JPH0674523A - 空気調和機の自動運転制御方法 - Google Patents
空気調和機の自動運転制御方法Info
- Publication number
- JPH0674523A JPH0674523A JP4230573A JP23057392A JPH0674523A JP H0674523 A JPH0674523 A JP H0674523A JP 4230573 A JP4230573 A JP 4230573A JP 23057392 A JP23057392 A JP 23057392A JP H0674523 A JPH0674523 A JP H0674523A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation mode
- room temperature
- indoor
- indoor fan
- automatic operation
- Prior art date
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- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動運転を行う場合に、騒音を伴なった冷風
の吹出しにより、暖房時に利用者に対して不快感を与え
ないようにする。 【構成】 利用者がリモコンにより自動運転モードをセ
ットすると、室内機制御部は、室温Taと一定値Aとの
間にTa<Aが成立するか否かを判断する。(ステップ
1)。Ta≧Aの場合は、室内ファンを回転させた方が
正確な室温を検出できると考えられるので、時間tだけ
室内ファンのみの運転を行なう(ステップ2)。しか
し、Ta<Aが成立する場合は、室内ファンの運転を行
なっても、室温Taの検出値は変化しないと考えられる
ので、室内ファンのみの運転を行なうことなく直ちに最
適運転モードの選択を行ない(ステップ3)、運転を開
始する(ステップ4)。
の吹出しにより、暖房時に利用者に対して不快感を与え
ないようにする。 【構成】 利用者がリモコンにより自動運転モードをセ
ットすると、室内機制御部は、室温Taと一定値Aとの
間にTa<Aが成立するか否かを判断する。(ステップ
1)。Ta≧Aの場合は、室内ファンを回転させた方が
正確な室温を検出できると考えられるので、時間tだけ
室内ファンのみの運転を行なう(ステップ2)。しか
し、Ta<Aが成立する場合は、室内ファンの運転を行
なっても、室温Taの検出値は変化しないと考えられる
ので、室内ファンのみの運転を行なうことなく直ちに最
適運転モードの選択を行ない(ステップ3)、運転を開
始する(ステップ4)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動運転機能を備えた空
気調和機の自動運転制御方法に関するものである。
気調和機の自動運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機の多くは自動運転機能
を備えており、リモコンなどの操作器をワンタッチ操作
すると、あとは室温及び外気温等の検出に基いて自動的
に最適な運転モードが選択されて運転が行なわれるよう
になっている。
を備えており、リモコンなどの操作器をワンタッチ操作
すると、あとは室温及び外気温等の検出に基いて自動的
に最適な運転モードが選択されて運転が行なわれるよう
になっている。
【0003】ここで、リモコンのワンタッチ操作が行な
われた後、実際には、5秒〜10秒程度の間、室内ファ
ンのみが高速で運転され、その後に最適な運転モードが
選択されるようになっている。これは、室内の澱んだ空
気を攪拌することにより、室温の検出を正確に行うため
である。
われた後、実際には、5秒〜10秒程度の間、室内ファ
ンのみが高速で運転され、その後に最適な運転モードが
選択されるようになっている。これは、室内の澱んだ空
気を攪拌することにより、室温の検出を正確に行うため
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冬期の
暖房シーズンの場合を考えてみると、このような自動運
転開始前の室内ファンの運転は必ずしも必要でない場合
がある。
暖房シーズンの場合を考えてみると、このような自動運
転開始前の室内ファンの運転は必ずしも必要でない場合
がある。
【0005】すなわち、室内が充分に冷えきっている場
合等には、室内ファンを運転して室内の空気を攪拌して
も室温の変化が生じることは殆どない。そして、室内が
冷えきっているときに、高速で室温ファンのみを回転さ
せると、騒音を伴いながら冷風が吹出口から出てくるた
めに、室内に居る利用者が不快感を催すことになる。
合等には、室内ファンを運転して室内の空気を攪拌して
も室温の変化が生じることは殆どない。そして、室内が
冷えきっているときに、高速で室温ファンのみを回転さ
せると、騒音を伴いながら冷風が吹出口から出てくるた
めに、室内に居る利用者が不快感を催すことになる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、自動運転を開始するにあたって利用者に対して不
快感を与えることのない空気調和機の自動運転制御方法
を提供しようとするものである。
あり、自動運転を開始するにあたって利用者に対して不
快感を与えることのない空気調和機の自動運転制御方法
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、すくなくとも室内温度を含む環
境状態の検出に基いて暖房運転モードを含む最適運転モ
ードの選択を自動的に行う空気調和機の自動運転制御方
法において、室内検出温度が一定値以上の場合は、室内
ファンのみの運転を所定時間行った後に、前記最適運転
モードの選択を行うようにし、室内検出温度が一定値を
下回る場合は、直ちに前記最適運転モードの選択を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
するための手段として、すくなくとも室内温度を含む環
境状態の検出に基いて暖房運転モードを含む最適運転モ
ードの選択を自動的に行う空気調和機の自動運転制御方
法において、室内検出温度が一定値以上の場合は、室内
ファンのみの運転を所定時間行った後に、前記最適運転
モードの選択を行うようにし、室内検出温度が一定値を
下回る場合は、直ちに前記最適運転モードの選択を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成において、室内検出温度が一定値以上
の場合は、室内ファンの運転により室温が変化する可能
性があるので、従来通り、最適運転モードの選択前に室
内ファンのみの運転を行うようにする。
の場合は、室内ファンの運転により室温が変化する可能
性があるので、従来通り、最適運転モードの選択前に室
内ファンのみの運転を行うようにする。
【0009】一方、室内検出温度が一定値以下の場合に
は、室内ファンを運転しても室温が変化する可能性はな
いので、この場合には、室内ファンのみの運転は行なわ
ず、直ちに最適運転モードを選択して自動運転を開始す
る。
は、室内ファンを運転しても室温が変化する可能性はな
いので、この場合には、室内ファンのみの運転は行なわ
ず、直ちに最適運転モードを選択して自動運転を開始す
る。
【0010】したがって、冬期の暖房時に、騒音と共に
室内機から冷風が吹き出すことがなくなり、利用者に不
快感を与えることがない。
室内機から冷風が吹き出すことがなくなり、利用者に不
快感を与えることがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基い
て説明する。図1はこの実施例に用いられる空気調和機
の概略構成を示す説明図である。
て説明する。図1はこの実施例に用いられる空気調和機
の概略構成を示す説明図である。
【0012】図1において、室内機1内には室内機制御
部2、室内熱交換器3、室内ファン4が配設されてい
る。そして、室内ファン4の回転により、吸込口5から
空気が吸込まれて室内熱交換器3で熱交換が行なわれ、
熱交換が済んだ空気が吹出口6から吹出されるようにな
っている。また、吸込口5の付近には室温センサ7が取
付けられており、室温検出値Taが室内機制御部2に送
られるようになっている。
部2、室内熱交換器3、室内ファン4が配設されてい
る。そして、室内ファン4の回転により、吸込口5から
空気が吸込まれて室内熱交換器3で熱交換が行なわれ、
熱交換が済んだ空気が吹出口6から吹出されるようにな
っている。また、吸込口5の付近には室温センサ7が取
付けられており、室温検出値Taが室内機制御部2に送
られるようになっている。
【0013】一方、室外機8には室外機制御部9が配設
されており、また、外気吸込口10には外気温センサ1
1が取付けられている。そして、この外気温センサ11
で検出された外気温検出値Toは室内機制御部2に送ら
れるようになっている。室内機制御部2は、これら室温
検出値Ta及び外気温検出値Toの入力に基いて、室内
ファン4、及び補助ヒータ(図示せず)等の制御を行な
い、さらに室外機制御部9を介して、図示を省略してあ
るコンプレッサモータ駆動用のインバータの周波数制御
を行なうようになっている。
されており、また、外気吸込口10には外気温センサ1
1が取付けられている。そして、この外気温センサ11
で検出された外気温検出値Toは室内機制御部2に送ら
れるようになっている。室内機制御部2は、これら室温
検出値Ta及び外気温検出値Toの入力に基いて、室内
ファン4、及び補助ヒータ(図示せず)等の制御を行な
い、さらに室外機制御部9を介して、図示を省略してあ
るコンプレッサモータ駆動用のインバータの周波数制御
を行なうようになっている。
【0014】図2は、室内機制御部2が自動運転制御を
行う場合に用いる制御テーブルの内容を示した説明図で
ある。この図に示すように、室温Ta及び外気温Toの
双方の検出結果に基いて、「暖房」、「冷房」、「ドラ
イ」等の運転モードを選択して運転が行なわれるように
なっている。
行う場合に用いる制御テーブルの内容を示した説明図で
ある。この図に示すように、室温Ta及び外気温Toの
双方の検出結果に基いて、「暖房」、「冷房」、「ドラ
イ」等の運転モードを選択して運転が行なわれるように
なっている。
【0015】次に、本実施例の自動運転制御方法につき
説明する。室内に居る利用者がリモコンで自動運転モー
ドをセットすると、室内機制御部2は室温センサ7から
室温Taを読込み、このTaの値が一定値A(例えば2
0℃)を下回っているか否かを判断する(ステップ
1)。
説明する。室内に居る利用者がリモコンで自動運転モー
ドをセットすると、室内機制御部2は室温センサ7から
室温Taを読込み、このTaの値が一定値A(例えば2
0℃)を下回っているか否かを判断する(ステップ
1)。
【0016】そして、室温TaがA以上の場合には、時
間t(例えば5秒〜10秒)だけ室内ファン4のみを運
転する(ステップ2)。時間tが経過した後、室内機制
御部2は室温Ta及び外気温Toを読込み、図2の制御
テーブルに基いて最適の運転モードを選択し(ステップ
3)、自動運転を開始する(ステップ4)。したがっ
て、この場合は従来と同様に、室温Taを正確に検出す
ることができるので最適の運転モードの選択を確実に行
うことができる。
間t(例えば5秒〜10秒)だけ室内ファン4のみを運
転する(ステップ2)。時間tが経過した後、室内機制
御部2は室温Ta及び外気温Toを読込み、図2の制御
テーブルに基いて最適の運転モードを選択し(ステップ
3)、自動運転を開始する(ステップ4)。したがっ
て、この場合は従来と同様に、室温Taを正確に検出す
ることができるので最適の運転モードの選択を確実に行
うことができる。
【0017】一方、ステップ1において、室温TaがA
を下回っている場合には、室内ファン4のみの運転を行
なっても室温Taの値が変化することは考えられないの
で、直ちに、図2の制御テーブルに基いて最適の運転モ
ードを選択し(ステップ3)、運転を開始する(ステッ
プ4)。したがって、冬期の暖房開始時に、騒音と共に
吹出口6から冷風が吹出すことはなく、室内に居る利用
者に不快感を与えるのを防ぐことができる。
を下回っている場合には、室内ファン4のみの運転を行
なっても室温Taの値が変化することは考えられないの
で、直ちに、図2の制御テーブルに基いて最適の運転モ
ードを選択し(ステップ3)、運転を開始する(ステッ
プ4)。したがって、冬期の暖房開始時に、騒音と共に
吹出口6から冷風が吹出すことはなく、室内に居る利用
者に不快感を与えるのを防ぐことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動運
転を行う場合、室温が一定値以下のときには、室内ファ
ンのみの運転を行うことなく、直ちに最適運転モードを
選択して、自動運転を開始する構成としたので、冬期の
暖房運転開始時に、騒音と共に冷風が吹出すことがなく
なり、室内に居る利用者に不快感を与えるのを防ぐこと
ができる。
転を行う場合、室温が一定値以下のときには、室内ファ
ンのみの運転を行うことなく、直ちに最適運転モードを
選択して、自動運転を開始する構成としたので、冬期の
暖房運転開始時に、騒音と共に冷風が吹出すことがなく
なり、室内に居る利用者に不快感を与えるのを防ぐこと
ができる。
【図1】本発明の実施例に用いられる空気調和機の概略
構成を示す説明図。
構成を示す説明図。
【図2】図1における室内機制御部が最適運転モードを
選択する際に用いる制御テーブルの内容を示す説明図。
選択する際に用いる制御テーブルの内容を示す説明図。
【図3】本発明の実施例の内容を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
2 室内機制御部 4 室内ファン 7 室温センサ Ta 室温 To 外気温
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも室内温度を含む環境状態の検出
に基いて暖房運転モードを含む最適運転モードの選択を
自動的に行う空気調和機の自動運転制御方法において、 室内検出温度が一定値以上の場合は、室内ファンのみの
運転を所定時間行った後に、前記最適運転モードの選択
を行うようにし、 室内検出温度が一定値を下回る場合は、直ちに前記最適
運転モードの選択を行うようにしたことを特徴とする空
気調和機の自動運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4230573A JPH0674523A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 空気調和機の自動運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4230573A JPH0674523A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 空気調和機の自動運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674523A true JPH0674523A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16909872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4230573A Pending JPH0674523A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 空気調和機の自動運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674523A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017090043A (ja) * | 2017-02-22 | 2017-05-25 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2017090044A (ja) * | 2017-02-22 | 2017-05-25 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
CN115789883A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调温度补偿值的确定方法和装置 |
KR20240045295A (ko) | 2021-11-01 | 2024-04-05 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | β-Ga2O3/β-Ga2O3 적층체의 제조 방법 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4230573A patent/JPH0674523A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017090043A (ja) * | 2017-02-22 | 2017-05-25 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2017090044A (ja) * | 2017-02-22 | 2017-05-25 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
KR20240045295A (ko) | 2021-11-01 | 2024-04-05 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | β-Ga2O3/β-Ga2O3 적층체의 제조 방법 |
CN115789883A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调温度补偿值的确定方法和装置 |
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