 - 【請求項14】 前記溝部が凹状インサートキャビティ
の周囲に形成されている請求項1に記載のクラブヘッ
ド。 - 【請求項15】 前記溝部がインサートキャビティの全
周に亘って形成されている請求項14に記載のクラブヘ
ッド。 - 【請求項16】 前記凹状キャビティがキャビティサー
フェイスと側壁とで構成され、前記溝が前記インサート
キャビティの側壁に形成されている請求項14に記載の
クラブヘッド。 - 【請求項17】 前記凹状キャビティがキャビティ壁と
側壁とで構成され、前記溝がインサートキャビティの側
壁に形成されている請求項14に記載のクラブヘッド。 - 【請求項18】 上部クラウンと、打球面と、ヒール部
と、トウ部と、ソールとから構成され、 前記打球面をヒール部からトウ部に延設してソールと上
部クラウンとを連結し、前記打球面内に凹状インサート
キャビティを固着するとともに溝部を形成し、前記壁面
のヒール部近傍のクラウンにホーゼルを配設し、 ホーゼルを前記クラウンに貫通して延設することによ
り、クラブヘッドの中にソールと上部クラウンとの間の
距離の少なくとも3分の1と等しい深さまで入り込ま
せ、 前記クラウンをクラウンに形成される開口部と、その開
口部に取り付けられるクラウンプレートとで構成し、 前記インサートキャビティをクラブフェイスから後方に
突出するキャビティ壁で構成し、 前記インサートをインサート内に挿入される中空フェイ
スピンで構成し、 インサートを除いてアルミニウム、チタニウム合金で構
成し、 前記キャビティの壁面をクラブフェイスと同一厚さで形
成し、前記中空フェイスピンをピンヘッドを形成する一
端部で閉塞するようにしたクラブヘッド。 - 【請求項19】 単一の中空部材を鋳造して、打球面、
下部ソール、開口部を有する上部クラウンを形成する工
程と、クラウンプレートをクラウンに取り付けて前記開
口部を閉塞する工程とからなる中空金属製ゴルフクラブ
のクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項20】 ヘッド内に所定距離延びるホーゼルを
単一の中空部材の中で形成する工程を含む請求項8に記
載のクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項21】 シャフトの端部をホーゼル内にインサ
ートして、そのシャフトの端部がホーゼルの入り込み端
部と同一長さだけ延びるようにする請求項9に記載のク
ラブヘッドの製造方法。 - 【請求項22】 インサートが非金属製である請求項1
に記載のクラブヘッド。 - 【請求項23】 前記ソールが、そのソールの後方端部
で、かつ、ボール打球面の反対側に形成された凹状部分
を有する請求項1に記載のクラブヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US84973592A | 1992-03-12 | 1992-03-12 | |
US849735 | 1992-03-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067486A true JPH067486A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=25306394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050536A Pending JPH067486A (ja) | 1992-03-12 | 1993-03-11 | メタルウッドのクラブヘッド |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5362055A (ja) |
JP (1) | JPH067486A (ja) |
AU (1) | AU3035392A (ja) |
CA (1) | CA2081687A1 (ja) |
GB (1) | GB2264872B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US7597633B2 (en) | 2005-12-05 | 2009-10-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
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